JP2011113691A - Led照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 階段などの照明対象を適切に照らしつつ、エネルギー低減を図ることが可能なLED照明システムを提供すること。
【解決手段】 各々が複数のLEDチップを備える複数のLEDユニットB1〜B9と、複数のLEDユニットB1〜B9が接続されており、かつ、複数のLEDユニットB1〜B9を識別するためのIDが割り振られた複数のユニットグループに区別して認識するとともに、上記各ユニットグループごとの点灯制御を行うコントローラ7と、上記複数のユニットグループの点灯制御に用いられる出力信号を上記コントローラに対して出力するセンサ5A,5Bと、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば階段照明に用いられるLED照明システムに関する。
図10は、階段照明に用いられる従来のLED照明システムの一例を示している(たとえば特許文献1参照)。同図に示されたLED照明システムXは、複数のLEDユニット91を備えている。各LEDユニット91は、階段Stの踏板Psの先端、あるいは蹴込板Pkの上部に取り付けられている。たとえば、夕方以降などの比較的暗い時間帯には、LEDユニット91が点灯することにより、踏板Psを照らす。これにより、階段Stを昇降する人が誤って転倒することを抑制することができる。
しかしながら、たとえば一般の住居においては、人が階段を昇降する頻度はそれほど高くない。人が往来しない間にLEDユニット91を点灯させると、それに要するエネルギーは無駄に消費されることとなる。また、階段を昇降する人は、今まさに自身が足を掛けようとする踏板Psあるいは蹴込板Pkに注目するが、それ以外の踏板Psや蹴込板Pkにはほとんど目を向けることが無い。これらの注目されていない踏板Psや蹴込板Pkを照らすエネルギーも、やはり無駄であるといえる。
特開2001−229729号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、階段などの照明対象を適切に照らしつつ、エネルギー低減を図ることが可能なLED照明システムを提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED照明システムは、各々が複数のLEDチップを備える複数のLEDユニットと、上記複数のLEDユニットが接続されており、かつ、上記複数のLEDユニットを識別するためのIDが割り振られた複数のユニットグループに区別して認識するとともに、上記各ユニットグループごとの点灯制御を行うコントローラと、上記複数のユニットグループの点灯制御に用いられる出力信号を上記コントローラに対して出力する1以上のセンサと、を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、たとえば階段を昇降する人がやってきたときにのみ、上記複数のLEDユニットを点灯させればよく、階段を昇降する人がいない間は、上記複数のLEDユニットを消灯状態としておくことができる。これにより、たとえば夕方から夜間にかけての比較的暗い時間帯に上記複数のLEDユニットを常時点灯させておく必要がない。したがって、たとえば階段を昇降する人が誤って転倒しないように適切に階段を照らしつつ、エネルギー消費を削減することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のユニットグループは、上記IDによって互いの順列が与えられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のユニットグループは、上記順列において上位にあるものほど階段の上段側の踏板に設けられ、上記順列において下位にあるものほど階段の下段側の踏板に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のユニットグループは、上記順列において下位にあるものほど階段の上段側の踏板に設けられ、上記順列において上位にあるものほど階段の下段側の踏板に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、2つの上記センサを備えており、上記コントローラは、一方の上記センサからの出力信号を受けると上記順列における最上位の上記ユニットグループから順に上記複数のユニットグループを点灯させ、他方の上記センサからの出力信号を受けると上記順列における最下位の上記ユニットグループから順に上記複数のユニットグループを点灯させる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記各ユニットグループを点灯させるときの点灯速度を調節可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記順列において隣り合う2つの上記ユニットグループの点灯開始時間差を調節可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記各ユニットグループを消灯させるときの消灯速度を調節可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記各ユニットグループの最大照度を調節可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記最上位および最下位のいずれかのユニットグループの点灯を開始した以降、上記複数のユニットグループのすべてが点灯状態となるまで、点灯された上記各ユニットグループの点灯状態を維持する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記複数のユニットグループのすべてが点灯状態となった時点から消灯を開始するまでの全点灯維持時間を調節可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記2つのセンサのいずれかからの出力信号によって上記複数のユニットグループの点灯を開始した以降、上記複数のユニットグループを消灯するまでの間、このセンサからの新たな出力信号を点灯制御に利用しない通常モードと、上記2つのセンサのいずれかからの出力信号によって上記複数のユニットグループの点灯を開始した以降、上記複数のユニットグループを消灯するまでの間、このセンサからの新たな出力信号を受けると、上記複数のユニットグループを即座に消灯させた後に点灯制御を再開するデモモードとを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、さらに追加のセンサを備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コントローラは、上記追加のセンサからの出力信号を受けると、上記複数のユニットグループのうち上記順列における最上位および最下位以外のいずれかの点灯を開始する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記追加のセンサの出力信号は、無線によって上記コントローラに送られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくLED照明システムを示す全体概略図である。 図1に示すLED照明システムのシステム構成図である。 図1に示すLED照明システムのLEDユニットを示す平面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図1に示すLED照明システムの通常モードにおける点灯制御の一例を示すタイミングチャートである。 図1に示すLED照明システムの通常モードにおける点灯制御の他の例を示すタイミングチャートである。 図1に示すLED照明システムのデモモードにおける点灯制御の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に基づくLED照明システムを示すシステム構成図である。 本発明の第3実施形態に基づくLED照明システムを示すシステム構成図である。 従来のLED照明システムの一例を示す全体概略図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の第1実施形態に基づくLED照明システムを示している。本実施形態のLED照明システムA1は、複数のLEDユニットB1〜B9、タッチセンサ5A,5B、およびコントローラ7を備えている。LED照明システムA1は、たとえば住居の階段Stの照明に用いられる。
LEDユニットB1〜B9は、図1に示すように各々が階段Stの踏板Psに取り付けられており、コントローラ7に接続されている。LEDユニットB1〜B9は、本実施形態においてはすべて同一の仕様とされており、LEDユニットB1を例とすると、図3および図4に示すように、ケース1、基板2、複数のLEDモジュール3、および拡散板4を備えている。なお、図3においては理解の便宜上拡散板4を省略している。
ケース1は、全体に細長状であり、断面略コの字状とされており、たとえば樹脂、あるいはアルミからなる。ケース1は、基板2および拡散板4を保持している。ケース1の1対の側板は、一方が他方よりも幅(図4における紙面上下方向寸法)が大とされており、幅が小さいものが蹴込板Pkに対して近い側に、幅が大きいものが蹴込板Pkに対して遠い側に配置されている。
基板2は、細長矩形状とされており、たとえば熱伝導率が比較的高いフィラーが混入されたガラスエポキシ樹脂からなる。基板2には、複数のLEDモジュール3がたとえば一列に等ピッチで実装されている。
複数のLEDモジュール3は、LEDユニットB1〜B9の光源であり、LEDベアチップを備えている。より具体的には、各LEDモジュール3は、上記LEDベアチップが搭載された基板あるいはリードと、上記LEDベアチップを覆う透光樹脂とを備えており、適宜上記透光樹脂を囲む樹脂ケースが設けられている。上記LEDベアチップは、たとえばGaN系半導体からなり、たとえば青色光を発する。上記透光樹脂は、たとえば透明なシリコーン樹脂あるいはエポキシ樹脂に蛍光材料が混入された材質からなる。この蛍光材料は、上記LEDベアチップからの青色光によって励起されることにより、たとえば黄色光を発する。LEDモジュール3は、青色光と黄色光とを混色させることにより、白色、あるいは電球色の光を発光可能とされている。本実施形態においては、LEDモジュール3は、電球色の光を発する。
拡散板4は、たとえば乳白色の半透明な樹脂からなり、複数のLEDモジュール3からの光を拡散させつつ透過させる。これにより、LEDユニットB1〜B9からは、比較的柔らかな印象を抱かせる光が照射される。本実施形態においては、ケース1が上述した姿勢で取り付けられていることにより、拡散板4は、若干蹴込板Pk側を向くように傾いている。
タッチセンサ5A,5Bは、階段Stの最下段あるいは最上段に人がやってきたことを検出するためのものであり、それぞれ電極51A,51Bを有している。電極51Aは、手すりHrの下端に取り付けられており、電極51Bは、手すりHrの上端に取り付けられている。人が電極51A,51Bに触れると、それぞれに対応するタッチセンサ5A,5Bから検出信号S1,S2が出力される。
コントローラ7は、複数のLEDユニットB1〜B9の発光制御を行うためのものであり、主制御部71、複数の副制御部72、および入出力部としての複数のコネクタ73を備えている。コントローラ7には、複数のコネクタ73を介して、複数のLEDユニットB1〜B9、およびタッチセンサ5A,5Bが接続されている。また、コントローラ7は、たとえば図示されたAC/DC変換器を介して直流電力が供給される。
主制御部71には、複数のLEDユニットB1〜B9の点灯プログラムが組み込まれており、タッチセンサ5A,5Bからの検出信号S1,S2を受けることにより、LEDユニットB1〜B9の点灯状態について、複数の副制御部72に対して個別に指令を送る。複数の副制御部72は、LEDユニットB1〜B9に対して一対一対応するように設けられており、たとえばLEDユニットB1〜B9のLEDモジュール3の点灯制御を行うLEDドライバを有している。
本実施形態においては、複数の副制御部72に対して独立に接続された複数のLEDユニットB1〜B9のそれぞれが、本発明で言うユニットグループを構成している。言い換えると、本実施形態においては、各ユニットグループには、複数のLEDユニットB1〜B9のいずれか1つのみが属している。このような構成と異なり、1つの副制御部72に複数のLEDユニットB1〜B9を接続することにより、上記ユニットグループに複数のLEDユニットが属する構成としてもよい。
次に、コントローラ7による複数のLEDユニットB1〜B9の点灯制御について図5〜図7を参照しつつ以下に説明する。
コントローラ7は、複数のLEDユニットB1〜B9の点灯制御について、通常モードとデモモードとの2つのモードを有している、図5および図6は、通常モードでの点灯制御を示しており、図7は、デモモードでの点灯制御を示している。
主制御部71には、LEDユニットB1〜B9を点灯させるための調整可能なパラメータがあらかじめ設定されている。具体的には、点灯時間Ton、点灯間隔時間Tin、点灯継続時間Tco、消灯時間Tof、および最大照度Lmaxである。点灯時間Tonは、LEDユニットB1〜B9の照度L1〜L9が0からLmaxになるまでの時間である。点灯間隔時間Tinは、LEDユニットB1〜B9のいずれかが点灯を開始してから、LEDユニットB1〜B9のうちその次に点灯すべきものが点灯を開始するまでの時間である。点灯継続時間Tcoは、すべてのLEDユニットB1〜B9が点灯した後に、消灯を開始するまでの時間である。消灯時間Tofは、照度L1〜L9がLmaxから0になるまでの時間である。最大照度Lmaxは、LEDユニットB1〜B9のLEDモジュール3が本来有する最大照度に対して任意の割合を乗じた照度である。
また、消灯については、消灯時間Tofの間、一定の割合で照度L1〜L9を減じるのではなく、照度減少の割合を徐々に小としている。具体的には、照度L1〜L9を最大照度Lmaxの5%となるまで消灯させたのちに、最大照度Lmaxの1%まで、0.1%までと、段階的に徐々に減少割合を小さくしている。これにより、完全に消灯する直前に突然光が消えてしまうといった印象ではなく、スムーズな印象を抱かせる消灯を実現している。
図5に示すように、コントローラ7は、タッチセンサ5A,5Bからの検出信号S1,S2に基づいて、LEDユニットB1〜B9の照度L1〜L9を制御する。まず、時刻t1において、図1における階段Stを登ろうとする人が手すりHrの下端に設けられた電極51Aに触れると、タッチセンサ5Aから検出信号S1がコントローラ7へと送られる。すると、主制御部71は、LEDユニットB1〜B9のうち最も下位であるLEDユニットB1が接続された副制御部72に対してLEDユニットB1を点灯させるべく指令を送る。そして、LEDユニットB1は、時刻t1から点灯を開始し、点灯時間Tonが経過した後に照度L1が最大照度Lmaxとなる。
また、LEDユニットB1が点灯開始した時刻t1から点灯間隔時間Tinが経過すると、主制御部71は、次に点灯されるべきLEDユニットB2が接続された副制御部72に対して点灯の指令を送る。すると、LEDユニットB2は、点灯を開始し、照度L2が点灯時間Ton後に最大照度Lmaxとなる。この順次点灯制御をLEDユニットB1〜B9に対してこれらの順列にしたがって行う。点灯間隔時間Tinを人が階段Stを一段昇るのに要する程度の時間に設定しておけば、人が昇ることに合わせて階段Srの最下段から最上段に向かってLEDユニットB1〜B9が順次点灯する。
そして、時刻t3には、最も上位にあるLEDユニットB9が点灯し、全点灯の状態となる。点灯継続時間Tcoの間、この全点灯の状態が維持される。そして、時刻t4には、全てのLEDユニットB1〜B9に接続された副制御部72に対して主制御部71から消灯の指令が送られる。LEDユニットB1〜B9の照度L1〜L9は、消灯時間TofをかけてLmaxから0へと低下する。そして、時刻t5には全消灯の状態となる。
なお、通常モードにおいては、時刻t1において検出信号S1が送られると、時刻t5において全消灯となるまでの間は、タッチセンサ5Aからの検出信号S1が入力されてもこれを無視するように設定されている。たとえば、時刻t1の検出信号S1によってLEDユニットB1〜B9が順次点灯している間の時刻t2にあらためて検出信号S1が送られても、そのときの順次点灯制御を中止することなく継続する。
図6は、通常モードにおける他の点灯制御例を示している。本図に示された例においては、階段Stを昇ろうとする人が最下段側にやってきた後に、階段Stを降りようとする人が最上段側にやってきたケースの点灯制御を示している。このケースにおいては、時刻t1において検出信号S1が送られると、上述した要領にしたがってLEDユニットB1から順次点灯制御が行われる。
一方、全点灯状態に至るまえの時点である時刻t2において、最上段側の電極51Bに人が触れると、検出信号S2が送られる。検出信号S2を受けると、主制御部71は、順列の最上位にあるLEDユニットB9から下位に向かって順次点灯を開始する。すなわち、階段Stの最下段側と最上段側とからやってくる2人の動きに合わせてLEDユニットB1〜B9が両側から順次点灯していく。そして、時刻t3において全点灯状態となる。こののちは、点灯継続時間Tcoが経過した後に、LEDユニットB1〜B9の消灯を一斉に開始し、消灯時間Tof後の時刻t5に全消灯状態となる。
図7は、デモモードにおける点灯制御を示している。このモードは、たとえば住宅展示場や照明機器展示場などにおいて、順次点灯の様子を手短に繰り返し披露するときなどに用いられる。時刻t1に検出信号S1が送られると、主制御部71は、LEDユニットB1から順次点灯を開始させる。しかし、全点灯となる前の時刻t2において再び検出信号S1が送られると、主制御部71は、順次点灯制御を中止し、すべてのLEDユニットB1〜B9を一旦消灯させる。そして、全消灯状態とした後に、LEDユニットB1から順次点灯を再開する。また、本図には示していないが、順次点灯の間に検出信号S2が送られた場合は、強制的な全消灯の後にLEDユニットB9から順次点灯を開始する。
次に、LED照明装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、階段Stを昇降する人がやってきたときにのみ、LEDユニットB1〜B9を点灯させるため、階段Stを昇降する人がいない間は、複数のLEDユニットB1〜B9を消灯状態としておくことができる。これにより、たとえば夕方から夜間にかけての比較的暗い時間帯に複数のLEDユニットB1〜B9を常時点灯させておく必要がない。したがって、階段Stを昇降する人が誤って転倒しないように適切に階段Stを照らしつつ、エネルギー消費を削減することができる。
階段Stを昇降する人がタッチセンサ5A,5Bに触れると、LEDユニットB1〜B9のうち、その人に近いところにあるものから順に点灯する。これにより、たとえば階段Stを人が昇り始めたときに、いまだ人が接近していない最上段の踏板Psを不必要に照らしてしまうことを回避可能である。これは、エネルギー消費のさらなる削減に適している。
図6を参照して説明した点灯制御例のように、階段Stの最下段側および最上段側のいずれからも人がやってきた場合であっても、それぞれの足元にある踏板Psおよび蹴込板Pkを適切に照らすことができる。また、図5に示した点灯制御例のように、すでに階段Stを人が昇っているときに、後から階段Stを昇ろうとする人が現れても、時刻t2における検出信号S1を無視することにより、先行して階段Stを昇っている人の足元が不当に暗くなってしまうといった不具合は発生しない。また、すでに点灯したLEDユニットB1〜B9を全点灯となるまで点灯を維持することにより、後から階段Stを昇ろうとしている人の足元を適切に照らすことができる。
図7に示したデモモードを備えることにより、住宅展示場などにおいて比較的大勢の来場者がLED照明システムA1の点灯制御の内容を望まれる程度に理解した時点で、点灯制御を中断することができる。これにより、一連の点灯制御が終了するまで多数の来場者をいたずらに待たせてしまうことを回避することができる。
点灯時間Tonを調整可能であることにより、突然点灯するといった突飛な印象を与えることを回避しつつ、最大照度Lmaxにいたるまで不必要に長い時間を掛けてしまうことを防止することができる。点灯間隔時間Tinを調節可能であることにより、そのLED照明システムA1を使用する人の移動する速度にあわせて順次点灯させることができる。点灯継続時間Tcoを調節可能であることにより、使用する人が階段Stなどにおける移動を終えるまでの間適切に点灯させておくことができる。消灯時間Tofを調節可能であることにより、突然消灯してしまうといった突飛な印象を与えることを回避することができる。最大照度Lmaxである。点灯時間Tonは、照度L1〜L9が0から最大照度Lmaxになるまでの時間である。最大照度Lmaxを調節可能であることにより、LED照明システムA1全体によって照らす明るさを使用者の好みに合わせることができる。
図8〜図9は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図8は、本発明の第2実施形態に基づくLED照明システムを示している。本実施形態のLED照明システムA2は、タッチセンサ5Cをさらに備える点が上述した実施形態と異なっている。タッチセンサ5Cは、コネクタ73を介して主制御部71に接続されている。タッチセンサ5Cの電極51Cは、たとえば手すりHrの下端に電極51Aが、手すりHrの上端に電極51Bが、それぞれ取り付けられた階段Stにおいて、その踊り場付近の手すりHrに取り付けられる。
このような構成により、コントローラ7は、階段Stを昇降する人が、階段Stの最下段側および最上段側に位置することだけでなく、階段Stのなかほどに到達したことを認識することができる。これにより、LEDユニットB1〜B9の順次点灯の度合いを人の動きに合わせて早めたり遅くしたりするといった調節をさらに行うことができる。
図9は、本発明の第3実施形態に基づくLED照明システムを示している。本実施形態のLED照明システムA3は、タッチセンサ5Cの検出信号を主制御部71へと伝送する無線ユニット6A,6Bを備える点が、上述した実施形態と異なっている。無線ユニット6A,6Bは、たとえば2.4GHz帯の無線通信を行う無線通信デバイスであり、たとえばIEEE802.15.4規格にしたがった物理層を有する。無線ユニット6Aは、主制御部71に接続されており、いわゆる親機としての機能を果たす。無線ユニット6Bは、タッチセンサ5Cに接続されており、いわゆる子機としての役割を果たす。
このような構成によれば、タッチセンサ5Cをコントローラ7あるいは階段Stから比較的はなれた箇所に設けることが可能である。たとえば住居における玄関や階段Stへとつながる廊下にタッチセンサ5Cを設置すれば、階段Stの間近に人がやってくるに先立って、タッチセンサ5Cからの検出信号により、LEDユニットB1〜B9のすべて、あるいはいずれかを微点灯状態とするといった制御が可能となる。
本発明に係るLED照明システムは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明システムの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
LEDユニットB1〜B9を階段Stの複数の踏板Psに設置する順序は、上述した実施形態における順序に限定されない。上述した実施形態とは逆に、LEDユニットB1を最上段の踏板Psに設置し、LEDユニットB9を最下段の踏板Psに設置する順序としてもよい。
人の往来を検出するセンサとしては、上述したタッチセンサ5A〜5Cに限定されず、たとえば光電式センサなど人の存在を適切に検知しうる手段であればよい。本発明にかかるLED照明システムは、階段の照明に適しているが、その用途はこれに限定されず、スロープや歩道の照明など、人に代表される移動物の往来に応じて複数のLEDユニット(ユニットグループ)を順次点灯制御することにより対象領域を照らす、様々な用途に用いることができる。
A1〜A3 LED照明システム
B1〜B9 LEDユニット
Hr 手すり
L1〜L9 照度
Pk 蹴込板
Ps 踏板
S1,S2 センサ出力信号(検出信号)
St 階段
1 ケース
2 基板
3 LEDモジュール
4 拡散板
5A,5B,5C タッチセンサ
6A,6B 無線ユニット
7 コントローラ
51A,51B,51C 電極
71 主制御部
72 副制御部
73 コネクタ

Claims (15)

  1. 各々が複数のLEDチップを備える複数のLEDユニットと、
    上記複数のLEDユニットが接続されており、かつ、上記複数のLEDユニットを識別するためのIDが割り振られた複数のユニットグループに区別して認識するとともに、上記各ユニットグループごとの点灯制御を行うコントローラと、
    上記複数のユニットグループの点灯制御に用いられる出力信号を上記コントローラに対して出力する1以上のセンサと、
    を備えることを特徴とする、LED照明システム。
  2. 上記複数のユニットグループは、上記IDによって互いの順列が与えられている、請求項1に記載のLED照明システム。
  3. 上記複数のユニットグループは、上記順列において上位にあるものほど階段の上段側の踏板に設けられ、上記順列において下位にあるものほど階段の下段側の踏板に設けられている、請求項2に記載のLED照明システム。
  4. 上記複数のユニットグループは、上記順列において下位にあるものほど階段の上段側の踏板に設けられ、上記順列において上位にあるものほど階段の下段側の踏板に設けられている、請求項2に記載のLED照明システム。
  5. 2つの上記センサを備えており、
    上記コントローラは、一方の上記センサからの出力信号を受けると上記順列における最上位の上記ユニットグループから順に上記複数のユニットグループを点灯させ、他方の上記センサからの出力信号を受けると上記順列における最下位の上記ユニットグループから順に上記複数のユニットグループを点灯させる、請求項2ないし4のいずれかに記載のLED照明システム。
  6. 上記コントローラは、上記各ユニットグループを点灯させるときの点灯速度を調節可能である、請求項5に記載のLED照明システム。
  7. 上記コントローラは、上記順列において隣り合う2つの上記ユニットグループの点灯開始時間差を調節可能である、請求項5または6に記載のLED照明システム。
  8. 上記コントローラは、上記各ユニットグループを消灯させるときの消灯速度を調節可能である、請求項5ないし7のいずれかに記載のLED照明システム。
  9. 上記コントローラは、上記各ユニットグループの最大照度を調節可能である、請求項5ないし8のいずれかに記載のLED照明システム。
  10. 上記コントローラは、上記最上位および最下位のいずれかのユニットグループの点灯を開始した以降、上記複数のユニットグループのすべてが点灯状態となるまで、点灯された上記各ユニットグループの点灯状態を維持する、請求項5ないし9のいずれかに記載のLED照明システム。
  11. 上記コントローラは、上記複数のユニットグループのすべてが点灯状態となった時点から消灯を開始するまでの全点灯維持時間を調節可能である、請求項10に記載のLED照明システム。
  12. 上記コントローラは、
    上記2つのセンサのいずれかからの出力信号によって上記複数のユニットグループの点灯を開始した以降、上記複数のユニットグループを消灯するまでの間、このセンサからの新たな出力信号を点灯制御に利用しない通常モードと、
    上記2つのセンサのいずれかからの出力信号によって上記複数のユニットグループの点灯を開始した以降、上記複数のユニットグループを消灯するまでの間、このセンサからの新たな出力信号を受けると、上記複数のユニットグループを即座に消灯させた後に点灯制御を再開するデモモードとを有する、請求項5ないし11のいずれかに記載のLED照明システム。
  13. さらに追加のセンサを備えている、請求項5ないし12のいずれかに記載のLED照明システム。
  14. 上記コントローラは、上記追加のセンサからの出力信号を受けると、上記複数のユニットグループのうち上記順列における最上位および最下位以外のいずれかの点灯を開始する、請求項13に記載のLED照明システム。
  15. 上記追加のセンサの出力信号は、無線によって上記コントローラに送られる、請求項13に記載のLED照明システム。
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