JP2011124119A - 端子金具、及び、前記端子金具を備えたコネクタ、及び、前記コネクタを備えた照明装置 - Google Patents

端子金具、及び、前記端子金具を備えたコネクタ、及び、前記コネクタを備えた照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、生産性の向上、及び、低コスト化を図った端子金具、前記端子金具を備えたコネクタ、前記コネクタを備えた照明装置を提供することを課題とする。
【解決手段】端子金具3A、3Bは、長尺状の本体部4と、前記本体部4の長手方向Xの一端部に設けられ、かつ、前記負荷に接続される電気接触部5と、前記本体部4の長手方向Xの他端部に設けられ、かつ、前記本体部4の幅方向Yの縁部から前記本体部4の一方の表面4aに向かって立設する第1圧接刃6A、6Bと、前記電気接触部5と前記第1圧接刃6A、6Bとの間に設けられ、かつ、前記本体部4の幅方向Yの縁部から前記本体部4の他方の表面4bに向かって立設する第2圧接刃7A、7Bと、を備え、前記第1圧接刃6A、6Bと前記第2圧接刃7A、7Bとのうち一方が、前記電線A、Bを圧接している。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、車両としての自動車のルーフトリム等に取り付けられて前記自動車の乗員室内を照明する室内照明装置などの照明装置に関する。
照明装置として、バルブを収容したハウジングと、このハウジングに組み付けられて前記バルブと電線とを接続する端子金具100A、100Bを備えた照明装置が多く提案されている。(例えば特許文献1を参照。)。
図6は、特許文献1に示された照明装置を構成する端子金具を示す斜視図である。図7は、図6に示された一対の端子金具に電線を接続する様子を示す説明図である。この照明装置を構成する端子金具100A、100Bは、電源に接続された電線200に接続される電線接続部102と、前記電線接続部102に連なり、かつ、バルブの正極・負極からなる一対の電極に接続される電極接続部101と、を備えている。そして、端子金具100A、100Bは、電源からの電力をバルブに供給している。
上記電線接続部102は、電極接続部101の長手方向(矢印X)の一端部に連なるとともに前記長手方向(矢印X)に沿って延びた帯状の本体部103と、この本体部103の幅方向の両端部からそれぞれ立設した一対の圧接刃104と、を有している。この圧接刃104には、その先端から本体部103に向かって延びたスリット105が設けられている。このような構成の電線接続部102は、圧接刃104が電線200を突き破るとともにスリット105に芯線202が通されて該芯線202に接続する。
上述した端子金具100A,100Bは、一枚の導電性の板金が一括で型抜きされた後、折り曲げられて形成されている。こうして形成された端子金具100A、端子金具100Bは、ブリッジ110によって連結されており、図6に示すような成形品の端子金具100A,100Bに形成された時点で切断されることとなる。このブリッジ110は、導電性の板金を型抜く際や、折り曲げる際に位置ずれなどを生じさせないために設けられている。
また、端子金具100Aの圧接刃104と、端子金具100Bの圧接刃104とは、本体部103の長手方向(矢印X)に沿って互いに位置をずらされている。これは、並設された一対の電線の各芯線202に各圧接刃104を圧接させるためである。このため、一方の端子金具100Bの本体部103は、他方の端子金具100Aの本体部103よりも長く形成されている。
特開2005−329883号公報
しかしながら、上述した従来の照明装置には、以下に示す問題があった。即ち、従来の照明装置は、端子金具100A,100Bが、一枚の導電性の板金が一括で型抜きされ、折り曲げられた後、ブリッジ110が切断されて成形されているので、これら端子金具100A、端子金具100Bの製造する作業時間が増加し、コストアップをまねいてしまう問題があった。
そこで、本発明は、生産性の向上、及び、低コスト化を図った端子金具、前記端子金具を備えたコネクタ、前記コネクタを備えた照明装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、負荷と電線とを接続する端子金具であって、長尺状の本体部と、前記本体部の長手方向の一端部に設けられ、かつ、前記負荷に接続される電気接触部と、前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、かつ、前記本体部の幅方向の縁部から前記本体部の一方の表面に向かって立設する第1圧接刃と、前記電気接触部と前記第1圧接刃との間に設けられ、かつ、前記本体部の幅方向の縁部から前記本体部の他方の表面に向かって立設する第2圧接刃と、を備え、前記第1圧接刃と前記第2圧接刃とのうち一方が、前記電線を圧接していることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明は、負荷の一対の電極それぞれに接続される一対の端子金具を備えたコネクタにおいて、前記端子金具として、請求項1に記載の端子金具と、前記端子金具が取り付けられるハウジングと、を備え、前記ハウジングが、前記第1圧接刃と前記第2圧接刃とのうち他方に挟持されるリブを備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明において、前記電気接触部が、前記長手方向と平行な中心軸を回転中心として180度回転対称に設けられており、前記一対の端子金具のうち一方の前記第1圧接刃が前記リブを挟持し、前記一方の前記第2圧接刃が前記電線を圧接し、かつ、前記一対の端子金具のうち他方の前記第1圧接刃が前記電線を圧接し、前記他方の前記第2圧接刃が前記リブを挟持していることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明は、請求項2または請求項3に記載のコネクタと、前記一対の端子金具に設けられた前記各電気接触部が前記一対の電極それぞれに接続される前記負荷としてのバルブと、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、端子金具は、長尺状の本体部と、前記本体部の長手方向の一端部に設けられ、かつ、前記負荷に接続される電気接触部と、前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、かつ、前記本体部の幅方向の縁部から前記本体部の一方の表面に向かって立設する第1圧接刃と、前記電気接触部と前記第1圧接刃との間に設けられ、かつ、前記本体部の幅方向の縁部から前記本体部の他方の表面に向かって立設する第2圧接刃と、を備えているので、前記第1圧接刃と前記第2圧接刃とのうち一方に電線を近づけて当該電線を圧入する容易な作業で、前記一方が前記電線を圧接し、端子金具と電線とを接続することができるので、生産性の向上を図った端子金具を提供することができる。
請求項2記載の本発明によれば、コネクタは、前記負荷の一対の電極それぞれに接続される一対の端子金具を備えたコネクタにおいて、前記端子金具として、請求項1に記載の端子金具と、前記端子金具が取り付けられるハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記第1圧接刃と前記第2圧接刃とのうち他方が挟持するリブを備えているので、前記他方にリブを近づけて当該リブを挟持させる容易な作業で、端子金具をハウジングに取り付けることができるので、生産性の向上を図ったコネクタを提供することができる。
また、第1圧接刃と第2圧接刃とのうち一方が、電線を圧接することで端子金具と電線とを接続し、他方が、リブを挟持することで端子金具をハウジングに取り付けているので、これら第1圧接刃と、第2圧接刃とを有効に活用することができる。
請求項3記載の発明によれば、前記コネクタは、前記電気接触部が、前記長手方向と平行な中心軸を回転中心として180度回転対称に設けられており、前記一対の端子金具のうち一方の前記第1圧接刃が前記リブを挟持し、前記一方の前記第2圧接刃が前記電線を圧接し、かつ、前記一対の端子金具のうち他方の前記第1圧接刃が前記電線を圧接し、前記他方の前記第2圧接刃が前記リブを挟持しているので、電線に接続される、一方の端子金具の第2圧接刃と、他方の端子金具の第1圧接刃とが、端子金具の本体部の長手方向に沿って位置をずらされて配置されることとなり、よって、同一形状に形成された一対の端子金具を用いて、該一対の端子金具それぞれに電線を接続することを可能としたコネクタを提供することができる。また、一対の端子金具は、互いに同一形状に形成されているので、各端子金具を量産効果により低コスト化することができる。
請求項4記載の発明によれば、照明装置が、請求項2または請求項3に記載のコネクタと、前記一対の端子金具に設けられた前記各電気接触部が前記一対の電極それぞれに接続される前記負荷としてのバルブと、を備えているので、低コスト化を図った照明装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図1に示されたコネクタを構成する端子金具を示す斜視図である。 図2に示された端子金具を示す側面図である。 図2に示された一対の端子金具に電線を接続する様子を説明する説明図である。 図1に示されたI−I線に沿う拡大断面図である。 従来の照明装置を構成する端子金具を示す斜視図である。 図6に示された一対の端子金具に電線を接続する様子を示す説明図である。
本発明の一実施の形態に係る照明装置を、図1乃至図5を参照して説明する。前記照明装置は、自動車の乗員室内を照明するための車両照明装置であり、自動車の乗員室の内側に取り付けられるルーフトリム(自動車の天井を構成する合成樹脂で構成される部品、内張り用の部品)に取り付けられる。
上記照明装置は、負荷としてのバルブ(図示しない)と、前記バルブと電線A、Bとを接続する一対の端子金具3A、3Bを備えたコネクタ1と、スイッチ(図示しない)と、を備えている。前記照明装置は、電源に接続された一対の電線A、Bからの電力を、一対の端子金具3A、3Bを介して前記バルブに供給することで、前記バルブが乗員室内に向かって光を照射して、当該乗員室内を照明する。
上記バルブは、光を照射する発光部と、正極・負極からなる一対の電極(図示しない)と、を有した周知のウェッジバルブである。また、本発明では、ウェッジバルブの代わりにLEDウェッジバルブを用いることもできる。
上記コネクタ1は、図1に示すように、一対の端子金具3A、3Bと、前記端子金具3A、3Bを取り付けるハウジング8と、を備えている。
上記一対の電線A、Bは、導電性の芯線を絶縁性の被覆部で覆った所謂被覆電線A、Bである。この電線A、Bは、断面が丸形の丸電線である。これら一対の電線A、Bのうち、一方の電線Aは、前記自動車の車体に搭載されるバッテリなどの電源の正の電極に接続され、かつ、他方の電線Bは前記バッテリなどの前記電源の負の電極に接続される。また、これら一対の電線A、Bは、互いに並設される位置に配されている。また、本発明では、一対の電線A、Bとして、複数の芯線と、これら芯線を覆う絶縁被覆部を有し、複数の芯線が互いに間隔をあけて平行に配されたフラットケーブルを用いることもできる。
上記端子金具3A、3Bは、図2〜図4などに示すように、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られるものであり、これら端子金具3A、3Bは、互いに同一の形状に形成されている。また、各端子金具3A、3Bは、長尺状の本体部4と、前記本体部4の長手方向(矢印X)の一端部に設けられ、かつ、前記バルブの電極と接続する電気接触部としての電極接続部5と、本体部4の長手方向(矢印X)の他端部に設けられ、かつ、本体部4の幅方向(矢印Y)の縁部から本体部4の一方の表面4aに向かって立設する第1圧接刃6A、6Bと、電極接続部5と第1圧接刃6A、6Bとの間に設けられ、かつ、本体部4の幅方向(矢印Y)の縁部から本体部4の他方の表面4bに向かって立設する前記第2圧接刃7A、7Bと、を備えている。
また、本明細書に示す矢印Xは、本体部4、電極接続部5、端子金具3A、3Bの長手方向、及び、ハウジング8の長手方向を示しており、矢印Yは、前記矢印Xに対して直交する方向であり、本体部4、電極接続部5、端子金具3A、3Bの幅方向、及び、ハウジング8の幅方向を示しており、矢印Zは、ハウジング8の高さ方向、及び、端子金具3A、3Bに設けられた第1圧接刃6A、6B及び第2圧接刃7A、7Bの立設(延在)する方向を示している。
上記電極接続部5は、互いに間隔をあけて相対した一対の帯状の電極挟持片9と、これら一対の電極挟持片9の長手方向(矢印X)の一端部同士を連ねるとともに、本体部4の一端部と連なる連結部10と、を備えている。また、一対の電極挟持片9は、互いに近付く方向に凸に湾曲されており、これらの間に前記バルブが挿入される。このように電極接続部5は、本体部4の長手方向(矢印X)と平行な中心軸を回転中心として180度回転対称に設けられている。そして、一対の端子金具3A、3Bのうち、一方の端子金具3Aの一対の電極挟持片9は、正極・負極のうち一方の電極に電気的に接続され、かつ、他方の端子金具3Bの一対の電極挟持片9は、他方の電極に電気的に接続される。
上記第1圧接刃6A、6Bは、互いに対向する位置に一対設けられている。この第1圧接刃6A、6Bには、該第1圧接刃6A、6Bの先端部から本体部4に向かって(矢印Zに沿って)延在するスリット11が設けられている。
上記第2圧接刃7A、7Bは、互いに対向する位置に一対設けられている。この第2圧接刃7A、7Bには、該第2圧接刃7A、7Bの先端部から本体部4に向かって(矢印Zに沿って)延在するスリット11が設けられている。
これら端子金具3A、3Bは、本体部4の幅方向(矢印Y)に沿って並ぶ位置に配置されており、一対の端子金具3A、3Bが、互いに前記中心軸を回転中心として180度反転された状態で配置されている。このように配置された端子金具3A、3Bが、一対の電線A、Bに接続され、かつ、ハウジング8に取り付けられる際には、一方の端子金具3Aは、本体部4の一方の表面4aがハウジング8の表面(後述する圧接刃収容部18の表面18a)に重ねられることで、第1圧接刃6Bがハウジング8に近付く方向(矢印Z)に沿って立設(延在)し、後述するリブ20を挟持し、第2圧接刃7Bがハウジング8から離れる方向(矢印Z)に沿って立設(延在)し、電線Bを圧接し、かつ、他方の端子金具3Bは、本体部4の他方の表面4bがハウジング8の表面(後述する圧接刃収容部18の表面18a)に重ねられることで、第1圧接刃6Bがハウジング8から離れる方向(矢印Z)に沿って立設(延在)し、電線Aを圧接し、第2圧接刃7Bがハウジング8に近付く方向(矢印Z)に沿って立設(延在)し、後述するリブ20を挟持する。
上記ハウジング8は、絶縁性の合成樹脂で構成されていて、端子金具3A、3Bを収容可能な箱状に形成されている。また、ハウジング8は、長手方向(矢印X)が、端子金具3A、3Bと平行となるように取り付けられている。ハウジング8は、電線A、Bが接続される圧接刃6B、7Aなどを収容する電線収容部16を設けたハウジング本体部12と、電極接続部5を収容する電極収容部15と、端子金具3A、3Bに接続された電線A、Bを電線収容部16との間に挟持する電線挟持部13と、これらハウジング本体部12と電線挟持部13とを互いに連ねるヒンジ部14と、を備えている。また、電極収容部15と、ハウジング本体部12とは、ハウジング8の長手方向(矢印X)に沿って並ぶ位置に一体に設けられており、電極収容部15のハウジング8の幅方向(矢印Y)の寸法は、ハウジング本体部12よりも短く設けられている。
上記電線収容部16は、ハウジング8の幅方向(矢印Y)に沿って延在しており、圧接刃6B、7Aに接続された電線A、Bを、ハウジング8の幅方向(矢印Y)に沿って延在させている。また、電線収容部16には、電線A、Bが接続された圧接刃6B、7Aを収容する圧接刃収容部18と、圧接刃収容部18を互いの間に挟む位置に設けられた一対の凹み部17と、が設けられている。
上記圧接刃収容部18には、図5に示すように、圧接刃6A、7Bそれぞれが侵入する複数の侵入受け部19と、電線A、Bが接続された圧接刃6B、7Aそれぞれを支持する支持片21が設けられている。また、圧接刃収容部18は、表面18aが平坦に形成されている。これら複数の侵入受け部19は、圧接刃6A、7Bそれぞれに対応する位置に設けられおり、ハウジング8の長手方向(矢印X)に沿って互いに位置をずらされて設けられている。
上記侵入受け部19は、圧接刃6A、7Bが侵入可能に設けられており、表面18aに凹に設けられている。また、侵入受け部19には、凹に設けられた侵入受け部19の底部から凸に突出するリブ20(図5に示す)が設けられている。
上記リブ20は、板状に形成されている。また、リブ20は、ハウジング8の高さ方向(矢印Z)に沿って凸に突出するように設けられており、圧接刃6A、7Bのスリット11を通されて、圧接刃6A、7Bに挟持される。
上記凹み部17は、ハウジング8の幅方向(矢印Y)の両端部に設けられ、かつ、圧接刃収容部18の表面18aに対して凹に設けられている。また、凹に設けられた凹み部17は、電線挟持部13に設けられた後述する凸部22が侵入可能に設けられている。また、凹み部17には、後述する凸部22に設けられたロック部25に係止可能なロック受け部24が一対設けられている。
上記電極収容部15には、ハウジング8の長手方向(矢印X)に沿って開口する開口部が設けられている。この開口部には、前記バルブの電極が通される。電極収容部15は、端子金具3A、3Bの電極接続部5を収容しているので、開口部からバルブの電極を通すことで、前記電極(即ち、バルブ)と、電極接続部5(即ち、端子金具3A、3B)とが接続されている。
上記電線挟持部13は、圧接刃収容部18の表面18aを覆う電線押さえ部23と、電線押さえ部23の矢印Yの両端部に設けられた一対の凸部22と、を備えている。
上記凸部22には、一対のロック部25が設けられている。一対のロック部25は、矢印Xの両端部に設けられており、互いに近付く方向と離れる方向との双方に撓むことが可能に設けられている。
そして、凹に設けられた凹み部17に、凸に設けられた凸部22が侵入し、凸部22に設けられたロック部25が、ロック受け部24に係止することで、電線収容部16と電線挟持部13との間に配された電線A、Bが、U字状に屈曲された状態で挟持(保持)されることとなり、電線A、Bの長手方向(矢印Y)に引っ張られるなどして外力がかけられた際においても、電線A、Bが長手方向(矢印Y)に動かされることを防止する。
続いて、上述した照明装置の組み立て方法を説明する。まず、予め、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工を施すことで、端子金具3A、3Bを得る。そして、これら端子金具3A、3Bを矢印Yに沿って互いに並ぶ位置に配置し、端子金具3Bを長手方向(矢印X)の中心軸を回転中心として180度反転させた状態で、端子金具3Aの電極収容部15に電極接続部5を近づけて、端子金具3Aの一方の表面4aを圧接刃収容部18の表面18aに徐々に重ねて、端子金具3Aの第1圧接刃6Aを侵入受け部19に圧入する。すると、第1圧接刃6Aが、スリット11の内側にリブ20を通し、このリブ20を挟持することで、端子金具3Aがハウジング8に取り付けられる。次に、端子金具3Bの電極収容部15に電極接続部5を近づけて、端子金具3Bの他方の表面4bを圧接刃収容部18の表面18aに徐々に重ねて、端子金具3Bの第2圧接刃7Bを侵入受け部19に圧入する。すると、第2圧接刃7Bが、スリット11の内側にリブ20を通し、このリブ20を挟持することで、端子金具3Bがハウジング8に取り付けられる。こうして、一対の端子金具3A、3Bが、ハウジング8に取り付けられる。
次に、電源に接続された一対の電線A、Bを矢印Yに沿って電線収容部16に延在させて、まず、電線Aを端子金具3Aの第2圧接刃7Aに圧入する。すると、第2圧接刃7Aは、電線Aの被覆部を突き破りスリット11の内側に電線Aの芯線を通すことで、電線Aと端子金具3Aとを接続する。次に、電線Bを端子金具3Bの第1圧接刃6Bに圧入する。すると、第1圧接刃6Bは、電線Bの被覆部を突き破りスリット11の内側に電線Bの芯線を通すことで、電線Bと端子金具3Bとを接続する。こうして、電線A、Bと端子金具3A、3Bとが電気的及機械的に接続される。
次に、圧接刃収容部18の表面18aを電線押さえ部23が覆うように電線収容部15に電線挟持部13を近付ける。すると、電線収容部15を延在する電線A、Bが、凸部22に押圧されてU字状に屈曲する、と同時に、凸部22のロック部25が、凹み部17のロック受け部24に係止する。このように、電線挟持部13が電線収容部15に取り付けられることで、電線A、BがU字状に屈曲された状態で、電線挟持部13と電線収容部15との間に挟持(保持)される。
最後に、バルブの電極を開口部を通して、一対の電極挟持片9間に挿入する。こうして、バルブと端子金具3A,3Bとが電気的に接続されて、照明装置が完成する。こうして、端子金具3Aが、電線Aを介して、前記電源の正極、及び、前記バルブの正極の双方に接続され、かつ、端子金具3Bが、電線Bを介して、前記電源の負極、及び、前記バルブの負極の双方に接続されて、前記電源からの電力が、前記バルブに供給されて、照明装置は、一対の端子金具3A,3Bに電気接続されたスイッチがオン・オフされることにより、前記バルブを、点灯または消灯する。
上述した実施形態によれば、端子金具3A、3Bは、長尺状の本体部4と、前記本体部4の長手方向(矢印X)の一端部に設けられ、かつ、前記負荷としてのバルブに接続される電気接触部としての電極接続部5と、前記本体部4の長手方向(矢印X)の他端部に設けられ、かつ、前記本体部4の幅方向(矢印Y)の縁部から前記本体部4の一方の表面4aに向かって立設する第1圧接刃6A、6Bと、前記電気接触部としての電極接続部5と前記第1圧接刃6A、6Bとの間に設けられ、かつ、前記本体部4の幅方向(矢印Y)の縁部から前記本体部4の他方の表面4bに向かって立設する第2圧接刃7A、7Bと、を備えているので、前記第1圧接刃6A、6Bと前記第2圧接刃7A、7Bとのうち一方に電線A、Bを近づけて当該電線A、Bを圧入する容易な作業で、前記一方が前記電線A、Bを圧接し、端子金具3A、3Bと電線A、Bとを接続することができるので、生産性の向上を図った端子金具3A、3Bを提供することができる。
また、コネクタ1は、前記負荷としてのバルブの一対の電極それぞれに接続される一対の端子金具3A、3Bを備えたコネクタ1において、前記端子金具3A、3Bとして、請求項1に記載の端子金具3A、3Bと、前記端子金具3A、3Bが取り付けられるハウジング8と、を備え、前記ハウジング8は、前記第1圧接刃6A、6Bと前記第2圧接刃7A、7Bとのうち他方が挟持するリブ20を備えているので、前記他方にリブ20を近づけて当該リブ20を挟持させる容易な作業で、端子金具3A、3Bをハウジング8に取り付けることができるので、生産性の向上を図ったコネクタ1を提供することができる。
また、第1圧接刃6A、6Bと第2圧接刃7A、7Bとのうち一方が、電線A、Bを圧接することで端子金具3A、3Bと電線A、Bとを接続し、他方が、リブ30を挟持することで端子金具3A、3Bをハウジング8に取り付けているので、これら第1圧接刃6A、6Bと、第2圧接刃7A、7Bとを有効に活用することができる。
また、前記コネクタ1は、前記電気接触部としての電極接続部5が、前記長手方向(矢印X)と平行な中心軸を回転中心として180度回転対称に設けられており、前記一対の端子金具3A、3Bのうち一方の前記第1圧接刃6A,6Bが前記リブ20を挟持し、前記一方の前記第2圧接刃7A、7Bが前記電線A、Bを圧接し、かつ、前記一対の端子金具3A、3Bのうち他方の前記第1圧接刃6A,6Bが前記電線A、Bを圧接し、前記他方の前記第2圧接刃7A、7Bが前記リブ20を挟持しているので、電線A、Bに接続される、一方の端子金具3A、3Bの第2圧接刃7A、7Bと、他方の端子金具3A、3Bの第1圧接刃6A,6Bとが、端子金具3A、3Bの本体部4の長手方向(矢印X)に沿って位置をずらされて配置されることとなり、よって、同一形状に形成された一対の端子金具3A、3Bを用いて、該一対の端子金具3A、3Bそれぞれに電線A、Bを接続することを可能としたコネクタ1を提供することができる。また、一対の端子金具3A、3Bは、互いに同一形状に形成されているので、各端子金具3A、3Bを量産効果により低コスト化することができる。
また、照明装置が、請求項2または請求項3に記載のコネクタ1と、前記一対の端子金具3A、3Bに設けられた前記各電気接触部としての電極接続部5が前記一対の電極それぞれに接続される前記負荷としてのバルブと、を備えているので、低コスト化を図った照明装置を提供することができる。
なお、上述した本発明のコネクタ1を構成する端子金具3A、3Bによれば、一対の端子金具3A、3Bのうち一方の端子金具3Aの前記第1圧接刃6Aが前記リブ20を挟持し、前記一方の端子金具3Aの前記第2圧接刃7Aが前記電線Aを圧接し、かつ、他方の端子金具3Bの前記第1圧接刃6Bが前記電線Bを圧接し、前記他方の端子金具3Bの前記第2圧接刃7Bが前記リブ20を挟持しているが、本発明はこれに限ったものではなく、一方の端子金具3Aの前記第2圧接刃7Aが前記リブ20を挟持し、前記一方の端子金具3Aの前記第1圧接刃6Aが前記電線Aを圧接し、かつ、他方の端子金具3Bの前記第2圧接刃7Bが前記電線Bを圧接し、前記他方の端子金具3Bの前記第1圧接刃6Bが前記リブ20を挟持してもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コネクタ
3A、3B 端子金具
4 本体部
4a 一方の表面
4b 他方の表面
5 電極接続部(電気接触部)
6A、6B 第1圧接刃
7A、7B 第2圧接刃
8 ハウジング
20 リブ
A、B 電線
矢印X 長手方向

Claims (4)

  1. 負荷と電線とを接続する端子金具であって、
    長尺状の本体部と、
    前記本体部の長手方向の一端部に設けられ、かつ、前記負荷に接続される電気接触部と、
    前記本体部の長手方向の他端部に設けられ、かつ、前記本体部の幅方向の縁部から前記本体部の一方の表面に向かって立設する第1圧接刃と、
    前記電気接触部と前記第1圧接刃との間に設けられ、かつ、前記本体部の幅方向の縁部から前記本体部の他方の表面に向かって立設する第2圧接刃と、を備え、
    前記第1圧接刃と前記第2圧接刃とのうち一方が、前記電線を圧接していることを特徴とする端子金具。
  2. 負荷の一対の電極それぞれに接続される一対の端子金具を備えたコネクタにおいて、
    前記端子金具として、請求項1に記載の端子金具と、
    前記端子金具が取り付けられるハウジングと、を備え、
    前記ハウジングが、前記第1圧接刃と前記第2圧接刃とのうち他方に挟持されるリブを備えたことを特徴とするコネクタ。
  3. 前記電気接触部が、前記長手方向と平行な中心軸を回転中心として180度回転対称に設けられており、
    前記一対の端子金具のうち一方の前記第1圧接刃が前記リブを挟持し、前記一方の前記第2圧接刃が前記電線を圧接し、かつ、前記一対の端子金具のうち他方の前記第1圧接刃が前記電線を圧接し、前記他方の前記第2圧接刃が前記リブを挟持していることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のコネクタと、
    前記一対の端子金具に設けられた前記各電気接触部が前記一対の電極それぞれに接続される前記負荷としてのバルブと、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
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