JP2011124877A - 電子機器、固定制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信相手とする機器と安定した位置合わせがされた状態において近接無線通信を実行する。
【解決手段】パーソナルコンピュータ10は、近接無線通信用アンテナ21と、同アンテナ21の近傍に設けられた、他の機器を自機と固定するための固定装置22a,22bと、アンテナ21を通じた近接無線通信により他の機器と通信を行う近接無線通信部123と、固定装置22a,22bによる他の機器の固定を制御する固定制御部140aと、近接無線通信部123により受信された他の機器の動きを示すデータに基づいて通信を制御する通信プログラム201とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】パーソナルコンピュータ10は、近接無線通信用アンテナ21と、同アンテナ21の近傍に設けられた、他の機器を自機と固定するための固定装置22a,22bと、アンテナ21を通じた近接無線通信により他の機器と通信を行う近接無線通信部123と、固定装置22a,22bによる他の機器の固定を制御する固定制御部140aと、近接無線通信部123により受信された他の機器の動きを示すデータに基づいて通信を制御する通信プログラム201とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、近接無線通信を行う電子機器、及び固定制御方法に関する。
従来、電子機器を本体装置にセットする際に、厳密に位置合せを行わなくても電磁力によって正確な位置に電子機器を固定できると共に、通信中もロック状態を維持する位置決め装置が知られている(特許文献1)。
特許文献1では、ハンディターミナル(電子機器)を通信用中継器(本体装置)にセットした状態において、データ通信中は、通信用中継器に設けられた上部電磁石、下部電磁石を駆動することにより、その電磁力でハンディターミナルに設けられた上部強磁性体、下部強磁性体とを吸引させる。これにより通信用中継器側の赤外線インターフェイス部にハンディターミナル側の赤外線インターフェイス部との位置合せが自動的に行われるようにしている。
このように従来技術では、電子機器と本体装置とを電磁力により位置合わせして固定できるが、通信中の状態になってから電磁石を駆動していた。すなわち、通信用中継器側の赤外線インターフェイス部とハンディターミナル側の赤外線インターフェイス部とが近接され、データ通信が可能な状態になった時点で、位置合わせされる前にデータ通信を開始していた。
すなわち、通信を行う相手機器との位置合わせが安定した状態になる前にデータ通信を開始してしまうため、データ通信の開始直後に通信エラーを発生させてしまう可能性があった。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、通信相手とする機器と安定した位置合わせがされた状態において近接無線通信を実行することが可能な電子機器、固定制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、近接無線通信用のアンテナと、前記アンテナの近傍に設けられた、他の機器を自機と固定するための固定手段と、前記アンテナを通じた近接無線通信により前記他の機器と通信を行う通信手段と、前記他の機器の動きを示すデータを前記通信手段により受信する受信手段と、前記固定手段による前記他の機器の固定を制御する固定制御手段と、前記データに基づいて、前記通信手段による通信を制御する通信制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、通信相手とする機器と安定した位置合わせがされた状態において近接無線通信を実行することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1、図2、及び図3を参照して、本発明の実施形態に係る電子機器の構成について説明する。本実施形態の電子機器は、近接無線通信によって各種データファイル等の送受信が可能であり、例えば、図1に示すノートブック型のパーソナルコンピュータ10、デジタルカメラ25により実現されている。以下の説明では、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25との間で近接無線通信を実行する場合を例にして説明する。
まず、図1、図2、及び図3を参照して、本発明の実施形態に係る電子機器の構成について説明する。本実施形態の電子機器は、近接無線通信によって各種データファイル等の送受信が可能であり、例えば、図1に示すノートブック型のパーソナルコンピュータ10、デジタルカメラ25により実現されている。以下の説明では、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25との間で近接無線通信を実行する場合を例にして説明する。
なお、電子機器は、パーソナルコンピュータ10やデジタルカメラ25だけでなく、例えば携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、携帯型オーディオ/ビデオプレイヤ、デジタルビデオカメラ、携帯型カーナビゲーション装置など、プログラムを実行するプロセッサを有し、近接無線通信機能が実装された機器であれば良い。
図1はコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対し、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、パワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16、およびスピーカ18A,18Bなどが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。
さらに、コンピュータ本体11の上面部には、近接無線通信用アンテナ21(カプラ)が配設されている。パーソナルコンピュータ10には、他の電子機器と近接させた状態で無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されており、近接無線通信用アンテナ21を通じて他の電子機器とデータ通信を実行する。また、近接無線通信用アンテナ21の近傍には、近接無線通信の対象とする他の機器(例えば、デジタルカメラ25)を自機に固定するための複数の固定装置22a,22bが配置されている。複数の固定装置22a,22bは、例えば近接無線通信用アンテナ21を挟む位置に配置している(詳細については、図4(A)に示す)。固定装置22a,22bは、例えば電磁石により構成されており、通電の有無によって駆動を制御することができる。
一方、図1に示すデジタルカメラ25は、パーソナルコンピュータ10と近接させた状態で無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されている。デジタルカメラ25には、例えば裏面側筐体(通常、ディスプレイが設けられた側)に近接無線通信用アンテナ26(カプラ)が配設されている。また、デジタルカメラ25には、パーソナルコンピュータ10と同様にして、近接無線通信用アンテナ26の近傍には、近接無線通信の対象とする他の機器(例えば、パーソナルコンピュータ10)との位置関係を固定するための複数の固定装置28a,28bが配置されている。複数の固定装置28a,28bは、パーソナルコンピュータ10に設けられた固定装置22a,22bと同様にして、近接無線通信用アンテナ26を挟む位置に配置している(詳細については、図4(B)に示す)。固定装置28a,28bは、例えば、磁力により吸引される部材(例えば金属部材、磁石など)により構成される。
デジタルカメラ25に設けられた近接無線通信用アンテナ26と固定装置28a,28bとの相対的な位置関係は、近接無線通信の相手となるパーソナルコンピュータ10に設けられた近接無線通信用アンテナ21と固定装置22a,22bとの相対的な位置関係と対象関係にある。すなわち、パーソナルコンピュータ10の近接無線通信用アンテナ21に対して、デジタルカメラ25の近接無線通信用アンテナ26を相対させて近接させると、固定装置22a,22bと固定装置28a,28bとがそれぞれ相対するようになっている。
図2は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のシステム構成を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU111、ノースブリッジ114、主メモリ115、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)116、サウスブリッジ117、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、近接無線通信部123、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)140、電源回路141等を備えている。
パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU111、ノースブリッジ114、主メモリ115、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)116、サウスブリッジ117、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、近接無線通信部123、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)140、電源回路141等を備えている。
CPU111は、パーソナルコンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD121から主メモリ115にロードされる、オペレーティングシステム(OS)200および各種アプリケーションプログラム等を実行する。各種アプリケーションプログラムには、近接無線通信を制御する通信プログラム201(近接無線通信ドライバ等)、近接無線通信の通信相手とする機器を自機に固定させるための固定制御処理を実行するための固定制御プログラム202などが含まれる。
さらに、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ114はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ117との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ114には、主メモリ115をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。
GPU116は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17と、CRTのような外部ディスプレイ302とを制御する表示コントローラである。外部ディスプレイ302は、コンピュータ本体11に設けられた外部ビデオ出力端子301に必要に応じて接続される。
GPU116は、ノースブリッジ114を介してCPU111から送信される描画要求に基づいてビデオメモリ(VRAM)116Aにフレーム群を描画するための表示処理(グラフィクス演算処理)を実行する。
サウスブリッジ117は、HDD121および光ディスクドライブ(ODD)122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラやSerial ATAコントローラを内蔵している。
また、サウスブリッジ117には、近接無線通信部123が接続されている。近接無線通信部123は、近接無線通信用アンテナ21(カプラ)を介して近接無線通信を実行する通信モジュールである。近接無線通信部123は、所定の距離内に存在する、近接無線通信機能を有する他の機器との無線接続を確立して、ファイル等のデータを伝送する。近接無線通信部123と他の機器との間の近接無線通信は、ピアツーピア形式で実行される。通信可能距離は例えば30mmである。近接無線通信部123は、近接無線通信用アンテナ21と他の機器のアンテナ(カプラ)との距離が通信可能距離以内に接近した場合に近距離無線通信が可能となる。そして、例えば、ユーザによって指定されたファイル、または予め決められた同期対象ファイル等のデータの伝送が近接無線通信部123と他の機器との間で実行される。
近接無線通信においては、誘導電界が用いられる。近接無線通信方式としては、例えばTransferJetを使用することができる。TransferJetは、UWB(Ultra Wide Band)を利用した近接無線通信方式であり、高速データ転送を実現することができる。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)140は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド15を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC140は、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じてパーソナルコンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。パーソナルコンピュータ10のパワーオン/パワーオフの制御は、EC/KBC140と電源回路141との共同動作によって実行される。
また、EC/KBC140は、固定装置22a,22bを制御するための機能として固定制御部140aが設けられている。固定制御部140aは、近接無線通信部123により実行される近接無線通信と連動して、固定装置22a,22bの駆動を制御する。固定制御部140aは、近接無線通信用アンテナ21に近接された通信相手とする他の機器(デジタルカメラ25)から、静止状態/振動状態などの機器の動きを示すデータを取得し、このデータに基づいて固定装置22a,22bの駆動(通電)を制御する。
電源回路141は、コンピュータ本体11に装着されたバッテリ142、またはACアダプタ143を介して接続された外部電源から電源供給を受けて、各コンポーネントへの動作電源を生成して供給する。電源回路141には、電源マイコン144が設けられている。電源マイコン144は、各コンポーネントとバッテリ142に対する電源供給(充放電)や、バッテリ142の充電状態(充電容量(電圧))を監視する。電源回路141は、バッテリ142とACアダプタ143とが接続されている場合、外部電源によりバッテリ142を充電する。
図3は、本実施形態におけるデジタルカメラ25の主要な構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるデジタルカメラ25には、他の機器(パーソナルコンピュータ10)と近接させた状態で無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されている。デジタルカメラ25は、パーソナルコンピュータ10と近接無線通信が可能な位置まで近接された場合に、データ通信を開始する前の準備処理(ネゴシエーション処理等を含む)において、振動を検知するためのセンサ37によって検出された機器の動き(揺れ)を示すデータを通信相手とする機器に送信する。例えば、デジタルカメラ25が静止状態となったことを示す静止状態データを送信することで、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25とが安定した状態で固定されてから、ユーザによって指定されたファイル等についてのデータ通信を開始できるようにする。
本実施形態におけるデジタルカメラ25には、他の機器(パーソナルコンピュータ10)と近接させた状態で無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されている。デジタルカメラ25は、パーソナルコンピュータ10と近接無線通信が可能な位置まで近接された場合に、データ通信を開始する前の準備処理(ネゴシエーション処理等を含む)において、振動を検知するためのセンサ37によって検出された機器の動き(揺れ)を示すデータを通信相手とする機器に送信する。例えば、デジタルカメラ25が静止状態となったことを示す静止状態データを送信することで、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25とが安定した状態で固定されてから、ユーザによって指定されたファイル等についてのデータ通信を開始できるようにする。
図3に示すように、デジタルカメラ25には、CPU30、ROM31、RAM32、NVRAM(Non-volatile RAM)33、表示制御部34、ディスプレイ35、近接無線通信部36(近接無線通信用アンテナ26(カプラ))、センサ37、電源部38、及びカメラユニット39が設けられている。
CPU30は、プログラムに従って装置全体の制御を司る。CPU30は、例えば通信プログラムを実行することで近接無線通信部36による近接無線通信を制御し、固定制御プログラムを実行することで固定制御処理を実行する。
ROM31は、各種プログラムやデータが記録される。
RAM32は、CPU30により実行される各種プログラムやデータが一時的に記録される。
NVRAM13は、各種設定データや各種プログラムにより処理されるデータが記録される。例えば、NVRAM13には、カメラユニット39によって撮影された画像のファイルなどが記録される。
表示制御部34は、CPU30の制御のもとで、ディスプレイ35における表示を制御する。
RAM32は、CPU30により実行される各種プログラムやデータが一時的に記録される。
NVRAM13は、各種設定データや各種プログラムにより処理されるデータが記録される。例えば、NVRAM13には、カメラユニット39によって撮影された画像のファイルなどが記録される。
表示制御部34は、CPU30の制御のもとで、ディスプレイ35における表示を制御する。
ディスプレイ35は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)により構成され、デジタルカメラ25による通常の処理に伴う情報が表示される。
近接無線通信部36は、近接無線通信用アンテナ26を介して近接無線通信を実行する通信モジュールである。近接無線通信部36は、パーソナルコンピュータ10に設けられた近接無線通信部123と同様に構成されている。近接無線通信部36は、近接無線通信用アンテナ26と他の機器のアンテナ(カプラ)との距離が通信可能距離(例えば30mm)以内に接近した場合に近距離無線通信が可能となる。
センサ37は、デジタルカメラ25の動き(振動)を検出するためのもので、例えば振動センサ、加速度センサ、振動ジャイロセンサなどを用いることができる。他の振動を検出することができるセンサを使用することも可能である。CPU30は、センサ37から出力される振動に応じた信号をもとに、デジタルカメラ25が静止状態にあるか、振動状態にあるかを検出することができる。
電源部38は、各部に対して電力を供給する。
カメラユニット39は、CPU30の制御のもとで、画像を撮影するためのユニットである。カメラユニット39により撮影された画像のファイルはNVRAM33に記録される。NVRAM33に記録された画像ファイルは、ユーザの指示に応じて、近接無線通信を利用してパーソナルコンピュータ10に送信することができる。
カメラユニット39は、CPU30の制御のもとで、画像を撮影するためのユニットである。カメラユニット39により撮影された画像のファイルはNVRAM33に記録される。NVRAM33に記録された画像ファイルは、ユーザの指示に応じて、近接無線通信を利用してパーソナルコンピュータ10に送信することができる。
また、パーソナルコンピュータ10の固定装置22a,22bを電磁石として構成し、磁力によってデジタルカメラ25の固定装置28a,28bを吸着させるとしているが、他の方法によって近接無線通信の相手となる他の機器同士を固定させるようにしても良い。例えば、吸気することにより他の機器を吸い付ける構成としたり、あるいは機械的に他の機器を固定する構成としたりしても良い。
また、デジタルカメラ25の固定装置28a,28bを固定装置22a,22bと同様に電磁石とすることも可能である。
また、デジタルカメラ25の固定装置28a,28bを固定装置22a,22bと同様に電磁石とすることも可能である。
次に、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25に配置された近接無線通信用アンテナ21,26と固定装置22a,22b,28a,28bの配置について詳細に説明する。
図4(A)は、コンピュータ本体11に設けられた近接無線通信用アンテナ21と複数の固定装置22a,22bの配置を示す図である。近接無線通信用アンテナ21は、コンピュータ本体11の上面部に取り付けられている。例えば、近接無線通信用アンテナ21は、筐体表面、あるいは筐体内側に装着されているものとする。近接無線通信用アンテナ21が配置された位置は、ユーザが外部から認識できるように筐体表面を所定の形状とするか、あるいはマークなどを付すものとする。2つの固定装置22a,22bは、図4(A)に示すように、例えば近接無線通信用アンテナ21を挟み、対角線上に配置されている。
図4(B)は、デジタルカメラ25に設けられた近接無線通信用アンテナ26と固定装置28a,28bの配置関係を示す図である。図4(B)に示すように、デジタルカメラ25には、例えば裏側に近接無線通信用アンテナ26と固定装置28a,28bが設けられている(破線によって表している)。近接無線通信用アンテナ26と固定装置28a,28bとの位置関係は、図4(A)(B)に示すように、パーソナルコンピュータ10に設けられた近接無線通信用アンテナ21と固定装置22a,22bとの配置と同じとなっている。従って、デジタルカメラ25を近接無線通信用アンテナ26がパーソナルコンピュータ10の近接無線通信用アンテナ21と近接させることにより、固定装置28a,28bは、それぞれパーソナルコンピュータ10の固定装置22a,22bと相対して、相互に吸着することができる。
固定装置22a,22b,28a,28bが相互に吸着するすることにより、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25の位置関係が固定される。また、近接無線通信用アンテナ21,26は、それぞれ固定装置22a,22b,28a,28bに挟まれた位置に配置されているため、固定装置22a,22b,28a,28bが相互に吸着されることで、近接無線通信用アンテナ21と近接無線通信用アンテナ26は、中心を一致させるようにして相対し、密着された状態で固定される。このため、データ通信時の近接無線通信用アンテナ21と近接無線通信用アンテナ26との近接状態を安定化させることができる。
なお、パーソナルコンピュータ10に対して、1つの近接無線通信用アンテナ21に2つの固定装置22a,22bを配置する場合には、一方の固定装置22aが他の機器の固定装置を吸引するように作用し、他方の固定装置22bが通信相手となる他の機器の固定装置により吸引されるように構成することができる。
例えば、パーソナルコンピュータ10の固定装置22aは、磁力を発生することでデジタルカメラ25の固定装置28aを吸着し、デジタルカメラ25の固定装置28bは、磁力を発生することでパーソナルコンピュータ10の固定装置22bを吸着する。この場合、複数の固定装置を配置したとしても1つの固定装置に対する駆動制御のみで良いため構成を簡単にすることができる。
また、小型携帯用のデジタルカメラ25などの電子機器に設けられる固定装置28a,28bは、パーソナルコンピュータ10の固定装置22a,22bによって吸引される金属材料により構成されるようにしている。これにより、小型の電子機器における固定装置の実装を容易にすることができる。
さらに、図1及び図4に示す構成では、1つの近接無線通信用アンテナ21に対して2つの固定装置22a,22bを設けた構成としているが、3つ以上の固定装置を配置する構成としても良い。この場合、3つ以上の固定装置は、近接無線通信用アンテナ21を挟むように配置されることが好ましい。
また、図1及び図4では、固定装置22a,22bの形状を円形としているが、その他の形状としても良い。この場合、コンピュータ本体11に配置された固定装置の形状によって、固定装置に対する近接無線通信用アンテナ21が配置された位置を特定できれば、1つの固定装置を設ける構成としても良い。
図5には、パーソナルコンピュータ10の近接無線通信用アンテナ21に対して、デジタルカメラ25の近接無線通信用アンテナ26を近接させる様子を示している。
図5に示すように、近接無線通信用アンテナ21と近接無線通信用アンテナ26とを相対させることで、固定装置22a,22bと固定装置28a,28bとがそれぞれ相対する。そして、近接無線通信が可能な距離Aにまでデジタルカメラ25が近接されると通信可能な状態となる。近接無線通信用アンテナ21,26は、誘導電界を利用しているため、近接無線通信の可能な距離(例えば30mm)になることで高い利得が得られるようになり、近接無線通信が可能な状態となったことを検知できる。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、近接無線通信が可能な状態になると、固定装置22a,22bを駆動させて、通信相手とする機器を吸引するように動作する。
図6には、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25が相互に通信相手とする機器を自機に固定している状態を示している。
図6に示すように、固定装置22aと固定装置28a、固定装置22bと固定装置28bがそれぞれ相対して相手を固定するため、近接無線通信用アンテナ21,26を近接(この場合は密着)させた状態で固定することができる。
図6に示すように、固定装置22aと固定装置28a、固定装置22bと固定装置28bがそれぞれ相対して相手を固定するため、近接無線通信用アンテナ21,26を近接(この場合は密着)させた状態で固定することができる。
次に、本実施形態における固定制御処理について、フローチャートを参照しながら説明する。図7は、パーソナルコンピュータ10による固定制御処理について示すフローチャート、図8は、デジタルカメラ25による固定制御処理について示すフローチャートである。
ここでは、パーソナルコンピュータ10をホスト側機器、デジタルカメラ25を端末(スレーブ)側機器とし、デジタルカメラ25に記録されているファイル(例えば画像ファイル)を近接無線通信によってパーソナルコンピュータ10に送信して、パーソナルコンピュータ10において保存させる場合を例にする。
ここでは、パーソナルコンピュータ10をホスト側機器、デジタルカメラ25を端末(スレーブ)側機器とし、デジタルカメラ25に記録されているファイル(例えば画像ファイル)を近接無線通信によってパーソナルコンピュータ10に送信して、パーソナルコンピュータ10において保存させる場合を例にする。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、通信相手とする端末(デジタルカメラ25)のセンサ37により検出される状態に応じて、データ通信機能を許可/禁止することができる。図9には、センサ37により検出される状態とデータ通信機能との関係を示している。
パーソナルコンピュータ10は、通信相手とする端末にセンサ37が実装されていない場合には、端末が静止状態にあるか運動状態(揺れ有り)状態の何れにあるかに関係無く、データ通信機能によるデータ通信を許可するように制御する。
また、パーソナルコンピュータ10は、通信相手とする端末にセンサ37が実装されている場合には、端末が静止状態にある間はデータ通信機能によるデータ通信を許可し、端末が運動状態にある間はデータ通信機能によるデータ通信を禁止するように制御する。すなわち、パーソナルコンピュータ10は、固定装置22a,22bを駆動させることにより、通信相手とする端末と安定して固定された状態になったことが確認されている場合にデータ通信を実行する。
ここで、パーソナルコンピュータ10は、通信プログラム201が実行されて、近接無線通信部123により近接無線通信が可能な状態になっているものとする。また、固定制御プログラム202が起動されて、固定制御部140aによる固定装置22a,22bに対する制御が開始される。
一方、デジタルカメラ25は、ユーザの操作により、近接無線通信によるデータ送信の実行が指示され、送信対象とするファイルが設定されているものとする。これにより、デジタルカメラ25は、通信プログラム及び固定制御プログラムが起動されて、近接無線通信部36により近接無線通信が可能な状態になっているものとする。
一方、デジタルカメラ25は、ユーザの操作により、近接無線通信によるデータ送信の実行が指示され、送信対象とするファイルが設定されているものとする。これにより、デジタルカメラ25は、通信プログラム及び固定制御プログラムが起動されて、近接無線通信部36により近接無線通信が可能な状態になっているものとする。
パーソナルコンピュータ10の固定制御部140aは、近接無線通信部123による通信状態を監視している(ステップA1)。通信状態に変化がない場合には(ステップA2、No)、固定制御部140aは、近接無線通信部123による通信状態の監視を継続する(ステップA1)。
同様に、デジタルカメラ25のCPU30は、近接無線通信部36による通信状態を監視している(ステップB1,B2)。
ここで、デジタルカメラ25がパーソナルコンピュータ10に近接され、パーソナルコンピュータ10の近接無線通信用アンテナ21と、デジタルカメラ25の近接無線通信用アンテナ26との距離が、近接無線通信が可能な距離に到達したものとする。この場合、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25は、近接無線通信部123と近接無線通信部36とを介して、近接無線通信によるデータ通信を実行するための準備処理を実行する。すなわち、物理的な接続の確立やネゴシエーション処理を実行する。
ネゴシエーション処理では、確立すべきセッションに関するセッション情報、例えば、使用される通信アダプタを示す情報、アプリケーションが伝送するデータの種類を示す情報、およびアプリケーションを識別する情報等を含むセッション情報を送受信して、アプリケーションが使用するセッションの確立、データ通信を実行するアプリケーションの起動等を実行する。
ここで、デジタルカメラ25は、パーソナルコンピュータ10に対して、機器の動きを検出するためのセンサ37が実装されていることを通知する(ステップB3)。固定制御部140aは、近接無線通信部123を通じてセンサ有りの通知を受信すると(ステップA3、Yes)、アクノリッジをデジタルカメラ25に返信する(ステップA4)。
固定制御部140aは、センサが実装された機器との近接無線通信を実行する場合には、機器同士が安定して固定された状態となってからデータ通信を開始するために、通信プログラム201によるデータ通信機能を禁止に設定する(ステップA5)。また、固定制御部140aは、固定装置22a,22b(電磁石)を駆動させる(ステップA6)。
一方、デジタルカメラ25のCPU30は、パーソナルコンピュータ10からアクノリッジを受信すると(ステップB4、Yes)、センサ37から出力される信号を読み取り、デジタルカメラ25が静止状態にあるか判別する(ステップB5)。例えば、CPU30は、センサ37から出力される信号が、予め決められた静止状態と判定する基準値より低い場合には、デジタルカメラ25が静止状態にあるものと判定する。
例えばユーザデジタルカメラ25を手に持って、パーソナルコンピュータ10の固定装置22a,22bと、デジタルカメラ25の固定装置28a,28bとの位置合わせをしている途中ではデジタルカメラ25が動かされているので静止状態にあると判別されない。その後、固定装置22a,22bにより固定装置28a,28bが電磁力により吸着され、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25とが固定された状態になると、デジタルカメラ25は、センサ37から出力される信号をもとに、静止状態となったことを判定する。例えば、デジタルカメラ25がコンピュータ本体11の上面部に載置されると、完全に静止状態となったことが判定される。
デジタルカメラ25のCPU30は、静止状態にあると判定されると(ステップB6、Yes)、近接無線通信部36を通じてパーソナルコンピュータ10に対して静止状態となったことを示す静止状態データを送信する(ステップB7)。そして、CPU30は、ユーザにより設定された送信対象とするファイルについてのデータ通信を開始する。
パーソナルコンピュータ10の固定制御部140aは、近接無線通信部123を通じて静止状態データが受信されると(ステップA7、Yes)、通信プログラム201によるデータ通信機能を許可に設定する(ステップA8)。
これにより、デジタルカメラ25とパーソナルコンピュータ10との間で、近接無線通信によるデータ通信が実行される。パーソナルコンピュータ10は、通信プログラム201によるデータ通信機能によって、近接無線通信部123を通じてデジタルカメラ25(近接無線通信部36)から送信されるデータ(例えば画像ファイル)を受信し、主メモリ115あるいはHDD121に保存する。
このようにして、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10では、通信相手とするデジタルカメラ25が静止状態にあることが確認されてからデータ通信を開始することができる。すなわち、パーソナルコンピュータ10の固定装置22a,22bと、デジタルカメラ25の固定装置28a,28bとが磁力により吸着され、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25の近接無線通信用アンテナ21,26が正しく位置合わせされた安定した状態において近接無線通信を実行するので、データ通信の開始直後であっても通信エラーが発生しない。
パーソナルコンピュータ10は、近接無線通信によるデータ通信が開始されると、例えば固定制御プログラム202によって、データ通信が実行されていることをユーザに通知するためのメッセージをLCD17において表示させる。図10には、データ通信が実行されていることをユーザに通知するためのメッセージ「データ通信中です」が表示された画面の一例を示している。これにより、ユーザに対して、近接無線通信を実行中のデジタルカメラ25を動かさないように示唆することができる。
デジタルカメラ25のCPU30は、データ通信が開始されることにより、通信状態に変化があったことを検知すると(ステップB8、B9、Yes)、例えばユーザによって送信対象として指定された1つのファイルを送信する毎にセンサ37の状態を読み取って、静止状態にあるか運動状態にあるかを判別する(ステップB11)。
ここで、運動状態にないと判別された場合には(ステップB12、No)、CPU30は、引き続き、近接無線通信によるデータ通信の状態を監視する(ステップB8)。
一方、センサ37の状態から運動状態にあると判別された場合には(ステップB12、Yes)、CPU30は、近接無線通信部36を通じて、デジタルカメラ25が運動状態にあることを示す運動状態データをパーソナルコンピュータ10に送信する(ステップB13)。すなわち、コンピュータ本体11に載置されたデジタルカメラ25が動かされて、近接無線通信によるデータ通信が切断される状況になると、デジタルカメラ25からパーソナルコンピュータ10に通知される。
固定制御部140aは、近接無線通信部123を通じて運動状態データが受信されると(ステップA9、No)、固定装置22a,22bの駆動を停止(固定を解除)させる(ステップA11)。また、通信プログラム201によるデータ通信機能は、デジタルカメラ25との近接無線通信を中断させる。この場合、パーソナルコンピュータ10は、固定制御プログラム202は、データ通信が中止されたることをユーザに通知するためのメッセージをLCD17において表示させる。図11には、データ通信が中止されたことをユーザに通知するためのメッセージ「データ通信が中止されました」が表示された画面の一例を示している。
なお、前述した説明では、ステップB11において、センサ37の状態から運動状態と判定された場合に、運動状態データをパーソナルコンピュータ10に送信してデータ通信を終了させるものとしているが、運動状態のレベルを複数段階で判定して、運動状態レベルを示す運動状態データを送信するようにしても良い。例えば、静止状態ではないが、近接無線通信によるデータ通信を継続可能なレベルの振動が検出された場合に、デジタルカメラ25は、低レベルの運動状態を示す運動状態データをパーソナルコンピュータ10に送信する。
この場合、パーソナルコンピュータ10は、固定制御プログラム202により、通信相手とする端末(デジタルカメラ25)を動かさないように、ユーザに注意を促すためのメッセージをLCD17において表示させる。図12には、ユーザに注意を促すためのメッセージ「データ通信中です。端末を動かさないで下さい」が表示された画面の一例を示している。
なお、ユーザに注意を促すためのメッセージは、図12に示すように表示するだけでなく、音声を出力するなど、他の出力形態であっても良い。また、運動状態のレベルの違いに応じて、メッセージ内容を変えることも可能である。
このように、デジタルカメラ25のセンサ37により検出された運動状態をもとにして、データ通信中にパーソナルコンピュータ10において、ユーザに対するメッセージを通知することができるので、近接無線通信による安定したデータ通信が継続されるように、ユーザに注意させることができる。
なお、前述した説明では、図10〜図12に示すメッセージは、パーソナルコンピュータ10において表示させるとしているが、デジタルカメラ25において表示させることも勿論可能である。
一方、パーソナルコンピュータ10は、ステップA3において、近接無線通信の相手となる機器からセンサ有りの通知がなかった場合には(ステップA3、No)、データ通信機能を許可に設定する(ステップA11)。すなわち、通信相手とする他の機器の状態が静止状態にあるか、運動状態にあるかに関係無くデータ通信を開始させる。
固定制御部140aは、近接無線通信部123による通信状態を監視しており(ステップA13)、データ通信が開始されたことを検知すると(ステップA14(Yes),A15(Yes))、固定装置22a,22bを駆動させる(ステップA16)。
固定装置22a,22bは、固定装置制御部38により駆動されることで磁力を発生し、近接されているデジタルカメラ25に設けられた固定装置28a,28bを吸着するように作用する。
この結果、図6に示すように、パーソナルコンピュータ10の近接無線通信用アンテナ21とデジタルカメラ25の近接無線通信用アンテナ26とが密着された状態で、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25とが固定される。
一方、通信状態検知部42は、近接無線通信部123によるデータ通信の通信状態に変化があり(ステップA14、Yes)、それが通信終了であった場合には(ステップA17、Yes)、固定装置22a,22bの駆動を停止させる。
これにより、パーソナルコンピュータ10とデジタルカメラ25の固定状態は解除され、デジタルカメラ25をパーソナルコンピュータ10から離すことができる。
なお、ステップA11,A18において、固定装置22a,22bの駆動を完全に停止するのではなく、固定強度を弱くするように制御しても良い。これにより、パーソナルコンピュータ10の上にデジタルカメラ25を載置させた状態でデータ通信を実行しているように場合に、データ通信の終了と同時に固定が解除されて、デジタルカメラ25がパーソナルコンピュータ10から落下するといったことを回避できる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…パーソナルコンピュータ、21,26…近接無線通信用アンテナ、22a,22b,28a,28b…固定装置、25…デジタルカメラ、30,111…CPU、36,123…近接無線通信部、37…センサ。
Claims (8)
- 近接無線通信用のアンテナと、
前記アンテナの近傍に設けられた、他の機器を自機と固定するための固定手段と、
前記アンテナを通じた近接無線通信により前記他の機器と通信を行う通信手段と、
前記他の機器の動きを示すデータを前記通信手段により受信する受信手段と、
前記固定手段による前記他の機器の固定を制御する固定制御手段と、
前記データに基づいて、前記通信手段による通信を制御する通信制御手段と
を具備したことを特徴とする電子機器。 - 前記通信制御手段は、
前記固定手段により前記他の機器の固定が開始された後、前記受信手段により前記他の機器が静止状態にあることを示すデータを受信した場合に、データ通信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記固定制御手段は、
前記通信手段によるデータ通信中に前記他の機器が運動状態にあることを示すデータを受信した場合に、前記固定手段による固定を解除することを特徴とする請求項2記載の電子機器。 - 前記受信手段により前記他の機器の運動状態のレベルを示すデータを受信した場合に、メッセージを出力する出力手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記他の機器の動きを示すデータを送信できない場合、前記固定制御手段は、前記通信手段によるデータ通信の開始と終了に応じて、前記固定手段による固定を制御することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 近接無線通信用のアンテナと、
前記アンテナを通じた近接無線通信により前記他の機器と通信を行う通信手段と、
振動を検知するためのセンサと、
前記センサによる検知に応じて、動きを示すデータを前記通信手段により送信する送信手段と、
前記センサによる検知に基づいて、前記通信手段による通信を制御する通信制御手段と
を具備したことを特徴とする電子機器。 - 前記送信手段は、前記センサによる検知により静止状態にあると判定された場合に、静止状態にあることを示すデータを送信することを特徴とする請求項6記載の電子機器。
- (運動状態のレベルを示すデータを送信する)
前記送信手段は、前記センサによる検知に応じて、運動状態のレベルを示すデータを前記通信手段により送信することを特徴とする請求項6記載の電子機器。
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