JP2011128524A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の搬送量が変化し現像容器内の現像剤面の高さが変動しても、余剰現像剤を安定して排出させることのできる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】通常現像時における、第1搬送路22c内の現像剤搬送量をMa、第2搬送路22d内の現像剤搬送量をMbとして、第1及び第2撹拌部材23、24を減速させて現像する時における、第1搬送路22c内の現像剤搬送量をMa′、第2搬送路22d内の現像剤搬送量をMb′としたときに、減速時における、第1搬送路22c内の搬送現像剤変化量Ma−Ma′、第2搬送路22d内の搬送現像剤変化量Mb−Mb′として、搬送現像剤変化量の大きい第1搬送路22cの上流側に現像剤排出口22hを配設する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤の補給を行うとともに余剰現像剤を排出する現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置においては、感光体等からなる像担持体上に形成した潜像を、現像装置により現像しトナー像として可視化することを行っている。このような現像装置の一つとして、2成分現像剤を用いる2成分現像方式が採用されている。この種の現像装置は、現像容器内にキャリアとトナーとからなる現像剤を収容し、像担持体に現像剤を供給する現像ローラを配設するとともに、現像容器内の現像剤を搬送撹拌しながら現像ローラへと供給する撹拌部材を配設している。
この現像装置では、トナーは現像動作によって消費されていく一方、キャリアは消費されずに現像装置内に残る。従って、現像容器内でトナーとともに撹拌されるキャリアは撹拌頻度が多くなるにつれて劣化し、その結果、トナーに対するキャリアの帯電付与性能が徐々に低下してしまう。
そこで、現像容器内にキャリアを含む現像剤を補給するとともに、余剰となった現像剤を排出することで、帯電性能の低下を抑制するようにした現像装置が提案されている。
上記のような余剰現像剤を排出する現像装置では、画像形成装置本体の設置状態が傾いたり、外部から衝撃を受けたりというような外乱によって、更に、現像容器内の現像剤の撹拌動作等によって、現像容器内の現像剤面の高さが変動するということがある。これにより、不必要に現像剤が排出され、現像容器内の現像剤量が安定せず、現像装置の現像性能に悪影響を及ぼすという問題があった。
そこで、特許文献1では、搬送路の現像剤搬送方向下流側の現像容器側壁には、余剰現像剤を排出するための現像剤排出口が形成され、現像剤排出口の手前側には、整流板が設けられている。整流板は、現像剤排出口と対向する位置に現像容器の底面から鉛直上向きに延びる立壁状の部材であり、現像剤排出口の上端位置よりも高く構成されている。この構成により、現像容器内の現像剤量が増加して現像剤面が高くなると、整流板によって、現像剤排出口近傍の現像剤の流れが整流され、また、整流板と現像剤排出口との間で現像剤面の高さ変動が抑えられ、余剰現像剤の排出量が安定する。
特開2006−208577号公報(段落[0074]〜[0076]、第5図)
しかしながら、上述した先行技術では、整流板が現像剤排出口の手前側に設けられているので、現像剤が整流板を避けながら現像剤排出口側に搬送されることになり、余剰現像剤が現像剤排出口に容易に排出されず、現像容器内の現像剤量が安定するのに時間がかかる。また、整流板を現像容器内に設けると、装置の構成が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、現像剤の搬送量が変化し現像容器内の現像剤面の高さが変動しても、余剰現像剤を安定して排出させることのできる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体に現像剤を供給する現像ローラと、回転軸の周りに軸方向に沿って延びる螺旋状羽根を有し、前記現像ローラに供給する現像剤を撹拌、搬送する2つの撹拌部材と、前記各撹拌部材によって現像剤が上流から下流に循環搬送される搬送路と、前記各搬送路の両端部側を連通させる連通部と、現像剤が補給される現像剤補給口と、余剰の現像剤が排出される現像剤排出口とを備える現像装置において、通常現像時における、一方の搬送路内の現像剤搬送量をMa、他方の搬送路内の現像剤搬送量をMbとして、前記撹拌部材を減速させて現像する時における、前記一方の搬送路内の現像剤搬送量をMa′、前記他方の搬送路内の現像剤搬送量をMb′としたときに、減速時における、前記一方の搬送路内の搬送現像剤変化量Ma−Ma′、前記他方の搬送路内の搬送現像剤変化量Mb−Mb′として、搬送現像剤変化量の大きい搬送路の上流側に前記現像剤排出口を配設する、または、搬送現像剤変化量の小さい搬送路の下流側に前記現像剤排出口を配設することを特徴としている。
この構成によれば、現像剤補給口から現像容器内に現像剤が補給され、2つの搬送路内で現像剤が増加する。現像剤排出口は、2つの搬送路のうちで、搬送現像剤変化量の大きい搬送路の上流側に配設される、または、搬送現像剤変化量の小さい搬送路の下流側に配設されていることにより、撹拌部材を減速させて現像する時に、現像剤の嵩高は、装置の長手方向に偏るが、現像剤排出口側が低くなる。そして余剰現像剤は、嵩高の低い現像剤排出口から溢れ出る。
また、請求項2に記載の発明では、通常現像時における前記2つの搬送路内の現像剤搬送量は略同じであることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明では、上記の構成の現像装置が搭載された画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、現像剤補給口から現像容器内に現像剤が補給され、2つの搬送路内で現像剤が増加する。現像剤排出口は、2つの搬送路のうちで、搬送現像剤変化量の大きい搬送路の上流側に配設される、または、搬送現像剤変化量の小さい搬送路の下流側に配設されていることにより、撹拌部材を減速させて現像する時に、現像剤の嵩高は、装置の長手方向に偏るが、現像剤排出口側が低くなる。そして、余剰現像剤は、嵩高の低い現像剤排出口から溢れ出る。従って、撹拌部材を減速させる時、つまり厚紙の印字や光沢を付けて印字するために通紙速度を低下させる場合でも、余剰現像剤が現像容器内から安定して排出され、現像ローラに所定量の現像剤が安定して供給され、良好な画像を得ることができる。また、特別の部材を設けることなく、簡単な構成で、余剰現像剤を安定して排出させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、通常現像時における2つの搬送路内の現像剤搬送量は略同じであるので、現像時に余剰現像剤が現像容器内から安定して排出される。
また、請求項3に記載の発明によれば、余剰現像剤が増えても現像容器内の現像剤を安定して排出させる現像装置を備える画像形成装置にすることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図 本発明の実施形態に係る画像形成装置における現像装置の概略構成の断面を示す平面図 本発明の実施形態に係る現像装置おける撹拌部の断面を示す上側面図 本発明の実施形態に係る現像装置おける撹拌部の要部の断面を示す横側面図 本発明の実施形態に係る現像装置おける搬送路内の現像剤の状態を模式的に示す横側面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着部5と、画像形成部4及び定着部5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラ8の回転動作により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ確実に用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙供給経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。この画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に軸支された感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像装置14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えると、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。次いで、現像装置14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給された用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着部5に向けて搬送される。定着部5では、加熱部材18及び加圧ローラ19によって、用紙9が加熱加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラ対20によって排出トレイ21上に排出される。転写部15による転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われることになる。
次に、現像装置について図2に基づいて説明する。図2は画像形成装置1に用いられる現像装置の概略構成の断面を示す平面図である。
現像装置14は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を収容する現像容器22と、この現像剤を撹拌する第1及び第2撹拌部材23、24と、現像ローラ27、及び規制部材28とを備えている。
現像容器22は、現像装置14の外郭を構成し、その下部で仕切り部22bによって第1搬送路22cと第2搬送路22dに仕切っている。第1搬送路22c及び第2搬送路22dには、キャリアとトナーからなる現像剤が収容される。また、現像容器22は、第1及び第2撹拌部材23、24と現像ローラ27を回転可能に保持している。更に、現像容器22には、現像ローラ27を感光体11に向けて露出させる開口が形成されている。
第2撹拌部材24が現像ローラ27の右下方で、第2搬送路22d内に設けられ、第1撹拌部材23が第2撹拌部材24の右方に隣接して、第1搬送路22c内に設けられる。
第1及び第2撹拌部材23、24は現像剤を撹拌して現像剤中のトナーを所定のレベルに帯電させる。これによりトナーはキャリアに保持される。また、第1搬送路22cと第2搬送路22dを仕切る仕切り部22bの長手方向(図2の表裏面方向)の両端部分には、連通部(図略)が設けられており、第1撹拌部材23が回転すると、帯電した現像剤が仕切り部22bに設けた一方の連通部から第2撹拌部材24に搬送され、現像剤が第1搬送路22c内と第2搬送路22d内とを循環する。そして、第2撹拌部材24から現像ローラ27に現像剤が供給される。
現像ローラ27は、固定磁石体25と現像スリーブ26とを備える。現像スリーブ26は、円筒状の非磁性材からなり、第2撹拌部材24に隣接する位置で現像容器22に回転可能に支持される。固定磁石体25は、現像スリーブ26内に固設される永久磁石からなり、現像スリーブ26に向けて磁界を発生する。また、現像ローラ27は、現像容器22の開口から露出し、像担持体である感光体11に一定の間隔を隔てて対向している。この対向する領域は、現像スリーブ26上に担持されている現像剤を感光体11に向けて供給するための現像領域Dとなっている。更に、現像スリーブ26には、トナーを感光体11に供給するために、直流に交流を重畳した現像バイアス29が印加される。
規制部材28は、現像スリーブ26表面に担持される現像剤を所定の層厚に規制するものであり、ブレード状をなし現像スリーブ26の略上方で現像スリーブ26表面との間に所定間隔を設けて、現像容器22に取り付けられる。
現像スリーブ26内の固定磁石体25の磁力により、第2撹拌部材24から供給された現像剤が現像スリーブ26表面に担持される。担持された現像剤は、規制部材28により所定の層厚に規制され、現像スリーブ26の回転(図2の矢印方向の回転)により、現像流域Dに向けて搬送される。現像スリーブ26に現像バイアス29が印加されることにより、現像領域Dにおいて現像スリーブ26と感光体11との間に電位差が発生し、現像スリーブ26上のトナーは感光体11に供給され、感光体11上の静電潜像はトナー像に現像される。
次に、図3、図4を用いて、現像装置の撹拌部について詳しく説明する。図3は撹拌部の断面を示す上側面図である。図4は、撹拌部の要部の断面を示す横側面図である。
図3に示すように、現像容器22には、前述のように第1搬送路22cと、第2搬送路22dと、仕切り部22bと、連通部22e、22fが形成され、その他に、現像剤補給口22gと、現像剤排出口22h、及び側壁部22i、22jが形成されている。
仕切り部22bは、現像容器22の長手方向に延びて第1搬送路22cと第2搬送路22dを並列させるように仕切っている。仕切り部22bの長手方向の両端部分には、連通部22e、22fが設けられており、現像剤は、第1搬送路22cと、連通部22eと、第2搬送路22d、及び連通部22f内を循環することが可能である。
現像剤補給口22gは、現像容器22の上部に設けられた現像剤補給容器(図略)から新たなトナー及びキャリアを現像容器22内に補給するための開口であり、第1搬送路22cの上流側(図3の左側)に配置される。
現像剤排出口22hは、現像剤の補給によって、第1及び第2搬送路22c、22d内で余剰となった現像剤を排出するための開口であり、第1搬送路22cの下流側で側壁部22iに形成される。また、現像剤排出口22hは、第1搬送路22cの底面22i(図4参照)から所定の高さ位置に開口の下部を有する。この所定の高さは、現像容器22内の基準となる現像剤面の高さと略同じである。現像剤排出口22hの配置については、後で詳しく説明する。
第1搬送路22c内には第1撹拌部材23が配設され、第2搬送路22d内には第2撹拌部材24が配設されている。
第1撹拌部材23は、回転軸23bと、第1螺旋羽根23aと、撹拌リブ23cと、逆螺旋羽根23dとを有する。
回転軸23bは現像容器22の側壁部22i、22jに回転可能に軸支されている。第1螺旋羽根23aは、回転軸23bに一体に設けられ、回転軸23bの軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成されている。また、第1螺旋羽根23aは、第1搬送路22cの長手方向に延び、連通部22fに対向して設けられている。撹拌リブ23cは、平板状をなして各第1螺旋羽根23aの間に配置され、回転軸23bに一体に設けられる。この撹拌リブ23cによって、現像剤は、第1搬送路22c内を搬送される間に一層良く撹拌される。逆螺旋羽根23dは、第1螺旋羽根23aとは逆方向の位相を有する羽根で少なくとも1ピッチ分形成され、連通部22eに対向して回転軸23bに一体に設けられる。逆螺旋羽根23dが回転すると、第1搬送路22c内で下流側(図3の右側)に搬送された現像剤は、連通部22eから第2搬送路22dに搬送されることになる。
第2撹拌部材24は、回転軸24bと、第2螺旋羽根24aと、逆螺旋羽根24dとを有する。
回転軸24bは、回転軸23bと並列して配置され、現像容器22の側壁部22i、22jに回転可能に軸支されている。
第2螺旋羽根24aは、回転軸24bに一体に設けられ、回転軸24bの軸方向に第1螺旋羽根23aとは同方向を向く羽根で第1螺旋羽根23aより大きいピッチで螺旋状に形成されている。これにより、第1螺旋羽根23aと第2螺旋羽根24aを同一の回転速度で回転させた場合、第2搬送路22d内の現像剤の搬送速度が、第1螺旋羽根23aによる搬送速度より早くなる。
また、第2螺旋羽根24aの外径は第1螺旋羽根23aの外径より小さく形成され、第2螺旋羽根24aの羽根ピッチ間の空間体積が小さくなっている。これにより、現像剤の単位体積当りの搬送量を第1螺旋羽根23aによる単位体積当りの搬送量より少なくしている。
従って、所定の回転速度で第1螺旋羽根23aと第2螺旋羽根24aを回転させたときに、第2螺旋羽根24aによる、現像剤の搬送速度が速いにも関わらず、現像剤の面積当たり搬送量が少なくなり、第2螺旋羽根24aの現像剤の搬送量が第1螺旋羽根23aの現像剤の搬送量と略同じになるように設定されている。尚、第1及び第2螺旋羽根23a、24aによる現像剤の搬送速度が異なっていても、第1及び第2螺旋羽根23a、24aの羽根形状を異ならせて、現像剤の搬送量を略同じになるように設定することもできる。
更に、第2螺旋羽根24aは、第2搬送路22d内で現像ローラ27の軸方向長さ以上の長さを有し、連通部22eに対向して設けられている。
逆螺旋羽根24dは、第2螺旋羽根24aとは逆方向の位相を有する羽根で少なくとも1ピッチ分形成され、連通部22fに対向して回転軸24bに一体に設けられる。逆螺旋羽根24dが回転すると、第2搬送路22d内で下流側(図3の左側)に搬送された現像剤は、連通部22fから第1搬送路22cに搬送されることになる。
従って、現像時(通常現像時)に、図示しないモータ、歯車列等の駆動源によって、回転軸23bが回転すると、回転軸23bとともに第1螺旋羽根23aが回転し、第1螺旋羽根23aは第1搬送路22c内の現像剤を矢印P方向に搬送する。第1螺旋羽根23aの羽根間ピッチが比較的に小さく、また、羽根間には撹拌リブ23cが設けられているので、十分に撹拌される。回転軸23bと連動して、回転軸24bが回転軸23bと同じ回転速度で逆回転すると、第2螺旋羽根24aは第2搬送路22d内の現像剤を矢印Q方向に搬送し、現像剤は、第1搬送路22cから、順に連通部22e、第2搬送路22d、及び連通部22fと循環しながら撹拌される。そして、第2搬送路22dから現像剤が現像ローラ27の軸方向に均一に供給される。
この通常現像時の回転軸23b、24b(第1及び第2撹拌部材23、24)の回転速度では、第1撹拌部材23による第1搬送路22c内の現像剤搬送量は、第2撹拌部材24による第2搬送路22d内の現像剤搬送量と略同じであり、第1搬送路22c内から第2搬送路22d内への現像剤の供給は途切れることがなく、現像剤の嵩高は第1及び第2搬送路22c、22dの長手方向において偏ることなく略一定になっている。
次に、新たな現像剤の補給と余剰現像剤の排出について説明する。現像によってトナーが消費されると、現像剤補給口22gから第1搬送路22c内にトナーが補給され、また、現像容器22内でキャリアが劣化すると、所定のタイミングで、現像剤補給口22gから第1搬送路22c内にキャリア、またはキャリアを含む現像剤が補給される。
補給された現像剤は、第1搬送路22cから、連通部22e、第2搬送路22d、及び連通部22fと循環しながら撹拌されるが、補給にともない余剰となった現像剤は、現像剤排出口22hから現像容器22外に排出される。そして第1及び第2搬送路22c、22d内の現像剤は、長手方向において偏ることなく現像剤排出口22hの開口下部の嵩高となる。
ここで、厚紙の印字や光沢を付けて印字する場合、定着部5(図1参照)の加熱部材18と加圧ローラ19との間の通紙速度が遅くなるが、これにともなって、感光体ドラム11と転写部15との間の通紙速度も遅くなるため、現像装置14による現像速度も減速させる必要がある。その結果、現像装置14の現像ローラ27、第1及び第2撹拌部材23、24の回転速度が低下(減速)する。
通常現像時の第1及び第2撹拌部材23、24の回転速度では、第1搬送路22c内と第2搬送路22d内との現像剤搬送量は略同じであるが、第1及び第2撹拌部材23、24が減速されると、第1及び第2搬送路22c、22dの容積、互いの撹拌羽根のピッチや羽根外径サイズ等が異なるので、第1搬送路22c内と第2搬送路22d内との現像剤搬送量は異なることになる。つまり、一方の搬送路内では現像剤搬送量が他方の搬送路内より多くなり、現像剤の嵩高が夫々の搬送路内で偏り、長手方向の一方側では現像剤の嵩高が高く、その他方側では現像剤の嵩高が低くなる。
ここで、通常現像時における、一方の搬送路内の現像剤搬送量をMa、他方の搬送路内の現像剤搬送量をMbとして、第1及び第2撹拌部材23、24を減速させて現像する時における、一方の搬送路内の現像剤搬送量をMa′、他方の搬送路内の現像剤搬送量をMb′とする。尚、現像剤搬送量は、単位時間に搬送路内を通過する現像剤の量である。
また、減速現像時には、第1及び第2撹拌部材23、24の回転速度が小さくなり、現像剤搬送量が少なくなるので、通常現像時から減速現像時に変えた時に、現像剤の搬送量が減少する。一方の搬送路における減少量、即ち搬送現像剤変化量をMa−Ma′とし、他方の搬送路における搬送現像剤変化量Mb−Mb′とする。
ここで、第1及び第2撹拌部材23、24の減速回転によって、一方の搬送路の搬送現像剤変化量Ma−Ma′が他方の搬送路の搬送現像剤変化量Mb−Mb′より大きくなるものとすると、一方の搬送路内では現像剤の減少量が比較的に大きく、他方の搬送路内では現像剤の減少量が比較的に小さい。また、第1及び第2撹拌部材23、24の減速回転で現像剤が搬送されると、搬送路内の搬送方向上流側では現像剤の嵩高が低く、その下流側では現像剤の嵩高が高くなる。従って、一方の搬送路における搬送方向の上流側では現像剤の嵩高が最も低くなる。
このように、現像剤の嵩高が最も低い位置、つまり、搬送現像剤変化量の大きい搬送路における搬送方向上流側に現像剤排出口22hを配設する。
図3、4の実施形態では、第1及び第2搬送路22c、22dの容積、互いの撹拌羽根のピッチや羽根外径サイズ等の差異によって、第1搬送路22cの搬送現像剤変化量は、第2搬送路22dの搬送現像剤変化量よりも大きくなるので、第1搬送路22cの搬送方向上流側に現像剤排出口22hを配設することになる。現像剤排出口22hは、現像容器22の側壁部22iの連通部22f側に形成される。尚、現像剤排出口22hは、回転軸23bに対して連通部22f側の反対側に形成されてもよい。
これによって、減速現像時に現像剤補給口22gから第1搬送路22c内に現像剤が補給されると、第1及び第2搬送路22c、22d内で現像剤が増加し、現像剤の嵩高は長手方向に偏って、余剰現像剤が嵩高の最も低い側にある現像剤排出口22hから余剰現像剤が溢れ出る。
通常現像時、及び減速現像時の余剰現像剤の排出を纏めて説明する。図5は第1搬送路22c内の現像剤の状態を模式的に示す横側面図であり、図5(a)は通常現像時の現像剤の状態を示し、図5(b)は減速現像時の現像剤の状態を示し、図5(c)は減速現像から通常現像に変化した場合の第1搬送路22c内での現像剤の状態を示す。
図5(a)に示すように、通常現像時に第1搬送路22c内に現像剤補給口22g(図3参照)から現像剤が補給される。補給された現像剤は、第1及び第2撹拌部材23、24(図3参照)によって第1及び第2搬送路22c、22d内を循環しながら撹拌される。補給にともない余剰となった現像剤は、現像剤排出口22hから現像容器22外に排出され、第1搬送路22c内では現像剤の嵩高L1は、第1搬送路22cの長手方向において偏ることなく、現像剤排出口22hの開口下部と略同じ高さとなる。
次に、図5(b)に示すように、減速現像時に現像剤が消費されると、第1搬送路22c内では現像剤の嵩高L2は、現像剤排出口22h側(搬送方向上流側)が低く、搬送方向下流側が高くなるように偏りながら、搬送方向上流側では、現像剤排出口22hより低くなってくる。そして、現像剤補給口22g(図3参照)から現像剤が補給される。補給された現像剤は、第1及び第2撹拌部材23、24(図3参照)によって第1及び第2搬送路22c、22d内を循環しながら撹拌される。補給にともない余剰となった現像剤は、現像剤排出口22hから現像容器22外に排出され、現像剤の嵩高L3は、搬送方向上流側で現像剤排出口22hの開口下部と略同じ高さとなって、第1搬送路22cの長手方向に偏る。
更に、図5(c)に示すように、減速現像から通常現像に変わると、第1搬送路22c内の現像剤の嵩高L4は、第1搬送路22cの長手方向において偏ることなく、現像剤排出口22hの開口下部より高い状態で略同じ高さとなる。余剰となった現像剤は、現像剤排出口22hから現像容器22外に排出され、現像剤の嵩高L5は、第1搬送路22cの長手方向において偏ることなく、現像剤排出口22hの開口下部と略同じ高さとなる。
上記実施形態によれば、現像装置14は、感光体11に現像剤を供給する現像ローラ27と、回転軸23b、24bの周りに軸方向に沿って延びる第1及び第2螺旋状羽根23a、24aを有し、現像ローラ27に供給する現像剤を撹拌、搬送する第1及び第2撹拌部材23、24とを備える。更に、現像装置14は、第1及び第2撹拌部材23、24が回転可能に配設され、第1及び第2撹拌部材23、24によって現像剤が上流から下流に循環搬送される第1及び第2搬送路22c、22dと、第1及び第2搬送路22c、22dの両端部側を連通させる連通部22e、22fと、現像剤が補給される現像剤補給口22gと、余剰の現像剤が排出される現像剤排出口22hとを備える。通常現像時における、第1搬送路22c(一方の搬送路)内の現像剤搬送量をMa、第2搬送路22d(他方の搬送路)内の現像剤搬送量をMbとして、第1及び第2撹拌部材23、24を減速させて現像する時における、第1搬送路22c内の現像剤搬送量をMa′、第2搬送路22d内の現像剤搬送量をMb′としたときに、減速時における、第1搬送路22c内の搬送現像剤変化量Ma−Ma′、第2搬送路22d内の搬送現像剤変化量Mb−Mb′として、搬送現像剤変化量の大きい第1搬送路22cの上流側に現像剤排出口22hを配設する。
この構成によると、現像剤補給口22gから現像容器22内に現像剤が補給され、第1及び第2搬送路22c、22d内で現像剤が増加する。現像剤排出口22hは、第1及び第2搬送路22c、22dのうちで、搬送現像剤変化量の大きい第1搬送路22cの上流側に配設されることにより、第1及び第2撹拌部材23、24を減速させて現像する時に、現像剤の嵩高は長手方向に偏るが、現像剤排出口22h側の現像剤の嵩高が低くなる。そして、余剰現像剤は、嵩高の低い現像剤排出口22hから溢れ出る。従って、第1及び第2撹拌部材23、24を減速させる時、つまり厚紙の印字や光沢を付けて印字するために通紙速度を低下させる場合でも、余剰現像剤が現像容器22内から安定して排出され、現像ローラ27に所定量の現像剤が安定して供給され、良好な画像を得ることができる。また、特別の部材を設けることなく、簡単な構成で、余剰現像剤を安定して排出させることができる。
尚、上記実施形態では、現像剤排出口22hが搬送現像剤変化量の大きい搬送路の搬送方向上流側に配設される構成を示したが、本発明はこれに限らず、現像剤排出口22hは、搬送現像剤変化量の小さい搬送路の搬送方向下流側に配設する構成にしてもよい。
この場合には、第1及び第2撹拌部材23、24の減速回転によって、一方の搬送路の搬送現像剤変化量Ma−Ma′が他方の搬送路の搬送現像剤変化量Mb−Mb′より大きくなると、一方の搬送路内では現像剤の搬送量が比較的に大きく、他方の搬送路内では現像剤の搬送量が比較的に小さい。従って、他方の搬送路における搬送方向の下流側では現像剤の嵩高が低くなる。
このように、搬送現像剤変化量の小さい搬送路における搬送方向の下流側に現像剤排出口22hを配設する。つまり、現像剤排出口22hは、現像剤の嵩高が減速回転時に低い状態になる位置に配設する。これによって、現像剤補給口22gから現像容器22内に現像剤が補給され、2つの搬送路内で現像剤が増加すると、現像剤の嵩高は長手方向に偏るが、余剰現像剤が現像剤排出口22hから溢れ出る。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができ、特に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤の補給を行うとともに余剰現像剤を排出する現像装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
11 感光体(像担持体)
14 現像装置
22 現像容器
22b 仕切り部
22c 第1搬送路(一方の搬送路)
22d 第2搬送路(他方の搬送路)
22e、22f 連通部
22g 現像剤補給口
22h 現像剤排出口
23 第1撹拌部材
23a 第1螺旋羽根
23b 回転軸
23c 撹拌リブ
23d 逆螺旋羽根
24 第2撹拌部材
24a 第2螺旋羽根
24b 回転軸
24d 逆螺旋羽根
27 現像ローラ

Claims (3)

  1. 像担持体に現像剤を供給する現像ローラと、回転軸の周りに軸方向に沿って延びる螺旋状羽根を有し、前記現像ローラに供給する現像剤を撹拌、搬送する2つの撹拌部材と、前記各撹拌部材によって現像剤が上流から下流に循環搬送される搬送路と、前記各搬送路の両端部側を連通させる連通部と、現像剤が補給される現像剤補給口と、余剰の現像剤が排出される現像剤排出口とを備える現像装置において、
    通常現像時における、一方の搬送路内の現像剤搬送量をMa、他方の搬送路内の現像剤搬送量をMbとして、前記撹拌部材を減速させて現像する時における、前記一方の搬送路内の現像剤搬送量をMa′、前記他方の搬送路内の現像剤搬送量をMb′としたときに、
    減速時における、前記一方の搬送路内の搬送現像剤変化量Ma−Ma′、前記他方の搬送路内の搬送現像剤変化量Mb−Mb′として、
    搬送現像剤変化量の大きい搬送路の上流側に前記現像剤排出口を配設する、または、搬送現像剤変化量の小さい搬送路の下流側に前記現像剤排出口を配設することを特徴とする現像装置。
  2. 通常現像時における、前記一方の搬送路内の現像剤搬送量と前記他方の搬送路内の現像剤搬送量とが略同じであることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の現像装置が搭載された画像形成装置。
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