JP2011121589A - 中仕切り部材付き折り畳みコンテナー - Google Patents

中仕切り部材付き折り畳みコンテナー Download PDF

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Abstract

【解決手段】底部c1と該底部の相対する一方の土手部c1bにヒンジ連結された相対する一方の側壁c3と前記底部の相対するもう一方の土手部c1aにヒンジ連結された相対するもう一方の側壁c2とからなる折り畳みコンテナー本体C’と、該折り畳みコンテナー本体に配設される中仕切り部材P1、P2とからなる中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCにおいて、前記後から倒されるもう一方の側壁に、中仕切り部材が載置される中仕切り部材載置突部c5が突設されている弾性片c4を形成したものである。
【効果】中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの折り畳み作業性が向上するとともに、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー本体の底部付近に位置する中仕切り部材の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーへの配設作業の作業性が向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、底部と、底部の相対する一方の土手部にヒンジ連結された相対する一方の側壁と、底部の相対するもう一方の土手部にヒンジ連結された相対するもう一方の側壁とからなり、箱型に組み立てられた状態から、相対する一方の側壁を、底部に重なるように倒し、次いで、もう一方の側壁を、先に倒された前記相対する一方の側壁に重なるように倒すことにより、折り畳むように構成された折り畳みコンテナーの内部を仕切る中仕切り部材が配設された中仕切り部材付き折り畳みコンテナーに関するものである。このような形式の折り畳みコンテナーは、所謂、内倒れ式折り畳みコンテナーと称されている。
従来、上部枠の相対する一方の短辺枠に、上端部がヒンジ連結されているはね上げ側壁と、上部枠の相対するもう一方の長辺枠に、配設された上部分割側壁部と下部分割側壁部とからなる分割側壁とを有する折り畳みコンテナー内に、中仕切り部材を取り付けた折り畳みコンテナーが、特許文献1に開示されている。箱型に組み立てられた状態から、このような折り畳みコンテナーを折り畳むには、先ず最初に、はね上げ側壁を、略水平状態となるように上方にはね上げ、次いで、分割側壁を構成する上部分割側壁部と下部分割側壁部とが、互いに重なるように折り畳むことにより、折り畳みコンテナーを折り畳むように構成されており、このような形式の折り畳みコンテナーは、所謂、はね上げ側壁・分割側壁式折り畳みコンテナーと称されている。
実開平02−31828号公報
上述した従来のはね上げ側壁・分割側壁式折り畳みコンテナーを折り畳む際には、先ず最初に、上下動自在な中仕切り部材を、上部枠付近まで上動させた後、分割側壁を構成する上部分割側壁部と下部分割側壁部とが、互いに重なるように折り畳むように構成されており、従って、はね上げ側壁・分割側壁式折り畳みコンテナーを折り畳む際には、中仕切り部材の上動工程と分割側壁の折り畳み工程との2工程が必要であり、はね上げ側壁・分割側壁式折り畳みコンテナーの折り畳み作業の作業性が悪いという問題があった。
また、上述した従来のはね上げ側壁・分割側壁式折り畳みコンテナーにおいては、上下動自在な中仕切り部板の上動は、上部枠に突設されたストッパにより、その上動が制限されるように構成されているので、中仕切り部板と上部枠に突設されたストッパとの距離が長く、従って、中仕切り部板が大きく上下動するという問題があった。
更に、中仕切り部材の上動を制限しているのは、ストッパだけであるので、中仕切り部材が、はね上げ側壁・分割側壁式折り畳みコンテナーから外れ易く、中仕切り部材が、紛失するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の発明が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、底部と該底部の相対する一方の土手部にヒンジ連結された相対する一方の側壁と前記底部の相対するもう一方の土手部にヒンジ連結された相対するもう一方の側壁とからなる折り畳みコンテナー本体と、該折り畳みコンテナー本体に配設される中仕切り部材とからなる中仕切り部材付き折り畳みコンテナーにおいて、第1には、前記側壁のいずれか一方の側壁に、前記中仕切り部材が載置される中仕切り部材載置突部が突設されている弾性片を形成したものであり、第2には、前記側壁のいずれか一方の側壁に、中仕切り部材上動防止突部を突設するとともに、前記中仕切り部材載置突部と前記中仕切り部材上動防止突部との間に、中仕切り部材が挿入される間隙を形成したものであり、第3には、前記弾性片に、前記中仕切り部材載置突部と該中仕切り部材載置突部の上方に位置する中仕切り部材上動防止突部を突設したものであり、第4には、中仕切り部材に挿入突片を形成するとともに、前記側壁のいずれか一方がヒンジ連結される底部の土手部には、前記挿入突片が挿入される垂直方向に延在する案内垂直凹部を形成したものである。
前記側壁のいずれか一方の側壁に、中仕切り部材が載置される中仕切り部材載置突部が突設されている弾性片を形成したので、折り畳みコンテナーを折り畳む際に、弾性片を、外側に弾性変形させることにより、弾性片に形成された中仕切り部材載置突部を、中仕切り部材の下面から排出させて、中仕切り部材を、底部方向に下降させることができるので、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの折り畳み作業性が向上するとともに、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー本体の底部付近に位置する中仕切り部材の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーへの配設作業の作業性が向上する。
前記側壁のいずれか一方の側壁に、中仕切り部材上動防止突部を突設するとともに、前記中仕切り部材載置突部と前記中仕切り部材上動防止突部との間に、中仕切り部材が挿入される間隙を形成したので、中仕切り部材の上方への移動を確実に防止することができる。
弾性片に、中仕切り部材載置突部と該中仕切り部材載置突部の上方に位置する中仕切り部材上動防止突部を突設したので、弾性片を弾性変形させるだけで、中仕切り部材を、底部方向に下降させることができるとともに、中仕切り部材を、中仕切り部材載置突部と中仕切り部材上動防止突部との間に、挿着することができ、従って、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー本体への中仕切り部材の下降・上動作業の作業性が向上する。
中仕切り部材に挿入突片を形成するとともに、前記側壁のいずれか一方の側壁がヒンジ連結される底部の土手部には、前記挿入突片が挿入される垂直方向に延在する案内垂直凹部を形成したので、中仕切り部材を、安定した状態で上下動することができる。
図1は、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する折り畳みコンテナー本体の斜視図である。 図2は、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する折り畳みコンテナー本体の長側壁の部分拡大斜視図である。 図3は、同じく、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する折り畳みコンテナー本体の長側壁の部分拡大斜視図である。 図4は、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの短側壁に沿った部分拡大垂直断面図である。 図5は、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する中仕切り部材の斜視図である。 図6は、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの全体斜視図である。 図7は、図2と同様の本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する折り畳みコンテナー本体の長側壁の部分拡大斜視図である。 図8は、本発明の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの全体斜視図である。 図9は、本発明の別の実施例の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの折り畳みコンテナー本体の長側壁の部分拡大斜視図である。 図10は、同じく、本発明の別の実施例の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの折り畳みコンテナー本体の長側壁の部分拡大斜視図である。 図11は、同じく、本発明の別の実施例の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの部分拡大斜視図である。 図12は、本発明の別の実施例の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する中仕切り部材の斜視図である。 図13は、本発明の別の実施例の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーを構成する折り畳みコンテナー本体の斜視図である。 図14は、本発明の別の実施例の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーの部分拡大斜視図である。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限定されるものではない。
図1において、Cは、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーであり、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCは、折り畳みコンテナー本体C’と後述する中仕切り部材とから構成されている。折り畳みコンテナー本体C’は、底部c1と、底部c1の相対する一方の土手部c1aにヒンジ連結された相対する長側壁c2と、底部の相対するもう一方の土手部c1bにヒンジ連結された相対する短側壁c3とからなり、本実施例においては、長側壁c2がヒンジ連結されている底部c1の土手部c1aの高さが、短側壁c3がヒンジ連結されている底部c1の土手部c1bの高さより高く構成されている。
箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナー本体C’を、折り畳むには、先ず最初に、略垂直状態の短側壁c3を、底部c1に重なるように倒し、次いで、略垂直状態の長側壁c2を、先に倒された短側壁c3に重なるように倒すことにより、折り畳みコンテナー本体C’を折り畳むことができるように構成されている。また、折り畳みコンテナー本体C’を、箱型に組み立てるには、先ず最初に、長側壁c2を、略垂直に立て、その後、短側壁c3を、略垂直に立てることにより、箱型に組み立てることができるように構成されている。
また、図1及び図2に示されているように、相対する長側壁c2の適当な高さ、例えば、中程には、複数の縦長の弾性片c4が形成されている。長側壁c2に、所定の間隔を置いて、一対の縦方向スリットs1を形成するとともに、一対の縦方向スリットs1の上端を、横方向スリットs2により連結することにより、弾性片c4が形成されている。また、弾性片c4の内壁面(折り畳みコンテナー本体C’が、箱型に組み立てられた際に、折り畳みコンテナー本体C’内に位置する面)c4aには、中仕切り部材載置突部c5が突設されている。中仕切り部材載置突部c5は、弾性片c4の内壁面c4aから水平方向に延在する上部水平部c5aと、上部水平部c5aの先端から、下方に、弾性片c4の内壁面c4a方向に延在し、弾性片c4の内壁面c4aに連接された下部傾斜部c5bとを有している。また、上部水平部c5aと下部傾斜部c5bとにより形成される相対する面には、側壁部c5cが形成されている。中仕切り部材載置突部c5は、長側壁c2の内壁面(折り畳みコンテナー本体C’を、箱型に組み立てた際に、折り畳みコンテナー本体C’の内側に位置する面)c2aから突出するように構成されている。なお、本実施例には、各長側壁c2に、それぞれ、2個の弾性片c4が形成されているとともに、弾性片c4が、長側壁c2の水平方向の両端部付近に形成されている例が示されている。
更に、図1及び図3に示されているように、相対する長側壁c2の中程には、長側壁c2の内壁面c2aから突出された中仕切り部材上動防止突部c6が形成されている。中仕切り部材上動防止突部c6は、長側壁c2の内壁面c2aから水平方向に延在する水平部c6aと、該水平部c6aの相対する側端から、上方に、長側壁c2の内壁面c2a方向に延在し、長側壁c2の内壁面c2aに連接された相対する傾斜側部c6bとを有している。本実施例においては、中仕切り部材上動防止突部c6が、1個、形成されている例が示されているが、複数個、形成することもできる。この場合には、複数の中仕切り部材上動防止突部c6は、水平線状の同一位置に形成されることになる。また、中仕切り部材上動防止突部c6の水平部c6aの下面c6a’は、長側壁c2に形成された弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aの上面c5a’より上方に位置するように構成されているとともに、図4に示されているように、短側壁c3側から見た場合に、中仕切り部材上動防止突部c6の水平部c6aの下面c6a’と中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aの上面c5a’との間には、後述する中仕切り部材P1が、挿入可能な間隙H1が形成されている。
次に、図5を用いて、中仕切り部材P1について説明する。
中仕切り部材P1は、額縁状の周枠p1を有しており、額縁状の周枠p1は、相対する長辺部p1aと相対する短辺部p1bとを有している。また、相対する長辺部p1aは、短辺部p1bと平行な区画短辺部p2により連結されているとともに、相対する短辺部p1bも、長辺部p1aと平行な区画長辺部p3により連結されている。本実施例においては、区画短辺部p2が、1本で、区画長辺部p3が、2本の例が示されているが、区画短辺部p2を、複数本、形成することもできるし、また、区画長辺部p3も、適当数、形成することができる。
上述したように構成された中仕切り部材P1には、額縁状の周枠p1と区画短辺部p2と区画長辺部p3とにより囲まれた、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCに収容される物品の上部が嵌合される複数の空間部A1が形成されることになる。なお、本実施例においては、全ての空間部A1の面積が、同じに形成されている例が示されている。
次に、図6を用いて、折り畳みコンテナー本体C’への中仕切り部材P1の取り付けについて説明する。
中仕切り部材P1の弾勢力を利用して、中仕切り部材P1を構成する額縁状の周枠p1の短辺部p1bを湾曲変形させることにより、中仕切り部材P1を構成する額縁状の周枠p1の長辺部p1aを、中仕切り部材上動防止突部c6の水平部c6aの下面c6a’と中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aの上面c5a’との間に形成された間隙H1に挿入する。このようにして、図6に示されているように、中仕切り部材P1を、箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナーCに配設する。
なお、Dは、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの底部c1に載置される、発泡樹脂等で成形された下部仕切り板であり、下部仕切り板Dには、上述した空間部A1に対応して、物品の下端部が嵌合される凹部d1が形成されている。従って、物品の中程は、中仕切り部材P1により保持され、また、物品の下端部は、下部仕切り板Dにより保持されるので、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーCの移送中や搬送中や運搬中等に、物品が移動するようなことを確実に防止することができる。
箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナー本体C’に、中仕切り部材P1が配設された後、物品を、中仕切り部材P1に形成されている空間部A1に嵌合するとともに、物品の下端部を、下部仕切り板Dに形成された凹部d1を嵌合する。このように構成することにより、物品の中程は、中仕切り部材P1により保持され、また、物品の下端部は、下部仕切り板Dにより保持されるので、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーCの移送中や搬送中や運搬中等に、物品が移動するようなことを確実に防止することができる。
物品が収容されていない箱型に組み立てられた状態の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを折り畳む際には、先ず最初に、図7に示されているように、長側壁c2に形成された弾性片c4を、外側に弾性変形させて、弾性片c4に形成された中仕切り部材載置突部c5を、中仕切り部材P1の下面から排出させることにより、中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aの上面c5a’に載置されている中仕切り部材P1を、底部c1方向に下降させる。図8に示されているように、中仕切り部材P1が、底部c1に載置された下部仕切り板Dに載置された後、公知のように、短側壁c3を、底部c1方向に倒し、次いで、長側壁c2を、先に倒された短側壁c3に重なるように倒すことにより、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを、折り畳むように構成されている。このように、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが折り畳まれた状態においては、中仕切り部材P1は、底部c1と短側壁c3との間に位置することになる。
また、折り畳まれた状態の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを、箱型に組み立てるには、公知のように、先ず最初に、長側壁c2を略垂直に立て、次いで、短側壁c3を垂直に立てる。その後、中仕切り部材P1を上方に持ち上げると、先ず最初に、中仕切り部材P1の額縁状の周枠p1を構成する相対する長辺部p1aが、長側壁c2に形成された弾性片c4の中仕切り部材載置突部c5の下部傾斜部c5bに当接し、弾性片c4を外側に弾性変形させ、中仕切り部材P1が、弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5を越えた時点で、弾性片c4が、その弾性復帰力により、元の位置に戻り、中仕切り部材P1が、弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5の中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aに載置されるとともに、中仕切り部材P1が、長側壁c2に形成された弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aと、長側壁c2に形成された中仕切り部材上動防止突部c6の水平部c6aとの間に挿入されることになる。従って、中仕切り部材P1が底部c1付近に位置する状態から、長側壁c2に形成された弾性片c4や中仕切り部材載置突部c5を、何ら操作することなく、中仕切り部材P1を、単に、上方に持ち上げるだけで、中仕切り部材P1を、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCに配設することができ、従って、中仕切り部材P1の配設作業の作業性が向上する。
上述したように、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが、箱型に組み立てられた状態においては、中仕切り部材P1が、長側壁c2に形成された弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aと、長側壁c2に形成された中仕切り部材上動防止突部c6の下部水平部c6aとの間に形成された間隙H1に挿入されているので、中仕切り部材P1が、底部c1方向に下降することを防止できるとともに、中仕切り部材P1が、上方に移動するようなことを防止することができる。
上述したように、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの長側壁c2に、中仕切り部材載置突部c5が突設された弾性片c4を形成したので、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを折り畳む際には、箱型に組み立てられた中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの中程に位置する中仕切り部材P1が載置されている長側壁c2に形成された弾性片c4を、外側に弾性変形させることにより、迅速に、且つ、確実に、弾性片c4に形成された中仕切り部材載置突部c5を、中仕切り部材P1の下面から排出させて、中仕切り部材P1を、底部c1方向に下降させることができるので、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの折り畳み作業性が向上する。
また、長側壁c2には、中仕切り部材上動防止突部c6が形成されているので、箱型に組み立てられた状態において、中仕切り部材P1が上動しようとしても、中仕切り部材P1の上面が、中仕切り部材上動防止突部c6の水平部c6aの下面c6a’に当接し、中仕切り部材P1の上動を、確実に阻止することができる。
更に、中仕切り部材上動防止突部c6には、相対する傾斜側部c6bが形成されているので、中仕切り部材P1の箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナー本体C’への配設作業において、中仕切り部材P1を、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー本体C’の開口から挿入した際に、中仕切り部材P1が、中仕切り部材上動防止突部c6の相対する傾斜側部c6bに案内されるので、円滑に、中仕切り部材P1を、箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナー本体C’に配設することができ、中仕切り部材P1の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー本体C’への配設作業の作業性が向上する。
次に、図9〜図14を用いて、本発明の別の実施例について説明する。
本実施例においては、弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5の上方に位置する弾性片c4に、更に、中仕切り部材P1の上動を阻止する中仕切り部材上動防止突部c7を突設したものである。
中仕切り部材上動防止突部c7は、弾性片c4の上端部から水平方向に、且つ、弾性片c4の内壁面c4aに垂直に延在する水平部c7aと、水平部c7aの両端から下方に延在する、相対する垂直部c7bとを有しており、垂直部c7bの下端c7a’と、中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aの上面c5a’との間には、中仕切り部材P1が、挿入可能な間隙H2が形成されている。また、中仕切り部材上動防止突部c7を構成する水平部c7aと、相対する垂直部c7bのうち、折り畳みコンテナー本体C’が箱型に組み立てられた状態において 短側壁c3側に位置する垂直部c7bとにより形成される角部には、水平部c7aと短側壁c3側に位置する垂直部c7bに跨がる傾斜面c8が形成されている。
この実施例においては、長側壁c2に突設された中仕切り部材上動防止突部c6に代えて、弾性片c4に、中仕切り部材上動防止突部c7を形成したものであり、この実施例においても、物品が収容されていない状態の箱型に組み立てられた状態において、弾性片c4を、外側に弾性変形することにより、中仕切り部材P1を、底部c1方向に下降させることができる。また、上述した実施例と同様に、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが、箱型に組み立てられた状態において、底部c1付近に位置する中仕切り部材P1を上方に持ち上げると、中仕切り部材P1の額縁状の周枠p1を構成する相対する長辺部p1aが、長側壁c2に形成された弾性片c4の中仕切り部材載置突部c5の下部傾斜部c5bに当接し、弾性片c4を外側に弾性変形させ、中仕切り部材P1が、弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5を越えた時点で、弾性片c4が、その弾性復帰力により、元の位置に戻り、図11に示されているように、中仕切り部材P1が、長側壁c2に形成された弾性片c4に突設された中仕切り部材載置突部c5と同じく弾性片c4に突設された中仕切り部材上動防止突部c7との間に挿入されることになる。
また、中仕切り部材P1を下降させて、中仕切り部材P1を、底部c1付近に位置させ、その後、短側壁c3を、底部c1方向に倒す作業において、中仕切り部材上動防止突部c7を構成する水平部c7aと、相対する垂直部c7bのうち、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが箱型に組み立てられた状態において 短側壁c3側に位置する垂直部c7bとにより形成される角部に形成されている傾斜面c8に、短側壁c3が当接し、長側壁c2に形成された弾性片c4を外側に湾曲変形することができるので、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの折り畳み作業の際に、作業者が、長側壁c2に形成された弾性片c4を操作することなく、短側壁c3を、底部c方向に倒すだけで、箱型に組み立てられた中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを折り畳むことができ、従って、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの折り畳み作業の作業性が向上する。
更に.上述した中仕切り部材P1と異なり、この実施例の中仕切り部材P2には、図12に示されているように、上述した中仕切り部材P1の額縁状の周枠p1を構成する相対する長辺部p1aの両端部付近に、長辺部p1aから、水平方向に外側に延在する挿入突片p4が突設されている。挿入突片p4が突設されている以外は、中仕切り部材P2は、上述した中仕切り部材P1と同じである。
図13及び図14に示されているように、長側壁c2の両端部付近の内壁面c2aには、垂直方向に延在する長側壁側凹部c9が形成されており、また、底部c1の長側壁側土手部c1aには、上記長側壁側凹部c9に連接された、垂直方向に延在する底部側凹部c10が形成されており、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが、箱型に組み立てられた際には、長側壁側凹部c9と底部側凹部c10とにより形成される縦長の案内垂直凹部V1に、中仕切り部材P2を構成する額縁状の周枠p1の相対する長辺部p1aに形成された挿入突片p4が挿入されるように構成されている。
上述したように、中仕切り部材P2を構成する額縁状の周枠p1の相対する長辺部p1aに形成された挿入突片p4が、箱型に組み立てられた状態の中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの長側壁c2の内壁面c2aに形成された長側壁側凹部c9と底部c1の長側壁側土手部c1aに形成された底部側凹部c10により形成された縦長な案内垂直凹部V1に沿って、上下動することができるので、安定した状態で、中仕切り部材P2を、上下動することができる。
また、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが、箱型に組み立てられた状態において、中仕切り部材P2が上動した際には、中仕切り部材P2の挿入突片p4が、長側壁c2の内壁面c2aに形成された長側壁側凹部c9の天部c9aに当接するように構成されているので、中仕切り部材P2が、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCから排出されるようなことを防止することができる。
この実施例においても、箱型に組み立てられた中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCに、中仕切り部材P2を配設するには、長側壁c2に形成された弾性片c4を外側に弾性変形させて、中仕切り部材P2を、弾性片c4に形成された中仕切り部材載置突部c5と中仕切り部材上動防止突部c7との間に挿入することにより、折り畳みコンテナー本体C’に、中仕切り部材P2を配設することができる。
また、箱型に組み立てられた中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを、折り畳む際には、上述した実施例と同様に、先ず最初に、長側壁c2に形成された弾性片c4を、外側に弾性変形させて、弾性片c4に形成された中仕切り部材載置突部c5を、中仕切り部材P2の下面から排出させることにより、中仕切り部材載置突部c5の上部水平部c5aに載置されていた中仕切り部材P2が、底部c1方向に下降することになる。中仕切り部材P2が、底部c1に載置された下部仕切り板Dに載置された後、短側壁c3を、底部c1方向に倒し、次いで、長側壁c2を、先に倒された短側壁c3に重なるように倒すことにより、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCを、折り畳むように構成されている。このように、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCが折り畳まれた状態においては、中仕切り部材P2は、底部c1と短側壁c3との間に位置することになる。この際、中仕切り部材P2に形成された挿入突片p4が、長側壁c2の内壁面c2aに形成された長側壁側凹部c9と底部c1の長側壁側土手部c1aに形成された底部側凹部c10により形成された縦長な案内垂直凹部V1に沿って、下動することになるので、安定した状態で、中仕切り部材P2が下動することになり、折り畳みコンテナーCを、円滑に折り畳むことができ、中仕切り部材付き折り畳みコンテナーCの折り畳み作業の作業性が向上する。
C・・・・・・・・・・・中仕切り部材付き折り畳みコンテナー
C’・・・・・・・・・・折り畳みコンテナー本体
c1・・・・・・・・・・底部
c2・・・・・・・・・・長側壁
c3・・・・・・・・・・短側壁
P1、P2 ・・・・・・中仕切り部材
c4・・・・・・・・・・弾性片
c5・・・・・・・・・・中仕切り部材載置突部
c6、c7・・・・・・・中仕切り部材上動防止突部

Claims (4)

  1. 底部と該底部の相対する一方の土手部にヒンジ連結された相対する一方の側壁と前記底部の相対するもう一方の土手部にヒンジ連結された相対するもう一方の側壁とからなる折り畳みコンテナー本体と、該折り畳みコンテナー本体に配設される中仕切り部材とからなる中仕切り部材付き折り畳みコンテナーにおいて、前記側壁のいずれか一方の側壁に、中仕切り部材が載置される中仕切り部材載置突部が突設されている弾性片を形成したことを特徴とする中仕切り部材付き折り畳みコンテナー。
  2. 前記側壁のいずれか一方の側壁に、中仕切り部材上動防止突部を突設するとともに、前記中仕切り部材載置突部と前記中仕切り部材上動防止突部との間に、中仕切り部材が挿入される間隙が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中仕切り部材付き折り畳みコンテナー。
  3. 前記弾性片に、前記中仕切り部材載置突部と該中仕切り部材載置突部の上方に位置する中仕切り部材上動防止突部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中仕切り部材付き折り畳みコンテナー。
  4. 中仕切り部材に挿入突片を形成するとともに、前記側壁のいずれか一方の側壁がヒンジ連結される底部の土手部に、前記挿入突片が挿入される垂直方向に延在する案内垂直凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の中仕切り部材付き折り畳みコンテナー。
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