JP2011114735A - 物体検出プログラム、撮像装置および物体検出方法 - Google Patents
物体検出プログラム、撮像装置および物体検出方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】撮像装置10は、カメラ1と、カメラ1のレンズに物体が被っているか否かを検出する物体検出部12とを備える。ここで、物体検出部12は、カメラ1の入力画像から画像劣化領域を抽出し、入力される連続画像から被写体が移動していない非移動領域を抽出する。そして、画像劣化領域と非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、レンズに物体が被っていると認識する。
【選択図】図1
Description
また、本発明の他の目的は、撮影時に、所望しない物体の写り込みの検出を精度よく行う撮像装置を提供することである。
+Y2,1・Fr2,1+Y2,2・Fr2,2+Y2,3・Fr2,3+Y2,4・Fr2,4+Y2,5・Fr2,5
+Y3,1・Fr3,1+Y3,2・Fr3,2+Y3,3・Fr3,3+Y3,4・Fr3,4+Y3,5・Fr3,5
+Y4,1・Fr4,1+Y4,2・Fr4,2+Y4,3・Fr4,3+Y4,4・Fr4,4+Y4,5・Fr4,5
+Y5,1・Fr5,1+Y5,2・Fr5,2+Y5,3・Fr5,3+Y5,4・Fr5,4+Y5,5・Fr5,5
・・・(2a)
また、縦方向フィルタ値を図7に示すような値とすると、Fr1,1、Fr1,2、Fr1,3、Fr1,4、Fr1,5は(−1)であり、Fr2,1、Fr2,2、・・・、Fr4,4、Fr4,5は0であり、Fr5,1、Fr5,2、Fr5,3、Fr5,4、Fr5,5は(+1)であるから、式(2a)は以下の式(2b)となる。
=−Y1,1−Y1,2−Y1,3−Y1,4−Y1,5+Y5,1+Y5,2+Y5,3+Y5,4+Y5,5
・・・(2b)
一方、横方向フィルタ演算を行う場合、横方向のフィルタ処理で算出される値AcM1は式(3a)となる。
+Y2,1・Fc2,1+Y2,2・Fc2,2+Y2,3・Fc2,3+Y2,4・Fc2,4+Y2,5・Fc2,5
+Y3,1・Fc3,1+Y3,2・Fc3,2+Y3,3・Fc3,3+Y3,4・Fc3,4+Y3,5・Fc3,5
+Y4,1・Fc4,1+Y4,2・Fc4,2+Y4,3・Fc4,3+Y4,4・Fc4,4+Y4,5・Fc4,5
+Y5,1・Fc5,1+Y5,2・Fc5,2+Y5,3・Fc5,3+Y5,4・Fc5,4+Y5,5・Fc5,5
・・・(3a)
また、横方向フィルタ値を図7に示すような値とすると、Fc1,1、Fc2,1、Fc3,1、Fc4,1、Fc5,1は(−1)であり、Fc1,2、Fc2,2、・・・、Fc4,4、Fc5,4は0であり、Fc1,5、Fc2,5、Fc3,5、Fc4,5、Fc5,5は(+1)であるから、式(3a)は以下の式(3b)となる。
・・・(3b)
したがって、領域M1の中心画素Y3,3のフィルタ値FM1(=ArM1+AcM1)が求まる。その後、図6に示すように、5×5の領域M1を1画素移動して、上記と同様の画像フィルタ処理を再び順次施していき、各領域の中心画素のフィルタ値結果を求めて記録する。
〔S2〕Y座標が(画像高さ−2)以上か否かを判断する。Y座標が(画像高さ−2)以上の場合は終了し、そうでなければステップS3へいく。
〔S4〕X座標が(画像幅−2)以上か否かを判断する。X座標が(画像幅−2)以上の場合はステップS5へいき、そうでなければステップS6へいく。
〔S6〕対象画素を中心とする5×5の領域に縦方向および横方向のフィルタ処理を施す。
〔S9〕画像フィルタ処理を施した領域内の対象座標に0を記録し、ステップS10へいく。0が記録された画素は、画像ボケが生じていないことを表す。
次に画像劣化領域抽出部12cで行われる帯形状抽出処理について説明する。図10は帯形状が抽出されている様子を示す図である。画像劣化領域抽出部12cでは、画像p1内の画像ボケ領域が帯状に連なっている部分を判別し、2値画像から画像ボケ領域の帯状部分を、始点と終点からなる線分として抽出する。
〔S11〕X=2に設定する。
〔S12〕終端探索中フラグ(以下、単にフラグ)をOFFに設定する。
〔S14〕フラグがONか否かを判断する。ONならばステップS15へいき、ONでなければステップS16へいく。
〔S16〕Y1=2、Y2=(画像高さ−2)と設定する。
〔S18〕取り出した範囲が、あらかじめ設定したしきい値を超えるか否かを判断する。超える場合はステップS22へいき、超えない場合はステップS19へいく。
〔S20〕X=X+1とする。
〔S22〕フラグがONか否かを判断する。ONならばステップS24へいき、ONでなければステップS23へいく。
〔S24〕Y範囲の上端、下端を記録し、Y範囲に0を書き込む。ステップS20へ戻る。
〔S32〕X=2(∵ステップS11)、Y1=2、Y2=77(∵ステップS16)の位置に1の値がないことを認識する。X=3(∵ステップS20)、Y1=2、Y2=77の位置に1の値がないことを認識する。以下同様に、Xの値が1ずつ増えて、1の値があるか否かを探索する。
〔S35〕1回目の終点探索として、X=44、Y1=65、Y2=77の位置に1の値があることを認識する。ここまで1が続くYの範囲は74〜77であり、4個続くのでしきい値以上である。このときの終点Xは44、終点Yは74〜77の中間近傍値として75を選択し、終点[X,Y]=[44,75]とする。
〔S41〕X増分=(終点X−始点X)/N、Y増分=(終点Y−始点Y)/Nと設定する。
〔S43〕countが0以上か否かを判断する。0以上ならばステップS44へいき、0未満ならばステップS48へいく。
〔S45〕num=num+1と設定する。
〔S47〕count=count−1と設定する。ステップS43へ戻る。
〔S48〕num/Nがしきい値以上か否かを判断する。しきい値以上であれば非移動領域と重なると認識し、しきい値未満であれば重ならないと認識する。
〔S51〕始点Xが余白の値を超えており、かつ始点Xが(画像幅−余白)未満であるか否かを判断する。上記条件を満たす場合はステップS52へいき、満たさない場合は、画像の端に物体が被っていると認識する。
前記コンピュータに、
前記カメラの入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、
前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、前記レンズに物体が被っていることを認識する、
処理を実行させることを特徴とする物体検出プログラム。
カメラによって撮影された入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、レンズに物体が被っていると判断する物体検出部を有する、
ことを特徴とする撮像装置。
前記カメラの入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、
前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、前記レンズに物体が被っていることを認識する、
ことを特徴とする物体検出方法。
カメラと、
前記カメラのレンズに物体が被っているか否かを検出する物体検出部と、
を備え、
前記物体検出部は、前記カメラの入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、前記レンズに物体が被っていることを認識する、
ことを特徴とする携帯電話機。
1 カメラ
11 画像入力部
12 物体検出部
13 結果出力部
Claims (4)
- カメラのレンズに物体が被っているか否かを検出する物体検出制御をコンピュータに実行させる物体検出プログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記カメラの入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、
前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、前記レンズに物体が被っていることを認識する、
処理を実行させることを特徴とする物体検出プログラム。 - 前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり領域が、画像上のどの位置にあるかを判別し、前記重なり領域が画像の端に存在する場合には、撮影者の指が前記レンズに被っていると認識する処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の物体検出プログラム。
- 被写体を撮像する撮像装置において、
カメラによって撮影された入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、レンズに物体が被っていると判断する物体検出部を有する、
ことを特徴とする撮像装置。 - カメラのレンズに物体が被っているか否かを検出する物体検出方法において、
前記カメラの入力画像から画像劣化領域を抽出し、かつ撮影時刻の異なる入力画像に基づいて被写体が移動していない非移動領域を抽出し、
前記画像劣化領域と前記非移動領域との重なり判定を行って、領域が重なる場合には、前記レンズに物体が被っていることを認識する、
ことを特徴とする物体検出方法。
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JP2009270923A JP5493777B2 (ja) | 2009-11-30 | 2009-11-30 | 物体検出プログラム、撮像装置および物体検出方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2004040712A (ja) * | 2002-07-08 | 2004-02-05 | Minolta Co Ltd | 撮像装置 |
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2009
- 2009-11-30 JP JP2009270923A patent/JP5493777B2/ja active Active
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