JP2011122751A - 製氷装置および冷却貯蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫への組立て作業性の向上、および清掃性向上を図った制御回路付自動製氷装置を提供する。
【解決手段】断熱性の基板3に、少なくとも給水ユニット4および給水ユニット4の運転を制御する制御基板21aを有した製氷ユニット5を取付け、その基板3を、冷蔵庫本体51内を冷蔵室52と冷凍室53に区画する断熱壁30の開口部31に嵌合する構成としたもので、給水ユニット4、製氷ユニット5を、十分な作業空間を確保した環境下で組立てることができ、作業者にかかる作業姿勢の改善を図るとともに、製氷ユニット5の電気配線が容易であるうえに、脱着が容易で清掃性を向上することができるものである。
【選択図】図6

Description

本発明は、家庭用電気冷蔵庫等に搭載される自動製氷装置および冷却貯蔵装置に関するものである。
家庭用電気冷蔵庫に搭載される自動製氷装置は、製氷のための水を貯留する給水タンクと、前記給水タンクの水を製氷皿へ給水する給水ポンプと、前記製氷皿を捻り変形させて離氷する駆動装置によって構成されている。
従来、家庭用冷蔵庫に搭載されている自動製氷装置は、冷蔵庫本体への搭載に際して冷蔵室と冷凍室を仕切る断熱仕切り壁が冷蔵庫本体に固定された後に組込まれるものであった。
また、製氷装置の構成を簡単にし、製造コストを低減するために、給水タンクと給水装置と製氷皿を一体化構成とした冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記特許文献1に開示された従来の自動製氷装置について説明する。
図7は、従来の冷蔵庫に使用されている製氷装置の要部断面図である。
図7において、冷凍室101内に配置された製氷ユニット102は、製氷皿103と、氷を貯氷する貯氷箱104と、製氷皿103に給水する給水ユニット105とより構成されている。
給水ユニット105は、給水タンク106と給水弁107と給水パイプ108を備えており、給水タンク106と給水弁107を断熱箱109の中に配置するとともに、給水タンク106内の水が凍結しないように発熱体110を配置しており、発熱体110の発熱動作を制御する温度検出器111を有している。また、給水タンク106が所定の位置に設置されているかどうかを検出する設置検出器112を設けている。断熱箱109の一部には、開閉可能な開閉扉113を設けており、さらに開閉状態を検出する開閉検出器114を有し、開閉扉113を閉駆動させるためのモータ等の駆動装置115が配置されている。
以上のように構成された製氷装置は、開閉扉113を開けて給水タンク106に水を貯め、その後、給水弁107が開き、給水パイプ108を通って製氷皿103に給水されるもので、製氷皿103に供給された水は、冷凍室1の冷気にさらされ、凍結し氷を生成することとなる。生成された氷は製氷皿103を回動することにより離氷され、製氷皿7の下部の貯氷箱104内に落下して貯氷される。
一方、家庭用等の冷蔵庫において、断熱壁を挟んで冷蔵温度帯の貯蔵室と冷凍温度帯の貯蔵室を配置し、冷蔵温度帯の貯蔵室に給水ユニットを設け、冷凍温度帯の貯蔵室に製氷ユニットを設けた構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、予め製氷装置を組込んだ断熱仕切り壁を、冷蔵庫本体へ組込む構成も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−72640号公報 特開2005−233582号公報 特開2009−180411号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成は、製氷ユニット102と給水ユニット105を一体化し、冷凍室101内に配置する関係から、給水ユニット102を断熱箱109内に設ける等、構成が必然に大きくなってしまい、冷凍食品等の冷凍室101への収納量が削減されてしまうものである。
また、製氷ユニット102と給水ユニット105が離れた配置であり、両者を位置決め、固定する基盤部材が必要となり、かかる場合においても、給水ユニット105の給水パイプ108先端と製氷ユニット102を構成する製氷皿103の位置合わせを精度よく行う必要があり、結果的に組立てに時間を要する構成であった。また、断熱箱109内の発熱体110、温度検出器111、設置検出器112、開閉扉113、開閉検出器114およびモータ等の駆動装置115の配線(図示せず)およびコネクタ(図示せず)をそれぞれ冷蔵庫内の所定の電線接続部に接続しなければならず、それぞれの配線が複雑になることにより作業効率が悪いものであった。
さらに、特許文献2の構成は、給水ユニットおよび製氷ユニットが、断熱壁の表裏面にそれぞれ取付けられるものであるが、冷蔵庫本体に断熱壁を取付けた後から給水ユニットおよび製氷ユニットを組込む手順が一般的であり、かかる作業は、限られた空間(冷蔵室、冷凍室)内に上半身あるいは手指を入れての作業となるため、作業者に負担をかける姿勢が余儀なくされ、作業効率も悪いものであった。
また、水が通る経路を構成する部品を取り外して掃除する場合も、限られた空間(冷蔵室、冷凍室)内に上半身あるいは手指を入れての作業となることから、取り外しが容易ではなく、ユーザーまたはサービスマンに負担をかけるものであった。
さらに、特許文献3の構成は、製氷装置を構成する各種電装品を、冷蔵庫本体に設けられた制御装置へ個々に接続する作業が伴い、接続作業に負荷が伴う課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、製氷装置の大型化を抑制して貯蔵室における物品収納スペースを確保し、さらに、作業姿勢を良好にして組立てが行える製氷装置を構成するとともに、かかる製氷装置を具備する冷却貯蔵装置の組立て作業性の向上と清掃性の向上をはかることを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明は、給水ポンプの運転を制御する制御基板を具備した給水ユニット、あるいは製氷皿からの離氷を行う駆動部の運転を制御する制御基板内蔵の制御ケースを設けた製氷ユニットを予め断熱基板に取付け、その給水ユニットあるいは製氷ユニットを取付けた断熱基板を、貯蔵装置本体の断熱仕切り壁に設けた開口部へ取付ける構成としたものである。
これによって、製氷装置(給水ユニットあるいは製氷ユニット)の断熱基板への取付け作業が、貯蔵空間に制約されることなく、広い作業空間で行え、作業者にかける負担の軽減化が可能となり、該負担の軽減に起因して組立て精度を高めることができる。また、給
水ユニット、あるいは製氷ユニットは、それぞれの運転を制御する制御基板、あるいは制御基板内臓の制御ケースを具備しているため、貯蔵装置との電気配線接続もコネクタ接続等の簡易な接続構造とすることができ、電気配線作業の簡略化をはかることができる。
さらに、冷却貯蔵装置においても、上記製氷装置を、予め断熱仕切り壁の開口部へ組込むことにより、冷蔵温度帯、冷凍温度帯それぞれの貯蔵室の仕切り作業(断熱仕切り壁の取付け作業)に連動して、該貯蔵室への給水ユニットあるいは製氷ユニットの設置が行え、冷却貯蔵装置の組立て作業性をよくすることができるものである。
また、給水ユニットと製氷ユニットが同一面に配置されないため、貯蔵室における物品収納スペースを確保することができる。
本発明は、製氷装置の組立てに伴う作業者の負担軽減をはかり、これに起因して組立て精度の低下の抑制、および円滑な組立て作業が可能となるとともに、製氷装置の容易な電気配線接続を可能としたことにより、品質の安定化と、生産性を向上することができる。
さらに、取り外し容易なサイズの製氷装置であることから、製氷装置全体を取り外して清掃することが可能となり、清掃性の向上とメンテナンス性の向上をはかることができるものである。
また、冷却貯蔵装置への取付けは断熱仕切り壁に設けた開口部にはめ込むだけで装置の組込みが行えるため、冷却貯蔵装置の組立て作業性を向上することができるものである。
さらに、製氷装置の組込み後においても、貯蔵室における物品収納スペースを確保し、使い勝手の低下を抑制することができるものである。
本発明の実施の形態1における自動製氷装置の斜視図 同実施の形態1における自動製氷装置の断面図 同実施の形態1における自動製氷装置の組立て状態を示す作業台の斜視図 同実施の形態1における自動製氷装置の異なる取付け構成を示す図2相当図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の扉を外した本体の斜視図 同実施の形態2における冷蔵庫本体の組立て途中の斜視図 従来例を示す自動製氷装置の要部断面図
請求項1に記載の発明は、断熱基板の一面に、給水タンクと、前記給水タンク内の水を、給水管路を介して給水ノズルへ送り出し、製氷ユニットへの給水を可能とする給水ポンプと、前記給水ポンプの運転を制御する制御基板と、少なくとも前記給水管路と給水ノズルを固定する給水ケースと、前記給水管路において該給水管路と前記給水タンクの連結、分離を可能とする接続部を具備した給水ユニットを配置し、さらに、前記断熱基板に、前記給水タンクの載置面を形成し、前記載置面に、前記給水管路と前記給水タンクの接続部における接続の位置規制を行うガイド部を設け、さらに前記給水ケースを前記断熱基板に固定し、前記断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置である。
かかる構成とすることにより、給水ユニットの組立てに、十分な作業空間を確保することができる。その結果、作業者への負担を軽減し、作業性を良くすることができ、これに起因して組立て品質の安定化をはかることができる。
さらに、前記給水タンクの載置面に設けたガイド部により、前記給水タンクと前記給水管路における接続の位置規制を行うため、給水経路の形成が円滑に行え、前記給水タンクの装着性の向上をはかることができる。
また、断熱仕切り壁の貯蔵装置への取付け後に、前記断熱仕切り壁の開口部へ給水ユニットが一体になった製氷装置を装着することができるため、貯蔵装置の組立て効率を向上することができる。
さらに、製氷装置の断熱仕切り壁への装着後においても、断熱基板ごと製氷装置(給水ユニット)を取り出すことが可能であるため、製氷装置全体を取り外しての清掃が可能となり、清掃性の向上とメンテナンス性の向上をはかることができるものである。
また、給水ユニットは、給水ポンプの運転を制御する制御基板を具備しているため、冷却貯蔵装置との配線接続作業を簡略化することができる。
請求項2に記載の発明は、断熱基板の一面に、所定間隔を介して軸支持部と駆動部を取付け、前記軸支持部と駆動部の間に、一端が前記軸支持部に支持され、他端が前記駆動部に連結された製氷皿を設けて製氷ユニットを構成し、前記製氷皿を、可撓性を有する樹脂製とし、また、前記駆動部を、前記可撓性を利用して前記製氷皿に捻り応力を作用させる駆動部とし、さらに、前記駆動部の運転を制御する制御基板内蔵した制御ケースを設け、前記断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置である。
かかる構成とすることにより、製氷ユニットの組立てに、十分な作業空間を確保することができ、その結果、作業者への負担を軽減し、作業性を良くすることができる。また、これに起因して組立て品質の安定化をはかることができるとともに、制御ケース内に、制御基板を含め、製氷ユニットを駆動させるための電気配線を集約することができ、冷却貯蔵装置との配線接続作業を容易かつ簡略化することができる。
また、断熱仕切り壁の貯蔵装置への取付け後に、前記断熱仕切り壁の開口部へ製氷ユニットが一体になった製氷装置を装着することができるため、貯蔵装置の組立て効率を向上することができるものである。
さらに、製氷装置の断熱仕切り壁への装着後においても、断熱基板ごと製氷装置(製氷ユニット)を取り出すことが可能であるため、製氷装置全体を取り外しての清掃が可能となり、清掃性の向上とメンテナンス性の向上をはかることができるものである。
請求項3に記載の発明は、基板に、所定間隔を介して軸支持部と駆動部を取付け、前記軸支持部と駆動部の間に、一端が前記軸支持部に支持され、他端が前記駆動部に連結された製氷皿を設けて製氷ユニットを構成し、前記製氷皿を、可撓性を有する樹脂製とし、また、前記駆動部を、前記可撓性を利用して前記製氷皿に捻り応力を作用させる駆動部とし、さらに、前記駆動部の運転を制御する制御基板を内蔵した制御ケースを設け、前記製氷ユニットを取付けた基板を、断熱基板に着脱可能に取付け、該断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置である。
かかる構成とすることにより、製氷ユニットの組立てに、十分な作業空間を確保することができる。その結果、作業者への負担を軽減し、作業性を良くすることができ、これに起因して組立て品質の安定化をはかることができるとともに、制御ケース内に、制御基板を含め、製氷ユニットを駆動させるための電気配線を集約することができ、冷却貯蔵装置
との配線接続作業を容易かつ簡略化することができる。
さらに、製氷ユニットは、基板を介して断熱基板に着脱可能に取付けられた構成であるため、断熱基板への取付けに際して、製氷ユニットの取付け位置の微調整が可能となり、その結果、製氷ユニットの位置ずれに伴う不都合を解消することができ、また冷却貯蔵装置の組込み後においても、貯蔵室を形成する断熱仕切り壁より製氷ユニットを断熱基板ごと取り外すことができるため、貯蔵装置への装着後における製氷ユニットの清掃、メンテナンスが可能となり、その作業も容易とするものである。
また、断熱仕切り壁の貯蔵装置への取付け後に、前記断熱仕切り壁の開口部へ製氷ユニットが一体になった製氷装置を装着することができるため、貯蔵装置の組立て効率を向上することができるものである。
請求項4に記載の発明は、断熱基板の一面に、給水タンクと、前記給水タンク内の水を、給水管路を介して給水ノズルへ送り出し、製氷ユニットへの給水を可能とする給水ポンプと、少なくとも前記給水管路と給水ノズルを固定する給水ケースと、前記給水管路において該給水管路と前記給水タンクの連結、分離を可能とする接続部を具備した給水ユニットを配置し、さらに、前記給水ユニットを配置した面に、前記給水タンクの載置面を形成し、前記載置面に、前記給水管路と前記給水タンクの接続部における接続の位置規制を行うガイド部を設け、また、前記断熱基板の他面に、所定間隔を介して軸支持部と駆動部を取付け、前記軸支持部と駆動部の間に、一端が前記軸支持部に支持され、他端が前記駆動部に連結された製氷皿を設けて製氷ユニットを構成し、前記製氷皿を、可撓性を有する樹脂製とし、さらに前記駆動部を、前記可撓性を利用して前記製氷皿に捻り応力を作用させる駆動部とし、少なくとも前記駆動部の運転、または前記給水ポンプの運転のいずれかを制御する制御基板を内蔵した制御ケースを設け、さらに、前記断熱基板を貫通して一端が前記製氷皿上に開口し、他端が前記給水ノズルと連通する給水パイプを設け、前記給水ユニットおよび製氷ユニットを具備する断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置である。
かかる構成とすることにより、前記給水ユニットおよび製氷ユニットの組立てに、十分な作業空間を確保することができ、その結果、作業者への負担を軽減し、作業性を良くすることができる。また、これらに起因して組立て品質の安定化をはかることができる。
また、前記制御ケース内に、少なくとも前記駆動部の運転、または前記給水ポンプの運転のいずれかを制御する制御基板を内蔵したことにより、製氷ユニットおよび給水ユニットを駆動させるための電気配線を集約することができ、冷却貯蔵装置の例えば電源線との電気接続作業を容易に行うことが可能になる。
さらに、前記給水タンクの載置面に設けたガイド部により、前記給水タンクと前記給水管路における接続の位置規制を行うため、給水経路の形成が円滑に行え、前記給水タンクの装着性の向上をはかることができるものである。
また、断熱仕切り壁の貯蔵装置への取付け後に、前記断熱仕切り壁の開口部へ給水ユニット、および製氷ユニットが一体になった製氷装置を装着することができるため、貯蔵装置の組立て効率を向上することができるものである。
さらに、製氷装置の断熱仕切り壁への装着後においても、断熱基板ごと製氷装置を取り出すことが可能であるため、製氷装置全体を取り外しての清掃が可能となり、清掃性の向上とメンテナンス性の向上をはかることができるものである。
請求項5に記載の発明は、断熱性の箱体であって、中央部に内部を区画する凹状もしくは凸状の仕切り壁取付け部を具備する貯蔵装置本体と、前記仕切り壁取付け部に取付けられ、前記貯蔵装置本体内を複数の貯蔵室に区画する断熱仕切り壁と、前記断熱仕切り壁の適宜箇所に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐように配置した断熱基板と、前記断熱基板に取付けられた製氷装置を具備した冷却貯蔵装置において、前記製氷装置を、請求項1から4のいずれか一項に記載の製氷装置とした冷却貯蔵装置である。
かかる冷却貯蔵装置は、前記給水ユニットおよび製氷ユニットの組立てに、十分な作業空間を確保することができ、その結果、作業者への負担を軽減し、作業性を良くすることができる。また、これらに起因して組立て品質の安定化をはかることができる。
また、前記製氷装置に、前記駆動部の運転、あるいは前記給水ポンプの運転を制御する制御基板を具備したことにより、製氷ユニットおよび給水ユニットを駆動させるための電気配線を集約することができ、冷却貯蔵装置の例えば電源線との電気接続作業を容易に行うことが可能になる。
さらに、断熱仕切り壁の貯蔵装置への取付け後に、前記断熱仕切り壁の開口部へ給水ユニット、および製氷ユニットが一体になった製氷装置を装着することができるため、貯蔵装置の組立て作業性を大幅に改善することができるものである。
さらに、製氷装置の断熱仕切り壁への装着後においても、断熱基板ごと製氷装置を取り出すことが可能であるため、製氷装置全体を取り外しての清掃が可能となり、清掃性の向上とメンテナンス性の向上をはかることができるものである。なお、貯蔵装置内に、交流または直流の電源を配置し、前記電源と製氷ユニットの制御基板の電源線を接続すれば、非電子制御の冷却貯蔵装置であっても製氷機能を有した冷却貯蔵装置を安価に構成することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記断熱仕切り壁に設けた開口部を、開口面積縮小方向に延出する段差部を具備する構成とし、前記断熱基板の周縁に、前記断熱仕切り壁の開口部への取付け状態において前記段差部と当接する当接段部を設けた冷却貯蔵装置である。
かかる構成とすることにより、前記断熱仕切り壁に設けた開口部と断熱基板の取付け状態は、接触面積が大きな嵌合状態となり、その結果、温度帯が異なる貯蔵室間の温度漏れ(冷気漏れ)も抑制でき、冷却貯蔵装置としての品質、信頼性の低下が抑制できるものである。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記断熱仕切り壁に設けた開口部の内周面を、開口面積縮小方向に延出するテーパー面とし、前記断熱基板の周縁を、前記断熱仕切り壁の開口部への取付け状態において前記テーパー面と密着するテーパー周面とした冷却貯蔵装置である。
かかる構成とすることにより、断熱仕切り壁の開口部と断熱基板の嵌合密着性が安定し、その結果、温度帯が異なる貯蔵室間の温度漏れ(冷気漏れ)も抑制でき、冷却貯蔵装置としての品質、信頼性の低下が抑制できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動製氷装置の斜視図である。図2は、同自動製氷装置の縦断面図である。
図1および図2において、自動製氷装置(以下、製氷装置と称す)1は、内部に断熱材2を充填した板状の断熱基板3と、断熱基板3の一面に配置された給水ユニット4と、断熱基板3の他面に配置された製氷ユニット5より構成されている。
給水ユニット4は、吸入管(吸入口)6aと吐出管(吐出口)6bを具備し、モータ7によって駆動される給水ポンプ8と、吐出管6bの先端部に設けられた給水ノズル9と、給水ポンプ8を収納し、給水ノズル9と給水ポンプ8を適宜手段にて固定した給水ケース10と、吸入管6aの接続部11と着脱可能に結合される接続口12を設けた給水タンク13より構成されている。
断熱基板3は、合成樹脂製の表皮(ケース)内に、例えば発泡ウレタン等の断熱材、あるいは真空断熱材等を充填したもので、その断熱基板3における給水ユニット4を載置した面には、給水タンク13の位置を規制するための窪んだガイド部14と、給水ケース10を仮固定するために複数設けられた鍵形の係止片15が設けられている。
また、給水ケース10の下部周囲には、係止片15に係合するフランジ16が設けられ、給水ケース10は、係止片15とフランジ16の係合に加えて適宜手段(ネジ止め、係り止め結合等)にて固定されている。この固定構造は、周知の構成でよいため、詳細な説明は割愛する。
さらに、給水ケース10、給水タンク13の側部には、断熱基板3の面を、給水ユニット4領域と物品載置領域に区画する区画壁17が適宜嵌合手段にて着脱可能に取付けられている。
また、断熱基板3の内部には、一端が、給水ノズル9と対向するように延出し、他端が、製氷ユニット5を配置した面から該製氷ユニット5に臨むように配置された給水パイプ18が埋設されている。
ここで、本実施の形態1においては、給水ポンプ8を、給水タンク13から離れた位置に設けた構成である関係上、給水ケース10内に給水ポンプ8を収納固定した構成としているが、給水タンク13内に給水ポンプ8を設けた構成の場合は、給水ケース10には、給水ノズル9に連通する給水管路(吸入管6aおよび吐出管6bに相当)と、給水ポンプ8の駆動源(モータ7に相当)が収納固定された構成となる。
製氷ユニット5は、樹脂製の基板19と、該基板19の一面に、所定間隔を介して取付けられた軸支持部20および駆動部21と、駆動部21に近接し、かつ制御ケース21d内に収納された制御基板21aと、制御基板21aから延出した電源線21bと、この電源線21bの先端に設けられた接続コネクタ21cと、前記軸支持部20と駆動部21の間に位置し、一端が前記軸支持部20に支持され、他端が前記駆動部21に連結された製氷皿22より構成されている。
製氷皿22は、可撓性を有する樹脂製であり、前記給水パイプ18の先端から製氷用の水が供給される配置構成となっている。
なお、本実施の形態1においては、制御ケース21d(制御基板21a)が駆動部21と一体化された構成として説明する。
また、前記駆動部21は、前記可撓性を利用して前記製氷皿22に捻り応力を作用させるモータと減速機構(いずれも図示せず)と、駆動部21に設けられ、所定角度の範囲で回動し、製氷された貯氷量を検出する検氷レバー23を具備した周知の駆動構造である。
この製氷ユニット5の構成は、従来周知の構成を基本としているものでよく、ここでの詳細な説明は、割愛する。
さらに、制御基板21aは、給水ポンプ8のモータ7と、製氷ユニット5の駆動部21の運転を制御するもので、周知の如く製氷に必要な動作、すなわち、給水ポンプ8の製氷皿22への給水動作と給水量の制御、および駆動部21の離氷動作と復帰動作を主体に制御する機能を有し、必要に応じて、離氷動作タイミングの検出機能(温度検出機能)等を付加することもできる。
製氷ユニット5を構成する軸支持部20および駆動部21の基板19への固定は、該基板19に設けられた鍵形の係止片24、25と、軸支持部20および駆動部21それぞれの取付け部側に設けられたフランジ26、27の係合によって仮止めされ、給水ケース10と同様に適宜手段によって固定されている。この固定構造についても周知の構成でよいため、詳細な説明は割愛する。
さらに、軸支持部20、駆動部21および製氷皿22を取付けた基板19は、断熱基板3の他面に着脱可能に固定されるもので、その固定構造は、周知の構成でよく、例えば、断熱基板3の三辺に鍵形の係止片28を設け、該係止片28によって基板19を係合し、残る一辺を、ネジ29にて固定する構成としている。
基板19を固定する構成は、上述の構成に限るものではなく、取付けた状態では動くことがなく、そして、必要に応じて断熱基板3に固定する位置の微調整、あるいは断熱基板3から着脱ができる構造であればよいもので、周知の構成を採用することができる。
また、製氷装置1は、内部に断熱材2を充填した板状の断熱仕切り壁30の所定箇所に設けた開口部31に嵌め込まれている。
断熱仕切り壁30は、断熱基板3と同様に合成樹脂製の表皮(ケース)内に、例えば発泡ウレタン等の断熱材、あるいは真空断熱材等を充填したものである。
さらに、断熱仕切り壁30に設けた開口部31の内周縁には、開口面積縮小方向に延出する段差部32が設けられ、また、断熱基板3の周縁には、断熱仕切り壁30の開口部31に設けた段差部32と当接する当接段部33が設けられている。
したがって、断熱基板3の断熱仕切り壁30への取付け状態においては、前記段差部32と当接段部33が密着した嵌合状態にあり、断熱基板3と断熱仕切り壁30があたかも一体化されたように形成される。
次に、給水パイプ18を具備する断熱基板3、給水ユニット4、および製氷ユニット5からなる製氷装置の組立てについて説明する。なお、給水ポンプ8に設けられたモータ7の配線、および駆動部21に設けられたモータ等の配線は、制御基板21a内に引廻されており、冷却貯蔵装置(図示せず)の電源(図示せず)への接続コネクタ21cは露出している。また、この組立て手順は、一例であって、この手順に限るものではない。
組立てに際しては、例えば、図3に示す如く所定間隔あけて位置する一対の支持板41を具備した作業台42を用いる。同図の場合であると、給水ユニット4を組立てることが
できる状態にある。
すなわち、断熱基板3を支持板41に載置し、係止片15を利用して給水ポンプ8、給水ノズル9等を具備した給水ケース10を仮固定し、給水ノズル9と給水パイプ18の位置確認を行い、給水ケース10の最終固定を行う。
そして、区画壁17を適宜手段で取付け、必要に応じて給水タンク13の装着を行うことにより、給水ユニット4の完成を確認することができる。
その結果、かかる手順にかかわらず、周囲にゆとりのある空間を確保して給水ユニット4を組立てることができる。
次に、製氷ユニット5を取付ける場合は、予め基板19に、係止片24、25を利用して軸支持部20、制御基板21aを有した駆動部21を仮固定すると共に、製氷皿22を組込み、製氷ユニット5の組立てを行う。このとき、必要に応じてネジあるいは嵌合手段等により、製氷ユニット5の基板18への組付けを完了する構成としてもよい。
上述の作業と並行して断熱基板3を反転し、給水ユニット4が下方に位置するように断熱基板3を支持板41に載置し、上方となっている面に、予め製氷ユニット5が組込まれた基板19を載置し、係止片28を利用して断熱基板3に仮固定を行う。
そして、製氷皿22と給水パイプ18のノズル位置を確認し、基板19をネジ29によって断熱壁3に固定することにより、製氷ユニット5の断熱壁3への取付けを終了し、製氷装置1の組立てが完了する。
また、製氷皿22と給水パイプ18のノズル位置の微調整が必要であれば、ネジ29による固定を行う前に係止片28との隙間、係止片28の変形可能範囲の応力変形等を利用して基板19を移動し、行うことができる。
なお、基板19の断熱基板3への固定は、周知の構成であればよく、ネジ止めに限るものでないことは記載するまでもない。
したがって、かかる手順にかかわらず、製氷ユニット5を、周囲にゆとりある空間を確保した状態で組立てることができる。
特に、製氷ユニット5を、予め基板19に組込んでおき、その基板19を断熱基板3に取付ける手順は、製氷ユニット5の断熱仕切り壁30への取付け作業を一層容易とすることができるものであるが、基板19、製氷ユニット5を順次断熱基板3に組込む手順とすることもできるものである。
以上のように、本実施の形態1における製氷装置1は、その組立てに際してゆとりのある空間を確保して作業が行えるため、作業者への負担のかかる作業姿勢が改善でき、その結果、作業の煩雑さの解消が期待でき、組立て品質の安定化をはかることができる。
また、給水ユニット4においては、断熱基板3に設けたガイド部14により、給水タンク13と給水ポンプ8の給水管路における接続の位置規制を行うため、給水経路の形成が円滑に行え、前記給水タンク13の装着性の向上をはかることができるものである。
さらに、上記断熱仕切り壁30を貯蔵装置へ取付けた後、給水ユニット4、製氷ユニット5が一体となった製氷装置1(断熱基板3)を断熱仕切り壁30の開口部31へ装着で
きるため、貯蔵装置の組立て効率を向上することができるものである。
また、給水ユニット4および製氷ユニット5の駆動制御を行う制御基板21aを含めたユニット構成であるため、電源への接続で製氷装置1の動作が可能となり、冷蔵庫等の本体機器(貯蔵装置)への電源(電線)接続作業を容易化することができる。
さらに、製氷装置1(断熱基板3)の断熱仕切り壁30への装着後においても、断熱基板3ごと製氷装置1を取り出すことが可能であるため、製氷装置1全体を取り外しての清掃が可能となり、清掃性の向上とメンテナンス性の向上をはかることができるものである。
また、断熱仕切り壁30に設けた開口部31と断熱基板3の嵌合を、段差部32と当接段部33による密着状態を確保した嵌合としたが、図4に示す如く、開口部31、断熱基板3の段差部32および当接段部33をテーパー面34、35とし、それぞれの面密着による嵌合構造としても、同様にあたかも断熱基板3と断熱仕切り壁30が一体化されたように形成することができる。
したがって、図4の構成においても図2と同様に組立てることができ、さらに、断熱仕切り壁30への取付け状態においても、隙間なく断熱仕切り壁30と一体化された状態となり、かかる断熱仕切り壁30を、冷却貯蔵装置の貯蔵室(図示せず)を形成する仕切り壁に採用した場合であっても、温度帯の異なる貯蔵室間の熱漏れを抑制することができる。
特に、図2の構成は、段差部32と当接段部33の密着構成により、断熱仕切り壁30の開口部31と断熱基板3の接触面積が大きいため、前述の熱漏れ抑制効果が大きいものである。
なお、本実施の形態1においては、予め断熱基板3に、給水ユニット4と製氷ユニット5を取付け、その断熱基板3を断熱仕切り壁30の開口部31に取付ける構成としたが、製氷ユニット5あるいは給水ユニット4等の構成の都合で、例えば、図2、図4の一点鎖線で示す如く、製氷ユニット5あるいは給水ユニット4のいずれか一方の制御基板21aを具備する状態にして予め断熱基板3に取付け、その断熱基板3を断熱仕切り壁30の開口部31に取付けた状態で、残るユニットを断熱基板3に取付ける構成とすることもできる。
また、制御基板21aは、給水ユニット4、または製氷ユニット5の一方のみの運転を制御するものとし、他方の制御基板を後から付加することもできる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2を示す冷蔵庫の扉を外した本体の斜視図である。図6は、実施の形態2における冷蔵庫本体の組立て途中の斜視図である。
ここでは、本発明の冷却貯蔵装置の一例として、一般家庭で使用される冷凍冷蔵庫を例に説明する。また、先の実施の形態1と同じ構成要素については、同一の符号を付して説明する。
図5、図6において、冷蔵庫本体(以下、本体と称す)51は、周知の如く一面が開口した断熱性を有する箱を基調とした構成であり、内壁面には、本体51の内部を複数の貯蔵室である冷蔵室52と冷凍室53に仕切るための溝状の仕切り壁取付け凹部(本発明の仕切り壁取付け部に相当)54が設けられている。
断熱仕切り壁30は、その周縁を仕切り壁取付け凹部54と嵌合することにより、本体51内に取付けられ、該本体1の内部に冷蔵室52と冷凍室53を形成している。そして、適宜手段にて断熱仕切り壁30の本体51への固定を行い、断熱仕切り壁30が取出せない状態となって断熱仕切り壁30の本体51への組込みが完了する。
次に、製氷装置1の本体51への組込みについて説明する。
製氷装置1の本体33への組込みは、図6に示す如く、断熱基板3を断熱仕切り壁30の開口部31に嵌まり込むように挿入し、完全に嵌め込む前に製氷装置1の電源線21bの接続コネクタ21cを本体51側の電源部であるコネクタ類等(図示せず)と接続し、その後断熱基板3を最後まで挿入する。
かかる状態において、必要であれば断熱基板3と断熱仕切り壁30の接続部に、断熱材を介在させることもできる。この場合は、断熱基板3の周壁に予め断熱材を貼り付け、同様の作業で断熱基板3を断熱仕切り壁30の開口部31に嵌合すればよい。
したがって、冷蔵庫の組立てに際し、断熱基板3の断熱仕切り壁30への取付けを、断熱仕切り壁30に設けた開口部31へ断熱基板3を嵌合する構成とすることにより、温度帯が異なる冷蔵室52と冷凍室53間の温度漏れ(冷気漏れ)も抑制でき、冷凍冷蔵庫としての品質、信頼性の低下が抑制できるものである。
また、作業者には、給水ユニット4、製氷ユニット5の断熱仕切り壁30への取付けに際しての作業負担が軽減され、従来のように限られた狭い空間での製氷装置1の取付け作業および取付け姿勢が改善されるもので、特に、小型、中型の冷蔵庫の場合には、作業姿勢の改善効果が大きく得られるとともに、製氷装置1の電源線21bが1つの接続コネクタ21cで容易に本体51の電源部(コネクタ類等)に接続することができ、作業姿勢の負担軽減に伴って作業内容の信頼性を高め、製氷装置の品質、信頼性を高めた冷凍冷蔵庫を得ることができるものである。
また、製氷装置1は、断熱基板3ごと断熱仕切り壁30から取り外すことができるため、水が通る経路を構成する部品を取り外して掃除する場合も、限られた空間(冷蔵室52、冷凍室53)内に上半身あるいは手指を入れての作業が改善されるもので、ユーザー消費者またはサービスマンの作業負担を軽減できるものである。
さらに、収容容積が異なる冷蔵庫への搭載についても、製氷装置1を取付ける断熱基板3または製氷装置1の大きさを変更するのみで対応が可能となり、汎用性を高めることができる。
なお、上述の説明において、製氷装置1の本体51への組込みの際に、電源線21bの接続作業後に断熱基板3を断熱仕切り壁30の開口部31へ完全に嵌合することとしたが、電源線21bの接続構造によっては、予め製氷装置1(断熱基板3)を断熱仕切り壁30の開口部31へ完全に嵌合させ、その断熱仕切り壁30を本体51に組込む際に、あるいは組込んだ後に電源線21bの接続作業を行う組立て手順とすることもできるものである。
しかも、制御基板21aに、製氷検出から離氷動作、製氷皿22の復帰動作までの一連の制御機能を付加していることにより、製氷装置1としての機能を損なうこともない。
なお、製氷検出等の離氷タイミングを検出する機能が本体51側に設置されている場合
は、接続コネクタ21cにその信号線の接続機能を付加すればよく、大幅な変更が伴うこともない。
本発明にかかる自動製氷装置は、例えば冷蔵室と冷凍室を区画する仕切り壁に開口部を設け、その開口部に冷蔵室と冷凍室を区画する断熱基板を有する製氷装置を取付けた構成であり、容量の小さな小型冷蔵庫から収容容積が大きな大型の冷蔵庫にわたって広く適用できるものである。
1 自動製氷装置
3 断熱基板
4 給水ユニット
5 製氷ユニット
6a 吸入管(給水管路)
6b 吐出管(給水管路)
8 給水ポンプ
9 給水ノズル
10 給水ケース
11 接続部
12 接続口
13 給水タンク
14 ガイド部
18 給水パイプ
19 基板
20 軸支持部
21 駆動部
21a 制御基板
21c 接続コネクタ
22 製氷皿
30 断熱仕切り壁
31 開口部
32 段差部
33 当接段部
34 テーパー面
35 テーパー面
51 冷蔵庫本体
52 冷蔵室(貯蔵室)
53 冷凍室(貯蔵室)
54 仕切り壁取付け凹部(仕切り壁取付け部)

Claims (7)

  1. 断熱基板の一面に、給水タンクと、前記給水タンク内の水を、給水管路を介して給水ノズルへ送り出し、製氷ユニットへの給水を可能とする給水ポンプと、前記給水ポンプの運転を制御する制御基板と、少なくとも前記給水管路と給水ノズルを固定する給水ケースと、前記給水管路において該給水管路と前記給水タンクの連結、分離を可能とする接続部を具備した給水ユニットを配置し、さらに、前記断熱基板に、前記給水タンクの載置面を形成し、前記載置面に、前記給水管路と前記給水タンクの接続部における接続の位置規制を行うガイド部を設け、さらに前記給水ケースを前記断熱基板に固定し、前記断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置。
  2. 断熱基板の一面に、所定間隔を介して軸支持部と駆動部を取付け、前記軸支持部と駆動部の間に、一端が前記軸支持部に支持され、他端が前記駆動部に連結された製氷皿を設けて製氷ユニットを構成し、前記製氷皿を、可撓性を有する樹脂製とし、また、前記駆動部を、前記可撓性を利用して前記製氷皿に捻り応力を作用させる駆動部とし、さらに、前記駆動部の運転を制御する制御基板内蔵した制御ケースを設け、前記断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置。
  3. 基板に、所定間隔を介して軸支持部と駆動部を取付け、前記軸支持部と駆動部の間に、一端が前記軸支持部に支持され、他端が前記駆動部に連結された製氷皿を設けて製氷ユニットを構成し、前記製氷皿を、可撓性を有する樹脂製とし、また、前記駆動部を、前記可撓性を利用して前記製氷皿に捻り応力を作用させる駆動部とし、さらに、前記駆動部の運転を制御する制御基板を内蔵した制御ケースを設け、前記製氷ユニットを取付けた基板を、断熱基板に着脱可能に取付け、該断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置。
  4. 断熱基板の一面に、給水タンクと、前記給水タンク内の水を、給水管路を介して給水ノズルへ送り出し、製氷ユニットへの給水を可能とする給水ポンプと、少なくとも前記給水管路と給水ノズルを固定する給水ケースと、前記給水管路において該給水管路と前記給水タンクの連結、分離を可能とする接続部を具備した給水ユニットを配置し、さらに、前記給水ユニットを配置した面に、前記給水タンクの載置面を形成し、前記載置面に、前記給水管路と前記給水タンクの接続部における接続の位置規制を行うガイド部を設け、また、前記断熱基板の他面に、所定間隔を介して軸支持部と駆動部を取付け、前記軸支持部と駆動部の間に、一端が前記軸支持部に支持され、他端が前記駆動部に連結された製氷皿を設けて製氷ユニットを構成し、前記製氷皿を、可撓性を有する樹脂製とし、さらに前記駆動部を、前記可撓性を利用して前記製氷皿に捻り応力を作用させる駆動部とし、少なくとも前記駆動部の運転、または前記給水ポンプの運転のいずれかを制御する制御基板を内蔵した制御ケースを設け、さらに、前記断熱基板を貫通して一端が前記製氷皿上に開口し、他端が前記給水ノズルと連通する給水パイプを設け、前記給水ユニットおよび製氷ユニットを具備する断熱基板を、冷却貯蔵装置の貯蔵室を形成する断熱仕切り壁の開口部へ取付けた製氷装置。
  5. 断熱性の箱体であって、中央部に内部を区画する凹状もしくは凸状の仕切り壁取付け部を具備する貯蔵装置本体と、前記仕切り壁取付け部に取付けられ、前記貯蔵装置本体内を複数の貯蔵室に区画する断熱仕切り壁と、前記断熱仕切り壁の適宜箇所に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐように配置した断熱基板と、前記断熱基板に取付けられた製氷装置を具備した冷却貯蔵装置において、前記製氷装置を、請求項1から4のいずれか一項に記載の製氷装置とした冷却貯蔵装置。
  6. 前記断熱仕切り壁に設けた開口部を、開口面積縮小方向に延出する段差部を具備する構成
    とし、前記断熱基板の周縁に、前記断熱仕切り壁の開口部への取付け状態において前記段差部と当接する当接段部を設けた請求項5に記載の冷却貯蔵装置。
  7. 前記断熱仕切り壁に設けた開口部の内周面を、開口面積縮小方向に延出するテーパー面とし、前記断熱基板の周縁を、前記断熱仕切り壁の開口部への取付け状態において前記テーパー面と密着するテーパー周面とした請求項5に記載の冷却貯蔵装置。
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JP2021014925A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 アイリスオーヤマ株式会社 冷蔵庫、及び自動製氷装置

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