JP2011119966A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011119966A JP2011119966A JP2009275291A JP2009275291A JP2011119966A JP 2011119966 A JP2011119966 A JP 2011119966A JP 2009275291 A JP2009275291 A JP 2009275291A JP 2009275291 A JP2009275291 A JP 2009275291A JP 2011119966 A JP2011119966 A JP 2011119966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- specific information
- station
- unit
- emergency call
- slave station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】基地局と1つ以上の移動局とを有する無線通信システムであって、前記基地局は、システム固有のサービスを行うために使用される第1のデータを取得するために用いられる第2のデータを、前記移動局に対して周期的に送信し、前記移動局から前記第2のデータに基づく前記第1のデータを要求する信号を受信すると、前記移動局に対して、前記第1のデータを送信するとともに、前記移動局は、前記基地局から前記第2のデータを受信すると、受信した前記第2のデータに基づいて前記第1のデータを要求する信号を送信し、前記基地局から前記第1のデータを受信することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
例えば、市町村デジタル移動通信システムの標準規格(ARIB_STD-T79)に準拠する無線通信システムでは、他の無線通信システムの子局のシステムコードを利用先の別の無線通信システムのものに変更して、周波数チャネル変更後、当該別の無線通信システムの親局に対して位置登録を行うことにより、当該子局が当該親局と無線通信が可能になる。
また、例えば、特許文献1は、陸上移動局が異なる免許人と相互通信を行うことを可能とする地域防災無線システムを提供する。
本発明は、上述した背景からなされたものであって、無線通信システムにおいて、他のシステムの子局が、本無線通信システムの固有のサービスを使用できるようにすることを目的とする。
図1は、本発明に係る無線通信システムの構成を示す図である。
図1に、例えば地域毎に構成されたn個の無線通信システム10−1〜10−n(n≧1;ただし、全てのnが常に同数を示すとは限らない)を示す。
本発明に係る無線通信システム10−i(1≦i≦n)は、親局(基地局)12−iとn個の子局(移動局)14−i−1〜14−i−nとが無線通信回線100−iに接続され、親局12−iとシステム固有情報格納装置16−iと、緊急発信表示装置18−iとが、LAN(Local Area Network)などのネットワーク102−iに接続されて構成される。
なお、以下、無線通信システム10−1〜10−nなど、複数ある構成部分のいずれかを示すときは、単に、無線通信システム10と記載することがある。
以下、各図において、実質的に同じ構成部分・処理には、同じ符号が付される。
図2(A)は、図1に示した親局12のハードウェア構成を例示する図である。
図2(A)に示すように、親局12は、送信アンテナ110、送信機111、受信アンテナ112、受信機113、制御回路114、メモリ115および通信装置132から構成されている。
制御回路114は、後述する図3に示す処理や、送受信制御などの各種制御処理を行う。
また、制御回路114は、通信装置132を介して、システム固有情報格納装置16および緊急発信表示装置18とデータの送受信を行う。
なお、制御回路114はDSP(Digital Signal Processor)やメモリから構成されていてもよい。
メモリ115は、親局12の運用のための各種設定情報を保持するものである。
送信機111は、制御回路114から入力された信号を変調し、送信アンテナ110を介して送信する。
受信機113は、受信アンテナ112を介して受信した信号を復調して制御回路114に入力する。
通信装置132は、ネットワーク102を介して、システム固有情報格納装置16および緊急発信表示装置18とデータの送受信を行う。
なお、通信装置132の機能は制御回路114が備えていてもよい。
図2(B)は、図1に示した子局14のハードウェア構成を例示する図である。
図2(B)に示すように、子局14は、アンテナ120、共用器122、受信回路124、復調回路126、変調回路128、送信回路130、入出力装置134および制御回路140から構成される。
制御回路140は、DSP(Digital Signal Processor)142およびメモリ144から構成される。
共用器122は、アンテナ120を受信回路124と送信回路130とで共用させる。
受信回路124は、アンテナ120から共用器122を介して入力される無線通信回線100を介した伝送のために適した周波数の受信信号を増幅し、ベースバンドの受信信号に変換して、復調回路126に対して出力する。
復調回路126は、受信回路124から入力されたベースバンド信号を復調し、制御回路140に対して出力する。
送信回路130は、変調回路128から入力されたベースバンドの送信信号を、無線通信回線100を介した伝送のために適した周波数の送信信号に変換し、さらに電力増幅して、共用器122およびアンテナ120を介して、無線通信回線100に対して送信する。
また、制御回路140は、入出力装置134からのデータを受け入れ、入出力装置134に対してデータの表示を行う。
入出力装置134は、表示装置などを含む。
図2(C)に示すように、システム固有情報格納装置16および緊急発信表示装置18は、メモリ162およびCPU(Central Processing Unit)164などを含む情報処理装置160、キーボードおよび表示装置などを含む外部入出力装置166、データ通信を行うための通信装置168、および、ハードディスクなどの記録媒体172に対してデータの記録を行う記録装置170などから構成される。
つまり、システム固有情報格納装置16は、通信装置168を介して親局12とデータ通信が可能なコンピュータとしての構成部分を有している。
また、緊急発信表示装置18は、通信装置168を介して親局12とデータ通信が可能であり、災害などが生じた場合に緊急発信を表示可能なコンピュータとしての構成部分を有している。
なお、緊急発信表示装置18は、親局12に接続された通信統制などの通信制御を行う統制局(図示せず)の一部であってもよい。
以下、図1に示した親局12において実行される親局制御プログラム20を説明する。
図3は、図1に示した親局12において実行される親局制御プログラム20の構成を示す図である。
図3に示すように、親局制御プログラム20は、装置番号送信部200、位置登録要求受信部202、位置登録部204、位置登録応答部206、システム固有情報要求受信部208、システム固有情報取得部210、システム固有情報送信部212、緊急発信要求受信部214、緊急発信応答部216および緊急発信表示部218および位置登録エリア情報送信部220から構成される。
親局12は、これらの構成部分により、無線通信回線100を介して子局14から緊急発信(緊急連絡)を受信すると、その旨を緊急発信表示装置18に表示させる。
さらに、親局12は、緊急発信受付を、発信元の子局14に送信する。
ここで、子局14から親局12へ送信される緊急発信について説明すると、緊急発信とは子局14から親局12に対して緊急に連絡を取りたい旨を通知する連絡通信をいう。
本通信は、通話の輻輳状態に係わらず、通話チャネルに空きがない場合でも子局14から親局12へ送信できる。
具体的には、緊急発信はショートメッセージを用いて行われ、そのショートメッセージには少なくとも着信先(送信先)を識別するための情報(呼出番号)と、発信元を識別するための情報と、緊急発信である旨を示す情報とが含まれる。
なお、本実施例では、着信先を識別するための情報が、後述するシステム固有情報に該当する。
また、装置番号送信部200は、装置番号を示す信号を、送信機111により、周期的に子局14に送信する。
具体的には、装置番号送信部200は、装置番号を示す信号を、制御用チャネルである共通アクセスチャネルの報知チャネルで送信する。
なお、装置番号のデータ長は、無線通信システム10間で、統一されている。
つまり、例えば、無線通信システム10−1において使用される装置番号と、無線通信システム10−2において使用される装置番号とは、データ長が同じである。
位置登録部204は、位置登録要求受信部202から受け入れた子局14の識別情報に基づいて、子局14の位置登録を行う。
具体的には、位置登録部204は、ネットワーク102などを介して親局12に接続されている交換機(図示せず)に、子局14の位置情報を登録させる。
なお、位置情報とは、例えば、全国を、数十万程度に分けた位置登録エリアの情報であり、子局14の位置情報とは、子局14が属する位置登録エリアの情報である。
交換機は、子局14が位置登録要求を行った親局12が属する位置登録エリアの情報を、子局14の位置情報として、登録する。
また、位置登録部204は、位置登録要求受信部202から受信した子局14の識別情報と、その子局14の位置登録が完了した旨とを、位置登録応答部206に対して出力する。
位置登録応答部206は、位置登録部204から受信した子局14の識別情報に基づいて、位置登録が完了した旨を示す信号を、送信機111により、位置登録要求を示す信号を送信した子局14に対して送信する。
ここで、他の無線通信システム10の子局14とは、図1における別の地域の無線通信システム10の子局14をいう。
各無線通信システム10は子局14が他の地域の無線通信システム10内に移動することを基本的に前提としていない。
しかし、例えば災害発生時などの有事の際に、被災地に応援のために駆けつけてその被災地域で子局14を使用する場合や、子局14不足の被災地域に子局14を貸し出すことがある。
なお、ある無線通信システム10の応援に追加された他の無線通信システム10の子局14は、例えばユーザが当該子局14のシステムコード、及び/または、各種登録情報(自己IDや所属情報、電話帳情報など)を設定変更し、周波数チャネルを設定して位置登録を行うことにより、通常の通話を行うことができるように構成されており、無線通信システム10−1〜10−3は同一の規格(例えば、標準規格ARIB_STD-T79)に基づいて構成されていることが好ましい。
ただし、他の無線通信システム10の子局は、上記設定変更により通常の通話
が実行できても、それだけでは応援先の無線通信システム10のシステム固有のサービスを実行することはできない。
また、システム固有情報要求受信部208は、システム固有情報要求を示す信号およびこの信号を送信した他の無線通信システム10の子局14の識別情報を、システム固有情報取得部210に対して出力する。
ここで、システム固有情報は、無線通信システム10の固有サービスを実行するために必要な情報である。
本例では、子局14から親局12に緊急発信を要求する場合に必要とされる緊急発信の着信先を識別するための情報を、システム固有情報という。
なお、緊急発信の着信先を識別するための情報は、即ち、緊急発信の送信先番号であり、例えば、親局12の呼出番号でもよいし、各無線通信システム10で緊急発信用に予め設定された固有の呼出番号であってもよい。
また、システム固有情報取得部210は、受信した子局14の識別情報と、取得したシステム固有情報とを、システム固有情報送信部212に対して出力する。
システム固有情報送信部212は、受信した子局14の識別情報に基づいて、取得したシステム固有情報を示す信号を、送信機111により、システム固有情報要求を示す信号を送信した他の無線通信システム10の子局14に対して送信する。
また、緊急発信要求受信部214は、受信したシステム固有情報が正しい場合には、緊急発信要求を受け付けた旨を示す情報を、緊急発信応答部216および緊急発信表示部218に対して出力する。
一方、受信したシステム固有情報が誤っていた場合、親局12は、その子局14に対して、エラー通信を行ってもよいし、無応答としてもよい。
緊急発信応答部216は、緊急発信要求受信部214から緊急発信要求を受け付けた旨を示す情報を受け入れる。
また、緊急発信応答部216は、緊急発信要求を受け付けた旨を示す信号を、送信機111により、送信元である他の無線通信システム10の子局14に送信する。
緊急発信表示部218は、緊急発信表示装置18に対して、緊急発信表示要求を示す信号を送信する。
位置登録エリア情報送信部220は、親局12が属する位置登録エリア情報を示す信号を、送信機111により、子局14に周期的に送信する。
以下、図1に示した子局14において実行される子局制御プログラム30を説明する。
図4(A)は、図1に示した子局14において実行される子局制御プログラム30の構成を示す図である。
図4(A)に示すように、子局制御プログラム30は、装置番号受信部300、装置番号記憶部302、位置登録要求送信部304、位置登録応答受信部306、圏内表示部308、システム固有情報要求送信部310、システム固有情報受信部312、システム固有情報記憶部314、緊急発信要求送信部316、緊急発信受付受信部318および緊急発信受付表示部320から構成される。
子局14は、これらの構成部分により、親局12と通信を行う。
装置番号記憶部302は、装置番号受信部300から入力された装置番号を示す信号を受け入れ、装置番号を記憶する。
位置登録要求送信部304は、親局12から周期的に送信される位置登録エリア情報を示す信号、例えば、基地局番号を、受信回路124および復調回路126などを介して受信する。
また、位置登録要求送信部304は、受信した位置登録エリア情報に基づいて、位置登録要求を示す信号を、変調回路128および送信回路130などを介して、親局12に対して送信する。
具体的には、位置登録要求送信部304が保有している位置登録エリア情報と、受信した位置登録エリア情報とが異なっていた場合、位置登録要求送信部304は、位置登録要求を示す信号を送信する。
位置登録応答受信部306は、位置登録が完了した旨を示す信号を、親局12から、受信回路124および復調回路126などを介して受信し、システム固有情報要求送信部310に対して出力する。
また、システム固有情報要求送信部310は、取得した装置番号を示す信号を含むシステム固有情報の要求(システム固有情報要求)を示す信号を、変調回路128および送信回路130などを介して、システム固有情報要求として、親局12に対して送信する。
なお、システム固有情報要求送信部310がシステム固有情報要求を送信するタイミングは、本発明において限定されない。
システム固有情報受信部312は、システム固有情報を示す信号を、親局12から、受信回路124および復調回路126などを介して受信し、システム固有情報記憶部314に対して出力する。
また、システム固有情報受信部312は、システム固有情報を受信した旨を示す情報を、圏内表示部308に対して出力する。
システム固有情報記憶部314は、システム固有情報受信部312から入力されたシステム固有情報を示す信号を受信し、システム固有情報を記憶する。
圏内表示部308は、システム固有情報受信部312から、システム固有情報を受信した旨を示す情報を受け入れると、無線通信システム10において、接続が可能となった旨を、入出力装置134(図2(B))などに表示する。
具体的には、ユーザが、入出力装置134などを用いて緊急発信を行う。
また、緊急発信要求送信部316は、緊急発信を示す信号を受け入れると、システム固有情報記憶部314に記憶されているシステム固有情報を取得する。
また、緊急発信要求送信部316は、システム固有情報を示す信号を含む緊急発信要求を示す信号を、変調回路128および送信回路130などを介して、親局12に対して送信する。
緊急発信受付受信部318は、親局12が緊急発信要求を受け付けた旨を示す信号を、親局12から受信回路124および復調回路126などを介して受信し、緊急発信受付表示部320に対して出力する。
緊急発信受付表示部320は、親局12が緊急発信要求を受信した旨を示す信号を、緊急発信受付受信部318から受け入れる。
また、緊急発信受付表示部320は、親局12が緊急発信要求を受信した旨を、入出力装置134(図2(B))などに表示する。
以下、図1に示したシステム固有情報格納装置16において実行されるシステム固有情報格納プログラム40を説明する。
図4(B)は、図1に示したシステム固有情報格納装置16において実行されるシステム固有情報格納プログラム40の構成を示す図である。
図4(B)に示すように、システム固有情報格納プログラム40は、問い合わせ受付部400、システム固有情報記憶部402およびシステム固有情報出力部404から構成される。
システム固有情報格納装置16は、これらの構成部分により、親局12からの要求に応じて、システム固有情報を提供する。
システム固有情報記憶部402は、システム固有情報を記憶する。
システム固有情報出力部404は、問い合わせ受付部400から、システム固有情報の問い合わせを受け付けた旨を受け入れると、システム固有情報記憶部402に記憶されているシステム固有情報を取得し、通信装置168を介して親局12に出力する。
以下、本発明に係る無線通信システム10の全体動作を、具体例を示して説明する。
図5は、図1に示した無線通信システム10の全体的動作(S10)を例示する通信シーケンス図である。
以下、A市の無線通信システム10−1において、B市の無線通信システム10−2の子局14−2−1が、緊急発信を行う場合を具体例とする。
システム固有情報格納装置16−1の装置番号を、周期的に子局14−1−1〜14−1−nおよび子局14−2−1に送信する。
具体的には、親局12は、装置番号を、制御用チャネルである共通アクセスチャネルの報知チャネルで送信する。
ステップ102(S102)において、親局12−1は、位置登録エリア情報を、周期的に子局14−1−1〜14−1−nおよび子局14−2−1に送信する。
ステップ104(S104)において、子局14−2−1は、親局12−1に対して位置登録要求を行う。
ステップ106(S106)において、親局12−1は、ネットワーク102−1などを介して親局12−1に接続された交換機(図示せず)に、子局14−2−1の位置登録を行わせる。
ステップ110(S110)において、子局14−2−1は、親局12−1に対して、取得した装置番号を用いてシステム固有情報要求を行う。
ステップ112(S112)において、親局12−1は、システム固有情報格納装置16−1に対してシステム固有情報の問い合わせを行う。
ステップ114(S114)において、システム固有情報格納装置16−1は、親局12−1に対してシステム固有情報を通知する。
ステップ118(S118)において、子局14−2−1は、親局12−1に対して緊急発信要求を行う。
ステップ120(S120)において、親局12−1は、緊急発信を表示するように緊急発信表示装置18−1に対して要求する。
ステップ122(S122)において、緊急発信表示装置18−1は、子局14−2−1から緊急発信があった旨を、外部入出力装置166(図2(C))などに表示する。
ステップ124(S124)において、親局12−1は、緊急発信を受付した旨を、子局14−2−1に対して通知する。
なお、その際、子局14−1−1〜14−1−nに対しても、同じ旨を通知してもよい。
以上説明したように、A市の無線通信システムである無線通信システム10−1において、B市の無線通信システム10−2の子局14−2−1は、位置登録要求後に、受信した装置番号に基づいてシステム固有情報を要求することにより、緊急発信要求を行うことができるようになる。
また、親局12−1が、子局14−1―1〜14−1―nおよび子局14−2−1に対して、装置番号を制御チャネルに含めて周期的に送信するので、システム固有情報を周期的に送信する場合と比較して送信するデータ量を低減することができる。
システム固有情報は、後述するように、本発明において、緊急発信の送信先の情報だけに限られず、複数ある場合や、容量がより多い場合がある。その場合は特に、この効果は顕著になる。
また、装置番号のデータ長は統一されているので、無線通信システム10毎に共通アクセスチャネルのフォーマットを変更する必要はない。
つまり、共通アクセスチャネルのフォーマット変更に伴う通信試験が不要となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した図1に示す例では、各無線通信システム10−1〜10−nが、親局としての基地局を1つ備えた場合を例にあげて説明した。
しかし、本発明はこれに限定されず、通信統制(制御)やオペレータの指示を入力・実行する統制局に複数の基地局が接続されて親局として構成されてもよい。
この場合、システム固有情報格納装置16や緊急発信表示装置18は統制局の一部として構成されるか、あるいは、統制局に接続される。
また、上述した実施形態では、システム固有のサービスが緊急発信であり、システム固有情報が緊急発信の着信先を示す情報である場合を例にあげて説明した。
しかし、本発明においてシステム固有のサービス及びシステム固有情報はそれらに限定されるものではない。
システム固有のサービスとは、各無線通信システム10が独自の情報に基づいて実行しているサービスをいい、通信機能にだけでなく、親局12から子局14への画像、音声、文字、動画などの情報提供サービスも含まれる。
そして、システム固有情報とはシステム固有のサービスを子局14が受けるために必要な情報をいう。
例えば、システム固有のサービスが非音声通信であり、システム固有情報が非音声通信使用スロット数であってもよい。
無線通信システム10がTDMA(Time Division Multiple Access)方式の場合、子局14による非音声通信に使用するスロット数は無線通信システム10毎に異なる場合がある。
その場合、従来は、応援で追加された他のシステムの子局14は、応援先の非音声通信のスロット数が分らないため、1スロットのみを用いて低速で非音声通信を行うか、あるいは、非音声通信を利用できなかった。
しかし、システム固有情報格納装置16にシステム固有情報として非音声通信スロット数を格納し、他のシステムの子局14からの装置番号に基づく要求に応じてそのスロット数を親局12から当該子局14に送信することにより、当該子局14が適切なスロット数を用いて従来よりも高速に非音声通信を実行することができるようになる。
また、システム固有のサービスが親局12から子局14への情報提供サービスであった場合には、親局12は、他のシステムの子局14からの装置番号に基づく情報配信要求を重信すると、当該子局14に対して情報提供サービスに必要な情報(例えば、要求先や提供情報を特定するための情報)を送信する。
そして、当該子局14がその情報に基づいて情報提供を要求し、親局12から情報提供サービスを受けることができる。
Claims (1)
- 基地局と1つ以上の移動局とを有する無線通信システムであって、
前記基地局は、
システム固有のサービスを行うために使用される第1のデータを取得するために用いられる第2のデータを、前記移動局に対して周期的に送信し、前記移動局から前記第2のデータに基づく前記第1のデータを要求する信号を受信すると、前記移動局に対して、前記第1のデータを送信するとともに、
前記移動局は、
前記基地局から前記第2のデータを受信すると、受信した前記第2のデータに基づいて前記第1のデータを要求する信号を送信し、前記基地局から前記第1のデータを受信することを特徴とする、無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009275291A JP2011119966A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009275291A JP2011119966A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | 無線通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011119966A true JP2011119966A (ja) | 2011-06-16 |
JP2011119966A5 JP2011119966A5 (ja) | 2013-01-24 |
Family
ID=44284753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009275291A Pending JP2011119966A (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011119966A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014533456A (ja) * | 2011-10-06 | 2014-12-11 | キム、ヨンジュン | 付加的な呼び出し処理サービスを提供するためのターミナル機器、及びそれを操作する方法、呼び出し処理補助サービスを提供するためのターミナル・デバイス及びその操作方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11266278A (ja) * | 1997-05-12 | 1999-09-28 | Toshiba Corp | ルータ装置、データグラム転送方法及び通信システム |
JP2005027247A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nec Infrontia Corp | 無線lan装置、無線lan装置管理サーバおよび、移動ip電話の接続方法 |
-
2009
- 2009-12-03 JP JP2009275291A patent/JP2011119966A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11266278A (ja) * | 1997-05-12 | 1999-09-28 | Toshiba Corp | ルータ装置、データグラム転送方法及び通信システム |
JP2005027247A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nec Infrontia Corp | 無線lan装置、無線lan装置管理サーバおよび、移動ip電話の接続方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6013036759; 都道府県・市町村デジタル移動通信システム 3.0版、第1分冊, 20090729, 65-67ページ * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014533456A (ja) * | 2011-10-06 | 2014-12-11 | キム、ヨンジュン | 付加的な呼び出し処理サービスを提供するためのターミナル機器、及びそれを操作する方法、呼び出し処理補助サービスを提供するためのターミナル・デバイス及びその操作方法 |
US8938056B2 (en) | 2011-10-06 | 2015-01-20 | Yongjin Kim | Terminal equipment for providing an additional call processing service, and method for operating same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3491567B1 (en) | On-demand system information for wireless telecommunications | |
WO2018195825A1 (zh) | 小区选择或重选方法、装置及系统 | |
JP5774695B2 (ja) | ピア発見のためのハイブリッド・モード | |
CN102754512B (zh) | 通信系统中的方法和节点 | |
CN109076596A (zh) | 无线局域网中的触发帧 | |
JP2020519036A (ja) | 無線通信に用いられる電子装置及び方法 | |
CN102972050A (zh) | 网络辅助式对等方发现 | |
RU2006137475A (ru) | Способ и устройство для предоставления улучшенных сообщений по общему управляющему каналу беспроводной системы связи | |
JP2018508139A (ja) | モビリティ管理エンティティ、ユーザ機器および延長された非連続受信メカニズムをサポートする方法 | |
CN102369767A (zh) | 用于通信系统中的对等发现的方法和装置 | |
US11317425B2 (en) | Data transmission method, related device, and system | |
JP5742491B2 (ja) | 通信制御装置、無線通信端末、処理実行装置、通信システムおよび通信制御方法 | |
TWI717747B (zh) | 用戶設備的接收傳呼信息的方法以及使用相同方法的用戶設備 | |
CN104471601A (zh) | 设备到设备的广告 | |
US20130250783A1 (en) | Systems and methods registration and maintenance of wireless clients via a proxy wireless network service | |
CN102026123A (zh) | 支持空闲模式期间移动站的短消息服务的方法和装置 | |
WO2020063831A1 (zh) | 通信方法及装置 | |
WO2016112527A1 (zh) | 能力信息上报方法、装置和设备 | |
US20140378064A1 (en) | Host controller interface and messaging method for ant applications | |
TW202114369A (zh) | 資訊發送方法、接收方法、使用者設備及電腦可讀存儲介質 | |
JP2022546268A (ja) | 複数のsimを利用したサービス提供方法及びその装置 | |
US10812545B2 (en) | Beacon sensor advertisement frame | |
KR101568279B1 (ko) | 데이터 공유 시스템 | |
JP2011119966A (ja) | 無線通信システム | |
JP2023541101A (ja) | 情報伝送方法及び関連デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121129 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20130725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20140305 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |