JP2011125552A - リモコンスイッチ装置、及び電動式作動台 - Google Patents

リモコンスイッチ装置、及び電動式作動台 Download PDF

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Abstract

【課題】人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置を提供する。
【解決手段】リモコンスイッチ装置10では、人がリモコンスイッチを操作する場合は、手に持って操作するためリモコンスイッチ装置10の状態が変化する。この変化を状態検出センサ(角度センサ12や加速度センサ14)により検出し、この状態検出センサの信号に基づいて、スイッチ操作を受け付けるか否かを判定する。例えば、リモコンスイッチ装置10を人間が操作する場合は、通常は角度が変化する(例えば、水平状態から傾きを生じる)。このため、リモコンスイッチ装置10に角度を検出できる角度センサ12を設けておき、角度が変化した場合に、ボタン入力部11におけるスイッチ操作を受け付けるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動ベッドや運搬車のように電動で作動する電動式作動台において遠隔操作(リモコン)用の手元スイッチとして使用されるリモコンスイッチ装置に関し、特に、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置、及び該リモコンスイッチ装置を備える電動式作動台に関する。
従来、電動ベッドにはベッド操作用のリモコンスイッチ装置(単に「リモコン」とも呼ぶ)を備えたものがあり、このリモコンによる誤操作を防ぐようにしたものがある。例えば、スイッチ操作が困難な使用者や一連の連動動作を理解できない使用者が操作する際に、ベッド等のボトムの連動動作を無効として、危険のないようにする、ベッド等のボトム動作切換方法が開示されている(特許文献1を参照)。このベッド等のボトム動作切換方法においては、少なくとも二つのスイッチから操作指令を受けた場合等に、操作指令は受け付けないようにしている。
また、床部の起床角度を調節可能として、使用者の傷病状況に対応させる、起床角度調節手段を有する床部起伏機構を備えたベッドが開示されている(特許文献2を参照)。このベッドは、床部起床角度設定用操作スイッチを一定時間押し続けていないと、設定ができないようにして、痴呆者による角度設定を受け付けないようにしている。
特開2003−265540号公報 特開平08−132187号公報
ところで、電動式作動台(電動ベッド等)など動かすリモコンスイッチ装置を床に置いた状態で、スイッチ(ボタンスイッチ等)の上に重いものなどを乗せてしまうと、スイッチがONしてしまい電動式作動台が動作してしまい不快な思いをすることがある。このように、あるところに置かれたリモコンスイッチ装置に、上からの衝撃や物が置かれた場合等、人の意図としない状況でリモコン操作が行われた場合であっても、電動式作動台が作動してしまうことを回避する必要がある。このため、いままでは床に置いた状態でスイッチがONしないように、ケース形状を工夫して、スイッチの接点がONするのに必要な押下力を高めに設定してONしにくくなるようにしていたが、充分な対策になっているとは言い難かった。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置、及び該リモコンスイッチ装置を備える電動式作動台を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の請求項1に係わるリモコンスイッチ装置は、電動式作動台に備えたアクチュエータを駆動させるコントローラに、スイッチの操作により入力指令を出力して前記アクチュエータを遠隔操作するリモコンスイッチ装置であって、操作により生じる状態の変化を検出する状態検出センサと、前記検出センサが検出した変化に基づいて静止状態又は動作状態を判定し、判定結果に応じて前記スイッチの操作による入力指令を前記コントローラに出力するか否かを決定するスイッチ操作判定部とを備えることを特徴とする。
このリモコンスイッチ装置では、人がリモコンスイッチを操作する場合は、手に持って操作するためリモコンスイッチ装置の状態(例えば、傾き)が変化することを状態検出センサにより検出し、この状態検出センサが検出結果に基づいて、静止状態又は動作状態を判定し、判定結果に応じてスイッチの操作を受け付けるか否かを決定する。
これにより、人が手に持たずにリモコン操作が行われた場合、すなわち、人の意図としない状況でリモコン操作が行われた場合、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置を実現できる。
また、請求項2に係わる発明は、請求項1に記載のリモコンスイッチ装置であって、前記状態検出センサが角度センサであることを特徴とする。
このリモコンスイッチ装置では、状態検出センサとして角度センサを用いる。リモコンスイッチ装置を人間が操作する場合は、通常は角度が変化する(例えば、水平状態から傾きを生じる)。このため、リモコンスイッチ装置に角度を検出できるセンサを設け角度が変化した場合に、例えば、水平以外であればボタン操作(スイッチ操作)を受け付けるようにする。
これにより、リモコンスイッチ装置が動かされる場合の角度変化の情報に基づいて、スイッチ操作(ボタン操作)を受け付けるか否かを判定することができる。このため、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動しないようにできる。例えば、角度が水平状態のままでボタン(スイッチ)がONした場合は、床に置かれた状態でボタンがONしている(人は操作していないのに、ボタンの上に物体がのってその重みでボタンがON)と判定し、その操作を無効とすることができる。
また、請求項3に係わる発明は、請求項2に記載のリモコンスイッチ装置であって、現在の時点から所定の時間前までにおける前記角度センサの検出した角度の平均値を基準角度として、前記角度センサが現在検出する角度が、前記基準角度より所定角度以上大きいか、又は前記基準角度よりも所定角度以上小さい場合に前記動作状態が検出されたとして、入力指令を前記コントローラに出力する判定をするスイッチ状態変化検出部を備え、前記スイッチ操作判定部が、前記スイッチ状態変化検出部が前記動作状態を検出した場合、前記入力指令を前記コントローラに出力する判定をし、前記入力指令をコントローラに出力することを特徴とする。
このリモコンスイッチ装置では、現在の時点から所定の時間前までにおける角度センサが検出した角度の平均値を基準角度として、現在の検出された角度Xが、基準角度より所定角度XX以上大きいか(X>基準角度+XX度)、又は基準角度よりも所定角度XX以上小さい場合に(X<基準角度−XX度)、状態の変化が生じたことが検出される。すなわち、リモコンスイッチ装置を人間が操作する場合は、通常は角度(姿勢)が変化する(例えば、水平状態から傾きを生じる)。このため、リモコンスイッチ装置の角度が変化した場合に、ボタン信号(スイッチ操作信号)を受け付けるようにする。また、基準角度については、リモコンスイッチ装置は床以外にも電動式作動台の台(ベッドマットレス)上においていて操作する場合もあるので、スイッチ操作(ボタン操作)がOFF状態で角度変化が一定値以下になった場合は、人がスイッチ操作をやめたと判定し、その時の角度センサが検出する角度(より具体的には所定期間の角度センサが検出した角度平均値)を保持する。
これにより、角度センサが検出した角度が基準角度に対して所定角度XX以上に大きいか又は小さいかを検出することによりスイッチ操作(ボタン操作)を受け付けるか否かを判定することができる。このため、人がリモコンスイッチ装置を操作する意図で手に持ったときに生じる大きな角度変化を検出することができるので、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置を実現できる。
また、請求項4に係わる発明は、請求項1に記載のリモコンスイッチ装置であって、前記状態検出センサが加速度センサであり、前記加速度センサにより検出される加速度が予め定められた範囲内の加速度である場合、前記動作状態が検出されたとして、入力指令を前記コントローラに出力する判定をするスイッチ状態変化検出部を備え、前記スイッチ操作判定部が、前記スイッチ状態変化検出部が前記動作状態を検出した場合、前記入力指令を前記コントローラに出力する判定をし、前記入力指令を前記コントローラに出力することを特徴とする。
このリモコンスイッチ装置では、状態検出センサとして加速度センサを用いる。そして、加速度変化Xが予め定められた範囲内の加速度(V1<X<V2の範囲)であった場合は、人間がリモコンスイッチ装置を触っている状態であると判定してスイッチ操作(ボタン操作)を受け付けるようにする。この時、上限の加速度V2以上の変化は外的要因による変化(地震や衝撃)であるとして無視し、下限の加速度V1以下の変化は人以外の操作による変化であるとして無視できるように加速度V1及びV2をと設定することで、人が操作する意図を持ってリモコンスイッチ装置を手に持ったか否かを判定することができる。このため、人が操作の意図を持ってリモコンスイッチ装置を手に持ったか否かを判定することで、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置を実現できる。
また、請求項5に係わる発明は、請求項3又は請求項4のいずれかに記載のリモコンスイッチ装置であって、複数のボタンスイッチが配列され、該複数のボタンスイッチのうちいずれかが押下されると、押下されたボタンスイッチに応じたボタン信号を出力するボタン入力部を備え、前記スイッチ操作判定部は、前記スイッチ状態変化検出部によりリモコンスイッチ装置の角度変化が検出されるのを待つ角度変化待ち状態Aと、前記角度変化待ち状態Aにおいて角度変化が検出された場合に遷移する状態であって、所定のマスク時間に亘りボタン信号の受付を禁止するボタン信号マスク状態Bと、前記ボタン信号マスク状態Bにおいて前記所定のマスク時間が経過した場合に遷移する状態であって、ボタン信号の受付を許可するボタン信号受付状態Cと、前記ボタン信号受付状態Cにおいてボタン信号が入力された場合に遷移する状態であって、入力されたボタン信号を前記コントローラに出力する状態であるボタンON状態Dと、の4つの遷移モードを備え、前記リモコンスイッチ装置の角度変化の情報と、前記ボタンスイッチのオン・オフ状態とに応じて前記4つの判定モードの間を遷移して、前記ボタン信号を受け付けるか否かを判定することを特徴とする。
このリモコンスイッチ装置では、角度変化待ち状態A、ボタン信号マスク状態B、ボタン信号受付状態C、及びボタンON状態Dの4つの判定モードを備え、スイッチ状態変化検出部により検出される角度変化情報と、スイッチ(ボタンスイッチ)のON,OFF状態とに基づいて、4つの判定モードの間を遷移するように構成されている。そして、判定モードがボタン信号受付状態Cにある場合にスイッチ操作(ボタン操作)を受け付ける。
これにより、人が操作の意図を有してリモコンスイッチ装置を手にする場合を高い精度で検出して、判定モードがボタン信号受付状態Cである場合にのみ、ボタン信号を受け付けるようにできる。このため、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置を実現できる。
また、請求項6に係わる発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のリモコンスイッチ装置であって、前記リモコンスイッチ装置の動作状態を示す表示部を備えることを特徴とする。
このリモコンスイッチ装置では、ユーザに対してスイッチ操作受付可能であれば、表示部に受付可能なことを表示することで、操作者に対してリモコンスイッチ装置による操作が可能か否かを知らせることができ、リモコンスイッチ装置の操作性を向上させることができる。例えば、表示部は、LED(発光ダイオード)で構成され、スイッチの操作を受け付けることができるときLED等を点灯し、スイッチの操作を受け付けることができないときLEDを消灯することで、分かりやすく表示することができ、リモコンスイッチ装置の操作性を向上させることができる。
また、請求項7に係わる発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のリモコンスイッチ装置を備える電動式作動台であって、アクチュエータを駆動させるコントローラに、前記リモコンスイッチ装置のスイッチ操作により入力指令を伝達し、前記アクチュエータにより複数個所を所定の動作で駆動することを特徴とする。
これにより、電動ベッド等の電動式作動台において、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動ベッド等が作動することがなくなり、不快な思いをすることを回避できる。
リモコンスイッチ装置では、人がリモコンスイッチを操作する場合は、手に持って操作するためリモコンスイッチ装置の状態が変化する。この変化を状態検出センサにより検出し、この状態検出センサの信号に基づいて、スイッチ操作を受け付けるか否かを判定する。
これにより、人の意図としない状況でリモコン操作が行われても、電動式作動台が作動することなく、かつ、人の意図とする状況での操作を複雑化しない、リモコンスイッチ装置を実現できる。
本発明の実施の形態に係わる電動ベッド装置(リモコンスイッチ装置および電動ベッド)の構成を示す図である。 電動ベッド装置の構成について説明するための図である。 図1に示すリモコンスイッチ装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 スイッチ入力判定部21における判定モードの遷移図である。 スイッチ入力判定部21における制御処理(メインルーチン)を示すフローチャートである。 ボタン入力フィルタ処理及び角度入力フィルタ処理について説明するための図である。 スイッチ状態変化検出処理の流れを示すフローチャートである。 角度変化待ち状態A及びボタン信号マスク状態Bにおける処理の流れを示すフローチャートである。 ボタン信号受付状態C及びボタンON状態Dにおける処理の流れを示すフローチャートである。
(リモコンスイッチ装置と電動ベッド装置の構成の説明)
図1は、本発明の実施の形態に係わるリモコンスイッチ装置10と、このリモコンスイッチ装置10を用いた電動ベッド装置(電動式作動台)1の構成を示す図である。
図1に示す電動ベッド装置1は、電動ベッド2と、この電動ベッド2を遠隔操作する手元スイッチとなるリモコンスイッチ装置10とで構成される。
電動ベッド2は、使用者の体を支えるベッド本体5と、このベッド本体5の起倒機構を駆動するアクチュエータとなるモータ4と、モータ4を駆動制御するコントローラ3と、で構成される。リモコンスイッチ装置10は、コントローラ3に通信ケーブル等で有線接続される。なお、電動ベッド2は、複数のモータを設けた構成でもよい。
図2は、電動ベッド2の構成を示す概略図である。
この電動ベッド2は、図2に示すように、人間Mが横たわるベッド本体5の背もたれ部6、腰部7、足部8のそれぞれが、3台のモータ4A,4B,4Cにより駆動される不図示の起倒機構(アクチュエータ機構)によって起倒作動するように構成されている。なお、これら起倒機構については汎用のものを採用しているのでここではその詳細の説明を省略する。
コントローラ3には、家庭用コンセントに差し込むための差込プラグに接続されたAC/DCコンバータ回路(図示せず)が設けられ、コントローラ3及びモータ(直流モータ)4A,4B,4Cは、該AC/DCコンバータ回路で変換された直流電流で駆動するようになっている。なお、モータ4A,4B,4Cが交流モータである場合は、AC/DCコンバータ回路で変換された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路が設けられる。
リモコンスイッチ装置10は、コントローラ3を遠隔操作するための複数の種類のスイッチ(ボタンスイッチ)が配列されたスイッチ入力機器である。このリモコンスイッチ装置10は、図2に示すような外観構成のものであり、通信ケーブル3Aによりコントローラ3に有線接続されている。このリモコンスイッチ装置10の表面上には、複数の押下式のボタンスイッチ(単に「ボタン」とも呼ぶ)が配列されたボタン入力部11と、発光ダイオードで構成される表示部16とが配置されている。また、リモコンスイッチ装置10には、リモコンスイッチ装置10の電源をON/OFFする電源スイッチ18の他に、解除スイッチ17を備えている。この解除スイッチ17は、後述するリモコンスイッチ装置10おけるボタン信号マスク機能を解除するためのスイッチである。
図1戻って、リモコンスイッチ装置10は、各種のボタン(スイッチ)が配列されたボタン入力部11と、リモコンスイッチ装置10の傾き(姿勢)を検出する状態検出センサである角度センサ12と、角度センサ12から出力される信号によりリモコンスイッチ装置10の傾き(角度)を検出する角度検出部13と、リモコンスイッチ装置10の動き(加速度)を検出する状態検出センサである加速度センサ14と、加速度センサ14から出力される信号によりリモコンスイッチ装置10の動き(加速度)を検出する加速度検出部15と、を備えている。
なお、角度センサ12は、リモコンスイッチ装置10の操作面の対地角度を検出するものであって良い。例えば垂下状態の振り子を設け、その振り子に対する操作面のなす角度を検出する構造により可能である。また、加速度センサ14としては、ピエゾ抵抗素子型(piezo-resistive)のセンサを使用できる他に、圧電型や静電容量型などを用いることができる。さらには、重り・スプリング・ダンパ・変位センサを用いた簡単な構造のものであって良い。また、後述するように、角度センサ12と加速度センサ14の両方をかならずしも設ける必要はなく、いずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
また、リモコンスイッチ装置10は、スイッチ入力判定部21を備えている。このスイッチ入力判定部21は、ボタン入力部11から出力されるボタン信号(入力指令)と、角度検出部13から出力される角度を表す角度情報と、加速度検出部15から出力される加速度を表す加速度情報とを入力し、これらの信号に基づいて、ボタン入力部11から入力されるボタン信号を受け付けるか否かを判定する。
このスイッチ入力判定部21内のフィルタ部22は、ボタン入力部11から入力する信号、角度検出部13から入力する信号、及び加速度検出部15から入力する信号に対して、これらの信号に含まれる高周波ノイズ成分を除去する。このフィルタ部22におけるフィルタリング処理の例については後述する。
スイッチ状態変化検出部23は、角度検出部13から出力される信号が示す角度情報、又は角度検出部13から出力される信号が示す加速度情報のいずれか、又は両方の情報に基づいて、リモコンスイッチ装置10自身に状態の変化(傾きの角度変化、又は動きによる加速度の発生)が生じたか否かを判定する。
スイッチ操作判定部24は、上記角度情報に基づき、後述する判定モードを設定し、この判定モードに応じて、ボタン入力部11から送信されるボタン信号を受け付ける否かを判定する処理を行う。
角度情報バッファ25は、角度検出部13から入力した角度情報を記憶する他、後述する基準角度更新タイマ28により計数される所定の期間に亘り角度情報を記憶するためのバッファ(記憶部)である。
マスク時間タイマ26は、スイッチ状態変化検出部23によりリモコンスイッチ装置10の状態が変化したことが検出された場合に、所定の時間T1の間、ボタン信号の受付を行わずにマスクするために使用されるタイマである。
また、受付許可時間タイマ27は、後述するボタン信号受付状態Cの判定モードにおいて、「角度変化無し」かつ「ボタン信号OFF」が検出された場合に、所定の受付許可時間T2の間、ボタン信号の受付を許可するためのタイマである。
また、基準角度更新タイマ28は、スイッチ状態変化検出部23において「角度変化有り」を検出するために使用される基準角度を更新する際に使用されるタイマである。「角度変化無し」が、この基準角度更新タイマ28の計数期間中において継続した場合には、この計数期間中に読み込んだ角度情報に基づいて、新たな基準角度を設定する。
この「角度変化有り」は、操作を意図したユーザの操作により生じるリモコンスイッチ装置10の状態に変化が生じたことを示し、例えば、操作をするためにユーザがリモコンスイッチ装置10を手に持ったときに検出される状態である。つまり、「角度変化有り」の検出は、操作を意図した状態である動作状態の検出である。また、「角度変化無し」、すなわち、「角度変化有り」が検出されないことは、操作を意図していない状態である静止状態を示す。
また、表示部16は、リモコンスイッチ装置10がボタン信号の受付可能状態であることを示すためのものであり、例えば、緑色の発光ダイオード等である。また、解除スイッチ17は、後述するリモコンスイッチ装置10におけるボタン信号マスク機能を解除するためのスイッチである。この、解除スイッチ17をONにすることにより、スイッチ入力判定部21におけるボタン信号のマスク機能は解除され、ボタン入力部11から出力されるボタン信号(コントローラ3に対する入力指令)が、マスクされずにそのままコントローラ3に出力される。
なお、リモコンスイッチ装置10内にはマイクロコントローラや、カスタムマイクロコンピュータ等のCPUが搭載されており、このCPUは、内部にROM、RAM、A/D変換器(所望の場合にはD/A変換器も含む)、タイマ(又はカウンタ)、I/Oポート等を内蔵している。そして、スイッチ入力判定部21、角度検出部13、及び加速度検出部15における処理は、CPUがCPU自身に内蔵されたROMに記憶されたプログラムを読み出して、情報の加工、演算処理を実行することにより、その機能が実現される。このCPUは、所定のサンプリング周期ごとに、A/D変換器を通して、角度センサ12から出力される信号(角度情報)を読み取り、また、加速度センサ14から出力される加速度信号を読み取る。そして、所定の制御処理周期ごとに、スイッチ入力判定部21、角度検出部13、加速度検出部15において要求される機能をプログラム処理により実行する。なお、スイッチ入力判定部21、角度検出部13、加速度検出部15を専用のハードウェアで構成するようにしてもよい。
また、図2に示す例では、電動ベッド2を3台のモータ4A、4B、4Cで駆動する例を示したが、これに限定されない。電動式作動台の種類、構造、機能等に応じて使用するモータ台数が適宜に決められる。また、表示部16としては、LEDを用いる他に、液晶ディスプレイであってもよい。さらには、ボタン信号受付可能状態にあることを、音声又は楽曲により知らせるようにしてもよい。
(リモコンスイッチ装置10の動作の説明)
図3は、図1に示すリモコンのリモコンスイッチ装置10の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図3に示すタイミングチャートにおいて、横軸は時間を示し、縦軸は、ボタン操作の許可/禁止の状態、コントローラ3に入力されるボタン信号(ON,OFF)、ボタン入力部11から入力されるボタン信号(ON,OFF)、リモコンスイッチ装置10の角度変化(有り,無し)、及びスイッチ操作判定部24における判定モード(A,B,C,D)を並べて示している。以下、図3を参照して、図1に示すリモコンスイッチ装置10の動作について説明する。
図3において、時刻t1以前は、判定モードが角度変化待ち状態Aにあるものとする。ここで、角度変化待ち状態Aとは、スイッチ入力判定部21の初期状態であり、例えば、リモコンスイッチ装置10が、床の上に置かれていたり、壁に掛けられたりしている状態に相当する。
時刻t1において、角度センサ12及び角度検出部13から入力される角度情報に基づいてスイッチ状態変化検出部23により角度変化が検出され、「角度変化有り」(動作状態)の信号がスイッチ操作判定部24に入力される。
スイッチ操作判定部24は、マスク時間タイマ26を起動してマスク時間T1を計測し、時刻t2までのマスク時間T1の間、ボタン信号の入力受付をマスクする。すなわち、「角度変化有り」が検出された後、所定のマスク時間T1が経過するまで、ボタン入力部11からのボタンON信号の受付を禁止する。このマスク時間T1の期間は、ボタン信号マスク状態Bと呼ばれる。ここで、ボタン信号マスク状態Bとは、リモコンスイッチ装置10に何らかの力が加えられることにより移動するなどして、リモコンスイッチ装置10の位置が変化した状態に相当する。ここで、ボタンON信号は、ボタン信号がONの状態を示す。
このボタン信号マスク状態Bでは、時刻t1’においてボタン信号がON(ONエッジ有り)になっても、このボタンON信号はマスクされる。これは、「角度変化有り」が検出された後、すぐにボタン信号がONになるのは、外的衝撃によってボタンがONしたとして、通常の人の操作と区別するためである。
そして、スイッチ入力判定部21は、マスク時間T1の経過後、時刻t2からボタン信号受付状態Cに移行する。なお、ボタン信号受付状態Cにおいて、時刻t2から時刻t3の間、ボタン信号がONであるが、ボタン信号の受付には「ONエッジ有り」であることが条件なので、ボタン信号はONと認識されない。すなわち、ボタンON信号は、コントローラ3に出力されない。
一方、ボタン信号受付状態Cにおいて、時刻t4にボタン信号がON(ONエッジ有り)になると、このボタンON信号はスイッチ入力判定部21に受け付けられ、ボタンON状態Dとなる。このボタンON状態Dにおいては、ボタンON信号がコントローラ3に出力される(符号aで示すボタンON信号)。
その後、時刻t5において、「角度変化無し」の状態において、スイッチ入力判定部21は、ボタン信号がOFFになると、受付許可時間タイマ27を起動し、時刻t6までの受付許可時間T2を計測し、この受付許可時間T2の間は、ボタン信号受付状態Cを維持する。すなわち、「角度変化無し」及び「ボタンOFF」の状態で所定の受付許可時間T2が経過するまでは、ボタン信号の受付を許可する。そして、時刻t6以後、スイッチ入力判定部21は、再び、角度変化待ち状態Aに移行する。
従って、時刻t7において、ボタンON信号(ONエッジ有り)が入力されても、角度変化待ち状態Aであるため、このボタンON信号は受け付けられず、コントローラ3にボタンON信号が出力されることはない。
なお、図3において、マスク時間T1及び受付許可時間T2は、リモコンスイッチ装置10の通常の取り扱い例を参考にして、実測あるいは実験結果により決めることができる。また、マスク時間T1を“0”秒に設定することで、「角度変化有り」の状態に移行した後、すぐに、ボタンON信号(ONエッジ有り)の入力を受け付けるようにしてもよい。また、受付許可時間T2を“0”秒に設定することで、「角度変化無し」及び「ボタンOFF」の状態で、すぐに角度変化待ち状態Aに移行するようにしてもよい。
図4は、上述した角度変化待ち状態A、ボタン信号マスク状態B、ボタン信号受付状態C、及びボタンON状態Dの遷移図である。以下、図4(および図3)を参照しつつ、この状態遷移図について説明する。なお、この判定モードの遷移処理はスイッチ操作判定部24において行われるものである。
最初に、角度変化待ち状態Aにあるものとする(例えば、図3の時刻t1以前の状態Aを参照)。そして、「ボタン信号OFF」の状態において、スイッチ状態変化検出部23によりリモコンスイッチ装置10の「角度変化有り」が検出されると、ボタン信号マスク状態Bに移行する(矢付線で示すステップSabを参照)。例えば、図2の時刻t1からt2の状態Bとなる。
このボタン信号マスク状態Bにおいて、マスク時間タイマ26によるマスク時間T1の計測中(マスク時間T1未満)に、「角度変化有り」が検出されなくなると、再度、角度変化待ち状態Aに移行する(矢付線で示すステップSbaを参照)。一方、ボタン信号マスク状態Bにおいて、マスク時間T1が経過するとボタン信号受付状態Cに移行する(矢付線で示すステップSbcを参照)。例えば、図2の時刻t2からt4の状態Cとなる。
このボタン信号受付状態Cにおいて、ボタン信号がOFFからONになると(ONエッジが検出されると(「ONエッジ有り」))、ボタンON状態Dに移行する(矢付線で示すステップScdを参照)。例えば、図2の時刻t4からt5の状態Dとなる。
一方、ボタン信号受付状態Cにおいて、ボタン操作が行われることなく、受付許可時間T2を経過すると、角度変化待ち状態Aに移行する(矢付線で示すステップScaを参照)。例えば、図2おいて、時刻t5から受付許可時間T2が経過すると、時刻t6において角度変化待ち状態Aに戻る。
また、ボタンON状態Dにおいて、コントローラ3へボタンON信号を出力した後に、ボタン信号がOFFになると、ボタン信号受付状態Cに移行する(矢付線で示すステップSdcを参照)。例えば、図2において時刻t5において、ボタン信号がOFFになるとボタン信号受付状態Cに移行する。
このように、本実施形態では、角度変化待ち状態Aと、ボタン信号マスク状態Bと、ボタン信号受付状態Cと、ボタンON状態Dとの4つのモードを遷移し、リモコンスイッチ装置10における意図しない誤動作を回避するようにしている。
すなわち、スイッチ操作判定部24は、角度センサ12又は加速度センサ14が操作により生じる状態の変化を検出し、検出した変化に基づいて静止状態又は動作状態を判定する。そして、判定結果に応じてスイッチの操作による入力指令(ボタンON信号)をコントローラ3に出力するか否かを決定する。
また、図5、図7、図8、及び図9は、スイッチ入力判定部21で行われる処理の流れを示すフローチャートであり、上述したスイッチ入力判定部21において実行される処理の流れをフローチャートで示したものである。
スイッチ入力判定部21では、所定の制御処理周期で図5のフローチャートに示す処理(メインルーチン)を実行する。
まず、スイッチ入力判定部21において、ボタン入力部11からボタンON信号(または、OFF信号)を入力すると、まずこの信号に対してノイズを除去するためのボタン入力フィルタ処理を行う(ステップS11)。続いて、角度検出部13から入力した角度検出信号(角度入力信号)に対して、角度入力フィルタ処理を行う(ステップS12)。その後、スイッチ状態変化の検出処理(ステップS13)と、スイッチ操作の判定処理が行われる。なお、加速度センサ14を用いる場合は、角度検出部13から出力される加速度情報についてもフィルタ処理が行われる。
図6は、ボタン入力フィルタ処理(ステップS11)及び角度入力フィルタ処理(ステップS12)において行われるフィルタ処理について説明するための図である。図6(A)に示すように、ボタン入力信号のフィルタ処理においては、ボタンON信号の前後のノイズ(スイッチ接点のチャタリングノイズ等)をフィルタリング(除去)する。また、図6(B)に示すように、加速度情報のフィルタ処理においては、角度情報の波形全体のノイズ(ジッタ成分等の高周波ノイズ)をフィルタリングする。なお、加速度センサ14を用いる場合は、加速度検出部15から出力される加速度情報の波形全体のノイズ(高周波ノイズ)をフィルタリングする。このように、フィルタリングを行うことでノイズを抑制することにより、精度よくボタン信号及び角度情報(および加速度情報)を入力することができる。なお、この信号のフィルタリング処理は、デジタルフィルタなどを用いて行われる。
また、図7は、図5に示すステップS13におけるスイッチ状態変化検出処理の詳細を示すフローチャートである。図7(A)は、角度センサ12を使用した場合のスイッチ状態変化検出処理の流れを示し、図7(B)は、加速度センサ14を使用した場合のスイッチ状態変化検出処理の流れを示している。なお。このスイッチ状態変化検出処理はスイッチ状態変化検出部23において行われるものである。
最初に、図7(A)を参照して、角度センサ12を用いた場合のスイッチ状態変化検出処理の流れについて説明する。
まず、最初に、前回に角度検出部13から読み込んだ前回角度情報(角度情報バッファ25に保存された角度情報)と、今回の角度情報とが等しいか否かを判定する(ステップS101)。前回角度情報と、今回の角度情報とが等しくないと判定された場合(ステップS101でYes)、角度情報バッファ25をクリアする(ステップS102)。また、基準角度更新タイマ28のタイマ値をクリアする(ステップS103)。
そして、ステップS108に移行し、「今回角度情報>基準角度+XX度」又は「今回角度情報<基準角度−XX度」であるか否かを判定する(ステップS108)。ここで、XX度は予め設定される角度変化検出用の値である。そして、判定条件を満足する場合、すなわち、今回角度情報が「今回角度情報>基準角度+XX度」又は「今回角度情報<基準角度−XX度」である場合は(ステップS108でYes)、リモコンスイッチ装置10の状態(スイッチ状態)を「角度変化有り」とする(ステップS109)。また、ステップS108において、今回角度情報が「今回角度情報>基準角度+XX度」でなく、かつ「今回角度情報<基準角度−XX度」でない場合は(ステップS108でNo)、リモコンスイッチ装置10の状態(スイッチ状態)を「角度変化無し」とする(ステップS110)。
一方、ステップS101において、前回角度情報と今回の角度情報とが等しいと判定された場合(ステップS101でNo)、角度情報バッファ25に今回角度情報を入力する(ステップS104)。そして、基準角度更新タイマ28のタイマ値について「タイマ値>角度変化無し判定時間」であるか否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105において、「タイマ値>角度変化無し判定時間」であると判定された場合は(ステップS105でYes)、角度情報バッファ25に保存した角度情報の平均値を算出し、この算出した平均値を新たな基準角度の情報として入力する(ステップS106)。すなわち、ステップS101の判定において、「前回角度情報=今回角度情報」が連続する場合は、基準角度更新タイマ28の計数期間中に読み込んだ角度情報に基づいて、新たな基準角度を設定することになる。その後、ステップS108に移行する。
一方、ステップS105において、「タイマ値>角度変化無し判定時間」でないと判定された場合は(ステップS105でNo)、タイマ値をインクリメントし(ステップS107)、その後、ステップS108に移行する。
上述したスイッチ状態変化検出処理により、角度情報を基準角度と比較することにより、リモコンスイッチ装置10の姿勢(傾き)が変化した場合に、「角度変化有り」を検出することができるとともに、「角度変化無し」が所定の時間継続した場合には、この継続した角度情報に基づいて、新たな基準角度を設定することができる。
なお、スイッチ状態変化検出処理をより簡略化し、単純に水平角度±○○度以外なら「角度変化有り」、水平角度±○○度以内なら「角度変化無し」と判定するようにしてもよい。また、上記基準角度については、リモコンスイッチ装置10の起動時に毎回チェックするようにしてもよいし、あるいは、リモコンスイッチ装置10の電源が切れる前にEEPROM(Electrically Erasable PROM)などの不揮発メモリに基準角度を記憶しておき次回起動時は、記憶した値を使用する方法を使用することができる。
次に、図7(B)を参照して、加速度センサ14を用いた場合のスイッチ状態変化検出処理の流れについて説明する。なお、加速度センサ14を使用する場合は、リモコンスイッチ装置10が静止している場合は「加速度=0」であり、人間が触るなどしてリモコンスイッチ装置10の状態が変化した場合は、「加速度≠0」となるため基準角度を設ける必要がない。
この場合は、まず、加速度センサ14から加速度の信号を読み込み、「加速度>V1」かつ「加速度<V2」であるか否かを判定する(ステップS201)。すなわち、加速度が所定の範囲内(V1<加速度<V2)であるか否かを判定する。
そして、「加速度>V1」かつ「加速度<V2」である場合は(ステップS201でYes)、リモコンスイッチ装置10の状態(スイッチ状態)を「角度変化有り」とする(ステップS202)。一方、加速度>V1」かつ「加速度<V2」でない場合は(ステップS201でNo)、リモコンスイッチ装置10の状態(スイッチ状態)を「角度変化無し」とする(ステップS203)
このように、加速度センサ14を使用する場合は、加速度が所定の範囲内の値である場合に、リモコンスイッチ装置10の状態を「角度変化有り」とする。なお、比較基準となる範囲を示す加速度V1、V2については、リモコンスイッチ装置10の人間による通常の取り扱い例を参考にして、実測あるいは実験結果により決めることができる。
また、図8及び図9は、図5に示すステップS14におけるスイッチ操作判定処理の詳細を示すフローチャートである。このうち図8は、角度変化待ち状態A及びボタン信号マスク状態Bにおける処理の流れを示し、図9は、ボタン信号受付状態C及びタンON状態Dにおける処理の流れを示している。
最初に、図8を参照して、角度変化待ち状態A及びボタン信号マスク状態Bにおける処理の流れについて説明する。
まず、現在の判定モードが「判定モード=角度変化待ち状態A」であるか否かを判定する(ステップS301)。そして、「判定モード=角度変化待ち状態A」である場合は(ステップS301でYes)、「ボタン信号=OFF」である否かを判定する(ステップS302)。
ステップS302において、「ボタン信号=OFF」でないと判定された場合は(ステップS302でNo)、そのまま「判定モード=角度変化待ち状態A」を維持して処理を終了する。ステップS302において、「ボタン信号=OFF」であると判定された場合は(ステップS302でYes)、続いて、リモコンスイッチ装置10の状態(スイッチ状態)が「スイッチ状態=角度変化有り」か否かを判定する(ステップS303)。
ステップS303において、「角度変化無し」(静止状態)と判定された場合は、そのまま「判定モード=角度変化待ち状態A」を維持して処理を終了する。
一方、ステップS303において「スイッチ状態=角度変化有り」と判定された場合は(ステップS303でYes)、マスク時間タイマ26の計数値(タイマ値)を“0”にし(ステップS304)、判定モードをボタン信号マスク状態Bに遷移させて処理を終了する(ステップS305)。
一方、ステップS301において、「判定モード=角度変化待ち状態」でないと判定された場合は(ステップS301でNo)、ステップS306に移行し、「判定モード=ボタン信号マスク状態B」であるか否かを判定する(ステップS306)。そして、ステップS306において、「判定モード=ボタン信号マスク状態B」であると判定された場合は(ステップS306でYes)、マスク時間タイマ26の計数値(タイマ値)をインクリメントし(ステップS307)、マスク時間タイマ26の計数値(タイマ値)が「タイマ値>マスク時間T1」であるか否かを判定する(ステップS308)。
ステップS308において、「タイマ値>マスク時間T1」でないと判定された場合(ステップS308でNo)、そのまま、「判定モード=ボタン信号マスク状態B」を維持して処理を終了する。一方、「タイマ値>マスク時間T1」である判定された場合(ステップS308でYes)、「判定モード=ボタン信号受付状態C」に遷移し(ステップS309)、処理を終了する。また、ステップS306において、「判定モード=ボタン信号マスク状態B」でないと判定された場合は、ステップS310(図9)に移行する。
図9は、ボタン信号受付状態C及びボタンON状態Dにおける処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS310に引き続くステップS311において、「判定モード=ボタン信号受付状態C」であるか否かを判定する。「判定モード=ボタン信号受付状態C」であると判定された場合は(ステップS311でYes)、「ボタン信号ON(ONエッジ有り)」であるか否かを判定する(ステップS312)。
そして、ステップS312において、「ボタン信号ON(ONエッジ有り)」であると判定された場合は(ステップS312でYes)、受付許可時間タイマ27の計数値(タイマ値)を“0”にし(ステップS313)、続いて、「判定モード=ボタンON状態D」に遷移し(ステップS314)、処理を終了する。
一方、ステップS312において、ボタン信号ON(ONエッジ有り)」でない判定された場合は(ステップS312でNo)、ステップS315に移行し、リモコンスイッチ装置10の状態(スイッチ状態)について「スイッチ状態≠角度変化有り」であるか否かを判定する(ステップS315)。
ステップS315において、「スイッチ状態≠角度変化有り」でないと判定された場合、すなわち「スイッチ状態=角度変化有り」と判定された場合は(ステップS315でNo)、受付許可時間タイマ27の計数値(タイマ値)を“0”にして(ステップS316)、そのまま「判定モード=ボタン信号受付状態C」を維持して処理を終了する。
一方、ステップS315において、「スイッチ状態≠角度変化有り」であると判定された場合、すなわち「スイッチ状態=角度変化有り」と判定された場合は(ステップS315でYes)、受付許可時間タイマ27の計数値(タイマ値)をインクリメントし(ステップS317)、続いて、受付許可時間タイマ27のタイマ値が「タイマ値>信号受付許可時間T2」であるか否かを判定する(ステップS318)。
ステップS318において、「タイマ値>信号受付許可時間T2」でないと判定された場合は、すなわち信号受付許可時間T2を経過していない場合は(ステップS318でNo)、そのまま「判定モード=ボタン信号受付状態C」を維持して処理を終了する。一方、ステップS318において、「タイマ値>信号受付許可時間T2」である判定された場合は、すなわち信号受付許可時間T2を経過している場合は(ステップS318でYes)、信号受付許可時間T2内でボタン信号がONにならなかったので、受付許可時間タイマ27の計数値(タイマ値)を“0”にし(ステップS319)、「判定モード=角度変化待ち状態」に遷移して(ステップS320)、処理を終了する。
一方、ステップS311において、「判定モード=ボタン信号受付状態C」でないと判定された場合は(ステップS311でNo)、ステップS321に移行する。このステップS321に移行するのは、「判定モード=ボタンON状態D」の場合のみである。そして、ステップS321において、「ボタン信号=ON」であるか否かを判定する(ステップS321)。
ステップS321において、「ボタン信号=ON」であると判定された場合(ステップS321でYes)、コントローラ3へボタン信号を出力する(ステップS322)。一方、ステップS321において、「ボタン信号=ON」でないと判定された場合は、コントローラ3へのボタン信号をOFFにし(ステップS323)、「判定モード=ボタン信号受付状態C」に遷移して(ステップS324)、処理を終了する。
以上、説明したように、本発明のリモコンスイッチ装置10においては、角度センサ12及び加速度センサ14により、リモコンスイッチ装置10の状態(傾き、動き)を感知して、人の意図するリモコン操作か否かを判定することができる。人の意図としないリモコン操作であった場合(リモコンスイッチ装置10の上に物が置かれた場合等)、電動式作動台が作動することがないように設定することが可能となる。また、リモコンの角度及び加速度を検出することにより操作可能か否かを判定するので、外部的な操作(ユーザによる操作)が複雑化しない。また、操作可能状態を表示するLEDランプ等のユーザへの伝達手段を備えるので、リモコンスイッチ装置10の操作可能か否かの判断が容易となり、電動式作動台を取り扱う上での安全性が向上する。
また、リモコンスイッチ装置10に加えられた操作により、状態検出センサである角度センサ12又は加速度センサ14を用いて動作状態を検出してから一定の時間(マスク時間T1)の間、ボタン信号をコントローラ3に出力しないようにした。これにより、リモコンスイッチ装置10を床に落下させてしまった場合などに動作状態となるとともに、ボタンが押下されたとしても、ボタン信号をマスクすることができ、意図しないリモコン操作がコントローラ3に出力されて電動式作動台が動作することを防ぐことができる。
また、ボタン信号受付状態Cにおいて、ボタン操作が終了後(ボタン信号がOFFとなった後)に、ボタン信号受付状態Cを一定の時間(受付許可時間T2)のあいだ状態を維持するようにした。これにより、連続したボタン操作を受け付けることができ、リモコンスイッチ装置10の操作性を損なうことなく、意図しない操作を防ぐことができる。
このように、従来は床に置いた状態でスイッチがONしないように、ケース形状を工夫して、ボタンの接点がONするのに必要な押下力を高めに設定してONしにくくなるようにしていたが、本発明を使用すれば、このような規制に縛られない製品を作ることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のリモコンスイッチ装置、及び電動ベッド装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1…電動ベッド装置、2…電動ベッド、3…コントローラ、3A…通信ケーブル、4,4A,4B,4C…モータ、5…ベッド本体、10…リモコンスイッチ装置、11…ボタン入力部、12…角度センサ、13…角度検出部、14…加速度センサ、15…加速度検出部、16…表示部、17…解除スイッチ、18…電源スイッチ、21…スイッチ入力判定部、22…フィルタ部、23…スイッチ状態変化検出部、24…スイッチ操作判定部、25…角度情報バッファ、26…マスク時間タイマ、27…受付許可時間タイマ、28…基準角度更新タイマ

Claims (7)

  1. 電動式作動台に備えたアクチュエータを駆動させるコントローラに、スイッチの操作により入力指令を出力して前記アクチュエータを遠隔操作するリモコンスイッチ装置であって、
    操作により生じる状態の変化を検出する状態検出センサと、
    前記検出センサが検出した変化に基づいて静止状態又は動作状態を判定し、判定結果に応じて前記スイッチの操作による入力指令を前記コントローラに出力するか否かを決定するスイッチ操作判定部と
    を備えることを特徴とするリモコンスイッチ装置。
  2. 前記状態検出センサが角度センサである
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモコンスイッチ装置。
  3. 現在の時点から所定の時間前までにおける前記角度センサの検出した角度の平均値を基準角度として、前記角度センサが現在検出する角度が、前記基準角度より所定角度以上大きいか、又は前記基準角度よりも所定角度以上小さい場合に前記動作状態が検出されたとして、入力指令を前記コントローラに出力する判定をするスイッチ状態変化検出部を備え、
    前記スイッチ操作判定部が、前記スイッチ状態変化検出部が前記動作状態を検出した場合、前記入力指令を前記コントローラに出力する判定をし、前記入力指令をコントローラに出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載のリモコンスイッチ装置。
  4. 前記状態検出センサが加速度センサであり、
    前記加速度センサにより検出される加速度が予め定められた範囲内の加速度である場合、前記動作状態が検出されたとして、入力指令を前記コントローラに出力する判定をするスイッチ状態変化検出部を備え、
    前記スイッチ操作判定部が、前記スイッチ状態変化検出部が前記動作状態を検出した場合、前記入力指令を前記コントローラに出力する判定をし、前記入力指令を前記コントローラに出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモコンスイッチ装置。
  5. 複数のボタンスイッチが配列され、該複数のボタンスイッチのうちいずれかが押下されると、押下されたボタンスイッチに応じたボタン信号を出力するボタン入力部を備え、
    前記スイッチ操作判定部は、
    前記スイッチ状態変化検出部によりリモコンスイッチ装置の角度変化が検出されるのを待つ角度変化待ち状態Aと、
    前記角度変化待ち状態Aにおいて角度変化が検出された場合に遷移する状態であって、所定のマスク時間に渡りボタン信号の受付を禁止するボタン信号マスク状態Bと、
    前記ボタン信号マスク状態Bにおいて前記所定のマスク時間が経過した場合に遷移する状態であって、ボタン信号の受付を許可するボタン信号受付状態Cと、
    前記ボタン信号受付状態Cにおいてボタン信号が入力された場合に遷移する状態であって、入力されたボタン信号を前記コントローラに出力する状態であるボタンON状態Dと、の4つの遷移モードを備え、
    前記リモコンスイッチ装置の角度変化の情報と、前記ボタンスイッチのオン・オフ状態とに応じて前記4つの判定モードの間を遷移して、前記ボタン信号を受け付けるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載のリモコンスイッチ装置。
  6. 前記リモコンスイッチ装置の動作状態を示す表示部を
    備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のリモコンスイッチ装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のリモコンスイッチ装置を備えるとともに、
    アクチュエータを駆動させるコントローラに、前記リモコンスイッチ装置のスイッチ操作により入力指令を伝達し、前記アクチュエータにより複数個所を所定の動作で駆動する
    ことを特徴とする電動式作動台。
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