JP2011134491A - 照射装置及び照射装置の電力回収システム - Google Patents

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【課題】照射源から出射される光のうち被照射体にあたらない光を有効に利用して、照明装置のランニングコストを抑制することを目的とする。
【解決手段】照射装置10は、照射室11に照射源13及び被照射体設置部12を備えたものであって、照射室11の内部に太陽電池14が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、照射装置及び照射装置の電力回収システムに関する。
液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置の製造工程において、従来より、一方の基板に紫外線硬化樹脂等を塗布して、その上に他方の基板を重ね合わせ、紫外線を照射することにより紫外線硬化樹脂を硬化させて両基板の貼り合わせを行うことが行われている。
液晶表示素子の製造方法について記載された特許文献1には、電極基板同士を貼り合わせる方法として、基板の周縁部を囲うようにシール材をパターン形成し、シール材で囲まれた領域に液晶を滴下した第1の電極基板と、表面にギャップ制御スペーサーを散布した第2の電極基板と、を真空中で対向させて貼り合わせ、紫外線ランプを用いてマスク及び特定の紫外線をカットするフィルターを介して紫外線を両基板に照射し、シール材を硬化させることが開示されている。
特開平8−101395号公報
ところで、紫外線等の光を照射する照射装置では、照射源から出射されても、被照射体にあたらない光が存在する。被照射体にあたらない光の量が増加すると、照射源の電力が有効に消費されず、徒にランニングコストが増大する問題がある。
また、近年の大型の表示パネルの需要の高まりに伴って、照射装置も大型の基板に対して照射可能なものが要求されている。大型の基板に対して光を照射する場合、照射源として拡散光源を用いることが望ましいが、拡散光源を用いると、被照射体にあたらない光の量が平行光源よりも大きくなり、照射装置の消費電力が大きくなる。
本発明は、照射源から出射される光のうち被照射体にあたらない光を有効に利用して、照明装置のランニングコストを抑制することを目的とする。
本発明の照射装置は、照射室に照射源及び被照射体設置部を備えたものであって、照射室の内部に太陽電池が設けられている。
上記の構成によれば、照射室の内部に太陽電池が設けられているので、照射源から出射された光のうち被照射体に当たらなかった光を太陽電池が電力に変換することができる。そして、太陽電池により変換生成された電力を、照射装置の駆動系デバイスや照射源の電源に供給することにより、照射装置の運転に必要な電力を補うことができ、結果として、照射装置のランニングコストを抑制することができる。
本発明は、被照射体設置部が、照射源の下方に設けられたパネル載置ステージで構成されており、照射源との距離を調整可能であることが好ましい。
本発明の照射装置は、太陽電池が照射室の内側面に設けられていてもよい。
本発明の照射装置は、照射源の被照射体設置部側とは反対側には照射源からの光を被照射体設置部側に反射する反射板が設けられており、太陽電池が、反射板の照射源側表面の少なくとも一部を覆うように設けられていてもよい。
本発明の照射装置は、太陽電池が照射室の天井面を覆うように設けられていてもよい。
本発明の照射装置は、太陽電池が照射室のパネル載置ステージ表面を覆うように設けられていてもよい。
本発明の照射装置は、被照射体設置部が、被照射体として大きさが一辺が300〜3500mmの基板を設置可能に構成されていてもよい。
本発明の照射装置は、照射源が拡散光源であることが好ましい。
照射源が平行光源である場合には、平行光を出射するためにミラー等の光学装置を要する。そのため、構造上、ミラーの大きさ等に制約が生じ、その照射源によって照射可能な被照射体の大きさが限られてしまう。しかしながら、上記の構成によれば、照射源が拡散光源であるので、例えば一辺が300〜3500mm程度の大きな基板であっても、光を照射することができる。
本発明の照射装置は、照射源がメタルハライドランプであってもよい。
本発明の照射装置は、照射源が高圧水銀灯であってもよい。
本発明の照射装置は、用途が露光用途であってもよい。
その場合、本発明の照射装置の用途が露光用マスクを用いた露光用途であってもよい。
本発明の照射装置の用途が露光用途である場合において、その露光が、2枚の基板の貼り合わせにおけるシール材の硬化を目的とするものであってもよい。
本発明の照射装置の電力回収システムは、照射室に照射源及び被照射体設置部を有する照射装置の照射源の電力を回収するものであって、照射源を含む電力消費部と、照射源の制御を行う照射源電源盤を含み、電力消費部の制御を行うと共に太陽電池で変換生成された電力の供給を受けることが可能な電源盤ユニットと、電源盤ユニットに接続され、少なくとも照射源電源盤に電力を供給可能な1次電力供給部と、を備えている。
上記の構成によれば、照射源から出射された光エネルギーを太陽電池において電力に変換し、その電力を電源盤ユニットに供給し、電源盤ユニットによって照射源等の電力消費部を稼動するので、照射源から出射された光のうち被照射体に当たらなかった光を電力として回収して再利用することができる。照射源を含む電力消費部の電源盤ユニットは、1次電力供給部から供給された電力に加えて太陽電池で変換生成された電力が供給されるので、1次電力供給部からの電力供給量を減らすことができ、結果として、照射装置のランニングコストを抑制することができる。
本発明の照射装置の電力回収システムは、電力消費部が駆動系デバイスをさらに含み、電源盤ユニットが駆動系デバイスの制御を行う駆動系デバイス電源盤をさらに含んでいてもよい。
上記の構成によれば、太陽電池で変換生成された電力を、照射源のみならず、モーターやその他の装置の駆動系デバイスにも供給することができる。この場合、被照射体への光照射時には照射源へは1次電力供給部のみから電力を供給することにより安定した光照射を実現する一方、駆動系デバイスへの電力供給を1次電力供給部及び太陽電池から、或いは、太陽電池のみから行ってもよい。
本発明の照射装置は、照射室に照射源及び被照射体設置部を備えたものであって、照射室の内部に太陽電池が設けられているので、照射源から出射された光のうち被照射体に当たらなかった光を太陽電池が電力に変換することができる。そして、太陽電池により変換生成された電力を照射装置の駆動系デバイスや照射源の電源に供給することにより、照射装置の稼動に必要な電力を補うことができ、結果として、照射装置のランニングコストを抑制することができる。
照射装置の断面を示す図である。 照射装置の別の断面を示す図である。 平行光源を出射する照射源の要部拡大図である。 本実施形態の変形例に係る照射装置の断面を示す図である。 本実施形態の変形例に係る照射装置の断面を示す図である。 照射装置の電力回収システムを示すブロック図である。 本実施形態の変形例に係る照射装置の電力回収システムを示すブロック図である。
(照射装置)
図1及び2は、実施形態1に係る照射装置10を示す。この照射装置10は、例えば、2枚の基板を貼り合わせるときのシール材の硬化のための露光装置として用いられる。具体的には、例えば、液晶表示装置の薄膜トランジスタ(TFT)基板とカラーフィルタ(CF)基板との貼り合わせや有機EL表示装置のTFT基板と封止基板との貼り合わせ装置として使用することができる。なお、露光用途以外にも、洗浄装置、殺菌装置等の用途の照射装置であってもよい。
照射装置10は、略直方体の照射室11を有する。照射室11の内部には、被照射体Pを設置するための被照射体設置部であるパネル載置ステージ12が設けられており、パネル載置ステージ12を上方から照射するように照射源13が設けられている。なお、上方に被照射体設置部が設けられ、その下方に照射源が設けられていてもよい。また、照射室11の内部には、太陽電池14が設けられている。
照射室11は、例えば厚さが2mmのステンレスで形成されており、縦が約5000mm程度、横が約5000mm程度、及び高さが約7000mm程度である。照射室11には、空気調整ポンプや減圧装置等が設けられており、これにより、照射室11の内部をアルゴンや窒素等の不活性ガスの雰囲気に調整したり、減圧雰囲気に調整したりすることができる。
パネル載置ステージ12は、支柱12a上にパネル載置台12bが取り付けられた構成を有する。パネル載置ステージ12は、例えば、支柱12aが伸縮することによりパネル載置台12bを上下方向に動かせることが好ましく、パネル載置ステージ12は、パネル載置台12b上に被照射体であるパネルPを固定することができる。パネル載置ステージ12は、例えば、照射源13との距離が、最も近づけたときで5mm程度、最も離したときで1500mm程度である。パネル載置ステージ12は、例えば、縦が4000mm程度及び横が4000mm程度である。
パネル載置ステージ12は、例えば、一辺が300〜3500mm程度の大きさのパネルPを載せて固定することができる。また、パネル載置台12b上に設置されたパネルを覆うように、さらに露光マスクを把持可能であることが好ましい。この場合、露光マスクは被照射体Pと例えば300〜1000mm程度の間隔をあけて把持される。
パネル載置台12bの下には、駆動系デバイス16が配置されていてもよい。駆動系デバイス16としては、例えば、照射装置10の駆動モーター、パネル載置ステージ12を上下に移動させるためのデバイス、照射室11の内部を調整空気雰囲気となるように調整するデバイス等が挙げられる。これらの駆動系デバイス16は、駆動系デバイス電源盤17によってオンオフ等の制御が行われている。駆動系デバイス電源盤17は、照射室11の内部に設けられていても、外部に設けられていてもよい。駆動系デバイス電源盤17は、自動的に作動するように設定されていても、作業者の手動の操作によって作動するものであっても構わない。
照射源13は、例えば、筒型光源が複数(例えば、10〜20本)並行するように配設されている。複数の筒型光源のそれぞれは、例えば径が約30mm程度及び長さが約100mm程度である。なお、照射源13は、筒状光源の他、点光源であっても面光源であってもよい。
照射源13は、例えば、紫外線を被照射体Pに照射するものである。なお、照射源13は、紫外線の他にも、X線、可視光線、赤外線等の光を出射してもよい。照射源13から出射される光は、強度が例えば50〜100mw/cmである。照射源13の種類としては、例えば、高圧水銀灯やメタルハライドランプ等が挙げられる。
照射源13は、大面積の被照射体Pに均一に光を照射する点で、拡散光を出射する拡散光源であることが好ましいが、平行光を出射する平行光源であっても構わない。照射源13が平行光源である場合、図3に示すように、レンズLを通過した光がミラーM(凹面鏡)で反射されることにより平行光線が出射される。この場合、平行光線を照射することができる面積はミラーの大きさに依存するので、ミラーの大きさに制限があることから、一定の大きさ(例えば、縦1500mm程度及び横1800mm程度)よりも面積が大きい被照射体Pについては一度に光照射を行うことができなくなる。
照射源13は、照射源電源盤18によってオンオフや照射強度の制御が行われている。照射源電源盤18は、照射室11の内部に設けられていても、外部に設けられていてもよい。照射源電源盤18は、自動的に作動するように設定されていても、作業者の手動の操作によって作動するものであっても構わない。
また、照射源13は、照射装置10の作動中は常時点灯していてもよいが、電力のセーブの点や、光照射によりパネル等の材料が劣化するのを防止する点、被照射体Pに照射される光量の制御の点等から、露光時にのみ点灯可能であることが好ましい。
照射源13のパネル載置ステージ12側とは反対側には、反射板15が設けられていることが好ましい。これにより、照射源13から上方に拡散した光は反射板15で反射され、被照射体P側に伝わることができる。照射源13が筒状光源である場合、反射板15は、3枚の細長矩形形状の板の側辺同士をつなぎ合わせて筒状光源の上方を覆うように設けられている。
反射板15は、例えば、アルミニウム板や表面にアルミニウム被膜が形成されたガラス板等で構成されている。反射板15は、例えば、厚さが2mm程度である。照射源13と反射板15とは、例えば50mm程度の距離を隔てて設けられている。
なお、照射源13から出射された光を拡散するために、照射源13を覆うように光拡散可能な光学部材が設けられていてもよい。
太陽電池14は、照射源13から出射された光のうち被照射体Pに当たらなかった光エネルギーを電力に変換する機能を有する。太陽電池14としては、例えば、単結晶系シリコン太陽電池、多結晶系シリコン太陽電池、薄膜系シリコン太陽電池、化合物系太陽電池、色素増感太陽電池、有機薄膜太陽電池等が挙げられる。太陽電池14が単結晶系シリコン太陽電池の場合には、太陽電池14は、対向するように配された一組の電極間に、p型シリコン及びn型シリコンが積層された構成を有する。太陽電池14は、例えば縦が約100mm、横が約1200mm、及び厚さが約50mmである。
太陽電池14は、照射源電源盤18や駆動系デバイス電源盤17等(以下、これらをまとめて「電源盤ユニット19」ということがある。)に接続されており、太陽電池14で変換生成された電力は電源盤ユニット19に送電される。なお、電源盤ユニット19は、太陽電池14に接続されていると共に、外部の電源である1次電力供給部20に接続されている。
電源盤ユニット19を構成する各電源盤は、その電源盤が制御しているデバイス(以下「電力消費部21」ということがある。)の特性に応じて、1次電力供給部20から電力の供給を受けるか、太陽電池14から電力の供給を受けるか、又は1次電力供給部20と太陽電池14の両方から電力の供給を受けるかを切り替え可能であることが好ましい。また、電力供給元は、各電源盤毎に独立に切り替え可能であることが好ましい。太陽電池14で変換生成された電力の電力供給量は、照射された光量に依存するため安定した電力供給とならない虞があるが、各電源盤毎に電力供給元を切り替え可能であることにより、電力供給の安定性により問題が生じることがない。例えば、被照射体Pへの光照射時には照射源電源盤18が1次電力供給部20から電力の供給を受ける一方駆動系デバイス電源盤17が1次電力供給部20と太陽電池14の両方から電力の供給を受けると設定することにより、一定の電力で光照射を行うことができ、しかも、照射源13や各駆動系デバイス16の電力消費部21全体としての電力を1次電力供給部20及び太陽電池14からまかなうことができるので、1次電力供給部20からの電力供給量を減らすことができ、照射装置10のランニングコストを抑制することができる。
太陽電池14は、照射室11の内壁面や反射板15の照射源13側表面の他、図4に示すように照射室11の天井面に設けられていてもよい。また、図5に示すように、パネル載置ステージ12のパネル載置台12b上に太陽電池14が設けられていてもよい。これにより、パネル載置台12bの面積に比べて被照射体Pが小さい場合や、被照射体Pと露光マスクとが密着していない等の理由でパネル載置台12b上に拡散された光が到達しやすいような場合に、パネル載置台12b上に設けられた太陽電池14を用いて光エネルギーを電力に変換することができる。さらに、パネル載置ステージ12の下に配置されたモーター等の駆動系デバイス16の表面に貼付されていてもよい。また、図1及び2では照射室11の内壁面及び反射板15の照射源13側表面に太陽電池14が設けられているものを示しているが、照射室11の内壁面のみに設けられていてもよく、反射板15の照射源13側表面のみに設けられていてもよい。
(照射装置の電力回収システム)
次に、上記説明した照射装置10を用いた電力回収システムについて、図6を用いて説明する。この電力回収システムは、太陽電池14と、電力消費部21と、電源盤ユニット19と、1次電力供給部20と、を備えている。太陽電池14は、照射室の内部に設けられており、照射源から出射された光のエネルギーを電力に変換してその電力を電源盤ユニット19に送電する。電源盤ユニット19は、1次電力供給部20や太陽電池14から供給された電力によって、電力消費部21のオンオフ等の制御を行う。例えば、電源盤ユニット19内の照射源電源盤18が電力消費部21の照射源の制御を行う。また、電源盤ユニット19内の駆動系デバイス電源盤17が電力消費部21の駆動系デバイス16の制御を行う。なお、ここでは、液晶表示装置のTFT基板とCF基板とをシール材で貼り合わせるために、被照射体P(TFT基板とCF基板とを重ね合わせたもの)にメタルハライドランプを用いて紫外線を照射する場合について説明する。
まず、パネル載置ステージ12上にTFT基板とCF基板とを重ね合わせて設置し、2枚の基板上に露光マスクをセットする。なお、TFT基板のCF基板側表面には、CF基板との貼り合わせを行う領域に予めシール材を塗布している。そして、露光マスクと照射源13との距離が約300〜1000mmとなるように、パネル載置ステージ12と照射源13との距離を調節する。
次に、照射源13を点灯して露光マスク、CF基板及びTFT基板に向かって光照射を行う。これにより、TFT基板表面に塗布されたシール材が硬化されて、TFT基板とCF基板とが貼り合わされる。
なお、露光マスクを用いないで露光を行ってシール材の硬化を行ってもよい。但し、その場合には、液晶材料が滴下されている領域にも光が照射されることになるため、光照射によっても劣化しない液晶材料を選択する必要がある。
照射源13から出射された光のうち被照射体Pにあたらなかった光のうちの一部は、照射室11の内部に設けられた太陽電池14の内部に入射する。そして、この光は、太陽電池14の内部に吸収され、電子を光励起させる。エネルギーをもった電子は、電力として太陽電池14の外部に取り出される。つまり、光エネルギーが電力に変換生成される。
外部に取り出された電力は、太陽電池14に接続された電源盤ユニット19に送電される。この照射装置の電力回収システムによれば、電源盤ユニット19に送電された電力を電力消費部21において消費される電力(照射装置10の稼動に必要な電力)の一部に充てることができるので、照射装置のランニングコストを抑制することができる。
なお、駆動系デバイス電源盤17や照射源電源盤18が交流電流駆動である場合には、太陽電池14と電源盤ユニット19との間にインバーターを設け、太陽電池14で生成された直流電流の電力を交流電流に変換することが必要である。
なお、図7に示すように、この電力回収システムは、太陽電池14で変換生成された電力を蓄電するバッテリー部を備えていてもよい。この場合、太陽電池14で変換生成された電力をバッテリー部に蓄電して電源盤ユニット19に電力を供給するので、太陽電池14での電力の変換量にかかわらず、安定した電力供給を行うことができる。
本発明は、照射装置及び照射装置の電力回収システムについて有用である。
P 被照射体
10 照射装置
11 照射室
12 パネル載置ステージ(被照射体設置部)
13 照射源
14 太陽電池
15 反射板
16 駆動系デバイス
17 駆動系デバイス電源盤
18 照射源電源盤
19 電源盤ユニット
20 1次電力供給部
21 電力消費部

Claims (15)

  1. 照射室に照射源及び被照射体設置部を備えた照射装置であって、
    照射室の内部に太陽電池が設けられていることを特徴とする照射装置。
  2. 請求項1に記載された照射装置において、
    上記被照射体設置部は、上記照射源の下方に設けられ、該照射源との距離を調整可能なパネル載置ステージで構成されていることを特徴とする照射装置。
  3. 請求項1又は2に記載された照射装置において、
    上記太陽電池が上記照射室の内側面に設けられていることを特徴とする照射装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載された照射装置において、
    上記照射源の上記被照射体設置部側とは反対側には該照射源からの光を該被照射体設置
    部側に反射する反射板が設けられており、
    上記太陽電池が、上記反射板の上記照射源側表面の少なくとも一部を覆うように設けられていることを特徴とする照射装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された照射装置において、
    上記太陽電池が上記照射室の天井面を覆うように設けられていることを特徴とする照射
    装置。
  6. 請求項2に記載された照射装置において、
    上記太陽電池が上記パネル載置ステージ表面を覆うように設けられていることを特徴とする照射装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載された照射装置において、
    上記被照射体設置部は、被照射体として大きさが一辺が300〜3500mm以上の基板を設置可能に構成されていることを特徴とする照射装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載された照射装置において、
    上記照射源が拡散光源であることを特徴とする照射装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載された照射装置において、
    上記照射源がメタルハライドランプであることを特徴とする照射装置。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載された照射装置において、
    上記照射源が高圧水銀灯であることを特徴とする照射装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載された照射装置において、
    用途が露光用途であることを特徴とする照射装置。
  12. 請求項11に記載された照射装置において、
    用途が露光用マスクを用いた露光用途であることを特徴とする照射装置。
  13. 請求項11又は12に記載された照射装置において、
    用途が、2枚の基板の貼り合わせにおけるシール剤の硬化を目的とする露光用途である
    ことを特徴とする照射装置。
  14. 照射室に照射源及び被照射体設置部を有する照射装置の電力回収システムであって、
    照射室の内部に設けられた太陽電池と、
    上記照射源を含む電力消費部と、
    上記照射源の制御を行う照射源電源盤を含み、上記電力消費部の制御を行うと共に上記太陽電池で変換生成された電力の供給を受けることが可能な電源盤ユニットと、
    上記電源盤ユニットに接続され、少なくとも上記照射源電源盤に電力を供給可能な1次電力供給部と、
    を備えたことを特徴とする照射装置の電力回収システム。
  15. 請求項14に記載された照射装置の電力回収システムにおいて、
    上記電力消費部は駆動系デバイスをさらに含み、
    上記電源盤ユニットは上記駆動系デバイスの制御を行う駆動系デバイス電源盤をさらに含むことを特徴とする照射装置の電力回収システム。
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