JP2011130578A - 直流電源装置 - Google Patents

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照清 西井
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Abstract

【課題】効率が良くかつ装置全体が大型化するのを抑制でき、さらには出力電圧や出力電流の異なる仕様についても容易に変更可能な直流電源装置を提供する。
【解決手段】商用電源11からの三相交流を入力とし、その三相交流から直流出力17を得る直流電源装置であって、三相交流の各相間に、相間電圧を全波整流する単相整流器12と、全波整流された相間電圧を昇圧してインバータ駆動用の直流電源を得るとともに、入力電流波形が入力電圧波形と相似形となるよう制御する単相用力率改善回路13と、単相用力率改善回路13からの直流電圧をパルス幅変調して高周波電圧を得るインバータ回路14と、高周波電圧が印加され高周波電圧を所要の電圧に変換するトランス15と、トランス15で所要の電圧に変換された高周波電圧を整流平滑して直流出力17を得る整流平滑回路16とを、この順に配置し、整流平滑回路16からの各相の出力端を直列に接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、三相商用電源から直流出力を得ることのできる直流電源装置に係り、特に三相力率改善機能付きの直流電源装置に関する。
近年のパワーエレクトロニクス技術の進歩によってインバータ応用製品の利用が増加している。しかし、インバータ応用製品の入力回路は力率の悪いコンデンサインプット形整流平滑回路が多く、これに起因する電力系統の高調波が問題化している。これを解決するために、直流電源装置においても入力整流回路に力率改善回路を加えて、力率改善機能を付加する試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、力率改善回路を搭載した直流電源装置は、装置全体の大型化や効率悪化等のデメリットがあり、あまり普及していないのが現状である。
すなわち、このような電源装置では、一般に、図5に示すように、商用電源1からの三相に、力率改善回路(力率改善整流回路)2、インバータ回路3、トランス4、及び整流平滑回路5がこの順に配置され、整流平滑回路5から直流出力6が出力される。
力率改善回路2は、商用電源1からの三相交流をインダクタL1,L2,L3を介して入力し、この三相交流に対して、三相ブリッジ回路を使用して入力電流を入力電圧と相似波形となるように整形するとともに、整流昇圧して直流電圧をコンデンサCoに充電することにより、インバータ駆動用直流電源を得るようになっている。ここで、前記三相ブリッジ回路には、ダイオードDA1に並列接続されたスイッチ素子QA1、ダイオードDB1に並列接続されたスイッチ素子QB1、ダイオードDC1に並列接続されたスイッチ素子QC1、ダイオードDD1に並列接続されたスイッチ素子QD1、ダイオードDE1に並列接続されたスイッチ素子QE1、及びダイオードDF1に並列接続されたスイッチ素子QF1が各々設けられている。なお、力率改善回路2には、前記ブリッジ回路とコンデンサCoとの間にダイオードDG1が設けられている。
インバータ回路3には、インバータ駆動用直流電源としてコンデンサCoに充電された直流電圧が印加され、この直流電圧をパルス幅変調(PWM)して高周波電圧を得て、その高周波電圧をトランス4に印加する。ここで、インバータ回路3には、ダイオードDA2に並列接続されたスイッチ素子QA2、ダイオードDB2に並列接続されたスイッチ素子QB2、ダイオードDC2に並列接続されたスイッチ素子QC2、及びダイオードDD2に並列接続されたスイッチ素子QD2が各々設けられている。
トランス4は印加された高周波電圧を所要の電圧に変換し、整流平滑回路5は、所要の電圧に変換された高周波電圧を整流平滑して直流出力を得ている。ここで、整流平滑回路5には、ダイオードDA,DB,DC,DD、インダクタLo、及びコンデンサCoutが各々設けられている。
特開2000−262062号公報
しかしながら、上記従来の技術では、力率改善回路やインバータ回路等は、主回路電流をスイッチング操作しており、スイッチング損失と導通損が各々の回路で発生するため効率が悪いという問題がある。すなわち、従来の技術では、力率改善回路2におけるスイッチ素子QA1,QB1,QC1,QD1,QE1,QF1、及びインバータ回路3におけるスイッチ素子QA2,QB2,QC2,QD2はハードスイッチングしており、力率改善回路2とインバータ回路3のスイッチング損失は同程度になり、力率改善回路のない直流電源に比べ効率が大幅に悪化する。
また、従来の直流電源装置では、上記各スイッチ素子のスイッチング速度が遅く、スイッチング損失を現実的な値に抑えるためにスイッチング周波数を低く設定しており、これにより、トランスやインダクタが大型化するという問題がある。すなわち、力率改善回路2におけるスイッチ素子QA1,QB1,QC1,QD1,QE1,QF1、及びインバータ回路3におけるスイッチ素子QA2,QB2,QC2,QD2は操作容量が大きいため、スイッチング速度が遅いものとなるが、スイッチング周波数を高くするとスイッチング損失が大きくなるため、スイッチング周波数は高くできない。そのため、力率改善回路2のインダクタL1,L2,L3、トランス4、及び整流平滑回路5のインダクタLoの動作周波数を低く設定することになり、これら構成部品が大型化してしまう。その結果、前記各構成部品を薄型の筐体内に収めることが不可能となり、また、無理に収めようとすると各構成部品の実装上のデッドスペースが増加してしまう。
さらに、従来の直流電源装置では、出力電圧や出力電流の異なる仕様については、トランス4の再設計から始まり、整流平滑回路5内の各ダイオードDA,DB,DC,DDの再選定、インダクタLoの再設計、コンデンサCoの再選定が必要で、簡単に変更できないという問題もある。
本発明の課題は、効率が良くかつ装置全体が大型化するのを抑制でき、さらには出力電圧や出力電流の異なる仕様についても容易に変更可能な直流電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、商用電源からの三相交流を入力とし、その三相交流から直流出力を得る直流電源装置であって、前記三相交流の各相間に、相間電圧を整流する整流器と、該整流器で整流された相間電圧を昇圧してインバータ駆動用の直流電源を得るとともに、入力電流波形が入力電圧波形と相似形となるよう制御する力率改善回路と、該力率改善回路からの直流電圧をパルス幅変調して高周波電圧を得るインバータ回路と、前記高周波電圧が印加され該高周波電圧を所要の電圧に変換するトランスと、該トランスで所要の電圧に変換された高周波電圧を整流平滑して直流出力を得る整流平滑回路とを、この順に配置し、前記整流平滑回路からの各相の出力端を直列または並列に接続したことを特徴としている。
上記構成によれば、商用電源からの三相交流の各相間に、整流器、力率改善回路、インバータ回路、トランス、及び整流平滑回路が設けられているので、従来のものに比べて各構成回路の容量を小さくでき、スイッチ素子として小型の高速素子を利用することができる。そのため、スイッチング周波数を高く設定でき、力率改善回路や整流平滑回路のインダクタ及びトランスの小型化が可能となる。また、スイッチ素子自身が小型になったことと、インダクタやトランスが小型になったことで、同一回路をコンパクトにユニット化でき、装置全体の小型化及び薄型化が可能となる。
また、三相交流の各相間に、整流器、力率改善回路、インバータ回路、トランス、及び整流平滑回路を設けたことにより、出力電圧や出力電流の異なる仕様についても容易に対応することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記力率改善回路として、臨界モードインターリーブ力率改善回路を設けたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記インバータ回路として、フェーズシフトフルブリッジインバータ回路を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、効率が良くかつ装置全体が大型化するのを抑制でき、さらには出力電圧や出力電流の異なる仕様についても容易に変更可能な直流電源装置を実現することが可能となる。
本発明に係る直流電源装置を示しており、実施例1による装置全体の構成図である。 本発明に係る直流電源装置を示しており、実施例2による装置全体の構成図である。 本発明に係る直流電源装置を示しており、実施例3による装置全体の構成図である。 本発明に係る直流電源装置を示しており、実施例4による装置全体の構成図である。 従来技術による直流電源装置の全体構成図である。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
《実施例1》
図1は、実施例1による直流電源装置の全体構成を示している。この電源装置では、図1に示すように、商用電源11からの三相交流の各相(U相、V相、W相)間に、整流器として単相整流器(単相ブリッジ)12、力率改善回路として単相用力率改善回路13、インバータ回路14、トランス15、及び整流平滑回路16がこの順に配置され、整流平滑回路16の各相の出力端が直列に接続されて、整流平滑回路16の出力端から直流出力17が得られるよう構成されている。
単相整流器12は、商用電源11からの三相交流のうち、二相(U相とV相、V相とW相、またはW相とU相)の相間電圧を全波整流する。
単相用力率改善回路13は、各単相整流器12で全波整流された相間電圧を昇圧してインバータ駆動用の直流電源を得るとともに、入力電流波形が入力電圧波形と相似形と成るよう制御を行う。ここで、単相用力率改善回路13には、単相整流器12に接続された2つの配線a1,a2間に、コンデンサC11、スイッチ素子QA11、コンデンサCo1、及びコンデンサC12がこの順に配置され、さらに、2つの配線のうち一方の配線a1には、コンデンサC11とスイッチ素子QA11との間にインダクタL11が、スイッチ素子QA11とコンデンサCo1との間にダイオードDA11がそれぞれ設けられている。なお、インバータ駆動用の直流電源はコンデンサCo1に充電される。
インバータ回路14は、単相用力率改善回路13からの直流電圧、つまりコンデンサCo1に充電されたインバータ駆動用の直流電圧をパルス幅変調(PWM)することにより、高周波電圧を得ている。ここで、インバータ回路14には、単相用力率改善回路13内の配線a1,a2にそれぞれ繋げられた配線a3,a4間に、コンデンサC13、スイッチ素子QA12,QA13、スイッチ素子QA14,QA15がこの順に配置されている。
トランス15は、その一次巻線側にインバータ回路14からの高周波電圧が印加され、該高周波電圧を所要の電圧に変換するとともに、二次巻線側に変換後の電圧を出力する。ここで、トランス15は、その一次側巻線から引き出された配線a5,a6のうち、一方の配線a5がインバータ回路14のスイッチ素子QA12とスイッチ素子QA13との間の中間点P1に、他方の配線a6がスイッチ素子QA14とスイッチ素子QA15との間の中間点P2にそれぞれ接続されている。
整流平滑回路16は、トランス15で所要の電圧に変換された高周波電圧を整流平滑して直流出力17を得ている。ここで、整流平滑回路16には2つの配線a9,a10が設けられ、これら配線a9,a10間に、ダイオードDA21,DA22、ダイオードDA23,DA24、及びコンデンサCout1がこの順に配置されている。トランス15の二次側巻線から引き出された配線a7,a8のうち、一方の配線a7は整流平滑回路16のダイオードDA21とダイオードDA22との間の中間点P3に、他方の配線a8はダイオードDA23とダイオードDA24との間の中間点P4にそれぞれ接続されている。また、配線a9には、ダイオードDA23,DA24とコンデンサCout1との間にインダクタLo1が設けられている。
本実施例では、単相整流器12、単相用力率改善回路13、インバータ回路14、トランス15、及び整流平滑回路16を一組の回路ユニットとしたとき、同様な構成の回路ユニットが他に二組設けられ、合計三組の回路ユニットで直流電源装置が構成されている。図1において、上段の回路ユニットは、中段及び下段の回路ユニットとは入力電圧分の電位差があり、トランス15により絶縁された各整流平滑回路16の各相の出力端で直列接続または並列接続できる。本実施例では、各整流平滑回路16の各相の出力端は接続線b1,b2によって直列に接続されており、この直列接続のトータル値が直流出力17となる。なお、回路ユニットの個数は、3の倍数個(3回路、6回路、9回路、・・・・・・)に設定できる。
本実施例によれば、三相の各相間3箇所に、単相整流器12、単相用力率改善回路13、インバータ回路14、トランス15、及び整流平滑回路16からなる回路ユニットを3組設けることで、三相力率改善回路を有した直流電源装置を実現することができる。また、出力電力容量によって、回路ユニットの個数は3の倍数個設けることが可能である。
また、本実施例によれば、従来例に比べて各回路ユニットの容量を小さくできるため、スイッチ素子QA11,QA12等として小型の高速素子を利用することができる。そのため、スイッチング周波数を高く設定でき、単相用力率改善回路13内のインダクタL11、及び整流平滑回路16内のインダクタLo1の小型化が可能となる。
また、スイッチ素子QA11,QA12等自身が小型になったことと、インダクタL11,Lo1とトランス15が小型になったことで、同一回路をコンパクトにユニット化でき装置全体の小型化、薄型化が可能になる。
さらに、三相交流の各相間に、単相整流器12、単相用力率改善回路13、インバータ回路14、トランス15、及び整流平滑回路16を設けたことにより、出力電圧や出力電流の異なる仕様についても容易に対応することができる。
また、本実施例の直流電源装置においては、出力電圧や出力電流を変更する場合、整流平滑回路16の直並列の変更で、3回路構成時に3倍または1/3倍を、6回路構成時に6倍または3倍、2倍、1/2倍、1/3倍、1/6倍を主回路部品の変更なしに実現できる。
《実施例2》
本実施例では、図2に示すように、実施例1における単相用力率改善回路13の代わりに、単相用臨界モードインターリーブ力率改善回路13’が設けられている。他の構成は実施例1の場合と同様である。
単相用臨界モードインターリーブ力率改善回路13’は、単相整流器12に繋がった2つの配線a1,a2間に、コンデンサC11、スイッチ素子QM1、コンデンサCo1、及びコンデンサC12がこの順に配置され、さらに、2つの配線のうち一方の配線a1には、コンデンサC11とスイッチ素子QM1との間にインダクタLM1が、スイッチ素子QM1とコンデンサCo1との間にダイオードDM1がそれぞれ設けられている。
また、配線a1に並列して配線a11が設けられ、この配線a11と配線a2間にはスイッチ素子QS1が配置されている。配線a11は、インダクタLM1の上流側の接続点P5及びダイオードDM1の下流側の接続点P6で配線a1に接続されている。さらに、配線a11には、コンデンサC11とスイッチ素子QS1との間にインダクタLS1が、スイッチ素子QS1とコンデンサCo1との間にダイオードDS1がそれぞれ設けられている。
単相用臨界モードインターリーブ力率改善回路13’は、電流連続モード力率改善回路に比較して、スイッチ素子QM1,QS1の損失を小さくできるため力率改善回路の効率が良くなる。そのため、実施例1の場合より装置全体の効率が良くなる。
また、単相用臨界モードインターリーブ力率改善回路13’は、二回路(インダクタLM1、スイッチ素子QM1及びダイオードDM1を含む回路と、インダクタLS1、スイッチ素子QS1及びダイオードDS1を含む回路)が交互動作して各回路の容量は半分となるため、電流連続モード力率改善回路に比較して、構成部品が小さくなる。
さらに、スイッチ素子QM1,QS1とダイオードDM1,DS1の損失が小さいことから、スイッチング周波数をより高く設定でき、インダクタLM1,LS1を小さくすることができる。その結果、実施例1の場合よりも装置全体の小型化かつ薄型化が可能となる。
なお、本実施例では、図2に示したように、上段の回路ユニット、中段の回路ユニット及び下段の回路ユニットの各整流平滑回路16の各相の出力端が接続線b1,b2によって直列接続された例を示しているが、各整流平滑回路16の各相の出力端を並列接続しても良い。
また、本実施例の直流電源装置においても、出力電圧や出力電流を変更する場合、整流平滑回路16の直並列の変更で、3回路構成時に3倍または1/3倍を、6回路構成時に6倍または3倍、2倍、1/2倍、1/3倍、1/6倍を主回路部品の変更なしに実現できる。
《実施例3》
本実施例では、図3に示すように、実施例1におけるインバータ回路(通常のフルブリッジ回路)14の代わりに、フェーズシフトフルブリッジインバータ回路14’が設けられている。他の構成は実施例1の場合と同様である。
フェーズシフトフルブリッジインバータ回路14’は、単相用力率改善回路13に繋げられた2つの配線a3,a4間に、コンデンサC13、スイッチ素子QA12,QA13、コンデンサCA1,CB1、スイッチ素子QA14,QA15、及びコンデンサCC1,CD1がこの順に配置されている。
そして、トランス15の一次側巻線から引き出された配線a5,a6のうち、一方の配線a5がインバータ回路14のスイッチ素子QA12とスイッチ素子QA13との間の中間点P1及びコンデンサCA1とコンデンサCB1との間の中間点P7に、他方の配線a6がスイッチ素子QA14とスイッチ素子QA15との間の中間点P2及びコンデンサCC1とコンデンサCD1との間の中間点P8にそれぞれ接続されている。
通常のフルブリッジ回路のスイッチングはハードスイッチングで、スイッチング損失が大きい。一方、フェーズシフトフルブリッジインバータ回路は、部分共振を利用しており、スイッチング損失を小さくできるため、インバータ回路の効率が良くなる。そのため、本実施例によれば、実施例1の場合よりも装置全体の効率が良くなる。
また、スイッチ素子の損失が小さいことからスイッチング周波数をより高く設定でき、トランス15、及び整流平滑回路16のインダクタLo1とコンデンサCout1を小さくすることができる。その結果、実施例1の場合よりも装置全体の小型化及び薄型化がより一層可能となる。
なお、本実施例では、図3に示したように、上段の回路ユニット、中段の回路ユニット及び下段の回路ユニットの各整流平滑回路16の各相の出力端が接続線b1,b2によって直列接続された例を示しているが、各整流平滑回路16の各相の出力端を並列接続しても良い。
また、本実施例の直流電源装置においても、出力電圧や出力電流を変更する場合、整流平滑回路16の直並列の変更で、3回路構成時に3倍または1/3倍を、6回路構成時に6倍または3倍、2倍、1/2倍、1/3倍、1/6倍を主回路部品の変更なしに実現できる。
《実施例4》
本実施例は、実施例2の特徴部分と実施例3の特徴部分を加えた構成を成している。すなわち、本実施例では、図4に示すように、実施例1における単相用力率改善回路13の代わりに、単相用臨界モードインターリーブ力率改善回路13’が設けられ、かつ、実施例1におけるインバータ回路14の代わりに、フェーズシフトフルブリッジインバータ回路14’が設けられている。他の構成は実施例1の場合と同様である。
単相用臨界モードインターリーブ力率改善回路13’及びフェーズシフトフルブリッジインバータ回路14’は、スイッチ素子のスイッチング損失が小さいため、力率改善回路とインバータ回路の両方の効率が良くなり、実施例2や実施例3の場合より装置全体の効率がより一層良くなる。
また、スイッチ素子の損失が小さいことからスイッチング周波数をより高く設定でき、インダクタとトランスを小さくすることができる。そのため、実施例2や実施例3の場合よりも、さらに小型化及び薄型化を実現できる。
なお、本実施例では、図4に示したように、上段の回路ユニット、中段の回路ユニット及び下段の回路ユニットの各整流平滑回路16の各相の出力端が接続線b1,b2によって直列接続された例を示しているが、各整流平滑回路16の各相の出力端を並列接続しても良い。
また、本実施例の直流電源装置においても、出力電圧や出力電流を変更する場合、整流平滑回路16の直並列の変更で、3回路構成時に3倍または1/3倍を、6回路構成時に6倍または3倍、2倍、1/2倍、1/3倍、1/6倍を主回路部品の変更なしに実現できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記各実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記各実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
11 商用電源
12 単相整流器(整流器)
13 単相用力率改善回路(力率改善回路)
13’ (単相用)臨界モードインターリーブ力率改善回路
14 インバータ回路
14’ フェーズシフトフルブリッジインバータ回路
15 トランス
16 整流平滑回路
17 直流出力

Claims (3)

  1. 商用電源からの三相交流を入力とし、その三相交流から直流出力を得る直流電源装置であって、
    前記三相交流の各相間に、相間電圧を整流する整流器と、該整流器で整流された相間電圧を昇圧してインバータ駆動用の直流電源を得るとともに、入力電流波形が入力電圧波形と相似形となるよう制御する力率改善回路と、該力率改善回路からの直流電圧をパルス幅変調して高周波電圧を得るインバータ回路と、前記高周波電圧が印加され該高周波電圧を所要の電圧に変換するトランスと、該トランスで所要の電圧に変換された高周波電圧を整流平滑して直流出力を得る整流平滑回路とを、この順に配置し、前記整流平滑回路からの各相の出力端を直列または並列に接続したことを特徴とする直流電源装置。
  2. 前記力率改善回路として、臨界モードインターリーブ力率改善回路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。
  3. 前記インバータ回路として、フェーズシフトフルブリッジインバータ回路を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の直流電源装置。
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