JP2011110889A - 印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法 - Google Patents

印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法 Download PDF

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朋之 諸野
Tadahiko Iino
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Abstract

【課題】天地・左右・ひねり方向の見当合わせを正確に行うことができる印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法を提供する。
【解決手段】印刷部によって印刷用紙の地方向端部に第1の見当マークを印刷し、第1の見当マークを撮像した位置で撮像用カメラ31が撮像可能な印刷用紙の左右方向位置で、印刷用紙の天方向端部に印刷部に第2の見当マークを印刷し、撮像用カメラ31は、前記第1の見当マーク及び前記第2の見当マークを同時に撮像し、1色目の見当調整装置51、2色目の見当調整装置58、3色目の見当調整装置59及び4色目の見当調整装置60は、撮像された第1の見当マークの位置及び撮像された第2の見当マークの位置より、印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整することとした。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法に関する。
従来、印刷機のひねり方向の見当合わせは、下記特許文献1に開示されるように、各モータで左方向用カメラを左方向用見当マーク位置まで移動させると共に右方向用カメラを右方向用見当マーク位置まで移動させ、タイミングを合わせて左方向用及び右方向用見当マークをそれぞれ撮像し、それぞれの画像内の同じ色の見当マークの天地方向位置よりひねり方向の見当ズレ量を算出することにより行っていた。
特開昭61−118249号公報 実開昭64−42135号公報
奥富正敏、外15名、「ディジタル画像処理」、第2版、財団法人画像情報教育振興協会、2006年3月1日、p.202−205
しかしながら、上述した従来の印刷機のひねり方向の見当合わせでは、ボールねじ等の機構で各カメラの位置合わせを行っているため、バックラッシュが発生し、左方向用と右方向用のカメラの位置を正確に合わせるのが困難であり、検出誤差が発生してしまう、という第1の問題があった。
また、カメラやカメラの移動機構が2つ必要であるため、その分、コスト・アップになる、という第2の問題があった。
また、撮像タイミングも、電気的遅延やバラツキ等で完全に合わせるのが困難であり、そのために検出タイミングが微妙にズレ、その分検出誤差が発生してしまう、という第3の問題もあった。
また、ウェブ印刷の場合にはウェブが左右に蛇行したり伸縮するため、検出タイミングのズレによってウェブの撮像位置が変化してしまい、その分検出誤差が発生してしまう、という第4の問題もあった。
以上のことから、本発明は、ひねり方向の見当合わせを正確に行うことができる印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る印刷機の見当合わせ装置は、
印刷用紙に絵柄を印刷する印刷部を備える印刷機において、前記印刷部で印刷された見当マークを撮像する撮像手段と、撮像された前記見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する調整手段とを備える印刷機の見当合わせ装置において、
前記印刷機は、前記印刷部によって前記印刷用紙の地方向端部に第1の見当マークを印刷し、
前記印刷機は、前記第1の見当マークを撮像した位置で前記撮像手段が撮像可能な前記印刷用紙の左右方向位置で、前記印刷用紙の天方向端部に前記印刷部に第2の見当マークを印刷し、
前記撮像手段は、前記第1の見当マーク及び前記第2の見当マークを同時に撮像し、
前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの位置及び撮像された前記第2の見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る印刷機の見当合わせ装置は、第1の発明に係る印刷機の見当合わせ装置において、
前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る印刷機の見当合わせ装置は、第2の発明に係る印刷機の見当合わせ装置において、
前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る印刷機の見当合わせ装置は、第1の発明に係る印刷機の見当合わせ装置において、
前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明に係る印刷機の見当合わせ装置は、第4の発明に係る印刷機の見当合わせ装置において、
前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明に係る印刷機の見当合わせ方法は、
印刷用紙に絵柄を印刷する印刷部を備える印刷機において、前記印刷部で印刷された見当マークを撮像する撮像手段と、撮像された前記見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する調整手段とを備える印刷機の見当合わせ装置において、
前記印刷部によって前記印刷用紙の地方向端部に印刷された第1の見当マークと、
前記第1の見当マークを撮像した位置で前記撮像手段が撮像可能な前記印刷用紙の左右方向位置で、前記印刷用紙の天方向端部に前記印刷部によって印刷された第2の見当マークと、
前記第1の見当マーク及び前記第2の見当マークを前記撮像手段で同時に撮像し、
撮像された前記第1の見当マークの位置及び撮像された前記第2の見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第7の発明に係る印刷機の見当合わせ方法は、第8の発明に係る印刷機の見当合わせ方法において、
撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第8の発明に係る印刷機の見当合わせ方法は、第7の発明に係る印刷機の見当合わせ方法において、
撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第9の発明に係る印刷機の見当合わせ方法は、第6の発明に係る印刷機の見当合わせ方法において、
撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第10の発明に係る印刷機の見当合わせ方法は、第9の発明に係る印刷機の見当合わせ方法において、
撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
本発明によれば、ひねり方向の見当合わせを正確に行うことができる印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法を提供することができる。
本発明の実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の構成を示したブロック図である。 図1Aに続く、本発明の実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の構成を示したブロック図である。 図1Bに続く、本発明の実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の構成を示したブロック図である。 本発明の実施例に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法における処理の手順を示した動作フロー図である。 図2Aに続く、本発明の実施例に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法における処理の手順を示した動作フロー図である。 本発明の実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の要部の構成を示した模式図である。 本発明の実施例に係る印刷機の例を示した模式図である。
以下、本発明に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法の実施例について説明する。
はじめに、本実施例に係る印刷機の構成の概要について説明する。
図4は、本実施例に係る印刷機の例を示した模式図である。
図4に示すように、本実施例に係る印刷機である両面4色刷ウェブ輪転印刷機においては、給紙装置100から連続的に供給されるウェブWは、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(クロ)の4色からなる両面印刷ユニット101を通過する際に、各種の印刷が施され、次いで乾燥機102を通過する際に、加熱されて乾燥させられ、引き続き冷却装置103を通過する際に冷却させられ、その後ウェブパス装置104及びドラッグ装置105を通過する際、テンション制御又は方向の変更が行われた後、折機106により所定の形状に断裁され折り畳まれる。そして、乾燥機102の上流側(図示例では給紙装置100)と下流側(図示例ではドラッグ装置105)にウェブ・ガイド装置107,108が設けられる。
以上が本実施例に係る印刷機の構成の概要である。
次に、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の構成について説明する。
図1A〜図1Cは、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の構成を示したブロック図である。
図1A〜図1Cに示すように、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、バス13上に、CPU10、ROM11、RAM12、入出力装置(以下、I/Oという)20,30,40,50を備えている。
本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、I/O20を介して、撮像タイミング検出用カウンター21、印刷機回転位相検出用ロータリーエンコーダー22を備えている。なお、印刷機回転位相検出用ロータリーエンコーダ22は印刷機の回転部材に取り付けられ、印刷機が一定角度回転する毎にクロック・パルスを撮像タイミング検出用カウンター21に出力すると共に、印刷機の基準回転位相で印刷機の1回転毎に一回ゼロ・パルスを撮像タイミング検出用カウンター21に出力し、撮像タイミング検出用カウンター21をリセットする。よって、撮像タイミング検出用カウンター21は、印刷機の基準回転位相からの印刷機回転位相検出用ロータリーエンコーダ22のクロック・パルスをカウントすることになり、そのカウント値は、印刷機の現在の回転位相を表す。
また、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、I/O30を介して、撮像用カメラ31、撮像用照明32を備えている。
ここで、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の要部の構成について説明する。
図3は、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の要部の構成を示した模式図である。なお、図3(a)は、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の要部の構成を示した模式図、図3(b)は、本実施例に係る撮像エリアの見当マークの例を示した拡大図である。
図3(a)に示すように、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、ウェブWの上方に設置される撮像用カメラ31及び撮像用照明32を備えている。
また、図3(b)に示すように、ウェブWの表面には見当合わせのための一対の見当マーク1a,1bが印刷されている。見当マーク1a,1bは、クロの見当マーク2a,2b、シアンの見当マーク3a,3b、マゼンタの見当マーク4a,4b、イエロの見当マーク5a,5bにより構成されている。なお、見当マーク1aは、n−1枚目の印刷時に印刷され、見当マーク1bは、n枚目の印刷時に印刷される。
そして、図3(b)に示すように、撮像用カメラ31は、撮像用カメラ31の撮像エリアAn,An+1内に一対の見当マーク1a,1bが写るように撮像する。
また、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、I/O40を介して、入力装置41、表示装置42、CRT43、記録装置(FD、HDD)44を備えている。
また、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、I/O50を介して、1色目の見当調整装置51を備えている。
1色目の見当調整装置51は、1色目天地方向見当調整装置のモーター53、1色目天地方向見当調整装置のモーター53を制御する1色目天地方向見当調整装置のモータードライバー52、1色目左右方向見当調整装置のモーター55、1色目左右方向見当調整装置のモーター55を制御する1色目左右方向見当調整装置のモータードライバー54、1色目ひねり方向見当調整装置のモーター57、1色目ひねり方向見当調整装置のモーター57を制御する1色目ひねり方向見当調整装置のモータードライバー56を備えている。
さらに、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、1色目の見当調整装置51と同様の構成の2色目の見当調整装置58、3色目の見当調整装置59、4色目の見当調整装置60を備えている。なお、1色目の見当調整装置51、2色目の見当調整装置58、3色目の見当調整装置59、4色目の見当調整装置60の構造については、一般的に知られているものであるため、ここでの説明は省略する(上記特許文献1,2参照)。
また、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置は、バス13上に、撮像タイミング記憶用メモリM1、撮像データ記憶用メモリM2、天側の各色の見当マークの天地・左右方向位置記憶用メモリM3、地側の各色の見当マークの天地・左右方向位置記憶用メモリM4、天側の基準色の見当マークから天側の各色の見当マークまでの天地方向の距離記憶用メモリM5、天側の基準色の見当マークから天側の各色の見当マークまでの左右方向の距離記憶用メモリM6、地側の基準色の見当マークから地側の各色の見当マークまでの天地方向の距離記憶用メモリM7、地側の基準色の見当マークから地側の各色の見当マークまでの左右方向の距離記憶用メモリM8、各色の天側天地基準距離記憶用メモリM9、各色の天側左右基準距離記憶用メモリM10、各色の地側天地基準距離記憶用メモリM11、各色の地側左右基準距離記憶用メモリM12、天側の各色間の天地方向の見当ズレ量記憶用メモリM13、天側の各色間の左右方向の見当ズレ量記憶用メモリM14、地側の各色間の天地方向の見当ズレ量記憶用メモリM15、地側の各色間の左右方向の見当ズレ量記憶用メモリM16、各色の天地方向の見当ズレ量記憶用メモリM17、各色の左右方向の見当ズレ量記憶用メモリM18、各色のひねり方向の見当ズレ量記憶用メモリM19、各色の天地方向見当調整装置の修正量記憶用メモリM20、各色の左右方向見当調整装置の修正量記憶用メモリM21、各色のひねり方向見当調整装置の修正量記憶用メモリM22を備えている。
以上が本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置の装置構成である。
次に、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法における処理の手順について説明する。
図2A,図2Bは、本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法における処理の手順を示した動作フロー図である。
なお、撮像用照明32は、図2A,図2Bの動作フローの動作前に点灯され、見当合わせ装置の動作が終了する際、消灯される。
図2A,図2Bに示すように、ステップP1において、CPU10は、撮像タイミング検出用カウンター21の値と、メモリM1に記憶された値とを比較して、撮像タイミングであるかどうか判断する。ステップP1において、CPU10は、撮像タイミング検出用カウンター21の値と、メモリM1に記憶された値とを比較して、撮像タイミングであると判断した場合、ステップP2を実行する。また、ステップP1において、CPU10は、撮像タイミング検出用カウンター21の値と、メモリM1に記憶された値とを比較して、撮像タイミングでないと判断した場合、ステップP1を実行する。
ステップP2において、CPU10は、撮像を行い、メモリM2に記憶する。CPU10は、ステップP2の処理が完了した後、ステップP3を実行する。
ステップP3において、CPU10は、天側の各色の見当マークの天地・左右方向位置を算出し、メモリM3に記憶する。CPU10は、ステップP3の処理が完了した後、ステップP4を実行する。
ステップP4において、CPU10は、地側の各色の見当マークの天地・左右方向位置を算出し、メモリM4に記憶する。CPU10は、ステップP4の処理が完了した後、ステップP5を実行する。
ステップP3及びステップP4において、天側及び地側の各色の見当マークの天地・左右方向位置は、テンプレートマッチングを用いて求められた撮像データ中の各色の見当マークの中心位置より算出される。なお、テンプレートマッチング法については、一般に知られているものであるためここでの説明は省略する(上記非特許文献1参照)。
ステップP5において、CPU10は、天側の基準色の見当マークから天側の各色の見当マークまでの天地方向の距離を算出してメモリM5に記憶し、その値からメモリM9に記憶した各色の天側天地基準距離を減算して天側の各色間の天地方向の見当ズレ量を算出し、メモリM13に記憶する。なお、天地方向の見当ズレ量は、減算した天地方向位置の差、撮像用カメラ31の倍率及び撮像用カメラ31のCDD素子の間隔から求められる。CPU10は、ステップP5の処理が完了した後、ステップP6を実行する。
ステップP6において、CPU10は、天側の基準色の見当マークから天側の各色の見当マークまでの左右方向の距離を算出してメモリM6に記憶し、その値からメモリM10各色の天側左右基準距離を減算して天側の各色間の左右方向の見当ズレ量を算出し、メモリM14に記憶する。なお、左右方向の見当ズレ量は、減算した左右方向位置の差、撮像用カメラ31の倍率及び撮像用カメラ31のCDD素子の間隔から求められる。CPU10は、ステップP6の処理が完了した後、ステップP7を実行する。
ステップP7において、CPU10は、地側の基準色の見当マークから地側の各色の見当マークまでの天地方向の距離を算出してメモリM7に記憶し、その値からメモリM11各色の地側天地基準距離を減算して地側の各色間の天地方向の見当ズレ量を算出し、メモリM15に記憶する。CPU10は、ステップP7の処理が完了した後、ステップP8を実行する。
ステップP8において、CPU10は、地側の基準色の見当マークから地側の各色の見当マークまでの左右方向の距離を算出してメモリM8に記憶し、その値からメモリM12各色の地側左右基準距離を減算して地側の各色間の左右方向の見当ズレ量を算出し、メモリM16に記憶する。CPU10は、ステップP8の処理が完了した後、ステップP9を実行する。
ステップP9において、CPU10は、天側の各色間の天地方向の見当ズレ量と地側の各色間の天地方向の見当ズレ量を平均し、各色の天地方向の見当ズレ量を算出し、メモリM17に記憶する。CPU10は、ステップP9の処理が完了した後、ステップP10を実行する。
ステップP10において、CPU10は、天側の各色間の左右方向の見当ズレ量と地側の各色間の左右方向の見当ズレ量を平均し、各色の左右方向の見当ズレ量を算出し、メモリM18に記憶する。CPU10は、ステップP10の処理が完了した後、ステップP11を実行する。
ステップP11において、CPU10は、天側の各色間の左右方向の見当ズレ量から地側の各色間の左右方向の見当ズレ量を減算し、各色のひねり方向の見当ズレ量を算出し、メモリM19に記憶する。なお、ひねり方向の見当ズレ量は、減算した左右方向位置の差、撮像用カメラ31の倍率及び撮像用カメラ31のCDD素子の間隔から求められる。CPU10は、ステップP11の処理が完了した後、ステップP12を実行する。
ステップP12において、CPU10は、各色の天地方向の見当ズレ量より各色の天地方向見当調整装置の修正量を算出し、メモリM20に記憶する。なお、天地方向見当調整装置の修正量は、ステップP9で求めた天地方向の見当ズレ量及び天地方向の見当調整装置のモータの駆動量と天地方向の移動量の関係から求められる。CPU10は、ステップP12の処理が完了した後、ステップP13を実行する。
ステップP13において、CPU10は、各色の左右方向の見当ズレ量より各色の左右方向見当調整装置の修正量を算出し、メモリM21に記憶する。なお、左右方向見当調整装置の修正量は、ステップP10で求めた左右方向の見当ズレ量及び左右方向の見当調整装置のモータの駆動量と左右方向の移動量の関係から求められる。CPU10は、ステップP13の処理が完了した後、ステップP14を実行する。
ステップP14において、CPU10は、各色のひねり方向の見当ズレ量より各色のひねり方向見当調整装置の修正量を算出し、メモリM22に記憶する。なお、ひねり方向見当調整装置の修正量は、ステップP11で求めたひねり方向の見当ズレ量と、地側の各色の見当マークが天側の各色の見当マークから離れている天地方向の距離、ひねり方向の見当調整装置の機構の調整基準点からの各色の見当マークの左右方向の距離及びひねり方向の見当調整装置のモータの駆動量とひねり方向の移動角度の関係から求められる。CPU10は、ステップP14の処理が完了した後、ステップP15を実行する。
ステップP15において、CPU10は、各色の天地・左右・ひねり方向見当調整装置のモータードライバーに各修正量を出力する。CPU10は、ステップP15の処理が完了した後、一連の処理を終了し、制御終了の命令が入力されるまで、前記動作フローを繰り返す。
なお、本実施例においては、各色の天側の見当マークと地側の見当マークが左右方向の同じ位置に印刷される例を用いて説明したが、天側の見当マークと地側の見当マークを左右方向の異なる位置に印刷し、その左右方向の位置の差から左右方向の基準の距離を減算し、天地・左右・ひねり方向の見当ズレ量を求めるようにしても良い。
以上が本実施例に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法における処理の手順である。
以上説明したように、本発明に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法によれば、印刷用紙の左右方向のほぼ同じライン上の天方向位置及び地方向位置に一対の見当マーク1a,1bを印刷し、それらの見当マーク1a,1bを一台の撮像用カメラ31で同時に撮像し、撮像されたそれらの見当マーク1a,1bの左右方向の位置よりひねり方向の見当ズレ量を算出することにより、ひねり方向の見当合わせを正確に行うことができる。
また、本発明に係る印刷機の見当合わせ装置及び印刷機の見当合わせ方法によれば、天地・左右方向の見当合わせに関しても、天方向位置及び地方向位置の一対の見当マーク1a,1bよりそれらの見当誤差量を算出できるため、検出精度が上がるという優れた点がある。
本発明は、印刷機における天地・左右・ひねり方向の見当合わせに利用することが可能である。
1 見当マーク、2 クロの見当マーク、3 シアンの見当マーク、4 マゼンタの見当マーク、5 イエロの見当マーク、10 CPU、11 ROM、12 RAM、20,30,40,50 入出力装置(I/O)、21 撮像タイミング検出用カウンター、22 印刷機回転位相検出用ロータリーエンコーダー、31 撮像用カメラ、32 撮像用照明、41 入力装置、42 表示装置、43 CRT、44 記録装置(FD、HDD)、51 1色目の見当調整装置、52 1色目天地方向見当調整装置のモータードライバー、53 1色目天地方向見当調整装置のモーター、54 1色目左右方向見当調整装置のモータードライバー、55 1色目左右方向見当調整装置のモーター、56 1色目ひねり方向見当調整装置のモータードライバー、57 1色目ひねり方向見当調整装置のモーター、58 2色目の見当調整装置、59 3色目の見当調整装置、60 4色目の見当調整装置

Claims (10)

  1. 印刷用紙に絵柄を印刷する印刷部を備える印刷機において、前記印刷部で印刷された見当マークを撮像する撮像手段と、撮像された前記見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する調整手段とを備える印刷機の見当合わせ装置において、
    前記印刷機は、前記印刷部によって前記印刷用紙の地方向端部に第1の見当マークを印刷し、
    前記印刷機は、前記第1の見当マークを撮像した位置で前記撮像手段が撮像可能な前記印刷用紙の左右方向位置で、前記印刷用紙の天方向端部に前記印刷部に第2の見当マークを印刷し、
    前記撮像手段は、前記第1の見当マーク及び前記第2の見当マークを同時に撮像し、
    前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの位置及び撮像された前記第2の見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する
    ことを特徴とする印刷機の見当合わせ装置。
  2. 前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷機の見当合わせ装置。
  3. 前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷機の見当合わせ装置。
  4. 前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷機の見当合わせ装置。
  5. 前記調整手段は、撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷機の見当合わせ装置。
  6. 印刷用紙に絵柄を印刷する印刷部を備える印刷機において、前記印刷部で印刷された見当マークを撮像する撮像手段と、撮像された前記見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する調整手段とを備える印刷機の見当合わせ装置において、
    前記印刷部によって前記印刷用紙の地方向端部に印刷された第1の見当マークと、
    前記第1の見当マークを撮像した位置で前記撮像手段が撮像可能な前記印刷用紙の左右方向位置で、前記印刷用紙の天方向端部に前記印刷部によって印刷された第2の見当マークと、
    前記第1の見当マーク及び前記第2の見当マークを前記撮像手段で同時に撮像し、
    撮像された前記第1の見当マークの位置及び撮像された前記第2の見当マークの位置より、前記印刷部で印刷された絵柄のひねり方向の位置を調整する
    ことを特徴とする印刷機の見当合わせ方法。
  7. 撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷機の見当合わせ方法。
  8. 撮像された前記第1の見当マークの天地方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの天地方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の天地方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項7に記載の印刷機の見当合わせ方法。
  9. 撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷機の見当合わせ方法。
  10. 撮像された前記第1の見当マークの左右方向位置及び撮像された前記第2の見当マークの左右方向位置の平均位置を算出し、該平均位置より、前記印刷部で印刷された絵柄の左右方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項9に記載の印刷機の見当合わせ方法。
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