JP2011118838A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器における、使用者の使用勝手の向上。
【解決手段】電子機器は、動作モードに応じて操作可能な、言い換えれば、使用者からの操作が有効となる操作ボタン18a〜18cもしくは操作キー20a〜20iの背面にあるLED40a〜40lを発光状態にさせることによって、使用者からの操作が無効となる操作ボタン18a〜18cもしくは操作キー20a〜20iを、使用者が誤って操作してしまう事態を抑制することが出来る。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネルを供えた電子機器に関する。
デジタルカメラ、携帯型音楽プレーヤ、ICレコーダ等の電子機器においては、大事な画像や音を、正確に録画や録音および再生する確実性が求められる。したがって、タクトスイッチやシートスイッチなど、スイッチ操作時にクリック感覚などの操作感覚のあるものが賞用されている。しかしながら、これらの電子機器は、使用者が携帯するケースが多く、製品の小型化、薄型化が要望されている。
これらの要望を応えるため、静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネルを搭載した電子機器が、開発されている。
特開2008−236765 特許文献1には、タッチパッドを備えた携帯型電子機器、特にデジタルカメラであって、該タッチパッドが、画像モニタに表示された項目及び被選択候補の選択及び入力、画像モニタに表示された画像の表示内容の操作、及び画像撮影時の撮影倍率の制御を行うタッチ入力部の一部を形成するものが記載されている。
上述したように、デジタルカメラ、携帯型音楽プレーヤ、ICレコーダ等の電子機器においては、大事な画像や音を、正確に録画や録音および再生する確実性が求められるが、タッチスイッチを採用した電子機器においては、スイッチ操作時におけるクリック感覚などの操作感覚がないため、誤操作を防止するための対策が必要となる。
本発明は、上記の問題点を解決するもので、静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネルを搭載した電子機器において、使用者による操作の操作感覚を補助し、かつ誤操作を軽減することが出来る電子機器を提供するものである。
第1の発明の電子機器は、静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネルと、操作パネルの背面に操作パネルを発光表示させる光源部と、光源部を制御して、複数のタッチスイッチが配置されている夫々の位置で発光状態および/または非発光状態にせしめる光源制御手段と、タッチスイッチが操作されることにより該タッチスイッチの夫々に対応する所定動作を実行する動作実行処理手段と、本体機器の動作モードを選択するモード選択手段と、モード選択手段において選択された動作モードに対応して、複数のタッチスイッチの操作を夫々有効状態および/または無効状態に設定し、光源制御手段に対して該有効状態であるタッチスイッチに対応する位置で発光状態になるよう光源部を制御せしめる動作モード制御手段と、スイッチ設定手段において有効状態に設定されているタッチスイッチが操作されると、第1態様で外部へ報知を行う第1報知手段を備えることを特徴とする。
第2の発明の電子機器は、第1の発明の電子機器に従属し、無効状態に設定されているタッチスイッチが操作されると、第1態様とは異なる第2態様で外部へ報知を行う第2報知手段を更に備えることを特徴とする。
第3の発明の電子機器は、第1の発明または第2の発明の電子機器に従属し、操作パネルと同じ平面上に発光素子を更に備え、第1態様は所定周期で発光素子が発光する態様であり、第2態様は、所定周期よりも短い周期で発光素子を発光させる態様であることを特徴とする。
第4の発明の電子機器は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかの電子機器に従属し、 音声を出力する音声出力手段を更に備え、第1態様は音声出力手段に第1音声を出力する態様であり、第2態様は音声出力手段に該第1音声とは異なる第2音声を出力する態様であることを特徴とする。
本発明の電子機器は、上記の問題点を解決するものであり、静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネルを搭載した電子機器において、使用者による操作の操作感覚を補助し、かつ誤操作を軽減することが出来る。
本実施例に係るICレコーダ10を示す外観図である。 本実施例に係るICレコーダ10の回路構成の一部を示すブロック図である。 本実施例に係るICレコーダ10の操作態様の一例を示す図解図である。 本実施例に係るICレコーダ10の操作態様の他の一例を示す図解図である。 本実施例に係るフラッシュメモリ30に格納されているルックアップテーブルの一部を示すテーブルである。 本実施例に係るICレコーダ10の動作の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るICレコーダ10の動作の他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るICレコーダ10の動作の他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るICレコーダ10の動作の他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るICレコーダ10の動作の他の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るフラッシュメモリ30に格納されているルックアップテーブルの他の一部を示すテーブルである。
以下、本発明の電子機器の一実施例として、ICレコーダに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本実施例のICレコーダ10の外観図である。筐体の表面に液晶表示装置(LCD部)16と、筐体の表面に複数配置されたタクトスイッチで構成される操作ボタン群18、および静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネル20を備える。また、LCD部16の上部にはLED14aを備える光源部14および、2つのチャネルで音声を取り込むマイクロフォン12aおよび12bを備える。使用者は、LCD部16に表示された画面を見ながら操作ボタン群18または操作パネル20を操作することにより、ICレコーダ10を作動させる。
操作ボタン群18は、シーン/操作案内ボタン18a、録音ボタン18bおよび停止ボタン18cを含む。シーン/操作案内ボタン18aが操作されると、LCD部16に録音シーン設定画面を表示させる、または操作案内画面を表示させる。録音ボタン18bが操作されると、録音処理を開始する。録音処理中に録音ボタン18bが操作されると、録音処理を一時停止し、一時停止中に操作されると、録音処理を再開する。
操作パネル20は、メニュー操作中やリスト画面操作中にタッチすることによって、一つ前の画面に戻すための戻る/センテンス再生キー20a、スピーカー28から出力される音量を調整する、またはメニュー操作中やリスト画面操作中に同じ階層内の項目やファイル、またはフォルダを選択するための音量+キー20bおよび音量−キー20h、設定メニューを表示するためのメニューキー20c、音声再生中にファイルの頭出しやファイルの早送り早戻しをする、または停止中にフォルダ内のファイルを選択し、メニュー操作中やリスト画面操作中に一つ上(または下)の階層へ移動させるための早戻しキー20dおよび早送りキー20f、ファイルを再生する、またはメニュー操作中やリスト画面操作中に、選択した内容を決定して、次の画面へ移すための再生/OKキー20e、リスト画面に切り替えるためのリストキー20g、およびICレコーダの録音、再生モードを切り替える、またはフォルダの選択画面へ移すためのモードキー20iを含む。
図2は、ICレコーダ10のブロック図を示している。
ICレコーダ10は、マイクロフォン12(12aおよび12b)を含み、マイクロフォン12から集音されたアナログ音声信号が、マイクロフォン12に接続されるコーデック22へ入力される。コーデック22は、入力されたアナログ音声信号をデジタル信号に変換し、所定のデジタル処理を施す。ICレコーダ10の全体を制御するCPU24はバス44と接続されており、コーデック22でデジタル処理が施されたデジタル音声データをSDRAM42へ一旦格納させる。バス44には、光源部14、コーデック22、CPU24、フラッシュメモリ30、LCD部16、DSP(Digital Signal Processor)34、外部メモリコントローラ36、光源部40およびSDRAM42が接続されており、フラッシュメモリ30には、CPU24が実行するプログラム、および該プログラムを実行するためのパラメータ等が記憶されている。
また、操作ボタン群18および操作パネル20は、CPU24と接続されており、操作ボタン群18および操作パネル20で操作されると、CPU24が操作内容を把握し、操作内容に対応したプログラムを実行する。
SDRAM42に一旦格納されたデジタル音声データは、DSP34へ出力される。DSP34は、入力されたデジタル音声データに対してMP3形式で圧縮処理を施し、SDRAM42へ音声ファイルとして一旦格納する。CPU24は、外部メモリコントローラ36を制御して、SDRAM42に格納されている音声ファイルを外部メモリカード38へ記録する。上述した集音から記録までの処理を録音処理と定義する。
再生/OKキー20eが操作されることにより、音声再生処理が実行される。具体的には、外部メモリカード38に記録されているMP3形式の音声ファイルが、SDRAM42へ一旦格納され、DSP34において伸張処理が施される。伸張処理が施されたデジタル伸張音声信号は、再びSDRAM42へ格納され、コーデック22へ出力される。コーデック22では、デジタル伸張音声信号がアナログ伸張音声信号に変換され、アンプ26へ出力されることによって増幅処理が施される。そして、スピーカ28へ出力される。
操作ボタン群18および操作パネル20の背面には、LED40a〜40lを備える光源部40が配置されている。具体的には、LED40a〜40lは、操作ボタン群18を構成する操作ボタン18a〜18c、および操作パネル20を構成する操作キー20a〜20iの位置する箇所の背面に夫々配置され、LED40a〜40lが発光することにより、操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iを示す夫々のマークが表示される。マークとは、例えば、図1に示す操作キー20aに対応する“BACK”など、文字や図形で表示されているものである。
本実施例におけるICレコーダ10は、使用者に操作ボタン群18および操作パネル20が操作されることによって移行された夫々の動作モードに応じて、操作ボタン群18(18a〜18c)および操作パネル20(20a〜20i)の背面に夫々配置されるLED40a〜40lが夫々発光状態または非発光状態に遷移する。
具体的には、操作ボタン18aの背面にLED40aが配置され、操作ボタン18bの背面にLED40bが配置され、操作ボタン18cの背面にLED40cが配置される。そして、操作キー20aの背面にLED40dが配置され、操作キー20bの背面にLED40eが配置され、操作キー20cの背面にLED40fが配置され、操作キー20dの背面にLED40gが配置される。操作キー20eの背面にLED40hが配置され、操作キー20fの背面にLED40iが配置され、操作キー20gの背面にLED40jが配置され、操作キー20hの背面にLED40kが配置され、操作キー20iの背面にLED40lが配置される。
本実施例における動作モードとは、例えば停止ボタン18cが操作されることによって停止状態となったものや、シーン/操作案内ボタン18aが操作されることによって、使用者がこれから録音するシーンに最適な録音設定が為されたシーン設定を選択するシーンセレクト設定状態になったものや、録音ボタン18bが操作されることによって録音状態になったものなどを指す。
図5は、動作モード(停止状態、シーンセレクト設定状態および録音状態等)と、LED40a〜40lの発光状態の有効または無効状態の関係を示したルックアップテーブルAである。ルックアップテーブルAは、フラッシュメモリ30に格納されている。CPU24は、本体機器に電源が投入されるとルックアップテーブルAを参照して、発光状態が有効化されている、つまり発光状態にすべきLED40a〜40lを決定し、光源部40へ通知し、発光状態にすべきLED40a〜40lを、発光LEDリストに登録させる。光源部40は、登録された発光LEDリストに従って、発光すべきLED40a〜40lを発光状態にせしめる。
ここで発光状態にすべきLED40a〜40lとは、現在の動作モードにおける操作可能な操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iの背面にあるLED40a〜40lである。このように、動作モードに応じて操作可能な、言い換えれば、使用者からの操作が有効となる操作ボタン18a〜18cもしくは操作キー20a〜20iの背面にあるLED40a〜40lを発光状態にさせることによって、使用者からの操作が無効となる操作ボタン18a〜18cもしくは操作キー20a〜20iを、使用者が誤って操作してしまう事態を抑制することが出来る。
また、現在の動作モードにおいて操作可能な操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが、使用者によって操作されると、CPU24は光源部14を制御して、LED14aを操作1回に対して1回のみ第1所定期間発光させる。また、LED14aの発光に伴って、CPU24はフラッシュメモリ30に格納されている第1ビープー音データを読み出して、コーデック22へ入力しアナログ音声信号に変換させる。コーデック22はアンプ26へアナログ音声信号を出力し、アンプ26にてアナログ音声信号に対して適正な音声となるように増幅処理を施す。そして、スピーカ28へ出力されることによって、第1ビープー音が発生する。第1ビープー音は、例えば、使用者が“ピッ”と視認出来るような音である。
操作可能ではない、つまり操作が無効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが、使用者によって操作されると、CPU24は光源部14を制御してLED14aを操作1回に対して第1所定期間に2回発光させる。また、LED14aの発光に伴って、CPU24はフラッシュメモリ30に格納されている第1ビープー音データとは異なる第2ビープー音データを読み出して、コーデック22へ入力しアナログ音声信号に変換させる。コーデック22は、アンプ26へ変換されたアナログ音声信号を出力し、アンプ26にてアナログ音声信号に対して適正な音声となるように増幅処理を施し、スピーカ28へ出力することによって、スピーカ28から第2ビープー音が出力される。第2ビープー音は、例えば、使用者が“ブブッ”と視認出来るような音である。
このように、有効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合と、無効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合とで、LED14aの発光状態およびスピーカ28から出力される音を異ならしめることによって、使用者が本体機器への操作の反応を視覚的および聴覚的に把握することが出来る。
図3は各動作モードにおけるLED14aおよびLED40a〜40lの発光状態を示しており、図3(A)は動作モードが停止状態であるとき、図3(B)は動作モードがシーンセレクト設定状態であるとき、図3(C)は動作モードが録音状態であるときのLED14aおよびLED40a〜40lの発光状態/非発光を示している。
図3(A)に示す停止状態では、操作キー20aに対応するLED40dが非発光状態であり、操作部18a〜18cおよび操作キー20b〜20iに対応するLED40a〜40c、40e〜40lは発光状態である。また、LCD部16には停止画面が表示される。ここで、使用者が操作ボタン18a(シーン/操作案内ボタン)を操作すると、LED14aが1回のみ第1所定期間発光され、スピーカ28からは第1ビープー音が出力される。そして、図3(B)に示すシーンセレクト設定状態に移行する。
図3(B)に示すシーンセレクト設定状態では、操作ボタン18bおよび操作キー20g〜20iに対応するLED40b、40j〜40lは非発光状態であり、操作ボタン18a、18cおよび操作キー20a〜20fに対応するLED40a、40c、40d〜40iは発光状態である。また、LCD部16にはシーンセレクト設定画面が表示される。ここで、使用者が操作可能な操作キー20dもしくは20fを操作すると、LED14aが1回のみ第1所定期間発光され、スピーカ28からは第1ビープー音が出力される。そして、使用者はシーンセレクト設定画面において録音スタンバイ状態(以後、録音状態と称す)選択し、操作キー20e(再生/OKキー)を操作することによって、図3(C)の録音状態に移行する。操作キー20eは操作可能な操作キーであるため、LED14aが1回のみ第1所定期間発光され、スピーカ28からは第1ビープー音が出力される。
図3(C)、図3(D)に示す録音状態では、操作キー20a、20c〜20gに対応するLED40d、40f〜40jは非発光状態であり、操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20b、20h、20iに対応するLED40a〜40c、40e、40k、40lは発光状態である。また、LCD部16には録音画面が表示される。
ここで、図3(C)に示すように、操作可能ではないつまり操作しても無効である操作キー20g(リストキー)が操作されると、LED14aが第1所定期間に2回発光し、スピーカ28からは第2ビープー音が出力される。この場合、操作しても無効である操作キー20gが操作されたため、ICレコーダ10の動作モードは変更されない。また、図3(D)に示すように、操作可能な操作ボタン18c(停止ボタン)が操作されると、LED14aが1回のみ第1所定期間発光され、スピーカ28からは第1ビープー音が出力される。
また、ICレコーダ10には、消費電力を抑えるための省電力モード設定が設けられている。具体的には、使用者が長時間使用しないときなどを条件に、LCD部16のバックライト16aの発光強度を弱めること、およびLED40a〜40lを非発光状態にするための設定である。本実施例では、30秒間使用者がICレコーダ10を操作しないときに、省電力モードに移行する。
図4(A)、(C)および(E)には、省電力モード設定画面が示されている。また、図4(B)、(D)および(F)には、ICレコーダ10の動作モードが停止状態において、設定された省電力モードに移行されたときのLCD部16とLED40a〜40lの状態が示されている。
省電力モードの種類としては、“常時オン”、“省電力”および“消灯”が存在し、省電力モードに移行されたときに“常時オン”が設定されている場合には、LCD部16のバックライト16aの発光強度を弱め、LED40a〜40lは発光状態を維持させる。ここで、発光状態を維持すべきLED40a〜40lは、省電力モードに移行する直前の動作モードにおいて発光状態となっていたLED40a〜40lすべてまたはいずれかであり、具体的には、使用者からの操作が有効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iの背面に配置されたLED40a〜40lである。
省電力モードに移行したときに“省電力”が設定されている場合には、LCD部16のバックライト16aの発光強度を弱め、LED40a〜40lを非発光状態にさせ、“消灯”が設定されている場合には、バックライト16aおよびLED40a〜40lを非発光状態にさせる。
上述した省電力モードの種類とLCD16部のバックライト16aおよびLED40a〜40lの発光状態の関係を示すルックアップテーブルBがフラッシュメモリ30に格納されている。図11には、そのルックアップテーブルBが示されている。CPU24は、ICレコーダ10が省電力モードに移行したときに、ルックアップテーブルBを参照して、LCD部16および光源部40を制御する。
図4(B)は、省電力モードの種類として“常時オン”が設定されている場合に、省電力モードに移行されたときのLCD部16およびLED40a〜40lを示している。具体的には、LCD部16のバックライト16aの発光強度が弱められた状態であり、LED40a〜40c、40e〜40lが発光状態、LED40dが非発光状態であることを示している。
図4(D)は、省電力モードの種類として“省電力”が設定されている場合に、省電力モードに移行されたときのLCD部16およびLED40a〜40lを示している。具体的には、LCD部16のバックライト16aの発光状態が弱められた状態であり、LED40a〜40lは非発光状態であることを示している。
図4(F)は、省電力モードの種類として“消灯”が設定されている場合に、省電力モードに移行されたときのLCD部16およびLED40a〜40lを示している。具体的には、LCD部16のバックライト16aは非発光状態であり、LED40a〜40lも非発光状態であることを示している。
次に図6〜図11を参照して、上述したLED40a〜40lの発光処理および、省電力モードにおける処理を説明する。これらの処理は、フラッシュメモリ30に格納された夫々のプログラムをCPU24が実行することにより、実現される。なお、CPU24は、特に例えばマルチタスクCPUであり、複数の処理を並列的に実行することが出来る。
図6は、CPU24が実行するLED40a〜40lの発光処理の流れの一部を示すフローチャートである。この発光処理は、フラッシュメモリ30に格納された発光プログラムをCPU24が実行することにより実現される。
ICレコーダ10に電源が投入されると、CPU24はステップS1において、現在の動作モードを検出する。次にステップS3へ進み、ルックアップテーブルAを参照して、現在の動作モードに対応して発光すべきLED40a〜40lを決定する。次に、ステップS5へ進み、光源部40へ対し発光状態にすべきLED40a〜40lを通知し、発光LEDリストに登録させて、ステップS7へ進む。なお、光源部40は、登録された発光LEDリストに従って発光状態にすべきLED40a〜40lを発光状態にさせる。
ステップS7では、動作モードに変更が有ったか否かを判別し、NOと判別された場合はステップS7の判別を繰り返し、YESと判別された場合は、ステップS1へ戻る。
図7〜図10は、CPU24が実行する省電力モードにおける処理の流れの一部を示すフローチャートである。この処理は、フラッシュメモリ30に格納された省電力モードプログラムをCPU24が実行することにより実現される。
ICレコーダ10に電源が投入されると、ステップS11において、CPU24は、LCD16部および光源部40を制御し、バックライト16aおよびLED40a〜40lを発光状態にせしめる。なお、光源部40は、登録された発光LEDリストに従って発光状態にすべきLED40a〜40lを発光状態にさせる。
ステップS15では、CPU24内に設けられた、スタートさせてから30秒経過するとタイムアップするタイマ24aをリセット&スタートさせ、ステップS17へ進む。ステップS17では、タイマ24aがタイムアップしたか否かを判別し、NOと判別された場合は、ステップS19へ進み、操作ボタン群18または操作パネル20に対して操作があったか否かを判別する。ステップS19においてNOと判別するとステップS17へ戻り、YESと判別するとステップS17へ戻り、再び判別を行う。
ステップS17において、YESと判別された場合は、ステップS21へ進み、現在の省電力モードに対応するバックライト16aおよびLED40a〜40lの発光状態/非発光状態を認識する。
ステップS21では、現在設定されている省電力モードの種類を検出する。ステップS21において“常時オン”であると判別されると、ステップS23へ進み、ルックアップテーブルBを参照して、LCD部16に対してバックライト16aの発光強度を弱めるように指示し、光源部40に対して、LED40a〜40lを常時発光状態にせしめるように指示する。なお、光源部40は、登録された発光LEDリストに従って、発光状態にすべきLED40a〜40lを、常時発光状態にさせる。
そして、ステップS25へ進み、ステップS25において操作ボタン群18または操作パネル20に対して操作が有ったか否かを判別する。ステップS25においてYESと判別されるまで、この判別を繰り返し、YESと判別されると、ステップS27へ進む。ステップS27では、LCD部16に対して、バックライト16aの発光強度が弱められる前の発光状態になるように指示する。そしてステップS17へ戻る。
ステップS21において“省電力”であると判別されると、ステップS29へ進み、ルックアップテーブルBを参照して、LCD部16に対してバックライト16aの発光強度を弱めるように指示し、光源部40に対して、LED40a〜40lが非発光状態になるよう指示する。次に、ステップS31へ進み、ステップS31において操作ボタン群18または操作パネル20に対して操作が有ったか否かを判別する。ステップS31においてYESと判別されるまで、この判別を繰り返し、YESと判別されると、ステップS33へ進む。ステップS33では、LCD部16に対して、バックライト16aが、発光強度が弱められる前の発光状態になるように指示し、光源部40に対して、LED40a〜40lが発光状態になるよう指示する。なお、光源部40は、登録された発光LEDリストに従って、発光状態にすべきLED40a〜40lを、発光状態にさせる。そしてステップS17へ戻る。
ステップS21において“消灯”であると判別されると、ステップS35へ進み、LCD部16および光源部40に対して、バックライト16aおよびLED40a〜40lが非発光状態になるように指示する。そして、ステップS37へ進み、ステップS37において操作ボタン群18または操作パネルに対して操作が有ったか否かを判別する。ステップS37においてYESと判別されるまで、この判別を繰り返し、YESと判別されると、ステップS39へ進む。ステップS39では、LCD部16に対して、バックライト16aが、発光強度が弱められる前の発光状態になるように指示し、光源部40に対して、LED40a〜40lが発光状態になるよう指示する。なお、光源部40は、登録された発光LEDリストに従って、発光状態にすべきLED40a〜40lを、発光状態にさせる。そしてステップS17へ戻る。
以上、説明したように、本実施例におけるICレコーダ10は、動作モードに応じて操作可能な、言い換えれば、使用者からの操作が有効となる操作ボタン18a〜18cもしくは操作キー20a〜20iの背面にあるLED40a〜40lを発光状態にさせることによって、使用者からの操作が無効となる操作ボタン18a〜18cもしくは操作キー20a〜20iを、使用者が誤って操作してしまう事態を抑制することが出来る。
また、動作モードに応じて、有効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合と、無効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合とで、LED14aの発光状態およびスピーカ28から出力される音を異ならしめることによって、使用者が本体機器への操作の反応を視覚的および聴覚的に把握することが出来る。
なお、本実施例において、動作モードに応じて、有効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合に、LED14aが1回のみ第1所定期間発光し、無効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合に、LED14aが第1所定期間に2回発光するが、この態様に限らないこと言うまでもない。例えば無効となる操作ボタン18a〜18cおよび操作キー20a〜20iが操作された場合にはLED14aが第1所定期間に3回発光するようにしてもよい。
また、本実施例では、ICレコーダ10に本発明を適用した例を挙げたが、ICレコーダに限らずデジタルカメラ、携帯型音楽プレイヤー、携帯電話、PDA、デジタルフォトフレームなどさまざまな電子機器で本発明を適用することが出来る。
14 ・・・ 光源部
16 ・・・ LCD部
18 ・・・ 操作ボタン群
20 ・・・ 操作パネル
24 ・・・ CPU
30 ・・・ フラッシュメモリ
40 ・・・ 光源部

Claims (4)

  1. 静電容量の変化によって外部からの操作を検知する静電容量型の複数のタッチスイッチが配置された操作パネルと、
    前記操作パネルの背面に該操作パネルを発光表示させる光源部と、
    前記光源部を制御して、前記複数のタッチスイッチが配置されている夫々の位置で発光状態および/または非発光状態にせしめる光源制御手段と、
    前記タッチスイッチが操作されることにより該タッチスイッチの夫々に対応する所定動作を実行する動作実行処理手段と、
    本体機器の動作モードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段において選択された動作モードに対応して、前記複数のタッチスイッチの操作を夫々有効状態および/または無効状態に設定し、前記光源制御手段に対して該有効状態であるタッチスイッチに対応する位置で発光状態になるよう前記光源部を制御せしめる動作モード制御手段と、
    前記スイッチ設定手段において前記有効状態に設定されているタッチスイッチが操作されると、第1態様で前記外部へ報知を行う第1報知手段を備えることを特徴とする、電子機器。
  2. 前記無効状態に設定されているタッチスイッチが操作されると、前記第1態様とは異なる第2態様で前記外部へ報知を行う第2報知手段を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記操作パネルと同じ平面上に発光素子を更に備え、
    前記第1態様は前記所定周期で前記発光素子が発光する態様であり、前記第2態様は、前記所定周期よりも短い周期で前記発光素子を発光させる態様であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 音声を出力する音声出力手段を更に備え、
    前記第1態様は前記音声出力手段に第1音声を出力する態様であり、前記第2態様は前記音声出力手段に該第1音声とは異なる第2音声を出力する態様であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3に記載のいずれかの電子機器。
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