JP2011117715A - スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器 - Google Patents

スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011117715A
JP2011117715A JP2010245525A JP2010245525A JP2011117715A JP 2011117715 A JP2011117715 A JP 2011117715A JP 2010245525 A JP2010245525 A JP 2010245525A JP 2010245525 A JP2010245525 A JP 2010245525A JP 2011117715 A JP2011117715 A JP 2011117715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
gas
casing
heat exchange
exchange core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010245525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5826479B2 (ja
Inventor
Day Alan
デイ アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Systemes Thermiques SAS
Original Assignee
Valeo Systemes Thermiques SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo Systemes Thermiques SAS filed Critical Valeo Systemes Thermiques SAS
Priority to JP2010245525A priority Critical patent/JP5826479B2/ja
Publication of JP2011117715A publication Critical patent/JP2011117715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5826479B2 publication Critical patent/JP5826479B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】広く使用できる自在性を備え、多くのエンジンと車両構造に適合可能で、主として、スーパーチャージ用エアクーラーに適した熱交換器を提供する。
【解決手段】自動車熱エンジンのスーパーチャージ用エアクーラーに好適な、冷却される気体用の第1の循環通路と、冷却する液体用の第2の循環通路を有する、熱交換用コアを備える熱交換器を提供する。熱交換用コアに開通する第1の循環通路と連結するマニホールドを備え、そのマニホールドに、空気流入ケーシングと空気流出ケーシングが組み付けられている。共通の熱交換用コアと用途により形状が異なるケーシングを組み合わせることにより、多くのエンジンと車両構造に、容易に適合可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として自動車用の熱交換器に関する。
より詳しく言うと、本発明は、冷却される気体用の第1の循環通路と、冷却する液体用の第2の循環通路を有する熱交換用コアを備える熱交換器に関する。
このような熱交換器は、主として、自動車用熱エンジンのスーパーチャージ用エアクーラーとして製造されている。
このタイプの熱交換器は、例えば特許文献1〜6により公知である。
しかし、これらの公知の熱交換器は、すべて、車両に容易に適用することができないか、あるいは大量生産のための工業化が困難であるという欠点を有している。
また、エンジンの冷却液、すなわち、ラジエータにより冷却された冷却液を循環させて、気体、すなわちエンジンに吸引される吸入空気を冷却する水冷式の熱交換器においては、次のような問題が発生することがある。
すなわち、スーパーチャージャーによる過給圧が上昇すると、それに伴って、気体の温度も上昇して高温となるが、この高温となった気体を、水冷式の熱交換器により冷却すると、熱交換用コア内を循環する冷却液の温度が上昇し、高温となった冷却液がエンジン及びラジエータに還流するので、それらがオーバーヒート等の不具合を引き起こす恐れがある。これを防止するためには、スーパーチャージャーによる過給圧を低めに設定して気体の温度上昇を抑えるか、ラジエータの容量を大とすればよいが、このようにすると、エンジンの出力の低下を招いたり、ラジエータが大型化してコスト高となったりする。
独国公開特許 第19902504号 特開平10−238969号 独国公開特許 第19927607号 独国公開特許 第19511991号 特開平11−193998号 EP公開特許 第0992756号
本発明の目的は、前述の欠点を克服することにある。
本発明は、特に、使用面で大きな自在性を有し、かつ多くのエンジンと車両に適用することができる、前述のタイプの熱交換器を提供することを第1の目的とし、かつ熱交換用コア内の冷却液の温度が過度に上昇するのを抑え、エンジンがオーバーヒート等の不具合を引き起こしたり、ラジエータが大型化してコスト高となったりするのを防止しうるようにした熱交換器を提供することを第2の目的としている。
また本発明は、スーパーチャージ用エアクーラーに特に適する熱交換器を提供することを目的としている。
上記第1の目的のために、本発明は、この明細書の導入部で定義したタイプのものであり、それぞれ熱交換コアに開通している第1の循環通路の2つの面と連結されている2つのマニホールドを備え、かつ空気流入ケーシングと空気流出ケーシングは、個々に開口面を備えており、この開口面の外周フランジが、マニホールド内に圧接保持されている熱交換器を提供するものである。
このように、本発明の熱交換器は、外周フランジを有する熱交換用コアを備え、この熱交換用コアの被冷却気体が通過する2つの開口部は、2つのマニホールドのフレーム内に挿入されている。この2つのマニホールドは、それぞれ、気体流入ケーシングと気体流出ケーシングと個々に弾性支持している。
その結果、同一の熱交換用コアと、用途により形状が異なる気体流入ケーシングと流出ケーシングとを備える多種類の熱交換器を、容易に製造することができる。
これらの特徴を有する本発明の熱交換器は、エンジンや車両に、好ましく適用することができる。
各マニホールドは、カバー形状をしており、長方形の外周端部を備えているのが好ましい。この外周端部は、気体通路としての開口部を有しており、一方の側面に、熱交換用コアの一面を受ける当接フランジと、他方の側面に、気体流入ケーシング、または気体流出ケーシングの外周フランジを受け入れる溝を囲む係合用フランジを備えている。
この係合用フランジは、熱交換用コアを押圧して取り付けられるような形状を有していると有利である。このようにすると、ろう付け工程で保持具を使う必要が無くなる。
この2つのマニホールドは、熱交換用コアの2つの対向する面に、個々に連結されているのが好ましい。
各マニホールドは、熱交換用コアの第1通路が備えられていない末端領域に気体通路が入り込むのを防止するためのマスキング部を備えているのが好ましい。
本発明の好ましい実施例においては、熱交換用コアは、2枚で一組になっているフィン板の積み重ねから成っており、フィン板の各二組の間が第1通路であり、同じ組のフィン板の間が第2通路になっている。
しかし、熱交換用コアを他の適当な手段、例えば、一組のチューブとフィンで製造することもできる。熱交換用コアがフィン板の場合、各フィン板は、長方形をしており、外周フランジにより区画されているほぼ平坦な底壁と、第2通路の一方から他方へ冷却液を通過させる開口を有する2つの末端ボスを備えているのが好ましい。
各フィン板の底壁に、U字型の第2循環通路を形成するリブを設けることが好ましい。
更なるもう一つの特徴として、フィン板の各外周フランジには、ろう付けで結合する目的のために、同じ組の2枚のフィン板を部分的に保持するクリップが形成されている。
熱交換用コアの最終端の1枚のフィン板に、冷却液の入口と出口用の2本のノズルを設けてあるのが好ましい。
熱交換用コアの第1通路内に、コルゲートフィンを設けることもできる。
本発明の好ましい実施例によると、気体流入ケーシングと気体流出ケーシングは、選択された形に成形されるが、プラスチック材料を成形して、個々に製造すると好都合である。
しかし、この2つのケーシングを、例えばアルミ合金のような金属材料で製造することも、本発明の範囲内である。
本発明の好ましい適用例において、熱交換器は、自動車熱エンジンのスーパーチャージ用エアクーラーとして製造され、第1循環通路は、冷却される空気を循環させるために使用される。
個々の気体流入ケーシングと気体流出ケーシングには、モールド成形したノズルを設けることができる。この場合、スーパーチャージ用エアクーラーは、独立した形態を有する。
変形例として、気体流入ケーシングに、モールドで作ったノズルを設けることもできる。また、気体流出ケーシングを、車両熱エンジン用の吸気ディフューザとして形成することもできる。この場合、スーパーチャージ用エアクーラーは、エンジンの吸気ディフューザと連結される。
上記第2の目的のために、本発明は、冷却される気体が循環する第1の循環通路と、冷却液が循環する第2の循環通路を有する、熱交換用コアを備える熱交換器において、前記第1の循環通路に開口している、前記熱交換用コアの2つの開口面に、個々に、組み付けられる2つのマニホールドと、開口面に設けた外周フランジが前記両マニホールドの開口面に圧着保持された気体流入ケーシング及び気体流出ケーシングと、これら両ケーシングを連通させるバイパス管と、このバイパス管に設けられ、常時はバイパス管内の流路を閉止するようになっている流量制御弁と、この流量制御弁を作動させるアクチュエータとを備え、前記気体流入ケーシング内の気体の温度または熱交換用コアより流出する冷却液の温度を温度センサにより検出し、それらの温度が予め定めた温度以上となったとき、前記アクチュエータにより前記流量制御弁を開弁方向に作動させて、前記バイパス管に気体流入ケーシング内の気体の一部を流入させるようにしたことを特徴とする熱交換器を提供するものである。
このような特徴を有する本発明の熱交換器によると、気体流入ケーシング内の気体の温度または熱交換用コアにおける冷却液流出用ノズル内の冷却液の温度が予め定めた温度以上となったとき、バイパス管に気体流入ケーシング内の高温の気体の一部を流入させるようにしてあるので、熱交換用コアに導入された冷却液の温度が過度に上昇するのが抑えられるとともに、高温となった冷却液がエンジン及びラジエータに還流することがなくなる。その結果、エンジンがオーバーヒート等の不具合を引き起こしたり、ラジエータが大型化してコスト高となったりするのを防止することができる。
なお、バイパス管の外周面に複数の冷却フィンを突設するのが好ましく、このようにすると、バイパス管及びそれに導入された気体が外気により効果的に冷却される。
請求項1に記載の発明の熱交換器によると、共通の熱交換用コアと、用途により形状が異なる、気体流入ケーシングや気体流出ケーシングを組み合わせることにより、容易に、広く使用できる自在性を備え、多くのエンジンと車両に適合可能である。
また、請求項17に記載の発明の熱交換器によると、スーパーチャージャーから気体流入ケーシング内に流入した高温の気体の全てが、熱交換用コアに流入しなくなるので、熱交換用コアを循環する冷却液の温度が過度に上昇するのが抑えられるとともに、温度上昇した冷却液がエンジン及びラジエータに還流しなくなる。その結果、エンジン及びラジエータの熱負荷が軽減され、エンジンがオーバーヒート等の不具合を引き起こしたり、ラジエータが大型化してコスト高となったりするのを防止することができる。
また、エンジン及びラジエータの熱負荷を軽減するために、スーパーチャージャーによる過給圧を低めに設定し、気体流入ケーシング内の気体の温度上昇を抑制する必要がないので、エンジンの出力を低下させずに済む。
次に述べる実施例の説明において、添付図面を参照する。
本発明の第1実施例である熱交換器の斜視図である。 図1の熱交換器の熱交換用コアの斜視図である。 図2の線III−IIIにおける断面図である。 図2の線IV−IVおける断面図である。 図2の線V−Vにおける断面図である。 図2の熱交換用コアにマニホールドが組み立てられる前の斜視図である。 2つのマニホールドと、冷却液の流入用と流出用の2本のノズルを備える熱交換用コアを示す、図6に類似する斜視図である。 図7の熱交換用コアに、空気流入ケーシングと空気流出ケーシングを組み立てる前の分解斜視図である。 本発明の第2実施例である熱交換器の斜視図である。 本発明の第3実施例である熱交換器の斜視図である。 図10の熱交換器の要部の一部切欠き平面図である。
図1に示す第1実施例の熱交換器は、熱交換用コア10を備えており、この熱交換用コア10は、後述の通り、フィン板を組み立てて形成されている。この熱交換用コア10には、冷却液流入用ノズル12と、流出用ノズル14が設けられている。熱交換用コア10の両側の開口部は、それぞれ気体流入ケーシング16と気体流出ケーシング18でカバーされている。この気体流入ケーシング16と気体流出ケーシング18には、それぞれ、気体流入ノズル20と気体流出ノズル22が取付けられている
ケーシング16とケーシング18と、それぞれのノズル20とノズル22は、モールドにより、所望の形に製造され、それぞれのマニホールド24と26を介して、熱交換用コア10の各側部に組み立てられる。ケーシング16とケーシング18は、マニホールド24と26の中に、圧着により組み立てられる。
冷却される気体は、気体流入ノズル20から気体流入ケーシング16内に流入した後、熱交換用コア10の第1循環通路(後述)を通過し、気体流出ケーシング18に到達して、気体流出ノズル22から流出する。この気体は、ノズル12から熱交換用コア10に流入し、冷却される気体と熱交換するために、熱交換用コア10の第2循環通路(後述)内を循環した後、熱交換用コア10のノズル14から流出する冷却液によって冷却される。
本発明の好ましい実施例においては、この熱交換器は、自動車用内燃エンジンのスーパーチャージ用エアクーラーとして製造される。この場合、冷却される気体は、ターボ圧縮機から供給され、吸気ディフューザを通じてエンジンに供給されるチャージエアーである。冷却用液体は、通常、エンジン冷却用の液体である。
次に、図2〜図5を参照して、熱交換用コア10の構造を説明する。実施例において、熱交換用コア10は、フィン板28を、それ自体公知の技術で組立てることにより形成されている。しかし、本発明は、他のタイプの熱交換用コア、特にチューブとフィンを有する熱交換用コアを備えるものとすることもできる。
図2に示すように、熱交換用コア10は、2枚のエンドプレート、即ち、前述のノズル12と14が取り付けられているフィン板28Aと、反対側のフィン板28Bを別として、対で配置され、同一形状としたフィン板28を積み重ねて形成されている。
各フィン板28は、概ね長方形をしており、ほぼ平坦な底壁30を備えている。この底壁30は、浅い皿状をなし、周辺には、隆起した長方形の外周フランジ32を備えている。更に、各フィン板28は、2つの端部ボス34と36を備えており、このボス34と36には、それぞれ、円形の孔38と40が設けられている(図5)。図3と図4からよりよく分かるように、フィン板28は対として配置されており、各フィン板におけるボスは、隣接するフィン板のボスと連通している。これにより、各組のフィン板が構成する室間に、流体通路が形成されている。
また、熱交換用コア10における隣り合う各組のフィン板の間に、コルゲートフィン42(図3)が設けられている。このコルゲートフィン42の各波形部分は、2つの対向するフィン板28の底壁30にろう付けされている。同じ組の2枚のフィン板の外周フランジ32は、各ボスを通じて互いに連通する冷却液の循環通路を作るために、その全周がろう付けされている。更に、各フィン板の短辺は、内向U字型に折り曲げられた端壁44となっている。この端壁44により、フィン板を対として組み立てて、冷却される気体の循環通路を作ることができる(図3の縦長の円で囲まれている個所を参照)。このように、熱交換用コア10に、コルゲートフィン42が配置されており、冷却される気体用の第1通路46と、冷却液の循環用の第2通路48が作られている(図3と図4参照)。
フィン板の端壁44に切れ目が無いために、冷却される気体のための通路が作られており、気体は、第2通路48内を循環する冷却液によって冷却される第1通路を、同時に通過して冷却される。
図4に示すように、最終組立てのろう付けの前に、各組のフィン板を部分的に組立てられるためのクリップ45が、フィン板28の外周フランジ32に形成されている。
図5は、ろう付けの際に、正確に組立てできるように、フィン板28は互いに対称的であり、各ボスは、隣接するフィン板に、中心対称となるように設けられていることを示している。
フィン板28Aにおけるボス34Aと36Aは、他のフィン板のボス34と36とは異なっており、それぞれ、ノズル12と14を受け入れるための孔38Aと40Aを備えている。同様に、フィン板28Bは、他と異なっているボス34Bと36Bを備えている。これらのボスは閉鎖されており、開口していない。
各フィン板28の底壁30には、第2通路内のU字型循環通路を作るためのリブ50が設けられている。このリブ50は、長方形のフィン板の長辺と平行に配置され、また、この長辺よりも短い長さとされている(図2)。
前述の如く、また図2に示すように、熱交換用コア10は、気体の流入側の開口面52と、気体の流出側の開口面54の2つの対向する開口面を備えている。第1通路46は、この両方の開口面52と54を通っている。
図6の分解組立図に示すように、開口面52と54に、マニホールド24と26が個々に取付けられている。マニホールド24と26は、全く同形であり、長方形のカバーとなっている。各マニホールドは、長方形の外周端部56と、熱交換用コア10の開口面52、または開口面54に面する気体通路58のための開口を備えている。マニホールド24とマニホールド26は、それぞれマスキング部60(図6と図7)を備えている。このマスキング部60により、第1通路を備えない熱交換用コア10の末端領域内に、気体が入り込むことが阻止される。この熱交換用コア10の末端領域には、コルゲートフィンは設けられておらず、ボスが設けられている。これにより、冷却される気体は、熱交換用コア10の有効な部分、すなわちコルゲートフィンを備えている第1通路に相当する個所に流される。
各マニホールドの外周端部56における熱交換用コア10に面する側に、熱交換用コア10の開口面52、または開口面54を受ける当接フランジ62が、また反対側に、気体流入ケーシング16の外周フランジ68、または気体流出ケーシング18の外周フランジ70(図8)を個々に受け入れる溝66を囲んでいる圧接フランジ64を備えている。当接フランジ62は、熱交換用コアを圧縮して装着できるように形状が決められており、ろう付け用の保持具を不要にすることができる。気体流入ケーシング16の外周フランジ68と、気体流出ケーシング18の外周フランジ70は、対応するマニホールド24とマニホールド26の各溝66内に受け入れられて、対応する圧接フランジ64により圧接される。この圧接フランジは、通常、折り畳めるツメや、波形などのギザギザを備えている。
熱交換用コア10の全ての構成部品、すなわち、フィン板、コルゲートフィン、マニホールド、および冷却液の流入ノズルと流出ノズルは、アルミ合金で作られ、一緒に組み立てて、ろう付け炉内で、1つの工程でろう付けするのが好都合である。次いで得られた熱交換用コア10は、望ましい形の気体流入ケーシング16と気体流出ケーシング18に圧接しつつ組み付けられる。
図1から図8に示す実施例において、気体流入ケーシング16と気体流出ケーシング18は、それぞれ、ノズル20とノズル22を備えており、これにより、独立した熱交換器を製造することが可能になる。この熱交換器は、スーパーチャージ用エアクーラーとして、車両のボンネットの下部の選ばれた位置に設置される。この場合、適当なダクトが、ノズル20とノズル22に固定される。
本発明によると、車両やエンジンの構造に応じて、気体流入ケーシング16と気体流出ケーシング18の形状を決めることができる。
この気体流入ケーシング16や、気体流出ケーシング18は、プラスチック材料か、例えば、アルミ合金のような、適当な金属材料で作ることができる。
図9に示す実施例においては、気体流入ケーシング116には、前述の実施例のノズル20とは異なる方向を向く気体流入ノズル120が設けられている。
気体流出ケーシング118は、車両熱エンジン用の吸気ディフューザとして形成されている。これにより、熱交換器、この場合、スーパーチャージ用エアクーラーであるが、図1から図8の実施例の場合におけるように、中間ダクトを設けることなく、エンジンに直結することができる。
図10及び図11は、本発明の熱交換器の第3実施例を示す。
この実施例においては、気体流入ケーシング16と気体流出ケーシング18との一側面に、平面視U字状のバイパス管200を、両ケーシング16、18の内部と連通するように着脱可能に取付け、気体流入ケーシング16内の気体の一部を、熱交換用コア10を迂回して気体流出ケーシング18に流入させうるようにしてある。バイパス管200は、例えばアルミニウム合金よりなり、その外周面には、長手方向に沿って複数の冷却フィン201が一体的に突設されている。
バイパス管200内の中間部には、このバイパス管200内の流路を常時閉止するようになっているバタフライ形の流量制御弁202が設けられている。この流量制御弁202の弁軸203は、バイパス管200に突設した円筒突部204により回動自在に支持され、弁軸203の外側端部は、円筒突部204の開口端に取付けられた電動式のアクチュエータ、例えばステッピングモータ205の回転軸(図示略)に連結されている。
気体流入ケーシング16には、その内部の気体の温度を検出する温度センサ206が取付けられ、この温度センサ206は、図示しない制御装置を介して、ステッピングモータ205と電気的に接続されている。
第3実施例の熱交換器においては、温度センサ206が、気体流入ケーシング16内の気体の温度が予め定めた温度以上になったことを検知したときに、ステッピングモータ205を作動させて、それまで閉弁されていた流量制御弁202を開弁方向に回動させ、気体流入ケーシング16内の高温の気体の一部を、バイパス管200を介して気体流出ケーシング18に流入させうるようになっている。なお、この際、気体流入ケーシング16内の気体の温度が予め定めた温度以上に達したとき、流量制御弁202が全開されるように、ステッピングモータ205を制御してもよいし、または、気体流入ケーシング16内の気体の上昇温度を段階的に予め設定しておき、その上昇温度に対応して、流量制御弁202が徐々に大きく開弁されるように、ステッピングモータ205を段階的に制御するようにしてもよい。
このように、気体流入ケーシング16内の気体の温度が予め定めた温度以上になったときに、その中の高温の気体の一部を、バイパス管200を介して気体流出ケーシング18に流入させるようにすると、スーパーチャージャーから気体流入ケーシング16内に流入した高温の気体の全てが、熱交換用コア10に流入することがなくなる。その結果、熱交換用コア10を循環する冷却液の温度が過度に上昇するのが抑えられ、高温となった冷却液が、エンジン及びラジエータに還流しなくなるので、それらの熱負荷が軽減され、エンジンがオーバーヒート等の不具合を引き起こしたり、ラジエータが大型化してコスト高となったりするのを防止することができる。
ところで、エンジン及びラジエータの熱負荷を軽減するためには、熱交換用コア10内を循環する冷却液の温度が過度に上昇するのを抑えればよいが、このようにするためには、スーパーチャージャーによる過給圧を低めに設定して、気体流入ケーシング16内の気体の温度上昇を抑制する必要がある。しかし、このようにすると、エンジンの出力が低下することになるので好ましくない。
本発明においては、上記のような手段で、エンジン及びラジエータの熱負荷を軽減するため、スーパーチャージャーによる過給圧を低めに設定する必要はなく、従ってエンジンの出力をあまり低下させずに済む。
なお、上記実施例では、温度センサ206を、気体流入ケーシング16に設けてあるが、冷却液流出用ノズル14の基部付近に設け、熱交換用コア10により熱交換されて流出するエンジンの冷却液の温度を検知して、ステッピングモータ205を作動させるようにしてもよい。この際には、熱交換用コア10により熱交換されて流出する冷却液の温度が予め定めた温度以上になったときに、上記と同様にステッピングモータ205を作動させて、流量制御弁202を開弁させ、気体流入ケーシング16内の高温の気体の一部が、バイパス管200を介して気体流出ケーシング18に流入するようにする。
本発明は、特に自動車用のスーパーチャージ用エアクーラーに好ましく適用することができる。
10 熱交換用コア
12 冷却液流入用ノズル
14 冷却液流出用ノズル
16 気体流入ケーシング
18 気体流出ケーシング
20 気体流入ノズル
22 気体流出ノズル
24 マニホールド
26 マニホールド
28 フィン板
30 底壁
32 外周フランジ
34 ボス
36 ボス
38 孔
40 孔
42 コルゲートフィン
44 端壁
45 クリップ
46 第1通路
48 第2通路
50 リブ
52 開口面
54 開口面
56 外周端部
58 気体通路
60 マスキング部
62 当接フランジ
64 圧接フランジ
66 溝
68 外周フランジ
70 外周フランジ
116 気体流入ケーシング
118 気体流出ケーシング
120 気体流入ノズル
200 バイパス管
201 冷却フィン
202 流量制御弁
203 弁軸
204 円筒突部
205 ステッピングモータ(アクチュエータ)
206 温度センサ

Claims (18)

  1. 冷却される気体が循環する第1の循環通路(46)と、冷却液が循環する第2の循環通路(48)を有する、熱交換用コア(10)を備える熱交換器において、
    前記第1の循環通路(46)に開口している、前記熱交換用コア(10)の2つの開口面(52,54)に、個々に組み付けられる2つのマニホールド(24,26)を備え、かつ、気体流入ケーシング(16)と気体流出ケーシング(18)の開口面(52,54)を、個々に備えている外周フランジ(68,70)が、前記マニホールドの1つに圧着保持されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記の各マニホールド(24,26)は、カバー形状をしているとともに、気体通路のための開口(58)を有する長方形の外周端部(56)を備えており、片側に、熱交換用コアの一面を受ける当接フランジ(62)を備え、他の側に、気体流入ケーシング(16)、または気体流出ケーシング(18)の外周フランジ(68,70)を受け入れる溝(66)を囲んでいる圧接フランジ(64)を備えていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
  3. 前記当接フランジ(62)は、熱交換用コアを加圧して装着しうるように、形状が定められていることを特徴とする請求項2記載の熱交換器。
  4. 前記2つのマニホールド(24,26)は、それぞれ、熱交換用コアの2つの開口面(52,54)に組み付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 前記熱交換用コア(10)の、第1通路(46)が設けられていない末端領域に気体が入り込むのを防止するために、各マニホールド(24,26)に、マスキング部(60)を設けてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱交換器。
  6. 前記熱交換用コア(10)は、2枚で一組になっているフィン板(28)の積み重ねから成っており、フィン板の各二組の間が第1通路(46)であり、同じ組のフィン板の間が第2通路(48)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の熱交換器。
  7. 前記熱交換用コア(10)の各フィン板(28)が、長方形をしており、外周フランジ(32)により区画される、ほぼ平坦な底壁(30)と、第2通路の一方から他方へ冷却液を通過させる開口(38,40)を有する2つの末端ボス(34,36)を備えていることを特徴とする請求項6記載の熱交換器。
  8. 各フィン板(28)の底壁(30)のリブ(50)により、U字型の第2循環通路が作られていることを特徴とする請求項7記載の熱交換器。
  9. 各フィン板(28)の外周フランジ(32)には、ろう付けで結合するために、同じ組の2枚のフィン板を部分的に保持するクリップ(35)が形成されていることを特徴とする請求項7〜8のいずれかに記載の熱交換器。
  10. 熱交換用コア(10)の最終部の1枚のフィン板(28A)に、冷却液の入口と出口用の2本のノズル(12,14)が設けられていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の熱交換器。
  11. 熱交換用コア(10)は、第1通路(46)内に、コルゲートフィン(42)を個々に備えることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の熱交換器。
  12. 気体流入ケーシング(16)と、気体流出ケーシング(18)は、モールドにより、選択された形に製造されることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の熱交換器。
  13. 気体流入ケーシング(16)と、気体流出ケーシング(18)はともに、プラスチック材料のモールドによって製造されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の熱交換器。
  14. 自動車用エンジンのスーパーチャージ用エアクーラーとして製造され、第1の循環通路(46)は、冷却される空気を循環するために使用されるようになっていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の熱交換器。
  15. 気体流入ケーシング(16)と気体流出ケーシング(18)は、それぞれ、モールドにより製造されたノズル(20)、(22)を備えていることを特徴とする請求項14に記載の熱交換器。
  16. 気体流入ケーシング(116)は、モールドにより製造されたノズル(120)を備える一方、気体流出ケーシング(118)は、車両熱エンジン用の吸気ディフューザとして形成されていることを特徴とする請求項14に記載の熱交換器。
  17. 冷却される気体が循環する第1の循環通路(46)と、冷却液が循環する第2の循環通路(48)を有する、熱交換用コア(10)を備える熱交換器において、
    前記第1の循環通路(46)に開口している、前記熱交換用コア(10)の2つの開口面(52,54)に、個々に、組み付けられる2つのマニホールド(24,26)と、開口面(52,54)に設けた外周フランジ(68,70)が前記両マニホールド(24、26)の開口面(52,54)に圧着保持された気体流入ケーシング(16)及び気体流出ケーシング(18)と、これら両ケーシング(16、18)を連通させるバイパス管(200)と、このバイパス管(200)に設けられ、常時はバイパス管(200)内の流路を閉止するようになっている流量制御弁(202)と、この流量制御弁(202)を作動させるアクチュエータ(205)とを備え、前記気体流入ケーシング(16)内の気体の温度または熱交換用コア(10)より流出する冷却液の温度を温度センサ(206)により検出し、それらの温度が予め定めた温度以上となったとき、前記アクチュエータ(205)により前記流量制御弁(202)を開弁方向に作動させて、前記バイパス管(200)に気体流入ケーシング(16)内の気体の一部を流入させるようにしたことを特徴とする熱交換器。
  18. 前記バイパス管(200)の外周面に複数の冷却フィン(201)を突設したことを特徴とする請求項17記載の熱交換器。
JP2010245525A 2009-11-04 2010-11-01 スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器 Active JP5826479B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245525A JP5826479B2 (ja) 2009-11-04 2010-11-01 スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009253274 2009-11-04
JP2009253274 2009-11-04
JP2010245525A JP5826479B2 (ja) 2009-11-04 2010-11-01 スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011117715A true JP2011117715A (ja) 2011-06-16
JP5826479B2 JP5826479B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=44283241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010245525A Active JP5826479B2 (ja) 2009-11-04 2010-11-01 スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5826479B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017183356A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社デンソー 熱交換器
WO2017203869A1 (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 株式会社デンソー 熱交換器
WO2018155306A1 (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 株式会社デンソー 熱交換器
WO2019045008A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社デンソー 熱交換器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4924938A (en) * 1986-11-05 1990-05-15 Plastic Magen Heat exchanger base units and modules
JPH02133569U (ja) * 1989-04-07 1990-11-06
JPH0579791A (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 Calsonic Corp 排気熱回収用熱交換器
JPH10238969A (ja) * 1997-02-25 1998-09-11 Toyo Radiator Co Ltd 水冷熱交換器
JPH11237192A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Tennex Corp 内燃機関のegrガスクーラ
JP2004308970A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Sanden Corp 熱交換器
JP2005273512A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Isuzu Motors Ltd エンジンのegrクーラー
JP2006322651A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Sanden Corp 熱交換器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4924938A (en) * 1986-11-05 1990-05-15 Plastic Magen Heat exchanger base units and modules
JPH02133569U (ja) * 1989-04-07 1990-11-06
JPH0579791A (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 Calsonic Corp 排気熱回収用熱交換器
JPH10238969A (ja) * 1997-02-25 1998-09-11 Toyo Radiator Co Ltd 水冷熱交換器
JPH11237192A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Tennex Corp 内燃機関のegrガスクーラ
JP2004308970A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Sanden Corp 熱交換器
JP2005273512A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Isuzu Motors Ltd エンジンのegrクーラー
JP2006322651A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Sanden Corp 熱交換器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017183356A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社デンソー 熱交換器
JP2017194211A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社デンソー 熱交換器
WO2017203869A1 (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 株式会社デンソー 熱交換器
US11143457B2 (en) 2016-05-23 2021-10-12 Denso Corporation Heat exchanger
WO2018155306A1 (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 株式会社デンソー 熱交換器
US11156406B2 (en) * 2017-02-21 2021-10-26 Denso Corporation Heat exchanger
WO2019045008A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社デンソー 熱交換器
JP2019045054A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社デンソー 熱交換器
DE112018004894T5 (de) 2017-08-31 2020-06-04 Denso Corporation Wärmetauscher
US11397053B2 (en) 2017-08-31 2022-07-26 Denso Corporation Heat exchanger
DE112018004894B4 (de) 2017-08-31 2022-08-25 Denso Corporation Wärmetauscher

Also Published As

Publication number Publication date
JP5826479B2 (ja) 2015-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10253671B2 (en) Heat exchanger, and exhaust heat recovery apparatus having the heat exchanger
US7571718B2 (en) Device for exchanging heat
EP2766687B1 (en) Stacked plate exhaust gas recovery device
JP5293077B2 (ja) 熱交換器
JP5220008B2 (ja) 内燃機関のガス流を冷却する装置
JP6100257B2 (ja) 熱交換器
CN109804217B (zh) 具有空气动力学特征以改善性能的热交换器
US20070193732A1 (en) Heat exchanger
US20060278377A1 (en) Module for cooling the charge air and recirculated exhaust gases from the internal combustion engine of a motor vehicle
US20130206364A1 (en) Heat exchanger arrangement
JP2015534030A (ja) 熱交換器
JP5826479B2 (ja) スーパーチャージ用エアクーラーの熱交換器
CN105308408A (zh) 热交换器,特别是增压空气冷却器
JP5906250B2 (ja) 熱交換器、及び関連する流動摂動体の形成方法
US20150283875A1 (en) Heat exchanger, particularly for a motor vehicle
KR20140116419A (ko) 컬렉터를 포함하는 적층 플레이트형 열교환기
JP2009068809A (ja) ハイブリッド型熱交換器
JP2014511456A (ja) 熱交換器を含む吸気ハウジング
JP2010223508A (ja) 車両用エンジンのインタークーラ
US20080185136A1 (en) Heat exchanger with bypass seal
US10690421B2 (en) Heat exchanger and method of cooling a flow of heated air
US10954898B2 (en) System for connecting housing elements of a device for heat transfer
JP2016070655A (ja) 熱交換器
KR20060023540A (ko) 열 교환기
WO2020110524A1 (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5826479

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250