JP2011114071A - 半導体集積回路装置及びその入出力用ボンディングパッドの配置方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源用ボンディングパッドが同一周回上で複数の電源に対応することを実現することで、半導体集積回路装置の設計時における高い自由度を確保しながらも、良好な電気特性の実現、消費電流の増大への対応、空間の有効活用、及び基板への実装時のマークとしての効果を有する半導体集積回路装置及びその入出力用ボンディングパッドの配置方法を提供する。
【解決手段】半導体集積回路装置の外縁部に沿って周回する額縁状の位置で、周回と直交する方向に分断されることで形成される2つ、又はそれ以上の領域に配置された外部接続用パッドを備える。
【選択図】図3
【解決手段】半導体集積回路装置の外縁部に沿って周回する額縁状の位置で、周回と直交する方向に分断されることで形成される2つ、又はそれ以上の領域に配置された外部接続用パッドを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特にその外部接続用の電源用ボンディングパッドの配置に関する。
正方形の平面形状を有する半導体集積回路装置には通常、半導体チップの能動面の中央部に正方形の内部コア回路の領域が形成されている。そして、コア回路領域の周囲に当たる半導体集積回路装置の外縁部には、外部との電気的な接続用のボンディングパッドを備えた入出力セル領域が形成されている。このボンディングパッドには信号用と電源用とがある。そして、半導体集積回路装置においては、昨今の大規模化によってその消費電流が増大している。したがって、充分な電流を供給するために半導体集積回路装置には、より数多くの電源用ボンディングパッドが必要になっている。
ここで、コア回路の外周の各辺に対して垂直な方向を高さ、またコア回路の外周の各辺に対して平行な方向を幅と定義する。
通常、ボンディングパッドの配列は直列である。一定面積の半導体集積回路装置においてボンディングパッドのピッチを狭めることなくボンディングパッドの数を増やす方法としてボンディングパッドを千鳥状配列したものが開発されている。しかし、千鳥状配列のボンディングパッドには、コア回路からの距離、すなわちボンディングパッドの高さが大きくなってしまうこと、延いては半導体集積回路装置の面積が広がってしまうことという問題点がある。そこで、特開2006−179931号公報では、半導体集積回路装置の外縁部を周回するように2列に配置された千鳥状配列の外周側のボンディングパッドが通常は高さが幅以上であるものを高さが幅未満であるように配置されることで、上述の問題点が解消されることが開示されている。
ところで、ボンディングパッドは、ワイヤによる配線を介して半導体パッケージのリード端子と電気的に接続される。このリード端子は、半導体集積回路装置各辺の外側の領域に配置されている。そして、ワイヤの配線長が短いほど、半導体パッケージの電気特性は良好になるため、ワイヤの配線長が最短になるようにボンディングパッドが配置された半導体集積回路装置のレイアウトの設計が要求される。
ここで、電源用ボンディングパッドに着目すると、半導体集積回路装置の設計時には、信号用ボンディングパッド列に混在させて複数の電源用ボンディングパッドを予め分散配置する設計手法が多く採られている。しかし、実際に使用される電源用ボンディングパッドの位置は、半導体パッケージの電源用リード端子の位置によって決定される。したがって、最終的に、いくつかの電源用ボンディングパッドが未使用のまま残され、半導体集積回路装置の表面が無駄に使用され、半導体装置の小型化が阻害される不都合が生じる。
そこで、図1の半導体集積回路装置を示す平面図に示されるような半導体集積回路装置が特開平4−288844号公報に開示されている。図1を参照すると、正方形の平面形状を有する半導体集積回路装置101の中央部に正方形の内部コア回路(図示せず)の領域が形成されている。また、コア回路領域の周囲に当たる半導体集積回路装置101の外縁部には、ボンディングパッドを備えた入出力セル領域が形成されている。また、入出力セル領域内の外周側には、半導体集積回路装置101の外周の各辺に沿って導電部を露出して周回する電源用ボンディングパッド103が配置されている。そして、電源用ボンディングパッド103に沿って内周側には多数の正方形ドット状の信号用ボンディングパッド102が同様に周回するように配置されている。この結果、半導体パッケージの電源用リード端子の位置がどこに配置されたとしても電源用ボンディングパッドとのワイヤ配線を最短にすることができる。
半導体集積回路装置における電源用ボンディングパッドの必要数の増加に伴い、電源用ボンディングパッドの自由度の高い配置が求められている一方で、半導体集積回路装置においては複数の異なる電源への対応が必要である場合が多くなっている。
特許文献2において電源用ボンディングパッドが半導体集積回路装置上を切れ目なく周回することで自由度の高い配置が実現されているものの、同一周回上では単一電源にしか対応できていなかった。
本発明が解決しようとする課題は、電源用ボンディングパッドが同一周回上で複数の電源に対応することを実現することで、半導体集積回路装置の設計時における高い自由度を確保しながらも、良好な電気特性の実現、消費電流の増大への対応、空間の有効活用、及び基板への実装時のマークとしての効果を有する半導体集積回路装置及びその入出力用ボンディングパッドの配置方法を提供することである。
以下に、発明を実施するための形態で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の半導体集積回路装置(101)は、コア回路領域(104)と、入出力セル領域(105)とを備え、また入出力セル領域(105)は、複数の信号用ボンディングパッド(102)と、半導体集積回路装置(101)の外縁部に沿って周回する額縁状の位置で、周回と直交する方向に分断されることで形成される2つ、又はそれ以上の領域に配置された電源用ボンディングパッド(103)とを備える。
そして、本発明の半導体集積回路装置(101)の入出力用ボンディングパッドの配置方法は、半導体集積回路装置(101)上のコア回路領域(104)の周囲に入出力セル領域(105)を形成するステップと、入出力セル領域(105)上に複数の信号用ボンディングパッド(102)を形成するステップと、半導体集積回路装置(101)の外縁部に沿って周回する額縁状の位置で、周回と直交する方向に分断されることで形成される2つ、又はそれ以上の領域に電源用ボンディングパッド(103)を配置するステップと、半導体集積回路装置(101)の外周の各辺に沿って可及的に接近して電源用ボンディングパッド(103)を配置するステップと、半導体集積回路装置の角付近にL字形状に半導体集積回路装置(101)を配置するステップとを備える。
本発明により、電源用ボンディングパッドが同一周回上で複数の電源に対応することを実現し、半導体集積回路装置の設計時における高い自由度を確保しながらも、良好な電気特性の実現、消費電流の増大への対応、空間の有効活用、及び基板への実装時のマークとしての効果を有する半導体集積回路装置を提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
以下に、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態による半導体集積回路装置、及びその入出力用ボンディングパッドの配置方法を詳細に説明する。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態による半導体集積回路装置、及びその入出力用ボンディングパッドの配置方法を詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態における半導体集積回路装置の一例を示す平面図である。図2を参照すると、半導体集積回路装置101は、複数の信号用ボンディングパッド102と、2つの電源用ボンディングパッド103−1及び103−2と、コア回路領域104と、入出力セル領域105とを備えている。
半導体集積回路装置101の中央部には内部コア回路領域104が形成されている。また、コア回路領域104の周囲に当たる半導体集積回路装置101の外縁部には、ボンディングパッドを備えた入出力セル領域105が形成されている。また、入出力セル領域105内の内周側、すなわちコア回路領域104の直ぐ外側の領域を周回するように複数の矩形ドット状の信号用ボンディングパッド102が配置されている。そして、入出力セル領域105内の外周側には、半導体集積回路装置101の外周の各辺に沿って平行に可及的に接近した位置で導電部を露出して周回するように外部接続用パッドである電源用ボンディングパッド103−1及び103−2が配置されている。
電源用ボンディングパッド103−1及び103−2は、周回を遮断する方向、すなわち周方向ではなく径方向で2つの領域に分断されている。図2に示された例では、L字形状の2つの領域に分断されている。また、電源用ボンディングパッド103−1は、半導体集積回路装置101の3つの角に再接近しているのに対し、電源用ボンディングパッド103−2は、半導体集積回路装置101の1つの角にのみ再接近している。
以上に示された配置にすることにより、図2に示されるような、同一周回上に、2つの電源用ボンディングパッド103−1及び103−2を有する半導体集積回路装置101を作り出すことが可能となる。
2つの領域に分断された電源用ボンディングパッド103−1及び103−2には、それぞれに個別の2種類の電位、例えば電源及びグランドの電源供給が行われる。電源の供給は、半導体集積回路装置101各辺の外側の領域に配置されている図示せぬリード端子から図示せぬワイヤによる配線を介して行われる。半導体集積回路装置の大規模化に伴う消費電流の増大に備え、このワイヤによる配線は1本でなく、複数本用いても良い。また、ワイヤの配線長が短いほど半導体パッケージの電気特性が良好になるため、ワイヤの配線長が最短になるようにワイヤが配されることが肝要である。
その点、本発明による半導体集積回路装置101では、電源用ボンディングパッド103−1及び103−2は、半導体集積回路装置101の外周の各辺近くを周回するように配置されている。このため、電源用ボンディングパッド103−1及び103−2のL字形状に合わせ、異なる電位毎に、半導体パッケージの電源用リード端子が配置されることでワイヤ配線を両電位とも最短にすることができる。また、複数本のワイヤ配線が行われる場合においても同様に、各々のワイヤ配線を容易に最短にすることができる。
したがって、半導体集積回路装置101の設計時における高い自由度を保ったまま、半導体集積回路装置101の良好な電気特性が実現されるとともに、半導体集積回路装置101の消費電流の増大に対応することができる。
また、信号用ボンディングパッド102の領域に電源用ボンディングパッド103を配置する必要がないことも、半導体集積回路装置101の設計時における高い自由度の確保につながり、そして半導体集積回路装置101の表面における無駄の回避が実現される。
特許文献2の実施例の場合には、電源用ボンディングパッド103が半導体集積回路装置101上を切れ目なく周回しており、同一周回上では単一電源にしか対応できなかった。しかし、本発明による2つの領域に分断された電源用ボンディングパッド103−1及び103−2を有する半導体集積回路装置101の場合には、同一周回上で2種類の電源に対応することができる。
また、特許文献2の実施例の場合には、2種類の電源に対応するために、信号用ボンディングパッド102を挟んで外周及び内周に電源用ボンディングパッド103が配置されている。しかし、内周側の電源用ボンディングパッド103を必要としない本発明の場合には、全てのワイヤ配線を最短にすることができ、半導体集積回路装置101の良好な電気特性が得られる。更に、内周側の電源用ボンディングパッド103の領域が不要なため、半導体集積回路装置101上の空間を有効活用することができる。すなわち、その領域を排除することで半導体集積回路装置101を小型化すること、又は信号用ボンディングパッド102、若しくはコア回路領域104等の他の領域に転用することができる。
図2に示された本発明の一例では、形状の異なる2つのL字形状の電源用ボンディングパッド103−1及び103−2が配置された。半導体集積回路装置101の対向する角に行われるこのような配置は、基板への実装時に、半導体パッケージの実装位置及び配置方向を視認できるマークとしての効果を有する。これは、対角だけではなく4隅を用いることも当然可能である。これにより、マークが別途設けられる必要がなくなり、マーク形成の工程及びコストが削減できる。また、マークの欠け、かすれ等の問題が起こらないため、精度良くマークを認識できるという効果も有する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態による半導体集積回路装置、及び入出力用ボンディングパッドの配置方法について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の第2の実施形態による半導体集積回路装置、及び入出力用ボンディングパッドの配置方法について添付図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施形態における半導体集積回路装置の一例を示す平面図である。図3を参照すると、半導体集積回路装置101は、複数の信号用ボンディングパッド102と、3種類の電位用である電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3と、コア回路領域104と、入出力セル領域105とを備えている。
半導体集積回路装置101の中央部には内部コア回路領域104が形成されている。また、コア回路領域104の周囲に当たる半導体集積回路装置101の外縁部には、ボンディングパッドを備えた入出力セル領域105が形成されている。また、入出力セル領域105内の内周側、すなわちコア回路領域104の直ぐ外側の領域を周回するように複数の矩形ドット状の信号用ボンディングパッド102が配置されている。そして、入出力セル領域105内の外周側には、半導体集積回路装置101の外周の各辺に沿って平行に可及的に接近した位置で導電部を露出して周回するように電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3が配置されている。
電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3は、周回を遮断する方向、すなわち周方向ではなく径方向で分断されている。図3に示された例では、L字形状の4つの電源用ボンディングパッド103−1それぞれが4隅、すなわち半導体集積回路装置101の角付近に配置されている。また、2つの電源用ボンディングパッド103−2は、半導体集積回路装置101の1組の対辺に沿った位置にそれぞれが互いに平行に配置されている。そして、2つの電源用ボンディングパッド103−3は、半導体集積回路装置101の上述とは別の1組の対辺に沿った位置にそれぞれが互いに平行に配置されている。
以上に示した配置にすることにより、図3に示されるような、同一周回上に、3種類の電位用の電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3を有する半導体集積回路装置101を作り出すことが可能となる。
3種類の電位の領域に分断された電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3には、それぞれに個別の3種類の電位、例えば電源、グランド、及びレベル信号の電源供給が行われる。電源の供給は、半導体集積回路装置101各辺の外側の領域に配置されている図示せぬリード端子から図示せぬワイヤによる配線を介して行われる。また、第1の実施形態と同様に、このワイヤによる配線は1本でなく、複数本用いても良い。
以上に示した入出力用ボンディングパッドの配置方法による本発明の第2の実施形態による半導体集積回路装置においては第1の実施形態の効果と同様の効果を有している。加えて、第2の実施形態においては以下に示される効果を有している。
本発明の第2の実施形態による半導体集積回路装置101では、電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3は、半導体集積回路装置101の外周の各辺近くを周回するように配置されている。このため、半導体集積回路装置101の4隅付近の電源用ボンディングパッド103−1、半導体集積回路装置101の1組の対辺付近の電源用ボンディングパッド103−2、及び半導体集積回路装置101のもう1組の対辺付近の電源用ボンディングパッド103−3に合わせ、異なる電位毎に、半導体パッケージの電源用リード端子が配置されることでワイヤ配線を全電位とも最短にすることができる。また、複数本のワイヤ配線が行われる場合においても同様に、各々のワイヤ配線を容易に最短にすることができる。
また、本発明による3種類の電位の領域に分断された電源用ボンディングパッド103−1、103−2、及び103−3を有する半導体集積回路装置101の図3に示された一例の場合には、同一周回上で3種類の電源に対応することができる。
図3に示された本発明の一例では、形状の異なる4つのL字形状の電源用ボンディングパッド103−1が配置された。半導体集積回路装置101の角に行われるこのような配置は、基板への実装時に、半導体パッケージの実装位置及び配置方向を視認できるマークとしての効果を有する。これは、4隅ではなく対角だけを用いても機能としては充分である。
ところで、本発明の第2の実施形態では、半導体集積回路装置101の設計時における高い自由度の確保のために、配置する電位を3種類に絞った形態での説明が行われた。しかし、実際には、分断された電源用ボンディングパッド103の領域数に応じた電位を供給することができる。このため、本発明の第2の実施形態における半導体集積回路装置101では、同一周回上で、3種類に限らず複数の異なる電源にも対応することができる。逆に、1種類の電源のみを使うことも制限はしていない。
また、更に、分断する領域数を増やすことによってより多くの電源に対応することも可能である。この際、非常に多くの領域に分断された場合には、特許文献1の実施形態と類似した形態となる。しかし、本発明による半導体集積回路装置101では、電源用ボンディングパッド103の構造が極めて単純であるため、その作成が容易であり、高い自由度で、その数の加減、及びその配置も可能である。また、電源用ボンディングパッド103を要求される数に応じて分断することで、未使用のまま残される電源用ボンディングパッドを作り出すことがない。
近年の半導体集積回路では、コア電圧とI/O電圧とが異なり、3種類以上の異なる電源に対応する必要がある場合がある。特に、画像処理用の半導体集積回路では内部に複数の異なる電源電圧が用いられる場合が多い。また、低速動作回路に低い電圧が供給されることで動作時電力及びリーク電力を削減できることから、半導体チップ設計時に複数の電源系統が用いられる設計、すなわち多電源設計が多く用いられるようになってきている。
本発明の半導体集積回路装置101によって電源用ボンディングパッド103が同一周回上で複数の電源に対応することが可能となる。そして、半導体集積回路装置101の設計時における高い自由度を確保しながらも、良好な電気特性の実現、消費電流の増大への対応、空間の有効活用、及び基板への実装時のマークとしての効果も有する。
以上、本発明の実施形態を説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
101 半導体集積回路装置
102 信号用ボンディングパッド
103 電源用ボンディングパッド
103−1 電源用ボンディングパッド
103−2 電源用ボンディングパッド
103−3 電源用ボンディングパッド
104 (内部)コア回路領域
105 入出力セル領域
102 信号用ボンディングパッド
103 電源用ボンディングパッド
103−1 電源用ボンディングパッド
103−2 電源用ボンディングパッド
103−3 電源用ボンディングパッド
104 (内部)コア回路領域
105 入出力セル領域
Claims (5)
- 半導体集積回路装置の外縁部に沿って周回する額縁状の位置で、前記周回と直交する方向に分断されることで形成される2つ、又はそれ以上の領域に配置された外部接続用パッド
を備える
半導体集積回路装置。 - 請求項1に記載の半導体集積回路装置であって、
前記外部接続用パッドは、
前記半導体集積回路装置の外周の各辺に沿って可及的に接近して配置される
半導体集積回路装置。 - 請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置であって、
前記外部接続用パッドは、
前記半導体集積回路装置の角付近にL字形状に形成された領域を含む
半導体集積回路装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置であって、
前記外部接続用パッドは、
電源用ボンディングパッドであり、
同一周回上の異なる領域の前記電源用ボンディングパッドにはそれぞれ電位が供給される
半導体集積回路装置。 - 半導体集積回路装置の外縁部に沿って周回する額縁状の位置で、前記周回と直交する方向に分断されることで形成される2つ、又はそれ以上の領域に外部接続用パッドを配置するステップと、
前記半導体集積回路装置の外周の各辺に沿って可及的に接近して前記外部接続用パッドを配置するステップと、
前記半導体集積回路装置の角付近にL字形状に前記外部接続用パッドを配置するステップと
を備え、
前記外部接続用パッドは、
電源用ボンディングパッドである
半導体集積回路装置の入出力用ボンディングパッドの配置方法。
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2009
- 2009-11-25 JP JP2009267649A patent/JP2011114071A/ja not_active Withdrawn
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