JP2011108449A - スイッチユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上面に固定接点電極が形成された電極基板3と、可動接点となる概皿状の導電性ドーム部材4と、この概皿状の導電性ドーム部材4を覆って配置されたカバーフィルム6と、下面に凸部71を有し、上方から押圧されることにより、前記凸部71が前記カバーフィルム6を介して前記概皿状の導電性ドーム部材4を変形させて前記固定接点に押し付けるキートップ7と、を備えたスイッチユニットにおいて、前記キートップ7と前記カバーフィルム6との間の摩擦係数より小さい摩擦係数を有する摩擦軽減部材100を、前記キートップと前記カバーフィルムの間に設けた。
【選択図】図1
Description
図4は従来のスイッチユニットの構成例を示した断面図、図5は従来のスイッチユニットの構成例を示した組み立て図である。
図3および図4において、背面カバー1の上面にプリント基板2が設置される。プリント基板2の上面には、接点電極基板3が半田付け等により取り付けられる。接点電極基板3の上面中央の図示しない接点電極に対応した位置には、薄い金属板によってドーム状(皿状)のメタルドーム4が形成される。メタルドーム4の上面は接着剤層5によって覆われ、更に接着剤層5の上面をカバーフィルム6によって覆うことで、メタルドーム4は接点電極基板3に固定される。
カバーフィルム6の上方には、防水性を有するゴム等で成型されたキートップ7が設置されている。キートップ7は下面に概円錐台状の凸部71を有し、また上面に概円柱状の押しボタン部72を有している。この凸部71と押しボタン部72は、それらの中心が、メタルドーム4の頂点の鉛直上方に位置している。
キートップ7の上方には前面カバー8が設置されている。この前面カバー8は開口部81を有し、押しボタン部72がこの開口部81から外部に突出する。
押しボタン部72が上方から押圧されると、押しボタン部72の下面に位置する凸部71が、カバーフィルム6と接着材層5を介してメタルドーム4の頂上部分に下方向の応力を加える。この応力により、メタルドーム4は押し潰され、メタルドーム4の下面が接点電極基板3に押し付けられ、接点電極基板3の図示しない接点電極が導通させることができる。
(1)防水性を確保するためにキートップ7がゴム製であるため、キートップ7が弾性変形しやすく、押しボタン部72を押圧した際に、凸部71によって応力を加えられる地点がメタルドーム4の頂上部分から外れたり、または、凸部71によって加えられる応力方向が鉛直方向からずれることがあり、また、
(2)ゴム製のキートップ7とカバーフィルム6との間の摩擦係数が大きい。
これら(1)、(2)のため、カバーフィルム6には、メタルドーム4の皿面と平行に相当の応力が加わることがあり、これが原因でカバーフィルム6が接着剤層5から剥離したり、あるいは、メタルドーム4がカバーフィルム6とともに接点電極基板3から脱落するなどして、スイッチユニットが損傷してしまうという課題があった。
上面に固定接点電極が形成された電極基板と、
前記固定接点電極に対応する位置に配置され、可動接点となる概皿状の導電性ドーム部材と、
この概皿状の導電性ドーム部材を覆って配置されたカバーフィルムと、
下面に凸部を有し、上方から押圧されることにより、前記凸部が前記カバーフィルムを介して前記概皿状の導電性ドーム部材を変形させて前記固定接点に押し付けるキートップと、を備えたスイッチユニットにおいて、
前記キートップと前記カバーフィルムとの間の摩擦係数より小さい摩擦係数を有する摩擦軽減部材を、前記キートップと前記カバーフィルムの間に設けたことを特徴とする。
前記摩擦軽減部材は、前記カバーフィルムを覆う樹脂で形成されるシートであることを特徴とする。
前記摩擦軽減部材は、前記キートップの凸部に塗布された樹脂であることを特徴とする。
前記摩擦軽減部材は、前記キートップの凸部に取り付けられた樹脂であることを特徴とする。
前記樹脂は、ポリエチレンテレフタレート樹脂であることを特徴とする。
図1は本発明の一実施例の構成を示した断面図である。図2は本発明の一実施例の構成を示した組み立て図である。ここで、それぞれ図4および図5と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
図1および図2において、カバーフィルム6とキートップ7の凸部71との間に、カバーフィルム6との間の摩擦係数が、キートップ7とカバーフィルム6との間の摩擦係数に比べ小さい摩擦軽減部材、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(以下PET樹脂)、で形成されたのシート100を設けている。
このような装置の動作例を、図1を用いて説明する。
押しボタン部72が上方から押圧されると、押しボタン部72の下面に位置する凸部71が、シート100とカバーフィルム6と接着材層5と、を介してメタルドーム4の頂上付近に下向きの応力を加える。この応力により、メタルドーム4は押し潰され、メタルドーム4の下面が接点電極基板3に押し付けられ、接点電極基板3の図示しない接点電極が導通させることができる。
4 メタルドーム
6 カバーフィルム
7 キートップ
71 凸部
72 樹脂片
73 塗布樹脂
Claims (5)
- 上面に固定接点電極が形成された電極基板と、
前記固定接点電極に対応する位置に配置され、可動接点となる概皿状の導電性ドーム部材と、
この概皿状の導電性ドーム部材を覆って配置されたカバーフィルムと、
下面に凸部を有し、上方から押圧されることにより、前記凸部が前記カバーフィルムを介して前記概皿状の導電性ドーム部材を変形させて前記固定接点に押し付けるキートップと、を備えたスイッチユニットにおいて、
前記キートップと前記カバーフィルムとの間の摩擦係数より小さい摩擦係数を有する摩擦軽減部材を、前記キートップと前記カバーフィルムの間に設けたことを特徴とするスイッチユニット。 - 前記摩擦軽減部材は、前記カバーフィルムを覆う樹脂で形成されるシートであることを特徴とする請求項1記載のスイッチユニット。
- 前記摩擦軽減部材は、前記キートップの凸部に塗布された樹脂であることを特徴とする請求項1記載のスイッチユニット。
- 前記摩擦軽減部材は、前記キートップの凸部に取り付けられた樹脂であることを特徴とする請求項1記載のスイッチユニット。
- 前記樹脂は、ポリエチレンテレフタレート樹脂であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のスイッチユニット。
Priority Applications (1)
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JP2009261106A JP5440111B2 (ja) | 2009-11-16 | 2009-11-16 | スイッチユニット |
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JP2009261106A JP5440111B2 (ja) | 2009-11-16 | 2009-11-16 | スイッチユニット |
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JP2009261106A Active JP5440111B2 (ja) | 2009-11-16 | 2009-11-16 | スイッチユニット |
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JP (1) | JP5440111B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005302643A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Alps Electric Co Ltd | 押釦スイッチ |
JP2007052961A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アクチュエータ付可動接点体およびこれを用いた操作パネル用スイッチ |
JP2008004410A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Alps Electric Co Ltd | スイッチ装置 |
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2009
- 2009-11-16 JP JP2009261106A patent/JP5440111B2/ja active Active
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JP2008004410A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Alps Electric Co Ltd | スイッチ装置 |
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