JP2011133894A - マルチレベル変調器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
スペクトル効率を向上させ得るマルチレベル変調器を提供する。
【解決手段】
光通信システムとともに使用される装置は、自由空間光学部品を含まないモノリシックデバイスを有し、位相変調器と偏光変調器とを含み得る。位相変調器は、光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成され、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作し得る。偏光変調器は、2つの更なるデジタルデータストリームと、位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成され、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作し得る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、概して光通信システムに関し、より具体的にはマルチレベル変調器に関する。
遠隔通信システム、ケーブルテレビシステム及びデータ通信ネットワークは、遠隔ポイント間で多量の情報を迅速に伝達するために光ネットワークを使用する。光ネットワークにおいて、情報は光信号の形態で光ファイバを通して伝達される。光ファイバは、非常に低い損失で長距離にわたって信号を伝送することが可能な細い糸状のガラスを有している。
光ネットワークは、しばしば、伝送容量を増大させるために波長分割多重(WDM)又は高密度波長分割多重(DWDM)を用いる。WDM及びDWDMのネットワークにおいては、各ファイバ内で多数の光チャネルが異なる波長で運ばれる。ネットワーク容量は、各ファイバ内の波長すなわちチャネルの数と、帯域幅すなわちチャネル群のサイズとに基づく。多重化は、単一ストリーム伝送と比較してデータレートを高めるために、あるいはデータレートを維持しながら帯域幅要求を低減させるために使用され得る。
M位相偏移変調(M-ary phase shift keying)は、2つ以上のデータストリームを多重化するために使用されることが可能な位相シフトを提供する。同様に、偏光変調は、2つ以上のデータストリームを多重化するために使用されることが可能な偏光シフトを提供する。偏光多重化及び/又はM位相偏移変調を用いるWDMシステム及び/又はDWDMシステムは、スペクトル効率を向上させ得る。例えば、無線LAN規格であるIEEE802.11b−1999は、効率を高めるために多様な位相偏移変調方式を使用する。位相偏移変調及び偏光変調の双方を組み入れたシステムは、より高い効率をもたらし得る。
米国特許出願公開第2004/0208646号明細書
スペクトル効率を向上させ得るマルチレベル変調器を提供することを1つの目的とする。
本発明の特定の一実施形態によれば、光通信システムとともに使用される装置は、自由空間光学部品を含まないモノリシックデバイスを有する。当該装置は、位相変調器と偏光変調器とを含み得る。位相変調器は、光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成され、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作し得る。偏光変調器は、2つの更なるデジタルデータストリームと、位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成され、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作し得る。
本発明の他の特定の一実施形態によれば、入力信号を伝送する光通信システムは、入力信号を多重化された信号に変換するマルチレベル変調器と、コヒーレント受信器と、多重化された信号を復調するように構成されたデジタル信号プロセッサとを含み得る。マルチレベル変調器は、自由空間光学部品を含まないモノリシックデバイスを有し、位相変調器と偏光変調器とを含み得る。位相変調器は、光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成され、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作し得る。偏光変調器は、2つの更なるデジタルデータストリームと、位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成され、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作し得る。
本発明の他の特定の一実施形態によれば、入力信号を多重化する方法は、入力光ビームを受信するステップと、少なくとも4つのデジタルデータストリームを受信するステップと、第1の2つのデジタルデータストリームを表すように、少なくとも4つの位相状態を用いて、光ビームの位相を変調するステップと、第2の2つのデジタルデータストリームを表すように、少なくとも4つの偏光状態を用いて、光ビームの偏光を変調するステップと、マルチレベル変調信号を受信器に送信するステップとを含み得る。当該方法は、自由空間光学部品を含まないモノリシックデバイス上でカスケード接続された位相変調器と偏光変調器とを含み得る。
本発明の1つ以上の実施形態の技術的利点には、他のシステムより高いスペクトル効率が提供され、50GHz間隔のDWDM伝送システムを使用する100GHz伝送システムが可能になることが含まれ得る。偏光多重化を組み入れた既知のシステムは、変調器のモノリシック設計を妨げる自由空間の光学部品を必要とする。対照的に、本発明の1つ以上の実施形態は、自由空間光学部品の必要性を排除する。故に、そのようなシステムは、低減されたコスト及び/又は複雑さで、高められたスペクトル効率を提供し得る。
理解されるように、本発明の様々な実施形態は、以上にて挙げた技術的利点の一部又は全てを含むこともあるし、それら技術的利点を含まないこともある。また、図面、以下の説明及び特許請求の範囲から、本発明のその他の技術的利点が当業者に明らかになるであろう。
半波長板を含む変調器を例示する図である。 自由空間の偏光分配器及び結合器を含む変調器を例示する図である。 本開示による教示を組み入れたマルチレベル変調器を例示する図である。 本開示による教示に従って使用され得る偏光変調電極を例示する図である。 本開示による教示に従って使用され得る偏光変調電極を例示する図である。 本開示による教示に従って使用され得る偏光変調器の実施形態を例示する図である。 本開示による教示に従って使用され得る偏光変調器の実施形態を例示する図である。 本開示による教示に従って使用され得る偏光変調器の実施形態を例示する図である。 本開示による教示に従って使用され得る偏光変調器の実施形態を例示する図である。 本開示による教示を組み入れたマルチレベル変調器を例示する図である。 本開示による教示を組み入れたマルチレベル変調器を例示する図である。 本開示による教示を組み入れるように実行され得る方法の一例を示すフロー図である。
光通信システムは、多重化及び/又はスペクトル効率の増大を容易にするように、光ネットワーク(例えば、波長分割多重(WDM)、高密度波長分割多重(DWDM)、又はその他の好適な多重化技術を実現するネットワーク)にて実現され得る。四位相偏移変調(QPSK)は、入力信号の位相をシフトさせる。単に光をターンオン及びターンオフする(例えば、0及び1にする)ことによってデジタル信号を伝達するのではなく、QPSKシステムは、光搬送波の位相をシフトさせる。4つの利用可能な位相状態が存在するので、QPSKシステムは、二位相偏移変調(BPSK)を用いた信号と比較して高いデータフロー効率を提供し得る。慣例により、典型的に使用される4つの位相は、45°、135°、225°及び315°に位置する。4つの取り得る状態が存在するので、QPSKシステムは、2つのデジタルビットを表すように使用されることができる。一例に係る方式のコードは、45°が2進数の00、135°が2進数の01、225°が2進数の11、315°が2進数の10というものである。別の多重化の一手法は、更なる信号状態を提供するために、入力光ビームの偏光を変調することを含み得る。偏光変調において、信号の偏光は、慣例により、45°、−45°、右円、又は左円(2つの直交する直線偏光、及び2つの直交する円偏光)として表され得る。QPSKと同様に、独立した偏光の各々は、2つのデジタルビットを表すように設計され得る。QPSKと偏光変調とが組み合わされるとき、単一の光ビームによって4つのデジタルビットが運ばれ得る。
図1及び2は、マルチレベル変調を実現するために光計算システム内で使用され得る変調方式を示している。図示した変調方式はどちらも自由空間光学部品を含んでいる。例えば、図1は、半波長板30を有する変調器1を示している。“System and Method for Multi−level Phase Modulated Communication”なるタイトルの特許文献1は、2つの位相変調された信号を直交偏光と組み合わせるために半波長板を使用することを記載している。なお、その開示をここに援用する。
変調器1は、2つの四位相偏移変調(QPSK)変調器20a及び20bを並列に含んでいる。動作時、入力光ビーム10は2つのQPSK変調器20a及び20bへと分配される。入力光ビーム10は連続波レーザ又はその他の適当な光源によって提供され得る。各QPSK変調器20は、そのQPSK変調器に入る光ビーム上に信号を変調するように構成される。QPSK変調において、搬送波信号は2つのアームに分離され得る。同相成分(I)と呼ばれる第1のアームは直接的に位相変調される。直交成分(Q)と呼ばれる第2のアームは、追加の90°の位相の後に位相変調され得る。これら2つのアームは、1つのQPSK信号を生成するように重ね合わされる。
矢印14aに示すように、入力光10は垂直偏光を有する。QPSK変調器20a及び20bの通過後、光は依然として垂直偏光を有する。しかしながら、QPSK変調器20bからの変調信号は更に半波長板30を通過させられる。半波長板は、光波の2つの直交偏光成分の間で位相をシフトさせることによって、光波の偏光状態を回転させる。2つの異なる成分に従った光は、半波長板内を相異なる速度で進行し、位相差を生じる。これら2つの別々に偏光された成分を、ファースト軸及びスロー軸の進行と呼ぶことがある。
矢印16に示すように、半波長板30を出る光ビームは水平偏光を有する。これがQPSK変調器20aを出る光ビームに重ね合わされるとき、単一の光ビーム12内を進行する、異なる偏光によって区別可能な2つのQPSK信号が存在する。
他の一例として、図2は、自由空間の偏光ビームスプリッタ(polarization beam splitter;PBS)40及び偏光ビーム結合器(polarization beam combiner;PBC)42と、QPSK変調器20a及び20bとを含む変調器2を示している。入射光10がPBS40に到達する前、入力レーザは2つの偏光成分を有する。例えば、入力レーザは、水平面に対して45°だけ偏光され得る。
PBS40及びPBC42はどちらも自由空間光学部品とし得る。一例に係るPBS40はウォラストン(Wollaston)プリズムとして知られている。ウォラストンプリズムは、偏光されていない光(又は、ランダムに偏光された光)を、2つの直交する、直線偏光の出力ビームへと分離する。出力光ビームは2つの偏光された光線に分離される。PBC42は、2つの直線偏光ビームを単一の出力へと重ね合わせる。そして、変調器2は、入力光ビーム10を、矢印14aの垂直偏光ビーム及び矢印16aの水平偏光ビームという2つの偏光ビームへと分離する。各ビームは、矢印14b及び16bに示されるように偏光に影響を及ぼすことなく、QPSK変調器20a及び20bを通過する。図1に示した変調器においてのように、これら2つのビームはPBC42により単一の出力12へと結合される。出力12は、偏光によって区別可能な2つの別個のQPSK変調信号を含んでいる。
図1及び2に示した変調器によって実行される変調形式は、DP−QPSKと呼ばれ得る。これは二偏波−四位相変調を指す。光ビーム出力12は実際には、単一のビーム内に垂直偏光の1つと水平偏光のもう1つという2つの独立した光信号を含んでいる。この方法は、偏光多重化を使用しないQPSKシステムに対してスペクトル効率を2倍にするために使用され得る。QPSKと偏光多重化との結合は、見かけ上の伝送レート(シンボルレート)より4倍速いビットレートで伝送を行う。事実上、異なる偏光(例えば、x偏光及びy偏光)の2つの別個の信号が存在し、各信号が各パルスにて(QPSK変調によって)2ビットの情報を運ぶ。
しかしながら、図1及び2に示した変調システムは、自由空間光学部品(例えば、半波長板、及び/又はPBS/PBCの組み合わせ)を含んでいる。自由空間光学部品は、DP−QPSKシステムの製造プロセスに複雑さを付加する。自由空間光学部品を用いないマルチレベル偏光且つマルチレベル位相の変調は、対応するコスト及び/又は複雑性の増大なく、同様の効率向上を達成し得る。
図3は、本開示による教示を組み入れた、自由空間光学部品のないマルチレベル偏光マルチレベル位相変調器100を例示している。変調器100はモノリシックの光集積回路(photonic integrated circuit;PIC)を有し得る。モノリシックPICは、半導体ウェハのボディ内又は該ウェハの表面に作製された光学部品及び電子部品(例えば、トランジスタ、抵抗、キャパシタ及びダイオード)を含む。モノリシックPICの製造は、デバイスの全てが例えば接合、配線及び/又は配置などの追加の製造工程なく単一のウェハ上に製造され得るため好ましいものとなり得る。自由空間光学部品を有する変調器は、それら光学部品は別個の製造プロセスで追加されなければならないため、モノリシックPICから成ることができない。
図3のモノリシック変調器100は、位相変調器120、パルス整形器144及び偏光変調器146を含み得る。パルス整形器144は、非ゼロ復帰(non-return-to-zero;NRZ)方式では使用されなくてもよい。動作時、変調器100は、入力光ビーム110を受信し、DP−QPSK変調された光ビーム112を生成する。
位相変調器120は、モノリシック変調器100上に製造されることが可能な如何なる適当なPSK変調器を含んでいてもよい。例えば、位相変調器120はマッハツェンダー変調器(MZM)を含み得る。位相変調器120は、図3に示すようなQPSK変調器を含み得る。
入力光ビーム110は、始め、紙面から出ている矢印132aに示すように、変調器100の面に垂直に偏光されている。入力光ビーム110は分配器(スプリッタ)121で分離され、位相変調器120の2つの別々のアームに入る。位相の遅延122にて、信号は90°だけシフト(例えば、遅延)される。この遅延は、2つのレグ(leg)が結合器127で結合されることを可能にする。位相遅延122及び変調器124を通過する上側のレグは、直交位相チャネルすなわちQチャネルと呼ばれ得る。位相遅延なく変調器126を通過する下側のレグは、同相チャネルすなわちIチャネルと呼ばれ得る。
PSK変調器120への電気的な入力は、電極124及び126を介され得る。Qチャネルの入力は電極124に与えられ、Iチャネルの入力は電極126に与えられ得る。電極124及び126への電気入力は、導波路の屈折率を変化させることによって上述の位相変調に影響を及ぼすことができる。屈折率が変化すると、導波路を通る光ビームの速度も変化する。一部のPSK方式において、正の位相シフトは2進数の1を表し、負の位相シフトは2進数の0を表す。他のPSK方式においては、位相シフトのない光ビームが2進数の0を表し、位相シフトが2進数の1を表す。
位相変調器120が図3に示すようなQPSK変調器である場合、パルス整形器144に入射する光ビームは、上述のように4つの位相状態を含む。パルス整形器144は、ゼロ復帰(return-to-zero;RZ)パルス整形を実行するように構成された如何なる要素又はデバイスを含んでいてもよい。RZパルス整形とは、パルス整形器144に与えられるクロック信号(CLK)に基づいて各パルス間に信号がゼロに戻る信号形式を意味する。CLK信号は、パルス整形器144を通る光ビームにおいてゼロ復帰をトリガーする。光伝送システムにおいて、RZパルス整形はMZMによって実行され得る。RZパルス整形器の使用は、ゼロでない信号値のみに関心があるため、別々の信号間での干渉なく、より大きい動作マージンを提供し得る。対照的に、非ゼロ復帰(NRZ)は、ゼロ値又は休止値を有しない信号を意味する。
偏光変調器146は、複数の偏光状態を生成するよう動作可能な如何なるデバイス、要素、又は変調器100の機能であってもよい。例えば、偏光変調器146は、2つの直交する直線偏光及び2つの直交する円偏光という4つの偏光状態を生成するように動作可能であるとし得る。偏光変調器146への電気的な入力は、PSK変調器に関して説明したのと同様の2つの別々の入力を含み得る。例えば、この電気入力は、図3に示すように、I及びQと指定された2つの信号を含み得る。
図4A及び4Bは、本開示による教示に従って使用され得る偏光変調器146a及び146bの例を示している。図4A及び4Bに示した例において、光ビームは、上述の偏光のファースト軸及びスロー軸の何れかに関して45°の角度で放たれる。偏光変調器146aにおいて、I信号及びQ信号は単一組の電極を介して与えられる。偏光変調器146bにおいては、I信号及びQ信号は、直列にされた2つの別々の組の電極を介して与えられる。
上述のように、光ビームが偏光変調器146a又は146bに入射するとき、光ビームは(例えば、鉛直方向すなわち紙面に垂直に示すように)単一の軸に沿って直線偏光され得る。印加される電気信号により、2つの別々の偏光成分(例えば、スロー軸及びファースト軸の成分)の間に位相差が誘起され得る。誘起された位相差は、光ビームの偏光状態を変化させ得る。例えば、I信号は0又はπの何れかの位相差を誘起し、Q信号は0又はπ/2の何れかの位相差を誘起し得る。このような一実施形態において、I信号に対応するピークピーク電圧はQ信号に対応するピークピーク電圧と異なったものとなり得る。
光ビームが偏光変調器146から出射するとき、I及びQの値に少なくとも部分的に応じて、4つの別々の可能性ある偏光(例えば、図4A及び4Bに示すような2つの直交する直線偏光及び2つの直交する円偏光)が存在し得る。各偏光は、4つの可能性ある偏光が2つのデータストリームを搬送するように、別々の2ビット信号(例えば、00、01、10又は11)を表す。この変調方式は、単一のビームで2つの別々に偏光されたデータストリームを搬送する従前の方式とは異なるものであり、偏光それ自体がデータストリームを表す。
自由空間光学部品を含む変調器とは対照的に、図3に示したモノリシック変調器100は、各パルスで4ビットの情報を搬送する1つの信号を提供する。2ビットはPSK変調によって指し示され、2ビットは偏光変調によって指し示される。各変調が4つの取り得る状態又はデータ点を提供する。斯くして、変調器100を出て行く光ビーム112は、図1及び2に関連して説明したような偏光によって区別可能な2つの別々の光ビームではなく、4ビットのデータを搬送する単一のビームとなる。
図4A及び4Bは、本開示による教示に従って使用され得る変調方式146a及び146bを例示している。双方の例において、入力信号は、左側の矢印によって示されるように、直線偏光されている。偏光変調に影響を及ぼすように印加される電界は、図4Aに示すような単一組の電極、又は図4Bに示すような一連の電極にて与えられ得る。
図5A−5Dは、本開示による教示に従って使用され得る偏光変調器146の実施形態を例示している。図5Aは、基板150上に3つの電極151、152及び153を含む偏光変調器146cの一実施形態を示している。基板150は、xカットのLiNbO(ニオブ酸リチウム)導波路を含み得る。ニオブ酸リチウム結晶は、特有の電気光学特性、光弾性特性、圧電特性、及び非線形特性を有するため、光学部品に使用されることが技術的に知られている。さらに、LiNbO上のデバイスは、その他の材料の場合と比較して低減された損失をもたらすことが知られている。
図5Aは、基板150上のLiNbO導波路156を等角図にて示している。図5A内の軸によって示されるように、x軸は導波路の表面に垂直である。導波路を製造する一手法は、チタン又はその他の適当なドーパントの基板表面172への拡散を含み得る。チタンは、堆積及び/又はフォトリソグラフィ技術を用いて拡散され得る。ドーパントの存在は、ドーパントの領域内の基板の屈折率を増大させ得る。当業者は、ドーパントの堆積パターンを注意深く設計することにより、導波路伝播が、形成された導波路領域に制限されるようにすることができる。
K.Aoki等により書かれ、IEEE Photonics Technology Letters、第20巻、第21号、2008年11月1日によって発行された“Low Half−Wave Voltage X−Cut Thin LiNbO Sheet Optical Phase Modulator With Asymmetric Coplanar Waveguide Electrode”というタイトルの論文に、偏光変調器146に使用され得る方式にて電圧を印加する偏光変調器の一例の設計及び動作が記載されている。なお、この論文をここに援用する。この例においては、Tiを拡散されたLiNbOからなる光導波路の頂部に直接的に、金からなる共平面導波路(coplanar waveguide;CPW)電極が電気めっきされている。これらCPW電極への電気信号の印加は、上述の所望の偏光シフトに影響を及ぼしている。
電極151、152及び153の特定の配置により、本開示による教示とともに使用される偏光変調器が提供され得る。偏光変調器146cの電極152はグランド電極とし得る。電極151及び153による電気信号の印加が、変調器146cを通過する光信号の偏光を変化させ得る。
例えば、図5Bに示したx軸に沿って電界が印加されるとき、xカット基板150内の導波路156のスロー軸(x’)及びファースト軸(y’)は角度Φだけ回転し得る。印加される電界は、Φが45°になるように選択され得る。このような実施形態において、x軸に沿って放たれる直線偏光の光ビームは、導波路156内を伝播する際、印加電界の大きさに少なくとも部分的に依存する偏光状態の変化を被ることになる。
他の一例として、図5Cは、xカットLiNbO基板150内の導波路156のy軸に沿って印加される電界を示している。このような実施形態においては、ファースト軸及びスロー軸は印加電界に整列される。x軸に対して45°偏光されて放たれる直線偏光の光ビームは、導波路156内を伝播する際、印加電界の大きさに少なくとも部分的に依存する偏光状態の変化を被り得る。
他の一例として、図5Dは、zカットLiNbO基板150内の導波路156のz軸に沿って印加される電界を示している。このような実施形態においては、ファースト軸及びスロー軸は印加電界のz方向及びx方向に整列される。z軸に対して45°の偏光状態で放たれる直線偏光の光ビームは、導波路156内を伝播する際、印加電界の大きさに少なくとも部分的に依存する偏光状態の変化を被ることになる。
図6Aは、本開示による教示を組み入れたモノリシック型マルチレベル位相マルチレベル偏光変調器200の上面図を示している。変調器200は、位相変調器220、パルス整形器248及び偏光変調器246aを含み得る。動作時、変調器200は、矢印232aによって示されるように垂直方向に偏光された入力光ビーム210を受信する。位相変調器220は、上述のようなQPSK変調器を含んでいてもよいし、その他のPSK変調器を含んでいてもよい。位相変調器220を出射する光ビームは、矢印232b及び232cに示すように、依然として垂直方向に偏光されている。パルス整形器248は、図3に関連して説明したようなRZパルス整形器を含み得る。偏光変調器246aは、図4A−5Dに関連して説明した構成のうちの1つ以上を含み得る。パルス整形器248を出射する垂直偏光された光ビームが、図6Aに示すような湾曲した導波路に沿って偏光変調器246aの方に向け直される場合、偏光変調器246aは、図5A又は図5Bに示した構成を用いて実装され得る。
図6Bは、本開示による教示を組み入れたモノリシック型マルチレベル位相マルチレベル偏光マルチレベル変調器200の上面図を示している。変調器200は、位相変調器220、パルス整形器248、偏光変調器246b及び偏光ファイバ250を含み得る。偏光変調器246bは、図4A−5Dに関連して説明した実施形態のうちの1つ以上を含み得る。
偏光ファイバ250は、入力信号210の偏光を矢印234によって指し示すように垂直方向232cに対して45°だけ回転させるように構成された如何なるデバイス、要素、及び/又は変調器200の機能を含んでいてもよい。例えば、偏光ファイバ250は、入力信号の偏光を45°だけシフトさせるように適応された偏光保持ファイバ(PMファイバ)を含み得る。
図6Bに示すように、垂直偏光された光232cが、その直線偏光をPMファイバ250のファースト軸に整列させてPMファイバ250内に放たれる場合、偏光状態はファイバ内で保持されることになる。矢印234で示されるように、出力でのPMファイバ250のファースト軸が垂直に対して45°であるようにPMファイバ250が構成される場合、PMファイバ250を出射する光ビームの偏光もまた、垂直方向に対して45°になる。基板150がxカットLiNbOを含む場合、偏光変調器246bは、図5A及び/又は5Bに示した実施形態を含み得る。基板150がzカットLiNbOを含む場合、偏光変調器246bは、図5A及び/又は5Dに示した実施形態を含み得る。
動作時、本開示による教示を組み入れたマルチレベル変調器は、受信器に結合された復調器と通信し得る。復調器は、先ず受信信号の偏光状態を決定し、その後、偏光変調を解く。偏波ダイバーシティ式コヒーレント光受信器に関する様々なシステム及びデバイスが技術的に知られている。
例えば、第1に、コンスタント・モジュラス・アルゴリズム(constant modulus algorithm;CMA)を用いて偏光が再調整され得る。第2に、偏光状態の検出及び/又は決定が行われ得る。第3に、偏光状態が決定されると、ソフトウェア及び/又はデジタル信号プロセッサを用いて偏光変調が解かれ得る。この第3のステップの終了時、信号は単一の偏光を有し、PSK変調のみを含む。偏光変調が解かれると、受信器は既知のプロセスを実行して、PSK変調を復調してPSKで符号化されたデータを復元し得る。
図7は、本開示による教示を組み入れるように実行され得る方法300の一例のフロー図を示している。方法300の様々なステップは、図7に示す順序で実行され得るが、ユーザ及び/又はシステムの要求に応じて別の順序で実行されてもよい。ここでは方法300をマルチレベル変調器(例えば、変調器100及び/又は200)によって実行されるものとして説明するが、ここでの説明は本開示による教示の適用を限定するものとして読まれるべきではない。
ステップ310にて、マルチレベル変調器が入力光ビームを受信し得る。入力信号は連続波レーザ又はその他の適当な光源によって提供され得る。
ステップ320にて、位相変調器が受信光ビームの位相を変調し得る。位相変調器は、4つの別々の位相状態を提供するように構成され得る。例えば、位相変調器はQPSK変調器とし得る。QPSK変調器において、位相変調は、光ビームの別々のアームに(これらのアームが重ね合わされる前に)印加される2つの入力電気信号(例えば、I及びQ)に依存し得る。
ステップ330にて、偏光変調器が受信光ビームの偏光を変調し得る。偏光変調器は、2つの入力電気信号(例えば、I及びQ)に少なくとも部分的に基づいて4つの別々の偏光状態を提供するように構成され得る。例えば、偏光変調器は、45°偏光、−45°偏光、右旋回変調、及び左旋回変調を提供し得る。
ステップ340にて、マルチレベル変調器は、マルチレベル変調されたマルチレベル変調信号を受信器に送信し得る。これらのステップは全て、自由空間光学部品を含まないモノリシックICによって実行され得る。
ステップ350にて、マルチレベル変調信号がコヒーレント光受信器によって受信され得る。
ステップ360にて、マルチレベル変調信号の偏光がコンスタント・モジュラス・アルゴリズム(CMA)を用いて再調整され得る。
ステップ370にて、再調整されたマルチレベル変調信号の偏光状態の検出及び/又は決定が行われ得る。この偏光状態は、ステップ330で実行された符号化に基づくデータに変換され得る。
偏光状態が決定されると、ステップ380にて、ソフトウェア及び/又はデジタル信号プロセッサを用いて偏光変調が解かれ得る。ステップ380の終了時、信号は単一の偏光を有し、PSK変調のみを含む。
ステップ390にて、受信器は、既知のプロセスを実行して、PSK変調信号を復調し、ステップ320でPSKを用いて符号化されたデータを復元し得る。
幾つかの実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者には様々な変形及び変更が示唆されるであろう。本発明は、添付の請求項の範囲に入る変形及び変更を包含するものである。例えば、方法300は、列挙したステップのうちの1つ以上の間に、光ビームを光ファイバ中に通すことを含み得る。
以上の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
光通信システムとともに使用される装置であって、
光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成された位相変調器であり、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作可能な位相変調器と、
2つの更なるデジタルデータストリームと、前記位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成された偏光変調器であり、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作可能な偏光変調器と
を有し、
当該装置はモノリシックデバイスを有し、自由空間光学部品を含まない、
装置。
(付記2)
前記位相変調器は四位相偏移変調器を含んでいる、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記変調された光ビームが前記位相変調器を出射した後に該光ビームの偏光を調整するように構成された偏光変調ファイバ、を更に有する付記1に記載の装置。
(付記4)
前記変調された光ビームを前記偏光変調器に伝送する前に前記位相変調器から前記変調された光ビームを受信するように配置されたゼロ復帰パルス整形器、を更に有する付記1に記載の装置。
(付記5)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの導波路を含む、付記1に記載の装置。
(付記6)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットのLiNbOからなる導波路を有する、付記1に記載の装置。
(付記7)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの、3つの電極を含む導波路を有する、付記1に記載の装置。
(付記8)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの、2つの電極を含む導波路を有する、付記1に記載の装置。
(付記9)
入力信号を伝送する光通信システムであって、
前記入力信号を多重化された信号に変換するマルチレベル変調器と、
コヒーレント受信器と、
前記多重化された信号を復調するように構成されたデジタル信号プロセッサと
を有し、
前記マルチレベル変調器は、
光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成された位相変調器であり、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作可能な位相変調器と、
2つの更なるデジタルデータストリームと、前記位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成された偏光変調器であり、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作可能な偏光変調器と
を有し、
前記マルチレベル変調器はモノリシックデバイスを有し、自由空間光学部品を含まない、
光通信システム。
(付記10)
前記位相変調器は四位相偏移変調器を含んでいる、付記9に記載の光通信システム。
(付記11)
前記変調された光ビームが前記位相変調器を出射した後に該光ビームの偏光を調整するように構成された偏光変調ファイバ、を更に有する付記9に記載の光通信システム。
(付記12)
前記変調された光ビームを前記偏光変調器に伝送する前に前記位相変調器から前記変調された光ビームを受信するように配置されたゼロ復帰パルス整形器、を更に有する付記9に記載の光通信システム。
(付記13)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの導波路を含む、付記9に記載の光通信システム。
(付記14)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットのLiNbOからなる導波路を有する、付記9に記載の光通信システム。
(付記15)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの、3つの電極を含む導波路を有する、付記9に記載の光通信システム。
(付記16)
前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの、2つの電極を含む導波路を有する、付記9に記載の光通信システム。
(付記17)
光ネットワーク内で使用される多重化信号を提供する方法であって、
入力光ビームを受信するステップと、
少なくとも4つのデジタルデータストリームを受信するステップと、
第1の2つのデジタルデータストリームを表すように、少なくとも4つの位相状態を用いて、前記光ビームの位相を変調するステップと、
第2の2つのデジタルデータストリームを表すように、少なくとも4つの偏光状態を用いて、前記光ビームの偏光を変調するステップと、
マルチレベル変調信号を受信器に送信するステップと
を有し、
位相変調器と偏光変調器とが、自由空間光学部品を含まないモノリシックデバイス上でカスケード接続される、
方法。
(付記18)
前記光ビームの位相を変調するステップが、前記光ビームの偏光を変調するステップの前に実行される、付記17に記載の方法。
(付記19)
前記光ビームの偏光を変調するステップが、前記光ビームの位相を変調するステップの前に実行される、付記17に記載の方法。
(付記20)
前記マルチレベル変調信号を、前記モノリシックデバイスから、光コヒーレント受信器及び復調用のデジタル信号プロセッサに送信するステップ、を更に有する付記17に記載の方法。
100、200 マルチレベル変調器
110、210 入力光ビーム
112、212 出力光ビーム
120、220 位相変調器
121 分配器
122 遅延
124、126 変調器
127 結合器
132、232、234 偏光
144、248 パルス整形器
146、246A、246B 偏光変調器
150 基板
151−155、157−159 電極
156 導波路
250 偏光ファイバ
、Q、I、Q 入力電気信号

Claims (9)

  1. 光通信システムとともに使用される装置であって、
    光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成された位相変調器であり、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作可能な位相変調器と、
    2つの更なるデジタルデータストリームと、前記位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成された偏光変調器であり、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作可能な偏光変調器と
    を有し、
    当該装置はモノリシックデバイスを有し、自由空間光学部品を含まない、
    装置。
  2. 前記位相変調器は四位相偏移変調器を含んでいる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記変調された光ビームが前記位相変調器を出射した後に該光ビームの偏光を調整するように構成された偏光変調ファイバ、を更に有する請求項1に記載の装置。
  4. 前記変調された光ビームを前記偏光変調器に伝送する前に前記位相変調器から前記変調された光ビームを受信するように配置されたゼロ復帰パルス整形器、を更に有する請求項1に記載の装置。
  5. 前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの導波路を含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの、3つの電極を含む導波路を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記偏光変調器は、xカットあるいはzカットの、2つの電極を含む導波路を有する、請求項1に記載の装置。
  8. 入力信号を伝送する光通信システムであって、
    前記入力信号を多重化された信号に変換するマルチレベル変調器と、
    コヒーレント受信器と、
    前記多重化された信号を復調するように構成されたデジタル信号プロセッサと
    を有し、
    前記マルチレベル変調器は、
    光ビームと2つのデジタルデータストリームとを受信するように構成された位相変調器であり、該光ビームの位相を、該2つのデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの位相状態に変調するよう動作可能な位相変調器と、
    2つの更なるデジタルデータストリームと、前記位相変調器からの変調された光ビームとを受信するように構成された偏光変調器であり、該光ビームの偏光を、該2つの更なるデジタルデータストリームを表す少なくとも4つの偏光状態に変調するよう動作可能な偏光変調器と
    を有し、
    前記マルチレベル変調器はモノリシックデバイスを有し、自由空間光学部品を含まない、
    光通信システム。
  9. 光ネットワーク内で使用される多重化信号を提供する方法であって、
    入力光ビームを受信するステップと、
    少なくとも4つのデジタルデータストリームを受信するステップと、
    第1の2つのデジタルデータストリームを表すように、少なくとも4つの位相状態を用いて、前記光ビームの位相を変調するステップと、
    第2の2つのデジタルデータストリームを表すように、少なくとも4つの偏光状態を用いて、前記光ビームの偏光を変調するステップと、
    マルチレベル変調信号を受信器に送信するステップと
    を有し、
    位相変調器と偏光変調器とが、自由空間光学部品を含まないモノリシックデバイス上でカスケード接続される、
    方法。
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