JP2011118803A - 情報処理装置、予測変換方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、予測変換方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予測変換の候補として、新語や流行語を出力できるとともに、ユーザの嗜好を反映した候補を出力することのできる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ネットワークなどから、ユーザが選択したコンテンツのTV-Anytimeメタデータなどを取得し、取得したメタデータの中からコンテンツのタイトル等の語句を抽出するなどして予測変換用データを作成する。情報処理装置は、ユーザからのキー入力が発生すると、予測変換用データを用いて予測変換を実行し、1以上の予測変換候補である語句を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザからのキー入力データに対して予測変換により語句データを出力する機能を有する情報処理装置、予測変換方法およびプログラムに関する。
情報処理装置の中でも特に携帯電話などの携帯型の機器においては、スペースの制約などから操作性に優れたキー入力手段を設けることは困難である。そこで、特に携帯型の情報処理装置においては、ユーザの入力の手間を軽減するために予測変換技術が広く採用されている。予測変換とは、コンピュータが、ユーザより入力された1以上のキーのデータをもとに、ユーザが入力することを意図している1以上の語句を予測して、その結果を予測変換候補として出力する方式である。
予測変換における候補選択の方式には、例えば、予め用意されていた辞書を用いる方式、ユーザの入力履歴を用いる方式、最適な辞書を適宜切り換えて使用する方式などがある。
最適な辞書を適宜切り換えて使用する方式の公知例として、例えば、特許文献1には、端末がユーザの位置情報を含む辞書の取得要求をサーバに送信し、サーバがこの要求に対し、ユーザの位置情報に応じた辞書を生成して端末に応答する技術が開示されている。また、特許文献2には、ユーザから入力されるデータの種類(フィールドの種別)によって辞書を自動的に切り換える技術が開示されている。これらの予測変換方式によれば、ユーザの入力したいデータをある程度までは効果的に絞り込むことができるので、ユーザの入力手間を軽減できる効果はある。
特表2009−500954号公報 特開2008−305385号公報
しかしながら、予め用意されていた辞書を用いる方式や、ユーザの入力履歴を用いる方式では、もともと辞書に登録されている一般的な単語やユーザが過去に入力したことのある語句の範囲でしか候補を出力できない。このため、例えば、テレビや映画などのメディアの世界では多々見受けられるものの世間一般にはあまり使われることのない、例えばコンテンツのタイトル名や新しい商品名などの新語や流行語を候補として出力することはできない。
また、特許文献1の技術では、予測変換によって得られる語句がユーザの位置に関連する情報のみに絞られるため、用途が限られる。また、サーバから辞書データを端末がダウンロードする方式であるため、使用開始までに時間がかかる、という問題がある。一方、特許文献2の技術では、確かに予測変換の候補を良好に絞り込むことは可能であるが、データの種類によって辞書を切り換えるとなると、そのためのタイムラグがやはり生じる。また、いずれの特許文献の方式においても、上述したような新語や流行語を候補として出力することはできない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、予測変換の候補として、新語や流行語を出力できるとともに、ユーザの嗜好を反映した候補を出力することのできる情報処理装置、予測変換方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、ユーザからのコンテンツの選択を受け付ける入力部と、前記入力部により選択が受け付けられたコンテンツに関する情報を示す語句を含むメタデータを取得するメタデータ取得部と、前記取得されたメタデータから前記語句を抽出して前記語句毎の予測変換用データを作成するデータ作成部と、前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行う予測変換部とを具備する。
本発明によれば、メタデータ取得部が、ユーザにより選択されたコンテンツのメタデータを取得し、データ作成部が、取得されたコンテンツのメタデータに含まれる語句を抽出して、語句毎の予測変換用データを作成し、予測変換部が、前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行うので、予測変換の候補としてコンテンツのメタデータから抽出した新語や流行語などの語句、つまりユーザの嗜好を反映した新語や流行語などの語句を出力することができる。
前記データ作成部は、1つの前記メタデータから抽出された第1の語句が、前記メタデータから抽出された別の第2の語句の構成要素となっている場合、前記第1の語句の前記予測変換用データにアルタネイト情報を付与し、前記予測変換部は、前記第1の語句が前記予測変換結果の第1の候補として判定された場合、前記アルタネイト情報をもとに前記第2の語句を前記予測変換結果の第2の候補として判定してもよい。これにより、ユーザが求める語句が予測変換候補として出力される確率がより増大する。
前記データ作成部は、1つの前記メタデータから複数の語句が抽出された場合、これらの語句の予測変換用データにそれぞれ共通の属性情報を付与し、前記予測変換部は、前記複数の語句の一方が前記予測変換結果の第1の候補として判定した場合に、前記属性情報をもとに他方の語句を前記予測変換結果の第2の候補として判定してもよい。このように構成することによっても、ユーザが求める語句が予測変換候補として出力される確率がより増大する。
前記データ作成部は、前記メタデータから抽出された語句に対する重みの値を抽出状況をもとに求め、この重みの値をさらに含む前記予測変換用データを作成し、前記情報処理装置は、前記データ作成部により作成された前記予測変換用データを複数保持可能な保持部と、前記保持部に保持された前記予測変換用データに含まれる重みの値に対して時間的な鮮度を考慮した正規化処理を行う正規化処理部とをさらに具備し、前記予測変換部は、前記予測変換結果の候補として複数の語句が判定された場合、これらの語句の前記予測変換用データに含まれる前記重みの値に基づいて前記予測変換結果の候補として判定された複数の語句間での優先順位を判定してもよい。このように構成することによって、長期的にも予測変換の精度が低下することがなくなる。加えて、古い予測変換用データから削除するようにすれば、予測変換用データを保持する領域の肥大化による予測変換速度および変換精度の低下を抑制できる。
前記データ作成部は、前記メタデータからの語句の出現回数をもとに前記重みの値を求めることとしてもよい。これにより妥当な重みの値が得られる。
また、本発明は、前記コンテンツの実データを取得するコンテンツデータ取得部と、前記取得された前記コンテンツの実データから画像認識および音声認識の少なくとも一方により語句を認識して、この認識結果を前記メタデータとして前記データ作成部に提供する認識部をさらに具備するものであってもよい。これにより、定型的なメタデータから得られない様々な語句の予測変換用データをも得ることができる。
本発明の別の観点に基づく予測変換方法は、入力部が、ユーザからのコンテンツの選択を受け付け、メタデータ取得部が、前記入力部により選択が受け付けられたコンテンツに関する情報を示す語句を含むメタデータを取得し、データ作成部が、前記取得されたメタデータから前記語句を抽出して前記語句毎の予測変換用データを作成し、予測変換部が、前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行うことにある。
本発明の別の観点に基づくプログラムは、ユーザからのコンテンツの選択を受け付ける入力部と、前記入力部により選択が受け付けられたコンテンツに関する情報を示す語句を含むメタデータを取得するメタデータ取得部と、前記取得されたメタデータから前記語句を抽出して前記語句毎の予測変換用データを作成するデータ作成部と、前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行う予測変換部としてコンピュータを動作させるものである。
本発明によれば、予測変換の候補としてコンテンツのメタデータから抽出した新語や流行語などの語句、つまりユーザの嗜好を反映した新語や流行語などの語句を出力することができる。
TV-Anytime準拠のメタデータの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェアの構成を示す図である。 第1の実施形態の情報処理装置において予測変換を行うための機能的な構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の情報処理装置におけるメタデータの取得に関するフローチャートである。 第1の実施形態の情報処理装置における語句抽出処理モジュールの処理を示す図である。 第1の実施形態の情報処理装置における予測変換用データの構成を説明する図である。 図6の予測変換用データの更新例を示す図である。 第1の実施形態の情報処理装置における入力変換処理モジュールによる予測変換アルゴリズムを示す図である。 第2の実施形態の情報処理装置の予測変換のための機能的な構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態の概要
2.メタデータについて
3.本実施形態に係る情報処理装置
4.メタデータの取得
5.メタデータからの予測変換用データの作成
6.予測変換
7.画像・音声データからのメタデータの取得
8.第1の実施形態の効果
9.第2の実施形態
10.その他の変形例
[1.第1の実施形態の概要]
本実施形態は、ユーザからのキー入力に対し、予測変換によって1以上の語句データを候補として判定し、それぞれ優先順位を付けて出力する予測変換機能を有する情報処理装置に関するものである。予測変換機能を有する情報処理装置としては、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、携帯型のパーソナルコンピュータ、携帯型のメディア再生装置などを挙げることができるが、本発明はこれらに限定されない。
本実施形態の情報処理装置は、コンテンツのデジタルデータをネットワークや放送波などを通じて受信し、再生および保存の少なくとも一方を行うことのできる機器である。情報処理装置のユーザは、例えば、再生または保存するコンテンツを決定したりするために、ユーザにより選択されたコンテンツのメタデータをサーバより取得し、必要ならばその内容を表示画面で参照することができる。情報処理装置は、取得したメタデータを解析して、その中からコンテンツのタイトルなどの、コンテンツに関する情報を示す語句を抽出して、その語句の予測変換用データを作成し、保存する。情報処理装置は、ユーザからのキー入力が発生すると、予測変換用データを用いて予測変換を実行し、1以上の予測変換候補である語句データをユーザに提示してその中の1つを選択させ、その選択された語句データをユーザからの入力データとして確定する。
[2.メタデータについて]
コンテンツのメタデータとは、そのコンテンツを実際に再生しなくても、タイトル、詳細やあらすじ、ジャンル、出演者などのコンテンツに関する情報をユーザが知ることができるように作成されたデータである。コンテンツのメタデータを取得するタイミングは、コンテンツの配信サービスに依存する。例えば、取得したいコンテンツがユーザによって確定されたタイミング、コンテンツが実際に転送中であるタイミングなどがある。
図1はTV-Anytime準拠のメタデータの例である。TV-Anytimeメタデータは、ETSI(European Telecommunications Standards Institute)で規格化されたメタデータの標準である。例えば、DVB(Digital Video Broadcasting)でのIPTV(Internet Protocol Television)標準や、ITU−TにおけるIPTV標準のメタデータフォーマットとしてTV-Anytimeメタデータが候補となっている。TV-Anytimeにおいては、取得したコンテンツを蓄積し、見たい時に見たいコンテンツを視聴できるようにするための検索のために必要な情報として使用される。
同図に示すように、TV-Anytimeメタデータには、例えば、コンテンツタイトル、サムネイル画像URL、コンテンツ詳細、ジャンル情報、パレンタル情報などの語句が含まれる。それぞれの語句は、決められた要素の値として記述される。コンテンツ詳細は、コンテンツのあらすじ、出演者、作者、製作者などの情報も含む場合がある。
本実施形態のメタデータはTV-Anytimeメタデータであることに限られない。例えば、YouTube社が運営する動画コンテンツ共有サイトとして知られるYouTubeにおいては、youtube data APIで定義されているメタデータがあり、本実施形態において採用することが可能である。
[3.本実施形態に係る情報処理装置]
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェアの構成を示す図である。
同図に示すように、情報処理装置100は典型的なコンピュータの構成を含むものである。すなわち、CPU(Central Processing Unit)101には、システムバス102を介して、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、入力部105、表示部106、ネットワークインタフェース部107、外部機器インタフェース部108、メディアインタフェース部109、ストレージ部110などが少なくとも接続されている。
入力部105は、複数のキーを備え、ユーザからの指示やデータなどの入力を処理する。入力部105によってユーザより入力された指示やデータはシステムバス102を通じてCPU101に送られる。表示部106は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示器よりなる。
ネットワークインタフェース部107は、インターネットなどのネットワーク120との有線または無線での接続を処理する。外部機器インタフェース部108は、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェースなどであり、様々な種類の外部の機器との間でデータやプログラムを転送するために用いられる。メディアインタフェース部109は、磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの様々な種類のメディア(記憶媒体)130の着脱が可能とされ、装着されたメディア130に対して情報の読み書きを行うことが可能である。
ストレージ部110は、ハードディスクドライブや半導体メモリなどの不揮発性のストレージデバイスよりなり、様々なデータやプログラムなどを格納できる。ここで、プログラムは、コンピュータを情報処理装置100として動作させるためのオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどである。これらのプログラムはROM103に格納されていてもよい。
CPU101は、ROM103やストレージ部110などからプログラムをRAM104へロードして、解釈実行するための演算処理を行う。RAM104は、ROM103やストレージ部110からロードされたプログラムやプログラムの作業データなどを書き込むために使用されるメインメモリである。
図3は、図2の情報処理装置100において、メタデータをもとに予測変換用データを生成し、これを利用してユーザからのキー入力データに対する予測変換を行うための機能的な構成(プログラム構成)を示すブロック図である。なお、キー入力データとは、キーボードにおいて操作されたキーに対応する入力データあるいはその入力データ列である。
同図に示すように、情報処理装置100は、機能的な構成要素として、データ受信モジュール11(メタデータ取得部、コンテンツデータ取得部)、メタデータ処理モジュール12(メタデータ取得部)、データベース13、画像・音声認識モジュール14(認識部)、語句抽出処理モジュール15(データ作成部)、入力変換処理モジュール18(予測変換部)を有する。
同図において、データ受信モジュール11は、コンテンツおよびこのコンテンツのメタデータを配信するサービスを行うサーバ140より、インターネット120を通じてコンテンツおよびメタデータを取得する処理を行うモジュールである。データ受信モジュール11は、コンテンツのメタデータを取得するために、入力部105を使ってユーザにより選択されたコンテンツの識別情報を受け、このコンテンツの識別情報をもとに、そのコンテンツのメタデータの取得要求を生成してサーバ140に送信する。モジュールとは、プログラムにおいて特定の機能を担う部分である。
メタデータ処理モジュール12は、データ受信モジュール11によって取得されたメタデータをデータベース13に保存するための処理を行うモジュールである。
データベース13は、ストレージ部110、RAM104、メディア130のいずれかの記憶領域において構築され、メタデータが保存される場所である。データベース13は、物理的にはストレージ部110などに構築されることが可能である。
画像・音声認識モジュール14は、データ受信モジュール11によって取得されたコンテンツに含まれる画像および音声から語句データを認識して、認識した語句データをメタデータに相当するデータとしてデータベース13に保存するモジュールである。例えば、コンテンツのタイトルなどの語句データは画像や音声としてコンテンツに含まれている場合が多いので、画像・音声認識モジュール14は、これらを認識してメタデータとしてデータベース13に保存する。
語句抽出処理モジュール15は、データベース13に保存されたメタデータから特定の名前の要素の値を取り出し、必要に応じて形態素解析などを行って要素内の語句(単語を含む)を抽出して語句毎の予測変換用データ16を作成し、テーブル形式で辞書17(保持部)に登録するモジュールである。辞書17は物理的にはストレージ部110などに構築されることが可能である。
入力変換処理モジュール18は、入力部105を通じてユーザよりキー入力されたデータを受け取り、辞書17内の予測変換用データ16を用いて予測変換を行い、当該キー入力データに対応する1以上の語句データを予測変換候補として表示部106に出力する。また、入力変換処理モジュール18は、表示部106にて表示された1以上の予測変換候補の中から入力部105を使ってユーザより選択された1つの語句データを予測変換結果としてアプリケーション19に供給する。
アプリケーション19は、入力変換処理モジュール18より供給された語句データを用いて所定の作業を行うためのプログラムである。
次に、本実施形態の情報処理装置100の動作を説明する。
[4.メタデータの取得]
はじめに、メタデータを取得する動作から説明する。
図4は、メタデータの取得に関するフローチャートである。
まず、データ受信モジュール11は、取得可能なコンテンツの一覧が掲載されたリストを、HTML(Hyper Text Markup Language)ブラウザやECG(Electric Content Guide)などを用いてインターネット120を通じて例えば図2のサーバ140など取得し、表示部106に表示させる(ステップS101)。なお、コンテンツのリストの配信元は図2のサーバ140であるとは限らない。
表示されたコンテンツのリストの中でユーザが視聴したいコンテンツが入力部105を使って選択されると、データ受信モジュール11は、そのコンテンツのタイトルや詳細などの情報を取得して表示部106に表示させる(ステップS102)。ここで、コンテンツのタイトルや詳細などの情報は、コンテンツのリスト中に埋め込まれた情報であってもよいし、インターネット120を通じて外部より新たに取得した情報であってもよい。コンテンツの配信サービスの種類(例えばYouTubeなど)によっては、このコンテンツのタイトルや詳細などの情報がメタデータとしてデータ受信モジュール11にて取得されることとなる。
視聴したいコンテンツが有料コンテンツである場合には、そのコンテンツを購入する手続きがインターネット120を通じて行われる(ステップS103)。
次に、データ受信モジュール11は、入力部105を通じてユーザよりコンテンツの取得要求を受けると、図2のサーバ140に対してコンテンツ取得要求を送信し、サーバ140よりストリーミング方式やダウンロード方式などによるコンテンツの受信を開始する(ステップS104)。仮にTV-Anytimeメタデータを取得対象とした場合、コンテンツのストリーミングやダウンロードに伴ってTV-Anytimeメタデータもサーバ140より配信され、データ受信モジュール11にて取得されることとなる。
以上、メタデータを取得する方法として2種類を説明したが、メタデータの取得方法や取得タイミングはこれらに限定されない。例えば、無料のコンテンツを取得する場合にも同様にTV-Anytimeメタデータが配信される場合もある。さらには、コンテンツのリスト自体にメタデータが含まれている場合もある。この場合には、リストの内容を解析することによってメタデータを取得することができる。
以上のようにしてデータ受信モジュール11によって取得されたメタデータは、メタデータ処理モジュール12によってデータベース13に保存される。
[5.メタデータからの予測変換用データ16の作成]
次に、語句抽出処理モジュール15がデータベース13に保存されたメタデータから予測変換用データ16を作成する動作を説明する。図5は語句抽出処理モジュール15による処理を示す図である。
まず、語句抽出処理モジュール15は、データベース13に保存されたメタデータから特定の名前の要素の値を取り出し、必要に応じて形態素解析などを行って要素内の単語(品詞)を抽出し(図5:ステップS201)、抽出した個々の単語や、複数の単語の繋がり部分を語句として、語句毎の予測変換用データ16を作成してテーブル形式で辞書17への登録を行う(図5:ステップS202)。
図6は予測変換用データ16の構成を説明する図である。例として"小さなトロロ"というタイトルをもつコンテンツのメタデータから"小さなトロロ"、"山田タロウ"、"トロロ"、"サツキ"の語句が抽出され、それぞれの語句の予測変換用データ16を示す。
同図に示すように、予測変換用データ16は、語句ID、コンテンツID、語句、重み、アルタネイト、パレンタル、登録日時などで構成される。予測変換用データ16はテーブル形式で保存される。テーブルには次々と新たな語句についての予測変換用データ16が追加登録されるようになっている。
予測変換用データ16の構成において、語句IDとは、語句抽出処理モジュール15によって語句毎にユニークに与えられるIDである。
コンテンツID(属性情報)は、その語句が抽出されたメタデータに対応するコンテンツを対してユニークに与えられたIDである。このコンテンツIDはメタデータ処理モジュール12によって割り当てられるIDであってもよい。また、サービス提供者側で割り当てられたIDであってもかまわない。
予測変換用データ16の構成における語句は、語句抽出処理モジュール15によってメタデータから抽出された語句の実データである。
予測変換用データ16の構成における重みは、1つのメタデータにおける同一語句の出現回数、出現した場所(タイトル、詳細、ジャンルなど)、実際にコンテンツが視聴された回数などをもとに所定の計算式を用いて計算された値である。重みは、入力変換処理モジュール18にて予測変換候補の順位を決定するための情報として用いられる。
アルタネイトは、1つのメタデータから抽出された複数の語句において、自予測変換用データ16中の語句が別の予測変換用データ16中の語句の構成要素となっていることを示す情報である。アルタネイトの値は別の予測変換用データ16中の語句IDである。すなわち、語句抽出処理モジュール15は、1つのメタデータから抽出された第1の語句が同じメタデータから抽出された別の第2の語句の構成要素となっている場合、第1の語句の予測変換用データ16にアルタネイトの値を付与する。図6の例では、"トロロ"という語句が"小さなトロロ"という語句の中の構成要素であるから、"トロロ"という語句の予測変換用データ16中のアルタネイトの値として"小さなトロロ"という語句の語句ID(=0)が登録される。
パレンタルは、パレンタルロックのための情報である。語句抽出処理モジュール15は、予め定義されたパレンタル条件に従ってパレンタルロックの対象となるべき語句であるか否かを判断し、パレンタルロックの対象となるべき語句についてパレンタルロックのための値をセットする。入力変換処理モジュール18は、パレンタルロックのための値がセットされた語句はユーザ制限がかけられた語句として扱われる。
登録日時は、語句の予測変換用データ16が登録された日時(年月日)である。
また、語句抽出処理モジュール15は、新たなメタデータから抽出された語句の予測変換用データ16の追加によるテーブルの更新に伴って、テーブル全体に対して予測変換用データ16の時間的な鮮度を考慮した次のような正規化処理を行う(図5:ステップS203)。
図7は新たなメタデータから抽出された語句の予測変換用データ16aの追加によるテーブルの更新例を示す図である。ここでは、"崖の下のパチョ"というタイトルをもつコンテンツのメタデータから"崖の下のパチョ"、"山田タロウ"、"パチョ"の語句が抽出され、これらの語句の予測変換用データ16aが追加された場合を示している。
ここで、テーブルの正規化処理のトリガ条件として、例えば"新しい日にちの予測変換用データが追加された場合には正規化処理を実行する。"という内容が設定されているものとする。そして西暦2009年11月24日に"崖の下のパチョ"というタイトルをもつコンテンツのメタデータから抽出された語句の予測変換用データ16aがテーブルに追加されたものとする。図7の例では、それ以前に存在していた予測変換用データ16の登録日時が西暦2009年11月23日であることから、語句抽出処理モジュール15は、それら既存の予測変換用データ16の重みの値を下げる。図7の例では、予測変換用データ16の重みの値を一律に"1"下げた場合を示している。下げる値はユーザが予め任意に設定できるようにしてもよい。このように古い予測変換用データ16の重みの値を下げることによって、入力変換処理モジュール18による予測変換に予測変換用データ16の鮮度を反映させることが可能となる。
なお、正規化処理のトリガ条件についてはユーザが任意に設定できるようにしてもよい。例えば、日にちにかかわらず新しく予測変換用データが追加された場合には正規化処理を実行するようにしてもよい。また、新たな予測変換用データの追加の有る無しにかかわらず、登録日時からの経過時間に応じて既存の予測変換用データの重みの値を下げて行き、最終的にその予測変換用データを削除するようにしてもよい。
ところで、図7に示すテーブルには"山田タロウ"という語句の予測変換用データが別々のタイミングで二度登録されている。テーブルに登録済みの語句と同じ語句の予測変換用データを再び登録する場合、語句抽出処理モジュール15は、既存の語句の語句IDを、新たに登録する語句の語句IDとしてそのまま割り当てることとする。なお、このようにテーブルに同じ語句の予測変換用データを別々に登録するのは、それぞれのメタデータにおいて当該語句の出現回数、出現場所が異なるため、重みの値に違いが生じる可能性があるからである。入力変換処理モジュール18は、同じ語句IDが割り当てられた複数の予測変換用データを1つの語句に対する予測変換用データとしてみなし、それぞれの重みの値を合計した結果を、その語句の重みの値とする。このような仕組みによって予測変換の精度向上を期待できる。
[6.予測変換]
次に、予測変換用データ16を用いた予測変換について説明する。
入力変換処理モジュール18は、ユーザからのキー入力データに対してテーブル上の予測変換用データ16を用いて1以上の語句データを予測変換候補として出力する。この際、入力変換処理モジュール18は、それぞれの予測変換候補である語句データに対して優先度を計算し、優先度に応じた優先順位の情報を付加したかたちでそれぞれの語句データを出力する。
図8は入力変換処理モジュール18による予測変換アルゴリズムを示す図である。入力変換処理モジュール18は、このアルゴリズムに従って予測変換を次のように行う。なお、図8において、A,B,C,D,E,F,G,・・・はテーブルに登録されている別々の語句を示すものとする。
まず、入力変換処理モジュール18は、ユーザからのキー入力データとテーブルに登録された語句との間で、前方一致でマッチした語句(A)を検索し、この語句(A)を最も優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(A)(A´)が見つかった場合、入力変換処理モジュール18は、それらの語句(A)(A´)間での順位をそれぞれの重みの値をもとに決定し、それら複数の語句(A)(A´)を順位付きの複数の予測変換候補として出力する。
次に、入力変換処理モジュール18は、語句(A)とアルタネイトの関係にある語句(B)が存在するならば、その語句(B)を次に優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(B)(B´)が見つかった場合、入力変換処理モジュール18は、それらの語句(B)(B´)間での順位をそれぞれの重みの値をもとに決定し、それら複数の語句(B)(B´)を順位付きの複数の予測変換候補として出力する。また、複数の語句(A)(A´)が存在する場合には、入力変換処理モジュール18は、次の順位の語句(A´)とアルタネイトの関係にある語句(B´´)を検索して同様の処理を繰り返す。
続いて、入力変換処理モジュール18は、語句(A)と同じコンテンツIDに属する語句(C)が存在するならば、その語句(C)を次に優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(C)(C´)が見つかった場合、入力変換処理モジュール18は、それらの語句(C)(C´)間での順位をそれぞれ重みの値をもとに決定し、それらの複数の語句(C)(C´)を順位付きの複数の予測変換候補として出力する。また、複数の語句(A)(A´)が存在する場合には、入力変換処理モジュール18は、次の順位の語句(A´)と同じコンテンツIDに属する語句(C´´)を検索して同様の処理を繰り返す。
次に、入力変換処理モジュール18は、語句(B)とアルタネイトの関係にある語句(D)が存在するならば、その語句(D)をその次に優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(D)(D´)が見つかった場合や、複数の語句(B)(B´)が存在する場合の動作は前記と同様である。
続いて、入力変換処理モジュール18は、語句(B)と同じコンテンツIDに属する語句(E)が他に存在するならば、その語句(E)をその次に優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(E)(E´)が見つかった場合や、複数の語句(B)(B´)が存在する場合の動作は前記と同様である。
次に、入力変換処理モジュール18は、語句(C)とアルタネイトの関係にある語句(F)(語句(C)を構成要素とする語句(F))が他に存在するならば、その語句(F)をその次に優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(F)(F´)が見つかった場合や、複数の語句(C)(C´)が存在する場合の動作は前記と同様である。
この後、入力変換処理モジュール18は、語句(C)と同じコンテンツIDに属する語句(G)が他に存在するならば、その語句(G)をその次に優先度の高い予測変換候補として出力する。もし複数の語句(G)(G´)が見つかった場合や、複数の語句(C)(C´)が存在する場合の動作は前記と同様である。
次に、上記のアルゴリズムに基づく予測変換の具体例を説明する。
既に図7に示した予測変換用データ16のテーブルが作成されているものとする。
ユーザより"ぱちょ"というキー入力データが発生し、入力変換処理モジュール18がこれを認識すると、入力変換処理モジュール18は上記のアルゴリズムに基づく予測変換によって、優先度が高いものから順に、"パチョ"、"崖の下のパチョ"、"山田タロウ"、"小さなトロロ"、"トロロ"、"サツキ"の各語句が予測変換候補として出力される。
また、ユーザより"やまだ"というキー入力データが発生した場合には、入力変換処理モジュール18は、優先度が高いものから順に、"山田タロウ"、"崖の下のパチョ"、"小さなトロロ"、"パチョ"、"トロロ"、"サツキ"の各語句が予測変換候補として出力される。
このように、本実施形態では、予測変換候補として判定された語句を構成要素とする別の語句があれば、その別の語句も予測変換候補として出力したり、予測変換候補として判定された語句と同じコンテンツのメタデータから抽出された別の語句も予測変換候補として出力したりすることができる。これにより、ユーザが求める語句が予測変換候補として出力される確率がより増大する。
[7.画像・音声データからのメタデータの取得]
本実施形態の情報処理装置100では、サーバ140より取得したコンテンツの実体的なデータである画像・音声データからメタデータに相当するデータを取得し、データベース13に保存することも可能である。
すなわち、データ受信モジュール11によってコンテンツの画像・音声データが取得されたとき、画像・音声認識モジュール14は、コンテンツのフレーム画像からタイトル、出演者、字幕などの文字を認識して、これらの認識結果をデータベース13にメタデータとして保存する。また、コンテンツの音声データにもタイトルや出演者などの情報が含まれていることが多いので、画像・音声認識モジュール14は、コンテンツの音声データからそれらの情報を認識してデータベース13にメタデータとして保存する。
語句抽出処理モジュール15は、以上のように画像認識や音声認識によって得られたメタデータから必要に応じて形態素解析などを行うなどして語句を抽出し、予測変換用データ16としてテーブルに登録する。その他の動作は第1の実施形態と同じである。
このように、コンテンツの画像・音声データから画像認識および音声認識によりメタデータを抽出してデータベース13に登録することで、定型的なメタデータから得られない様々な語句の予測変換用データをも得ることができる。
[8.実施形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、ユーザにより選択されたコンテンツのメタデータから抽出された語句の予測変換用データ16を作成して予測変換に用いることで、予測変換の候補としてコンテンツのメタデータから抽出した語句、つまりユーザの嗜好を反映した新語や流行語などの語句を出力することができる。また、本実施形態においては、ユーザからのテータ登録などの意図的な作業を行う必要がないという利点も有している。
さらに、本実施形態によれば、予測変換用データ16の鮮度に応じて重みの値を修正する正規化処理が行われるので、長期的にも予測変換の精度が低下することはない。加えて、古い予測変換用データ16から削除するようにすれば、予測変換用データ16のテーブルの肥大化による予測変換速度および変換精度の低下を抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、ユーザからのキー入力データに対して前方一致で判定された語句と同じメタデータから抽出された別の語句も予測変換候補として出力されるので、ユーザが目的の語句を忘れても、関連する何らかの語句をキー入力すれば、目的の語句を予測変換候補の中から選択できる可能性がある。
[9.第2の実施形態]
次に、本発明にかかる第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、情報処理装置内にメタデータを保存するためのデータベース13を設け、このデータベース13に保存されたメタデータから語句を抽出して予測変換用データ16を作成することとしたが、このデータベース13は必ずしも必要ではない。
図9は第2の実施形態の情報処理装置200の予測変換のための機能的な構成を示すブロック図である。なお、同図において、図3に示した第1の実施形態の情報処理装置100と共通のブロックには200番台の対応する符号を付けられている。ここでは、第1の実施形態の情報処理装置100との相違点のみを説明する。
第2の実施形態の情報処理装置200において、第1の実施形態の情報処理装置100との相違点は、メタデータ処理モジュール212が、データ受信モジュール211によって取得されたメタデータを語句抽出処理モジュール215に直接渡して予測変換用データ16の作成を実行させる点にある。また、画像・音声認識モジュール14も、サーバ140より取得したコンテンツの画像・音声データから認識したタイトル、出演者などの文字データを語句抽出処理モジュール15に直接渡して予測変換用データ16の作成を実行させる。これにより、比較的大きな容量のストレージ部をもたない情報処理装置200においても、第1の実施形態の情報処理装置100と同様の予測変換が可能となる。
[10.その他の変形例]
図1に示したように、メタデータにサムネイル画像の置き場所を示す情報(URL:Uniform Resource Locator)が含まれているような場合を考える。この場合、例えば、第1の実施形態の情報処理装置100において、語句抽出処理モジュール15が、その置き場所を示す情報を1つの語句として、この語句の予測変換用データ16をテーブルに登録するようにしてもよい。これにより、ユーザがサムネイル画像を見たい場合に、そのコンテンツの例えばタイトルなどをキー入力すれば、予測変換候補としてその置き場所を示す情報を得ることができ、サムネイル画像の置き場所を示す情報を探すユーザの手間が低減される。
また、語句抽出処理モジュール15が、テーブルに登録された語句毎に、ユーザによって予測変換候補の中から選択された回数などを管理し、その回数が予め決められた値を超えた語句を、予測変換以外の変換モードにおいて使用されるユーザ辞書に登録するようにしてよい。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々更新を加え得ることは勿論である。
11…データ受信モジュール
12…メタデータ処理モジュール
13…データベース
14…画像・音声認識モジュール
15…語句抽出処理モジュール
16…予測変換用データ
17…辞書
18…入力変換処理モジュール
100…情報処理装置
101…CPU
104…RAM
105…入力部
106…表示部
120…ネットワーク

Claims (9)

  1. ユーザからのコンテンツの選択を受け付ける入力部と、
    前記入力部により選択が受け付けられたコンテンツに関する情報を示す語句を含むメタデータを取得するメタデータ取得部と、
    前記取得されたメタデータから前記語句を抽出して前記語句毎の予測変換用データを作成するデータ作成部と、
    前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行う予測変換部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記データ作成部は、1つの前記メタデータから抽出された第1の語句が、前記メタデータから抽出された別の第2の語句の構成要素となっている場合、前記第1の語句の前記予測変換用データにアルタネイト情報を付与し、
    前記予測変換部は、前記第1の語句が前記予測変換結果の第1の候補として判定された場合、前記アルタネイト情報をもとに前記第2の語句を前記予測変換結果の第2の候補として判定する
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記データ作成部は、1つの前記メタデータから複数の語句が抽出された場合、これらの語句の予測変換用データにそれぞれ共通の属性情報を付与し、
    前記予測変換部は、前記複数の語句の一方が前記予測変換結果の第1の候補として判定した場合に、前記属性情報をもとに他方の語句を前記予測変換結果の第2の候補として判定する
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記データ作成部は、前記メタデータから抽出された語句に対する重みの値を抽出状況をもとに求め、この重みの値をさらに含む前記予測変換用データを作成し、
    前記情報処理装置は、
    前記データ作成部により作成された前記予測変換用データを複数保持可能な保持部と、
    前記保持部に保持された前記予測変換用データに含まれる重みの値に対して時間的な鮮度を考慮した正規化処理を行う正規化処理部とをさらに具備し、
    前記予測変換部は、前記予測変換結果の候補として複数の語句が判定された場合、これらの語句の前記予測変換用データに含まれる前記重みの値に基づいて前記予測変換結果の候補として判定された複数の語句間での優先順位を判定する
    情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記データ作成部は、前記メタデータからの語句の出現回数をもとに前記重みの値を求める
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記コンテンツの実データを取得するコンテンツデータ取得部と、
    前記取得された前記コンテンツの実データから画像認識および音声認識の少なくとも一方により語句を認識して、この認識結果を前記メタデータとして前記データ作成部に提供する認識部をさらに具備する
    情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置であって、
    前記メタデータ取得部は、ネットワークを通じて前記メタデータを取得する
    情報処理装置。
  8. 入力部が、ユーザからのコンテンツの選択を受け付け、
    メタデータ取得部が、前記入力部により選択が受け付けられたコンテンツに関する情報を示す語句を含むメタデータを取得し、
    データ作成部が、前記取得されたメタデータから前記語句を抽出して前記語句毎の予測変換用データを作成し、
    予測変換部が、前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行う
    予測変換方法。
  9. ユーザからのコンテンツの選択を受け付ける入力部と、
    前記入力部により選択が受け付けられたコンテンツに関する情報を示す語句を含むメタデータを取得するメタデータ取得部と、
    前記取得されたメタデータから前記語句を抽出して前記語句毎の予測変換用データを作成するデータ作成部と、
    前記作成された予測変換用データを用いて、ユーザからの入力データに対して語句の予測変換を行う予測変換部としてコンピュータを動作させるプログラム。
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