JP2011131999A - Elevator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、巻上機の回転軸にブレーキ装置を取り付けたエレベータに関する。 The present invention relates to an elevator in which a brake device is attached to a rotating shaft of a hoisting machine.
非常用ブレーキを巻上機に取り付けたエレベータが開示されている。このエレベータは、出力軸を有する巻上機と、出力軸から延長して設けられる出力軸延長部と、出力軸延長部に設けられるブレーキ装置と、ブレーキ装置を作動させる磁石組立体と、磁石組立体が取り付けられたトルクアームと、を有している。トルクアームは、ベッドプレートと連結する部分に長方形の開口を有している。この開口の内側には、ベッドプレート側に固定されたピンが通されており、トルクアームの回転を拘束する。 An elevator having an emergency brake attached to a hoist is disclosed. The elevator includes a hoisting machine having an output shaft, an output shaft extension provided extending from the output shaft, a brake device provided on the output shaft extension, a magnet assembly for operating the brake device, and a magnet assembly And a torque arm to which a solid body is attached. The torque arm has a rectangular opening at a portion connected to the bed plate. Inside this opening, a pin fixed on the bed plate side is passed, and restrains the rotation of the torque arm.
トルクアームの下端は、ベッドプレートに対して限られた範囲で移動する。これによって、出力軸延長部の通常程度の揺れが許容される(例えば、特許文献1参照)。 The lower end of the torque arm moves within a limited range with respect to the bed plate. As a result, normal swinging of the output shaft extension is allowed (see, for example, Patent Document 1).
ところで、巻上機およびそのシーブには、乗りかご、つり合い重り、ロープ、積載などの荷重が作用するため、巻上機の弾性変形によってシーブ位置が下方にわずかに変位する。これにより、ブレーキ装置やトルクアームの位置も変位するため、トルクアームは、この変位に追従しつつブレーキ装置の回転を拘束する必要がある。しかしながら、上記従来のエレベータでは、構造が複雑で部品点数も多く、依然として改良の余地があった。 By the way, loads such as a car, a balance weight, a rope, and a load act on the hoisting machine and its sheave. Therefore, the sheave position is slightly displaced downward by elastic deformation of the hoisting machine. As a result, the positions of the brake device and the torque arm are also displaced, so the torque arm needs to restrain the rotation of the brake device while following the displacement. However, the conventional elevator has a complicated structure and a large number of parts, and there is still room for improvement.
本発明の目的は、簡単な構造でトルクアームを円滑に案内できるエレベータを提供することにある。 An object of the present invention is to provide an elevator that can smoothly guide a torque arm with a simple structure.
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るエレベータは、ベースと、前記ベース上に固定されるとともに回転軸を有する巻上機と、前記回転軸に取り付けられるブレーキ装置と、前記ブレーキ装置に固定された一方の端部と、前記一方の端部とは反対側の他方の端部とを有するトルクアームと、前記ベース上に設けられるとともに前記トルクアームを間に挟んだ両側で、前記回転軸周りに移動する前記トルクアームの移動方向に沿った方向に一対に配置されるストッパと、を具備し、前記他方の端部は、間隙を存して前記ベースに対向する。 To achieve the above object, an elevator according to one aspect of the present invention includes a base, a hoisting machine fixed on the base and having a rotating shaft, a brake device attached to the rotating shaft, and the brake A torque arm having one end fixed to the device and the other end opposite to the one end; and both sides provided on the base and sandwiching the torque arm therebetween, And a pair of stoppers arranged in a direction along the moving direction of the torque arm that moves around the rotation axis, and the other end faces the base with a gap.
上記の構成によれば、簡単な構造でトルクアームを円滑に案内できるエレベータを提供できる。 According to said structure, the elevator which can guide a torque arm smoothly with a simple structure can be provided.
以下、図1から図3を参照して、エレベータの第1の実施形態について説明する。 Hereinafter, a first embodiment of an elevator will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
図1から図3に示すように、第1の実施形態のエレベータ11は、昇降路12と、昇降路12内を昇降する乗りかご13と、昇降路12の上方に設けられた機械室14と、一端で乗りかごに固定されるメインロープ15と、シーブ25を介してメインロープ15が巻きかけられる巻上機16と、巻上機16を支持するベース17と、メインロープ15の他端に固定されるつり合い重り18と、巻上機16の回転軸26に取り付けられるシーブ25およびブレーキ装置21と、巻上機16とブレーキ装置21との間に介在される軸受け22と、ブレーキ装置21に取り付けられるトルクアーム23と、トルクアーム23の移動を規制するストッパ24と、を備えている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
エレベータ11は、巻上機16に隣接して設けられたそらせシーブ28と、乗りかご13の昇降をガイドするメインレールと、つり合い重り18の昇降をガイドするカウンターレールと、乗りかご13に制御信号および電力を供給するテールコードと、乗りかご13とつり合い重り18とを接続するコンペンセーティングロープ、などを備えている。エレベータ11は、昇降路の底部に設けられる図示しない乗りかご用バッファおよびつり合い重り用バッファを備えている。シーブ25に対してメインロープ15が直接巻き掛けられている。
The
図2に示すように、巻上機16は、シーブ25を回転可能に支持する回転軸26と、回転軸26を回転させるモータ27と、を含んでいる。回転軸26は、ブレーキ装置21に向けて突出した回転軸延長部26Aを含んでいる。
As shown in FIG. 2, the
ブレーキ装置21は、非常時に乗りかご13を停止させる際に作動するいわゆる非常用のブレーキ装置である。ブレーキ装置21は、例えばスプライン構造を介して回転軸延長部26Aに取り付けられたブレーキディスク31と、ブレーキディスク31を取り囲んだケーシング32と、ケーシング32の内部に埋め込まれたスプリング33およびソレノイド34と、を有している。ソレノイド34は、電流がONになった状態で励磁され、ブレーキディスク31を開放する。また、電流がOFFとなった際には、スプリング33の付勢力によって、ブレーキディスク31がブレーキパッド35に押し付けられてブレーキがかかった状態になる。
The
図2、図3に示すように、トルクアーム23は、略方形の平板状をなしている。トルクアーム23は、ブレーキ装置21に固定された一方の端部23Aと、一方の端部23Aとは反対側の他方の端部23Bと、を有している。他方の端部23Bは、間隙36を存してベース17に対向している。これによって、回転軸26の撓みに追従してブレーキ装置21の位置が変化した場合でも、トルクアーム23がベース17に衝突したり、この衝突によってトルクアーム23が曲がったりすることが防止されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
ストッパ24は、ベース17上で、トルクアーム23を間に挟んだ両側に一対に設けられている。各ストッパ24は、回転軸26周りに移動するトルクアーム23の移動方向に沿った方向に並んで配置されている。各ストッパ24は、方形の小片状をなしている。ストッパ24は、回転軸26周りに移動しようとするトルクアーム23を拘束することで、ブレーキ作動時に回転軸26と連れ周りするブレーキ装置21の回転を阻止することができる。ストッパ24は、ベース17に対して溶接またはねじ止め等で固定されている。また、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間は、例えば0.1mmから0.5mmの範囲で適宜に設定される。
The
第1の実施形態によれば、エレベータ11は、ベース17と、ベース17上に固定されるとともに回転軸26を有する巻上機16と、回転軸26に取り付けられるブレーキ装置21と、ブレーキ装置21に固定された一方の端部23Aと、一方の端部23Aとは反対側の他方の端部23Bとを有するトルクアーム23と、ベース17上に設けられるとともにトルクアーム23を間に挟んだ両側で、回転軸26周りに移動するトルクアーム23の移動方向に沿った方向に一対に配置されるストッパ24と、を具備し、他方の端部23Bは、間隙36を存してベース17に対向する。
According to the first embodiment, the
この構成によれば、他方の端部23Bとベース17との間に間隙36が設けられているため、回転軸26の撓みに追従してブレーキ装置21が移動した場合でも、トルクアーム23、ブレーキ装置21および軸受け22に負荷を集中させることなく円滑にトルクアーム23を案内でき、ブレーキ装置21において適正にブレーキトルクを発生させることができる。これによって、ブレーキ装置21の信頼性をより一層向上することができる。
According to this configuration, since the
続いて図4を参照して、エレベータ11の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のエレベータ11は、隙間調整機構41を有する点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。第2の実施形態のエレベータ11は、図1に示すエレベータと同様の構成を有する。
Next, a second embodiment of the
第2の実施形態のエレベータ11は、昇降路12と、昇降路12内を昇降する乗りかご13と、昇降路12の上方に設けられた機械室14と、一端で乗りかご13に固定されるメインロープ15と、メインロープ15が巻きかけられる巻上機16と、巻上機16を支持するベース17と、メインロープ15の他端に固定されるつり合い重り18と、巻上機16に取り付けられるブレーキ装置21と、巻上機16とブレーキ装置21との間に介在される軸受け22と、ブレーキ装置21に取り付けられるトルクアーム23と、トルクアーム23の移動を規制するストッパ24と、トルクアーム23とストッパ24との間に設けられる隙間調整機構41と、を備えている。
The
図4に示すように、隙間調整機構41は、ストッパ24を貫通するように設けられた通しボルト42で構成されている。この通しボルト42を正逆方向に回転させることにより、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間寸法を適宜に調整することができる。トルクアーム23とストッパ24との間の隙間は、隙間調整機構41によって例えば0.1mmから0.5mmの範囲で適宜に設定される。
As shown in FIG. 4, the
第2の実施形態によれば、エレベータ11は、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間を調整するための隙間調整機構41を具備する。この構成によれば、ストッパ24およびトルクアーム23の加工精度を落としても、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間を容易に調整できる。このため、ストッパ24およびトルクアーム23の製造コストを低減できるとともに、ストッパ24をベース17に固定する際の位置決めの厳密性を緩和することができる。これによって、ストッパ24を固定する際の作業性を向上することができる。
According to the second embodiment, the
続いて図5を参照して、エレベータの第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のエレベータ11は、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間の大きさが異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。第3の実施形態のエレベータ11は、図1に示すエレベータ11と同様の構成を有する。
Next, a third embodiment of the elevator will be described with reference to FIG. The
第3の実施形態では、図5に示すように、トルクアーム23とストッパ24との間に隙間51が設けられている。通常、乗りかご13とつり合い重り18との間に重量のアンバランスを生じるとトルクアーム23が回転軸26周りに微小に移動するが、この隙間51の寸法は、このトルクアーム23の微小移動を許容するように設計される。この隙間51の寸法は、シーブ25の半径およびトルクアーム23の長さによって変化するために、一概にいうことはできないが、例えばシーブ25の半径が330mm程度で、トルクアーム23の長さが150mm程度である場合に、例えば0.1mmから1mmの範囲内で設定することが好適である。
In the third embodiment, as shown in FIG. 5, a
このトルクアーム23の微小移動についてさらに詳細に説明する。乗りかご13が乗り場に対向した位置で静止している状態では、巻上機16に設けられた第2のブレーキ装置によって回転軸26の回転が阻止されている。この第2のブレーキ装置は、例えば、通常の使用状態において乗りかご13を安全に停止させるために使用されるものである。
The minute movement of the
乗りかご13が停止している停止状態では、回転軸26の軸周りに形成された第1のギヤに対して、上記第2のブレーキ装置からの制動力が伝えられる第2のギヤが噛み合っている。しかしながら、この停止状態でも両ギヤ間のバックラッシに相当する角度分だけ回転軸26およびシーブ25は回転することができる。また、停止状態では、乗り場から乗りかご13に乗客が乗ったり、乗りかご13から乗り場に乗客が降りたりする。このとき、乗りかご13とつり合い重り18との間では、重量のアンバランスを生ずる。これによって、シーブ25および回転軸26が微小角度回転し、これに連れ周りしてブレーキ装置21およびトルクアーム23も微小距離だけ移動することとなる。なお、ブレーキ装置21およびトルクアーム23の連れ周りは、ブレーキ装置21を開放した状態でもある程度起こる。よって、上記のように、トルクアーム23の微小移動を許容するようにトルクアーム23とストッパ24との間の隙間51を設定するとよい。
In the stop state in which the
第3の実施形態によれば、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間51の幅は、乗りかご13とつり合い重り18との間に生じた重量アンバランスに起因して、回転軸26とともに微小移動するトルクアーム23の動きを許容する幅寸法である。この構成によれば、ギアのバックラッシによるトルクアーム23の微小移動を許容することができ、トルクアーム23の微小移動に起因する騒音および振動の発生を極力防止することができる。
According to the third embodiment, the width of the
続いて図6を参照して、エレベータの第4の実施形態について説明する。第4の実施形態のエレベータ11は、弾性体52が設けられる点で第3の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第3の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。第4の実施形態のエレベータ11は、図1に示すエレベータ11と同様の構成を有する。
Next, a fourth embodiment of the elevator will be described with reference to FIG. The
第4の実施形態では、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間51の寸法は、トルクアーム23の微小移動を許容するように設計される点は、第3の実施形態と同様である。第4の実施形態のエレベータ11は、さらに、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間51の位置に、例えばゴム状の弾性体52を備えている。
In the fourth embodiment, the dimension of the
第4の実施形態のエレベータによれば、弾性体52の緩衝効果により、ブレーキ装置21が作動してトルクアーム23とストッパ24とが接触する際の衝撃を緩和することができる。これによって、ブレーキ装置21が作動する際やギアのバックラッシによってトルクアーム23が微小移動する際などに、騒音や振動が発生することを極力防止できる。
According to the elevator of the fourth embodiment, the shock when the
図7を参照して、エレベータの第5の実施形態について説明する。第5の実施形態のエレベータ11は、ストッパ24にローラ53が設けられる点で第3の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第3の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。第5の実施形態のエレベータ11は、図1に示すエレベータ11と同様の構成を有する。
A fifth embodiment of the elevator will be described with reference to FIG. The
第5の実施形態では、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間51の寸法は、トルクアーム23の微小移動を許容するように設計される点は、第3の実施形態と同様である。図7に示すように、第5の実施形態のストッパ24は、ストッパ本体54と、ストッパ本体54に対して自由に回転が可能なローラ53と、を有している。ローラ53は、巻上機16の回転軸26の撓みによってベース17に対して近づいたり遠ざかったりするトルクアーム23の移動を案内することができる。
In the fifth embodiment, the dimension of the
第5の実施形態によれば、ローラ53の作用によってトルクアーム23の上下方向の移動を滑らかに案内できるため、ストッパ24の信頼性を向上することができる。これによって、ブレーキ装置21において適正にブレーキトルクを発生でき、ブレーキ装置21の信頼性を向上できる。
According to the fifth embodiment, since the movement of the
図8を参照して、エレベータの第6の実施形態について説明する。第6の実施形態のエレベータ11は、ストッパ24が一つである点、トルクアーム23に溝部61が設けられる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。第6の実施形態のエレベータ11は、図1に示すエレベータ11と同様の構成を有する。
A sixth embodiment of the elevator will be described with reference to FIG. The
第6の実施形態のエレベータ11では、トルクアーム23は、略方形の平板状をなしている。トルクアーム23は、ブレーキ装置21に固定された一方の端部23Aと、一方の端部23Aとは反対側の他方の端部23Bと、他方の端部23Bから一方の端部23Aに向けて延びた溝部61と、を有している。溝部61は、略方形をなしており、トルクアーム23のほぼ中心線で、他方の端部23Bから一方の端部23Aに至る途中まで延びている。他方の端部23Bと、ベース17との間には、間隙36が設けられている。
In the
ストッパ24は、トルクアーム23の溝部61の内側に嵌り込むように、一つだけ設けられている。ストッパ24は、方形の小片状をなしている。ストッパ24は、ベース17に対して溶接またはねじ止め等で固定されている。トルクアーム23の溝部61とストッパ24との間の隙間は、例えば0.1mmから0.5mmの範囲で適宜に設定される。
Only one
第6の実施形態によれば、トルクアーム23の他方の端部23Bとベース17との間に間隙36が設けられているため、回転軸26の撓みに追従してブレーキ装置21が移動した場合でも、トルクアーム23やブレーキ装置21に負荷が集中することがなく、ブレーキ装置21において適正にブレーキトルクを発生させることができる。また、トルクアーム23に溝部61を形成すればよく、加工が容易であり精度の良い案内構造を構成することができる。
According to the sixth embodiment, since the
図9を参照して、エレベータの第7の実施形態について説明する。第7の実施形態のエレベータ11は、隙間調整機構41を有する点で第6の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第6の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。第7の実施形態のエレベータ11は、図1に示すエレベータ11と同様の構成を有する。
With reference to FIG. 9, a seventh embodiment of an elevator will be described. The
第7の実施形態のエレベータ11は、昇降路12と、昇降路12内を昇降する乗りかご13と、昇降路12の上方に設けられた機械室14と、一端で乗りかご13に固定されるメインロープ15と、メインロープ15が巻きかけられる巻上機16と、巻上機16を支持するベース17と、メインロープ15の他端に固定されるつり合い重り18と、巻上機16に取り付けられるブレーキ装置21と、巻上機16とブレーキ装置21との間に介在される軸受け22と、ブレーキ装置21に取り付けられるトルクアーム23と、トルクアーム23の移動を規制するストッパ24と、トルクアーム23とストッパ24との間に設けられる隙間調整機構41と、を備えている。
The
隙間調整機構41は、ストッパ24を貫通するように設けられた通しボルト42で構成されている。この通しボルト42を正逆方向に回転させることにより、トルクアーム23とストッパ24との間の隙間を適宜に調整することができる。トルクアーム23の溝部61とストッパ24との間の隙間寸法は、隙間調整機構41によって例えば0.1mmから0.5mmの範囲で適宜に設定される。
The
第7の実施形態によれば、ストッパ24およびトルクアーム23の溝部61の加工精度を落としたとしても、ストッパ24とトルクアーム23の溝部61との間の隙間を容易に調整可能である。このため、ストッパ24およびトルクアーム23の製造コストを低減できるとともに、ストッパ24をベース17に固定する際の位置決めの厳密性を緩和することができる。これによって、ストッパ24を固定する際の作業性を向上することができる。
According to the seventh embodiment, even if the processing accuracy of the
本発明のエレベータ11は、前記実施の形態に限定されるものではない。すなわち、上記各実施形態では、ブレーキ装置21は非常用のブレーキとして使用される場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ブレーキ装置21を日常的に使用するブレーキとして用いてもよい。このほか、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
The
11…エレベータ、15…メインロープ、16…巻上機、17…ベース、18…つり合い重り、21…ブレーキ装置、23…トルクアーム、23A…一方の端部、23B…他方の端部、24…ストッパ、25…シーブ、26…回転軸、36…間隙、41…隙間調整機構、51…隙間、52…弾性体、53…ローラ、61…溝部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記ベース上に固定されるとともに回転軸を有する巻上機と、
前記回転軸に取り付けられるブレーキ装置と、
前記ブレーキ装置に固定された一方の端部と、前記一方の端部とは反対側の他方の端部とを有するトルクアームと、
前記ベース上に設けられるとともに前記トルクアームを間に挟んだ両側で、前記回転軸周りに移動する前記トルクアームの移動方向に沿った方向に一対に配置されるストッパと、
を具備し、
前記他方の端部は、間隙を存して前記ベースに対向することを特徴とするエレベータ。 Base and
A hoisting machine fixed on the base and having a rotating shaft;
A brake device attached to the rotating shaft;
A torque arm having one end fixed to the brake device and the other end opposite to the one end;
A stopper provided on the base and disposed in a pair along the direction of movement of the torque arm that moves around the rotation axis on both sides of the torque arm therebetween,
Comprising
2. The elevator according to claim 1, wherein the other end faces the base with a gap.
つり合い重りと、
前記乗りかごと前記つり合い重りとを連結するメインロープと、
前記回転軸に固定されるとともに、前記メインロープが巻きかけられるシーブと、
を具備し、
前記トルクアームと前記ストッパとの間の隙間の幅は、前記乗りかごと前記つり合い重りとの間に生じた重量アンバランスに起因して、前記回転軸とともに微小移動する前記トルクアームの動きを許容する幅寸法であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 The car,
Balance weight,
A main rope connecting the ride car and the counterweight;
A sheave fixed to the rotating shaft and wound around the main rope;
Comprising
The width of the gap between the torque arm and the stopper allows the movement of the torque arm that moves minutely with the rotating shaft due to the weight imbalance that occurs between the car and the counterweight. The elevator according to claim 1, wherein the elevator has a width dimension.
前記ベース上に固定されるとともに回転軸を有する巻上機と、
前記回転軸に取り付けられるブレーキ装置と、
前記ブレーキ装置に固定された一方の端部と、前記一方の端部とは反対側の他方の端部と、前記他方の端部から前記一方の端部に向けて延びた溝部と、を有するトルクアームと、
前記ベース上に設けられるとともに前記溝部の内側に嵌るストッパと、
を具備し、
前記他方の端部は、間隙を存して前記ベースに対向することを特徴とするエレベータ。 Base and
A hoisting machine fixed on the base and having a rotating shaft;
A brake device attached to the rotating shaft;
One end fixed to the brake device, the other end opposite to the one end, and a groove extending from the other end toward the one end A torque arm;
A stopper that is provided on the base and fits inside the groove;
Comprising
2. The elevator according to claim 1, wherein the other end faces the base with a gap.
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