JP2011128461A - ネットワークラジオ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークラジオ受信装置において、ネットワーク上の放送局にあるストリーミングデータをスムーズに連続再生する。
【解決手段】再生リスト内のストリーミングデータの識別名の中に、同一の識別名のものがあると判定したときに(S3でYES)、同一の識別名のものがあると判定されたストリーミングデータ(重複ストリーミングデータ)が、これから受信しようとしているストリーミングデータである場合(S6でYES)、この重複ストリーミングデータが、既に記憶されているときは(S8でYES)、この重複ストリーミングデータを放送局から受信せず、既に記憶されている重複ストリーミングデータを復号して音声データを再生するようにした(S10)。これにより、前のストリーミングデータの再生終了直後に次のストリーミングデータの再生を開始できない事態が発生する頻度を減らすことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク上の放送局又はポータルサイト(以下、「放送局」と略す)から音声データを受信して再生するネットワークラジオ受信装置に関する。
近年、インターネット等のネットワーク上の放送局から放送された音声データ(映像データを含む場合もあり)を受信して再生を行うネットワークラジオ受信装置が知られている(例えば、特許文献1乃至3参照)。ネットワークラジオ受信装置に用いられる音声データの伝送方式には、全音声データを手元に一括してダウンロードしてから、音声データの再生を開始するダウンロード方式と、その時々の再生に必要な音声データ(ストリーミングデータ)だけをリアルタイムにダウンロードして再生するストリーミング方式とがある。
ストリーミング方式は、ダウンロード方式に比べて、再生開始までの待ち時間を極めて短くすることができる。ストリーミング方式では、音声データの受信に使用する回線の帯域幅が小さいことに起因して、再生時にストリームのアンダーフロー(データ不足)が生じないようにするために、一定量のストリーミングデータをバッファにダウンロード(バッファリング)する。このストリーミングデータのダウンロードは、放送番組の再生開始時(音声データ全体の再生開始時)だけではなく、再生中のストリーミングデータが終盤になったときにも行われ、再生中のストリーミングデータの次のストリーミングデータが事前にダウンロードされる。
しかしながら、従来のストリーミング方式のネットワークラジオ受信装置では、上記のように、前の(再生中の)ストリーミングデータの再生が終了する前に、次のストリーミングデータのダウンロードを開始しても、受信用の回線の帯域幅の減少に起因して、前のストリーミングデータの再生終了前に、次のストリーミングデータのダウンロードが完了しないことがあった。このため、前のストリーミングデータの再生終了直後に次のストリーミングデータの再生を開始できないことがあり、ユーザがストレスを感じることがあった。
ところで、ネットワークラジオ受信装置等のネットワーク受信装置の分野において、現在視聴中の番組だけではなく、他の番組に対しても好適なバッファの割り当てを行うことにより、好適な番組遷移を実現するようにしたものが知られている(特許文献4参照)。しかしながら、この装置では、上記の問題を解消することができない。
特開2009−130376号公報 特開2007−208875号公報 特開2003−124829号公報 特開2004−260812号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、前のストリーミングデータの再生終了直後に次のストリーミングデータの再生を開始できない事態が発生する頻度を減らして、ネットワーク上の放送局にあるストリーミングデータをスムーズに連続再生することが可能なネットワークラジオ受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ネットワーク上の放送局又はポータルサイト(以下、「放送局」と略す)から、1つ以上の再生予定のストリーミングデータの識別名と、これらのストリーミングデータの再生順の情報を格納した再生リストを受信する再生リスト受信手段と、前記再生リスト受信手段により受信した再生リストを記憶する再生リスト記憶手段と、前記再生リスト記憶手段に記憶された再生リスト内の各識別名に対応したストリーミングデータを、該再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、前記放送局から受信するストリーミングデータ受信手段と、前記ストリーミングデータ受信手段により受信したストリーミングデータを記憶するストリーミングデータ記憶手段と、前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されたストリーミングデータを復号して音声データを再生する再生手段と、前記再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されたストリーミングデータを、前記再生手段により復号するように制御する再生制御手段とを備えたネットワークラジオ受信装置において、前記再生リスト記憶手段に記憶された再生リスト内のストリーミングデータの識別名の中に、同一の識別名のものがあるか否かを判定する重複判定手段と、前記重複判定手段により同一の識別名のものがあると判定されたときに、同一の識別名のものがあると判定されたストリーミングデータ(以下、「重複ストリーミングデータ」という)が、これから前記ストリーミングデータ受信手段により受信しようとしているストリーミングデータである場合、前記重複ストリーミングデータが、既に前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されているか否かを判定する記憶済判定手段とを備え、前記記憶済判定手段により、前記重複ストリーミングデータが、既に前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されていると判定されたときに、前記ストリーミングデータ受信手段は、前記重複ストリーミングデータを前記放送局から受信せず、前記再生制御手段は、既に前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されている前記重複ストリーミングデータを、前記再生手段により復号するように制御するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のネットワークラジオ受信装置において、前記放送局は、インターネット上の放送局であるものである。
請求項1の発明によれば、再生リスト内のストリーミングデータの識別名の中に、同一の識別名のものがあるか否かを判定して、同一の識別名のものがあると判定したときに、同一の識別名のものがあると判定されたストリーミングデータ(重複ストリーミングデータ)が、これから受信しようとしているストリーミングデータである場合、この重複ストリーミングデータが、既に記憶されているか否かを判定する。そして、この重複ストリーミングデータが、既に記憶されていると判定した場合は、この重複ストリーミングデータを放送局から受信せず、既に記憶されている重複ストリーミングデータを復号して音声データを再生するようにした。これにより、再生リスト内で繰り返し利用(記載)される番組のジングル(ラジオ番組でコマーシャルの開始や終了、及び楽曲の切り替わり等の番組の節目に挿入される短い音楽等の総称)やコマーシャル等の重複ストリーミングデータを受信して記憶する(バッファリングする)のに要する時間を削減することがことができるので、前のストリーミングデータの再生終了直後に次のストリーミングデータの再生を開始できない事態が発生する頻度を減らすことができる。これにより、ネットワーク上の放送局にあるストリーミングデータをスムーズに連続再生することができるので、ユーザのストレスを減らすことができる。
また、請求項2の発明によれば、インターネット上の放送局からストリーミングデータを受信して音声データを再生するインターネットラジオ受信装置において、上記請求項1と同様な効果を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るインターネットラジオ受信装置の電気的ブロック構成図。 同インターネットラジオ受信装置におけるストリーミングデータの受信処理と再生処理のフローチャート。 重複ストリーミングデータが複数種類存在する場合に、同インターネットラジオ受信装置において行われる処理の説明図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態によるインターネットラジオ受信装置1(ネットワークラジオ受信装置)を示す。このインターネットラジオ受信装置1は、装置全体を制御するCPU2(再生制御手段、重複判定手段、記憶済判定手段)と、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F:請求項における再生リスト受信手段、ストリーミングデータ受信手段)3と、デコーダ4(再生手段)と、D/Aコンバータ5(図中では「D/A」と略している)、アンプ6と、スピーカ7と、装置の制御用のプログラム等を格納したROM8と、各種データを記憶するRAM9(再生リスト記憶手段、ストリーミングデータ記憶手段)と、各種操作入力を行うための操作部10と、受信中の放送局名や音量等を表示するための表示部11とを備えている。
上記のネットワークI/F3は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してインターネットと接続されて、インターネット上の放送局又はポータルサイト(以下、「放送局」と略す)から、再生リストやストリーミングデータを含む各種のデータを送受信するための装置である。上記の再生リストは、1つ以上の再生予定のストリーミングデータの識別名(ファイル名やURL(Uniform Resource Locator))と、これらのストリーミングデータの再生順の情報を格納したリストデータを格納したファイルである(図3参照)。ネットワークI/F3は、再生リスト内の各識別名に対応したストリーミングデータを、再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、インターネットを介して放送局から受信する。
また、RAM9は、ネットワークI/F3により放送局から受信した再生リストやストリーミングデータを(一時的に)記憶する。RAM9は、通常のストリーミングデータを記憶するための通常バッファエリア91に加えて、重複ストリーミングデータを記憶するための重複用バッファエリア92を有している。ここで、重複ストリーミングデータとは、再生リスト内のストリーミングデータの識別名(ファイル名やURL)の中に、同一の識別名のものが重複して存在する場合に、その重複して存在する識別名のストリーミングデータのことを指す。この重複ストリーミングデータには、再生ファイル内で繰り返し利用される番組のジングル(ラジオ番組でコマーシャルの開始や終了、及び楽曲の切り替わり等の番組の節目に挿入される短い音楽等の総称)やコマーシャル等のストリーミングデータが含まれる。
CPU2は、ネットワークI/F3により受信されてRAM9に格納された(バッファリングされた)ストリーミングデータを、デコーダ4に送る。デコーダ4は、RAM9から送られたストリーミングデータを復号して音声データを再生し、再生した音声データをD/Aコンバータ5に送る。D/Aコンバータ5は、デコーダ4から出力されたディジタル形式の音声データ(音声信号)をアナログ形式の音声信号に変換した後、アンプ6に送信する。アンプ6は、D/Aコンバータ5から送信されたアナログ形式の音声信号を増幅して、スピーカ7に送る。スピーカ7は、アンプ6により増幅されたアナログ形式の音声信号に基づく音声を出力する。
上記のストリーミングデータに基づく音声データの再生処理において、CPU2は、再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、RAM9に記憶されたストリーミングデータを、デコーダ4により復号するように制御する。
次に、図2のフローチャートを参照して、本実施形態のインターネットラジオ受信装置1におけるストリーミングデータの受信処理と再生処理について説明する。ユーザが、操作部10を用いて放送局を選択すると、CPU2は、ROM8に格納された放送局リストを参照して、選択された放送局のURLを特定する。そして、このURLに基づいて、CPU2は、選択された放送局の配信サーバに、上記の再生リストの取得要求を送る。選択された放送局の配信サーバは、インターネットラジオ受信装置1から再生リストの取得要求を受信すると、インターネットラジオ受信装置1に上記の再生リスト(のファイル)を送信する。インターネットラジオ受信装置1のCPU2は、選択された放送局の配信サーバから上記の再生リストをネットワークI/F3により受信して、受信した再生リストをRAM9に記憶する(ダウンロードする)(S1)。
次に、受信装置側のCPU2は、RAM9に記憶された再生リスト内のストリーミングデータの識別名の中に、同一の識別名のものがあるか否か(同一の識別名のストリーミングデータが重複して存在するか否か)を解析(判定)する(S2)。この結果、同一の識別名のものがない場合(同一の識別名のストリーミングデータが重複して存在しない場合)には(S3でNO)、CPU2は、再生リスト内の各識別名に対応したストリーミングデータを、再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、放送局から受信してRAM9の通常バッファエリア91に記憶(バッファリング)し、通常バッファエリア91に記憶されたストリーミングデータを復号して音声データを再生する(S4)。
上記S3の判定処理において、同一の識別名のものがある場合(同一の識別名のストリーミングデータが重複して存在する場合)には(S3でYES)、CPU2は、その重複して存在する識別名(上記の重複ストリーミングデータの識別名)をRAM9に記憶する(S5)。ただし、CPU2は、この重複して存在する識別名の記憶処理を、再生リスト内の最初のストリーミングデータの再生処理のときにしか行わない。なお、重複して存在する識別名が複数種類存在する場合は、CPU2は、これらの識別名のストリーミングデータがバッファリング済であるか否かを管理するためのリスト(図3に示される重複リスト22)を、再生リスト内の最初のストリーミングデータの再生処理時に上記S5のタイミングで作成して、この重複リストの内容の更新処理を、2つ目以降のストリーミングデータの再生処理時に上記S5のタイミングで実行する。この重複リストについては、後で説明する。
次に、受信装置側のCPU2は、これから受信しようとしている(再生しようとしている)ストリーミングデータの識別名が、上記S5の処理でRAM9に記憶された(重複して存在する)識別名である場合(上記の重複ストリーミングデータの識別名である場合)(S6でYES)、この重複ストリーミングデータが、既に重複用バッファエリア92に記憶されている(バッファリングされている)か否かを判定する(S8)。そして、CPU2は、この重複ストリーミングデータが、既に重複用バッファエリア92に記憶(バッファリング)されていると判定したときには(S8でYES)、この重複ストリーミングデータを放送局から受信せず、既に重複用バッファエリア92に記憶されている該当の重複ストリーミングデータを読み込んで、デコーダ4で復号するように制御することにより、音声データの再生を開始する(S10)。これに対して、この重複ストリーミングデータが、未だ重複用バッファエリア92に記憶(バッファリング)されていないと判定したときには(S8でNO)、CPU2は、この重複ストリーミングデータを重複用バッファエリア92に記憶(バッファリング)してから(S9)、この重複ストリーミングデータを読み込んで、デコーダ4で復号するように制御することにより、音声データの再生を開始する(S10)。
上記S6の判定処理において、これから受信しようとしている(再生しようとしている)ストリーミングデータの識別名が、上記S5の処理でRAM9に記憶された(重複して存在する)識別名でない場合には(S6でNO)、CPU2は、このストリーミングデータを、放送局からネットワークI/F3により受信して、RAM9の通常バッファエリア91に記憶(バッファリング)し、通常バッファエリア91に記憶されたストリーミングデータを復号して音声データを再生する(S7)。
次に、受信装置側のCPU2は、再生リスト内の全てのストリーミングデータの再生処理が完了したか否かをチェックして、全てのストリーミングデータの再生処理が完了した場合には(S11でYES)、当処理を終え、完了していない場合には(S11でNO)、上記S3乃至S11の処理を繰り返す。
次に、図3を参照して、上記S3の判定処理の結果、重複して存在する識別名が複数種類存在する場合(重複ストリーミングデータが複数種類存在する場合)に、インターネットラジオ受信装置1において実行される処理と、RAM9に記憶されるデータの内容について説明する。再生リスト21(のファイル)に、図に示されるようなファイル名が、図に示される順番(再生順)で記載されている場合には、重複して存在する識別名が複数種類(ファイルAとファイルCの2種類)存在する場合に該当するので、受信装置側のCPU2は、再生リスト21に記載された最初のストリーミングデータ(ファイルA)の再生処理時に、図に示される重複リスト22を、上記S5のタイミングで作成する。ただし、この時点では、未だ重複用バッファエリア92にファイルAもファイルCも記憶(バッファリング)していないので、受信装置側のCPU2は、重複リスト22における「バッファリング済」の項目(既に該当ストリーミングデータのバッファリングが完了したか否かを示す項目)の内容を、全て「NO」にしておく。そして、CPU2は、最初のストリーミングデータであるファイルAを重複用バッファエリア92に記憶(バッファリング)すると共に、重複リスト22におけるファイルAについての「バッファリング済」の項目の内容を、「YES」に変更する。そして、ファイルAの再生処理が終了しても、再生リスト内の全てのストリーミングデータの再生処理が完了するまで、重複用バッファエリア92に記憶したファイルAを消去しないで保持する。
次に、受信装置側のCPU2は、再生リスト21に記載された2番目のストリーミングデータ(ファイルB)を受信して、このファイルBを通常バッファエリア91に記憶(バッファリング)した後に再生する。そして、ファイルBの再生処理が終了すると、通常バッファエリア91に記憶したファイルBを即座に消去する。
次に、CPU2は、再生リスト21に記載された3番目のストリーミングデータ(ファイルA)の再生を開始する。このとき、受信装置側のCPU2は、重複リスト22を参照して、上記S6及びS8の判定処理を実行する。そして、3番目のストリーミングデータ(ファイルA)のファイル名が、重複リスト22に格納されて(書き込まれて)おり、しかも、重複リスト22におけるファイルAについての「バッファリング済」の項目の内容が、「YES」であるので、CPU2は、3番目のストリーミングデータ(ファイルA)を放送局から受信せず、既に重複用バッファエリア92に記憶されているファイルAのストリーミングデータを読み込んで再生する。
受信装置側のCPU2は、上記のような処理を、再生リスト21に記載された全てのストリーミングデータについて実行することにより、再生リスト21に記載された全てのストリーミングデータの再生を行う。
上記のように、本実施形態のインターネットラジオ受信装置1によれば、CPU2が、再生リスト21内のストリーミングデータの識別名(ファイル名等)の中に、同一の識別名のものがあるか否かを判定して、同一の識別名のものがあると判定したときに、同一の識別名のものがあると判定されたストリーミングデータ(重複ストリーミングデータ)が、これから受信しようとしているストリーミングデータである場合、この重複ストリーミングデータが、既に重複用バッファエリア92に記憶されているか否かを判定する。そして、この重複ストリーミングデータが、既に重複用バッファエリア92に記憶されていると判定した場合は、この重複ストリーミングデータを放送局から受信せず、既に重複用バッファエリア92に記憶されている重複ストリーミングデータを復号して音声データを再生するようにした。これにより、再生リスト内で繰り返し利用(記載)される番組のジングル(ラジオ番組でコマーシャルの開始や終了、及び楽曲の切り替わり等の番組の節目に挿入される短い音楽等の総称)やコマーシャル等の重複ストリーミングデータを受信して記憶する(バッファリングする)のに要する時間を削減することがことができるので、前のストリーミングデータの再生終了直後に次のストリーミングデータの再生を開始できない事態が発生する頻度を減らすことができる。これにより、インターネット上の放送局にあるストリーミングデータをスムーズに連続再生することができるので、ユーザのストレスを減らすことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、放送局がインターネット上に存在する放送局である場合の例を示したが、本発明のネットワークラジオ受信装置が受信する番組を配信する放送局は、必ずしもインターネット上に存在する放送局(配信サイト)である必要はなく、ネットワークラジオ受信装置と何らかのネットワークで接続された放送局であればよい。また、上記実施形態では、再生リスト21内の再生順の情報が、再生リスト21内におけるストリーミングデータの識別名(ファイル名)の格納順(記載順)である場合の例を示したが、再生リスト21がストリーミングデータの再生順の情報を別に有していてもよい。
1 インターネットラジオ受信装置(ネットワークラジオ受信装置)
2 CPU(再生制御手段、重複判定手段、記憶済判定手段)
3 ネットワークインタフェース(再生リスト受信手段、ストリーミングデータ受信手段)
4 デコーダ(再生手段)
9 RAM(再生リスト記憶手段、ストリーミングデータ記憶手段)
21 再生リスト

Claims (2)

  1. ネットワーク上の放送局又はポータルサイト(以下、「放送局」と略す)から、1つ以上の再生予定のストリーミングデータの識別名と、これらのストリーミングデータの再生順の情報を格納した再生リストを受信する再生リスト受信手段と、
    前記再生リスト受信手段により受信した再生リストを記憶する再生リスト記憶手段と、
    前記再生リスト記憶手段に記憶された再生リスト内の各識別名に対応したストリーミングデータを、該再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、前記放送局から受信するストリーミングデータ受信手段と、
    前記ストリーミングデータ受信手段により受信したストリーミングデータを記憶するストリーミングデータ記憶手段と、
    前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されたストリーミングデータを復号して音声データを再生する再生手段と、
    前記再生リスト内の再生順の情報に従った順番で、前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されたストリーミングデータを、前記再生手段により復号するように制御する再生制御手段とを備えたネットワークラジオ受信装置において、
    前記再生リスト記憶手段に記憶された再生リスト内のストリーミングデータの識別名の中に、同一の識別名のものがあるか否かを判定する重複判定手段と、
    前記重複判定手段により同一の識別名のものがあると判定されたときに、同一の識別名のものがあると判定されたストリーミングデータ(以下、「重複ストリーミングデータ」という)が、これから前記ストリーミングデータ受信手段により受信しようとしているストリーミングデータである場合、前記重複ストリーミングデータが、既に前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されているか否かを判定する記憶済判定手段とを備え、
    前記記憶済判定手段により、前記重複ストリーミングデータが、既に前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されていると判定されたときに、
    前記ストリーミングデータ受信手段は、前記重複ストリーミングデータを前記放送局から受信せず、
    前記再生制御手段は、既に前記ストリーミングデータ記憶手段に記憶されている前記重複ストリーミングデータを、前記再生手段により復号するように制御することを特徴とするネットワークラジオ受信装置。
  2. 前記放送局は、インターネット上の放送局であることを特徴とする請求項1に記載のネットワークラジオ受信装置。
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