JP2011116077A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置の画像形成部へ連続紙を搬送するにあたり、ロール状の連続紙と折り畳まれた連続紙の双方を1つの搬送手段で搬送することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】連続紙に画像を形成する画像形成部と、前記連続紙を前記画像形成部に搬送する搬送経路の途中に配置される搬送手段と、前記連続紙を画像形成装置本体の内部に設けられた第1の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の上部に移動させ、前記連続紙を前記画像形成装置本体の外部に設けられた第2の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の下部に移動させる移動手段と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】連続紙に画像を形成する画像形成部と、前記連続紙を前記画像形成部に搬送する搬送経路の途中に配置される搬送手段と、前記連続紙を画像形成装置本体の内部に設けられた第1の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の上部に移動させ、前記連続紙を前記画像形成装置本体の外部に設けられた第2の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の下部に移動させる移動手段と、を備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、上記画像形成装置としては、予め定められた大きさに裁断された用紙ではなく、連続した連続紙に画像を形成可能に構成されたものが、例えば、特開2006−298520号公報等に開示されているように既に提案されている。
上記特開2006−298520号公報に係る画像形成装置は、画像形成部に向けて連続紙を供給するにあたり、画像形成装置本体の内部に設けられ、連続紙がロール状に収納されたロール紙供給装置から送られるロール連続紙を、画像形成部に向けて供給するロール給紙部と、画像形成装置本体の内部に設けられ、連続紙が折畳み状態で収納された折畳み紙収納部から折畳み連続紙を画像形成部へ供給する折畳み給紙部とを備えるように構成したものである。
ところで、この発明が解決しようとする課題は、画像形成装置の画像形成部へ連続紙を搬送するにあたり、ロール状の連続紙と折り畳まれた連続紙の双方を1つの搬送手段で搬送することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、連続紙に画像を形成する画像形成部と、
前記連続紙を前記画像形成部に搬送する搬送経路の途中に配置される搬送手段と、
前記連続紙を画像形成装置本体の内部に設けられた第1の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の上部に移動させ、前記連続紙を前記画像形成装置本体の外部に設けられた第2の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の下部に移動させる移動手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
前記連続紙を前記画像形成部に搬送する搬送経路の途中に配置される搬送手段と、
前記連続紙を画像形成装置本体の内部に設けられた第1の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の上部に移動させ、前記連続紙を前記画像形成装置本体の外部に設けられた第2の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の下部に移動させる移動手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記移動手段は、前記連続紙を予め定められた幅に折り畳んだ状態で箱体に収容し、当該箱体から前記連続紙を供給する際に、前記搬送手段の一部が前記箱体の移動を規制する位置に前記搬送手段を移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
前記移動手段は、前記連続紙を予め定められた幅に折り畳んだ状態で箱体に収容し、当該箱体から前記連続紙を供給する際に、前記搬送手段の一部が前記箱体の移動を規制する位置に前記搬送手段を移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、
前記搬送手段は、前記箱体に収容された前記連続紙の残量を検知する第1の検知手段を備え、
前記移動手段は、前記第1の検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送手段を上下方向に沿って移動させることを特徴とする画像形成装置である。
前記搬送手段は、前記箱体に収容された前記連続紙の残量を検知する第1の検知手段を備え、
前記移動手段は、前記第1の検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送手段を上下方向に沿って移動させることを特徴とする画像形成装置である。
又、請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記連続紙の幅を検知する第2の検知手段を備えるとともに、前記移動手段は、前記連続紙の供給方向と交差する交差方向に移動可能に構成され、
前記移動手段は、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送手段を交差方向に沿って移動させることを特徴とする画像形成装置である。
前記連続紙の幅を検知する第2の検知手段を備えるとともに、前記移動手段は、前記連続紙の供給方向と交差する交差方向に移動可能に構成され、
前記移動手段は、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送手段を交差方向に沿って移動させることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、画像形成装置の画像形成部へ連続紙を搬送するにあたり、ロール状の連続紙と折り畳まれた連続紙の双方を1つの搬送手段で搬送することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、予め定められた幅に折り畳んだ状態で箱体に収容された連続紙を搬送するにあたり、箱体が不本位に移動するのを防止することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、連続紙の残量にかかわらず安定して搬送することができる。
又、請求項4に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、連続紙の幅にかかわらず安定して搬送することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての高速プリンタを示すものである。
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての高速プリンタを示すものである。
この高速プリンタ1は、図2に示すように、予め定められた幅及び用紙連量(厚さ)を有する一連の連続した長尺な用紙であって、必要に応じて1ページ毎に折り目(ミシン目)で区切られた記録媒体としての連続紙2に、高速(例えば、約1200mm/sec)で画像をプリントすることが可能となっている。上記高速プリンタ1は、そのプリンタ本体(画像形成装置本体)3の内部に画像形成部4が配置されている。この画像形成部4は、像保持体としての感光体ドラム5を備えており、この感光体ドラム5は、図示しない駆動手段により矢印方向に沿って高速で回転可能に配置されている。感光体ドラム5は、例えば、直径約240mmと大径に設定されており、有機光導電体(OPC)やアモルファス−Si、あるいはSe等の光導電性材料からなる感光体層を表面に被覆した導電性円筒体によって構成されている。上記感光体ドラム5の右斜め上方には、当該感光体ドラム5の表面を予め定められた電位に一様に帯電するスコロトロン等からなる大型の帯電装置6が2つ連続して配置されている。また、上記感光体ドラム5の右側には、帯電装置6によって予め定められた電位に一様に帯電された感光体ドラム5の表面に、画像情報に応じて画像露光を施す画像露光手段としてのLEDアレイを備えたLEDプリントヘッド7がやはり2つ連続して配置されており、当該感光体ドラム5の表面には、LEDプリントヘッド7によって画像露光が施されて、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
また、上記感光体ドラム5の表面に形成された静電潜像は、当該感光体ドラム5の下方に配置された例えば二成分現像方式を採用した大型の現像装置8により顕像化されて、粉体トナーからなるトナー像が形成される。この現像装置8には、高速で回転する感光体ドラム5に対応して、当該感光体ドラム5上に形成された静電潜像を高速で現像可能なように、複数の現像ロールが配置されている。なお、上記現像装置8は、トナーとキャリアからなる二成分現像方式を採用するものであっても、トナーのみからなる一成分現像方式を採用するものであっても何れでも良い。
また、上記感光体ドラム5の左側には、当該感光体ドラム5上に形成されたトナー像を、記録媒体としての連続紙2に転写するための転写手段としての転写ロール9が配置されており、感光体ドラム5上に形成されたトナー像は、転写ロール9による転写用電界を受けて、連続紙2上に転写される。なお、上記転写ロール9の上流側には、連続紙2を当該転写ロール9へと搬送するベルト状の搬送手段であるサブトラクタ部10が設けられている。
なお、上記サブトラクタ部10の上流側には、連続紙2の厚さに相当する用紙連量と連続紙2の幅を検知する第2の検知手段としての用紙センサー50が配置されている。この連続紙2の用紙連量と幅を検知する第2の検知手段は、用紙センサー50に限らず、これらの連続紙2の用紙連量と幅を入力する操作パネル等によって構成して良い。
上記感光体ドラム5上からトナー像が転写された連続紙2は、図2に示すように、図示しない搬送ロールを介して定着ユニット11へと搬送され、当該定着ユニット11に設けられたフラッシュ定着装置12によって、未定着トナー像が連続紙2上に定着される。上記フラッシュ定着装置12の連続紙2の搬送方向に沿った下流側には、連続紙2を搬送する図示しない搬送手段が配置されており、連続紙2に張力を付与しつつ図示しない排出部へと搬送するように構成されている。
トナー像の転写工程が終了した感光体ドラム5の表面は、クリーニングブラシやブレードを備えたクリーニング装置13によって残留トナー等が除去された後、除電LED14によって残留電荷が消去されて、次の画像形成工程に備える。
なお、上記高速プリンタ本体3内の底部には、パーソナルコンピュータ等の上位装置から送られてくる画像データを一時的に記憶する大容量のページバッファ15や、フィルタ16、あるいは複数の電源17等が配置されている。
ところで、上記高速プリンタ1で使用される連続紙2は、上述したように、予め定められた幅及び用紙連量(厚さ)を有する一連の連続した長尺な用紙であって、図2に示すように、必要に応じて1ページ毎に折り目(ミシン目)2aで区切られたものである。この連続紙12としては、例えば、ユーザーのニーズに応じて、任意の種類のものが用いられ、普通紙、当該普通紙よりも薄い薄紙、厚紙、あるいは、普通紙や厚紙などの表面にコーティングを施したコート紙、あるいは黄色など所定の色に着色された用紙など、7〜8種類、あるいはそれ以上の種類の用紙が必要に応じて用意されている。
そして、上記連続紙2は、ロール状に巻き付けられたロール状の連続紙や、予め定められた幅に折り畳まれた状態で箱体の内部に収容された折り畳み連続紙、あるいは予め定められた幅に折り畳まれた状態で積層された折り畳み連続紙など、複数種類の供給態様によって供給可能となっている。この連続紙2は、例えば、図2に示すように、プリンタ本体3の外部である高速プリンタ1の上流側に配置された第2の連続紙供給部としての前処理機18にロール状に巻き付けられた供給ロール19として収容されており、この前処理機18から高速プリンタ1へ供給される。上記前処理機18から高速プリンタ1へ供給された連続紙2は、高速プリンタ本体1の底部を通って、当該高速プリンタ1の画像形成部4の下方としての定着ユニット11の下方に設けられた移動手段を備えた搬送手段としての用紙補助搬送装置20を介して、画像形成部4へと給紙される。この用紙補助搬送装置20は、プリンタ本体3の内部に設けられた定着ユニット11の下方に設けられた空間からなる第1の連続紙供給部に配置されている。
また、上記連続紙2は、図3に示すように、高速プリンタ本体3の下部に設けられた用紙補助搬送装置20の位置に、6.5〜15インチ等の予め定められた長さに折り畳んだ状態で、収容箱体21の内部に収容された状態で配置されており、この収容箱体21の上端面を開いた状態で当該収容箱体21の上部から順次供給される。
さらに、上記連続紙2は、図13に示すように、高速プリンタ本体2の下部に設けられた定着ユニット11の下方に設けられた空間に配置された用紙補助搬送装置20の位置に、同じく6.5〜15インチ等の予め定められた長さに折り畳んだ状態で配置されているが、収容箱体21に収容されたままの状態ではなく、収容箱体21から取り出して積層した状態で配置されて上部から順次供給される。
この実施の形態に係る用紙補助搬送装置20は、上述したロール状の連続紙及び折り畳み連続紙のいずれの供給形態によって供給される連続紙2であっても、高速プリンタ1の画像形成部4に搬送することが可能となっている。
この用紙補助搬送装置20は、図1に示すように、比較的高さが低い直方体形状に形成された筺体22を備えており、当該筺体22の内部には、連続紙2を案内しつつ搬送するための搬送手段の搬送部材としての2つの補助搬送ロール23、24が回転可能に設けられている。また、上記2つの補助搬送ロール23、24は、予め定められた間隔を隔てて離間した状態で筺体22の内部に回転可能に配置されているとともに、後述するように、図示しない接離手段によって互いに圧接して回転を停止した圧接位置へ移動可能となっている。
なお、上記用紙補助搬送装置20の筺体22の底部には、連続紙2を内部に導入するための導入口22aが開口されている。
上記用紙補助搬送装置20の筺体22は、図4及び図5に示すように、平面矩形状の比較的高さが低い直方体形状に形成されているとともに、その上端面には、図6に示すように、全面が開口した開口部25が設けられている。なお、上記筺体22は、図6に示すように、左右両側面も開口されており、筺体22の左右両側面から連続紙2を内部に導入可能となっている。また、上記筺体22の開口部25は、左右に開閉する開閉カバー26、27によって開閉自在となっているとともに、これらの開閉カバー26、27は、図7及び図8に示すように、開いた状態及び閉じた状態を保持可能となっている。更に説明すると、上記開閉カバー26、27は、図9に示すように、その外側端部が筺体22に図示しない支点を中心にして開閉自在に支持されているとともに、リンク機構28及びコイルスプリング29によって、開いた状態及び閉じた状態を保持可能となっている。さらに、上記用紙補助搬送装置20の筺体22には、図7及び図8に示すように、その奥側端部に開閉カバー26、27を開いた状態に保持する支柱30、31が設けられている。
なお、図示の実施例では、図5に示すように、開閉カバー26、27が筺体22の開口部25の全面を閉塞するように構成されているが、後述する図12等に示すように、用紙補助搬送装置20によって、収容箱体21の内部に折り畳んだ状態で収容された連続紙2や、収容箱体21から取り出した折り畳んだ状態の連続紙2を供給する場合を考慮して、両開閉カバー26、27が合わされる中央部に、図5に一点鎖線で示したように、2つの補助搬送ロール23、24の間隔よりも若干狭い開口部25aを設けるのが望ましい。
上記開閉カバー26、27の開閉動作は、図4乃至図6に示すように、当該開閉カバー26、27の手前側に設けられた把手26a、27aをユーザーが手で持って開閉することで行われる。
さらに、上記2つの補助搬送ロール23、24は、図9及び図10に示すように、用紙補助搬送装置20の筺体22の一端側の上部に設けられた駆動モータ32によって、タイミングベルト33を介して互いに反対方向に回転可能となっている。上記駆動モータ32の駆動軸に取り付けられた駆動プーリ34には、図10に示すように、タイミングベルト33が巻き掛けられており、このタイミングベルト33は、補助搬送ロール23、24の軸方向の一端部に設けられた従動プーリ35、36及びアイドラープーリ37、38に巻き掛けられており、2つの補助搬送ロール23、24を図1に示す矢印方向に回転駆動するように構成されている。なお、図4乃至図6中、符号33aはタイミングベルト33を覆うカバー部材を示している。
また、これらの2つの補助搬送ロール23、24は、駆動モータ32の回転方向を逆方向に切り替えることによって、反対方向へも回転可能となっている。
さらに、上記用紙補助搬送装置20の上部には、図1及び図2に示すように、当該用紙補助搬送装置20により補助されて搬送される連続紙2をサブトラクタ部10へと供給する供給ロール40が回転自在に配置されている。この用紙補助搬送装置20によって搬送される連続紙2は、供給ロール40に掛け回された後、図2及び図3に示すように、サブトラクタ部10を介して画像形成部4の感光体ドラム5と接触する転写ロール9へと搬送される。
また、上記用紙補助搬送装置20の内部には、図1に示すように、収容箱体21内の連続紙2の残量を検知する第1の検知手段としての残量センサー51が設けられている。この残量センサー51としては、例えば、収容箱体21内部の連続紙2の表面にレーザー光等を照射し、連続紙2の表面によって反射されるレーザー光を検知することで、連続紙2の残量を検知するものが用いられるが、収容箱体21内の連続紙2の残量を検知可能なものであれば、他の方式のものを用いても勿論良い。
さらに、上記用紙補助搬送装置20の内部には、図12(b)に示すように、連続紙2をミシン目2aによって切断する切断手段52が設けられている。この切断手段52は、図12(b)及び図14に示すように、連続紙2を挟み込む一対の挟込部材53を備えており、これら一対の挟込部材53は、2つの補助搬送ロール23、24がそれぞれ回転自在に取り付けられた2本のアーム部材54の先端に取り付けられている。上記2本のアーム部材54は、支点55を中心にしてX字形状に開閉自在となっており、両アーム部材54の中間に取り付けられた圧縮バネ56によって互いに離間する方向に付勢されているとともに、ソレノイド等の駆動手段57によって、図14(a)に示すように、一対の挟込部材53及び2つの補助搬送ロール23、24が互いに圧接した状態に移動可能となっている。
そして、上記切断手段52は、図14(a)に示すように、一対の挟込部材53を互いに圧接させて連続紙2を挟み込んだ状態で、2つの補助搬送ロール23、24を矢印方向に回転駆動することにより、連続紙2をミシン目2aによって切断可能に構成されている。
なお、上記切断手段52としては、図14(a)に示すように、一対の挟込部材53を互いに圧接させて連続紙2を挟み込んだ状態で、2つの補助搬送ロール23、24を回転駆動するのではなく、図15に示すように、別に設けられたペーパーナイフ部材58を矢印方向に回転駆動することにより、連続紙2をミシン目2aによって切断するように構成しても良い。
また、上記用紙補助搬送装置20は、図1に示すように、移動手段としての昇降機構41によって上下方向に移動可能となっているとともに、所望の高さに停止可能となっている。上記昇降機構41は、図16に示すように、図示しない駆動モータによって回転駆動される駆動プーリ42と、従動プーリ43と、これら駆動プーリ42と従動プーリ43との間に掛け回されたタイミングベルト又はチェーン44を備えており、このタイミングベルト又はチェーン44に昇降台45の一端が取り付けられている。また、上記昇降台45他端には、ガイドレール46に沿って上下方向に移動する昇降ローラ47が取り付けられており、昇降台45に用紙補助搬送装置20が装着されている。さらに、上記昇降台45には、用紙補助搬送装置20が左右に移動自在に装着されているとともに、用紙補助搬送装置20は、移動手段としてのスライド機構50を構成するラック48とピニオン49を介して左右方向に移動可能となっている。
以上の構成において、この実施の形態に係る用紙補助搬送装置を適用した高速プリンタでは、次のようにして、画像形成装置の画像形成部へ連続紙を搬送するにあたり、ロール状の連続紙と折り畳まれた連続紙の双方を1つの搬送手段で搬送することが可能となっている。
すなわち、上記高速プリンタ1では、図2及び図3に示すように、複数の異なった供給形態によって連続紙2を供給可能となっている。この高速プリンタ1は、当該高速プリンタ1の外部に設けられた前処理機18からロール状に巻き取られた供給ロール19から連続紙2を供給する場合には、図2に示すように、用紙補助搬送装置20を昇降機構41によって下降させ、高速プリンタ本体3の底部に位置させる。そして、上記用紙補助搬送装置20は、図11(a)に示すように、前処理機18から連続紙2を供給する方向に応じて、連続紙2を高速プリンタ本体3の一側(例えば、図2中右側)から供給する場合には、右側の開閉カバー27は閉じたままで、左側の開閉カバー26を開いた状態に保持する。また、上記用紙補助搬送装置20は、図11(b)に示すように、連続紙を高速プリンタ本体2の他側(例えば、図2中左側)から供給する場合には、左側の開閉カバー26は閉じたままで、右側の開閉カバー27を開いた状態に保持する。
その後、この用紙補助搬送装置20では、図11に破線で示すように、連続紙2が予め定められた用紙連量(厚さ)を越えた厚さを有する厚紙である場合には、連続紙2を搬送方向に沿った下流側の補助搬送ロール23又は24にのみ巻き付けた後、用紙補助搬送装置20の上方に位置する搬送ロール40を介して高速プリンタ1の画像形成部4へと搬送するようになっている。
また、上記用紙補助搬送装置20では、図11に実線で示すように、連続紙2が予め定められた用紙連量(厚さ)以下の厚さを有する薄紙である場合には、連続紙2を搬送方向に沿った上流側の補助搬送ロール23又は24の上方を通した後、搬送方向に沿った下流側の補助搬送ロール24又は23の下方に巻き付けた後、搬送ロール40を介して高速プリンタ1の画像形成部4へと搬送するようになっている。
一方、上記高速プリンタ1は、図3に示すように、当該高速プリンタ1の内部の用紙補助搬送装置20の位置に配置され、連続紙を6.5〜15インチ等の予め定められた長さに折り畳んだ状態で収容した収容箱体21から連続紙2を供給する場合には、図12に示すように、用紙補助搬送装置20を昇降機構41によって上昇させ、収容箱体21の上部に載せた状態に配置する。そして、上記用紙補助搬送装置20は、図12に示すように、収容箱体21の内部に折り畳んだ状態で収容された連続紙2を引き出して、一対の補助搬送ロール23、24の間を通して搬送ロール40に巻き掛けて、画像形成部4へと連続紙2を補助的に搬送する。
その際、上記用紙補助搬送装置20は、図2に示す用紙センサー50によって検知された連続紙2の幅を示す信号に基づいて、スライド機構50によって連続紙2の幅方向に中央部に対応した位置に移動し、折り畳まれた連続紙2を中央部から安定して供給搬送することが可能となっている。
また、上記用紙補助搬送装置20は、図12(a)に示すように、収容箱体21の上部に載った状態で配置されて、当該収容箱体21を上方から押さえており、収容箱体21内の連続紙2の残量が少なくなった場合でも、連続紙2が収容箱体21の内部でバタついて、収容箱体21が不本位に移動するのを防止することができる。
なお、上記用紙補助搬送装置20は、図13に示すように、折り畳まれた連続紙2を収容箱体21から取り出した状態で供給する場合、残量センサー51によって連続紙2の残量を検知し、連続紙2の残量に応じて昇降機構41により用紙補助搬送装置20を最適な高さに移動させることができ、連続紙2の残量にかかわらず、連続紙2を安定して供給搬送することができる。
1:高速プリンタ、3:高速プリンタ本体、20:用紙補助搬送装置、23、24:補助搬送ロール、41:昇降機構。
Claims (4)
- 連続紙に画像を形成する画像形成部と、
前記連続紙を前記画像形成部に搬送する搬送経路の途中に配置される搬送手段と、
前記連続紙を画像形成装置本体の内部に設けられた第1の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の上部に移動させ、前記連続紙を前記画像形成装置本体の外部に設けられた第2の連続紙供給部から供給するときには、前記搬送手段を前記第1の連続紙供給部の下部に移動させる移動手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記移動手段は、前記連続紙を予め定められた幅に折り畳んだ状態で箱体に収容し、当該箱体から前記連続紙を供給する際に、前記搬送手段の一部が前記箱体の移動を規制する位置に前記搬送手段を移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記連続紙は、予め定められた幅に折り畳んだ状態で第1の連続紙供給部に配置され、
前記搬送手段は、前記第1の連続紙供給部に配置された前記連続紙の残量を検知する第1の検知手段を備え、
前記移動手段は、前記第1の検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送手段を上下方向に沿って移動させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記連続紙の幅を検知する第2の検知手段を備えるとともに、前記移動手段は、前記連続紙の供給方向と交差する交差方向に移動可能に構成され、
前記移動手段は、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて、前記搬送手段を交差方向に沿って移動させることを特徴とする画像形成装置。
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2009
- 2009-12-07 JP JP2009277572A patent/JP2011116077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015134656A (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-27 | 株式会社リコー | ウエブ搬送装置、液体塗布装置および画像形成システム |
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