JP2011131814A - シート装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートクッションおよびシートバックを前方に跳ね上げた状態においてヘッドレストのヘッド支え部に汚れが生じることを防止できるシート装置を提供する。
【解決手段】シート装置15は、左セカンドシート16を跳上げ姿勢に跳上げ可能とし、跳上げ姿勢に配置された状態で、左ヘッドレスト43が左シートバックの下側に位置するように構成されている。左ヘッドレストは、着座姿勢において、上方に起立した使用位置P1と前傾位置P2との間で回転可能に左シートバック42に設けられている。そして、跳上げ姿勢において、前傾位置にある左ヘッドレストの後面232を下方に向けて、後面の支持プレート221を車体フロア11に接触させるようにした。
【選択図】図10
【解決手段】シート装置15は、左セカンドシート16を跳上げ姿勢に跳上げ可能とし、跳上げ姿勢に配置された状態で、左ヘッドレスト43が左シートバックの下側に位置するように構成されている。左ヘッドレストは、着座姿勢において、上方に起立した使用位置P1と前傾位置P2との間で回転可能に左シートバック42に設けられている。そして、跳上げ姿勢において、前傾位置にある左ヘッドレストの後面232を下方に向けて、後面の支持プレート221を車体フロア11に接触させるようにした。
【選択図】図10
Description
本発明は、シートクッションにシートバックが傾倒可能に設けられ、シートバックの上部にヘッドレストが設けられ、傾倒させたシートバックをシートクッションに重ね合わせた状態で前方に跳上げ可能なシート装置に関する。
シート装置のなかには、シートクッションの前部がヒンジを介してフロアに回動自在に支持されたものがある。
このシート装置によれば、シートクッションにシートバックを重ね合わせた後、シートクッションおよびシートバックをヒンジを軸にして前方に揺動させ(跳ね上げ)、ヘッドレストをフロアに当接することでヒンジおよびヘッドレストでシートクッションやシートバックを支えることができる(例えば、特許文献1参照。)。
このシート装置によれば、シートクッションにシートバックを重ね合わせた後、シートクッションおよびシートバックをヒンジを軸にして前方に揺動させ(跳ね上げ)、ヘッドレストをフロアに当接することでヒンジおよびヘッドレストでシートクッションやシートバックを支えることができる(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1のシート装置は、シートクッションおよびシートバックを前方に揺動させ(跳ね上げ)た状態において、ヘッドレストをフロアに当接させてシートクッションやシートバックを支えている。
しかし、ヘッドレストをフロアに当接することで、ヘッドレストのヘッド支え部(すなわち、乗員の頭部を支える前面)が汚れることが考えられる。
しかし、ヘッドレストをフロアに当接することで、ヘッドレストのヘッド支え部(すなわち、乗員の頭部を支える前面)が汚れることが考えられる。
本発明は、シートクッションおよびシートバックを前方に揺動させ(跳ね上げ)た状態においてヘッドレストのヘッド支え部に汚れが生じることを防止できるシート装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、シートクッションと、該シートクッションに傾倒可能に設けられたシートバックと、該シートバックの上部に設けられたヘッドレストを有し、前記シートクッションを略水平に配置した着座姿勢において前記シートバックを傾倒させて前記シートクッションに重ね合わせ可能なシート体を備え、前記シートバックを前記シートクッションに重ね合わせた前記シート体を前方の跳上げ姿勢に跳上げ可能とし、前記跳上げ姿勢に配置された状態で前記ヘッドレストが前記シートバックの下側に位置し、前記ヘッドレストが、前記着座姿勢において上方に起立した使用位置と、前方に回転した前傾位置との間で回転可能に前記シートバックに設けられ、前記跳上げ姿勢において、前記前傾位置にある前記ヘッドレストの後面を下方に向けて、該後面を前記シートクッションを支えるフロアに接触させたことを特徴とする。
請求項2は、前記跳上げ姿勢において下方に向けて配置された前記ヘッドレストの後面に、該ヘッドレストの他の面より硬質な支持面を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、着座姿勢においてヘッドレストを上方に起立した使用位置と、前方に回転した前傾位置との間で回転可能とした。
そして、跳上げ姿勢において、前傾位置にあるヘッドレストの後面を下方に向けてフロアに接触可能とした。
このように、前傾位置に配置したヘッドレストの後面をフロアに接触させることで、跳上げ姿勢のシート体をヘッドレストの後面で支えることができる。
そして、跳上げ姿勢において、前傾位置にあるヘッドレストの後面を下方に向けてフロアに接触可能とした。
このように、前傾位置に配置したヘッドレストの後面をフロアに接触させることで、跳上げ姿勢のシート体をヘッドレストの後面で支えることができる。
ここで、ヘッドレストを前方に回転して前傾位置に配置した状態において、ヘッドレストのヘッド支え部(前面)をシートバック側に向けることができる。
よって、ヘッドレストの下面をフロアに接触させた状態において、ヘッド支え部をフロアに対して非接触状態に保つことができる。
これにより、ヘッドレストのヘッド支え部に汚れが生じることを防止でき、外観性の向上を図ることができる。
よって、ヘッドレストの下面をフロアに接触させた状態において、ヘッド支え部をフロアに対して非接触状態に保つことができる。
これにより、ヘッドレストのヘッド支え部に汚れが生じることを防止でき、外観性の向上を図ることができる。
さらに、ヘッドレストを前方に回転させて前傾位置に配置することで、ヘッドレストをシートバックに近づけることができる。
これにより、シートバックおよびヘッドレストをコンパクトにまとめることができ、シート体を跳上げ姿勢に跳ね上げる際の操作性を一層高めることができる。
これにより、シートバックおよびヘッドレストをコンパクトにまとめることができ、シート体を跳上げ姿勢に跳ね上げる際の操作性を一層高めることができる。
請求項2に係る発明では、前記跳上げ姿勢において、ヘッドレストの後面に他の面より硬質な支持面を設けた。
よって、支持面をフロアに接触させた状態で、支持面が撓んだりせず、ヘッドレストの他の面がフロアに接触することを防止できる。
よって、支持面をフロアに接触させた状態で、支持面が撓んだりせず、ヘッドレストの他の面がフロアに接触することを防止できる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
実施例に係るシート装置15について説明する。
図1に示すように、車両10は、車体フロア(フロア)11に設けられたドライバシート12と、ドライバシート12の車体幅方向に隣接して設けられたパッセンジャシート13と、ドライバシート12およびパッセンジャシート13の車体後方に設けられたシート装置15を備えている。
図1に示すように、車両10は、車体フロア(フロア)11に設けられたドライバシート12と、ドライバシート12の車体幅方向に隣接して設けられたパッセンジャシート13と、ドライバシート12およびパッセンジャシート13の車体後方に設けられたシート装置15を備えている。
ドライバシート12は、車体フロア11に内外のスライドレール21を介して車体前後方向にスライド移動可能に支持されている。
パッセンジャシート13は、ドライバシート12と同様に、車体フロア11に内外のスライドレール22を介して車体前後方向にスライド移動可能に支持されている。
パッセンジャシート13は、ドライバシート12と同様に、車体フロア11に内外のスライドレール22を介して車体前後方向にスライド移動可能に支持されている。
シート装置15は、パッセンジャシート13の車体後方に設けられた左セカンドシート(シート体)16と、ドライバシート12の車体後方に設けられた右セカンドシート(シート体)17とを備えている。
左セカンドシート16および右セカンドシート17は車体幅方向(シート幅方向)に併設されている。
左セカンドシート16の前方(すなわち、左セカンドシート16およびパッセンジャシート13間)に左足元スペース18が形成されている。
右セカンドシート17の前方(すなわち、右セカンドシート17およびドライバシート12間)に右足元スペース19(図2参照)が形成されている。
左セカンドシート16の前方(すなわち、左セカンドシート16およびパッセンジャシート13間)に左足元スペース18が形成されている。
右セカンドシート17の前方(すなわち、右セカンドシート17およびドライバシート12間)に右足元スペース19(図2参照)が形成されている。
この車両10は、左セカンドシート16と右セカンドシート17とのそれぞれの側方の開口部(車体側方の開口部)に対して車体前後方向に開閉自在なスライドドア23(図15参照)が設けられている。スライドドア23を車体後方に開放して車体側方の開口部を開け、この開口部から左右のセカンドシート16,17に乗降できる。
また、左セカンドシート16および右セカンドシート17の後方には荷室24(図15参照)が備えられ、荷室24後方の開口部(車体後方の開口部)に対して開閉自在なテールゲート28(図15参照)が設けられている。このテールゲート28を開放して車体後方の開口部を開け、この開口部から荷室24に荷物を搭載することができる。
また、図2、図3に示すように、シート装置15は、左セカンドシート16を支える左脚部機構25と、左セカンドシート16を車体幅方向の所定位置に保持可能な左ロック/非ロック機構27と、右セカンドシート17を支える右脚部機構31と、右セカンドシート17を車体幅方向の所定位置に保持可能な右ロック/非ロック機構33と、左右の脚部機構25,31を車体幅方向(シート幅方向)に案内する固定レール35とを備えている。
左脚部機構25の左スライダ48は、左セカンドシート16に対して車体幅方向の中央よりも左側(車体幅方向外側)に配置されている。
また、右脚部機構31の右スライダ86は、右セカンドシート17に対して車体幅方向の中央よりも右側(車体幅方向外側)に配置されている。
また、右脚部機構31の右スライダ86は、右セカンドシート17に対して車体幅方向の中央よりも右側(車体幅方向外側)に配置されている。
なお、右脚部機構31および右ロック/非ロック機構33は、左脚部機構25および左ロック/非ロック機構27と左右対称の構成であり、右側の各機構31,33の詳しい説明を省略する。
左セカンドシート16は、乗員(着座者)が着座する左シートクッション(シートクッション)41と、左シートクッション41の後部に車体前後方向に傾倒可能な左シートバック(シートバック)42と、左シートバック42の上部42aに上下動可能に設けられた左ヘッドレスト(ヘッドレスト)43と、左ヘッドレスト43に設けられた支持プレート(支持面)221(図4(b)参照)と、左シートクッション41の下部に設けられた内外の左スライドレール44とを備えている。
右セカンドシート17は、左セカンドシート16と左右対称の部材であり詳しい説明を省略する。
右セカンドシート17は、左セカンドシート16と左右対称の部材であり詳しい説明を省略する。
図4に示すように、左ヘッドレスト43は、左シートバック42のフレーム201(図2も参照)に設けられた一対のガイド部材202と、一対のガイド部材202に上下方向に移動自在に挿通されたステイ222と、ステイ222の上部222aに揺動自在に設けられた揺動手段223と、揺動手段223に設けられたヘッドレスト本体224とを備えている。
揺動手段223は、ステイ222の上部222aに支持ピン227を介して揺動自在に設けられた揺動部材226と、揺動部材226およびステイ222に架け渡された引張りばね228とを備えている。
揺動部材226にヘッドレスト本体224が設けられている。
揺動部材226にヘッドレスト本体224が設けられている。
ヘッドレスト本体224は、着座者の頭部を凭れさせる前面(以下、「ヘッド支え部」という)231(図2参照)と、ヘッド支え部231の後側に設けられた後面232とを有する。
ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221が設けられている。
ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221が設けられている。
図5(a)に示すように、左ヘッドレスト43によれば、着座姿勢においてヘッドレスト本体224を使用位置P1に配置した状態において、引張りばね228が支持ピン227の後方に位置する。よって、引張りばね228で揺動部材226が後方に付勢され、付勢された揺動部材226がステイ222の頂部222bに当接する。
これにより、引張りばね228の付勢力でヘッドレスト本体224が使用位置P1に保持され、ヘッド支え部231に着座者の頭部を凭れさせることができる。
ここで、使用位置P1とは、着座姿勢においてヘッドレスト本体224を上方に起立させた位置をいう。
なお、着座姿勢については後で詳しく説明する。
これにより、引張りばね228の付勢力でヘッドレスト本体224が使用位置P1に保持され、ヘッド支え部231に着座者の頭部を凭れさせることができる。
ここで、使用位置P1とは、着座姿勢においてヘッドレスト本体224を上方に起立させた位置をいう。
なお、着座姿勢については後で詳しく説明する。
図5(b)に示すように、左ヘッドレスト43を前傾位置P2に配置した状態において、引張りばね228が支持ピン227の前方に位置する。
よって、引張りばね228で揺動部材226が前方に付勢され、付勢された揺動部材226がストッパ234に当接する。
よって、引張りばね228で揺動部材226が前方に付勢され、付勢された揺動部材226がストッパ234に当接する。
これにより、引張りばね228の付勢力でヘッドレスト本体224が前傾位置P2に保持され、後面232(すなわち、支持プレート221)を上方に向けることができる。
さらに、ヘッドレスト本体224のヘッド支え部(前面)231を左シートバック42の上部42a側に向けることができる。
さらに、ヘッドレスト本体224のヘッド支え部(前面)231を左シートバック42の上部42a側に向けることができる。
加えて、ヘッド支え部231を左シートバック42の上部42a側に向けることで、左シートバック42および左ヘッドレスト43を高さ方向においてコンパクトにまとめることができる。
ここで、前傾位置P2とは、着座姿勢においてヘッドレスト本体224を使用位置P1から前方に回転することで、ヘッドレスト本体224の後面232を上方に向けた位置をいう。
ここで、前傾位置P2とは、着座姿勢においてヘッドレスト本体224を使用位置P1から前方に回転することで、ヘッドレスト本体224の後面232を上方に向けた位置をいう。
すなわち、図5(a),(b)に示すように、左ヘッドレスト43は、ヘッドレスト本体224が使用位置P1および前傾位置P2間で支持ピン227を軸にして矢印方向に回転可能(揺動可能)に左シートバック42の上部42aに設けられている。
支持プレート221は、ヘッドレスト本体224の後面232に設けられた平坦な板材であり、ヘッドレスト本体224の外周面(ヘッドレストの他の面)224aより硬質な部材で形成されている。
支持プレート221を形成する硬質な部材としては、一例として、6ナイロンが用いられる。
ここで、ヘッドレスト本体224を前傾位置P2に保持した状態において、後面232が上方に向けられている。
よって、ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221を設けることで、ヘッドレスト本体224を前傾位置P2に保持するだけの簡単な操作で、支持プレート221を上方に向けることができる。
支持プレート221を形成する硬質な部材としては、一例として、6ナイロンが用いられる。
ここで、ヘッドレスト本体224を前傾位置P2に保持した状態において、後面232が上方に向けられている。
よって、ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221を設けることで、ヘッドレスト本体224を前傾位置P2に保持するだけの簡単な操作で、支持プレート221を上方に向けることができる。
なお、支持プレート221をヘッドレスト本体224の外周面224aより硬質な部材で形成した理由については後述する。
図6に示すように、左脚部機構25は、内外の左スライドレール44の前部に設けられた左前脚45と、内外の左スライドレール44の後部に設けられた左後脚46と、左セカンドシート16を着座姿勢および収納姿勢(跳上げ姿勢)間で移動させる左移動機構47と、左移動機構47を支持するとともに固定レール35に摺動可能に連結された左スライダ48と、着座姿勢および収納姿勢(跳上げ姿勢)間の移動に左後脚46を連動させる左リンク機構92とを備えている。
左前脚45は、内左スライドレール44の前部に上端51aが連結されて略鉛直下方向に延びる内左前鉛直脚部(鉛直脚部)51と、外左スライドレール44の前部に上端52aが連結されて略鉛直下方向に延びる外左前鉛直脚部(鉛直脚部)52と、内左前鉛直脚部51および外左前鉛直脚部52の各下端51b,52bに架け渡された左前横脚部53と、左前横脚部53から前方に略水平に延びる内外の水平部54,55(図9も参照)と、左前横脚部53に設けられた内外の支え部材(弾性部材)56,57とを有する。
左前横脚部53は、内左前鉛直脚部51および外左前鉛直脚部52の各下端51b,52bに架け渡された略水平の棒状部材である。
内外の水平部54,55は、内外の左前鉛直脚部51,52の下端51b,52bから左前横脚部53を介して前方に略水平に延びる部材である。
内外の水平部54,55は、内外の左前鉛直脚部51,52の下端51b,52bから左前横脚部53を介して前方に略水平に延びる部材である。
具体的には、図7(a)に示すように、外水平部55は、外左前鉛直脚部52の下端52bから左前横脚部53を介して前方に距離L1だけ略水平に延出され、前部55aが外回転軸62を介して左スライダ48の外側部48bに回動自在に連結されている。
また、図7(b)に示すように、内水平部54は、図7(a)に示す外水平部55と同様に、内左前鉛直脚部51の下端51bから左前横脚部53を介して前方に距離L1だけ略水平に延出され、前部54aが内回転軸61を介して左スライダ48の内側部48a(図8参照)に回動自在に連結されている。
内外の回転軸61,62は、左シートクッション41の前部41bを左前脚45を介して回動自在に支持する部材である。
内外の回転軸61,62は、左シートクッション41の前部41bを左前脚45を介して回動自在に支持する部材である。
図7(a),(b)に示すように、内左前鉛直脚部51の下端51bから左前横脚部53を介して内水平部54を設けるとともに、外左前鉛直脚部52の下端52bから左前横脚部53を介して外水平部55を設けた。
これにより、内外の左前鉛直脚部51,52を左スライダ48より距離L2だけ後方に配置することができる(図7(a)参照)。
これにより、内外の左前鉛直脚部51,52を左スライダ48より距離L2だけ後方に配置することができる(図7(a)参照)。
図6に示すように、左後脚46は、内左スライドレール44の後部に上端64aが回動自在に連結された内左後脚64と、外左スライドレール44の後部に設けられた外左後脚65とを有する。
内左後脚64は、下端64bが内側ストライカ67(図3も参照)に着脱可能に形成されている。
外左後脚65は、下端65aが左外側ストライカ68(図3も参照)に着脱可能に形成されている。
内左後脚64は、下端64bが内側ストライカ67(図3も参照)に着脱可能に形成されている。
外左後脚65は、下端65aが左外側ストライカ68(図3も参照)に着脱可能に形成されている。
左シートバック42(図3も参照)を左シートクッション41に向けて傾倒させるリクライニングレバーの操作に連動して、下端64b,65bの各ロック爪(図示せず)が内側ストライカ67や左外側ストライカ68(図3参照)からそれぞれ解放される。
よって、内左後脚64の下端64bを左内側ストライカ67から離脱でき、外左後脚65の下端65bを左外側ストライカ68から離脱できる。
よって、内左後脚64の下端64bを左内側ストライカ67から離脱でき、外左後脚65の下端65bを左外側ストライカ68から離脱できる。
図7に示すように、左移動機構47は、内水平部54の前部54aを左スライダ48の内側部48a(図8参照)に回動自在に連結する内回転軸61と、外水平部55の前部55aを左スライダ48の外側部48bに回動自在に連結する外回転軸62と、左セカンドシート16の円滑な移動(着座姿勢および収納姿勢間移動)を可能にする左ダンパ71(図6参照)とを有する。
内外の回転軸61,62は、左スライダ(フロア側の部材)48に連結され、かつ、図8に示すように車体幅方向に向けて延出(配置)されている。
内外の回転軸61,62を軸にして左前脚45を揺動(スイング移動)することで、左セカンドシート16を着座姿勢および収納姿勢(図9参照)間で移動(揺動)させることができる。
内外の回転軸61,62を軸にして左前脚45を揺動(スイング移動)することで、左セカンドシート16を着座姿勢および収納姿勢(図9参照)間で移動(揺動)させることができる。
図6に示す左ダンパ71は、外取付ブラケット73および外支えブラケット75に連結され、左セカンドシート16を着座姿勢および収納姿勢間で移動させる際に生じる衝撃を緩和する部材である。
よって、左セカンドシート16を着座姿勢および収納姿勢間で円滑に移動させることができる。
外取付ブラケット73は、左シートクッション41の背面41aのうち前外側角部(具体的には、外左スライドレール44の前部)に設けられている。
外支えブラケット75は、左スライダ48の外側部48b(図8も参照)に設けられている。
よって、左セカンドシート16を着座姿勢および収納姿勢間で円滑に移動させることができる。
外取付ブラケット73は、左シートクッション41の背面41aのうち前外側角部(具体的には、外左スライドレール44の前部)に設けられている。
外支えブラケット75は、左スライダ48の外側部48b(図8も参照)に設けられている。
着座姿勢とは、左セカンドシート16の左シートクッション41に着座者が着座可能になるように、左シートクッション41が略水平に配置された姿勢をいう。
収納姿勢とは、左セカンドシート16の左シートクッション41まで左シートバック42を前方に傾倒させて左シートクッション41に重ね合わせ、重ね合わせた左シートクッション41および左シートバック42を前方に略90度跳ね上げて(揺動させて)起立させた跳上げ姿勢(図9参照)をいう。
収納姿勢とは、左セカンドシート16の左シートクッション41まで左シートバック42を前方に傾倒させて左シートクッション41に重ね合わせ、重ね合わせた左シートクッション41および左シートバック42を前方に略90度跳ね上げて(揺動させて)起立させた跳上げ姿勢(図9参照)をいう。
着座姿勢において、左前横脚部53と車体フロア11との間に内外の支え部材56,57が介在されている(備えられている)。
内支え部材56は、左前横脚部53に設けられるとともに、内左前鉛直脚部51の下方に配置された弾性部材である。
外支え部材57は、左前横脚部53に設けられるとともに、外左前鉛直脚部52の下方に配置された弾性部材である。
内支え部材56は、左前横脚部53に設けられるとともに、内左前鉛直脚部51の下方に配置された弾性部材である。
外支え部材57は、左前横脚部53に設けられるとともに、外左前鉛直脚部52の下方に配置された弾性部材である。
図8に示すように、内外の回転軸61,62は左スライダ48に設けられている。
左スライダ48は、固定レール35に沿って車体幅方向に摺動可能に設けられている(連結されている)。
この左スライダ48は、スライダ本体81の内端に内ローラ82が回転自在に設けられ、スライダ本体81の外端に外ローラ83が回転自在に設けられ、スライダ本体81がカバー84(図2参照)で覆われている。
内外のローラ82,83が固定レール35の底部35aに沿って移動することで、左スライダ48が固定レール35に沿って車体幅方向に移動することができる。
左スライダ48は、固定レール35に沿って車体幅方向に摺動可能に設けられている(連結されている)。
この左スライダ48は、スライダ本体81の内端に内ローラ82が回転自在に設けられ、スライダ本体81の外端に外ローラ83が回転自在に設けられ、スライダ本体81がカバー84(図2参照)で覆われている。
内外のローラ82,83が固定レール35の底部35aに沿って移動することで、左スライダ48が固定レール35に沿って車体幅方向に移動することができる。
図6に示すように、左リンク機構92は、左シートクッション41を着座姿勢に保持した状態で内左後脚64を左脚支え軸119を軸にして略鉛直状態に保ち、左シートクッション41を収納姿勢に保持した状態で内左後脚64を左脚支え軸119を軸にして折畳み位置に保つ機構である。
この左リンク機構92は、内取付ブラケット72および外取付ブラケット73に架け渡された連結ロッド111と、連結ロッド111の内端に設けられた内アーム112と、連結ロッド111の外端に設けられた外アーム113と、内アーム112の先端および内左後脚64の上端64aに連結された連結アーム116と、外アーム113の先端および外支えブラケット75に連結された連結レバー117とを備えている。
左リンク機構92によれば、左セカンドシート16を着座姿勢から収納姿勢(図9参照)に移動する際に、内左後脚64が左脚支え軸119を軸にして前方に向けて揺動して折り畳まれる。
一方、左セカンドシート16を収納姿勢から着座姿勢に移動する際に、内左後脚64が左脚支え軸119を軸にして後方に向けて揺動して略鉛直に配置される。
一方、左セカンドシート16を収納姿勢から着座姿勢に移動する際に、内左後脚64が左脚支え軸119を軸にして後方に向けて揺動して略鉛直に配置される。
図3に示すように、固定レール35は、車体幅方向に延出された状態で車体フロア11(図1参照)に略面一に支持され(設けられ)、左セカンドシート16の左足元スペース18および右セカンドシート17の右足元スペース19に配置されている。
この固定レール35に左右のスライダ48,86が摺動自在に支持されている。
この固定レール35に左右のスライダ48,86が摺動自在に支持されている。
右スライダ86は、左スライダ48と同様に、固定レール35に沿って摺動可能に構成されている。
左スライダ48を摺動させることで、左セカンドシート16を車体幅方向(シート幅方向)に案内することができる。
さらに、右スライダ86を摺動させることで、右セカンドシート17を車体幅方向に案内することができる。
左スライダ48を摺動させることで、左セカンドシート16を車体幅方向(シート幅方向)に案内することができる。
さらに、右スライダ86を摺動させることで、右セカンドシート17を車体幅方向に案内することができる。
図3、図8に示すように、左ロック/非ロック機構27は、固定レール35における所定位置で左スライダ48をロックする左ロック機構131と、左ロック機構131のロックを解除する左操作部材132と、着座姿勢においてロック解除操作を規制し、非ロック状態において着座姿勢への移動を規制する左規制部材133とを備えている。
左ロック機構131は、ロック状態のとき固定レール35の所定位置に左スライダ48をロックする部材である。
さらに、左ロック機構131は、左セカンドシート16が収納姿勢(図9参照)で、かつ非ロック状態のとき固定レール35に沿って左スライダ48を移動可能とする部材である。
左操作部材132は、左ロック機構131を引き上げることで、左ロック機構131をロック状態から非ロック状態に切り替える部材である。
さらに、左ロック機構131は、左セカンドシート16が収納姿勢(図9参照)で、かつ非ロック状態のとき固定レール35に沿って左スライダ48を移動可能とする部材である。
左操作部材132は、左ロック機構131を引き上げることで、左ロック機構131をロック状態から非ロック状態に切り替える部材である。
左規制部材133は、左セカンドシート16が着座姿勢(図8の状態)にあるとき左操作部材132によるロック解除操作を規制する部材である。
さらに、左規制部材133は、左セカンドシート16が収納姿勢(図9の状態)で、かつ左ロック機構131が非ロック状態のとき左シートクッション41を着座姿勢に移動させることを規制する部材である。
さらに、左規制部材133は、左セカンドシート16が収納姿勢(図9の状態)で、かつ左ロック機構131が非ロック状態のとき左シートクッション41を着座姿勢に移動させることを規制する部材である。
シート装置15の右脚部機構31および右ロック/非ロック機構33は、前述した左脚部機構25および左ロック/非ロック機構27と左右対称の構成である。
よって、左側の各機構25,27の説明で右側の各機構31,33の説明を兼ね、右側の各機構31,33の説明を省略する。
よって、左側の各機構25,27の説明で右側の各機構31,33の説明を兼ね、右側の各機構31,33の説明を省略する。
ここで、前述したように、左セカンドシート16の内外の左前鉛直脚部51,52は左スライダ48より距離L2だけ後方に配置されている(図7(a)参照)。
図9に示すように、右セカンドシート17は、左セカンドシート16と同様に、右セカンドシート17の内外の右前鉛直脚部78,79から内外の水平部76,77を延ばすことで、内外の右前鉛直脚部78,79が右スライダ86(図3参照)より距離L2だけ後方に配置されている。
図9に示すように、右セカンドシート17は、左セカンドシート16と同様に、右セカンドシート17の内外の右前鉛直脚部78,79から内外の水平部76,77を延ばすことで、内外の右前鉛直脚部78,79が右スライダ86(図3参照)より距離L2だけ後方に配置されている。
ここで、左セカンドシート16を収納姿勢に配置し、右セカンドシート17を着座姿勢に配置した状態で、左セカンドシート16を右セカンドシート17の前方まで固定レール35に沿って移動する例を説明する。
内外の右前鉛直脚部78,79を右スライダ86より距離L2だけ後方に配置することで、左セカンドシート16を移動する際に、左スライダ48(図3参照)や外支えブラケット75が右セカンドシート17の内外の右前鉛直脚部78,79に干渉することを防止できる。
内外の右前鉛直脚部78,79を右スライダ86より距離L2だけ後方に配置することで、左セカンドシート16を移動する際に、左スライダ48(図3参照)や外支えブラケット75が右セカンドシート17の内外の右前鉛直脚部78,79に干渉することを防止できる。
一方、右セカンドシート17を右移動機構85(図3参照)で収納姿勢に配置し、収納姿勢の右セカンドシート17を左セカンドシート16の前方まで固定レール35に沿って移動する。
この際に、左セカンドシート16の内外の左前鉛直脚部51,52に右スライダ86が干渉することを防止できる。
この際に、左セカンドシート16の内外の左前鉛直脚部51,52に右スライダ86が干渉することを防止できる。
図10に示すように、左セカンドシート16を収納姿勢(跳上げ姿勢)に配置した状態において、左ヘッドレスト43が左シートバック42の下側に位置する。
ここで、左セカンドシート16を収納姿勢(跳上げ姿勢)に配置する際に、左ヘッドレスト43(ヘッドレスト本体224)が前傾位置P2に配置されている。
ここで、左セカンドシート16を収納姿勢(跳上げ姿勢)に配置する際に、左ヘッドレスト43(ヘッドレスト本体224)が前傾位置P2に配置されている。
よって、ヘッドレスト本体224の後面232が下面となる。これにより、後面232の支持プレート221が車体フロア11に対向する位置に(すなわち、下方に向けて)配置され、車体フロア11のガイドプレート121に接触する。
このように、支持プレート221をガイドプレート121に接触させることで、支持プレート221(車体フロア11)で跳上げ姿勢の左セカンドシート16を支えることができる。
このように、支持プレート221をガイドプレート121に接触させることで、支持プレート221(車体フロア11)で跳上げ姿勢の左セカンドシート16を支えることができる。
ここで、ヘッドレスト本体224を前方に回転して前傾位置P2に配置した状態において、ヘッドレスト本体224のヘッド支え部(前面)231を左シートバック42の上部42a側に向けることができる。
よって、支持プレート221を車体フロア11のガイドプレート121に接触させた状態において、左ヘッドレスト43のヘッド支え部231を車体フロア11に対して非接触状態に保つことができる。
これにより、ヘッド支え部231に汚れが生じることを防止でき、外観性の向上を図ることができる。
よって、支持プレート221を車体フロア11のガイドプレート121に接触させた状態において、左ヘッドレスト43のヘッド支え部231を車体フロア11に対して非接触状態に保つことができる。
これにより、ヘッド支え部231に汚れが生じることを防止でき、外観性の向上を図ることができる。
さらに、左セカンドシート16を支持プレート221で支えることで、左脚部機構25を介して固定レール35に作用する荷重を小さく抑えることができる。
よって、左セカンドシート16を固定レール35から離すことが可能になる。
これにより、左脚部機構25の内外の左前鉛直脚部51,52の長さを任意に(例えば、長く)設定することが可能になり、設計の自由度を高めることができる。
よって、左セカンドシート16を固定レール35から離すことが可能になる。
これにより、左脚部機構25の内外の左前鉛直脚部51,52の長さを任意に(例えば、長く)設定することが可能になり、設計の自由度を高めることができる。
加えて、支持プレート221は、収納姿勢に配置した左セカンドシート16の重心位置に対して前後方向において略近傍に設けられている。
よって、左セカンドシート16の荷重を支持プレート221で効率よく支えることができ、固定レール35に作用する荷重を一層小さく抑えることができる。
よって、左セカンドシート16の荷重を支持プレート221で効率よく支えることができ、固定レール35に作用する荷重を一層小さく抑えることができる。
つぎに、左セカンドシート16を跳ね上げて、収納姿勢(跳上げ姿勢)の左セカンドシート16を右足元スペース19まで移動させる例を図11〜図15に基づいて説明する。
図11(a)に示すように、左ヘッドレスト43のヘッドレスト本体224を使用位置P1から前傾位置P2に向けて矢印Aの如く前方に向けて回転(揺動)する。
図11(a)に示すように、左ヘッドレスト43のヘッドレスト本体224を使用位置P1から前傾位置P2に向けて矢印Aの如く前方に向けて回転(揺動)する。
図11(b)に示すように、ヘッドレスト本体224が前傾位置P2に配置される。
これにより、ヘッドレスト本体224の後面232に設けた支持プレート221を簡単に上方に向けることができる。
これにより、ヘッドレスト本体224の後面232に設けた支持プレート221を簡単に上方に向けることができる。
図12(a)に示すように、左セカンドシート16の左シートバック42を左シートクッション41に矢印Bの如く傾倒する。
図12(b)に示すように、左シートバック42が左シートクッション41に折り畳まれる。
左シートバック42を折り畳んだ左セカンドシート16を、内外の回転軸61,62(図8参照)を軸にして前方(左足元スペース18)に向けて矢印Cの如く跳ね上げる(タンブル移動させる)。
左シートバック42を折り畳んだ左セカンドシート16を、内外の回転軸61,62(図8参照)を軸にして前方(左足元スペース18)に向けて矢印Cの如く跳ね上げる(タンブル移動させる)。
図13(a)に示すように、左シートバック42を折り畳んだ左セカンドシート16が左足元スペース18まで跳ね上げられて(タンブル移動して)収納姿勢(跳上げ姿勢)になる。
ここで、図11(b)で説明したように、ヘッドレスト本体224を前傾位置P2に保持するだけの簡単な操作で、支持プレート221を上方に向けることができる。
これにより、左シートバック42を折り畳んだ左セカンドシート16を跳上げ姿勢に手間をかけないで跳ね上げることが可能になり、操作性を高めることができる。
ここで、図11(b)で説明したように、ヘッドレスト本体224を前傾位置P2に保持するだけの簡単な操作で、支持プレート221を上方に向けることができる。
これにより、左シートバック42を折り畳んだ左セカンドシート16を跳上げ姿勢に手間をかけないで跳ね上げることが可能になり、操作性を高めることができる。
加えて、図11(b)で説明したように、ヘッドレスト本体224を前方に回転させて前傾位置P2に配置することで、ヘッド支え部231を左シートバック42の上部42a側に向けることができる。
これにより、左シートバック42および左ヘッドレスト43を高さ方向においてコンパクトにまとめることができ、左セカンドシート16を跳上げ姿勢に跳ね上げる際の操作性を一層高めることができる。
これにより、左シートバック42および左ヘッドレスト43を高さ方向においてコンパクトにまとめることができ、左セカンドシート16を跳上げ姿勢に跳ね上げる際の操作性を一層高めることができる。
図13(b)に示すように、左シートバック42を折り畳んだ左セカンドシート16を跳上げ姿勢に跳ね上げることで、ヘッドレスト本体224の支持プレート221が車体フロア11に対向する位置に配置され、車体フロア11のガイドプレート121に接触する。
このように、支持プレート221をガイドプレート121に接触させることで、支持プレート221で跳上げ姿勢の左セカンドシート16を支えることができる。
このように、支持プレート221をガイドプレート121に接触させることで、支持プレート221で跳上げ姿勢の左セカンドシート16を支えることができる。
この状態で、図13(a)に示すように、収納姿勢に跳ね上げた左セカンドシート16を固定レール35で矢印Dの如く右足元スペース19まで移動する。
ここで、前述したように、図13(b)に示す支持プレート221がヘッドレスト本体224の外周面224aより硬質な部材で形成されている。
これにより、支持プレート221を車体フロア11に接触させた状態で、支持プレート221の撓みを抑え、ヘッドレスト本体224の外周面224aが車体フロア11に接触することを防止できる。
ここで、前述したように、図13(b)に示す支持プレート221がヘッドレスト本体224の外周面224aより硬質な部材で形成されている。
これにより、支持プレート221を車体フロア11に接触させた状態で、支持プレート221の撓みを抑え、ヘッドレスト本体224の外周面224aが車体フロア11に接触することを防止できる。
さらに、支持プレート221を硬質な部材で形成することで、支持プレート221をガイドプレート121に当接させた状態で、支持プレート221およびガイドプレート121間の摩擦力を小さく抑えることができる。
これにより、収納姿勢の左セカンドシート16を固定レール35に沿って右足元スペース19まで車体幅方向に移動する際に、操作荷重を軽減させることができ、操作性の向上を図ることができる。
これにより、収納姿勢の左セカンドシート16を固定レール35に沿って右足元スペース19まで車体幅方向に移動する際に、操作荷重を軽減させることができ、操作性の向上を図ることができる。
特に、ガイドプレート121を樹脂材で形成することで、支持プレート221およびガイドプレート121間の摩擦力をさらに小さく抑えることができ、操作性の向上を一層図ることができる。
図14に示すように、収納姿勢に跳ね上げた左セカンドシート16を右足元スペース19まで移動することで、左セカンドシート16が右足元スペース19に配置される。
ここで、図3で説明したように、左脚部機構25の左スライダ48が左セカンドシート16に対して車体幅方向外側に配置され、右脚部機構31の右スライダ86が右セカンドシート17に対して車体幅方向外側に配置されている。
よって、左セカンドシート16を右足元スペース19に保持した状態において、左スライダ48および右スライダ86はともに右セカンドシート17の前方位置に配置可能となり、左スライダ48および右スライダ86が干渉することを防止できる。
ここで、図3で説明したように、左脚部機構25の左スライダ48が左セカンドシート16に対して車体幅方向外側に配置され、右脚部機構31の右スライダ86が右セカンドシート17に対して車体幅方向外側に配置されている。
よって、左セカンドシート16を右足元スペース19に保持した状態において、左スライダ48および右スライダ86はともに右セカンドシート17の前方位置に配置可能となり、左スライダ48および右スライダ86が干渉することを防止できる。
図15に示すように、左セカンドシート16を右足元スペース19まで移動することで、左セカンドシート16を着座状態に配置するスペース136や左足元スペース18から、左セカンドシート16を除去できる。
よって、左セカンドシート16を着座状態に配置するスペース136、左足元スペース18および荷室24の3つの空間を荷物スペース135としてまとめることができる。
これにより、荷物スペース135を大きく確保でき、この大きな荷物スペース135に、スライドドア23やテールゲート28を開放してそれぞれの開口部から自転車137などの大きな荷物を搭載することができる。
よって、左セカンドシート16を着座状態に配置するスペース136、左足元スペース18および荷室24の3つの空間を荷物スペース135としてまとめることができる。
これにより、荷物スペース135を大きく確保でき、この大きな荷物スペース135に、スライドドア23やテールゲート28を開放してそれぞれの開口部から自転車137などの大きな荷物を搭載することができる。
ここで、左セカンドシート16と同様に、右セカンドシート17を右足元スペース19に移動し(跳ね上げ)、右足元スペース19に移動した(跳ね上げた)右セカンドシート17を左足元スペース18まで移動することができる。
右セカンドシート17を左足元スペース18まで移動することで、右セカンドシート17を着座状態に配置するスペースや右足元スペース19から、右セカンドシート17を除去できる。
右セカンドシート17を左足元スペース18まで移動することで、右セカンドシート17を着座状態に配置するスペースや右足元スペース19から、右セカンドシート17を除去できる。
よって、右セカンドシート17を着座状態に配置するスペース、右足元スペース19および荷室24の3つの空間を荷物スペースとしてまとめることができる。
これにより、荷物スペースを大きく確保でき、大きな荷物スペースに自転車137などの大きな荷物を搭載することができる。
これにより、荷物スペースを大きく確保でき、大きな荷物スペースに自転車137などの大きな荷物を搭載することができる。
したがって、車両の用途に応じて、左セカンドシート16を除去して大きな荷物スペース135を確保する場合と、右セカンドシート17を除去して大きな荷物スペースを確保する場合とのいずれか一方を選択することができる。
この結果、荷物スペースを確保するレイアウトの自由度が高くなり、利便性を高めることができる。
この結果、荷物スペースを確保するレイアウトの自由度が高くなり、利便性を高めることができる。
なお、本発明に係るシート装置15は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、左右のセカンドシート16,17に本発明を適用した例について説明したが、これに限らないで、左右のサードシートなどの他のシートに本発明を適用することも可能である。
例えば、前記実施例では、左右のセカンドシート16,17に本発明を適用した例について説明したが、これに限らないで、左右のサードシートなどの他のシートに本発明を適用することも可能である。
また、前記実施例では、左ヘッドレスト43のヘッドレスト本体224を手動で回転させる例について説明したが、これに限らないで、左シートバック42の傾倒に連動させてヘッドレスト本体224を回転させることも可能である。
すなわち、左シートバック42を前傾させる際にヘッドレスト本体224を連動させて前傾位置P2まで回転し、左シートバック42を後傾させる際にヘッドレスト本体224を連動させて使用位置P1まで回転させることも可能である。
これにより、左セカンドシート16を跳ね上げる際の操作性をさらに高めることができる。
すなわち、左シートバック42を前傾させる際にヘッドレスト本体224を連動させて前傾位置P2まで回転し、左シートバック42を後傾させる際にヘッドレスト本体224を連動させて使用位置P1まで回転させることも可能である。
これにより、左セカンドシート16を跳ね上げる際の操作性をさらに高めることができる。
さらに、前記実施例では、ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221を設け、支持プレート221をガイドプレート121に当接する例について説明したが、これに限らないで、車体フロア11に支持プレート221を直接当接させることも可能である。
加えて、ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221を設けないで、後面232を支持プレート221や車体フロア11に当接させることも可能である。
加えて、ヘッドレスト本体224の後面232に支持プレート221を設けないで、後面232を支持プレート221や車体フロア11に当接させることも可能である。
また、前記実施例では、ヘッドレスト本体224の後面232に支持面として支持プレート221を別部材で設けた例について説明したが、これに限らないで、後面232に支持面を一体に形成することも可能である。
さらに、前記実施例では、ヘッドレスト本体224を揺動手段223で回転可能(揺動可能)に支持する例について説明したが、ヘッドレスト本体224を回転可能に支持する手段は揺動手段223限らないで適宜変更が可能である。
また、前記実施例で示した車両10、車体フロア11、シート装置15、左右のセカンドシート16,17、左シートクッション41、左シートバック42、左ヘッドレスト43、支持プレート221、ヘッドレスト本体224、ヘッドレスト本体の外周面224aおよび後面232などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、シートクッションにシートバックを傾倒させて重ね合わせ、各部材を重ね合わせた状態で前方に跳上げ可能なシート装置を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、11…車体フロア(フロア)、15…シート装置、16…左セカンドシート(シート体)、17…右セカンドシート(シート体)、41…左シートクッション(シートクッション)、42…左シートバック(シートバック)、43…左ヘッドレスト(ヘッドレスト)、221…支持プレート(支持面)、224…ヘッドレスト本体、224a…ヘッドレスト本体の外周面(ヘッドレストの他の面)、232…後面、P1…使用位置、P2…前傾位置。
Claims (2)
- シートクッションと、該シートクッションに傾倒可能に設けられたシートバックと、該シートバックの上部に設けられたヘッドレストを有し、前記シートクッションを略水平に配置した着座姿勢において前記シートバックを傾倒させて前記シートクッションに重ね合わせ可能なシート体を備え、
前記シートバックを前記シートクッションに重ね合わせた前記シート体を前方の跳上げ姿勢に跳上げ可能とし、
前記跳上げ姿勢に配置された状態で前記ヘッドレストが前記シートバックの下側に位置し、
前記ヘッドレストが、前記着座姿勢において上方に起立した使用位置と、前方に回転した前傾位置との間で回転可能に前記シートバックに設けられ、
前記跳上げ姿勢において、前記前傾位置にある前記ヘッドレストの後面を下方に向けて、該後面を前記シートクッションを支えるフロアに接触させたことを特徴とするシート装置。 - 前記跳上げ姿勢において下方に向けて配置された前記ヘッドレストの後面に、該ヘッドレストの他の面より硬質な支持面を設けたことを特徴とする請求項1記載のシート装置。
Priority Applications (1)
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