JP2011129662A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流経路上の第1電極および第2電極を、半導体基板の第1主面側に設け、フリップチップ実装を可能にしたディスクリート半導体チップにおいて、バンプ方式により同一径のバンプ電極を設ける場合、チップシュリンクを進めると1枚のウエハ当たりのバンプ電極数が多くなり、コストが高くなる問題がある。あまた、バンプ電極から遠いセルではAl電極層などのシート抵抗の影響を受け動作が不均一になる問題がある。
【解決手段】Al電極層(第1電極および第2電極)上のそれぞれのバンプ電極の形成領域となる絶縁膜の開口部(第1開口部および第2開口部)を、異なる大きさに設ける。第1開口部及び第2開口部にはそれぞれを覆う下地金属層を設ける。また、印刷方式により、第1開口部および第2開口部の大きさに対応したバンプ電極をそれぞれ設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に係り、特にバンプ電極を有する半導体装置の均一動作化を向上させることにより、オン抵抗を低減した半導体装置に関する。
ディスクリート半導体の半導体装置(半導体チップ)は、入力端子と出力端子にそれぞれ接続する電極がチップの両主面(表面と裏面)に設けられているものが多いが、例えばMOSFETにおいて、チップの一主面側に入力端子および出力端子にそれぞれ接続するソース電極、ドレイン電極、および制御端子に接続するゲート電極を設けて、フリップチップ実装を可能にする構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、1チップにドレイン端子を共通として2つのMOSFETを集積化し、チップの一主面にソース電極およびゲート電極を設ける構造も知られている。この場合、2つのMOSFETのソース電極がそれぞれ入力端子および出力端子に接続するため、特許文献1と同様にチップの一主面側に入力端子および出力端子に接続する電極が設けられた構造となる(例えば特許文献2参照)。
図8を参照し、一主面側に入出力端子が設けられる半導体装置として、1チップに2つのMOSFETを集積化した半導体装置を例に説明する。図8(A)は平面図であり、図8(B)は、図8(A)のc−c線断面図である。
図8を参照して、半導体装置131は、第1MOSFET131a、第2MOSFET131bを1チップに集積化したものである。第1MOSFET131aは素子領域137aの各トランジスタに接続するソース電極135aとゲートパッド電極133aを有する。また、第2MOSFET131bも素子領域137bの各トランジスタに接続するソース電極135bとゲートパッド電極133bとを有する。
2つのMOSFETの基板(ドレイン領域)は共通である。第1MOSFET131a、第2MOSFET131bのゲートパッド電極133a、ゲートパッド電極133bは独立してそれぞれのチップごとに配置される。
第1MOSFET131aではチップの第1主面Sf1に、ソース電極135aに接続するソースバンプ電極136aが設けられ、ゲートパッド電極133aに接続するゲートバンプ電極134aが設けられる。
第1MOSFET131aのソース電極135aおよびゲートパッド電極133a上に絶縁膜145が設けられ、絶縁膜145にはバンプ電極(ソースバンプ電極136aおよびゲートバンプ電極134a)の径に対応させた開口部OPが設けられる。それぞれの開口部OPは下地金属層146で覆われ、下地金属層146に各バンプ電極が固着している。ソースバンプ電極136aおよびゲートバンプ電極134aは、同一径の略球体の半田バンプであり、ソース電極135aおよびゲートパッド電極133aごとに1個ずつ設けられる。最表面は、各バンプ電極の形成領域を除き、保護膜147で被覆される。
第2MOSFET131b側も同様に、ソース電極135b上にソースバンプ電極136bが設けられ、ゲートパッド電極133b上にゲートバンプ電極134bが設けられる。これらの構成は、第1MOSFET131aと同様である。
2つのMOSFETのドレインは共通であり、例えばn+型シリコン半導体基板141にn−型半導体層142を積層してドレイン領域とする。ソース電極135a下方の素子領域137aには、MOSFETのトランジスタセルが多数設けられる。セルの構造は既知のものと同様であるので、図示は省略するが、その構成は以下の通りである。n−型半導体層2表面にp型のチャネル層を設け、チャネル層を貫通するトレンチを設ける。トレンチ内壁を絶縁膜で被覆し、トレンチ内にゲート電極を埋設する。トレンチに隣接したn−型半導体層2表面にn+型ソース領域を設け、n+型ソース領域間のチャネル層表面にp+型ボディ領域を設ける。トレンチに囲まれた領域が1つのセルとなる。
特開2002−368218号公報 特開2002−118258号公報
以下、第1MOSFET131aと第2MOSFET131bの構成は同様なので、主に第1MOSFET131aについて説明する。
従来構造では、第1MOSFET131aの各バンプ電極(ソースバンプ電極136a、ゲートバンプ電極134a)は、同一径の同一形状の半田ボールを、下地電極層146上に実装していくドロップ方式によって形成されている。そして、絶縁膜の開口部OPと、下地電極層146は、半田ボールと同等の直径を有する例えば円形であり、チップ上の全ての開口部OPと下地電極層146の面積と形状は、同等である。
また、上記の半導体装置131の場合、第1MOSFET131aのソース電極135aと、第2MOSFET131bのソース電極135bが半導体装置131を流れる電流経路となり、Al層などで形成されるソース電極135a、135b、各セルを均一動作させるべく可能な限り素子領域137a、137b上を大面積で覆って設けられる。
しかし、ソースバンプ電極136a、136bは、ゲートバンプ電極134a、134bと同一径の半田ボールであり、大面積のソース電極135a、135bに対しては局所的に配置されることとなるため、ソース電極135a、135b(Al層など)のシート抵抗の影響を受け、ソースバンプ電極136a、136bからの距離の差によって素子領域37のセルが均一動作しにくい問題がある。
図8の場合には、入力端子となる例えばソースバンプ電極136aから基板内部(共通のドレイン領域)を経由し、出力端子となる例えばソースバンプ電極136bに至る電流経路が形成される。
このとき、ソースバンプ電極136a、136b直下のセルに比べて、バンプ電極から遠い領域r1のセルでは、ソース電極135a、135b内を基板の水平方向に流れる経路が長くなるため、その分抵抗が増加する。
低抵抗のセルは動作が良好であるが、高抵抗のセルは動作が鈍くこの偏りが大きくなると、素子領域137a、137b内のセルが均一動作しにくい状態となる。これにより、スイッチング特性が悪化する問題がある。
また、局所的に設けられるバンプ電極部分において、放熱性が悪くなる問題もある。
この場合、ソースバンプ電極136a、136bを複数設けることも考えられるが、バンプ電極同士の離間距離はブリッジを起こさない程度に確保する必要があり、セルの不均一動作を解消するには至らない。
更に、図8では共通ドレイン型MOSFETを示したが、ドレイン電極をソース電極層およびゲート電極層と同一主面に引き出すアップドレイン構造のMOSFETや、ドレイン電極を裏面に設ける通常のMOSFETでも同様の問題が生じる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされ、第1主面および第2主面を有する半導体基板と、前記半導体基板に設けられたディスクリート半導体の素子領域と、前記第1主面側に設けられて前記素子領域に接続する第1の電極と、前記第1主面側に設けられて前記素子領域に接続し、前記第1の電極より面積の大きい第2の電極と、前記第1の電極および前記第2の電極上に設けられた絶縁膜と、前記第1の電極上の前記絶縁膜の一部に設けられた第1開口部と、前記第2の電極上の前記絶縁膜の一部に設けられ前記第1開口部より面積の大きい第2開口部と、前記第1開口部を覆う第1下地金属層と、前記第2開口部を覆う第2下地金属層と、を具備し、前記第1下地金属層および前記第2下地金属層は、いずれも曲率を有する形状であり、前記第2下地金属層の形状が有する曲率を第1下地金属層の形状が有する曲率と同等かそれより小さくすることにより解決するものである。
本発明によれば、第1に、半導体基板の同一主面に設けられる第1電極と第2電極のうち、面積の大きい第2電極上の絶縁膜の開口部(第2開口部)を大きく設けることで、下地金属層、バンプ電極を、第1電極上のそれらより大きくできる。例えばゲートパッド電極より大きいソース電極を有するMOSFETにおいて、ソース電極上の下地金属層およびバンプ電極を、ゲートパッド電極上より大きくすると、電流経路の少なくとも一端となるソースバンプ電極直下に位置するセルの数を増やすことができ、素子領域の動作の均一化が向上できる。その際、第2下地金属層のコーナー部の曲率を、第1下地金属層の曲率と同等以下にすることで、第2下地金属層とバンプ電極の間の応力集中を防止することができる。それにより、応力集中に起因して発生する、トランジスタの破壊を防止することができる。
第2に、半導体チップと実装基板を接続するバンプ電極の面積が大きくなるので、オン抵抗を低減でき、かつ、放熱性が向上する。
第3に、バンプ電極は半田印刷方式で形成されるため、ドロップ方式で複数のバンプ電極を形成するより、素子領域上のバンプ電極の占有面積を大きく確保することができる。
本発明の半導体装置を説明する(A)平面図、(B)回路図である。 本発明の半導体装置を説明する断面図である。 本発明の半導体装置を説明する側面図である。 本発明の半導体装置を説明する平面図である。 本発明の半導体装置を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 本発明の半導体装置を説明する側面図である。 本発明の半導体装置を説明する平面図である。 従来の半導体装置を説明する(A)平面図、(B)断面図である。
本発明の実施の形態を図1から図7を参照して詳細に説明する。
本発明の半導体装置は、半導体基板10と、素子領域20と、第1の電極17と、第2の電極18と、絶縁膜23と、第1開口部OP1と、第2開口部OP2と、を有する。
図1は、本実施形態の半導体装置100を示す図であり、図1(A)が平面図であり、図1(B)が回路図である。
図1(A)を参照して、半導体基板10は、第1主面Sf1および第2主面(ここでは不図示)を有し、第1主面Sf1側に、ディスクリート半導体の素子が形成される素子領域20を有する。ディスクリート半導体とは個別半導体とも呼ばれ、単機能の半導体素子の総称であり、以下、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を例に説明する。
半導体基板(半導体チップ)10に設ける素子領域20として、ディスクリート(単機能)半導体であれば、その数は複数でもよい。第1の実施形態は、第1のMOSFET100aおよび第2のMOSFET100bの2つの素子領域20a、20bを、ドレインを共通として1つの半導体基板(半導体チップ)10に集積化した場合を示す。
スイッチング用途の半導体装置として、オンオフの切り替えを行うのみでなく、例えば二次電池(LIB:Lithium Ion Battery)用保護素子に採用されるMOSFETの如く、電流経路の方向(電流が流れる方向)を切り替えるものが知られている。
図1(B)の回路図を参照して、双方向の電流経路を切り替え可能な半導体装置(スイッチング素子)をMOSFETで構成した場合の一例を説明する。
半導体装置100は、それぞれ多数のMOSトランジスタセルにより構成される第1MOSFET100aおよび第2MOSFET100bを、それぞれのドレインDを共通として直列に接続する。そしてそれぞれのゲート端子G1、G2にゲート信号を印加して両MOSFETを制御し、第1ソース端子S1、第2ソース端子S2に印加する電位差に応じて電流経路を切り替える。
第1MOSFET100aおよび第2MOSFET100bはそれぞれ寄生ダイオードを有している。例えば、制御信号により第1MOSFET100aをオフし、第2MOSFET100bをオンする。そして第1ソース端子S1を第2ソース端子S2より高電位にすることで、第1MOSFET100aの寄生ダイオードと第2MOSFET100bによりd1方向の電流経路を形成する。
また、制御信号により第1MOSFET100aをオンし、第2MOSFET100bをオフする。そして第1ソース端子S1を第2ソース端子S2より低電位にすることで、第1MOSFET100aと第2MOSFET100bの寄生ダイオードによりd2方向の電流経路を形成する。
さらに、ゲート端子G1とゲート端子G2を共にオンすることで、寄生ダイオードを介さずに電流経路を形成する。
再び図1(A)を参照して、第1MOSFET100a、第2MOSFET100bは、第1主面Sf1と第2主面Sf2を有する1つの半導体基板10に設けられる。すなわち半導体基板10の第1素子領域20aに第1MOSFET100aが設けられ、第2素子領域20bに第2MOSFET100bが設けられる。これにより、第1MOSFET100aおよび第2MOSFET100bは、ドレイン領域が共通となる。
第1MOSFET100a、第2MOSFET100bはチップの中心線X−Xに対して例えば線対称に配置され、それぞれにゲートパッド電極17a、ゲートパッド電極17b、ソース電極18a、ソース電極18bが設けられる。ここでは、素子領域20a、20bはそれぞれソース電極18a、18bと重畳する領域とする。
第1MOSFET100aのゲート電極(不図示)は半導体基板10上に引き出され、半導体基板10の周辺部に延在する連結部(不図示)を介してゲート配線17waと接続し、ゲート配線17waはゲートパッド電極17aに接続する。ゲートパッド電極17aは、たとえば円形又は八角形である。ゲートパッド電極17a上には絶縁膜(たとえば窒化膜)が設けられ、絶縁膜に例えば円形又は八角形の第1開口部OP11が設けられる。第1開口部OP11を介して、ゲートパッド電極17a上でこれとコンタクトする第1下地金属層(Under Bump Metal:以下UBM)241aを設ける。第1UBM241aは例えば円形である。
第1MOSFET100aのソース領域(不図示)は、第1素子領域20a上を覆うソース電極18aと接続する。ソース電極18aは例えば略矩形、または、図1(A)の如く矩形の例えば長辺の一部がゲートパッド電極17aの一部に沿ってこれを囲むように延在した略凹型形状である。ソース電極18aは、全てのセルを覆って第1素子領域20a上に設けられ、その面積は、ゲートパッド電極17aの面積より大きい。
ソース電極18a上には絶縁膜(たとえば窒化膜)が設けられ、絶縁膜にたとえば略矩形の第2開口部OP12が設けられる。第2開口部OP12を介して、ソース電極18a上でこれとコンタクトする第2下地金属層(UBM)242aを設ける。
第2UBM242aは例えば、コーナー部となる4分の1円弧と、これらをつなげる4つの辺からなる角丸四角形状である。この場合の4分の1円弧の曲率R2は、第1UBM241aの(4分の1円弧の)曲率R1と同等かそれより小さいとする。
第2UBM242aの形状が複数の曲率を有する形状で、それらの値が異なる場合には、全てのコーナー部の曲率が、第1UBM241aの曲率R1と同等以下とする。
第2MOSFET100bは、第1MOSFET100aと同一の構成である。すなわち、ゲート電極(不図示)は半導体基板10上に引き出され、半導体基板10の周辺部に延在する連結部(不図示)を介してゲート配線17wbと接続し、ゲート配線17wbはゲートパッド電極17bに接続する。ゲートパッド電極17bは絶縁膜の第1開口部OP21を介して、第1UBM241bとコンタクトする。
第2MOSFET100bのソース領域(不図示)は、ソース電極18bと接続し、ソース電極18aは第2開口部OP22を介して、その上に設けられた第2UBM242bとコンタクトする。
図2は、図1(A)のa−a線断面図である。図2(A)がチップ全体の概要図であり、図2(B)が第1素子領域20aの各セルの拡大図である。
第1MOSFET100aおよび第2MOSFET100bの構成は同じであるので、以下第1MOSFETについて説明する。
半導体基板10は、第1主面Sf1および第2主面Sf2を有し、第1主面Sf1側に第1MOSFET100aの第1素子領域20aが設けられる。
半導体基板10は、n+型シリコン半導体基板1上にn−型半導体層(例えばn−型エピタキシャル層)2を設けてドレイン領域とする。第1主面Sf1となるn−型半導体層2表面にはp型の不純物領域であるチャネル層4を設ける。
トレンチ7は、チャネル層4を貫通してn−型半導体層2まで到達させる。トレンチ7は、一般的には第1主面Sf1の平面パターンにおいて格子状またはストライプ状にパターニングする。
トレンチ7の内壁にはゲート酸化膜11を設ける。ゲート酸化膜11の膜厚は、MOSFETの駆動電圧に応じて数百Å程度とする。また、トレンチ7内部には導電材料を埋設してゲート電極13を設ける。導電材料は例えばポリシリコンであり、そのポリシリコンには、低抵抗化を図るために例えばn型不純物が導入されている。
ソース領域15は、トレンチ7に隣接したチャネル層4表面にn型不純物を注入したn+型不純物領域である。また、隣接するソース領域15間のチャネル層4表面には、p+型不純物の拡散領域であるボディ領域14を設け、基板の電位を安定化させる。これにより隣接するトレンチ7で囲まれた部分がMOSトランジスタの1つのセルとなり、これが多数個集まって第1MOSFET100aの第1素子領域20aを構成している。本実施形態では、第1素子領域20aは全てソース電極18aで覆われており、以下、ソース電極18aの形成領域を素子領域と称する。
ゲート電極13は層間絶縁膜16で被覆され、ソース電極18aはアルミニウム(Al)等をスパッタして所望の形状にパターンニングした金属電極である。ソース電極18aは第1素子領域20a上を覆って半導体基板10の第1主面Sf1側に設けられ、層間絶縁膜16間のコンタクトホールを介してソース領域15およびボディ領域14と接続する。
ゲート電極13は、連結部(不図示)により基板上に引き出され、半導体基板の周囲を取り巻くゲート配線17waまで延在され、ゲートパッド電極17aに接続する(図1(A)参照)。
ゲートパッド電極17aは例えば保護ダイオード(不図示)上に設けられてこの一端に接続する。保護ダイオードの他端はソース電極18aと接続する。
ゲートパッド電極17a上はその端部を覆うように絶縁膜(窒化膜)23が設けられ、絶縁膜23の所定の領域に、ゲートパッド電極17aの大部分の領域が露出する第1開口部OP11を設ける。
ここで、第1開口部OP11は、ゲートパッド電極17a上において、絶縁膜23に対するフォトリソグラフィ工程や、エッチング工程のあわせ余裕度を考慮した領域を残して、可能な限り大面積でゲートパッド電極17aが露出するように設けられる。
第1開口部OP11は、第1下地金属層(第1UBM)241aによって完全に覆われ、第1UBM241aはゲートパッド電極17aとコンタクトする。第1UBM241aは、例えば無電解メッキにより下層からニッケル(Ni:厚さ2.4μm)、金(Au:厚さ500Å)をこの順で積層した金属層である。第1開口部OP11および第1UBM241aは例えば円形または八角形状である。
ソース電極18aは、全てのセルを覆って第1素子領域20a上に設けられ、その面積は、ゲートパッド電極17aの面積より大きい。
ソース電極18aの上は絶縁膜(窒化膜)23が設けられ、絶縁膜23の所定の領域に、ソース電極18aの大部分の領域が露出する第2開口部OP12を設ける。ここで、第2開口部OP12は、絶縁膜23に対するフォトリソグラフィ工程や、エッチング工程のあわせ余裕度も考慮してソース電極18aの端部上を絶縁するために必要な領域を残して、可能な限り大面積でソース電極18aが露出するように設けられる。
これにより、第2UBM242aは、第2開口部OP12を覆いこれと同様の形状に設けられる。すなわち第2UBM242の面積も、第1開口部OP11を覆う第1UBM241より大きく、その形状も可能な限りソース電極18aの形状に沿った形状となる。
第2開口部OP12は、第2下地金属層(第2UBM)242aによって覆われ、第2UBM242aはソース電極18aとコンタクトする。第2UBM242aの構成は、第1UBM241aと同様である。
再び図1(A)を参照し、本実施形態では、ソース電極18aを覆う絶縁膜23に設けられる第2開口部OP12が、ゲートパッド電極17a上の第1開口部OP11より大きく、ソース電極18aの大部分の面積が露出するようにする。
第1UBM241aは、たとえば円形である。第2UBM242aは、第2開口部OP12を覆う形状に設けられる。すなわち第2UBM242の面積も、第1開口部OP11を覆う第1UBM241より大きく、その形状も可能な限りソース電極18aの形状に沿った形状となる。
但し、既述の如く第2UBM242aのコーナー部は曲率R2を有し、第1UBM241aの曲率R1と同程度以下とする。第2開口部OP12およびソース電極18aのコーナー部の形状においては、この限りでない。
第2MOSFET100bにおいても、ゲートパッド電極17b上の絶縁膜23に第1開口部OP21が設けられ、ソース電極18b上の絶縁膜23に第2開口部OP22が設けられる。第1開口部OP21、第2開口部OP22を覆い、ゲートパッド電極17bおよびソース電極18b上にこれらとそれぞれコンタクトする第1UBM241b、第2UBM242bを設ける。ソース電極18b上の第2開口部OP22および第2UBM242bは、ゲートパッド電極17b上の第1開口部OP21および第1UBM241bより大きい。そして、第2開口部OP2および第2UBM242bは、ゲートパッド電極17b上の第1開口部OP1および第1UBM241bより大きく、可能な限りソース電極18bの形状に沿った形状とする(図1(A)参照)。
但し、第2UBM242bのコーナー部の曲率R2は、第1UBM241bの曲率R1と同程度以下とする。第2開口部OP22およびソース電極18bのコーナー部の形状においては、この限りでない。
第1の実施形態ではドレイン端子は外部に導出せず、ドレイン電極も設けられないが、半導体基板10の第2主面Sf2側には、基板内を流れる電流の抵抗を低減するために、所望の金属層19が設けられる。
図3は、半導体装置100の実装例を示す断面図である。実装基板150には、銅(Cu)のスクリーン印刷などにより所望の形状の導電パターン151が設けられ、各導電パターン151には実装半田152が設けられる。
半導体装置(半導体チップ)100は第1主面Sf1側が、実装基板150の導電パターン151に対向するように配置され、実装半田152によって第1UBM241a、241bと第2UBM242a、242bがそれぞれ対応する導電パターン151と固着され、フリップチップ実装される。
半導体装置100は、図1の矢印の如く、第1MOSFET100aのソース電極18aから半導体基板10を通り第2MOSFET100bのソース電極18bに至る電流経路が形成される。本実施形態では電流経路の両端の電極上の、絶縁膜23の開口部(第2開口部OP12、OP22)をゲートパッド電極17a、17b上より大きく確保することにより、ここに無電解メッキで形成されるUBM(第2UBM242a、242b)の面積を大きく確保できる。これにより、第1素子領域20aおよび第2素子領域20bにおいてセルの均一動作性を向上させることができる。
従来構造(図8)では、ソース電極135a、135b上の開口部OPおよびUBM146が、ゲートパッド電極133a、133b側と同等の面積及び形状であった。したがって、ソース電極135a、135bが素子領域の全てを覆う大きさに設けられていても、開口部OPおよびUBM146は局所的に配置されることとなり、ソースバンプ電極136a、136b直下のセルと、ソースバンプ電極136a、136bから離間したセルでは、ソース電極135a、135bに起因する抵抗値が異なる問題があった。
しかし本実施形態によれば、ソース電極17a、17b上の開口部(第2開口部OP12、OP22)とUBM(第2UBM242a、242b)を、従来より大きく確保できるので、セルの均一動作性を向上させることができる。
また、実装基板に実装した場合、実装半田で固着する面積が従来より広くなるので、装置全体としてオン抵抗が低減し、放熱性を向上させることができる。
ここで、図2のごとく、第2UBM242aは、ソース電極18aを介して、内部のトランジスタと接続しているため、第2UBM242aにおいて、例えば実装半田152との応力の違いによって、応力集中が発生すると、その応力はソース電極18aを介して層間絶縁膜16にクラックを生じさせ、ソース電極18aとトレンチ7に埋設されたゲート電極13がショートする不良が発生することがある。尚、第2MOSFET100b側でも同様である。
第2UBM242aの面積を大きくすることによって、第2UBM242aのコーナー部の位置が半導体基板およびチップ内の周辺部に位置することになり、コーナー部の曲率R2が大きくなるほど、応力集中が発生する場合が多くなる。一方で、円形の第1UBM241aの形状と大きさは、従来と同等である。
そこで、本実施形態では、第2UBM242a、242bのコーナー部の曲率R2を、第1UBM241bの曲率R1と同程度以下とすることで応力集中の発生によるトランジスタの破壊も防止できる。
図4は、第2UBM242a、242bの他の形状を示す図である。
第2UBM242aは例えば、コーナー部となる4分の1円弧(2分の1円弧)と、これらをつなげる2つの辺からなる略楕円形状である。この場合の4分の1円弧の曲率R2は、第1UBM241aの(4分の1円弧の)曲率R1と同等かそれより小さいとする。
第2UBM242aの形状が複数の曲率を有する形状で、それらの値が異なる場合、いずれの形状の曲率も、第1UBM241aの曲率R1と同等以下とする。
これ以外の構成は、図1の構成と同様であるので説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す図である。図5(A)が平面図であり、図5(B)が図5(A)のb−b線断面図である。
半導体装置100は、第1UBM241a、241bおよび第2UBM242a、242b上にバンプ電極が設けられてもよい。
バンプ電極は、第1UBM241a、241bおよび第2UBM242a、242bの面積に応じた開口部を有するマスクを設け、スクリーン印刷方式で半田を供給して設ける。ドロップ方式と異なり、第1UBM241a、241bおよび第2UBM242a、242bの面積に対応した(同等の)固着面積を有するバンプ電極が、それぞれのUBM毎に1つずつ設けられる。
詳細には、第1MOSFET100aでは窒化膜23上に、第1UBM241a、第2UBM242aが露出する。窒化膜23上には保護膜25を設ける。保護膜25の材料としては、ソルダーレジストやポリイミドがある。、第1UBM241a、第2UBM242aを下地電極とするスクリーン印刷により第1UBM241a上にゲートバンプ電極27aを設け、第2UBM242a上にソースバンプ電極28aを設ける。
ゲートバンプ電極27aは、第1UBM241aおよび第1開口部OP11の面積および形状に応じて平面形状において円形で、ほぼボール状に設けられる。
一方ソースバンプ電極28aは、第2UBM242aの形状に応じた形状と大きさに設けられる。一例としてここでは半導体基板10の中央に近い部分と、遠い部分で非対称の形状とする。
第2MOSFET100bにおいても同様に、ゲートバンプ電極27bが、第1UBM241bおよび第1開口部OP21の面積および形状に応じてほぼボール状に設けられ、ソースバンプ電極28bが、第2UBM242bの形状に応じた形状と大きさに設けられる。
第2の実施形態では、ソースバンプ電極28a、28bが、第2UBM242a、242bと同等の面積に設けられ、第2開口部OP12、22もこれらと略同等に開口されているため、ソース電極18a、18b部分における抵抗を低減でき、半田の面積の拡大によって放熱性を向上させることができる。
また、第1MOSFET100aにおいて、第1UBM241aは、例えば円形である。第2UBM242aは、例えば、曲率R2の第1コーナー部C1と、曲率R2より小さい曲率R3の第2コーナー部C2を有し、半導体基板10(半導体チップ)の中心部Cから第2コーナー部C2までの距離L2が中心部Cから第1コーナー部C1までの距離L1より大きい形状である。
ここで距離L1、L2は、中心部Cから各コーナー部の曲線上で最も中心部Cから離間した点までの距離をいう。
より具体的には、第2UBM242aは、半導体基板10の中央部Cに近い側の第1コーナー部C1は4分の1円弧とこれらをつなげる辺からなり、半導体基板10の中央部から遠い側の第2コーナー部C2は2分の1円弧による形状となっている。この場合の半導体基板10の中央部に近い側の4分の1円弧の曲率R2と、半導体基板10の中央部から遠い側の2分の1円弧の曲率R3は、第1UBM241aの曲率R1と比べると、R1≧R2≧R3の関係になっている。
第2UBM242aの面積を大きくすることによってその上に設けられるソースバンプ電極28aとの応力の違いによる影響が増し、第1コーナー部C1および第2コーナー部C2(以下総称してコーナー部)のそれぞれの曲率R2、R3が大きくなるほど、ソースバンプ電極28aとの応力の違いによる応力集中の発生が多くなる。一方で、円形の第1UBM241aの形状と大きさは、応力集中が問題とならない従来と同等である。
本実施形態のごとく、第2UBM242aの形状(コーナー部)が有する曲率R2、R3を、第1UBM241aの形状(円形)が有する曲率R1と同等以下とすることにより、第2UBM242aと、これに接続するソースバンプ電極28aへの応力集中を防止し、それによるトランジスタの不良発生を防止することができる。
より詳細には、第2UBM242aが複数の曲率R2、R3を有する形状であり、これらの値が異なる場合には、最も大きい曲率R2が、第1UBM241aの曲率R1と同等以下とする。
さらに、最も小さい曲率R3が適用される第2コーナー部C2は、半導体基板10の中心より離れたところになるようにする。これは、半導体基板10(半導体チップ)の中心部から離れるほど、応力によるひずみの量が増えるからである。
このようにパターンニングすることで、第2UBM242a、242bとソースバンプ電極28a、28b間の応力集中を防止することができ、それにより、応力集中に起因して発生する、トランジスタの破壊を防止することができるものである。
第2MOSFET100bにおいても、同様の構成である。すなわち、第1UBM241bは例えば円形である。第2UBM242bは、半導体基板10の中央部に近い側の第1コーナー部C1は4分の1円弧とこれらをつなげる辺からなり、半導体基板10(半導体チップ)の中央部から遠い側の第2コーナー部C2は2分の1円弧による形状となっている。この場合の半導体基板10(半導体チップ)の中央部に近い側の4分の1円弧の曲率R2と、半導体基板10の中央部から遠い側の2分の1円弧の曲率R3は、第1UBM241bの曲率R1と比べると、R1≧R2≧R3の関係になっている。
このように本実施形態は、第2UBM242a、242bと、その上に設けるソースバンプ電極28a、28bの面積を大きくすることにより、抵抗低減による素子領域の動作の均一化を向上でき、放熱性を向上できるものである。
更に、第2UBM242a、242bのコーナー部の曲率を、第1UBM241a、241bの曲率と同等以下にすることで、第2UBM242a、242bとソースバンプ電極28a、28b間の応力集中を防止することができ、それにより、応力集中に起因して発生する、トランジスタの破壊を防止することができるものである。
したがって、第2UBM242a、242bは、応力集中の問題がなければ、第1の実施形態に示す角丸四角形状であってもよく、また、第1MOSFET100aの第2UBM242aと、第1MOSFET100bの第2UBM242bとが異なる形状であってもよい。
また、バンプ電極を設けない第1の実施形態において、下地金属層の形状を第2の実施形態の下地金属層の形状としてもよい。
図6は、半導体装置100の実装例を示す断面図である。実装基板150には、銅(Cu)のスクリーン印刷などにより所望の形状の導電パターン151が設けられる。各バンプ電極27a、27b、28a、28bが、対応する導電パターン151と対向配置され、熱による半田リフローや、加圧状態での超音波振動を用いて接着・接続され、半導体装置100が実装基板150にフリップチップ実装される。
図7を参照して、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、半導体基板10の第1主面Sf1側にソース電極18、ゲートパッド電極17およびドレイン電極19が設けられるいわゆるアップドレイン構造のMOSFET210である。
ドレイン電極19は、ソース電極18と同じ(例えばAl)金属層により所望の形状にパターンニングされ、ソース電極18と離間して配置される。ソース電極18およびドレイン電極19間に、ゲート配線17wが延在し、ゲート配線17wはゲートパッド電極17に接続する。ゲートパッド電極17上には第1開口部OP1および第1UBM241が設けられる。ソース電極18上には、第2開口部OP2、第2UBM242が設けられる。これらは第1の実施形態と同様である。
ドレイン電極19上は絶縁膜(窒化膜)が設けられ、絶縁膜の所定の領域に、略矩形のドレイン電極19の大部分の領域が露出する略矩形の第3開口部OP3を設ける。
第3開口部OP3を覆って第3UBM243が設けられる。第3開口部OP3および第3UBM243は、ゲートパッド電極17上の第1開口部OP1および第1UBM241より大きく、可能な限りドレイン電極19の形状に沿った形状とする。
第3UBM243は、例えば4分の1円弧と、これらをつなげる4つの辺からなる角丸四角形状に設けられる。コーナー部の曲率R3は、第1UBM241の曲率R1と同程度以下とする。第3UBM243が複数の曲率を有する形状で、これらの値が異なる場合、いずれの曲率も第1UBM241の曲率R1と同程度以下とする。
また、図示は省略するが、第2の実施形態の如く、第1UBM241、第2UBM242、第3UBM243上に、これらと同等の面積及び同様の形状を有するゲートバンプ電極、ソースバンプ電極およびドレインバンプ電極をそれぞれ設けてもよい。
ゲートバンプ電極は、第1UBM241と同等の円形に設けられる。ソースバンプ電極およびドレインバンプ電極は、それぞれ、第2UBM242および第3UBM243と同等の形状(第1UBM241bの曲率と同等以下の4分の1円弧と、これらをつなげる4つの辺からなる角丸四角形状)に設けられる。
第2UBM242、第3UBM243のコーナー部の曲率R2、R3、を、第1UBM241の曲率R1と同等以下とすることにより、第2UBM242と、これに接続するソースバンプ電極および、第3UBM243と、これに接続するドレインバンプ電極の接着性を向上させることができる。
第3の実施形態では、基板を流れる電流経路の両端となるソース電極18およびドレイン電極19にコンタクトする第2UBM242、第3UBM243(及びソースバンプ電極、ドレインバンプ電極)の面積を大きくできるので、ソース電極18およびドレイン電極19内を基板の水平方向に流れる電流の抵抗を低減でき、セルの均一動作化が図れる。また、従来より面積の大きいソースバンプ電極28、ドレインバンプ電極29を設けることにより、放熱性も向上する。
以上、MOSFETの場合を例に説明したが、これに限らず、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、接合型FETに代表される電界効果型トランジスタ(FET)、であっても同様に実施でき、同様の効果を得られる。また、バイポーラトランジスタにおいても、ベース電極上の絶縁膜に設けた開口部と、ベース電極に接続する下地金属層(及びバンプ電極)よりもエミッタ電極、コレクタ電極のそれぞれの上の絶縁膜に設けた開口部とエミッタ電極、コレクタ電極に接続する下地金属層(及びバンプ電極)を大きくすることで同様の効果を得られる。
1 n+型シリコン半導体基板
2 n−型半導体層
4 チャネル層
7 トレンチ
10 半導体基板(半導体チップ)
11 ゲート絶縁膜
13 ゲート電極
14 ボディ領域
15 ソース領域
16 層間絶縁膜
17、17a、17b ゲートパッド電極
18、18a、18b ソース電極
19 ドレイン電極
20、20a、20b 素子領域
23 窒化膜
241、241a、241b 第1UBM
242、242a、242b 第2UBM
243 第3UBM
25 保護膜
27 ゲートバンプ電極
28 ソースバンプ電極
29 ドレインバンプ電極
Sf1 第1主面
Sf2 第2主面
200 スイッチング素子
100、100a、100b MOSFET

Claims (8)

  1. 第1主面および第2主面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板に設けられたディスクリート半導体の素子領域と、
    前記第1主面側に設けられて前記素子領域に接続する第1の電極と、
    前記第1主面側に設けられて前記素子領域に接続し、前記第1の電極より面積の大きい第2の電極と、
    前記第1の電極および前記第2の電極上に設けられた絶縁膜と、
    前記第1の電極上の前記絶縁膜の一部に設けられた第1開口部と、
    前記第2の電極上の前記絶縁膜の一部に設けられ前記第1開口部より面積の大きい第2開口部と、
    前記第1開口部を覆う第1下地金属層と、
    前記第2開口部を覆う第2下地金属層と、を具備し、
    前記第1下地金属層および前記第2下地金属層は、いずれも曲率を有する形状であり、前記第2下地金属層の形状が有する曲率が前記第1下地金属層の形状が有する曲率と同等かそれより小さいことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1開口部と前記第2開口部は異なる形状を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2下地金属層は、第1の曲率の第1コーナー部と、前記第1の曲率より小さい第2の曲率の第2コーナー部を有し、前記半導体基板の中心部から前記第2コーナー部までの距離が前記中心から前記第1コーナー部までの距離より大きいことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記下地金属層上にそれぞれ、該下地金属層の面積及び形状に対応した異なる大きさのバンプ電極を設けることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  5. 前記第2の電極は、電流経路の一端となることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  6. 導電パターンを形成した実装基板に前記第1主面側を対向させて実装されることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  7. 前記第1の電極と前記第2の電極をそれぞれ二次電池用保護素子の端子として用いる請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体基板に、同一構造の2つのMOSFETの前記素子領域が設けられることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
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