JP2011131687A - 車両用エアバッグのハウジング構造 - Google Patents

車両用エアバッグのハウジング構造 Download PDF

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【課題】エアバッグクッションを収容するハウジングの側面に大きな穴あき領域を設定してハウジングの軽量化を図りつつ、エアバッグクッションの膨張圧力による枠片の回転作用を適切に抑制することが可能で、エアバッグクッションがハウジングから適正に展開膨張し得る車両用エアバッグのハウジング構造を提供する。
【解決手段】エアバッグクッション4を支持する底部ハウジング部材2と、底部ハウジング部材の上方に設けられ、エアバッグクッションが外方へ展開膨張する長方形状の開口部Pを、第1枠片10,11及び第2枠片12,12で四方から取り囲んで形成し、向かい合う2つの第1枠片を、底部ハウジング部材と連結すると共に、他の向かい合う2つの第2枠片と底部ハウジング部材との間に、穴あき領域Hを形成する上部ハウジング部材3と、第2枠片に突設され、底部ハウジング部材に連結されて第2枠片の回転作用を抑制する舌片15とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグクッションを収容するハウジングの側面に大きな穴あき領域を設定してハウジングの軽量化を図りつつ、エアバッグクッションの膨張圧力による枠片の回転作用を適切に抑制することが可能で、エアバッグクッションがハウジングから適正に展開膨張し得る車両用エアバッグのハウジング構造に関する。
エアバッグ本体が展開膨張するときの衝撃に配慮した車両用のエアバッグ装置として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1の「エアバッグ装置」は、エアバッグ本体とインフレータとを有するエアバッグモジュールを、取付具を介してリインフォースメントに取り付けたエアバッグ装置であって、前記取付具は、前記エアバッグモジュールの収容ケースと、前記エアバッグモジュール及び前記収容ケースを支持して固定する脚部を有したブラケットと、前記収容ケースの底部から突出した突出部材とを備えている。また、前記ブラケットの前記脚部は傾斜部を有し、前記突出部材は、前記収容ケースが衝撃を受けて前記ブラケットを変形させるときに、前記脚部の前記傾斜部を押圧して前記ブラケットの変形を補助するように構成されている。
特開2008−110737号公報
エアバッグ本体を収容する金属製の収容ケースに関し、軽量化を図るために、図13に示すように、収容ケースaの左右側面に大きな穴あき領域bを設定することが想定される。図示例では、収容ケースaは、上部ハウジング部材cと、底部ハウジング部材dで構成されている。
上部ハウジング部材cは、プレス成形などにより、前壁部e、後壁部f、並びにこれら前壁部eと後壁部fの左右両端を連結する左右一対の側部フレームgの4つの枠片が一体的に成形されている。上部ハウジング部材cは、4つの枠片e,f,gで取り囲んで、平面外形輪郭が長方形状の開口部hを形成している。
上部ハウジング部材cの前壁部eと後壁部fは、底部ハウジング部材dで連結されている。穴あき領域bに面する側部フレームgは、壁ではなく、細長いビーム状に形成されている。収容ケースaの左右側面がほぼ全面的に開口されているため、多孔状のパンチング構造に比べて、収容ケースaを軽量化できる。
収容ケースaに収容したエアバッグ本体(図示せず)が開口部hから収容ケースa外方へ展開膨張していく際、エアバッグ本体の膨張圧力は、底部ハウジング部材dや上部ハウジング部材cの前・後壁部e,f及び側部フレームgに作用する。前・後壁部e,fは、底部ハウジング部材dと連結されているため、膨張圧力に十分に抵抗することができる。
他方、収容ケースaの左右側面については、エアバッグ本体は、展開膨張する過程で、側部フレームとg底部ハウジング部材dとの間の穴あき領域bに潜り込む。潜り込んだエアバッグ本体は、膨張圧力で、側部フレームgの下縁を外側へ向かって押し出すように押圧する。下縁が押圧されるビーム状の側部フレームgには、長さ方向軸周りに回転作用が生じ、長方形状の開口部hの角部iを基点として、ねじりが発生する。
側部フレームgにねじりが発生すると、角部i周辺で亀裂や破断が生じ、収容ケースaからのエアバッグ本体の展開膨張作用が阻害されるおそれがある。また、側部フレームgをねじる作用により、エアバッグ本体の本来の展開膨張力が費消され、設計性能が得られないおそれもある。これらの結果、エアバッグ本体の適正な展開膨張作用が得られず、乗員保護性能を適切に発揮し得なくなるおそれがあるという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、エアバッグクッションを収容するハウジングの側面に大きな穴あき領域を設定してハウジングの軽量化を図りつつ、エアバッグクッションの膨張圧力による枠片の回転作用を適切に抑制することが可能で、エアバッグクッションがハウジングから適正に展開膨張し得る車両用エアバッグのハウジング構造を提供することを目的とする。
本発明にかかる車両用エアバッグのハウジング構造は、エアバッグクッションを内部に収容する車両用エアバッグのハウジング構造であって、該エアバッグクッションを支持する底部ハウジング部材と、該底部ハウジング部材の上方に設けられ、該エアバッグクッションが外方へ展開膨張する長方形状の開口部を、第1枠片及び第2枠片で四方から取り囲んで形成し、向かい合う2つの該第1枠片を、該底部ハウジング部材と連結すると共に、他の向かい合う2つの該第2枠片と該底部ハウジング部材との間に、穴あき領域を形成する上部ハウジング部材と、該第2枠片に突設され、剛性部位に連結されて該第2枠片の回転作用を抑制する舌片とを備えたことを特徴とする。
該舌片は、該第2枠片に一体成形することが好ましい。該剛性部位は、該底部ハウジング部材であることが望ましい。該剛性部位は、該第1枠片であることが好ましい。
該剛性部位は、該エアバッグクッションを展開膨張させるインフレータガスを発生するインフレータを該底部ハウジング部材に固定する固定用ボルトであることが望ましい。
該剛性部位は、該底部ハウジング部材及び該上部ハウジング部材の少なくともいずれか一方をインストルメントパネルに結合するブラケットであることが好ましい。
本発明にかかる車両用エアバッグのハウジング構造にあっては、エアバッグクッションを収容するハウジングの側面に大きな穴あき領域を設定してハウジングの軽量化を図りつつ、エアバッグクッションの膨張圧力による枠片の回転作用を適切に抑制することができ、エアバッグクッションをハウジングから適正に展開膨張させることができる。
本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態の車両用エアバッグのハウジング構造に適用される底部ハウジング部材を示す斜視図である。 第1実施形態の車両用エアバッグのハウジング構造に適用される上部ハウジング部材を示す斜視図である。 本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第3実施形態を示す斜視図である。 第3実施形態の車両用エアバッグのハウジング構造の要部拡大側断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第4実施形態を示す斜視図である。 第4実施形態の車両用エアバッグのハウジング構造の要部拡大側断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第5実施形態を示す斜視図である。 第5実施形態の車両用エアバッグのハウジング構造の概略側面図である。 本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第6実施形態を示す斜視図である。 第6実施形態の車両用エアバッグのハウジング構造の概略側面図である。 本発明の課題を説明するためのハウジング構造の斜視図である。
以下に、本発明にかかる車両用エアバッグのハウジング構造の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図3には、本発明にかかる車両用エアバッグのハウジング構造の第1実施形態が示されている。ハウジング1は金属製であって、底部ハウジング部材2と上部ハウジング部材3とから構成される。これら底部ハウジング部材2及び上部ハウジング部材3はそれぞれ個別に、プレス成形などにより一体成形される。
底部ハウジング部材2には、平面外形輪郭がおおよそ八角形状のベース部2aが形成される。ベース部2aには、エアバッグクッション4が搭載され、エアバッグクッション4は、ベース部2a上面で支持される。
底部ハウジング部材2には、ベース部2aの、車両前後方向に向かい合う2つの縁辺に、左右両側位置から上方へ立ち上げて、それぞれ2つずつの連結片5が形成される。底部ハウジング部材2には、ベース部2aの、車両左右方向に向かい合う2つの縁辺に、上方へ立ち上げて、それぞれ1つずつの結合片6が形成される。
また、底部ハウジング部材2のベース部2aには、ディスク形状のインフレータ7(図5参照)が貫通する貫通穴8が形成されると共に、貫通穴8の周囲に、インフレータ7を底部ハウジング部材2に固定するための固定用ボルト(図示せず)が貫通するボルト孔9が形成される。インフレータ7は、固定用ボルトに、ベース部2a下側からナット(図示せず)を締結することで、ベース部2a上面に固定される。
上部ハウジング部材3は、底部ハウジング部材2の上方に設けられる。上部ハウジング部材3は、4つの枠片(第1枠片及び第2枠片)10,11,12,12から、平面外形輪郭がおおよそ長方形状の枠体状に形成される。車両前後方向に向かい合う2つの第1枠片はそれぞれ、前壁部10及び後壁部11として形成される。車両左右方向に向かい合う2つの第2枠片はそれぞれ、細長いビーム状の側部フレーム12として形成される。上部ハウジング部材3は、底部ハウジング部材2のベース部2a上に支持されるエアバッグクッション4を、これら4つの枠片10,11,12,12で取り囲んで収容する。またこれら4つの枠片10,11,12,12は、これらで四方から取り囲んで、エアバッグクッション4がハウジング1外方へ展開膨張する長方形状の開口部Pを形成する。
前壁部10と後壁部11には、それらの左右両側位置に、2つずつ垂下部13が形成される。これら垂下部13には、底部ハウジング部材2の結合片5が溶接接合され、これにより、前・後壁部10,11は底部ハウジング部材2と連結される。この連結により、底部ハウジング部材2と上部ハウジング部材3が一体化されてハウジング1が構成されると共に、前・後壁部10,11が補強される。前・後壁部10,11の上縁部には、ハウジング1をインストルメントパネル側に係止するための複数の係止片14が一体成形される。
他方、側部フレーム12は、壁ではなく、細長いビーム状に形成され、これにより側部フレーム12と底部ハウジング部材2のベース部2aとの間に大きな穴あき領域Hが形成される。側部フレーム12の長さ方向中央部分には、側部フレーム12の下縁から底部ハウジング部材2の結合片6へ向かって下方へ突出させて、舌片15が一体的に設けられる。この15舌片は、結合片6に溶接接合によって連結される。
これにより、側部フレーム12は、剛性部位として機能する底部ハウジング部材2によって、車両左右方向から補強される。具体的には、側部フレーム12を、前・後壁部10,11との結合箇所である長方形状の角部Cを基点として、ねじる力に対し、底部ハウジング部材2の結合片6に連結した舌片15が抵抗するので、側部フレーム12の回転作用が抑制される。
第1実施形態に係る車両用エアバッグのハウジング構造の作用について説明する。組み立てるときには、底部ハウジング部材2の上方から上部ハウジング部材3を被せ、連結片5と垂下部13とを溶接接合すると共に、結合片6と舌片15とを溶接接合する。これにより、開口部Pを有するボックス形態のハウジング1が作製される。このハウジング1の車両左右方向両側には、側部フレーム12と底部ハウジング部材2との間に大きな穴あき領域Hが確保される。
その後、インフレータを装着したエアバッグクッション4を、ハウジング1内に収容する。エアバッグクッション4は、上部ハウジング部材3で取り囲まれた状態で、底部ハウジング部材2のベース部2a上面に支持される。この際、インフレータを、貫通穴8に貫通して設置し、固定用ボルトをボルト孔9に挿通し、固定用ボルトにナットを締結することで、エアバッグクッション4はハウジング1に取付固定される。
インフレータが作動してエアバッグクッション4が展開膨張するとき、エアバッグクッション4の膨張圧力がハウジング1に作用する。ハウジング1下方へ作用する膨張圧力は、底部ハウジング部材2のベース部2aが受け止める。ハウジング1の車両前後方向へ作用する膨張圧力は、連結片5を介して底部ハウジング部材2と連結された上部ハウジング部材3の前・後壁部10,11が受け止める。さらに、ハウジング1の車両左右方向へ展開膨張して穴あき領域Hに潜り込むエアバッグクッション4の膨張圧力は、細長いビーム状の側部フレーム12に作用し、その下縁をハウジング1外方へ押し出すように作用する。下縁がハウジング1外側へ押圧されることによる側部フレーム12の回転作用は、結合片6を介して底部ハウジング部材2に連結した舌片15によって抑制される。
この回転抑制作用により、ハウジング1の開口部Pの角部Cに亀裂等が発生することなく、またエアバッグクッション4は、展開膨張力が側部フレーム12のねじり作用に費消されることなく、開口部Pからハウジング1外方へ向かって展開膨張する。
以上説明した第1実施形態に係る車両用エアバッグのハウジング構造にあっては、エアバッグクッション4を収容するハウジング1の側面に位置させて、側部フレーム12と底部ハウジング部材2との間に穴あき領域Hを設定し、これによりハウジング1の軽量化を図りつつ、側部フレーム12に設けた舌片15を、剛性部位として機能する底部ハウジング部材2に連結することで、エアバッグクッション4の膨張圧力による側部フレーム12の回転作用を適切に抑制することができる。
側部フレーム12の回転作用を抑制できるので、側部フレーム12のねじれによる角部C周辺での亀裂や破断が生じることを防止でき、ハウジング1からのエアバッグクッション4の展開膨張作用を適正化することができる。
また、エアバッグクッション4の本来の展開膨張力が側部フレーム12のねじり作用に費消されることを防止でき、設計性能でエアバッグクッション4を展開膨張させることができる。
従って、エアバッグクッション4の適正な展開膨張作用を確保でき、乗員保護性能を適切に発揮させることができる。舌片15を側部フレーム12に一体成形することにより、コストダウンを達成することができる。
図4には、本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第2実施形態が示されている。第2実施形態は、剛性部位として、第1枠片である後壁部11を選定したものである。後壁部11と舌片15との間には、これらに両端がそれぞれ溶接接合されて、後壁部11と舌片15を連結するサブブラケット16が設けられる。サブブラケット16は、舌片15に対し、第1実施形態の結合片6に相当する作用を発揮する。これにより側部フレーム12は、車両前後方向から補強される。サブブラケット16は、後壁部11に代えて、前壁部10と舌片15を連結するようにしてもよい。第2実施形態にあっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することはもちろんである。
図5及び図6には、本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第3実施形態が示されている。第3実施形態は、第1実施形態に対し、ディスク形状のインフレータ7が装着される上方が開放されたボックス状の補強部材17を用い、この補強部材17をベース部2aに、ボルト22とナット23で締結するようにしたものである。図示しないけれども、エアバッグクッション4は、ベース部2aと補強部材17との間に挟み込んで配置される。これにより、ハウジング1全体の強度を高めることができる。このような第3実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することはもちろんである。
図7及び図8には、本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第4実施形態が示されている。第4実施形態は、インフレータ7の固定用ボルト18を利用して、舌片15を底部ハウジング部材2に連結するようにしたものである。図示例にあっては、シリンダ形状のインフレータ7が示されている。このインフレータ7は、穴あき領域Hを利用して、ハウジング1内部に設置される。
舌片15には、サブブラケット19の一端が溶接接合される。このサブブラケット19も、舌片15に対し、第1実施形態の結合片6に相当する作用を発揮する。サブブラケット19の他端には、インフレータ7の固定用ボルト18を挿通するボルト挿通孔が形成される。サブブラケット19の他端は、ベース部2aのボルト孔9に貫通される固定用ボルト18とナット20により、ベース部2aに共締めされる。これにより、舌片15は、サブブラケット19を介して、底部ハウジング部材2に連結され、側部フレーム12の回転作用が抑制される。このような第4実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することはもちろんである。
図9及び図10には、本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第5実施形態が示されている。第5実施形態では、上部ハウジング部材3をインストルメントパネルに結合するブラケット21を剛性部位として選定したものである。インストルメントパネルに一端がボルト締結されるブラケット21の他端に、舌片15が溶接接合される。ブラケット21は、舌片15に対し、第1実施形態の結合片6に相当する作用を発揮して、インストルメントパネルに応力を伝達する。側部フレーム12の回転作用は、インストルメントパネル側へ向かってブラケット21に圧縮力として作用し、この圧縮力をブラケット21で受け止めて、側部フレーム12の回転作用を抑制するようになっている。第5実施形態にあっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することはもちろんである。
図11及び図12には、本発明に係る車両用エアバッグのハウジング構造の第6実施形態が示されている。第6実施形態では、第5実施形態のブラケット21を、底部ハウジング部材2へも一連に連結するようにしたものである。インストルメントパネルに一端がボルト締結されるブラケット21の中途部分に、舌片15が溶接接合され、当該ブラケット21の他端が底部ハウジング部材2に溶接接合される。側部フレーム12の回転作用は、ブラケット21に作用し、当該ブラケット21と底部ハウジング部材2双方で受け止めて、側部フレーム12の回転作用を抑制するようになっている。第6実施形態にあっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することはもちろんである。
以上に述べた車両用エアバッグのハウジング構造は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施形態例も、各種の方法で実施または遂行できる。特に、本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさおよび構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
1 ハウジング
2 底部ハウジング部材(剛性部位)
3 上部ハウジング部材
4 エアバッグクッション
7 インフレータ
10 前壁部(第1枠片、剛性部位)
11 後壁部(第1枠片、剛性部位)
12 側部フレーム(第2枠片)
15 舌片
18 固定用ボルト(剛性部位)
21 ブラケット(剛性部位)
H 穴あき領域
P 開口部

Claims (6)

  1. エアバッグクッションを内部に収容する車両用エアバッグのハウジング構造であって、
    該エアバッグクッションを支持する底部ハウジング部材と、
    該底部ハウジング部材の上方に設けられ、該エアバッグクッションが外方へ展開膨張する長方形状の開口部を、第1枠片及び第2枠片で四方から取り囲んで形成し、向かい合う2つの該第1枠片を、該底部ハウジング部材と連結すると共に、他の向かい合う2つの該第2枠片と該底部ハウジング部材との間に、穴あき領域を形成する上部ハウジング部材と、
    該第2枠片に突設され、剛性部位に連結されて該第2枠片の回転作用を抑制する舌片とを備えたことを特徴とする車両用エアバッグのハウジング構造。
  2. 該舌片は、該第2枠片に一体成形されることを特徴とする請求項1に記載の車両用エアバッグのハウジング構造。
  3. 該剛性部位は、該底部ハウジング部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用エアバッグのハウジング構造。
  4. 該剛性部位は、該第1枠片であることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の車両用エアバッグのハウジング構造。
  5. 該剛性部位は、該エアバッグクッションを展開膨張させるインフレータガスを発生するインフレータを該底部ハウジング部材に固定する固定用ボルトであることを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の車両用エアバッグのハウジング構造。
  6. 該剛性部位は、該底部ハウジング部材及び該上部ハウジング部材の少なくともいずれか一方をインストルメントパネルに結合するブラケットであることを特徴とする請求項1〜5いずれかの項に記載の車両用エアバッグのハウジング構造。
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