JP2011126369A - 作業用ステップ - Google Patents

作業用ステップ Download PDF

Info

Publication number
JP2011126369A
JP2011126369A JP2009285221A JP2009285221A JP2011126369A JP 2011126369 A JP2011126369 A JP 2011126369A JP 2009285221 A JP2009285221 A JP 2009285221A JP 2009285221 A JP2009285221 A JP 2009285221A JP 2011126369 A JP2011126369 A JP 2011126369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
work
vehicle
auxiliary member
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009285221A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nagai
正夫 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2009285221A priority Critical patent/JP2011126369A/ja
Publication of JP2011126369A publication Critical patent/JP2011126369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

【課題】エンジンの整備点検などの作業効率を向上させる。
【解決手段】作業用ステップ10を、横断面略コ字状の溝形部材により形成され、キャビン入口のステップを支持するためのブラケットとして機能する横断面四角形状の補助メンバーの上方からその溝形部材の開口部が外嵌して係止される係止部10Aと、係止部10Aの一方の側壁の外側面に固定した板材が下方に延びて形成される垂下部10Bと、垂下部10Bの下端から係止部10Aが係止された補助メンバーと反対側に略水平に張り出し、垂下部10Bに対して折り畳み可能となるステップ部10Cと、を含んで構成する。そして、トラックなどの車両におけるエンジンの整備点検の作業時における作業者の足場として、ステップ部10Cを確保して安定的な作業姿勢を維持できるようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の整備などに用いられる作業用ステップに関する。
建設機械の作業車両に搭載されたエンジンの整備・点検においては、特許文献1に記載されるように、エンジン全体を覆うカバーのエンジン上部に設けられた開口部に、板状の作業用ステップを掛け渡して作業を行うことが知られている。
特開2000−257115号公報
しかしながら、例えばトラックなどの車両に搭載されたエンジンの整備・点検においては、エンジンの周囲に板状の作業用ステップを支える適当な支持体がないことに加え、エンジン側面での作業頻度が高いため、エンジン上部に作業用ステップを掛け渡して作業する必要性は殆どない。
このため、作業者はリーフスプリングやタイヤの上を足場としてエンジンの整備・点検を行うことが常態化しているが、作業姿勢が不安定となって作業効率が低下する。
また、作業用ステップとして脚立を用いる場合には、タイヤとフレームとの間に脚立を設置することができないため、車両の側方に設置すると、脚立からエンジンまでの距離が大きくなり、作業効率が低下するという問題がある。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、例えば、トラックなどの車両に搭載されたエンジンの整備・点検を円滑にして作業効率を向上させることができる作業用ステップを提供することを目的とする。
このため、本発明に係る作業用ステップは、車両の一部に係止される係止部と、係止部に対して固定されて足場を形成するステップ部と、を含んで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、トラックなどの車両におけるエンジンの整備・点検の作業時に、作業者の足場を確保することができるので、安定的な作業姿勢を維持して作業効率の向上を促進する。また、車両がリフトアップされた場合でも、足場が車両に対して変化しないというメリットがある。さらに、ワンボックス車などのルーフ清掃に利用することで、その作業効率を向上させることが可能となる。
本発明に係る作業用ステップを取り付けたトラックの平面図 本発明に係る作業用ステップを取り付けたトラック前部の説明図 本発明に係る作業用ステップの斜視図 垂下部を省いた作業用ステップの斜視図 折り畳み可能な作業用ステップの斜視図 ロックボルトにより補助メンバーを挟持固定した状態を示す断面図 タイヤに取り付けた作業用ステップの説明図 ステップ部を垂下部の上下方向で取付可能にした作業用ステップの斜視図
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1及び図2は、本発明に係る作業用ステップの取付対象の一例としてのトラックを示している。
トラックの骨格となるフレーム12は、車両前後方向に延びる左右一対のサイドレール14と、これらを車両左右方向に亘って相互に連結する複数のクロスメンバー16〜28と、を含んで構成される。フレーム12の前部には、エンジン30、クラッチ32、及び変速機34が搭載され、変速機34の出力が、プロペラシャフト36及びディファレンシャルギヤ38を介して、駆動輪たる後輪40に伝達される。また、エンジン30が搭載されるフレーム12の近傍には、ステアリングホイール42により操舵される前輪44が取り付けられる。さらに、エンジン30の車両前方側にはラジエータ46及びラジエータファン48が配設される。
また、キャビン入口のステップ(図示せず)を支持するためのブラケットとして機能する、横断面略四角形の中実又は中空鋼材からなる補助メンバー50が、前輪44の車両前方側でサイドレール14から車幅外方に延びて、運転席側と助手席側にそれぞれ1つずつ配設される。作業用ステップ10は、車両の一部、例えば、この補助メンバー50に取り付けられて使用される。
図3に示すように、作業用ステップ10は、係止部10A、垂下部10B、及びステップ部10Cを含んで構成される。
係止部10Aは、上壁10D及び一対の側壁10Eを有する横断面略コ字状の溝形部材により形成され、溝形部材の開口部を補助メンバー50の上方から外嵌して係止する。ここで、「係止」とは、ある物を他の物に引っ掛けて着脱可能な状態を表す2物体間の相互関係をいうものとする。なお、係止部10Aは、横断面略コ字状の溝形部材により形成されるものに限られず、作業用ステップ10の軽量化を図るべく、略コ字状に折曲形成して並列配置した複数の棒材を、それらと直交する他の棒材(直交部材)で接続固定して得られるものでもよい。要するに、係止部10Aは、係止される補助メンバー50の形状に倣った断面形状を有して形成されればよい。また、係止部10Aは、溝形部材により形成したものを補助メンバー50の上方から外嵌するものに限定されず、例えば、側方から外嵌するもののように、補助メンバー50に何らかの方法で係止することができるものであればよい。
垂下部10Bは、係止部10Aの一方の側壁10Eの外側面に固定した板材が、下方に延びて形成される。また、図4に示すように、垂下部10Bを形成する代わりに、係止部10Aの一方の側壁10Eを所望長さだけ下方に延ばすこともできる。なお、垂下部10Bは、作業用ステップ10の軽量化を図るべく、係止部10Aから下方に延びる複数の中実棒材又は中空筒材から形成されてもよい。この場合、垂下部10Bは、これら棒材間を直交部材などで接続固定して、はしご状に形成されてもよい。
ステップ部10Cは、垂下部10Bの下端から、係止部10Aが係止された補助メンバー50と反対側へ、略水平に張り出して作業者の足場を形成する。ステップ部10Cは、作業用ステップ10を補助メンバー50に取り付けたとき、補助メンバー50の軸方向から見て、垂下部10Bとステップ部10Cが略L字状をなす。
ステップ部10Cの上面を滑り難くするため、ステップ部10Cは滑り止めのための滑り止め手段を備えてもよい。この手段として、例えば、ステップ部10Cの上面に、滑り止めを施したチェッカープレートのような防滑部材10Gを溶接などによって接合するとよい。ステップ部10Cの上面に所望の凹凸状となるように直接表面処理又は加工をすることで、滑り止めの効果を与えることもできる。
なお、エンジンの主たる整備・点検箇所とステップ部10Cとの距離が短い場合には、垂下部10Bを備えずにステップ部10Cを係止部10Aから直接張り出すようにしてもよい。
図5に示すように、狭隘な空間においても、作業用ステップ10の取り付けを容易にすると共に、保管時の占有スペースを縮減すべく、ステップ部10Cは、垂下部10Bに対して回動して折り畳み可能となるようにすることが望ましい。例えば、図5の通常使用時でステップ部10Cが水平の状態から、ステップ部10Cが垂下部10Bに当接した状態となるようにして折り畳まれる。
作業用ステップ10は、軽量化による運搬性向上を考慮して、例えば、プラスチック材により形成されてもよい。また、係止部10A、垂下部10B及びステップ部10Cは、それらが金属材からなる場合には、締結具又は溶接などにより組立固定されるが、折曲加工、プレス加工、鋳造などにより作業用ステップ10として一体的に形成されてもよい。
このような作業用ステップ10によれば、トラックなどの車両におけるエンジンの整備・点検の作業時に作業者の足場としてステップ部10Cを確保することができるので、安定的な作業姿勢を維持して作業効率の向上を促進することが可能となる。また、車両がリフトアップされた場合でも、ステップ部10Cの位置が車両に対して変化しないというメリットがある。
なお、図6に示すように、補助メンバー50への作業用ステップ10の取付後、その脱落を抑制すべく、補助メンバー50に対して係止部10Aを固定する固定手段を更に備えてもよい。この手段として、例えば、係止部10Aの一方の側壁10Eを壁幅方向に貫通する、ねじ溝の形成された螺合孔を通して、その外方からロックボルト10Fを螺合していくことで、ロックボルト10Fの先端面が係止部10Aを係止する補助メンバー50の車両前後方向の外側面に対して押圧を加える。これにより、係止部10Aは、補助メンバー50に対して固定されるので、作業用ステップ10が補助メンバー50から脱落する可能性を低減することができる。
前述の通り、作業用ステップ10は、車両の一部として、補助メンバー50に取り付けられる場合について説明してきたが、当然ながら、サイドレール14やクロスメンバー16〜28を有するフレーム12などに取り付けるようにしてもよい。この場合、係止部10Aは、係止されるフレーム12の形状に倣った断面形状を有して形成されればよい。
また、図7に示すように、作業用ステップ10は、補助メンバー50又はフレーム12に取り付けられる場合に限られず、例えばワンボックス車などの車両の一部である車輪52に取り付けられることも可能である。これにより、ルーフ清掃などの作業性を向上させることができる。この場合、垂下部10Bには、車輪52を保護するため、車輪52のホイールディスク面52Aと接触する部分に、例えばゴム、ウレタンなどの保護部材10Hが設けられるとよい。これにより、ステップ部10Cに作業者の体重が加わったときに、垂下部10Bが車輪52のホイールディスク面52Aと接触することによる、車輪52の磨耗傷、打痕などの発生を抑制することができる。なお、補助メンバー50などフレーム12に作業用ステップ10を取り付ける場合には、係止部10Aがフレーム12と接触する部分に保護部材10Hを設けることが望ましい。
さらに、図8に示すように、ステップ部10Cは、垂下部10Bの上下方向で移動可能に構成することもできる。例えば、垂下部10Bの面に上下方向に貫通孔10Iを複数穿設し、この貫通孔10Iにステップ部10Cの端部に形成された突起10Jを嵌合させて、ステップ部10Cを垂下部10Bに着脱自在に固定することができる。これにより、作業箇所に応じて、足場の高さを柔軟に変更することができるので、さらなる作業性の向上が見込める。
10 作業用ステップ
10A 係止部
10C ステップ部
10D 上壁
10E 側壁
10F ロックボルト
10G 防滑部材
10H 保護部材
12 フレーム
50 補助メンバー
52 車輪

Claims (6)

  1. 車両の一部に係止される係止部と、
    該係止部に対して固定されて足場を形成するステップ部と、
    を含んで構成されることを特徴とする作業用ステップ。
  2. 前記係止部は、係止される前記車両の一部の形状に倣った断面形状を有していることを特徴とする請求項1記載の作業用ステップ。
  3. 前記車両の一部に対して前記係止部を固定する固定手段を更に備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業用ステップ。
  4. 前記ステップ部は、折り畳み可能であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の作業用ステップ。
  5. 前記ステップ部は、その上面に滑り止めのための滑り止め手段を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の作業用ステップ。
  6. 車両と接触する部分に保護部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の作業用ステップ。
JP2009285221A 2009-12-16 2009-12-16 作業用ステップ Pending JP2011126369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285221A JP2011126369A (ja) 2009-12-16 2009-12-16 作業用ステップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285221A JP2011126369A (ja) 2009-12-16 2009-12-16 作業用ステップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011126369A true JP2011126369A (ja) 2011-06-30

Family

ID=44289456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009285221A Pending JP2011126369A (ja) 2009-12-16 2009-12-16 作業用ステップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011126369A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104071077A (zh) * 2013-03-27 2014-10-01 依维柯马基路斯公司 用于救援交通工具特别是救火交通工具的台阶型材
CN105398395A (zh) * 2015-11-20 2016-03-16 葛强林 一种运输车辆车厢的下车踏板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104071077A (zh) * 2013-03-27 2014-10-01 依维柯马基路斯公司 用于救援交通工具特别是救火交通工具的台阶型材
CN104071077B (zh) * 2013-03-27 2018-05-08 依维柯马基路斯公司 用于救援交通工具特别是救火交通工具的台阶型材
CN105398395A (zh) * 2015-11-20 2016-03-16 葛强林 一种运输车辆车厢的下车踏板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2015001928A1 (ja) 自動車の車体構造
JP2008195348A (ja) 車両および作業機械
KR20130135246A (ko) 건설장비용 전복방지구조 캡
JP2011126369A (ja) 作業用ステップ
JP5944111B2 (ja) 車両の牽引用フック取付け部の構造
EP1754835A1 (en) Canopy installation structure in working vehicle
JP6530140B2 (ja) 作業車両のカバー、作業車両のキャブ及び作業車両
US10479392B2 (en) Vehicle lower portion structure
JP2009040110A (ja) クローラ式建設機械のジャッキアップ装置
JP2004216975A (ja) 自動車車体の前部構造
JP6187035B2 (ja) 補強フレーム
SE534351C2 (sv) Förfarande, system och anordningar för montering av en bädd i ett begränsat utrymme
JP4800996B2 (ja) 建設機械のステップ装置
JP2011241642A (ja) 作業機のサイドステップ装置
JP5567229B1 (ja) 作業車両
JP4994201B2 (ja) 建設機械のラダー取り付け構造
CN106394699B (zh) 车身底部构造
KR100527122B1 (ko) 자동차용 스페어타이어 고정구조
JP4581621B2 (ja) 車両の燃料タンク支持構造
JP6144155B2 (ja) 車室フロアの構造
JP2014000901A (ja) スペアタイヤキャリア
JP5747786B2 (ja) 建設機械の補助プラットフォーム構造
JP4928377B2 (ja) 梯子
JP5414949B1 (ja) ブルドーザ
JP7402056B2 (ja) タンクローリ