JP2011134364A - 光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム - Google Patents

光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011134364A
JP2011134364A JP2009290694A JP2009290694A JP2011134364A JP 2011134364 A JP2011134364 A JP 2011134364A JP 2009290694 A JP2009290694 A JP 2009290694A JP 2009290694 A JP2009290694 A JP 2009290694A JP 2011134364 A JP2011134364 A JP 2011134364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
optical
seek command
search
dsp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009290694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ishikawa
秀樹 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2009290694A priority Critical patent/JP2011134364A/ja
Priority to US12/965,166 priority patent/US8416654B2/en
Publication of JP2011134364A publication Critical patent/JP2011134364A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head
    • G11B7/08582Sled-type positioners

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】2つの光学ピックアップが1つのスレッド機構に搭載されて、同時に書き込み、同時に読み出し、または同時に書き込みおよび読み出しを行う場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことが可能な光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1および第2の光学ピックアップと、第1および第2の光学ピックアップを搭載して、これらを光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構と、シーク命令に基づいて、第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、シーク命令に基づいて、スライド機構を制御するスライド機構制御部と、スライド機構によるスライドの際に、第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御部とを備える光ディスクドライブ装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラムに関する。
近年、光ディスク等の記録媒体は大容量化しており、高速にデータの書き込みおよび読み出しを行う高転送レートの実現が望まれている。
このような中、例えば、光ディスク上に記録されている信号を高速に読み出すために、2つの光学ピックアップ(OP:Optical Pickup)を備える光ディスクドライブ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−268952号公報
ところで、2つの光学ピックアップを搭載した光ディスクドライブ装置には、2つの光学ピックアップが1つのスレッド機構に搭載されたものと、2つの光学ピックアップが別々のスレッド機構に搭載されたものとがある。2つの光学ピックアップが1つのスレッド機構に搭載されて、同時に書き込み、同時に読み出し、または同時に書き込みおよび読み出しを行う場合、シーク動作を行う際に各光学ピックアップが独立してスレッド機構のスライド制御を行うと、スレッド機構のスライド制御が不安定となり、シーク動作を安定かつ高速に行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、2つの光学ピックアップが1つのスレッド機構に搭載されて、同時に書き込み、同時に読み出し、または同時に書き込みおよび読み出しを行う場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことが可能な、新規かつ改良された光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップと、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構と、シーク命令を受信するシーク命令受信部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記スライド機構を制御するスライド機構制御部と、前記スライド機構による前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップのスライドの際に、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御部とを備える光ディスクドライブ装置が提供される。
前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにして前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせた後に、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせてもよい。
前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップと、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構と、シーク命令を受信するシーク命令受信部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記スライド機構を制御するスライド機構制御部と、サーチ要求を受信するサーチ要求受信部と、前記サーチ要求受信部が受信した前記サーチ要求に基づいて、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる第2の光学ピックアップ制御部とを備える光ディスクドライブ装置が提供される。
前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにして前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせた後に、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせてもよい。
前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせてもよい。
前記第1の光学ピックアップ制御部および前記第2の光学ピックアップ制御部は、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンと、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンとを同時に行ってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、シーク命令を受信するシーク命令受信ステップと、前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御ステップと、前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御ステップと、前記スライド機構による前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップのスライドの際に、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御ステップとを有する光学ピックアップ制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、シーク命令を受信するシーク命令受信ステップと、前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御ステップと、前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御ステップと、サーチ要求を受信するサーチ要求受信ステップと、前記サーチ要求受信ステップで受信した前記サーチ要求に基づいて、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる第2の光学ピックアップ制御ステップとを有する光学ピックアップ制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、シーク命令を受信するシーク命令受信部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御部と、前記スライド機構による前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップのスライドの際に、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御部ととして機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、シーク命令を受信するシーク命令受信部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御部と、サーチ要求を受信するサーチ要求受信部と、前記サーチ要求受信部が受信した前記サーチ要求に基づいて、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる第2の光学ピックアップ制御ステップ部ととして機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、2つの光学ピックアップが1つのスレッド機構に搭載されて、同時に書き込み、同時に読み出し、または同時に書き込みおよび読み出しを行う場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る光ディスクドライブ装置の概略構成を主に示すブロック図である。 図1における光ディスクドライブ装置が実行する第1の光学ピックアップ制御処理のシーケンス図である。 図2の第1の光学ピックアップ制御処理におけるラフサーチ、ファインサーチおよびトラックジャンプを説明するための説明図である。 図1における光ディスクドライブ装置が実行する第2の光学ピックアップ制御処理のシーケンス図である。 図4の第2の光学ピックアップ制御処理におけるファインサーチおよびトラックジャンプを説明するための説明図である。 図2の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例のシーケンス図である。 図4の第2の光学ピックアップ制御処理の変形例のシーケンス図である。 図1におけるFEP(Front End Processor)から出力されるトラバース信号を説明するためのグラフである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.光ディスクドライブ装置
2.第1の光学ピックアップ制御処理
3.第2の光学ピックアップ制御処理
4.第1の光学ピックアップ制御処理の変形例
5.第2の光学ピックアップ制御処理の変形例
[光ディスクドライブ装置]
まず、本発明の実施の形態に係る光ディスクドライブ装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る光ディスクドライブ装置の概略構成を主に示すブロック図である。図1には、光ディスクドライブ装置100およびホスト200が描かれている。
図1において、光ディスクドライブ装置100は、光ディスク102、スピンドルモータ104、スピンドルドライバ106、光学ピックアップ108,112、対物レンズ110,114、スレッド機構116、スレッドモータ118およびスレッドドライバ120を備える。また、光ディスクドライブ装置100は、フロントエンドプロセッサ(FEP:Front End Processor)122,128、ドライバ124,130、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)126,132およびFPGA(Field
Programmable Gate Array)134,136を備える。
光ディスク102は、各種光学情報記録方式用のCD(コンパクトディスク)やDVD(デジタル多用途ディスク)などの光学記録媒体である。スピンドルモータ104は、光ディスク102を所定の回転速度で回転させる。スピンドルドライバ106は、スピンドルモータ104を動作させる。
光学ピックアップ108は、対物レンズ110を有し、光ディスク102上への信号の記録のためや、光ディスク102上に記録されている信号の再生のために、光ディスク102にレーザビームL1を照射する。同様に、光学ピックアップ112は、対物レンズ114を有し、光ディスク102上への信号の記録のためや、光ディスク102上に記録されている信号の再生のために、光ディスク102にレーザビームL2を照射する。本実施の形態では、光学ピックアップ108をチャンネルAと呼び、光学ピックアップ112をチャンネルBと呼ぶ。
スレッド機構116は、本発明のスライド機構の一例であり、光学ピックアップ108,112を搭載している。スレッド機構116は、光学ピックアップ108,112を光ディスク102の半径方向にスライドさせる。スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動する。スレッドドライバ120は、スレッドモータ118を動作させる。
FEP122は、チャンネルAからの再生信号を受け取る。ドライバ124は、対物レンズ110のトラッキング制御、フォーカス制御、チルト制御を行う光学ピックアップ108のアクチュエータ(図示しない)を動作させる。FEP128は、チャンネルBからの再生信号を受け取る。ドライバ130は、対物レンズ114のトラッキング制御、フォーカス制御、チルト制御を行う光学ピックアップ112のアクチュエータ(図示しない)を動作させる。なお、ドライバ124,130は、例えば、光学ピックアップ108,112が青色レーザを照射する場合、収差を補正するための光学系レンズとしてのエキスパンダ(図示しない)を制御するためのアクチュエータ(図示しない)を動作させてもよい。
DSP126は、本発明のシーク命令受信部、第1の光学ピックアップ制御部、スライド機構制御部の一例であり、チャンネルAの制御を行う。また、DSP126は、スレッド機構116の制御を行う。さらに、DSP126は、スピンドルモータ104の制御を行う。一方、DSP132は、本発明の第2の光学ピックアップ制御部、サーチ要求受信部の一例であり、チャンネルBの制御を行う。また、DSP132は、チャンネルBのスレッド制御信号をDSP126に入力する。DSP126は、DSP132から出力されたチャンネルBのスレッド制御信号と、チャンネルAのスレッド制御信号とを演算して、演算結果としてのスレッド制御信号をスレッドドライバ120に入力する。スレッドドライバ120は、DSP126から出力されたスレッド制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させて、スレッド機構116を駆動する。
なお、スピンドルドライバ106から出力されるFG信号は、チャンネルAのDSP126およびチャンネルBのDSP132に入力される。DSP126,132は、入力されたFG信号の周期を測定して、光ディスク102の回転速度を把握することができる。
FPGA134は、チャンネルAとチャンネルBとの間のチャンネル間通信を制御する。チャンネルAのDSP126と、チャンネルBのDSP132とは、FPGA134を介してチャンネル間通信を行うことにより、シーク動作を行う上で必要な同期を取ることができる。
FPGA136は、チャンネルAのDSP126から出力されるデータと、チャンネルBのDSP132から出力されるデータとを纏めてホスト200側に出力する。
ホスト200は、FPGA136にシークコマンドや読み取りコマンドなどを発行する。また、ホスト200は、FPGA136から出力されるデータである映像データや音声データのコーデックなどの処理を行う。
本実施の形態では、光ディスクドライブ装置100はチャンネルAおよびチャンネルBにそれぞれFEP122,128やDSP126,132を備える。これにより、光ディスクドライブ装置100はチャンネルA、チャンネルBをそれぞれ独立に動作させることができる。
[第1の光学ピックアップ制御処理]
次に、図1における光ディスクドライブ装置100が実行する第1の光学ピックアップ制御処理について説明する。図2は、図1における光ディスクドライブ装置100が実行する第1の光学ピックアップ制御処理のシーケンス図である。本処理は、光ディスクドライブ装置100がホスト200からシークコマンドを受信した後に実行される処理である。また、本処理は、図3に示すように、光ディスク102において、現在のアドレスAD1AからターゲットのアドレスADTAまでの距離が遠い場合において実行される処理である。
図2において、まず、光ディスクドライブ装置100のDSP126は、ホスト200からFPGA136を介してシークコマンドを受信する(ステップS202)。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にチャンネルAとチャンネルBとの同期を取るためのシーク要求を行う(ステップS204)。
次いで、DSP132は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにするための制御信号をドライバ130に送信して、ドライバ130は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにする(ステップS206)。ここで、トラッキングサーボとは、光ディスク102のトラック位置を検出して、ビームスポットがトラックを追従するようにする制御のことである。また、センタサーボとは、光学ピックアップ108,112のトラッキングサーボがOFFの場合において、スレッド機構116による光学ピックアップ108,112のスライドの際に、対物レンズ110,114に揺れが生じないようにする制御のことである。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う(ステップS208)。
次いで、DSP126は、ラフサーチのための制御信号をドライバ124およびスレッドドライバ120に送信する。スレッドドライバ120は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させる。そして、スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動して、ラフサーチのための光学ピックアップ108,112のスライドを行う。一方、ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にラフサーチを行わせる(ステップS210)。なお、ラフサーチを行う際には、光学ピックアップ108のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにする。ここで、ラフサーチとは、図3に示すように、光ディスク102において、現在のアドレスAD1AからターゲットのアドレスADTAに近づくように、例えばアドレスAD2Aまで高速にサーチを行う制御のことである。
次いで、DSP126は、ファインサーチのための制御信号をドライバ124およびスレッドドライバ120に送信する。スレッドドライバ120は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させる。そして、スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動して、ファインサーチのための光学ピックアップ108,112のスライドを行う。一方、ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にファインサーチを行わせる(ステップS212)。ここで、ファインサーチとは、図3に示すように、光ディスク102において、ラフサーチ後のアドレスAD2AからターゲットのアドレスADTAに残り±NトラックのアドレスAD3Aまで正確にサーチを行う制御のことである。なお、残り±Nトラックは、対物レンズ110,114の視野特性に応じてその数値は変更可能である。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にトラッキングサーボON要求を行う(ステップS214)。
次いで、DSP132は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにするための制御信号をドライバ130に送信して、ドライバ130は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにする(ステップS216)。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にトラッキングサーボON要求に対する応答を行う(ステップS218)。
次いで、DSP126は、図3に示すターゲットのアドレスADTAへのトラックジャンプのための制御信号をドライバ124に送信する。ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にターゲットのアドレスADTAへのトラックジャンプを行わせる(ステップS220)。これにより、光学ピックアップ108はターゲットのアドレスADTAのトラックにビームスポットを照射することができる。
一方、DSP132は、ターゲットのアドレスADTB(図示しない)へのトラックジャンプのための制御信号をドライバ130に送信する。ドライバ130は、DSP132から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ112にターゲットのアドレスADTBへのトラックジャンプを行わせる(ステップS222)。これにより、光学ピックアップ112はターゲットのアドレスADTBのトラックにビームスポットを照射することができる。
図2の第1の光学ピックアップ制御処理によれば、2つの光学ピックアップ108,112を備える光ディスクドライブ装置100において、光学ピックアップ108のDSP126がシークコマンドを受信した場合、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにして、光学ピックアップ108がラフサーチおよびファインサーチを行って、スレッド機構116のスライド制御が必要とならない、すなわちトラックジャンプのみでターゲットアドレスADTA,ADTBまでのサーチが可能なアドレスAD3Aまでサーチを行う。すなわち、スレッド機構116のスライド制御を光学ピックアップ108のみが行うため、スレッド機構116のスライド制御が安定する。スレッド機構116のスライド制御が安定すると、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。したがって、2つの光学ピックアップ108,112が1つのスレッド機構116に搭載される場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。
なお、図2の第1の光学ピックアップ制御処理では、DSP126がシークコマンドを受信したが、DSP132がシークコマンドを受信した場合は、上述したステップS202の前に、DSP132はFPGA134を介してDSP126にシーク要求を行う。そして、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う。その後、DSP126およびDSP132は、上述したステップS202以降の処理を実行することにより、図2の第1の光学ピックアップ制御処理と同様の効果を奏することができる。
[第2の光学ピックアップ制御処理]
次に、図1における光ディスクドライブ装置100が実行する第2の光学ピックアップ制御処理について説明する。図4は、図1における光ディスクドライブ装置100が実行する第2の光学ピックアップ制御処理のシーケンス図である。本処理は、光ディスクドライブ装置100がホスト200からシークコマンドを受信した後に実行される処理である。また、本処理は、図5に示すように、光ディスク102において、現在のアドレスAD1AからターゲットのアドレスADTAまでの距離が図3の場合と比較して近い場合において実行される処理である。
図4において、まず、光ディスクドライブ装置100のDSP126は、ホスト200からFPGA136を介してシークコマンドを受信する(ステップS402)。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にチャンネルAとチャンネルBとの同期を取るためのシーク要求を行う(ステップS404)。
次いで、DSP132は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにするための制御信号をドライバ130に送信して、ドライバ130は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにする(ステップS406)。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う(ステップS408)。
次いで、DSP126は、ファインサーチのための制御信号をドライバ124およびスレッドドライバ120に送信する。スレッドドライバ120は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させる。そして、スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動して、ファインサーチのための光学ピックアップ108,112のスライドを行う。一方、ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にファインサーチを行わせる(ステップS410)。なお、ファインサーチを行う際には、光学ピックアップ108のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにする。ここでの、ファインサーチとは、図5に示すように、光ディスク102において、現在のアドレスAD1aからターゲットのアドレスADTaに残り±NトラックのアドレスAD2aまで正確にサーチを行う制御のことである。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にトラッキングサーボON要求を行う(ステップS412)。
次いで、DSP132は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにするための制御信号をドライバ130に送信して、ドライバ130は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにする(ステップS414)。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にトラッキングサーボON要求に対する応答を行う(ステップS416)。
次いで、DSP126は、図5に示すターゲットのアドレスADTaへのトラックジャンプのための制御信号をドライバ124に送信する。ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にターゲットのアドレスADTaへのトラックジャンプを行わせる(ステップS418)。これにより、光学ピックアップ108はターゲットのアドレスADTaのトラックにビームスポットを照射することができる。
一方、DSP132は、ターゲットのアドレスADTb(図示しない)へのトラックジャンプのための制御信号をドライバ130に送信する。ドライバ130は、DSP132から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ112にターゲットのアドレスADTbへのトラックジャンプを行わせる(ステップS420)。これにより、光学ピックアップ112はターゲットのアドレスADTbのトラックにビームスポットを照射することができる。
図4の第2の光学ピックアップ制御処理によれば、2つの光学ピックアップ108,112を備える光ディスクドライブ装置100において、光学ピックアップ108のDSP126がシークコマンドを受信した場合、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにして、光学ピックアップ108がファインサーチを行って、スレッド機構116のスライド制御が必要とならない、すなわちトラックジャンプのみでターゲットアドレスADTa,ADTbまでのサーチが可能なアドレスAD2aまでサーチを行う。すなわち、スレッド機構116のスライド制御を光学ピックアップ108のみが行うため、スレッド機構116のスライド制御が安定する。スレッド機構116のスライド制御が安定すると、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。したがって、2つの光学ピックアップ108,112が1つのスレッド機構116に搭載される場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。
なお、図4の第2の光学ピックアップ制御処理では、DSP126がシークコマンドを受信したが、DSP132がシークコマンドを受信した場合は、上述したステップS402の前に、DSP132はFPGA134を介してDSP126にシーク要求を行う。そして、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う。その後、DSP126およびDSP132は、上述したステップS402以降の処理を実行することにより、図4の第2の光学ピックアップ制御処理と同様の効果を奏することができる。
[第1の光学ピックアップ制御処理の変形例]
次に、図2の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例について説明する。図6は、図2の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例のシーケンス図である。本変形例は、光学ピックアップ108,112のシーク動作において、ファインサーチを行う際に、光学ピックアップ108と光学ピックアップ112とが同期を取って独立してファインサーチを行う点が、上述した図2の第1の光学ピックアップ制御処理と異なる。
図6において、まず、光ディスクドライブ装置100のDSP126は、ホスト200からFPGA136を介してシークコマンドを受信する(ステップS602)。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にチャンネルAとチャンネルBとの同期を取るためのシーク要求を行う(ステップS604)。
次いで、DSP132は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにするための制御信号をドライバ130に送信して、ドライバ130は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにする(ステップS606)。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う(ステップS608)。
次いで、DSP126は、ラフサーチのための制御信号をドライバ124およびスレッドドライバ120に送信する。スレッドドライバ120は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させる。そして、スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動して、ラフサーチのための光学ピックアップ108,112のスライドを行う。一方、ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にラフサーチを行わせる(ステップS610)。なお、ラフサーチを行う際には、光学ピックアップ108のトラッキングサーボをOFFにしセンタサーボをONにする。ここで、ラフサーチとは、図3に示すように、光ディスク102において、現在のアドレスAD1AからターゲットのアドレスADTAに近づくように、例えばアドレスAD2Aまで高速にサーチを行う制御のことである。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にトラッキングサーボON要求を行う(ステップS612)。
次いで、DSP132は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにするための制御信号をドライバ130に送信して、ドライバ130は、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをONにしセンタサーボをOFFにする(ステップS614)。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にトラッキングサーボON要求に対する応答を行う(ステップS616)。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にファインサーチ開始要求を行う(ステップS618)。このとき、DSP126は、ファインサーチ開始要求とともに、次に行うファインサーチのトラック数を通知する。
次いで、DSP126は、ファインサーチのための制御信号をドライバ124およびスレッドドライバ120に送信する。スレッドドライバ120は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させる。そして、スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動して、ファインサーチのための光学ピックアップ108,112のスライドを行う。一方、ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にファインサーチを行わせる(ステップS620)。ここでの、ファインサーチとは、図3に示すように、光ディスク102において、ラフサーチ後のアドレスAD2AからターゲットのアドレスADTAに残り±NトラックのアドレスAD3Aまで正確にサーチを行う制御のことである。
一方、DSP132は、DSP126と同期して、ステップS618で通知されたトラック数分のファインサーチのための制御信号をドライバ130に送信する。ドライバ130は、DSP132から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ112にファインサーチを行わせる(ステップS622)。ここでの、ファインサーチとは、光ディスク102において、ラフサーチ後のアドレスAD2B(図示しない)からターゲットのアドレスADTB(図示しない)に残り±NトラックのアドレスAD3B(図示しない)まで正確にサーチを行う制御のことである。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にトラックジャンプ要求を行う(ステップS624)。
次いで、DSP126は、図3に示すターゲットのアドレスADTAへのトラックジャンプのための制御信号をドライバ124に送信する。ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にターゲットのアドレスADTAへのトラックジャンプを行わせる(ステップS626)。これにより、光学ピックアップ108はターゲットのアドレスADTAのトラックにビームスポットを照射することができる。
一方、DSP132は、ターゲットのアドレスADTB(図示しない)へのトラックジャンプのための制御信号をドライバ130に送信する。ドライバ130は、DSP132から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ112にターゲットのアドレスADTBへのトラックジャンプを行わせる(ステップS628)。これにより、光学ピックアップ112はターゲットのアドレスADTBのトラックにビームスポットを照射することができる。
図6の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例によれば、2つの光学ピックアップ108,112を備える光ディスクドライブ装置100において、光学ピックアップ108のDSP126がシークコマンドを受信した場合、光学ピックアップ112のトラッキングサーボをOFFにして、光学ピックアップ108がラフサーチを行い、ファインサーチを行う際は、2つの光学ピックアップ108,112が同期を取ってファインサーチを行う。すなわち、ラフサーチにおけるスレッド機構116のスライド制御を光学ピックアップ108のみが行い、ファインサーチは光学ピックアップ108と光学ピックアップ112とが同期を取って行うため、スレッド機構116のスライド制御が安定する。スレッド機構116のスライド制御が安定すると、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。したがって、2つの光学ピックアップ108,112が1つのスレッド機構116に搭載される場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。
また、トラッキングサーボをONにする場合、安定性の観点から、図8に示すように、FEP122,128から出力されるトラバース信号の周波数が低くなったときに、例えば図8に示すAの時点で、トラッキングサーボをONにするのがよい。図8に示すようなトラバース信号の疎密は光ディスク102の偏心によるものである。図6の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例では、光学ピックアップ108と光学ピックアップ112とが、ラフサーチ後にトラッキングサーボのONを同時に行い、更に同期をとって独立してファインサーチを行うことにより、図2の第1の光学ピックアップ制御処理と比較して、図6の処理において図2におけるステップS216の処理を省略することができるため、トラッキングサーボをONにするための待機時間を少なくすることができる。これにより、全体のシーク動作の時間を短縮することができる。
なお、図6の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例では、DSP126がシークコマンドを受信したが、DSP132がシークコマンドを受信した場合は、上述したステップS602の前に、DSP132はFPGA134を介してDSP126にシーク要求を行う。そして、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う。その後、DSP126およびDSP132は、上述したステップS602以降の処理を実行することにより、図6の第1の光学ピックアップ制御処理の変形例と同様の効果を奏することができる。
[第2の光学ピックアップ制御処理の変形例]
次に、図4の第2の光学ピックアップ制御処理の変形例について説明する。図7は、図4の第2の光学ピックアップ制御処理の変形例のシーケンス図である。本変形例は、光学ピックアップ108,112のシーク動作において、ファインサーチを行う際に、光学ピックアップ108と光学ピックアップ112とが同期を取って独立してファインサーチを行う点が、上述した図4の第2の光学ピックアップ制御処理と異なる。
図7において、まず、光ディスクドライブ装置100のDSP126は、ホスト200からFPGA136を介してシークコマンドを受信する(ステップS702)。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にチャンネルAとチャンネルBとの同期を取るためのシーク要求を行う(ステップS704)。
次いで、DSP132は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う(ステップS706)。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にファインサーチ開始要求を行う(ステップS708)。このとき、DSP126は、ファインサーチ開始要求とともに、次に行うファインサーチのトラック数を通知する。
次いで、DSP126は、ファインサーチのための制御信号をドライバ124およびスレッドドライバ120に送信する。スレッドドライバ120は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、スレッドモータ118を動作させる。そして、スレッドモータ118は、スレッド機構116を駆動して、ファインサーチのための光学ピックアップ108,112のスライドを行う。一方、ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にファインサーチを行わせる(ステップS710)。ここでの、ファインサーチとは、図5に示すように、光ディスク102において、現在のアドレスAD1aからターゲットのアドレスADTaに残り±NトラックのアドレスAD2aまで正確にサーチを行う制御のことである。
一方、DSP132は、DSP126と同期して、ステップS708で通知されたトラック数分のファインサーチのための制御信号をドライバ130に送信する。ドライバ130は、DSP132から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ112にファインサーチを行わせる(ステップS712)。ここでの、ファインサーチとは、光ディスク102において、現在のアドレスAD2b(図示しない)からターゲットのアドレスADTb(図示しない)に残り±NトラックのアドレスAD2b(図示しない)まで正確にサーチを行う制御のことである。
次いで、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にトラックジャンプ要求を行う(ステップS714)。
次いで、DSP126は、図5に示すターゲットのアドレスADTaへのトラックジャンプのための制御信号をドライバ124に送信する。ドライバ124は、DSP126から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ108にターゲットのアドレスADTaへのトラックジャンプを行わせる(ステップS716)。これにより、光学ピックアップ108はターゲットのアドレスADTaのトラックにビームスポットを照射することができる。
一方、DSP132は、ターゲットのアドレスADTb(図示しない)へのトラックジャンプのための制御信号をドライバ130に送信する。ドライバ130は、DSP132から送信された制御信号に基づいて、アクチュエータ(図示しない)を動作させて、光学ピックアップ112にターゲットのアドレスADTbへのトラックジャンプを行わせる(ステップS718)。これにより、光学ピックアップ112はターゲットのアドレスADTbのトラックにビームスポットを照射することができる。
図7の第2の光学ピックアップ制御処理の変形例によれば、2つの光学ピックアップ108,112を備える光ディスクドライブ装置100において、光学ピックアップ108のDSP126がシークコマンドを受信した場合、ファインサーチを行う際に、2つの光学ピックアップ108,112が同期を取ってファインサーチを行ため、スレッド機構116のスライド制御が安定する。スレッド機構116のスライド制御が安定すると、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。したがって、2つの光学ピックアップ108,112が1つのスレッド機構116に搭載される場合において、シーク動作を安定かつ高速に行うことができる。
なお、図7の第2の光学ピックアップ制御処理の変形例では、DSP126がシークコマンドを受信したが、DSP132がシークコマンドを受信した場合は、上述したステップS702の前に、DSP132はFPGA134を介してDSP126にシーク要求を行う。そして、DSP126は、FPGA134を介してDSP132にシーク要求に対する応答を行う。その後、DSP126およびDSP132は、上述したステップS702以降の処理を実行することにより、図7の第2の光学ピックアップ制御処理の変形例と同様の効果を奏することができる。
また、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 光ディスクドライブ装置
102 光ディスク
104 スピンドルモータ
106 スピンドルドライバ
108,112 光学ピックアップ
110,114 対物レンズ
116 スレッド機構
118 スレッドモータ
120 スレッドドライバ
122,128 FEP
124,130 ドライバ
126,132 DSP
134,136 FPGA
200 ホスト

Claims (11)

  1. 光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップと、
    前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構と、
    シーク命令を受信するシーク命令受信部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記スライド機構を制御するスライド機構制御部と、
    前記スライド機構による前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップのスライドの際に、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御部と、
    を備える、光ディスクドライブ装置。
  2. 前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにして前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせた後に、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる、請求項1に記載の光ディスクドライブ装置。
  3. 前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる、請求項1に記載の光ディスクドライブ装置。
  4. 光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップと、
    前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構と、
    シーク命令を受信するシーク命令受信部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記スライド機構を制御するスライド機構制御部と、
    サーチ要求を受信するサーチ要求受信部と、
    前記サーチ要求受信部が受信した前記サーチ要求に基づいて、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる第2の光学ピックアップ制御部と、
    を備える、光ディスクドライブ装置。
  5. 前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにして前記第1の光学ピックアップにサーチを行わせた後に、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる、請求項4に記載の光ディスクドライブ装置。
  6. 前記第1の光学ピックアップ制御部は、前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる、請求項4に記載の光ディスクドライブ装置。
  7. 前記第1の光学ピックアップ制御部および前記第2の光学ピックアップ制御部は、前記第1の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンと、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンとを同時に行う、請求項4〜6のいずれか1項に記載の光ディスクドライブ装置。
  8. シーク命令を受信するシーク命令受信ステップと、
    前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御ステップと、
    前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御ステップと、
    前記スライド機構による前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップのスライドの際に、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御ステップと、
    を有する、光学ピックアップ制御方法。
  9. シーク命令を受信するシーク命令受信ステップと、
    前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御ステップと、
    前記シーク命令受信ステップで受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御ステップと、
    サーチ要求を受信するサーチ要求受信ステップと、
    前記サーチ要求受信ステップで受信した前記サーチ要求に基づいて、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる第2の光学ピックアップ制御ステップと、
    を有する、光学ピックアップ制御方法。
  10. コンピュータを、
    シーク命令を受信するシーク命令受信部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御部と、
    前記スライド機構による前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップのスライドの際に、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオフにする第2の光学ピックアップ制御部と、
    として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、
    シーク命令を受信するシーク命令受信部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、光ディスクへのデータの記録のためや光ディスクに記録されているデータの再生のための第1の光学ピックアップにサーチを行わせる第1の光学ピックアップ制御部と、
    前記シーク命令受信部が受信した前記シーク命令に基づいて、前記第1の光学ピックアップおよび第2の光学ピックアップを搭載して、前記第1の光学ピックアップおよび前記第2の光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向にスライドさせるためのスライド機構を制御するスライド機構制御部と、
    サーチ要求を受信するサーチ要求受信部と、
    前記サーチ要求受信部が受信した前記サーチ要求に基づいて、前記第2の光学ピックアップのトラッキングサーボをオンにしてサーチを行わせる第2の光学ピックアップ制御ステップ部と、
    として機能させるためのプログラム。

JP2009290694A 2009-12-22 2009-12-22 光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム Withdrawn JP2011134364A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009290694A JP2011134364A (ja) 2009-12-22 2009-12-22 光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム
US12/965,166 US8416654B2 (en) 2009-12-22 2010-12-10 Optical disc drive apparatus, optical pickup control method and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009290694A JP2011134364A (ja) 2009-12-22 2009-12-22 光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011134364A true JP2011134364A (ja) 2011-07-07

Family

ID=44150860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009290694A Withdrawn JP2011134364A (ja) 2009-12-22 2009-12-22 光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8416654B2 (ja)
JP (1) JP2011134364A (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1196668A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Sony Corp 光ディスク記録装置及び光ディスク再生装置
JPH11296868A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Sony Corp 光ディスク装置
JP2000090551A (ja) * 1998-09-09 2000-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置及びそのデータ再生方法
JP2005166147A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Yamaha Corp 光ディスクドライブ、光ディスク装置およびおよび光ディスクデバイスドライバプログラム
JP2006268952A (ja) 2005-03-23 2006-10-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> マルチビーム光ヘッド、フォーカス制御装置及び光ディスク制御装置
JP2010009636A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sony Corp 駆動装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2011118993A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Sony Corp 記録装置、制御方法
US8077566B2 (en) * 2010-03-30 2011-12-13 Oracle International Corporation Systems and methods for testing unformatted optical recording media
US8254235B2 (en) * 2010-03-31 2012-08-28 General Electric Company System and method for transfer of data stored in holographic storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
US20110149702A1 (en) 2011-06-23
US8416654B2 (en) 2013-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4713839B2 (ja) 光ディスク装置及びそのフォーカスジャンプ制御方法
US6704253B2 (en) Disk drive apparatus capable of resuming the recording process during interruption
JP2011134364A (ja) 光ディスクドライブ装置、光学ピックアップ制御方法およびプログラム
CN101154402B (zh) 盘驱动设备和用于调整聚焦偏移和球面象差校正值的方法
JP2005317146A (ja) 光ディスク装置
JP3626027B2 (ja) 光ディスク再生装置
JP2002342933A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2002184116A (ja) 欠陥処理方法および光ディスク装置
JP2003242642A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2005243137A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2006294174A (ja) 光ディスク装置
WO2007074618A1 (ja) 最終領域検索装置、情報再生装置、最終領域検索方法、最終領域検索処理プログラム
JP2006252714A (ja) ディスク再生装置およびディスク再生方法
JP2006040436A (ja) 光ディスク装置、情報再生方法、情報再生プログラムおよび記録媒体
JP2004134025A (ja) 情報記録媒体、情報記録再生装置
JP2008004198A (ja) ディスク装置及び該装置のピックアップユニット移動制御方法
KR20150015649A (ko) 광 디스크 드라이브 및 그 기록 제어방법
JP2004030712A (ja) 光ディスク記録再生装置のピックアップ制御回路
US20060039247A1 (en) Method for adjusting deviation on seeking BCA in optical disk
JP2005243136A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JPH1116243A (ja) ディスクプレーヤーのサーチ方法
JP2005339598A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2002269749A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2009043376A (ja) ディスク再生装置
JP2002334444A (ja) 光ディスク記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20130305