JP2011120799A - 体験型の組立式迷路遊戯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 迷路の仕切り板の組み立て・組み替えが容易にでき、迷路内で児童が仕切板に触れたり少し当たったりした程度では迷路が崩れてしまうようなことがない程度の強度を持つ組立式迷路遊戯具を提供する。
【解決手段】 本発明の組立式迷路遊戯具100は、複数枚の仕切板10と、連結子20を備えている。仕切板10には少なくとも2つの柱体11、柱体12と窓13が設けられている。連結子20には孔22が設けられており、隣接する一方の仕切板の柱体11と他方の仕切板の柱体12を内部に嵌め入れることにより隣接する仕切板を接続せしめる。柱体11、柱体12の外周面のうち連結子20の孔22の内周と接触する面において下向きに拡がるテーパー面が設けられており、連結子20の孔22に柱体を嵌め入れた場合にテーパー面が連結子20の孔22の内面に当接して止まり、簡単かつしっかりと緊締できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、迷路遊戯具に関する。特に、固設型ではなく、組み換えが容易な組立式迷路遊戯具に関する。本発明の迷路遊戯具の利用方法は特に限定されないが、例えば、組み立てた迷路を災害時における通路と見立てて児童の災害時の身の処し方などを学習させる等の防災意識向上を目的とした体験型迷路としての遊び方も可能なものである。
迷路施設とは一般的に、迷路入口から迷路出口に向けて通り抜ける遊戯施設である。迷路入口から迷路出口への間の途中径路には、人間が通行できる壁面等で囲まれた通路があり、途中径路は仕切板等で複雑に仕切られており、途中に行き止まりが設けられていたり分岐個所が設けられていたりして迷路入口から迷路出口に至るまでに試行錯誤をしながらその途上を楽しむものとなっている。公園の小さな迷路から遊園地等における巨大迷路と呼ばれる大型迷路まである。
従来の固設型の迷路であると、毎回、途中径路における径路の選択の正解枝が固定的であり、複数回実行すると児童が通過できる通路と行き止まりの通路の判別を学習してしまい、本来の迷路としての機能を失ってしまい、児童が再度利用する回数に限りが生じてしまっていた。そこで、迷路の途中経路を容易に変更できる組立式の迷路が必要とされている。
児童が通り抜けるほどの規模がある組み立て式の迷路は少ないが、例えば、ウレタンホーム素材の仕切板を面ファスナーでつなぎ留めて形成する迷路が知られている(特許文献1)。
特許文献1において仕切板の素材としてウレタンホームが用いられる理由は、迷路の解読を困難にするため、仕切り板や壁面は前方の視界が遮られるようないわゆる“壁面”とするために体積が大きくなるところ、全体の重量を軽くするために比重の軽い素材として選ばれた点と、接続手段が面ファスナーという比較的弱い接続手段であるため、仕切板の重量を軽くするために比重の軽い素材として選ばれた点にある。
特に特許文献1では、ウレタンホーム素材の仕切板の接続方法として、面ファスナーが開示されているが、その他の接続方法は開示されていない。
また、例えば、仕切板の素材として、ウレタンホームに代え、生分解性繊維を内部に持つ生分解性発泡体を用い、着脱可能な係合部材を係合する組立式迷路が知られている(特許文献2)。
特許文献2においては、下部マット3を迷路の面積全体に敷き詰める必要がある。下部マット3の下に下部柱4を下敷きにして立ててその上に接続柱2を立てるものとなっている。また、仕切板1は接続柱2の側面に縦方向に設けられている溝21に対してスライドさせて入れるものとなっている。
仕切板1の素材としては特に限定されていないが、迷路の解読を困難にするため、仕切り板や壁面は前方の視界が遮られるようないわゆる“壁面”とするために体積が大きくなるところ、全体の重量を軽くするために比重の軽い素材として選ばれるものと考えられる。
特に特許文献2では、仕切板の接続方法として、柱に縦方向に設けられた溝に対してスライドさせて嵌め込む方法が開示されているが、その他の接続方法は開示されていない。
特開2001−046755号公報 特開2005−218481号公報
しかし、上記特許文献1に記載の迷路には、以下の問題がある。
第1の問題は、迷路の構造的強度があまりに弱いという点である。特許文献1に記載の迷路において、ウレタンホームという素材は確かに軽く、仕切板の組み立てや組み換えは比較的容易であると言えるものの、その接続方法が面ファスナーであり、やはりその接続強度が弱く、実際の児童の迷路使用中において不用意に面ファスナーがとれてしまう不具合も発生しうるものであった。
第2の問題は、児童が転倒しやすくなるという問題である。特許文献1に記載の迷路は、途中径路の予測を難しくするために通常の迷路同様、仕切板を壁面状にして向こう側が見えないようにしており、そのために仕切板の体積が大きくなる関係上、軽い素材が選択され、迷路全体の構造的強度が弱いものとなっている。児童が遊戯中に仕切板に衝突しても怪我をしないように迷路が固設型ではなく迷路自体が動く可動型とする点は評価できるが、迷路内で仕切板に触れたり少し当たったりした程度でも迷路が崩れてしまうようではかえって危ないとも言える。
また、上記特許文献2に記載の迷路には、以下の問題がある。
第1の問題は、迷路の組立や組み替えが大変な作業であるという問題である。
特許文献2に示した組立式迷路では、下部マット3を迷路の面積全体に敷き詰める必要があるが、児童が通路を通り抜ける規模の迷路であればかなりの面積となり、その面積全体に下部マット3を広げることは大変である。一枚のシートを広げるようなものではなく、下部柱4を細かく立てるために下部マット3を多数枚用いる必要があるため、それだけの枚数の下部マット3を敷き詰める作業が必要である。次に、その下部マット3の1つ1つに下部柱4を下敷きにして敷き詰める必要があり、その作業は極めて煩雑で手間である。さらに、その下部柱4の上に接続柱2を差し込む必要があり、その後に接続柱2の側面の溝21に対して仕切板1をスライドさせて差し込む必要がある。このように組立は極めて煩雑で手間である。
上記問題点に鑑み、本発明は、作業効率を高めるために、迷路の仕切り板の組み立て・組み替えが容易にできる組立式迷路遊戯具を提供することを目的とする。また、安全性を高めるために、迷路が固設型ではなく、仕切板が軽く児童が衝突したら迷路自体が動く可動型としつつも、仕切板同士の接続強度を或る程度強いものとし、迷路内で児童が仕切板に触れたり少し当たったりした程度では迷路が崩れてしまうようなことがない程度の強度を持つ迷路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の組立式迷路遊戯具は、複数枚の仕切板と、隣接し合う前記仕切板同士を接続する連結子とを備えた体験型の組立式迷路遊戯具において、前記仕切板が、少なくとも2つの柱体を備え、前記連結子が、隣接する一方の前記仕切板の前記柱体と他方の前記仕切板の前記柱体を内部に挿入できる孔を備え、前記連結子の孔に隣接する一方の前記柱体と他方の前記柱体を嵌め入れることにより隣接する前記仕切板を接続せしめることを特徴とするものである。
上記構成により、複数枚の仕切板と連結子を用いて、組み立てるために接続したい仕切板を隣接させ、一方の仕切板の柱体と他方の仕切板の柱体を合わせた状態で上からそれら2つの柱体に連結子を通し入れるだけで、隣接する柱体同士と連結子が嵌合し合って簡単かつしっかりと緊締することができる。
複数枚の仕切板を自在に配設し、次々と簡単に連結してゆくことで様々なパターンの迷路を組み立てることができる。仕切板の数を増やしてゆけばその組み立て方は無限大である。
ここで、上記構成において、前記柱体の外周面のうち前記連結子の内周と接触する少なくとも1つの面において少なくとも一部分に下向きに拡がるテーパー面が設けられており、前記連結子の孔に隣接する一方の前記柱体と他方の前記柱体を嵌め入れた場合に前記テーパー面が前記連結子の孔の内面に当接して止まるものであることが好ましい。
また、上記構成において、前記連結子の中に挿入された2つの前記隣接し合う柱体を囲む周回の長さが、前記柱体の上端面では前記連結子の内周よりも小さく、前記テーパー面の下端部分の高さの面では前記連結子の内周よりも大きいものであることが好ましい。
また、上記の迷路遊戯具の構成において、前記柱体が前記仕切板の両端に設けられ、前記柱体の側面のうち前記仕切板の内側に向いた面に前記テーパー面を設けたものであることが好ましい。
上記構成により、複数枚の仕切板と連結子を用いて、組み立てるために接続したい仕切板を隣接させ、一方の仕切板の柱体と他方の仕切板の柱体を合わせた状態で上からそれら2つの柱体に連結子を通し入れると、柱体のテーパー面が設けられている部分において嵌って止まり、簡単にかつしっかりと2つの仕切板を緊締することができる。
なお、連結子をテーパー面で嵌って緊締する原理を用いれば、設置箇所の地面の多少のでこぼこや傾きに対して柔軟に対応できる。例えば、設置箇所の地面にでこぼこがある場合、隣接する仕切板の柱体が設置される高さが微妙に異なるものとなり、隣接する柱体同士の位置関係は本来の位置関係より高さ方向においてずれている。しかし、連結子をテーパー面で嵌って緊締する原理であれば、連結子を上から落としてゆくと、隣接し合う柱体を囲む周回の長さが連結子の内周の長さと略同じとなる部分で止まって嵌ることとなる。
なお、上記構成において、前記テーパーを前記柱体の側面の上方部分および下方部分のそれぞれ2箇所設けておけば、前記柱体を天地自在に利用可能となり、使い勝手が向上する。つまり、組立式迷路遊戯具を用いて迷路を構成する際に仕切板の天地を気にせず配設して行くことができ、連結子を用いて次々と連結せしめてゆくことができる。
ここで、柱体の形状と連結子の形状の組み合わせの例としては、前記柱体が一部に前記テーパー面を持つ四角柱であり、前記連結子が矩形型の枠体という組み合わせがある。
なお、前記仕切板には少なくとも1つの窓があり、前記仕切板に対向する利用者の視界の一部は遮られることなく向こうが通して見えるものとすることが好ましい。
上記構成とすれば、迷路内で児童が周囲の状況を良く把握でき、従来型迷路のように径路内で迷わせることを目的とした単なる遊戯型の迷路ではなく、迷路全体における自分の位置を確かめながら目的をもって径路内を進ませることを目的とした体験学習型の組立式迷路遊戯具とすることができる。
本発明にかかる組立式迷路遊戯具によれば、複数枚の仕切板と連結子を用いて、組み立てるために接続したい仕切板を隣接させ、一方の仕切板の柱体と他方の仕切板の柱体を合わせた状態で上からそれら2つの柱体に連結子を通し入れると、柱体のテーパー面が設けられている部分において嵌って止まり、簡単にかつしっかりと2つの仕切板を緊締することができる。
仕切板を自由に組み合わせて行くことができ、仕切板を組み合わせる枚数にも制限がなく様々な組み合わせ方が可能であり、その組み合わせ方は無限大である。
また、柱体のテーパー面で連結子を嵌めて緊締する原理を用いれば、設置箇所の地面の多少のでこぼこや傾きに対して柔軟に対応できる。
また、テーパーを柱体の側面の上方部分および下方部分のそれぞれ2箇所設けておけば、柱体を天地自在に利用可能となり、使い勝手が向上する。
また、本発明にかかる組立式迷路遊戯具によれば、仕切板に窓を設けておくことにより、迷路内で児童が周囲の状況を良く把握できるようになり、従来型迷路のように径路内で迷わせることを目的とした単なる遊戯型の迷路ではなく、迷路全体における自分の位置を確かめながら目的をもって径路内を進ませることを目的とした体験学習型の迷路とすることができる。例えば、地震などで行く手のところどころに障害物や通過できない個所がある場所からの避難誘導を目的とした体験型の防災学習ができる迷路として用いることができる。
以下、本発明の組立式迷路遊戯具を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下、本発明に係る体験型の組立式迷路遊戯具の構成例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1の体験型の組立式迷路遊戯具100の構成例を模式的に示す図である。図1(a)は仕切板10の正面図、側面図、平面図となっている。図1(b)は連結子20の正面図、側面図、平面図となっている。
図2は隣接する2つの仕切板10aと仕切板10bとを連結子20により接続する様子を示す図である。
図1に示すように、組立式迷路遊戯具100は、仕切板10、連結子20を備えた構造となっている。
仕切板10は、この構成例では両端に柱体11、柱体12、窓13を備えた木製の板材で形成されたものとなっている。この構成では全体が梯子型であり、両端において柱体11および柱体12の先端が突出したような仕切板となっている。
柱体11と柱体12は、少なくとも1つの側面の少なくとも一部において、テーパー面14を持つ四角柱となっている。この例ではテーパー面14は、柱体11および柱体12の側面のうち仕切板10の内側に向いた面に設けられている。図1ではテーパー面14は仕切板10の内側に向いた面に設けられているが、限定はされず他の面であっても良い。また、この構成例ではテーパー面14の上方にはテーパーを持たない柱体部分が延設されているが、このような柱体部分を設けるか否かも限定されない。
なお、後述するように、このテーパー面14が設けられている面は、連結子20が嵌った際に連結子20の孔22の内周と接触する部分となる。
また、この構成例では、テーパー面14が柱体の側面の上方部分および下方部分のそれぞれ2箇所設けられて天地が自在となった例となっている。このようにテーパー面14も上方部分および下方部分にそれぞれ設けておくことにより、仕切板10の立て方において柱体の天地が自在となり、迷路を組み立てて行く際に天地を考えずに配設していくことができ、大変便利である。もちろんテーパー面14を柱体の側面に1箇所だけ設ける構成の仕切板であっても天地を考えて配設してゆけば適用できることは言うまでもない。
窓13は、仕切板10の面に設けられた開口であり、後述するように、迷路遊戯具100において遊戯する児童が仕切板10に対向した場合、窓13を介して視界が遮られることなく向こうが通して見えるものとなっている。仕切板10に窓13が設けられているので、迷路遊戯具100で児童が周囲の状況を把握でき、迷路遊戯具100全体における自分の位置を確かめながら目的をもって径路内を進ませることを目的とした体験学習型の迷路とすることができる。
連結子20は、この構成例では、矩形の枠21と孔22を備えた金属製の金具で形成されたものとなっている。この連結子20により隣接し合う仕切板10同士を接続する。
例えば、図2に示すように、隣接する仕切板10aと仕切板10bを連結する場合、連結子の孔22が、仕切板10aの柱体(例えば柱体12a)と他方の仕切板10bの柱体(例えば柱体11b)を内部に挿入できる空間となる。
補強締結子21は、柱体11および柱体12を下方で補強締結する治具であり、例えば、プラスチック製の締結バンドや輪ゴム等で良い。プラスチック製の締結バンドは締結対象物を束ねて巻きつけて締め上げるだけで簡単に締結することができるものであり、繰り返し使用できるよう、締結と弛緩が繰り返せるものが好ましい。つまり付け外しが何度もできるものであれば、迷路の組み立て、分解、再組み立てなどが容易となる。なお、一度締結すると弛緩できず、切り取ることで取り外すような締結バンド(例えば、パソコンのケーブル類などを束ねるときに利用されているプラスチック製の締結バンド)であっても利便性は低下するが利用することは可能である。
次に、仕切板10の柱体11および柱体12の大きさと、連結子20の孔22の大きさの関係、テーパー面14の高さの関係について説明する。
図3は、仕切板10の柱体11および柱体12の大きさと、連結子20の孔22の大きさの関係、テーパー面14の高さの関係を説明する図である。図2に比べて該当箇所を拡大して示している。
図3(a)の右側には、図3(a)左図における柱体11b,12aの上端面の高さにおけるA−A線断面、柱体11b,12aのテーパー面の下端付近の高さにおけるB−B線断面、連結子20の孔22を示している。
図3(a)右側の柱体11b,12aのA−A線断面と連結子20の孔22との関係に示すように、柱体11b,12aの上端面の高さにおいて、隣接する2つの仕切板10aの柱体12aと仕切板10bの柱体11bを合わせたものを囲む周回の長さが、柱体12aおよび柱体11bの上端面では連結子20の内周の長さよりも小さく、上から連結子20を押し込むだけで簡単に通過するものとなっている。この構成例ではまっすぐ延設されている部分は同様に通過してゆく。このようにまっすぐ延設されている部分があれば、連結子20を入れてゆく際、最初は滑らかに入りやすく、ある程度の距離を嵌め入れてからテーパー面14で止まることとなり、仕切板同士を連結した状態で連結子20が柱体11、12から不用意に抜けにくくなる。
ここで、仕切板10の柱体11および柱体12の内面には下側に拡がるテーパー面14が設けられており、図3(a)右側の柱体11b,12aのB−B線断面と連結子20の孔22との関係に示すように、テーパー面の下端部分の高さの面では、隣接する2つの仕切板10aの柱体12aと仕切板10bの柱体11bを合わせたものを囲む周回の長さが連結子20の内周の長さよりも大きくなっている。そのため、図3(b)に示すように、上から挿入した連結子20はテーパー面14のために途中で通過できなくなって止まることとなる。なお、この例では柱体11bと柱体12aの下方において補強締結子21で締結を補強している。
このように、テーパー面14の存在により、連結子20を上から落とすだけで簡単に仕切板10同士の隣接する柱体11および12に嵌って止まり、隣接する仕切板10同士を簡単に、かつ、しっかりと緊締することができる。
上記原理を適用して、隣接する仕切板10同士の連結方向や連結数は多様なものとすることができる。
図4は、2つの仕切板10を平行ではなく直角に連結した様子を示す図である。
図4(a)は2つの仕切板10aと仕切板10bを直角に並べた様子を上面から見た図である。この状態で隣接する柱体(この例では柱体11bと柱体12a)を連結子20により連結する。図4(b)は2つの仕切板10aと仕切板10bを直角に並べた状態で連結子20を嵌めた様子を示す図である。
図5は、図3と同様、仕切板10aおよび仕切板10bを直角に組み合わせた場合における仕切板の柱体の大きさと、連結子20の孔22の大きさの関係、テーパー面14の高さの関係を説明する図である。図4に比べて該当箇所を拡大して示している。
図5(a)右側の柱体11b,12aのA−A線断面と連結子20の孔22との関係に示すように、柱体11b,12aの上端面の高さにおいて、隣接する2つの仕切板10aの柱体12aと仕切板10bの柱体11bを合わせたものを囲む周回の長さが、柱体12aおよび柱体11bの上端面では連結子20の内周の長さよりも小さく、上から連結子20を押し込むだけで簡単に通過するものとなっている。この構成例ではまっすぐ延設されている部分は同様に通過してゆく。
図5(a)右側の柱体11b,12aのB−B線断面と連結子20の孔22との関係に示すように、テーパー面の下端部分の高さの面では、隣接する2つの仕切板10aの柱体12aと仕切板10bの柱体11bを合わせたものを囲む周回の長さが連結子20の内周の長さよりも大きくなっている。そのため、図5(b)に示すように、連結子20を上から挿入してゆくと、仕切板10aの柱体12aのテーパー面14aが連結子20の内周に触れ、仕切板10bの柱体11bのテーパー面14bも連結子20の内周に触れている。つまり、連結子20を上から仕切板10aの柱体12aと仕切板10bの柱体11bに嵌めると2カ所において連結子20の内周とテーパー面14a,14bが接触することとなる。
なお、この例では柱体11bと柱体12aの下方において補強締結子21で締結を補強している。
図6は、3つの仕切板10a〜10cを2つの連結子20a〜20bを用いて連結した様子を示す図である。
図6(a)は3つの仕切板10aと仕切板10bと仕切板10cをそれぞれ直角に並べた様子を上面から見た図である。
まず、この状態で仕切板10aと仕切板10bの柱体(この例では柱体12aと柱体11b)を連結子20aにより連結する。図4と同様、2つの仕切板10aと仕切板10bを直角に並べた状態で連結子20aを嵌める。
図6(b)に示すように、2つの仕切板10aと仕切板10bを並べた状態で連結子20aを嵌めると、仕切板10aの柱体12aのテーパー面14aが連結子20aの内周に触れ、仕切板10bの柱体11bのテーパー面14bも連結子20aの内周に触れている。
次に、仕切板10aと仕切板10cの柱体(この例では柱体12aと柱体11c)を連結子20bにより連結する。ここで、連結子20aで緊締しあっている仕切板10aと仕切板10bのうちさらに仕切板10aに対して仕切板10cを連結子20bにより緊締する場合、仕切板10aと仕切板10cの間には連結子20aが介在するので連結子20aの厚み分だけ隙間が生じることとなる。
図6(b)に示すように、2つの仕切板10aと仕切板10cを直角に並べた状態で連結子20bを嵌めると、仕切板10aの柱体12aのテーパー面14aが連結子20bの内周に触れ、仕切板10cの柱体11cのテーパー面14bも連結子20bの内周に触れている。
ここで、仕切板10aに対して2つの連結子20aと連結子20bが重なるため、両者が嵌って止まる高さを調整する必要がある。例えば、連結子20aの孔22aの大きさ(幅)と連結子20bの孔22bの大きさ(幅)を変える工夫がある。柱体にはテーパー面14がついているので止まる高さが変わったり、間に連結子20の厚みが介在したりすると、囲むべき柱体外形の大きさ(幅)が変わる。その幅に調整した連結子20を用意しておけば良い。このように孔22の大きさ(幅)を変えることにより、柱体の外形に嵌って止まる高さを変えることができ、連結子20a、連結子20bとも違う高さで止まりながら隣接する仕切板10同士を簡単に、かつ、しっかりと緊締することができる。
図7は、4つの仕切板10a〜10dを3つの連結子20a〜20cを用いて連結した様子を示す図である。
図7(a)は4つの仕切板10a〜10dをそれぞれ直角に並べた様子を上面から見た図である。
まず、この状態で仕切板10aと仕切板10bの柱体(この例では柱体12aと柱体11b)を連結子20aにより連結する。例えば、2つの仕切板10aと仕切板10bを直角に並べた状態で連結子20aを嵌める。連結子20aを嵌めると、図7(b)の状態では、仕切板10aの柱体12aのテーパー面14aが連結子20aの内周に触れ、仕切板10bの柱体11bのテーパー面14bも連結子20aの内周に触れている。
次に、例えば、仕切板10aと仕切板10cの柱体(この例では柱体12aと柱体11c)を連結子20bにより連結する。この例では2つの仕切板10aと仕切板10cを直角に並べた状態で連結子20bを嵌める。ここで、連結子20aで緊締しあっている仕切板10aと仕切板10bのうちさらに仕切板10aに対して仕切板10cを連結子20bにより緊締する場合、仕切板10aと仕切板10cの間には連結子20aが介在するので連結子20aの厚み分だけ隙間が生じることとなる。連結子20bを嵌めると、図7(b)の状態では、仕切板10aの柱体12aのテーパー面14aが連結子20bの内周に触れ、仕切板10cの柱体11cのテーパー面14cも連結子20bの内周に触れている。
また同様に、仕切板10aと仕切板10dの柱体(この例では柱体12aと柱体11d)を連結子20cにより連結する。この例では2つの仕切板10aと仕切板10dを直角に並べた状態で連結子20cを嵌める。ここで、連結子20aで緊締しあっている仕切板10aと仕切板10bと仕切板10cのうちさらに仕切板10aに対して仕切板10dを連結子20cにより緊締する場合、仕切板10aと仕切板10dの間には連結子20bが介在するので連結子20bの厚み分だけ隙間が生じることとなる。連結子20cを嵌めると、図7(b)の状態では、仕切板10aの柱体12aのテーパー面14aが連結子20cの内周に触れ、仕切板10dの柱体11dのテーパー面14dも連結子20cの内周に触れている。
なお、仕切板10aの柱体12aに3つの連結子20a〜20cが取り付けられるが、テーパー面の角度、連結子20の厚みなどを加味してそれぞれの孔22a〜22cの大きさ(幅)を変えたものを用意しておき、柱体に止まる高さを変える工夫を施せば、連結子20a、連結子20b、連結子20cとも違う高さで止まりながら隣接する仕切板10同士を簡単に、かつ、しっかりと緊締することができることは同様である。
なお、連結子20は、柱体の一番下で止まる連結子20aと、柱体の中程で止まる連結子20b(連結子20aの厚みも考慮したもの)、柱体の一番上で止まる連結子20c(連結子20bの厚みも考慮したもの)の3種類のみで良く、基本的に柱体の一番下で止まる連結子20aを用いて仕切板10同士を連結してゆき、もう一枚仕切板10を追加する場合には、その時点で柱体の中程で止まる連結子20bを用いれば良く、さらに、同じ個所でもう一枚仕切板10を追加する場合には、その時点で柱体の一番上で止まる連結子20cを用いれば良いので、使用する連結子20の種類で混乱することはない。
本発明の迷路遊戯具100は、上記に示した接続方法(隣接する2つの仕切板10の接続、3つの仕切板10の接続、4つの仕切板10の接続)を様々に組み合わせ、多様な迷路を容易に形成することができる。
図8は、本発明の迷路遊戯具100を用いて形成した迷路を簡単に示した図である。図8に示した例では、2つの仕切板10の接続、3つの仕切板10の接続、4つの仕切板10の接続が複雑に組み合わされている。このように複雑な迷路であっても、仕切板10を並べて隣接する柱体11、柱体12に対して連結子20を上から嵌めるだけで簡単にかつしっかりと緊締することができる。また、仕切板10を複数枚組み上げて仕切板10が直角に組まれる箇所が複数生じると、その部分は次第に自立できるようになる。そのため、仕切板10をその周辺に次々と足して行くことは比較的に容易となる。
このように複数枚の仕切板10を自在に配設し、次々と簡単に連結してゆくことで様々なパターンの迷路を組み立てることができる。仕切板10の数を増やしてゆけばその組み立て方は無限大である。
図9は、本発明の迷路遊戯具100を用いて形成した迷路により、体験学習型の防災教育を目的とした迷路の例を簡単に示した図である。図9の例では、いわゆる行き止まりになっている箇所には“キケン・通行止め”という表示や、“火災・通行止め”という表示等があり、災害により児童の通行が制限されている箇所と見立てたり、いわゆる通行できる箇所の途中に“安全点呼”という表示や“消防署”という表示や“病院”という表示等があり、児童がその地点を通り抜けると良い箇所と見立てたりして、防災意識を高める体験学習型の教育用具として用いることができる。
以上、本発明の組立式迷路の構成例における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明の組立式迷路は、体験型の組立式迷路、体験型の教育用具などに広く適用することができる。
本発明の実施例1の体験型の組立式迷路遊戯具100の構成例を模式的に示す図 隣接する2つの仕切板10aと仕切板10bとを連結子20により接続する様子を示す図 仕切板10の柱体11および柱体12の大きさと、連結子20の孔22の大きさの関係、テーパー面14の高さの関係を説明する図(拡大図) 2つの仕切板10を平行ではなく直角に連結した様子を示す図 直角に隣接する仕切板10の柱体11および柱体12の大きさと、連結子20の孔22の大きさの関係、テーパー面14の高さの関係を説明する図(拡大図) 3つの仕切板10a〜10cを2つの連結子20a〜20bを用いて連結した様子を示す図 4つの仕切板10a〜10dを3つの連結子20a〜20cを用いて連結した様子を示す図 本発明の迷路遊戯具100を用いて形成した迷路を簡単に示した図 本発明の迷路遊戯具100を用いて形成した迷路により、体験学習型の防災教育を目的とした迷路の例を簡単に示した図
10 仕切板
11 柱体
12 柱体
13 窓
14 テーパー面
20 連結子
21 枠体
22 孔
100 組立式迷路遊戯具

Claims (7)

  1. 複数枚の仕切板と、隣接し合う前記仕切板同士を接続する連結子とを備えた体験型の組立式迷路遊戯具において、
    前記仕切板が、少なくとも2つの柱体を備え、
    前記連結子が、隣接する一方の前記仕切板の前記柱体と他方の前記仕切板の前記柱体を内部に挿入できる孔を備え、前記連結子の孔に隣接する一方の前記柱体と他方の前記柱体を嵌め入れることにより隣接する前記仕切板を接続せしめることを特徴とする体験型の組立式迷路遊戯具。
  2. 前記柱体の外周面のうち前記連結子の内周と接触する少なくとも1つの面において少なくとも一部分にテーパー面が設けられており、前記連結子の孔に隣接する一方の前記柱体と他方の前記柱体を嵌め入れた場合に前記テーパー面が前記連結子の孔の内面に当接して止まるものであることを特徴とする体験型の組立式迷路遊戯具。
  3. 前記連結子の中に挿入された2つの前記隣接し合う柱体を囲む周回の長さが、前記柱体の上端面では前記連結子の内周よりも小さく、前記テーパー面の下端部分の高さの面では前記連結子の内周よりも大きいものであることを特徴とする請求項1または2に記載の体験型の組立式迷路遊戯具。
  4. 前記柱体が前記仕切板の両端に設けられ、前記柱体の側面のうち前記仕切板の内側に向いた面に前記テーパー面を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の体験型の組立式迷路遊戯具。
  5. 前記テーパーを前記柱体の側面の上方部分および下方部分のそれぞれ2箇所設けておき、前記柱体を天地自在に利用可能としたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の体験型の組立式迷路遊戯具。
  6. 前記柱体が一部に前記テーパー面を持つ四角柱であり、前記連結子が矩形型の枠体である請求項1から5のいずれか1項に記載の体験型の組立式迷路遊戯具。
  7. 前記仕切板に少なくとも1つの窓があり、前記仕切板に対向する利用者の視界の一部は遮られることなく向こうが通して見えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の体験型の組立式迷路遊戯具。
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