JP2011135136A - 画像形成システムおよび画像形成装置 - Google Patents

画像形成システムおよび画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011135136A
JP2011135136A JP2009290090A JP2009290090A JP2011135136A JP 2011135136 A JP2011135136 A JP 2011135136A JP 2009290090 A JP2009290090 A JP 2009290090A JP 2009290090 A JP2009290090 A JP 2009290090A JP 2011135136 A JP2011135136 A JP 2011135136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
user interface
forming apparatus
screen
interface screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009290090A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Araki
俊史 荒木
Takanao Kawai
孝尚 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2009290090A priority Critical patent/JP2011135136A/ja
Publication of JP2011135136A publication Critical patent/JP2011135136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができるようにする。
【解決手段】 複合機1aは、携帯装置2と通信可能なインタフェース18と、インタフェース18を使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データをその携帯装置2に格納するアプリケーション22とを備える。複合機1bは、その携帯装置2と通信可能なインタフェース18と、インタフェース18を使用して、画面構成データをその携帯装置2から取得し、その画面構成データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させるアプリケーション22とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成システムおよび画像形成装置に関するものである。
近年、コピー機能、ファクシミリ機能などを有する複合機が、オフィスや家庭の他、コンビニエンスストアなどといった店舗に設置されている。このため、ユーザは、オフィスや家庭のみならず、コンビニエンスストアなどといった店舗においても、複合機を利用する機会がある。
他方、ユーザが、携帯端末を使用して、配信サーバにプリンタなどの出力装置を指定して、配信サーバによりその出力装置へデータを供給させ、その出力装置で印刷を行う技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、ユーザは、携帯端末のユーザインタフェースを使用して、様々な出力装置で印刷を行わせることができる。
特開2002−169664号公報
店舗に設置されている複合機は、メーカや機種によって操作の仕方が多種多様であり、ほとんど統一されていない。つまり、店舗に設置されている複合機は、ユーザがオフィスや家庭で使用している機器と異なるユーザインタフェースを有することが多い。したがって、ユーザは、店舗で複合機を利用する場合、慣れないユーザインタフェースで、各種設定を入力する必要がある。
上述の技術では、単一のユーザインタフェースで様々な出力装置で印刷を行わせることができるものの、店舗でコピーやファクシミリ送信などを行う際に複合機を操作する場合には、複合機の操作パネル(つまり、ユーザインタフェース)を使用しなければならず、依然として、店舗で複合機を利用する際に、ユーザは、慣れないユーザインタフェースで操作を行う必要がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができる画像形成システムおよび画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る画像形成システムは、下記の第1の画像形成装置と、下記の第2の画像形成装置とを備える。第1の画像形成装置は、携帯装置と通信可能な第1インタフェースと、第1インタフェースを使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データをその携帯装置に格納するUI転送部とを備える。第2の画像形成装置は、その携帯装置と通信可能な第2インタフェースと、第2インタフェースを使用して、画面構成データをその携帯装置から取得し、その画面構成データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させるUI処理部とを備える。
これにより、オフィスまたは家庭で日常的に使用している画像形成装置(第1の画像形成装置)のユーザインタフェース画面の構成を携帯装置に保存して携帯し、オフィスまたは家庭ではなく店舗で日常的に使用していない画像形成装置(第2の画像形成装置)を使用する際に携帯装置からユーザインタフェース画面の構成を読み出することで、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面の構成を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。したがって、日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができる。
本発明に係る第1の画像形成装置は、携帯装置と通信可能なインタフェースと、インタフェースを使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データをその携帯装置に格納するUI転送部とを備える。
これにより、オフィスまたは家庭で日常的に使用している画像形成装置(第1の画像形成装置)のユーザインタフェース画面の構成を携帯装置に保存して携帯し、オフィスまたは家庭ではなく店舗で日常的に使用していない画像形成装置(第2の画像形成装置)を使用する際に携帯装置からユーザインタフェース画面の構成を読み出することで、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面の構成を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。したがって、日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明に係る第1の画像形成装置は、上記の第1の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画面構成データは、ユーザインタフェース画面のサイズ、およびユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを含む。
これにより、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面および構成要素(ボタン、テキストフォントなど)のサイズを、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。
また、本発明に係る第1の画像形成装置は、上記の第1の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画面構成データは、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素の配列順序の情報を含む。
これにより、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面における構成要素の配列順序を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。
また、本発明に係る第1の画像形成装置は、上記の第1の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画面構成データは、ユーザインタフェース画面において値を設定される設定パラメータの初期値を含む。
これにより、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面における設定パラメータの初期値を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。つまり、日常的に使用していない画像形成装置において、ユーザが設定している設定パラメータの値が、日常的に使用していない画像形成装置において、最初に選択された状態で表示されるため、ユーザの入力操作の負担を軽減できる。
また、本発明に係る第1の画像形成装置は、上記の第1の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、この画像形成装置は、JAVA(登録商標)仮想マシンを備え、UI転送部は、JAVA(登録商標)仮想マシンで動作するアプリケーションとしてインストールされる。
これにより、既存の画像形成装置に、UI転送部を簡単に追加インストールできる。
本発明に係る第2の画像形成装置は、携帯装置と通信可能なインタフェースと、インタフェースを使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データをその携帯装置から取得し、その画面構成データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させるUI処理部とを備える。
これにより、オフィスまたは家庭で日常的に使用している画像形成装置(第1の画像形成装置)のユーザインタフェース画面の構成を携帯装置に保存して携帯し、オフィスまたは家庭ではなく店舗で日常的に使用していない画像形成装置(第2の画像形成装置)を使用する際に携帯装置からユーザインタフェース画面の構成を読み出することで、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面の構成を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。したがって、日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明に係る第2の画像形成装置は、上記の第2の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画面構成データは、ユーザインタフェース画面のサイズ、およびユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを含み、UI処理部は、ユーザインタフェース画面のサイズ、およびユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズに従って、ユーザインタフェース画面を表示させる。
これにより、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面および構成要素のサイズを、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。
また、本発明に係る第2の画像形成装置は、上記の第2の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、UI処理部は、画面構成データに含まれるユーザインタフェース画面のサイズと当該画像形成装置の表示装置に表示させるユーザインタフェース画面のサイズとが異なる場合には、ユーザインタフェース画面のサイズと、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズとの比率を維持するように、ユーザインタフェース画面のサイズと、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを変更して、ユーザインタフェース画面を表示させる。
これにより、両者の画面サイズが異なる場合でも、ユーザインタフェース画面を、日常的に使用している画像形成装置に類似させることができる。
また、本発明に係る第2の画像形成装置は、上記の第2の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画面構成データは、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素の配列順序の情報を含み、UI処理部は、その配列順序で、画面構成データに記述されている構成要素をユーザインタフェース画面に表示させる。
これにより、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面における構成要素の配列順序を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。
また、本発明に係る第2の画像形成装置は、上記の第2の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、画面構成データは、ユーザインタフェース画面において値を設定される設定パラメータの初期値を含み、UI処理部は、ユーザインタフェース画面を表示する際に、ユーザインタフェース画面に設定パラメータの初期値を含める。
これにより、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面における設定パラメータの初期値を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。つまり、日常的に使用していない画像形成装置において、ユーザが設定している設定パラメータの値が、日常的に使用していない画像形成装置において、最初に選択された状態で表示されるため、ユーザの入力操作の負担を軽減できる。
また、本発明に係る第2の画像形成装置は、上記の第2の画像形成装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、この画像形成装置は、JAVA(登録商標)仮想マシンを備え、UI処理部は、JAVA(登録商標)仮想マシンで動作するアプリケーションとしてインストールされる。
これにより、既存の画像形成装置に、UI処理部を簡単に追加インストールできる。
本発明によれば、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面の構成を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。したがって、日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置および携帯装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示すシステムにおいて、(a)複合機1aから携帯装置2へ画面構成データに格納するときの複合機1aの動作、および(b)携帯装置2から複合機1bへ画面構成データを読み込み、その画面構成データを使用するときの複合機1aの動作について説明するシーケンス図である。 図4は、画面構成データの一例を示す図である。 図5は、複合機の基本メニューの一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。図1に示す画像形成システムでは、画像形成装置である複合機1aが、携帯装置2を有するユーザ3のオフィス等に設置されており、ユーザ3により日常的に使用されている。また、画像形成装置である複合機1bが、例えばユーザ3の自宅近隣の、コンビニエンスストア等の店舗に設置されており、ユーザ3により稀に使用される。
このシステムでは、携帯装置2へ、日常的に使用している複合機1aのユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データが格納され、ユーザ3により携帯される。そして、複合機1bを使用するときに、ユーザ3の携帯装置2から、複合機1bへその画面構成データを読み込ませて、複合機1aのユーザインタフェース画面と同一または類似のユーザインタフェース画面を利用可能とする。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置および携帯装置の構成を示すブロック図である。図2に示す複合機1は、画像形成装置の一例であり、図1における複合機1a,1bとして使用可能な装置である。
複合機1は、プリンタ11と、スキャナ12と、FAX装置13と、操作パネル14と、通信装置15と、記憶装置16と、演算処理装置17と、インタフェース18とを備える。
プリンタ11は、印刷データに基づいて文書画像を印刷する装置である。スキャナ12は、文書から文書画像を光学的に読み取り、文書画像の画像データを生成する装置である。ファクシミリ装置13は、送信すべき文書データからファクシミリ信号を生成し送信するとともに、ファクシミリ信号を受信し文書データに変換する装置である。
また、操作パネル14は、複合機1の筐体表面に配置され、ユーザに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザ操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。
また、通信装置15は、インターネット、LAN(Local Area Network)などのコンピュータネットワークに接続可能であって、そのコンピュータネットワーク上の装置と通信可能な装置である。通信装置15としては、例えば、ネットワークインタフェース、モデムなどが使用される。
また、記憶装置16は、各種プログラムおよび各種データを格納可能な装置である。記憶装置16としては、ハードディスクドライブ、不揮発性メモリなどの不揮発性の記憶媒体が使用される。
記憶装置16には、複合機1の動作に必要なプログラムおよびデータが予め格納されているとともに、操作パネル14の表示装置にユーザインタフェース画面を表示させるための画面データ27、および複合機1用のアプリケーションプログラム28が予め格納されている。ここでは、アプリケーションプログラム28は、JAVA(登録商標)アプリケーションのプログラムである。画面データ27は、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語で記述される。また、例えば、画面データ27は、HTML(Hypertext Markup Language)といったマークアップ言語で記述されたデータと、ジャバスクリプト(JavaScript)といったスクリプト言語で記述されたスクリプトとを有するようにしてもよい。したがって、画面データ27には、ユーザインタフェース画面の構成が記述されている。ここでいう、ユーザインタフェース画面の構成には、テキスト、ボタンなどの構成要素、その構成要素の位置、サイズ、配列順序などを含む。
また、演算処理装置17は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピュータであり、記憶装置16などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
複合機1の起動後に、記憶装置16に格納されている図示せぬプログラムが演算処理装置17により適宜実行される。この実施の形態では、演算処理装置17により、図示せぬオペレーティングシステム、プラットホーム21、UI管理・課金制御アプリケーション22、コントローラ23、ウェブブラウザ24、ウェブサーバ25などの処理部が実現される。なお、ウェブブラウザ24、およびコントローラ23のうちの、操作パネル14を制御する部分は、第1演算処理ボードにおいて実装され、プラットホーム21、アプリケーション22、コントローラ23の残りの部分、およびウェブサーバ25は、第2演算処理ボードにおいて実装される。第1演算処理ボードおよび第2演算処理ボードは、それぞれCPU、ROM、RAMなどを有し、それぞれ、記憶装置16などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。第1演算処理ボードと第2演算処理ボードとの間はインタフェースでデータ通信が可能となっている。
プラットホーム21は、アプリケーションを実行可能な実行基盤である。この実施の形態では、プラットホーム21は、JAVA(登録商標)アプリケーションを実行可能なJAVA(登録商標)仮想マシンである。
アプリケーション22は、プラットホーム21上でアプリケーションプログラム28が実行されて形成される処理部である。アプリケーション22は、ウェブサーバ25を介して、ウェブブラウザ24で操作パネル14にユーザインタフェース画面を表示させる。このとき、アプリケーション22は、記憶装置16に格納されているデフォルトの画面データ27に基づいてユーザインタフェース画面を表示させるか、携帯装置2から画面構成データを読み出し、その画面構成データから生成される画面データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させる。ユーザインタフェース画面は、操作ボタンなどの操作部を有し、ユーザによるこの複合機1の操作および設定の入力に使用される。また、アプリケーション22は、ユーザインタフェース画面で処理実行命令が発生すると、コントローラAPI(Application Program Interface)などを介して、その処理実行命令により指定される動作をコントローラ23に実行させる。これにより、コントローラ23が、プリンタ11、スキャナ12およびファクシミリ装置13を制御して、処理実行命令により指定される動作を実行させる。このとき、アプリケーション22は、コントローラ23による処理の実行を監視し、処理に応じた課金処理を行う。
コントローラ23は、プリンタ11、スキャナ12、およびファクシミリ装置13を制御するとともに、それらとの間でデータ入出力を行う処理部である。なお、コントローラ23を使用するために、コントローラAPIが実装されている。コントローラAPIは、プリンタ11、スキャナ12、およびファクシミリ装置13の機能を実行させたり、それらとの間でデータ入出力を実行させたりする際に、プラットホーム21上で動作するアプリケーションからの指令に従って、コントローラ23を動作させる。
ウェブブラウザ24は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)でウェブサーバ25と通信するウェブクライアント機能、およびマークアップ言語の画面データ27に基づいてユーザインタフェース画面を操作パネル14に表示させる画面表示機能を有する。
ウェブサーバ25は、ウェブブラウザ24とHTTPで通信し、ウェブブラウザ24からのHTTPコマンドを受信する。例えば、ウェブサーバ25は、ウェブブラウザ24からのHTTPコマンドで指定されているURLの画面データ27をウェブブラウザ24へ送信する。
一方、携帯装置2は、携帯電話機、携帯音楽プレーヤ、ICカードなどといった、不揮発性の記憶装置、およびその記憶装置に対する外部からのデータの読み書きを可能にするインタフェースを備える装置である。携帯装置2は、インタフェース31、記憶装置32、演算処理装置33、表示装置34、および入力装置35を有する。
インタフェース31は、複合機1のインタフェース18と通信可能な装置である。インタフェース18,31は、USB(Universal Serial Bus)などの有線インタフェース、またはブルートゥースや赤外線通信といった無線インタフェースである。なお、携帯装置2が接触型または非接触型のICカードである場合には、インタフェース18は、そのICカードのリーダライタとされる。
また、記憶装置32は、各種プログラムおよび各種データを格納可能な装置である。記憶装置32としては、不揮発性メモリなどの不揮発性の記憶媒体が使用される。
また、演算処理装置33は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピュータであり、記憶装置32などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
携帯装置2の起動後に、記憶装置32に格納されている図示せぬプログラムが演算処理装置33により適宜実行される。したがって、プログラムに従って、演算処理装置33は、インタフェース31より受信されたデータを記憶装置32に格納したり、記憶装置32に格納されているデータを読み出してインタフェース31から出力したりする。
次に、上記システムにおいて、(a)複合機1aから携帯装置2へ画面構成データに格納するときの複合機1aの動作、および(b)携帯装置2から複合機1bへ画面構成データを読み込み、その画面構成データを使用するときの複合機1aの動作について説明する。図3は、図1に示すシステムにおいて、(a)複合機1aから携帯装置2へ画面構成データに格納するときの複合機1aの動作、および(b)携帯装置2から複合機1bへ画面構成データを読み込み、その画面構成データを使用するときの複合機1aの動作について説明するシーケンス図である。
まず、ユーザ3は複合機1aを操作して、複合機1aと通信可能な位置に携帯装置2を配置し、複合機1aの操作パネル14に所定の操作を行う。複合機1aのアプリケーション22は、その操作を検出すると(ステップS1)、インタフェース18で携帯装置2が検出されていることを確認した後(ステップS2)、複合機1aの画面データ27から生成された画面構成データをインタフェース18で携帯装置2へ送信する(ステップS3)。携帯装置2では、インタフェース31でその画面構成データが受信されると、演算処理装置33は、その画面構成データを記憶装置32に格納する(ステップS4)。
このようにして、ユーザ3が日常的に使用している複合機1aの画面構成データが携帯装置2に格納される。
画面構成データは、ユーザインタフェース画面のサイズ、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズ、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素の配列順序の情報、ユーザインタフェース画面において値を設定される設定パラメータの初期値などを含む。画面構成データは、XMLで記述してもよいし、記述順序を予め決めておきCSV(Comma Separated Values)形式で記述してもよい。例えば、画面データ27がHTMLで記述されている場合、アプリケーション22は、画面データ27内の所定のタグを検出し、そのタグおよびそのタグの要素の値から、XMLの要素を生成し、それらのXMLの要素から画面構成データを生成する。
図4は、画面構成データの一例を示す図である。なお、図4に示す画面構成データでは、各パラメータの値の記載が省略されている。図4に示す画面構成データは、XMLで記述されており、「画面基本」要素の「サイズ」要素で、ユーザインタフェース画面のサイズが示される。「ボタン」要素、および「文字」要素で、構成要素であるボタンおよび文字のタイプやサイズが示される。さらに、「機能」要素で、スキャン機能の設定パラメータの初期値(「スキャンパラメータ」要素)、プリント機能の設定パラメータの初期値(「プリントパラメータ」要素)などが示される。
その後、複合機1bを使用する必要があるときに、ユーザ3は、その携帯装置2を携帯して、複合機1bの設置場所へ向かう。
そして、ユーザ3は、複合機1bの操作パネル14に対して所定の操作を行うと、まず、基本メニューが表示される。このとき、複合機1bでは、ウェブブラウザ24が、その操作に従って、所定のURLの基本メニューの画面データ27を取得し、基本メニューを操作パネル14に表示させる。
図5は、複合機1bの基本メニューの一例を示す図である。図5に示す基本メニューでは、携帯装置2から画面構成データを読み込んでその画面構成データに基づいてユーザインタフェースを構築するためのボタン51と、複合機1bの画面データ27をそのままユーザインタフェースに使用するためのボタン52が表示される。
ボタン52がユーザ3により押下されると、その操作がウェブブラウザ24からウェブサーバ25を介してアプリケーション22に通知され、アプリケーション22は、ウェブサーバ25を介してウェブブラウザ24で、画面データ27に基づくユーザインタフェース画面を表示させる。一方、ボタン51がユーザ3により押下されると(ステップS5)、その操作がウェブブラウザ24からウェブサーバ25を介してアプリケーション22に通知され、アプリケーション22は、インタフェース18で携帯装置2が検出されていることを確認した後(ステップS6)、インタフェース18で、画面構成データの送信要求を携帯装置2へ送信する(ステップS7)。携帯装置2では、その送信要求がインタフェース31により受信されると、演算処理装置33は、その送信要求で指定されたデータ(ここでは、画面構成データ)を記憶装置32から読み出し、インタフェース31で複合機1bへ送信する(ステップS8)。
なお、携帯装置2が複合機1bに配置されたことを検出すると、アプリケーション22が携帯装置2にアクセスして、画面構成データが格納されているか否かを判定し、画面構成データが格納されている場合に上述の基本メニューを表示させ、画面構成データが格納されていない場合には、ボタン51,52を有さない基本メニューを表示させ、自動的に記憶装置16に格納されている画面データ27を使用するようにしてもよい。
複合機1bのアプリケーション22は、インタフェース18でその画面構成データを受信すると、RAMに保持し、その画面構成データから画面データ(ウェブブラウザ24で解釈可能なHTMLデータなど)を生成して、ウェブサーバ25を介してウェブブラウザ24で、その画面データに基づくユーザインタフェース画面を表示させる。このとき、アプリケーション22は、画面データのテンプレートに画面構成データの内容を反映させて、画面データを生成させるようにしてもよい。なお、そのテンプレートとして、画面データ27を使用するようにしてもよい。
画面構成データが、ユーザインタフェース画面のサイズ、およびユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを含む場合、アプリケーション22は、ユーザインタフェース画面のサイズ、およびユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズに従って、ユーザインタフェース画面を表示させる。また、画面構成データに含まれるユーザインタフェース画面のサイズと当該複合機1bの操作パネル14の表示装置に表示可能なユーザインタフェース画面のサイズとが異なる場合には、アプリケーション22は、ユーザインタフェース画面のサイズと、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズとの比率を維持するように、ユーザインタフェース画面のサイズと、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを変更して、ユーザインタフェース画面を表示させる。
画面構成データが、ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素の配列順序の情報を含む場合、アプリケーション22は、その配列順序で、画面構成データに記述されている構成要素をユーザインタフェース画面に表示させる。
画面構成データが、ユーザインタフェース画面において値を設定される設定パラメータの初期値を含む場合、アプリケーション22は、ユーザインタフェース画面を表示する際に、ユーザインタフェース画面に設定パラメータの初期値を含める。なお、画面構成データに記述されている設定パラメータが複合機1bに存在しない場合には、その設定パラメータの記述は無視される。
そして、ユーザ3は、そのユーザインタフェース画面に対して操作を行う(ステップS9)。その操作に従って、アプリケーション22は、コントローラ23を使用して、その操作により指定された処理を実行させる(ステップS10)。このとき、処理の進捗に併せて(例えば1ページの出力ごとに)、アプリケーション22は、課金処理を行う。なお、携帯装置2に、電子マネーでの決済可能なICカード機能を持つものを使用し、複合機1bにそのICカード機能のためのリーダライタを設けることで、そのICカード機能を使用して課金処理を行うようにしてもよい。この場合、アプリケーション22は、出力処理開始時から、そのリーダライタで、そのリーダライタに携帯装置2が載置されていることを継続的に監視し、出力処理において1ページの出力ごとに電子マネーでの課金処理を行い、出力処理の完了前に携帯装置2がリーダライタから離脱した場合には、その時点で出力処理をキャンセルする。また、携帯装置2の離脱および操作パネル14に対するユーザ操作により出力処理がキャンセルされた場合には、必要に応じて課金の払い戻しを行うようにしてもよい。
出力処理が完了すると、アプリケーション22は、操作パネル14に、出力処理完了のメッセージを表示させ、その後、インタフェース18および/または上述のリーダライタにより携帯装置2の離脱が検出されると、アプリケーション22は、携帯装置2から読み込んだ画面構成データをRAMから消去する(ステップS11)。
以上のように、上記実施の形態によれば、複合機1aは、携帯装置2と通信可能なインタフェース18と、インタフェース18を使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データをその携帯装置2に格納するアプリケーション22とを備える。複合機1bは、その携帯装置2と通信可能なインタフェース18と、インタフェース18を使用して、画面構成データをその携帯装置2から取得し、その画面構成データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させるアプリケーション22とを備える。
これにより、オフィスまたは家庭で日常的に使用している画像形成装置(複合機1a)のユーザインタフェース画面の構成を携帯装置2に保存して携帯し、オフィスまたは家庭ではなく店舗で日常的に使用していない画像形成装置(複合機1b)を使用する際に携帯装置2からユーザインタフェース画面の構成を読み出することで、日常的に使用していない画像形成装置のユーザインタフェース画面の構成を、日常的に使用している画像形成装置と同一または類似させることができる。したがって、日常的に使用している画像形成装置とは別の画像形成装置を利用する際のユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
本発明は、例えば、店舗に設置されている画像形成装置などに適用可能である。
1 複合機(画像形成装置の一例、第1の画像形成装置の一例、第2の画像形成装置の一例)
1a 複合機(画像形成装置の一例、第1の画像形成装置の一例)
1b 複合機(画像形成装置の一例、第2の画像形成装置の一例)
2 携帯装置
3 ユーザ
14 操作パネル
18 インタフェース(第1インタフェースの一例、第2インタフェースの一例)
21 プラットホーム
22 アプリケーション(UI転送部の一例、UI処理部の一例)
24 ウェブブラウザ
25 ウェブサーバ
34 インタフェース

Claims (12)

  1. 第1の画像形成装置と、第2の画像形成装置とを備える画像形成システムにおいて、
    前記第1の画像形成装置は、
    携帯装置と通信可能な第1インタフェースと、
    前記第1インタフェースを使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データを前記携帯装置に格納するUI転送部とを備え、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記携帯装置と通信可能な第2インタフェースと、
    前記第2インタフェースを使用して、前記画面構成データを前記携帯装置から取得し、前記画面構成データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させるUI処理部とを備えること、
    を特徴とする画像形成システム。
  2. 携帯装置と通信可能なインタフェースと、
    前記インタフェースを使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データを前記携帯装置に格納するUI転送部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画面構成データは、前記ユーザインタフェース画面のサイズ、および前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを含むことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画面構成データは、前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素の配列順序の情報を含むことを特徴とする請求項2または請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記画面構成データは、前記ユーザインタフェース画面において値を設定される設定パラメータの初期値を含むことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. JAVA(登録商標)仮想マシンを備え、
    前記UI転送部は、前記JAVA(登録商標)仮想マシンで動作するアプリケーションとしてインストールされること、
    を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  7. 携帯装置と通信可能なインタフェースと、
    前記インタフェースを使用して、ユーザインタフェース画面の構成を記述した画面構成データを前記携帯装置から取得し、前記画面構成データに基づいてユーザインタフェース画面を表示させるUI処理部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画面構成データは、前記ユーザインタフェース画面のサイズ、および前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを含み、
    前記UI処理部は、前記ユーザインタフェース画面のサイズ、および前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズに従って、ユーザインタフェース画面を表示させること、
    を特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記UI処理部は、前記画面構成データに含まれる前記ユーザインタフェース画面のサイズと当該画像形成装置の表示装置に表示させるユーザインタフェース画面のサイズとが異なる場合には、前記ユーザインタフェース画面のサイズと、前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズとの比率を維持するように、前記ユーザインタフェース画面のサイズと、前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素のサイズを変更して、ユーザインタフェース画面を表示させることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記画面構成データは、前記ユーザインタフェース画面に含まれる構成要素の配列順序の情報を含み、
    前記UI処理部は、前記配列順序で、前記画面構成データに記述されている前記構成要素を前記ユーザインタフェース画面に表示させること、
    を特徴とする請求項7から請求項9のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 前記画面構成データは、前記ユーザインタフェース画面において値を設定される設定パラメータの初期値を含み、
    前記UI処理部は、前記ユーザインタフェース画面を表示する際に、前記ユーザインタフェース画面に前記設定パラメータの初期値を含めること、
    を特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  12. JAVA(登録商標)仮想マシンを備え、
    前記UI処理部は、前記JAVA(登録商標)仮想マシンで動作するアプリケーションとしてインストールされること、
    を特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
JP2009290090A 2009-12-22 2009-12-22 画像形成システムおよび画像形成装置 Pending JP2011135136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009290090A JP2011135136A (ja) 2009-12-22 2009-12-22 画像形成システムおよび画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009290090A JP2011135136A (ja) 2009-12-22 2009-12-22 画像形成システムおよび画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011135136A true JP2011135136A (ja) 2011-07-07

Family

ID=44347448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009290090A Pending JP2011135136A (ja) 2009-12-22 2009-12-22 画像形成システムおよび画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011135136A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016157232A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 ブラザー工業株式会社 処理実行装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016157232A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 ブラザー工業株式会社 処理実行装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5843637B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP5325859B2 (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
JP5056874B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、連携ジョブ実行方法および連携ジョブ実行プログラム
US9092704B2 (en) Image forming system, image forming apparatus, and recording medium
JP6168771B2 (ja) 情報処理装置、及び情報処理方法
JP2010093777A (ja) 画像形成装置、操作画面更新方法およびプログラム
US8970887B2 (en) Image forming system, image forming apparatus, and recording medium
JP2007142912A (ja) 操作パネルおよび操作パネルのカスタマイズシステム
JP2011131382A (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
JP5399438B2 (ja) 複合機、複合機制御システム、複合機の制御方法、プログラムおよびその記録媒体
US9307104B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium
US10659633B2 (en) Image processing device, method of controlling image processing device, non-transitory computer readable recording medium therefor, and image processing system
JP2011133935A (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
JP6645283B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2011135136A (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
CN104601857A (zh) 显示装置及显示方法
JP4529653B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6123109B2 (ja) 画像形成装置
JP6127559B2 (ja) 画像処理装置
JP2011135135A (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
JPH11175225A (ja) Oa機器の操作装置及びoa機器の操作設定方法
JP7334530B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6372587B2 (ja) 画像処理装置
JP6508124B2 (ja) 電子機器及び情報更新プログラム
JP2022024827A (ja) 情報処理装置、画像処理装置およびプログラム