JP2011120140A - 周波数逓倍回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CMOSインバータのPMOSFET21、NMOSFET22の少なくともどちらか一方に流れる発振電流を個々に制御する電流制御用素子23、24と、発振電流の交流成分のみを通過させる容量10、11と、容量10、11を通過した交流信号を加算処理して逓倍信号を出力する加算手段とから成り、加算手段は、電流制御用素子23、24とともに基準電圧によりオフセットされているため、CMOSインバータの各FETに流れる電流を任意に制限することができ、入力振幅の大きさに依存しない適切な発振振幅を得られる。
【選択図】図2
Description
101は抵抗、102は容量、103は排他的論理和(以下、EXORと記載する。)、103aはEXOR103のA入力端子、103bはEXOR103のB入力端子、
104は入力端子、105は出力端子である。
EXOR103のA入力端子103aとB入力端子103b及び出力端子105の各信号の関係を図7に示す。
110はEXOR103のA入力端子103aに入力される信号、111はEXOR103のB入力端子103bに入力される信号、112はEXOR103の出力端子105に出力される信号を示している。
入力信号111は図5に示した抵抗101と容量102の時定数で信号遅延が起こった結果、立ち上がり信号及び立下り信号に時間的遅れが生じている。
ここでEXOR103は、A入力端子103aの信号とB入力端子103bの信号との排他的論理和をとり、図5に示す抵抗101と容量102で形成するCR時定数の遅延をそのままEXOR103のB入力端子103bに入力しているので、図7の出力信号112の波形からもわかるように、出力信号の周波数は入力信号の2倍になるが、デューティ比50%にならない。
仮にA入力端子103aに入力される信号に対して90°遅延を持たせ途中に波形整形段を接続し、その信号をB入力端子103bに入力すると、出力端子105には見掛け上、入力端子104に入力したクロック信号の周波数の2倍でデューティ比50%の信号が出力される。
この場合、容量値は主に熱酸化膜厚のばらつきによって変動する。
また、抵抗はシリコン基盤に不純物層を形成する拡散抵抗或いは、素子分離領域として形成する厚い熱酸化膜上に多結晶シリコン膜を形成し、この多結晶シリコン膜に不純物を打ち込み形成する多結晶シリコン抵抗が用いられる。
しかし、拡散抵抗は不純物濃度や熱工程による不純物濃度分布のばらつきにより、また多結晶シリコン抵抗は、結晶粒経、結晶粒界、不純物濃度及び不純物濃度分布のばらつきによって誤差を生じさせている。
特に、抵抗に関しては温度依存性も考慮して設計する必要があるが、すべての使用温度範囲を補償するのは困難を要する。
このように第1の従来例で示した逓倍回路を用いた周波数逓倍回路では、抵抗101と容量102で構成する遅延回路が変動することによって、遅延時間が変化し出力デューティ比やそれに伴う消費電流も変動することになる。
201は電源端子、202は接地端子、203は第1のカップリング容量、204は第2のカップリング容量、205は入力端子、206は出力端子、211はNMOSFET、212はPMOSFET、221は第1のバイアス回路、222は第2のバイアス回路、230は検出抵抗である。
一方、第2のカップリング容量204を介して交流成分がPMOSFET212のゲートに印加される。
NMOSFET211のゲートには、第1のバイアス回路によって直流成分が印加され、PMOSFET212のゲートには第2のバイアス回路によって直流成分が印加される。
この時、NMOSFET211とPMOSFET212は互いにMOSの飽和特性で動作するように直流成分が印加される。
また、第2の従来例で示した周波数逓倍回路は上述した遅延回路を有さない回路構成であるが、MOSの飽和特性を利用しNMOSFETとPMOSFETの電流を加算し、特
に電流制限の機能を有していないため入力振幅が大きくなる状態では回路の消費電流がMOSの二乗則に従って増加してしまうという課題がある。
CMOSインバータのPMOSFET、NMOSFETの少なくともどちらか一方に流れる発振電流を個々に制御する電流制御用素子と、
発振電流の直流成分が所定値以下となるよう、電流制御用素子に基準電圧を印加する基準電圧発生手段と、
発振電流の交流成分のみを通過させる容量と、
容量を通過した交流信号を加算処理して逓倍信号を出力する加算手段とから成り、
加算手段は、前記基準電圧発生手段からの前記基準電圧によりオフセットされていることを特徴とする。
第2のPMOSFETと第2のNMOSFETのゲート電位は、基準電圧発生手段からの基準電圧で決定することが好ましい。
第1のPMOSFETに流れる電流を制御する、第2のPMOSFETからなる第1の電流制御用素子と、
第1のNMOSFETに流れる電流を制御する、第2のNMOSFETからなる第2の電流制御用素子と、
第1の電流制御用素子の直流信号を決定する第1の基準電圧と、第2の電流制御用素子の直流信号を決定する第2の基準電圧とをそれぞれ発生する基準電圧発生手段と、
第1のPMOSFETに発生する交流信号のみを通過させる第1の容量と、
第1のNMOSに発生する交流信号のみを通過させる第2の容量と、
第1の基準電圧によってオフセットされた第1の容量を通過した交流信号で制御される第3のPMOSFETと、
第2の基準電圧によってオフセットされた第2の容量を通過した交流信号で制御される第3のNMOSFETと、
第3のPMOSFETと第3のNMOSFETと抵抗素子からなり、第3のPMOSFETと第3のNMOSFETの制御電流を加算するとともに、電圧に変換して逓倍信号を出力する加算手段と、
で構成されていることが好ましい。
CMOSインバータに流れる電流を制御する、第2のNMOSFETである電流制御用素子と、
第1のPMOSFETの直流信号を決定し、定電流バイアスする第1の基準電圧と、電流制御用素子の直流信号を決定する第2の基準電圧とをそれぞれ発生する基準電圧発生手
段と、
第1のPMOSFETに入力する交流信号のみを通過させる第1の容量と、
第1のNMOSFETに入力する交流信号のみを通過させる第2の容量と、
第1の基準電圧によってオフセットされた直流信号と第1の容量を通過した交流信号とを合成し、制御される第3のPMOSFETと、
帰還抵抗によって自己整合的にオフセットされた直流信号と第2の容量を通過した交流信号とを合成し、で制御される第3のNMOSFETと、
第3のPMOSFETと第3のNMOSFETと抵抗素子からなり、第3のPMOSFETと第3のNMOSFETの制御電流を加算するとともに、電圧に変換して逓倍信号を出力する加算手段と、
で構成されていることが好ましい。
CMOSインバータのPMOSFET、NMOSFETの少なくともどちらか一方に流れる発振電流を個々に制御する電流制御用素子と、発振電流の直流成分が所定値以下となるように、電流制御用素子に基準電圧を印加する基準電圧発生手段と、発振電流の交流成分のみを通過させる容量と、容量を通過した交流信号を加算処理して逓倍信号を出力する加算手段とから成り、
加算手段は、基準電圧発生手段からの基準電圧によりオフセットされている。
その結果、CMOSインバータのPMOSFETとNMOSFETの各々に流れる電流を個別の電流制御用素子で任意に制限することができ、入力振幅の大きさに依存することなく適切な発振振幅を得ることができるという優れた効果がある。
また、増幅部からの基本発振信号と、加算手段からの逓倍発振信号を、同時に出力することができるため、発振回路と逓倍回路とを別々に用意する必要がなくなるという効果も兼ね備えている。
以下、図面を用いて本発明の第1の実施形態における周波数逓倍回路の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の周波数逓倍回路を示すブロック図である。
1は基準電圧発生手段、2は発振インバータ、3は加算手段、4は第1の電流制御用素子、5は第2の電流制御用素子、6は帰還抵抗、7は第1の負荷容量、8は第2の負荷容量、9は水晶振動子、10は第1のカップリング容量、11は第2のカップリング容量、12は基準電位、13は電源電位である。
第1の電流制御用素子4と第2の電流制御素子5は各々基準電圧発生手段1で生成される異なる出力で制御される。
発振振幅の情報は、電流制御用素子と発振インバータ2のPMOSFET側とNMOSFET側との各々の接続点からカップリング容量を通して直流成分をカットして加算手段3に入力する。
つまり発振振幅は、発振インバータ2のPMOSFET側は第1のカップリング容量、NMOSFET側は第2のカップリング容量を通過することになる。
図2は、第1の実施形態の周波数逓倍回路を示す回路図である。
図1と共通するものについては符号の説明を省略する。
21は第1のPMOSFET、22は第1のNMOSFETで第1のPMOSFET21と第1のNMOSFETとはCMOS接続され、その入出力間に帰還抵抗6が接続され発振インバータ2を構成する。
23は第2のPMOSFET、24は第2のNMOSFETであり、各々第1の電流制御用素子4、第2の電流制御用素子5として働き発振インバータ2に流れる電流をPMOSFET側とNMOSFET側と別個に制御する。
これは、一般的に周知されているバンドギャップリファレンスと呼ばれる定電圧回路である。
第3のPMOSFET32と第3のNMOSFET34のドレイン接続点をPREF36、第4のPMOSFET33と第4のNMOSFET35のドレイン接続点をNREF37とする。
41は第5のPMOSFET、42は第5のNMOSFET、43は検出抵抗であり、これらが加算手段3を構成する。
また、NREF37は第2の電流制御用素子5である第2のNMOSFET24と加算手段3を構成する第5のNMOSFET42の各々のゲートに印加され、これらの電圧が
直流的電位を決定する。
水晶振動子は共振周波数が32.768kHzの一般的な音叉型を使用した。
基準電圧発生手段1のPREF36は−0.40V、NREF37は−0.56Vになるように各パラメータを設定した。
基準電位は0V、電源電位は−0.9Vとした。
図3下段に示す301は入力信号で、水晶振動子9の励振を発振インバータ2で増幅し継続した振幅を得た状態での波形である。
302は逓倍回路の出力端子15に現れる出力信号、303は出力信号302を波形整形に通過させた後の信号の波形である。
図3中段に示す304は加算手段3を構成する第5のPMOSFETのゲートへの印加電圧、305は加算手段3を構成する第5のNMOSFETのゲートへの印加電圧を示している。
直流成分は、基準電圧発生手段1で生成されたPREF36及びNREF37であり、目安として、−0.40Vおよび−0.56Vを表わす破線示した。
交流成分は、第1のカップリング容量10と第2のカップリング容量11を個別に通過して各々が第5のPMOSFET41のゲートに入力され、第5のNMOSFET42のゲートに入力される。
図3上段に示す307は発振継続時において第2のPMOSFETに流れる電流、308は第2のNMOSFETに流れる電流を示している。
図3の横軸は発振開始後の任意の経過時間を示し、縦軸は下段と中段が電圧、上段が電流を示している。
一方、 第5のNMOSFET42に印加されるゲート電圧は、発振振幅の情報として第2のNMOSFET24で電流制御された信号と直流成分として与えられる基準電圧発生手段1で生成されたNREF37が印加される。
一方、第5のNMOSFET42のゲート電圧はNREF37を直流成分として電源電位からオフセットされ、−0.56Vを中心にして振幅する波形305となる。
これを第5のPMOSFET41と第5のNMOSFET42に流れる電流として合成し、検出抵抗43で電流電圧変換すると波形302が得られ入力信号である32.768kHzの2倍の周波数に逓倍される。
第2のNMOSFET24に流れる電流は波形308である。
発振回路に流れる電流は約20nAであり、この周波数逓倍回路の消費電流は基準電圧発生手段1及び加算手段3を含めて約70nAで、例えば従来例1で示した遅延回路で構成した逓倍回路に比較して1/10程度まで低減できることが確認できた。
通常、PMOSFETとNMOSFETの電流を加算すると互いの電流特性を合成することになるため、発振振幅が増加する定常状態ではMOSFETの線形領域から飽和領域
への移行時に二乗特性に従って電流が増加するため消費電流を低減することが課題であった。
ここでは、入力信号が32.768kHzの場合について述べたが、入力信号の周波数が異なる場合も適切なパラメータを設定することによって同様な効果が得られる。
以下、図面を用いて本発明の第2の実施形態における周波数逓倍回路の構成について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態における周波数逓倍回路を示す回路図である。
前述した図の符号と重複するため、ここでは接続関係について説明する。
第1の実施形態と異なる点は発振回路の構成である。
電流制御用素子は、第1のNMOSFET22側のみである。
第1のPMOSFET21は、基準電圧発生手段1で生成されたPREF36の信号がゲート電圧として与えられる。
これにより、第1のPMOSFET21は直流的に定電流にバイアスされていることになる。
帰還抵抗6は発振インバータ2の出力と第1のNMOSFET22のゲートとの間に接続されているため直流バイアスは、第1のPMOSFET21の定電流特性に対して、自己整合的に決定される。
発振振幅の情報は、第1のカップリング容量10及び第2のカップリング容量11を通して第1のPMOSFET21側と第1のNMOSFET22側と別個に入力される。
第2のNMOSFET22は、基準電圧発生手段1で生成したNREF37がゲート電圧として印加され、発振電流を制御し発振振幅を抑えて発振回路の消費電流を低減する。
この発振回路は、特開2002−359524号に記載されている。
図4では、ゲート分離バイアス型発振回路に与えている交流成分と直流成分を後段の加算手段3である第5のPMOSFET41と第5のNMOSFET42で電流加算し、検出抵抗43によって電流電圧変換する非常に簡単な構成で周波数逓倍回路を実現できる。
また、遅延回路を有さないPMOSFETとNMOSFETの電流特性を合成する周波数逓倍回路の構成では、MOSの飽和特性を利用しNMOSFETとPMOSFETの電流を加算し、特に電流制限の機能を有していないため入力振幅が大きくなる状態では回路
の消費電流がMOSFETの二乗則に従って増加してしまうという課題があった。
CMOSインバータのPMOSFET、NMOSFETの少なくともどちらか一方に流れる発振電流を個々に制御する電流制御用素子と、発振電流の直流成分が所定値以下となるように、電流制御用素子に基準電圧を印加する基準電圧発生手段と、発振電流の交流成分のみを通過させる容量と、容量を通過した交流信号を加算処理して逓倍信号を出力する加算手段とから成り、
加算手段は、基準電圧発生手段からの基準電圧によりオフセットされている。
その結果、CMOSインバータのPMOSFETとNMOSFETの各々に流れる電流を個別の電流制御用素子で任意に制限することができ、入力振幅の大きさに依存することなく適切な発振振幅を得ることができ、本発明を用いることの効果は非常に高い。
2 発振インバータ
3 加算手段
4 第1の電流制御用素子
5 第2の電流制御用素子
6 帰還抵抗
7 第1の負荷容量
8 第2の負荷容量
9 水晶振動子
10 第1のカップリング容量
11 第2のカップリング容量
12 基準電位
13 電源電位
21 第1のPMOSFET
22 第1のNMOSFET
23 第2のPMOSFET
24 第2のNMOSFET
36 PREF
37 NREF
Claims (5)
- CMOSインバータおよび帰還抵抗で構成する増幅部と、発振負荷容量および水晶振動子で構成する共振部とからなる水晶発振回路において、
前記CMOSインバータのPMOSFET、NMOSFETの少なくともどちらか一方に流れる発振電流を個々に制御する電流制御用素子と、
前記発振電流の直流成分が所定値以下となるよう、前記電流制御用素子に基準電圧を印加する基準電圧発生手段と、
前記発振電流の交流成分のみを通過させる容量と、
前記容量を通過した交流信号を加算処理して逓倍信号を出力する加算手段とから成り、
前記加算手段は、前記基準電圧発生手段からの前記基準電圧によりオフセットされていることを特徴とする周波数逓倍回路。 - 前記電流制御用素子は、少なくとも前記PMOSFETのソース電極と接地電位間に設ける第2のPMOSFETあるいは、前記NMOSFETのソース電極と電源電位間に設ける第2のNMOSFETのどちらか一方であり、
前記第2のPMOSFETと前記第2のNMOSFETのゲート電位は、前記基準電圧発生手段からの前記基準電圧で決定することを特徴とする請求項1記載の周波数逓倍回路。 - 第1のPMOSFETと第1のNMOSFETからなるCMOSインバータと帰還抵抗で構成する増幅部と、発振負荷容量および水晶振動子で構成する共振部とからなる水晶発振回路において、
前記第1のPMOSFETに流れる電流を制御する、第2のPMOSFETからなる第1の電流制御用素子と、
前記第1のNMOSFETに流れる電流を制御する、第2のNMOSFETからなる第2の電流制御用素子と、
前記第1の電流制御用素子の直流信号を決定する第1の基準電圧と、前記第2の電流制御用素子の直流信号を決定する第2の基準電圧とをそれぞれ発生する基準電圧発生手段と、
前記第1のPMOSFETに発生する交流信号のみを通過させる第1の容量と、
前記第1のNMOSFETに発生する交流信号のみを通過させる第2の容量と、
前記第1の基準電圧によってオフセットされた前記第1の容量を通過した前記交流信号で制御される第3のPMOSFETと、
前記第2の基準電圧によってオフセットされた前記第2の容量を通過した前記交流信号で制御される第3のNMOSFETと、
前記第3のPMOSFETと前記第3のNMOSFETと抵抗素子からなり、前記第3のPMOSFETと前記第3のNMOSFETの制御電流を加算するとともに、電圧に変換して逓倍信号を出力する加算手段と、
で構成されていることを特徴とする周波数逓倍回路。 - 第1のPMOSFETと第1のNMOSFETからなるCMOSインバータと該CMOSインバータの出力と前記第1のNMOSFETのゲートに接続する帰還抵抗で構成する増幅部と、発振負荷容量および水晶振動子で構成する共振部とからなる水晶発振回路において、
前記CMOSインバータに流れる電流を制御する、第2のNMOSFETである電流制御用素子と、
前記第1のPMOSFETの直流信号を決定し、定電流バイアスする第1の基準電圧と、前記電流制御用素子の直流信号を決定する第2の基準電圧とをそれぞれ発生する基準電圧発生手段と、
前記第1のPMOSFETに入力する交流信号のみを通過させる第1の容量と、
前記第1のNMOSFETに入力する交流信号のみを通過させる第2の容量と、
前記第1の基準電圧によってオフセットされた直流信号と前記第1の容量を通過した前記交流信号とを合成し、該合成信号で制御される第3のPMOSFETと、
前記帰還抵抗によって自己整合的にオフセットされた直流信号と前記第2の容量を通過した前記交流信号とを合成し、該合成信号で制御される第3のNMOSFETと、
前記第3のPMOSFETと前記第3のNMOSFETと抵抗素子からなり、前記第3のPMOSFETと前記第3のNMOSFETの制御電流を加算するとともに、電圧に変換して逓倍信号を出力する加算手段と、
で構成されていることを特徴とする周波数逓倍回路。 - 前記増幅部の出力を基本発振信号とし、前記加算手段の出力を逓倍発振信号として、両者を同時に出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の周波数逓倍回路。
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