JP2011107849A - 電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体機器に接続される外部装置側のインピーダンスが変化したとしても、外部装置側へ供給される電力が不足することなく電力を供給できる電力供給装置を提供する。
【解決手段】この発明の電力供給装置は、ケーブルに接続される出力端子と、ケーブルを介して接続される外部装置に電力を供給する電源部と、出力端子の前段に設けられ、外部装置へ出力する出力電圧を変更させる変更動作を実行する変更手段と、ケーブルの種類を識別する識別手段と、識別手段によって識別されたケーブルに応じて、変更手段における変更動作を制御する制御手段を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部装置に電力を供給する電力供給装置に関するものである。
近年の電力供給装置、特に例えば、監視カメラにおいて、HDDを含む外部装置がユニバーサル・シリアル・バス(USB)ケーブルを介して接続される場合、監視カメラはUSBバスパワーという外部装置に対してUSBケーブルを介して電力を供給する機能を使用して、外部装置に電力を供給することが出来るものが存在する。
特開2008−90339号公報 さて、ここで上述したような監視カメラの使用例として、外部装置が1対1で接続された監視カメラとして使用される場合と、外部装置が夫々接続された複数の監視カメラがLANケーブルなどで接続されて使用される場合が挙げられる。
以下、後者での使用の場合を説明すると、近年では、POE(Power Over Ethernet(登録商標))技術を利用し、複数の監視カメラをLANケーブルで接続し、LANケーブルから電力の供給を受けて駆動することが可能である。しかしながら、LANケーブルに過大な電流が流れるのを防止するために、消費電力を制限する必要がある。
ただし、外部装置が接続された監視カメラでは、USBバスパワーを使用して、外部装置に電力を供給するため、LANケーブルからは十分な電力を供給しなければならない。そのため、LANケーブルの消費電力とUSBバスパワーにおいて必要とされる消費電力を最小限にすることが望ましい。
さて、上述したように夫々の消費電力を最小限になるよう設計された監視カメラにおいて、監視カメラと外部装置とを接続するUSBケーブルを、ユーザの使用用途に応じて交換される可能性がある。交換対象となるUSBケーブルは、長いものと短いものとが挙げられる。
夫々の消費電力を最小限に設計された監視カメラにおいて、外部装置に対してUSBバスパワーを使用した電力を供給する場合に、ユーザによって交換されたUSBケーブルが長いものであるとすれば、USBケーブルのインピーダンスが高くなり、電圧降下を引き起こし、監視カメラから供給される電力の出力電圧値は、外部装置には不十分となってしまう虞がある。この場合、外部装置内のHDDを起動させるための出力電圧が確保できないため、HDDの起動に時間が掛かることとなり、監視カメラからの重要な映像を記憶できない虞がある。
この発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的の一つは、電力供給装置に接続される外部装置側のインピーダンスが変化したとしても、外部装置側へ供給される電力が不足することなく、電力を供給できる電力供給装置を提供することである。
この発明の電力供給装置は、ケーブルに接続される出力端子と、ケーブルを介して接続される外部装置に電力を供給する電源部と、出力端子の前段に設けられ、外部装置へ出力する出力電圧を変更させる変更動作を実行する変更手段と、ケーブルの種類を識別する識別手段と、識別手段によって識別されたケーブルに応じて、変更手段における変更動作を制御する制御手段を備える。
この発明の電力供給装置は、さらに識別手段において、ケーブルのケーブルインピーダンスの大きさを検出することによってケーブルの種類を判別し、変更手段において、出力端子と入力端子間を接続する電力供給ラインに接続されるインピーダンスを設け、該インピーダンスの大きさを調節することにより変更する。
この発明の電力供給装置は、さらに変更手段において、電力供給ラインに接続されるインピーダンスと並列にスイッチを設け、該スイッチを制御することによりインピーダンスを短絡させてインピーダンスの大きさを変更する。
この発明の電力供給装置は、さらに識別手段において、出力端子の電圧の大きさを計測する計測手段と、計測手段による計測された電圧の大きさに基づくレベルが所定レベルよりも大きいか否かを判別する判別手段を備え、制御手段において、判別手段による判別の結果、該レベルが所定レベルよりも大きい場合には、変更手段に対してスイッチをオンさせることによりインピーダンスを短絡させて外部装置へ出力する出力電圧を大きくするよう変更せしめる。
この発明の電力供給装置は、さらに識別手段において、外部装置が起動を開始する前に識別を行う。
本発明の電力供給装置によれば、電力供給装置に接続される外部装置側のインピーダンスが変化したとしても、外部装置側へ供給される電力が不足することなく電力を供給できる。
本実施例に係る監視カメラシステムを示す回路図である。 本実施例に係る監視カメラの回路構成の一部を示すブロック図である。 本実施例に係る監視カメラシステムの動作の時間的な変化を示す図である。 本実施例に係る監視カメラの動作の一部を示すフローチャートである。 本実施例に係るUSBケーブルの種類の一例を示す図解図である。
以下、本発明の電力供給装置の一実施例として、外部装置とUSBケーブルを介して接続される監視カメラに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本実施例の監視カメラシステム22を示すブロック図である。監視カメラシステム22は、HDD20A〜20CおよびHDD用電源供給制御回路18A〜18Cを含む外部装置16A〜16Cの各々が、夫々USBケーブル14A〜14Cを介して監視カメラ12A〜12Cに接続され、該監視カメラ12A〜12Cは、LAN(Local Area Network)24に接続されている。USBケーブル14A〜14Cは、監視カメラ12A〜12Cと外部装置16A〜16C間で抜き差しが可能であり、図5に示すような短いUSBケーブルYと長いUSBケーブルZが、ユーザによって選択的に使用される。なお、長いUSBケーブルZは短いUSBケーブルYと比較してインピーダンスが高く、監視カメラ12A〜12Cから外部装置16A〜16Cに同じ電圧値の電力を供給しようとすると、長いUSBケーブルZが使用された場合の方が、短いUSBケーブルYを使用される場合に比べて、ケーブル自体での電圧降下により供給される電力の電圧値が小さくなる。
監視カメラ12A〜12Cの夫々は、POE技術によりLAN24から電力の供給を受け、駆動する。HDD20A〜20Cの夫々は、大容量記憶装置であり、監視カメラ12A〜12CよりUSBケーブル14A〜14Cを介してHDD用電力供給回路18A〜18Cの制御に基づいて電力が供給され、駆動する。また、HDD20A〜20Cの夫々は、監視カメラ12A〜12Cによって制御されることにより、監視カメラ12A〜12Cにおいて撮像された映像をHDD20A〜20Cに記憶させる。
監視カメラ12A〜12C、USBケーブル14A〜14C、HDD用電力供給制御回路18A〜18CおよびHDD20A〜20Cを含む外部装置16A〜16Cの夫々は、構成および機能が同じであるため、以下の説明では、監視カメラ12A、USBケーブル14A、外部装置16A、HDD電力供給制御回路18AおよびHDD20Aについて説明する。
図2は、監視カメラシステム22の一部である、USBケーブル14Aを介して監視カメラ12Aが外部装置16Aと接続される構成の一例を示すブロック図である。USBケーブル14Aは、上述したように、短いUSBケーブルYおよび長いUSBケーブルZのいずれかであり、ユーザが選択して使用することができる。図2を参照すると、監視カメラ12A側は、USB VBUS SW IC30と、該IC30内の監視カメラ側入力端子32と、該IC30に指示を送るUSBホストマイコン34と、抵抗RRと、抵抗R1〜R4と、コンパレータ36と、積分器38と、サブマイコン40と、監視カメラ側出力端子42と、スイッチ44で構成される。外部装置16A側は、監視カメラ側出力端子42とUSBケーブル14Aを介して接続される外部装置側入力端子50と、HDD20Aと接続される外部装置側出力端子52と、外部装置側入力端子50と外部装置側出力端子52の間に、該端子間の信号線の接続オン/オフするスイッチ56と、該スイッチ56の制御行い、かつHDD20Aへ供給する電力を、キャパシタC54を用いて制御するHDD用電力供給制御回路18Aとで構成される。
監視カメラ側入力端子32、監視カメラ側出力端子42、外部装置側入力端子50および外部装置側出力端子52の夫々は、D+ピン、D−ピン、GNDピンおよびVBUSピンを含む。監視カメラ側入力端子32のD+ピン、D−ピン、GNDピンは、監視カメラ側出力端子42のD+ピン、D−ピン、GNDピンと夫々接続される。監視カメラ側入力端子32のVBUSピンは、LAN24から供給される電力を、USBホストマイコン34の指示に基づいて、監視カメラ側出力端子42へ伝送する。言い換えると、監視カメラ側入力端子32から出力される出力電圧が、監視カメラ側出力端子42へ印加される。
ただし、本実施例では、抵抗RRと、抵抗R1〜R4と、コンパレータ36と、積分器38と、サブマイコン40と、スイッチ44を介して、監視カメラ側出力端子42へ監視カメラ側入力端子32からの電圧が印加される。
次に、監視カメラ12A側について詳細に説明する。監視カメラ側入力端子32のVBUSピンには、抵抗RRと抵抗R1とスイッチ44の一方端子が並列的に接続される。抵抗R1の他方端子は抵抗R2の一方端子と直列的に接続され、抵抗R2の他方端子はGNDに接続される。また抵抗RRの他方端子は、監視カメラ側出力端子42のVBUSピンに接続されると共に、抵抗R3の一方端子およびスイッチ44の他方端子に接続される。
スイッチ44は、サブマイコン40に制御され、監視カメラ12Aが一旦オフ状態となった場合に、監視カメラ12Aがオン状態に遷移してもオフ状態になるよう維持され、サブマイコン40の指示があるとオン状態に遷移する。スイッチ44がオン状態に遷移すると、監視カメラ側入力端子32のVBUSピンと監視カメラ側出力端子42のVBUSピンとが直結される。つまり、短絡する。
抵抗R3の他方端子端は抵抗R4の一方端子に直列的に接続され、抵抗R4の他方端子はGNDに接続される。また、コンパレータ36は、抵抗R1の他方端子と抵抗R2の一方端子の接続点にコンパレータ36のマイナス入力端子が接続され、抵抗R3の他方端子および抵抗R4の一方端子の接続点に、コンパレータ36のプラス入力端子が接続される。コンパレータ36は、マイナス入力端子に与えられた電圧である監視カメラ側入力端子32のVBUSピンの電圧に対する抵抗R1と抵抗R2の分圧Aと、プラス入力端子に与えられた電圧である監視カメラ側出力端子42のVBUSピンの電圧に対する抵抗R3と抵抗R4の分圧Bとを比較し、比較結果を反転してパルス出力を行う。つまり、分圧A≧分圧Bの場合にはハイレベル信号を出力し、分圧A<分圧Bの場合にはローレベル信号を出力する。
コンパレータ36の出力端子は積分器38に接続され、積分器38はコンパレータ36から出力されるハイレベル信号および/またはローレベル信号を所定時間積分し、サブマイコン40に出力される。なお、所定時間積分されることによって、ハイレベル信号および/またはローレベル信号は、積分信号に変換され、サブマイコン40へ入力される。
サブマイコン40は、積分されたハイレベル信号および/またはローレベル信号に基づいて、スイッチ44のオン/オフを制御する。なお、スイッチ44がオン状態となる場合には、上述したように監視カメラ側入力端子32のVBUSピンと監視カメラ側出力端子42のVBUSピンが直結される。直結されたときに、コンパレータ36のマイナス入力端子に与えられる電圧である分圧Aと、プラス入力端子に与えられる電圧である分圧Bの関係が、分圧A<分圧Bとなるように抵抗R1〜R4が設定されている。
サブマイコン40は、所定時間積分されたハイレベル信号および/またはローレベル信号を検出し、その積分信号の振幅値としきい値を比較し、振幅値がしきい値よりも大きい場合には、スイッチ44がオン状態になるように指示を行う。また、振幅値がしきい値よりも小さい場合には、スイッチ44はオフ状態を維持する、つまりサブマイコン40は、スイッチ44に対して何ら指示を与えない。
スイッチ44がオフ状態の場合、監視カメラ側出力端子42には、監視カメラ側入力端子32から出力される電圧から、抵抗RR分の電圧降下された電圧が入力される。また、スイッチ44がオン状態の場合、監視カメラ側出力端子42には、監視カメラ側入力端子32から出力される電圧がそのまま入力される。
次に、USBケーブル14Aについて詳細に説明する。USBケーブル14Aは、監視カメラ側出力端子42と外部装置側入力端子間を接続するケーブルであり、使用者の用途に応じて、図5に示すような短いUSBケーブルYと長いUSBケーブルZと選択的に使用することができる。
次に、外部装置16A側について詳細に説明する。
外部装置側入力端子50のVBUSピンには、HDD用電力制御回路18Aおよびスイッチ56が並列的に接続される。HDD用電力制御回路18AはキャパシタC54を含む。外部装置側入力端子50に電圧が印加されると、まずHDD用電力供給制御回路18内のキャパシタC54に電荷が蓄積される。なお、キャパシタC54に電荷を蓄積する理由としては、外部装置側出力端子50に接続されるHDD20Aを駆動させるための、二次電池として使用するためである。
従って、USBケーブル14Aを介して、監視カメラ側出力端子42から外部装置側出力端子50に電圧が印加されると、スイッチ56をオフ状態にさせてキャパシタC54に電荷を蓄積させ、十分な電荷が蓄積されると、スイッチ56をオン状態に遷移させることにより、監視カメラ側出力端子42からの電圧が外部装置側出力端子52に印加される。そして、外部装置側出力端子52に接続されるHDD20Aへ電力が供給されることとなり、HDD20Aが駆動する。
次に、監視カメラ12A、USBケーブル14A、外部装置16A、HDD電力供給制御回路18AおよびHDD20Aの動作について説明する。
図3(A)は、時刻を示す図である。図3(B)は、監視カメラ12Aの起動状態(オン/オフ)の時間的な変化を示す図である。図3(C)は、HDD用電力供給制御回路18内のキャパシタC54の電圧の時間的な変化を示す図である。図3(D)は、HDD20Aの起動状態(オン/オフ)の時間的な変化を示す図である。図3(E)は、監視カメラ側入力端子32から出力される電流レベルの時間的な変化を示す図である。図3(F)は、USBケーブル14Aとして短いUSBケーブルYが使用された場合の、コンパレータ36から出力された信号に基づく積分器の出力(積分信号)の時間的な変化を示す図である。図3(G)は、USBケーブル14Aとして長いUSBケーブルZが使用された場合の、コンパレータ36から出力された信号に基づく積分器の出力(積分信号)の時間的な変化を示す図である。
図3(A)〜(G)を参照して監視カメラシステム22の動作を説明する。
時刻T1において、監視カメラ12Aがオフ状態からオン状態に遷移されると(図3(B)参照)、カメラ側出力端子42からUSBケーブル14Aを介して外部装置側入力端子50へ電力が供給され、かつスイッチ56がオフ状態となり、キャパシタC54への電荷の蓄積が開始される(図3(C)参照)。時刻T2の時点でキャパシタC54への電荷の蓄積が完了し、HDD用電力供給制御回路18Aは、スイッチ56をオン状態にせしめることにより、HDD20Aへ電力が供給され、つまり電圧が印加されHDD20Aは起動する(図3(C)および(D)参照)。
また、時刻T1においてUSBホストマイコン34は、接続されているUSBケーブル14Aの種類を検出するために、USB VBUS SW IC30を制御して、監視カメラ側入力端子32から出力する通常電流よりも大きな電流を、時刻T2まで出力させる(図3(E)参照)。時刻T2は、HDD20Aが起動し始める時刻であり、HDD電力供給制御回路18AがUSBホストマイコン34およびサブマイコン40へ時刻コマンドとして通知する。なお、監視カメラ12Aは、一旦オフ状態となるとスイッチ44もオフ状態が維持されるため、時刻T1の時点において、スイッチ44はオフ状態である。
さて、時刻T1において監視カメラ側入力端子32から電流が出力されると、上述したように抵抗RR、抵抗R1〜抵抗R4に電圧が印加され、コンパレータ36から出力されるハイレベル信号および/またはローレベル信号が積分器38に入力される。サブマイコン40は、時刻T1から時刻T2間の積分器38から出力される積分信号の振幅値をしきい値と比較する(図3(F)および(G)参照)。
ここで、USBケーブル14Aとして短いUSBケーブルYが使用された場合には、振幅値がしきい値よりも小さい値となる(図3(F)参照)。USBケーブル14Aとして長いUSBケーブルZが使用された場合には、振幅値がしきい値よりも大きな値となる(図3(G)参照)。サブマイコン40は、これら振幅値としきい値の関係から、現在、監視カメラ12Aに接続されているUSBケーブル14Aの種類を識別し、長いUSBケーブルZが接続されている場合には、スイッチ44をオン状態にして短絡させて、監視カメラ側入力端子32から出力される電圧降下の少ない電圧を監視カメラ側出力端子42へ印加する。従って、長いUSBケーブルZが接続されること、つまりインピーダンスの増大に起因する監視カメラ12Aから外部装置16Aへ供給される電力の低下を防ぐことができる。
上述したサブマイコン40の動作を、図4のフローチャートを用いて説明する。まず、監視カメラ12Aがオフ状態からオン状態、すなわち起動されると、USBホストマイコン34は図示しない、D+ピンもしくはD−ピンのどちらがプルアップされているのかを検出することによって、外部装置16AがUSBケーブル14Aで接続されたことを認識し、検出結果に基づいてデータ転送を行うべくデータ転送設定を行い、サブマイコン40へ外部装置接続有のコマンドを送る。サブマイコン40は、ステップS1においてUSBホストマイコン34から外部装置接続有のコマンドがあったか否かを判別する。ステップS1においてYESと判別すると、ステップS3へ進み、積分器38から出力される積分信号の振幅値を検出する。そして、ステップS5へ進み、外部装置16から時刻コマンドの通知があったか否かを判別する。ステップS5において、NOと判別するとステップS3へ戻り、YESと判別するとステップS7へ進む。
ステップS7では、ステップS3において検出された積分信号の振幅値としきい値とを比較し、振幅値がしきい値よりも大きいか否かを判別する。ステップS7においてYESと判別するとステップS9へ進み、スイッチ44をオン状態に設定し、ステップS11へ進む。また、ステップS7においてNOと判別されると、ステップ11へ進む。USBホストマイコン34は図示しない、D+ピンもしくはD−ピンのどちらがプルアップされているのかを検出することによって、外部装置16Aの接続が解除されたか否かを認識し、サブマイコン40へ外部装接続解除のコマンドを送る。ステップS11では、サブマイコン40は、USBホストマイコン34から外部装置接続解除のコマンドがあったか否かを判別し、YESと判別されるまで判別を繰り返し、YESと判別されると終了する。
以上説明したように、本実施例における監視カメラ12Aは、監視カメラ12Aと外部装置16Aとを接続するUSBケーブル14Aの種類に応じて、特に例えば短いUSBケーブルYよりも長いUSBケーブルZが接続された場合には、短いUSBケーブルYが接続された場合に外部装置16Aへ出力される出力電圧よりも、高い電圧を印加せしめるよう、スイッチ44をオン状態、つまりインピーダンスを小さくしている。従って、長いUSBケーブルZが接続されることにより起因する、外部装置16Aへ出力される電圧の電圧低下を防ぐことができる。
なお、本実施例では、電力供給装置として監視カメラ12Aを適用したが、監視カメラに限らずデジタルカメラ、ICレコーダ、DVDレコーダ、HDDレコーダなどあらゆる電子機器に応用できる。
また、本実施例では監視カメラ12A〜12Cと外部装置16A〜16Cとを接続するインタフェースとしてUSBを適用したが、USBに限定されず、IEEEなどバスパワー機能を持っているインタフェースであればよい。つまり、使用されるケーブルはUSBケーブルに限定されない。
また、本実施例では、監視カメラ12A〜12CをLAN24に接続する例を示すが、LANに限定されず、POE技術により電力の供給が可能なネットワークであれば、WAN(Wide Area Network)等であってもよい。
また、本実施例では、外部装置16AとしてHDD20Aを含む装置を適用したが、HDDに限らず、DVDレコーダやブルーレイレコーダ等であってもよい。
また、本実施例では、本実施例における監視カメラ12Aは、監視カメラ12Aと外部装置16Aとを接続するUSBケーブル14Aの種類に応じて、特に例えば短いUSBケーブルYよりも長いUSBケーブルZが接続された場合には、短いUSBケーブルYが接続された場合に外部装置16Aへ出力される出力電圧よりも、高い電圧を印加せしめるよう、スイッチ44をオン状態にすることにより短絡させているが、短絡させずに、抵抗RRよりも十分に小さい抵抗値を持つ抵抗とスイッチ44を直列接続させてもよい。この場合においても、外部装置16Aへ出力される電圧は、短いUSBケーブルYが接続された場合に外部装置16Aへ出力される電圧よりも、高い電圧を印加せしめることができる。このように、インピーダンスを調節することによって、外部装置16Aへ印加される電圧を調節することができれば、どのような手法を使用してもよい。
また、本実施例では、電力が低下する原因として長いUSBケーブルを使用した例を説明したが、外部装置において負荷装置が更に備えられることにより電圧が低下する場合においても適用できる。
12A〜12C ・・・ 監視カメラ
14A〜14C ・・・ USBケーブル
16A〜16C ・・・ 外部装置
18A〜18C ・・・ HDD用電力供給制御回路
30 ・・・ USB VBUS SW IC
32 ・・・ 監視カメラ側入力端子
34 ・・・ USBホストマイコン
36 ・・・ コンパレータ
38 ・・・ 積分器
40 ・・・ サブマイコン
42 ・・・ 監視カメラ側出力端子
RR ・・・ 抵抗
R1〜R4・・・ 抵抗
50 ・・・ 外部装置側入力端子
52 ・・・ 外部装置側出力端子

Claims (5)

  1. ケーブルに接続される出力端子と、
    前記ケーブルを介して接続される外部装置に電力を供給する電源部と、
    前記出力端子の前段に設けられ、前記外部装置へ出力する出力電圧を変更させる変更動作を実行する変更手段と、
    前記ケーブルの種類を識別する識別手段と、
    前記識別手段によって識別されたケーブルに応じて、前記変更手段における前記変更動作を制御する制御手段を備える、電力供給装置。
  2. 前記識別手段は、前記ケーブルのケーブルインピーダンスの大きさを検出することによってケーブルの種類を判別し、
    前記変更手段は、前記出力端子と入力端子間を接続する電力供給ラインに接続されるインピーダンスを設け、該インピーダンスの大きさを調節することにより変更することを特徴とする、請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記変更手段は、前記電力供給ラインに接続される前記インピーダンスと並列にスイッチを設け、該スイッチを制御することにより前記インピーダンスを短絡させて前記インピーダンスの大きさを変更することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  4. 前記識別手段は、前記出力端子の電圧の大きさを計測する計測手段と、前記計測手段による計測された電圧の大きさに基づくレベルが所定レベルよりも大きいか否かを判別する判別手段を備え、
    前記制御手段は、前記判別手段による判別の結果、該レベルが所定レベルよりも大きい場合には、前記変更手段に対して前記スイッチをオンさせることにより前記インピーダンスを短絡させて前記外部装置へ出力する出力電圧を大きくするよう変更せしめることを特徴とする、請求項3に記載の電力供給装置。
  5. 前記識別手段は、前記外部装置が起動を開始する前に識別を行うことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電力供給装置。
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