JP2011123571A - 指示体位置検出機能付き電子機器、入力方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子機器の表示パネルに積層された指示体位置検出部により、検出面上にて指示体が指示する位置を検出し、電子機器の持つ制御部により、表示パネルに表示された画像に含まれる、機能が割り当てられた複数の機能表示部のうち少なくとも、指示体により最初に指示された機能表示部(初期機能表示部)を特定する。また、制御部により、初期機能表示部を指示した指示体が検出面から離れない状態で、当該指示体により最後に指示された機能表示部(最終機能表示部)を特定し、最終機能表示部を特定した後、初期機能表示部に割り当てられた機能と、最終機能表示部に割り当てられた機能のそれぞれを有効とする。そして、表示処理部により、表示パネルに表示すべき画像を生成し、表示する。
【選択図】図15
Description
またアプリケーションの起動の操作についても手間がかかる点では同様である。例えば、ユーザがメール機能を使いたい場合は、タッチパネルスクリーン上に表示されている『メール』アイコン上を入力ペンでタッチして、メールのアプリケーションを立ち上げる。そして、その後テレビジョン放送番組(以下、単に「TV」と称することがある。)を見たい場合は、TVボタンを押すか(携帯端末が、TVを起動させるための専用ボタンを搭載している場合)、もしくは一度メニュー画面に戻ってTV機能を起動させる必要があり非常に面倒である。特許文献1に記載された技術にしても同時に、複数のアプリケーションを起動させる操作を同時に行うことができず、1つのアプリケーションを起動した後、再度アイコンを選択して2つ目のアプリケーションを起動しなければならなかった。
1.第1の実施の形態(指示体を画面につけたまま文字の入力を行う例)
2.第2の実施の形態(指示体を用いて2つのアイコンを同時に選択する例)
3.第3の実施の形態(指示体で円を描くようにして3つのアイコンを同時に選択
する例)
4.第4の実施の形態(指示体を停止させて3つのアイコンを同時に選択する例)
第1の実施の形態は、指示体位置検出機能付き電子機器において、指示体を用いて文字の入力を至極簡単に行えるようにしたものである。以下の実施の形態では、本発明の指示体位置検出機能付き電子機器を携帯電話端末に適用した例について説明する。
[携帯電話端末のブロック構成]
携帯電話端末1は、マイクロプロセッサ等よりなる制御部11を備え、制御部11は、制御信号が伝送される制御ライン29C又はデータが伝送されるデータライン29Dを介して、携帯電話端末1内の各部と接続されている。そして制御部11は、これらのラインを通して各部と通信を行い、各部の動作制御を行う。後述するタッチパネル16での指示体位置検出結果に基づく、入力処理等も行う。
表示パネル15は、液晶表示ディスプレイや有機ELディスプレイなどが表示手段として使用され、制御部11による制御に基づいて表示処理部17で処理された各種情報を含む画像の表示を行う。
なお、本発明における処理の対象は、カメラ24で撮像した画像データやテレビジョン放送番組の画像だけでなく、例えば図4(a)〜図4(c)の文字表示部14aに表示される文字や図10(c)のようなアプリケーション表示画面40A、その他表示部14に表示される画像も含まれる。
図2は、携帯電話端末1の正面図を示している。
タッチスクリーン(表示部14)を装備した携帯電話端末1では、タッチスクリーン上に文字列や数字列のソフトキーが表示されるため、またタッチパネル16を使用して入力が行われるため、筐体2に操作部18のキーの数が少ないのが特徴である。さらにキーが全く無い携帯電話端末も存在する。
メール本文入力画面30は表示部14に表示された文字入力画面の一例である。この例では、メール本文を作成するために、メール本文入力画面30の文字入力部14bに、『あ』『か』『さ』『た』』『な』『は』『ま』『や』『ら』『わ』の仮名文字、『1』『2』『3』『4』『5』『6』『7』『8』『9』『0』の数字が表示されている。これらの文字列や数字列は、特許請求の範囲に記載されている、個別に機能が割り当てられた「機能表示部」の例である。なお、図3の例では、文字列(『あ』『か』『さ』『た』』『な』)と(『は』『ま』『や』『ら』『わ』)の間に、数字列(『1』『2』『3』『4』『5』)を挿入し、(『6』『7』『8』『9』『0』)は最下列に配列したが、これら文字列や数字列の並べ方は一様に決まったものではなく、自由に変えられるものである。
この例では、例えば「う」を入力する場合を示している。まず、文字入力部14bの『あ』上に指示体3(例えば「スタイラスペン」等)の先端を当てる(図4(a))。このときメール本文入力画面30の文字表示部14aには、「あ」が表示される。続いて、指示体3の先端を画面(検出面)に接触させたまま当該指示体3の先端を『3』上まで持っていく(図4(b))。そして、『3』上で指示体3を画面から離すことにより「う」が入力され、文字表示部14aに「う」が表示される。
第1の実施の形態の変形例1として、文字入力部14bの『6』『7』『8』『9』『0』に、それぞれ「あ段」「い段」「う段」「え段」「お段」を割り当てるようにしてもよい。
例えば「け」を入力する場合、まず文字入力部14bの『あ』上に指示体3の先端を当て、指示体3を画面に接触させたまま『9』まで持っていき、『9』上で指示体3の先端を画面から離すことにより、「け」が入力される。
第1の実施の形態の変形例2は、仮名文字に代えて、英文字を簡単に入力できるようにしたものである。
例えば、図7に示すように、文字表示部14b(図3)の『あ』『か』『さ』『た』』『な』『は』『ま』『や』『ら』『わ』の仮名文字を、『A』『F』『K』『P』『U』の英文字に置き換えることで対応可能である。英文字の場合、上述した日本語の50音のような子音と母音の規則性はない。そこで、英文字の『A』と数字の『1』の組合せで『A』を、『A』と『2』の組合せで『B』を、『A』と『3』の組合せで『C』を、『A』と『4』の組合せで『D』を、『A』と『5』の組合せで『E』を表すようにする。『F』『K』『P』『U』についても同様の要領で入力できるようにする。なお、『U』と『6』で『Z』を表すものとする。また、小文字キーを選択して大文字モードと切り替えることにより、小文字の英文字も簡単に入力することができる。
まず指示体3の先端で文字表示部14b1上の『A』にタッチする(図7(a))。次に、指示体3の先端を『A』に当てたまま『3』に持って行くと、文字表示部14aに入力中の英文字として「C」が表示される(図7(b))。ここで、ユーザが間違いに気づき、指示体3の先端を『3』から『2』へ移動させ、指示体3の先端を『2』から離すと「B」が入力され、文字表示部14aに確定した英文字として「B」が表示される(図7(c))。制御部11は、指示体3が指示した位置の初期座標と最終座標を検出するので(図6参照)、指示体3は『A』と『2』を指示したと判定し、結果として「B」が入力される。
図8は、表示部14の表示パネル15に、『メール』『TV』『音楽』の各アプリケーションを起動させるためのアイコン41,42,43が表示された様子を示している。例えばユーザがメール機能を使いたい場合は、表示パネル15に表示されている『メール』アイコン41上を指示体3でタッチして、メール用アプリケーションを起動させることになる。従来は、その後にテレビジョン放送番組を見たい場合は、(携帯電話端末がTV機能を起動させるための専用ボタンを搭載している場合)TVボタンを押していた。もしくは一度メニュー画面40に戻って『TV』アイコン43をタッチし、TV機能を起動させる必要があるので、非常に面倒であった。
画面に表示するアイコンの有効領域として、アイコンごとに矩形の4つの角に対応する座標を設定する。表示されたアイコンに対する矩形の大きさは、適切な大きさに設計されるものとする。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る入力方法を説明する図である。
2つのアプリケーションを立ち上げる場合、図10に示すように、まず、表示部14に表示された『メール』アイコン41上に指示体3の先端を当てる(図10(a))。そして、指示体3をタッチパネル16から離さず当てたまま、『TV』アイコン42上まで持っていき、『TV』アイコン42上で指示体3をタッチパネル16から離す(図10(b))。このとき制御部11は、図4の例と同様に、指示体3が指示する位置の初期座標が『メール』アイコン14の有効領域内であり、またその停止座標が『TV』アイコン42の有効領域内であることを確認している。本実施の形態は、このような簡単な操作により、『メール』と『TV』の2つのアプリケーションを同時に立ち上げて、アプリケーション表示画面40Aを表示させることができる(図10(c))。
図11(a)、(b)、(c)は、本発明の第2の実施の形態に係る入力方法の変形例1を説明する図である。この変形例1は、指示体3が2つのアイコンの間に配置されたアイコンを指示しても、当該アイコンに割り当てられた機能を有効としないというものである。
第3の実施の形態では、指示体位置検出機能付き電子機器において、指示体を用いて3つのアイコンを同時に選択できるようにしたものである。
まず、表示部14に表示された『メール』アイコン41上に指示体3の先端を当てる(図12(a))。そして指示体3をタッチパネル16に当てたまま、『TV』アイコン42の周りを円を描くように一周させてから『音楽』アイコン43上まで持っていき、『音楽』アイコン43上で指示体3をタッチパネル16から離す(図12(b))。このような操作により、『メール』と『TV』、そして『音楽』の3つのアプリケーションが同時に立ち上げられ、アプリケーション表示画面40Cが表示される(図12(c))。
図13は、アイコンの登録座標を説明する図である。図14は、指示体が指示する位置の時間と座標との関係を記録したテーブルを示す図である。
以下、制御部11において、アイコンが囲まれたことを認識する方法を詳細に説明する。
まず、(x,y)座標のxまたはyのいずれかが、0または1であるかどうかを認識する。それらを認識することにより、最初に辺51〜54のいずれの辺を横切ったのかを認識する。下記[1]〜[4]に、最初にy=0を検出した場合、x=0を検出した場合、y=1を検出した場合、x=1を検出した場合について、それぞれ示す。
制御部11は、y=0を検出した場合、つまり交点の座標(s,0)を検出したら(「s」は任意座標)、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy>0になるかどうかを監視する。y>0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。次に(0,s)、もしくは(1,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になる場合は、指示体3の軌跡が辺51→辺52→辺53→辺54→辺51の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
逆に、交点の座標が(1,s)になる場合は、指示体3の軌跡が辺51→辺54→辺53→辺52→辺51の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,1)になるかどうかを監視する。(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(1,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(s,0)になるかどうかを監視する。(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺51→辺52→辺53→辺54→辺51の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,1)になるかどうかを監視する。(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
次に、交点の座標(0,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(s,0)になるかどうかを監視する。(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺51→辺54→辺53→辺52→辺51の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、x=0を検出した場合、つまり交点の座標(0,s)を検出したら(「s」は任意座標)、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。次に(s,1)、もしくは(s,0)になるかどうかを監視する。(s,1)になる場合は、指示体3の軌跡が辺52→辺53→辺54→辺51→辺52の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
逆に、交点の座標が(s,0)になる場合は、指示体3の軌跡が辺52→辺51→辺54→辺53→辺52の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(1,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,0)になるかどうかを監視する。(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(0,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺52→辺53→辺54→辺51→辺52の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(1,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,1)になるかどうかを監視する。(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(0,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺52→辺51→辺54→辺53→辺52の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、y=1を検出した場合、つまり交点の座標(s,1)を検出したら(「s」は任意座標)、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy<1になるかどうかを監視する。y<1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。次に(1,s)、もしくは(0,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になる場合は、指示体3の軌跡が辺53→辺54→辺51→辺52→辺53の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
逆に、交点の座標が(0,s)になる場合は、指示体3の軌跡が辺53→辺52→辺51→辺54→辺53の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,0)になるかどうかを監視する。(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(0,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(s,1)になるかどうかを監視する。(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺53→辺54→辺51→辺52→辺53の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,0)になるかどうかを監視する。(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(1,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(s,1)になるかどうかを監視する。(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺53→辺52→辺51→辺54→辺53の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、x=1を検出した場合、つまり交点の座標(1,s)を検出したら(「s」は任意座標)、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。次に(s,0)、もしくは(s,1)になるかどうかを監視する。(s,0)になる場合は、指示体3の軌跡が辺54→辺51→辺52→辺53→辺54の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
逆に、交点の座標が(s,1)になる場合は、指示体3の軌跡が辺54→辺53→辺52→辺51→辺54の順番で横切った場合のみ、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(0,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(1,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺54→辺51→辺52→辺53→辺54の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
制御部11は、交点の座標が(s,1)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺53に達したことになる。次に、y座標がy>1になるかどうかを監視する。y>1になった場合は、指示体3が辺53を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(0,s)になるかどうかを監視する。(0,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺52に達したことになる。次に、x座標がx<0になるかどうかを監視する。x<0になった場合は、指示体3が辺52を横切ったことになる。
次に、交点の座標が(s,0)になるかどうかを監視する。(s,0)になった場合は、そのx座標が0<x<1かどうかを確認する。もし0<x<1の場合は指示体3が辺51に達したことになる。次に、y座標がy<0になるかどうかを監視する。y<0になった場合は、指示体3が辺51を横切ったことになる。
最後に、交点の座標が(1,s)になるかどうかを監視する。(1,s)になった場合は、そのy座標が0<y<1かどうかを確認する。もし0<y<1の場合は指示体3が辺54に達したことになる。次に、x座標がx>1になるかどうかを監視する。x>1になった場合は、指示体3が辺54を横切ったことになる。
以上より、指示体3の軌跡は、辺54→辺53→辺52→辺51→辺54の順番で横切ったことになり、{(0,0),(1,0),(1,1),(0,1)}で位置登録されたアイコンを囲んだものと判断する。
まず、制御部11は、指示体3が当てられた(タッチされた)アイコンのアプリケーションを確認する(ステップS11)。その後、指示体3がタッチパネル16から離されたかどうかを確認する(ステップS12)。指示体3が離された場合、選択されたアプリケーション(タッチされたアイコン)を起動する(ステップS17)。
上記第3の実施の形態では、指示体3の先端をアイコンの周りを一周させて複数のアプリケーションを同時に立ち上げる方法であるが、第4の実施の形態は、アイコンの周りを一周させるのではなく、アイコン上でx秒間停止し、その後に移動することでアイコンを選択する方法である。
まず、表示部14に表示された『メール』アイコン41上に指示体3の先端を当てる(図16(a))。そして指示体3をタッチパネル16に当てたまま、『TV』アイコン42上でx秒間停止し(図16(b))、その後、指示体3を『音楽』アイコン43上まで持っていく。そして、指示体3を『音楽』アイコン43上でx秒間停止し、その後、指示体3をタッチパネル16から離すことで、『メール』と『TV』、そして『音楽』の3つのアプリケーションを同時に立ち上げることができるものである(図16(c))。ここでx秒間のxは、工場出荷時又はユーザにより任意に設定されるものであるが、通常2秒くらいが想定される。
まず、制御部11は、指示体3が当てられた(タッチされた)アイコンのアプリケーションを確認する(ステップS21)。その後、指示体3がタッチパネル16から離されたかどうかを確認する(ステップS22)。指示体3が離された場合、選択されたアプリケーション(タッチされたアイコン)を起動する(ステップS27)。
Claims (9)
- 機能が割り当てられた機能表示部を含む画像を表示するための表示パネルと、
前記表示パネルに積層され、検出面上にて指示体が指示する位置を検出する指示体位置検出部と、
前記表示パネルに表示された画像に含まれる複数の機能表示部のうち少なくとも、前記指示体により最初に指示された機能表示部(初期機能表示部)に割り当てられた機能と、前記初期機能表示部を指示した前記指示体が前記検出面から離れない状態で、当該指示体により最後に指示された機能表示部(最終機能表示部)に割り当てられた機能のそれぞれを有効とする制御を行う制御部と、
前記表示パネルに表示すべき画像を生成する表示処理部と、を含む
指示体位置検出機能付き電子機器。 - 前記制御部は、前記初期機能表示部と前記最終機能表示部との間で、前記指示体により指示された機能表示部(中間機能表示部)に割り当てられた機能をさらに有効とする
請求項1に記載の指示体位置検出機能付き電子機器。 - 前記制御部は、前記初期機能表示部と前記最終機能表示部との間に配置された機能表示部が前記指示体の軌跡で囲まれた場合、当該機能表示部を前記中間機能表示部として認識する
請求項2に記載の指示体位置検出機能付き電子機器。 - 前記制御部は、前記指示体が、前記初期機能表示部と前記最終機能表示部との間に配置された機能表示部上で所定時間停止した場合、当該機能表示部を前記中間機能表示部として認識する
請求項2に記載の指示体位置検出機能付き電子機器。 - 前記制御部は、前記指示体が前記検出面から離れたときに指示されていた機能表示部を、前記最終機能表示部として認識する
請求項1乃至4に記載の指示体位置検出機能付き電子機器。 - 前記制御部は、前記指示体が前記初期機能表示部と前記最終機能表示部との間に配置された機能表示部を指示しても、当該機能表示部に割り当てられた機能を有効としない
請求項1に記載の指示体位置検出機能付き電子機器。 - 前記機能表示部はアイコンである
請求項1乃至6のいずれかに記載の指示体位置検出機能付き電子機器。 - 電子機器の表示パネルに積層された指示体位置検出部により、検出面上にて指示体が指示する位置を検出する工程と、
前記電子機器の制御部により、前記表示パネルに表示された画像に含まれる、機能が割り当てられた複数の機能表示部のうち少なくとも、前記指示体により最初に指示された機能表示部(初期機能表示部)を特定する工程と、
前記制御部により、前記初期機能表示部を指示した前記指示体が前記検出面から離れない状態で、当該指示体により最後に指示された機能表示部(最終機能表示部)を特定する工程と、
前記制御部により、前記最終機能表示部を特定した後、前記初期機能表示部に割り当てられた機能と、前記最終機能表示部に割り当てられた機能のそれぞれを有効とする工程と、
表示処理部により、前記表示パネルに表示すべき画像を生成する工程と、を含む
入力方法。 - 電子機器の表示パネルに積層された指示体位置検出部により、検出面上にて指示体が指示する位置を検出する機能と、
前記電子機器の制御部により、前記表示パネルに表示された画像に含まれる、機能が割り当てられた複数の機能表示部のうち少なくとも、前記指示体により最初に指示された機能表示部(初期機能表示部)を特定する機能と、
前記制御部により、前記初期機能表示部を指示した前記指示体が前記検出面から離れない状態で、当該指示体により最後に指示された機能表示部(最終機能表示部)を特定する機能と、
前記制御部により、前記最終機能表示部を特定した後、前記初期機能表示部に割り当てられた機能と、前記最終機能表示部に割り当てられた機能のそれぞれを有効とする機能と、
前記電子機器の表示処理部により、前記表示パネルに表示すべき画像を生成する機能と、
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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JP2009278881A JP2011123571A (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | 指示体位置検出機能付き電子機器、入力方法およびプログラム |
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Citations (4)
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2009
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