JP2011116295A - 内燃機関のロック機構制御装置および車両 - Google Patents

内燃機関のロック機構制御装置および車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2011116295A
JP2011116295A JP2009276904A JP2009276904A JP2011116295A JP 2011116295 A JP2011116295 A JP 2011116295A JP 2009276904 A JP2009276904 A JP 2009276904A JP 2009276904 A JP2009276904 A JP 2009276904A JP 2011116295 A JP2011116295 A JP 2011116295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
internal combustion
combustion engine
power generation
generation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009276904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5445084B2 (ja
Inventor
Motohiro Yuge
元宏 弓削
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009276904A priority Critical patent/JP5445084B2/ja
Publication of JP2011116295A publication Critical patent/JP2011116295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5445084B2 publication Critical patent/JP5445084B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

【課題】車両から容易に取り外し可能な内燃機関の盗難を防止しつつ、内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる内燃機関のロック機構制御装置および車両を提供する。
【解決手段】電気駆動式車両1aは、エンジン111の温度に基づき車両本体からの取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいてエンジン111を含んだ発電装置11の取り外しを抑制し、または可能にすることができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内燃機関のロック機構制御装置および車両に関する。
近年、省エネおよび環境への配慮から、内燃機関とモータとを駆動源として搭載するハイブリッド車両や、モータのみで駆動しバッテリ充電用に小型の内燃機関を搭載する電気駆動式車両が大きく注目されている。これら車両に搭載される内燃機関は、車両の軽量化や内燃機関の保守・点検を容易にすること等を目的として、必要に応じて車両から容易に取り外しできるよう設計されることが多い。
これら車両から内燃機関を取り外すにあたっては、取り外し時に内燃機関が誤作動したり、燃料が漏れ出ることで火災が発生したりする等の危険を伴っている。そのため、車両から内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることが要求されている。
このような問題に対して、エンジンを覆うボンネットの開放に連動させて燃料噴射レバーを噴射停止位置へ回動する構成によって、車両から内燃機関を取り外す際の安全性を高める技術が特許文献1に開示されている。
また、エンジンの保守・点検のためにエンジンを車両から容易に取り外し可能にする技術、および車両からエンジンを取り外す際にエンジンの運転を停止させた上で取り外し可能とする技術、が特許文献2に開示されている。
実開平01−060939号公報 特開平03−204341号公報
特許文献1および2の技術によれば、車両から内燃機関を取り外す際の安全性をある程度高めることが可能であるが、取り外し作業時の内燃機関の温度等を考慮していない。そのため、特許文献1および2の技術では、例えば、運転停止直後の車両から内燃機関の取り外しを試みる場合に、作業者が内燃機関の高温部位に接触して深刻な火傷等を負うおそれがある、といった問題点がある。
また、このような車両は、内燃機関を容易に取り外しできるために、車両の駐停車時に内燃機関が盗難の被害にあうおそれがある。しかしながら、特許文献1および2の技術では、このような内燃機関の盗難被害を防止することが困難である、といった問題点もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、車両から容易に取り外し可能な内燃機関の盗難を防止しつつ、内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる内燃機関のロック機構制御装置および車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の内燃機関のロック機構制御装置は、車両に搭載された内燃機関の取り外しの可否を制御する内燃機関のロック機構制御装置であって、前記内燃機関の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記車両からの前記内燃機関の取り外しの可否を判断する判断手段と、前記判断手段が前記内燃機関の取り外し不可と判断する場合に、前記車両からの前記内燃機関の取り外しを抑制し、前記判断手段が前記内燃機関の取り外し可と判断する場合に、前記車両からの前記内燃機関の取り外しを可能にする抑制手段と、を備えることを特徴とする。
上記の構成により、内燃機関の温度に基づき車両からの取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいて内燃機関の取り外しを抑制し、または可能にすることができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
特に、本発明の内燃機関のロック機構制御装置は、前記判断手段が、前記温度検出手段の検出結果が第1しきい値を超える場合に、前記内燃機関の取り外し不可と判断し、前記温度検出手段の検出結果が第1しきい値以下である場合に、前記内燃機関の取り外し可と判断する構成とすることができる。
上記の構成により、内燃機関の温度が所定の第1しきい値を超える場合に、車両からの内燃機関の取り外しを抑制することができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
また、本発明の内燃機関のロック機構制御装置は、前記車両の遠隔制御装置が発する信号を受信する信号受信手段を備え、前記判断手段が、前記信号受信手段が信号を受信しない場合に、前記内燃機関の取り外し不可と判断し、前記信号受信手段が信号を受信する場合に、前記内燃機関の取り外し可と判断する構成とすることができる。
上記の構成により、信号受信手段が車両の遠隔制御装置が発する信号を受信しない場合、すなわち、遠隔制御装置を所持するユーザが車両から所定距離以上離れている場合に、車両からの内燃機関の取り外しを抑制することができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関の盗難を防止することができる。
そして、本発明の内燃機関のロック機構制御装置は、前記車両の走行を制御する車両制御手段と、前記車両制御手段と通信可能であって、前記内燃機関の運転を制御する内燃機関制御手段と、を備え、前記判断手段が、前記車両制御手段が前記内燃機関制御手段と通信可能である場合に、前記内燃機関の取り外し不可と判断し、前記車両制御手段が前記内燃機関制御手段と通信不能である場合に、前記内燃機関の取り外し可と判断する構成とすることができる。
上記の構成により、車両制御手段が内燃機関制御手段と通信可能である場合、すなわち、車両制御手段が内燃機関制御手段と電気的に接続されている場合に、車両からの内燃機関の取り外しを抑制することができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
更に、本発明の車両は、請求項1から4のいずれか1項記載の内燃機関のロック機構制御装置を搭載する構成とすることができる。
上記の構成により、車両に搭載される内燃機関の盗難を防止しつつ、内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
また、本発明の車両は、前記車両が、ハイブリッド車両または電気駆動式車両である構成とすることができる。
上記の構成により、ハイブリッド車両または電気駆動式車両に搭載される内燃機関の盗難を防止しつつ、内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
本発明の内燃機関のロック機構制御装置および車両によれば、車両から容易に取り外し可能な内燃機関の盗難を防止しつつ、内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
実施例の電気駆動式車両の一構成例を示した図である。 発電装置を模式的に示した図である。 エンジンを模式的に示した図である。 保持装置を模式的に示した図である。 保持装置を模式的に示した図である。具体的には(a)では取り外し抑制状態である場合について、(b)では取り外し可能状態である場合について示している。 車両側ECUの処理の一例を示すフローチャートである。 実施例の電気駆動式車両の一構成例を示した図である。 車両側ECUの処理の一例を示すフローチャートである。 保持装置の他の構成例を示した図である。 保持装置の他の構成例を示した図である。 保持装置の他の構成例を示した図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の内燃機関のロック機構制御装置を搭載する電気駆動式車両1aの一構成例を示した図である。
図1に示す電気駆動式車両1aは、発電装置11とバッテリ12と電動モータ13とを備えている。電気駆動式車両1aは、発電装置11を脱着可能に搭載している。発電装置11を着脱可能に搭載した電気駆動式車両1aは、発電装置11を搭載していない状態で、且つ発電装置11との電気的な接続が切り離された状態でも運転が可能になっている。一方、発電装置11は、電気駆動式車両1aと電気的に接続された状態であれば、電気駆動式車両1aに搭載されていない状態であってもバッテリ12の充電が可能になっている。
発電装置11は、エンジン駆動式の発電装置である。図2に示すように発電装置11は、エンジン111と発電装置112と発電装置側ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)113とを備えている。エンジン111は発電装置112を駆動し、駆動された発電装置112は交流を発生させる。そして発生した交流はバッテリ12に充電される前に図示しない整流回路によって直流に整流される。発電装置側ECU113は主にエンジン111を制御するために設けられている。
エンジン111は、多気筒エンジンであって、各気筒は燃焼室121を構成するピストン122を備えている(図3参照)。各燃焼室のピストン122は、エンジン111のシリンダに摺動自在に嵌合されており、それぞれコネクティングロッドを介して出力軸部材であるクランクシャフトに連結されている。
発電装置側ECU113は、クランク角センサからのピストン122の位置、および吸気カム角センサからのカム軸回転位相の情報に基づき、燃料噴射タイミングを決定しインジェクタ124に信号を送る。インジェクタ124は、発電装置側ECU113の信号に従って、指示された噴射タイミングで吸気ポート123に燃料を噴射する。インジェクタ124より噴射された燃料は、霧化して吸入空気と混合しつつ、吸気弁の開弁に伴って吸気ポート123から燃焼室121内へ流入する。燃焼室121内へ流入した燃料と吸入空気との混合気は、ピストン122の上昇運動により燃焼室121内で圧縮されて点火プラグ125により点火されることで燃焼し、燃焼室内を膨張させてピストン122を下降させる。この下降運動がコネクティングロッドを介してクランクシャフトの軸回転に変更されることにより、エンジン111は動力を得る。
この場合、エンジン111は、燃焼室121にインジェクタ124を装着し、燃焼室121内に燃料を直接噴射する構成であってもよい。また、燃焼室121に筒内噴射用インジェクタを設け、吸気ポート123にポート噴射用インジェクタを設ける構成であってもよい。更に、エンジン111は、ガソリンを燃料とするガソリンエンジンに限られず、軽油を燃料とするディーゼルエンジン、ガソリンとアルコールとを任意の割合で混合した燃料を使用するフレキシブルフューエルエンジンのいずれであってもよい。
なお、エンジン111は、本発明の内燃機関の一構成例である。
エンジン111の燃焼室121の周辺にはウォータジャケットが設けられており、ウォータジャケットの内部は燃焼室等を冷却するための冷媒(冷却水)が循環している。本実施例の冷却水としては、エチレングリコール水溶液からなる一般的なLLC(Long Life Coolant)を適用するが、その他の冷媒を使用してもよい。
そして、ウォータジャケットには冷却水の温度を測定するための水温センサ126が設けられており、ウォータジャケット内部の冷却水温の検出結果を発電装置側ECU113へ送信する。発電装置側ECU113は、水温センサ126が検出する冷却水温を更に車両側ECU50に送信する。車両側ECU50は、発電装置側ECU113から送信される冷却水温の検出結果に基づいて、エンジン111の温度を認識する。この場合、水温センサ126は、エンジン111内部の冷却水の温度を検出できるような任意の位置に設けることができる。
なお、水温センサ126は、本発明の温度検出手段の一構成例である。
バッテリ12は、直流バッテリであり、パワー系配線である高電圧系配線を介して発電装置11と電気的に且つ脱着可能に接続されている。そして、発電装置11が発電した電力は高電圧系配線を介してバッテリ12に充電される。バッテリ12には、例えば定格電圧DC12Vのバッテリを直列に複数接続したものを適用できる。
電動モータ13は走行駆動源であり、直流モータとなっている。電動モータ13はバッテリ12から電力の供給を受け、出力軸14を回転する。そして、その回転出力がトランスミッション15を介して駆動輪である左右一対の後輪2に伝達され、この結果、後輪2が駆動する。このように、電気駆動式車両1aはシリーズハイブリッド方式の電気駆動式車両となっている。
電気駆動式車両1aは、駆動輪である左右一対の後輪2のほか、操舵輪である左右一対の前輪3や、前輪3を手動操舵するためのハンドル4や、電動モータ13のモータ回転数を変えるためのアクセルペダル5や、車両に制動を付与するためのブレーキペダル6およびブレーキユニット7や、ブレーキペダル6にワイヤ結合されているとともにブレーキユニット7に連結され、各前輪3、各後輪2にそれぞれ設けられたドラムブレーキ8を備えている。アクセルペダル5には、アクセルペダル5の踏み込み量を検知するアクセル開度センサ61が、ブレーキベダル6には、ブレーキペダル6の踏み込みの有無を検知するブレーキスイッチ62がそれぞれ設けられている。
また、電気駆動式車両1aは、キースイッチ21を備えている。キースイッチ21は、ON/OFFの選択的な切換操作が可能なスイッチとなっている。キースイッチ21は、発電装置11および電動モータ13に対する運転要求をするための操作手段となっている。具体的には、キースイッチ21がONである場合には運転要求が有りの状態になる。また、キースイッチ21がOFFである場合には運転要求が無しの状態になる。キースイッチ21は、図示しないインストルメントパネルに設けられている。
更に、電気駆動式車両1aは、抑制装置41を備えている。図4は、抑制装置41を模式的に示した図である。抑制装置41は、電気駆動式車両1aからの取り外しの際に発電装置11が通過する車両開口部22に設けられている。図5に示すように、抑制装置41はレバー411、状態検出センサ412、レバーロック413により構成される。
レバー411は、電気駆動式車両1aに搭載された発電装置11の取り外しを抑制する抑制状態(図5(a)参照)と、発電装置11の取り外しを可能にする取り外し可能状態(図5(b)参照)とを切替え可能な構成をとる。さらに具体的には、抑制状態は、発電装置11が搭載されている場合だけでなく、搭載されていない場合にも発電装置11の脱着を不可能にする構成である。レバー411は、作業者によって手動で操作されることで、抑制状態と取り外し可能状態とを切替え可能な構成をとる。
状態検出センサ412は、抑制装置41が抑制状態であるか、或いは取り外し可能状態であるかを検出し、検出結果を車両側ECU50へ送信する。
レバーロック413は、車両側ECU50の指令に応じて、抑制装置41の状態切替え操作を抑制、または許可することが可能な構成となっている。レバーロック413は、車両側ECU50が発電装置11の取り外しを抑制するよう指令する場合に、レバー411をロックして状態切替え操作を抑制する。また、レバーロック413は、車両側ECU50が発電装置11の取り外しを可能にするよう指令する場合に、レバー411をアンロックして状態切替え操作を可能にする。
このように、電気駆動式車両1aは、発電装置11と車両本体とが電気的に接続された状態において、アンロック状態のレバー411を操作し、抑制装置41を取り外し可能状態にしない限り、発電装置11の取り外しが物理的に不可能である。よって、電気駆動式車両1aは、発電装置11と車両本体とが電気的に接続された状態において、発電装置11の取り外しを適切に抑制できることから、発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
更に、抑制装置41は、抑制状態と取り外し可能状態との間で状態切替え操作が可能であるとともに、発電装置11に対して運転要求をするためのスイッチとなっている。具体的には、抑制装置41が抑制状態にある場合には、発電装置11に対する運転要求が有りの状態になる。また、抑制装置41が取り外し可能状態にある場合には発電装置11に対する運転要求が無しの状態になる。このような構成により、電気駆動式車両1aから発電装置11を取り外す際に、発電装置11(エンジン111)の運転をより確実に停止させることができることから、発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
なお、レバー411、およびレバーロック413は、本発明の抑制手段の一構成例である。
図1に戻り、受信機23は、ユーザ等が所持する送信機24から送信される信号を受信する。送信機24からの信号を受信した受信機23は、受信した信号に対応した遠隔操作機能の制御ECUに対して制御信号を送信する。この制御信号を受信した制御ECUが車両の機能を制御することによって、車両から離れた場所からワイヤレスでドアロックの施錠や解錠、パワースライドドアの開閉、乗降用ドアウインドウの開閉等を実行することができる。
また、受信機23は、送信機24から常時送信される信号を受信し、受信結果を車両側ECU50へ送信する。車両側ECU50は、受信機23の受信結果に基づいて、送信機24が電気駆動式車両1aの近傍にあるか否か、すなわち、送信機24を所持するユーザ等が電気駆動式車両1aの近辺に居るか否かを判断する。
なお、受信機23は、本発明の信号受信手段の一構成例である。
送信機24は、電気駆動式車両1aのユーザ等が所持するイグニッションキーと一体化しており、複数の操作ボタンを有している。送信機24は、電気駆動式車両1aと送信機24とが所定の距離以内にある場合に受信機23が受信可能な信号を送信する構成であって、ユーザ等の操作ボタンの操作手順に対応した信号を送信する。また、送信機24は、操作ボタンの操作の有無に関わらず、常時信号を送信することで、電気駆動式車両1aと送信機24との位置関係を車両側ECU50に認識させる。
この場合、送信機24の操作ボタンは、ボタン式以外の他の操作方式であってもよく、例えばダイヤル式や液晶タッチパネル式を適用することもできる。また、送信機24は、本実施例の構成に限られず、車両の遠隔操作装置として広く用いられている装置を採用することができる。
なお、送信機24は、本発明の遠隔制御装置の一構成例である。
更に、電気駆動式車両1aは、第1の制御装置である車両側ECU50を備えている。車両側ECU50は図示しないCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータと入出力回路とを備えている。なお、第2の制御装置に相当する発電装置側ECU113についても同様の構成となっている。車両側ECU50には、発電装置11(より具体的には発電装置側ECU113)が電気的に且つ脱着可能に接続されている。この点、車両側ECU50と発電装置11とは、具体的には制御系配線である低電圧系配線を介して接続されている。また車両側ECU50には電動モータ13などの各種の制御対象が電気的に接続されているほか、アクセル開度センサ61や、ブレーキスイッチ62や、キースイッチ21、状態検出センサ412などの各種のセンサ・スイッチ類が電気的に接続されている。
キースイッチ21がOFFの場合、車両側ECU50は各種の制御動作を必要に応じて適宜実行可能な待機状態とされる。待機状態において、車両側ECU50は具体的には例えばセンサ・スイッチ類の状態検出や、電動モータ13以外の各種の制御対象の制御や、運転要求信号の出力などを行うことができる。
ROMはCPUが実行する種々の処理が記述されたプログラムやマップデータなどを格納するための構成である。CPUがROMに格納されたプログラムに基づき、必要に応じてRAMの一時記憶領域を利用しつつ処理を実行することで、車両側ECU50や発電装置側ECU113では各種の制御手段や判定手段や検出手段や算出手段などが機能的に実現される。
例えば、車両側ECU50は、キースイッチ21の操作状況に基づいて発電装置11の取り外し可否を抑制し、または可能にする制御を実行する。
車両側ECU50は、キースイッチ21がONである場合(運転要求が有る場合)は、レバー411をロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を抑制するよう制御する。また、車両側ECU50は、キースイッチ21がOFFである場合(運転要求が無い場合)は、レバー411をアンロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を可能にするよう制御する。この制御を実行することにより、電気駆動式車両1aの運転中は発電装置11(エンジン111)の取り外しを抑制することができることから、発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
そして、車両側ECU50は、エンジン111の温度の検出結果に基づいて発電装置11の取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいて発電装置11の取り外しを抑制し、または可能にする制御を実行する。
発電装置側ECU113は、水温センサ126が検出する冷却水温を車両側ECU50に送信する。車両側ECU50は、発電装置側ECU113から送信される冷却水温の検出結果に基づいて、エンジン111の温度を検出する。そして、車両側ECU50は、エンジン111の温度の検出結果が予め設定された所定の第1しきい値を超えるか否かを判断する。ここで、第1しきい値とは、作業者が電気駆動式車両1aからエンジン111を含んだ発電装置11の取り外しを安全に実行することが可能な任意の温度に設定することができ、例えば、60℃以下であって、好ましくは40℃に設定することができる。
車両側ECU50は、エンジン111の温度の検出結果が第1しきい値を超える場合は、発電装置11を取り外す際の安全性が低いと判断し、レバー411をロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を抑制することで、発電装置11の取り外しを抑制する。また、車両側ECU50は、エンジン111の温度の検出結果が第1しきい値以下である場合は、発電装置11を取り外す際の安全性が高いと判断し、レバー411をアンロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を可能にすることで、発電装置11の取り外しを可能にする。
更に、車両側ECU50は、受信機23の信号の受信結果に基づいて発電装置11の取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいて発電装置11の取り外しを抑制し、または可能にする制御を実行する。
車両側ECU50は、受信機23からの信号に基づいて、送信機24が送信する信号を受信機23が受信しているか否かを判断する。そして、車両側ECU50は、判断結果に基づいて電気駆動式車両1aと送信機24とが所定の距離以内にあるか否かを判断する。ここで、所定の距離とは、一般的な車両の遠隔操作装置が対象車両に対して遠隔操作を実行できる距離をいう。
車両側ECU50は、受信機23が信号を受信しない場合は、送信機24を所持するユーザ等が電気駆動式車両1aの近辺に居ないと判断し、レバー411をロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を抑制することで、発電装置11の取り外しを抑制する。また、車両側ECU50は、受信機23が信号を受信する場合は、送信機24を所持するユーザ等が電気駆動式車両1aの近辺に居ると判断し、レバー411をアンロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を可能にすることで、発電装置11の取り外しを可能にする。
このような制御を実行することで、車両から容易に取り外し可能な発電装置11の盗難を防止しつつ、発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
なお、車両側ECU50は、本発明の判断手段の一構成例である。
つづいて、車両側ECU50の制御の流れに沿って、電気駆動式車両1aの動作を説明する。図6は車両側ECU50の処理の一例を示すフローチャートである。本実施例の電気駆動式車両1aは、温度検出手段と、判断手段と、抑制手段と、信号受信手段とを備えることで、発電装置11の盗難を防止しつつ、車両本体から発電装置11を取り外す際の安全性を高める制御を実行する。
車両側ECU50の制御は、状態検出センサ412の検出結果に基づいて、レバー411が発電装置11の取り外しを抑制する抑制状態にあると判断すると開始し、以下の制御を繰り返す。
まず、車両側ECU50はステップS1で、電気駆動式車両1aの運転が停止しているか否かを判断する。電気駆動式車両1aの運転停止は、例えば、キースイッチ21の操作状況に基づいて判断することができるが、他の項目に基づいて判断してもよい。電気駆動式車両1aの運転が停止していない場合(ステップS1/NO)、車両側ECU50は、発電装置11を取り外す際の安全性が低いと判断し、ステップS5へ進む。電気駆動式車両1aの運転が停止している場合(ステップS1/YES)は、車両側ECU50は次のステップS2へ進む。
この場合、車両側ECU50は、電気駆動式車両1aの運転停止の判断に代えて、エンジン111の運転が停止しているか否かをステップS1で判断してもよい。
ステップS2で、車両側ECU50は、受信機23からの信号に基づいて、送信機24が送信する信号を受信機23が受信しているか否かを判断する。信号を受信機23が受信していない場合(ステップS2/NO)、車両側ECU50は、電気駆動式車両1aと送信機24とが所定の距離以内にないと判断し、ステップS5へ進む(所定の距離については前述したために、その説明を省略する)。信号を受信機23が受信している場合(ステップS2/YES)は、車両側ECU50は、電気駆動式車両1aと送信機24とが所定の距離以内にあると判断し、次のステップS3へ進む。
ステップS3で、車両側ECU50は、発電装置側ECU113から送信される冷却水温の検出結果に基づいてエンジン111の温度を検出し、検出結果が予め設定された所定の第1しきい値以下であるか否かを判断する。ここで、第1しきい値については前述したために、その説明を省略する。エンジン111の温度が第1しきい値以下でない(第1しきい値を超える)場合(ステップS3/NO)、車両側ECU50は、発電装置11を取り外す際の安全性が低いと判断し、ステップS5へ進む。エンジン111の温度が第1しきい値以下である場合(ステップS3/YES)は、車両側ECU50は、発電装置11を取り外す際の安全性が高いと判断し、次のステップS4へ進む。
ステップS4で、車両側ECU50は、レバー411をアンロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を可能にすることで、発電装置11の取り外しを可能にする。車両側ECU50は、ステップS4の処理を終えると、制御の処理を終了する。
ステップS1〜3の判断がNOの場合、車両側ECU50はステップS5へ進む。ステップS5で、車両側ECU50は、レバー411をロックするようレバーロック413に指令して状態切替え操作を抑制することで、発電装置11の取り外しを抑制する。車両側ECU50は、ステップS5の処理を終えると、制御の処理を終了する。
この制御を実行することで、車両から容易に取り外し可能なエンジン111を含んだ発電装置11の盗難を防止しつつ、発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。なお、車両側ECU50は、ステップS2の処理とステップS3の処理との順番を入れ替えて制御してもよいし、それぞれの制御の処理を個別に実行してもよい。
以上のように、本実施例の電気駆動式車両は、エンジンの温度に基づき車両本体からの取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいてエンジンを含んだ発電装置の取り外しを抑制し、または可能にすることができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
また、本実施例の電気駆動式車両は、車両の遠隔操作装置である送信機が発する信号を受信機が受信しない場合、すなわち、送信機を所持するユーザ等が車両本体から所定距離以上離れている場合に、車両本体からのエンジンを含んだ発電装置の取り外しを抑制することができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関の盗難を防止することができる。
つづいて、本発明の実施例2について説明する。本実施例の電気駆動式車両1bは、車両側コネクタ421と、発電装置側コネクタ422と、電流計51と、漏電検知器52、53とを更に備える点で電気駆動式車両1aと相違している。
本実施例の電気駆動式車両1bは、実施例1と同様に、車両側ECU50、発電装置11、抑制装置41、送信機24、受信機23および水温センサ31を備えている。これにより、受信機23からの信号に基づいて発電装置11の盗難を防止しつつ、エンジン111の検出温度に基づいて電気駆動式車両1bから発電装置11を取り外す際の安全性を高める制御を実行する。
更に、電気駆動式車両1bは、車両本体と発電装置11との電気的接続が容易に取り外しできる構成であり、これらの電気的接続状態に基づいて発電装置11の取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいて車両本体からの発電装置11の取り外しを抑制し、または可能にする制御を実行する。
つづいて、電気駆動式車両1bについて詳細に説明する。図7は、実施例の電気駆動式車両1bの一構成例を示した図である。なお、実施例1と同様の構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
発電装置11と車両本体とは、第1の電気系統である高電圧系統Hで電気的に脱着可能に接続されている。高電圧系統Hは、バッテリ12を充電するために用いられるパワー系の電気系統であり、具体的には発電装置11とバッテリ12とを接続する。
また、発電装置11と車両本体とは、第2の電気系統である低電圧系統Lで電気的に脱着可能に接続されている。低電圧系統Lは、制御に用いられる制御系の電気系統であり、発電装置11と車両本体とを接続する第1の電気系統以外の他の電気系統となっている。低電圧系統Lは、具体的には車両側ECU50(車両制御手段)と発電装置側ECU113(内燃機関制御手段)とを接続する。
電気駆動式車両1bは、高電圧系統Hおよび低電圧系統Lに共通の接続部42を備えている。接続部42は、高電圧系統Hおよび低電圧系統Lに共通の単一の集合接続部となっている。接続部42は、車両側端子部である車両側コネクタ421と、発電装置側端子部である発電装置側コネクタ422とを備えており、作業者によって容易に接続、取り外しができるように構成されている。車両側コネクタ421は、車両本体(具体的にはフレームF)に固定されており、発電装置側コネクタ422は、発電装置11に固定されている。車両側コネクタ421と発電装置側コネクタ422とは、発電装置11が搭載位置に搭載された状態で接続されるように配置されている。
また、電気駆動式車両1bは、接続検知手段である電流計51を備えている。電流計51は、低電圧系統Lの接続を検知し、検知結果を車両側ECU50へ送信する。車両側ECU50は、電流計51の検知結果に基づいて、車両本体と発電装置11とが電気的に接続されているか否かを判断する。
そして、電気駆動式車両1bは、第1および第2の漏電検知手段である漏電検知器52、53を備えている。漏電検知器52は低電圧系統Lの漏電を検知するものであり、漏電検知器53は高電圧系統Hの漏電を検知するものであって、それぞれの検知結果を車両側ECU50へ送信する。車両側ECU50は、これら検知結果に基づいて、電圧系統からの漏電の有無を判断する。
このような構成をとることで、電気駆動式車両1bは、接続部42の一箇所のみでの接続となるために、車両本体への発電装置11の搭載および取り外し作業の容易化を図ることができる。
また、電気駆動式車両1bは、電流計51を備えることで、車両本体と発電装置11との電気的接続状態を認識することができるために、車両本体と発電装置11とが電気的に接続されていない場合に発電装置11の取り外しを可能にすることができる。よって、車両本体から発電装置11を取り外す際にエンジン111が誤作動することを抑制することができることから、車両本体から発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
更に、電気駆動式車両1bは、漏電検知器52、53を備えることで、車両本体と発電装置11との電気的接続部分からの漏電を検知することができることから、車両本体から発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
この場合、車両本体と発電装置11との接続部分は実施例の構成に限られず、車両本体と発電装置11との電気的接続が容易に取り外し可能な任意の構成を採用することができる。
つづいて、車両側ECU50の制御の流れに沿って、電気駆動式車両1bの動作を説明する。図8は車両側ECU50の処理の一例を示すフローチャートである。本実施例の電気駆動式車両1bは、実施例1の制御に加えて、車両本体と発電装置11との電気的接続状態に基づいて発電装置11の取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいて車両本体からの発電装置11の取り外しを抑制し、または可能にする制御を実行する。
車両側ECU50は、実施例1のステップS1からステップS5の処理を実行しつつ、ステップS2とステップS3との間に以下のステップS6およびステップS7の処理を実行する。よって、ステップS1からステップS5の制御は実施例1の電気駆動式車両1aと同一であるために、その説明を省略する。
ステップS2の判断がYESの場合、車両側ECU50はステップS6へ進む。ステップS6で、車両側ECU50は、電流計51の検知結果に基づいて、車両本体と発電装置11とが電気的に接続されているか否かを判断する。車両本体と発電装置11とが電気的に接続されている場合(ステップS6/YES)、車両側ECU50は、発電装置11を取り外す際の安全性が低いと判断し、ステップS5へ進む。車両本体と発電装置11とが電気的に接続されていない場合(ステップS6/NO)は、車両側ECU50は次のステップS7へ進む。
この場合、電流計51を高電圧系統Hの接続を検知するように設置して、車両本体の各電装部品と発電装置11との電気的接続状態をステップS6で判断する構成としてもよい。
ステップS7で、車両側ECU50は、発電装置11に含まれる発電装置側ECU113と通信可能であるか否かを判断する。発電装置側ECU113と通信可能である場合(ステップS7/YES)、車両側ECU50は、発電装置11を取り外す際の安全性が低いと判断し、ステップS5へ進む。発電装置側ECU113と通信可能でない場合(ステップS6/NO)は、車両側ECU50はステップS3へ進み、制御の処理を続行する。
この制御を実行することで、車両本体と発電装置11とが電気的接続されていない場合に発電装置11の取り外しを可能にすることができることから、車両本体から発電装置11を取り外す際にエンジン111が誤作動することを抑制することができる。よって、車両から容易に取り外し可能なエンジン111を含んだ発電装置11の盗難を防止しつつ、発電装置11を取り外す際の安全性をより高めることができる。
なお、車両側ECU50は、ステップS2、ステップS3、ステップS6およびステップS7の処理の順番を任意に入れ替えて制御してもよいし、それぞれの制御の処理を個別に実行してもよい。また、ステップS6およびステップS7に加えて、漏電検知器52、53の検知結果から、車両本体と発電装置11との電気的接続部分からの漏電を判断する処理のステップを追加してもよい。
以上のように、本実施例の電気駆動式車両は、車両本体と発電装置との電気的接続状態に基づいて発電装置の取り外しの可否を判断し、判断結果に基づいて車両本体からの発電装置の取り外しを抑制し、または可能にすることができる。よって、車両から容易に取り外し可能な内燃機関を取り外す際の安全性をより高めることができる。
上記実施例は本発明を実施するための一例にすぎない。よって本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、電気駆動式車両は、エンジンと電動モータとを走行駆動源とするパラレルハイブリッド方式であってもよい。この場合、発電装置11に代えて、エンジン111を電気駆動式車両から容易に取り外しできる構成にすることもできる。また、本実施例では冷却水温に基づいてエンジン111の温度を検出する構成としたが、これに限られず、他の手法によってエンジン111の温度を検出してもよい。
そして、抑制装置41は、本実施例の構成のみに限られず、車両本体からエンジン111を含む発電装置11の取り外しを抑制し、可能にするための任意の構成を採用することができる。例えば、図9に示すように、抑制装置41aは脱着の際に発電装置11が通過する車両開口部22に設けられている。図10に示すように、抑制装置41aは、カバー411aと、状態検知センサ412aと、カバーロック413aとを備えている。カバー411aは、抑制装置41aの状態を取り外し抑制状態(図10(a)に示す状態)と、取り外し可能状態(図10(b)に示す状態)との間で切り替えるために設けられている。抑制装置41aにおいてカバー411aは手動操作される。状態検知センサ412aは、抑制装置41aが抑制状態であるか、或いは取り外し可能状態であるかを検知する。カバーロック413aは、車両側ECU50の指令に応じて、抑制装置41の状態切替え操作を抑制、または許可することが可能な構成となっている。かかる抑制装置41aでも、抑制装置41と同様の作用効果が得られる。
また、抑制手段に相当する構成はこのほかにも種々考えられる。この点、さらにその一例を図11に示す。
図11に示す抑制装置41bは、ロックプレート411bと、固定検出スイッチ412bと、ロックシリンダ413bとを備えている。この点、図11(b)において、ロックプレート411bを実線で示した状態が取り外し可能状態であり、二点破線で示した状態が取り外し抑制状態となっている。かかる抑制装置41bでも、抑制装置41と同様の作用効果が得られる。
更に、抑制装置41bにおいて、ロックシリンダ413bの代わりに、ロックプレート411bを駆動することで、抑制状態と取り外し可能状態との間で状態を切り替える駆動用アクチュエータを設ける構成によっても、抑制装置41と同様の作用効果が得られる。
1 電気駆動式車両
11 発電装置
12 バッテリ
13 電動モータ
21 キースイッチ
31 水温センサ(温度検出手段)
41 抑制装置
50 車両側ECU(判断手段,車両制御手段)
111 エンジン
112 発電機
113 発電装置側ECU(内燃機関制御手段)
411 レバー(抑制手段)
412 状態検出センサ
413 レバーロック(抑制手段)

Claims (6)

  1. 車両に搭載された内燃機関の取り外しの可否を制御する内燃機関のロック機構制御装置であって、
    前記内燃機関の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記車両からの前記内燃機関の取り外しの可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記内燃機関の取り外し不可と判断する場合に、前記車両からの前記内燃機関の取り外しを抑制し、前記判断手段が前記内燃機関の取り外し可と判断する場合に、前記車両からの前記内燃機関の取り外しを可能にする抑制手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関のロック機構制御装置。
  2. 前記判断手段は、前記温度検出手段の検出結果が第1しきい値を超える場合に、前記内燃機関の取り外し不可と判断し、前記温度検出手段の検出結果が第1しきい値以下である場合に、前記内燃機関の取り外し可と判断することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のロック機構制御装置。
  3. 前記車両の遠隔制御装置が発する信号を受信する信号受信手段を備え、
    前記判断手段は、前記信号受信手段が信号を受信しない場合に、前記内燃機関の取り外し不可と判断し、前記信号受信手段が信号を受信する場合に、前記内燃機関の取り外し可と判断することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関のロック機構制御装置。
  4. 前記車両の走行を制御する車両制御手段と、
    前記車両制御手段と通信可能であって、前記内燃機関の運転を制御する内燃機関制御手段と、を備え、
    前記判断手段は、前記車両制御手段が前記内燃機関制御手段と通信可能である場合に、前記内燃機関の取り外し不可と判断し、前記車両制御手段が前記内燃機関制御手段と通信不能である場合に、前記内燃機関の取り外し可と判断することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の内燃機関のロック機構制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の内燃機関のロック機構制御装置を搭載する車両。
  6. 前記車両は、ハイブリッド車両または電気駆動式車両であることを特徴とする請求項5記載の車両。

JP2009276904A 2009-12-04 2009-12-04 内燃機関のロック機構制御装置および車両 Expired - Fee Related JP5445084B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009276904A JP5445084B2 (ja) 2009-12-04 2009-12-04 内燃機関のロック機構制御装置および車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009276904A JP5445084B2 (ja) 2009-12-04 2009-12-04 内燃機関のロック機構制御装置および車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011116295A true JP2011116295A (ja) 2011-06-16
JP5445084B2 JP5445084B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=44282147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009276904A Expired - Fee Related JP5445084B2 (ja) 2009-12-04 2009-12-04 内燃機関のロック機構制御装置および車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5445084B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717694Y1 (ja) * 1968-09-30 1972-06-20
JPH03204341A (ja) * 1989-12-28 1991-09-05 Aar Corp 車両

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717694Y1 (ja) * 1968-09-30 1972-06-20
JPH03204341A (ja) * 1989-12-28 1991-09-05 Aar Corp 車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP5445084B2 (ja) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10457158B2 (en) Vehicle architectures, electrical systems, and control algorithms for arbitrating vehicle charging
US10245966B2 (en) Vehicle architectures, devices and control algorithms for managing wireless vehicle charging
US8816815B2 (en) Lock device for power supplying plug
US9827950B2 (en) Locking assembly and method with authenticated unlocking of electric vehicle supply equipment
US10893828B2 (en) Determination apparatus, imaging apparatus, driver confirmation system, moveable body, and determination method
US20160244022A1 (en) Vehicle control action sequence for operator authentication
CN104276167A (zh) 在转向动作中阻止引擎自动停机的方法
JP2010004731A (ja) 電気自動車の制御装置
WO2011158107A1 (en) Vehicle parking assist system and electric vehicle equipped with the same
US20140114539A1 (en) Vehicular power source control apparatus
JP5660022B2 (ja) 充電ケーブルロック制御システム、車載装置、および、給電装置
CN111137143A (zh) 车辆的充电控制装置
US20160059726A1 (en) Auxiliary battery management system and method
CN108622071A (zh) 车辆发电机的安全怠速
CN103857562B (zh) 车辆的控制装置
US8296004B2 (en) Electrically-driven vehicle
CN105984424A (zh) 一种无钥匙启动系统的钥匙认证方法
JP5445084B2 (ja) 内燃機関のロック機構制御装置および車両
US8140208B2 (en) Electric drive vehicle
CN106956661B (zh) 一种混合动力汽车防盗方案
KR20110062097A (ko) 전기모터를 구동 동력원으로 하는 전기 이륜차의 스마트키 시스템
JP2011111977A (ja) 内燃機関および車両
JP2015195660A (ja) バッテリ搭載車両
JP2013164016A (ja) 車両制御装置
JP2020072483A (ja) 車両および携帯デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5445084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees