JP2011125538A - 磁気カードホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気カードをスライド可能に収容して、磁気カードに触れることなく磁気ストライプを片手で容易に露出させることができ、また、磁気カードが何らかの拍子に脱落することを回避できる磁気カードホルダーを提供する。
【解決手段】磁気カードホルダー1を、磁気カード2を収容する内側ホルダ3とこの内側ホルダ3をスライド可能に収容する外側ホルダ4とで構成する。内側ホルダ3によって、磁気カード2を磁気ストライプ2aを除いた箇所で保持すると共に磁気ストライプ2aを露出させた状態で収容し、この内側ホルダ3を、自身に形成されたスライド用突起部6を外側ホルダ4に形成された長孔10に摺動可能に収容することで外側ホルダ4にスライド可能に係合させる。また、内側ホルダ3と外側ホルダ4に磁気カード2の脱落を防止する機構を設ける。
【選択図】 図5

Description

この発明は、磁気ストライプを有する磁気カードを収容保持する磁気カードホルダーに関し、特に、磁気カードをスライド可能に収容して、磁気ストライプを容易に露出させることでカード読み取り装置に読み取らせることができ、また、カードホルダーをぶら下げて用いる場合でも、磁気カードが脱落することを回避するカードホルダーに関する。
従来、磁気カードを収容するカードホルダーとしては、例えば、下記する特許文献1及び2等に示されるように、軟質塩ビ製やポリプロピレン製の袋状に形成されたホルダ内にカードを収容するものが多用されているが、このような袋状のホルダでは、磁気カードをカードリータに通す都度、ホルダからカードを抜かなければならず、手に荷物をもっている場合等には、大変不便である。
このため、特許文献3及び4等に示されるように、磁気カードを磁気ストライプを除いた箇所で保持し、磁気ストライプ部分の使用を容易にした構成(情報記録カード用ケース、磁気カードの保護ケース)が提案されている。
このうち、特許文献3に示される構成は、、磁気ストライプが常時露出するように情報記録カードを情報記録カード用ケースに収納し、情報記録カードを抜挿するために生じる不便やカード表面の印刷落ちなどを防止するようにしたものである。
また、特許文献4に示される構成は、磁気カードを保持するカード保持体とこのカード保持体に対してスライド自在に設けられた保護カバーとを備え、磁気カードの収納位置において、カード保持体からはみ出している磁気カードの磁気ストライプの部分を保護カバーで覆って保護し、磁気カードの使用位置において、磁気ストライプが露出するように保護カバーをスライドさせるようにしたものである。
特開2005−177064号公報 特開2009−274355号公報 特開平6−24186号公報 特開2006−374号公報
しかしながら、前者の構成においては、磁気ストライプが露出した状態のままであり、磁気ストライプが傷付きやすい不都合がある。
この点、後者の構成においては、磁気ストライプを保護ケースで保護するようにしているが、この保護ケースはぶら下げて用いることは想定しておらず、磁気カードの2箇所を保持クリップで保持しているだけのものであるため、保持手段としては不十分であり、ぶら下げて使用した場合に、何らかの拍子で磁気カードが脱落することが懸念される。また、カード保持体は、磁気ストライプを保護カバーで覆うように、圧縮バネによって収納方向に付勢されているが、収納位置においては、磁気カードが保護カバーの後方に露出した状態となり、カード保持体を押し出して用いようとする場合に、磁気カードに誤って手が触れ、磁気カードが保持クリップから外れて脱落しやすい構造となっている。このため、カード保持体の押し出しを片手で簡単に行うことはできず、両手を使わないと押し出しにくいものであった。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、磁気カードをスライド可能に収容して、磁気カードに触れることなく磁気ストライプを片手で容易に露出させることができ、また、磁気カードが収納位置にある場合やカードホルダーをぶら下げて用いる場合でも、磁気カードが何らかの拍子で脱落することを回避することが可能な磁気カードホルダーを提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る磁気カードホルダーは、磁気ストライプを有する磁気カードを収容保持するホルダーであって、前記磁気カードを磁気ストライプを除いた箇所で保持すると共に、前記磁気ストライプを露出させた状態で収容する内側ホルダと、前記磁気ストライプを被覆・露出させるために前記内側ホルダをスライド可能に収容する外側ホルダとを有し、前記内側ホルダは、その表面に形成されたスライド用突起部を前記外側ホルダに形成された長孔に摺動可能に収容させることで、前記外側ホルダにスライド可能に係合されており、 前記内側ホルダ及び前記外側ホルダに前記磁気カードの脱落を防止する脱落防止機構を具備することを特徴としている。
したがって、磁気カードは、収納位置において、磁気ストライプが外側ホルダに被覆されて保護された状態となり、また、磁気ストライプを除いた箇所が内側ホルダに収容された状態であるため、磁気ストライプを傷つけることがなく、また、磁気カードに誤って手が触れることもなくなる。また、磁気ストライプを使用したい場合には、外側ホルダの長孔に収容されたスライド用突起部を指で押し動かして内側ホルダをスライドさせることで、磁気カードを押し出すことができるので、片手で押し出し操作を容易に行うことが可能となる。さらに、内側ホルダと外側ホルダには、脱落防止機構が設けられているので、カードホルダーをぶら下げて用いる場合においても、磁気カードが何らかの拍子で脱落することがなくなる。
ここで、内側ホルダに設けられる脱落防止機構は、挿入された磁気カードの表面を略垂直方向に押圧する押圧片を複数設けて構成するようにしても、磁気カードを挿入する空間の厚みを部分的に狭めて内側ホルダの対峙する内壁面で磁気カードを部分的に挟持する構成としてもよい。また、その両方の構成を兼ね備えるとより効果的に脱落防止が図れる。
尚、複数の押圧片機構を設ける場合においては、内側ホルダの略中央にスライド用突起部を突設し、前記押圧片を、スライド用突起部の両側にそれぞれ複数設けるようにするとよい。
また、外側ホルダに設けられる脱落防止機構は、前記磁気カードが出入りする開口部に、前記磁気カードの進退によって開閉するシャッタを設けて構成してもよい。
以上述べたように、本発明によれば、磁気カードホルダーを磁気カードを収容する内側ホルダとこの内側ホルダをスライド可能に収容する外側ホルダとによって構成し、内側ホルダによって、磁気カードを磁気ストライプを除いた箇所で保持すると共に磁気ストライプを露出させた状態で収容し、この内側ホルダを、その表面に形成されたスライド用突起部を外側ホルダに形成された長孔に摺動可能に収容することで外側ホルダにスライド可能に係合させ、さらに、内側ホルダと外側ホルダとに磁気カードの脱落を防止する脱落防止機構を設けるようにしたので、磁気カードに触れることなく片手の操作で磁気ストライプを容易に露出させることができ、また、カードホルダーをぶら下げて用いる場合でも、磁気カードが何らかの拍子で脱落することを回避することが可能となる。
図1は、本発明に係る磁気カードホルダーの外観を示す図であり、(a)は磁気カードを収納した状態を示す図、(b)は磁気カードの磁気ストライプを露出させた状態を示す図である。 図2は、本発明に係る磁気カードホルダーを構成する各構成部品を示す図であり、(a)は、磁気カード、内側ホルダ、外側ホルダを別々にした状態を示す図であり、(b)は、外側ホルダに内側ホルダを収容した状態と磁気カードとを別々に示した図であり、(c)は、外側ホルダに収容された内側ホルダに磁気カードを挿着した状態を示す図である。 図3は、本発明に係る磁気カードホルダーの内側ホルダを示す図であり、(a)は、図2(a)のA−A線で切断した断面図であり、(b)は、図2(a)のB−B線から見た図である。 図4は、本発明に係る磁気カードホルダーの外側ホルダを示す図であり、図2(a)のC−C線で切断した断面図である。 図5は、磁気カードホルダーに装着された磁気カードが収納位置にある状態を説明する図であり、(a)はその平面図、(b)はその側断面図である。 図6は、磁気カードホルダーに装着された磁気カードが使用位置にある状態を説明する図であり、(a)はその平面図、(b)はその側断面図である。 図7は、磁気カードホルダの外側ホルダに設けられるシャッタの他の構成例を示す図であり、(a)は磁気カードが収納位置にある状態を示す図、(b)は、磁気カードが使用位置にある状態を示す図である。
以下、本発明に係る磁気カードホルダーの実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1及び図2において、磁気カードホルダー1は、磁気カード2を装着する内側ホルダ3と、この内側ホルダ3をスライド可能に収容する外側ホルダ4とを有して構成されている。
内側ホルダ3は、硬質の合成樹脂などによって構成されているもので、図3にも示されるように、長辺をなす一側面が開口された中空の扁平直方体形状に形成され、内部にカード挿入空間5が形成されている。内部に形成されるカード挿入空間5は、開口部分の長手方向の幅が磁気カード2の長辺の幅よりも大きく設定され、開口部分の短手方向の幅が磁気カード2の厚みよりも大きく設定されている。また、カード挿入空間5の奥行きは、磁気カード2の磁気ストライプ2aが形成されていない長辺から磁気ストライプ2aが形成されている部位までの距離よりも短い寸法に設定されている。
内側ホルダ3の片側の表面には、略中央部分にスライド用突起部6が突出形成され、このスライド用突起部6の両側には、磁気カード2の脱落を防止する押圧片7が設けられている。
この例において、スライド用突起部6は、円柱形状に形成され、その高さは、後述する外側ホルダ4の対峙する壁面に形成された長孔10に挿入する高さに形成され、その表面には、指先で触れた場合に指先が滑りにくいように、凹凸、波型等の粗面処理が施されている。
また、押圧片7は、図2(a)、図3(a)に示されるように、内側ホルダ3の表面に一辺を残してコ字状に切り込みを入れ、基端部を内側ホルダ3と一体化させた状態で内側に折り曲げられているので、その先端部にゴム又はシリコン樹脂等で構成された弾性部材7aを固着させて構成されている。したがって、押圧片7は、カード挿入空間5に挿入された磁気カード2を、その表面に対して略垂直方向に押圧することで保持するようにしている。
この押圧片7は、スライド用突起部6の両側にぞれぞれ複数設けられており、この例では、スライド用突起部6の両側において磁気カード2の挿入方向に2箇所づつ形成されている。また、押圧片7は、その基端部を内側ホルダの開口端側に設け、先端部分を基端部よりも開口端から遠ざかる位置に配置し、磁気カード2の挿入が押圧片7に引っかかることなく、スムーズに行えるようにしている。
また、内側ホルダ3の押圧片7が形成された壁面は、図3(b)に示されるように、中央付近がカード挿入空間5の厚みを狭めるように湾曲されており、この湾曲部3aの内面を磁気カード2の表面に密着させて垂直方向に押圧することで、磁気カード2を内側ホルダの対峙する内壁面で部分的に挟持するようにしている。
したがって、内側ホルダ3の壁部に形成された押圧片7と湾曲部3aとにより、磁気カード2の脱落を防止する脱落防止機構が構成されており、磁気カード2は、磁気ストライプ2aを露出させた状態で内側ホルダ3に収容され、磁気ストライプ2aを除いた箇所が押圧片7によって4点で保持されると共に、内側ホルダ3の壁部(湾曲部3a)によっても保持された状態となる。
これに対して、外側ホルダ4は、硬質の合成樹脂などによって構成されているもので、図4にも示されているように、長辺をなす一側面が開口された中空の扁平直方体形状に形成され、内部に内側ホルダ3を収容する収容空間9が形成されている。内部に形成される収容空間9は、開口部分の長手方向の幅が内側ホルダ3の長辺の幅よりも僅かに大きく設定され、また、開口部分の短手方向の幅が内側ホルダ3の厚みよりも僅かに大きく設定されており、この例では、内側ホルダ3が、外側ホルダ4に対して軽く圧入された状態で収容され、スライド用突起部6を操作しない限りスライドしないようになっている。
また、収容空間9の奥行きは、内側ホルダ3に磁気カード2を装着した状態で、内側ホルダ3を収納位置までスライドさせた場合に磁気カード2の先端が外側ホルダ4内に収容される大きさに設定されている。
外側ホルダ4の片側の壁面には、略中央部分に内側ホルダ3に形成されたスライド用突起部6が摺接可能に収容される長孔10が形成され、また、外側ホルダ4の開口端と反対側の長辺をなす側面中央付近には、ストラップ挿通穴11が形成されている。さらに、外側ホルダ4の開口端部には、収容空間9の内側から付勢力が付勢されると開放されるシャッタ12が設けられている。
外側ホルダ4の壁面に形成される長孔10は、内側ホルダ3のスライド方向に長径を一致させて形成されているもので、内側ホルダ3の可動範囲(磁気カード2の磁気ストライプ2aが形成されている部分を外側ホルダ4で被覆するよう内側ホルダ3を十分に引き込ませたカード収納位置から、磁気カード2の磁気ストライプ2aを使用可能に露出させたカード使用位置まで)を網羅する長さに形成されている。したがって、内側ホルダ3と外側ホルダ4とは、スライド用突起部6とこれを収容する長孔10とにより係合状態が形成され、スライド用突起部6を長孔10内で進退させることにより、内側ホルダ3に装着されている磁気カード2の磁気ストライプ2aを被覆・露出させるようにしている。
また、この例において、外側ホルダ4の開口端部に設けられているシャッタ12は、例えば、開口部の長手方向に沿って設けられた回転軸12aを外側ホルダ4の短辺をなす側面の開口端近傍の隅部に支持させた片持ち型のダンパで構成され、回転軸12aに設けられた図示しないスプリングにより、開口部を閉鎖する方向へ常時付勢するようにしている。
以上の構成において、本発明に係る磁気カードホルダー1を利用する場合には、予め外側ホルダ4に内側ホルダ3をスライド可能に装着しておき(図2(b)で示す状態)、この状態でシャッタ12を開いて、磁気カード2を磁気ストライプ2aが形成されていない長辺から内側ホルダ3のカード挿入空間5に差し入れ、挿入端が底部に当接するまで挿入する(図2(c)で示す状態)。
これにより、磁気カード2は、磁気ストライプ2aを除いた箇所の中央部分が内側ホルダ3の湾曲部3aで押圧されると共に、その両側が押圧片7によって押圧されるので、磁気カード2のしっかりした保持状態を形成することが可能となる。尚、内側ホルダ3は、湾曲部3aを形成したことによって開口部が狭められているが、開口部の両側は、図3(b)に示されるように、磁気カードを差し入れる隙間が十分に形成されているので、磁気カード2の挿入に支障はない。
このように内側ホルダ3に磁気カード2を取り付けた状態において、スライド用突起部6をストラップ挿通穴11が形成されている側(外側ホルダ4の開口部と反対側)に向けて指先で押し動かし、内側ホルダ3を収納位置へ移動させると、図5に示されるように、磁気カード2の全体が外側ホルダ4に被覆された状態となり、外側ホルダ4の開口部がシャッタ12で閉塞される。
このため、磁気カード2は、その磁気ストライプ2aが外側ホルダ4で保護されると共に、内側ホルダ3に設けられた押圧片7や湾曲部3aによりしっかり保持されることとなり、カードホルダー1をぶら下げて用いる場合でも、磁気カード2が何らかの拍子で脱落することを回避でき、仮に、内側ホルダ3による保持力が何らかの原因で小さくなった場合でも、外側ホルダ4に設けられたシャッタ12に所定圧以上の付勢力を掛けない以上、シャッタ12が開いて磁気カード2が脱落することがないので、このシャッタ12によっても磁気カード2の脱落を回避することが可能となる。
そして、このような磁気カード2が収納位置にある状態から磁気カード2の使用位置へ移行させるには、スライド用突起部6を外側ホルダ4の開口端側(ストラップ挿通穴11と反対側)に向けて指先で押し動かし、内側ホルダ3をスライド用突起部6が長孔10の終端に突き当たるまで移動させる。すると、図6に示されるように、磁気カード2の磁気ストライプ2aが設けられている側の長辺によってシャッタ12が押し開かれ、磁気ストライプ2aが外側ホルダ4から露出された状態となる。そして、この状態で、磁気ストライプ2aをカード読み取り装置の読み取り部に挿入し、磁気カードホルダー1ごとカード読み取り装置の読み取り部に沿って移動させ、磁気ストライプ2aに記録されている情報を読み取り部に読み取らせる。
その後、磁気ストライプ2aの読み取りが終了した時点で、再びスライド用突起部6をストラップ挿通穴11に向けて指先で押し動かすことで、図5に示される収納位置へ戻される。
したがって、上述の構成においては、磁気カード2に触れることなく片手の操作で磁気ストライプ2aを容易に露出させることができ、また、カードホルダー1をぶら下げて用いる場合においても、磁気カード2が何らかの拍子で脱落することを回避することが可能となる。
尚、上述したカードホルダー1にあっては、内側ホルダ3を外側ホルダ4に軽く圧入することによって生じる摩擦力を利用して、内側ホルダ3を収容位置に保持する保持力を確保するようにしているが、内側ホルダ3が収容位置に戻されるように外側ホルダ4との間にスプリングを介在させ、内側ホルダを収納位置に向かって常時付勢するようにしてもよい。
また、上述した例では、押圧片7や湾曲部3aは、スライド用突起部6と同じ壁面に形成されているが、スライド用突起部6が形成された壁面と反対側の壁面に形成するようにしてもよい。さらに、上述した例では、カード挿入空間5の厚みを部分的に狭めて内側ホルダ3の対峙する内壁面で磁気カード2を部分的に挟持する構成として、内側ホルダ3の壁面に湾曲部3aを形成しているが、内側ホルダ3の壁面の厚みを中間部分ほど厚くすることで同様の作用を得るようにしてもよい。
さらに、上述した構成においては、外側ホルダ4の開口端部に設けられるシャッタ12を、外側ホルダ4の開口部の長辺に沿って回転軸を支持する一枚のダンパによって構成するようにしたが、複数枚のダンパを用いて構成するようにしても、また、開口部の短辺に沿って回転軸を支持するようにしてもよい。例えば、図7に示されるように、開口部の両端部に短辺に沿って軸支された対をなす片持ち形のダンパを設け、このダンパを回転軸12aに設けられた図示しないスプリングにより、開口部を閉鎖する方向へ常時付勢するようにしてもよい。
1 磁気カートホルダー
2 磁気カード
2a 磁気ストライプ
3 内側ホルダ
4 外側ホルダ
6 スライド用突起部
7 押圧片
3b 湾曲部
10 長孔
12 シャッタ

Claims (5)

  1. 磁気ストライプを有する磁気カードを収容保持する磁気カードホルダーであって、
    前記磁気カードを磁気ストライプを除いた箇所で保持すると共に、前記磁気ストライプを露出させた状態で収容する内側ホルダと、
    前記磁気ストライプを被覆・露出させるために前記内側ホルダをスライド可能に収容する外側ホルダとを有し、
    前記内側ホルダは、その表面に形成されたスライド用突起部を前記外側ホルダに形成された長孔に摺動可能に収容させることで、前記外側ホルダにスライド可能に係合されており、
    前記内側ホルダ及び前記外側ホルダに前記磁気カードの脱落を防止する脱落防止機構を具備することを特徴とする磁気カードホルダー。
  2. 前記内側ホルダに設けられる脱落防止機構は、挿入された前記磁気カードの表面を略垂直方向に押圧する押圧片を複数設けて構成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気カードホルダー。
  3. 前記内側ホルダに設けられる脱落防止機構は、前記磁気カードを挿入する空間の厚みを部分的に狭めて前記内側ホルダの対峙する内壁面で前記磁気カードを部分的に挟持するものであることを特徴とする請求項1記載の磁気カードホルダー。
  4. 前記外側ホルダに設けられる脱落防止機構は、前記磁気カードが出入りする開口部に、前記磁気カードの進退によって開閉するシャッタを設けることによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気カードホルダー。
  5. 前記内側ホルダの略中央に前記スライド用突起部が突設され、前記押圧片は、前記スライド用突起部の両側にそれぞれ複数設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の磁気カードホルダー。
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