JP2011107473A - カラーフィルタ基板および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明基板上に、有機顔料を主たる色材とする遮光層を有効表示領域の外周に配置するとともに、3色以上の着色層からなる着色画素を有効表示領域に形成したカラーフィルタ基板において、前記有効表示領域内に形成された、前記遮光層と同一材料からなり、前記遮光層より薄い、0.4μm以上1.0μm以下の膜厚を有するスペーサの台座、及びこの台座上に形成された複数色の着色層の積層からなるスペーサとを具備し、前記遮光層と着色層の膜厚が略等しく、液晶表示装置を構成したときの液晶層の厚みと、前記台座上に形成されたスペーサの前記着色画素上に突出する部分の高さとが略等しいことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
赤色顔料には、例えばC.I.Pigment Red 7、9、14、41、48:1、48:2、48:3、48:4、81:1、81:2、81:3、97、122、123、146、149、168、177、178、179、180、184、185、187、192、200、202、208、210、215、216、217、220、223、224、226、227、228、240、246、254、255、264、272、279等を用いることができる。
周知のように、誘電率の値は、屈折率の自乗とほぼ等しい。換言すれば、電子分極に起因する誘電率は、屈折率の自乗に比例する。
有機顔料の分散体の製造方法としては、種々の方法を採用することができ、以下にその一例を示す。
顔料分散剤として高分子分散剤を用いると経時の分散安定性に優れるので好ましい。高分子分散剤としては、例えば、ウレタン系分散剤、ポリエチレンイミン系分散剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル系分散剤、ポリオキシエチレングリコールジエステル系分散剤、ソルビタン脂肪族エステル系分散剤、脂肪族変性ポリエステル系分散剤等を挙げることができる。中でも、特に窒素原子を含有するグラフト共重合体からなる分散剤が、顔料を多く含む本発明の遮光性感光性樹脂組成物としては現像性の点で好ましい。
遮光層あるいは着色層として用いる感光性着色組成物は、上記顔料分散体に、さらに多官能モノマー、感光性樹脂ないし非感光性樹脂、重合開始剤、溶剤等を含有させる。感光性樹脂及び非感光性樹脂など本発明に用いることの可能な透明性の高い有機樹脂を総称して透明樹脂と呼ぶ。
本発明に用いる感光性着色組成物は、アルカリ可溶性樹脂である透明樹脂を採用することが望ましい。アルカリ可溶性樹脂としては、カルボキシル基又は水酸基を含む樹脂であれば特に限定はない。例えばエポキシアクリレート系樹脂、ノボラック系樹脂、ポリビニルフェノール系樹脂、アクリル系樹脂、カルボキシル基含有エポキシ樹脂、カルボキシル基含有ウレタン樹脂等が挙げられる。中でもエポキシアクリレート系樹脂、ノボラック系樹脂、アクリル系樹脂が好ましく、特にエポキシアクリレート系樹脂やノボラック系樹脂が好ましい。
本発明に採用可能な透明樹脂の代表として、以下のアクリル系樹脂が例示できる。アクリル系樹脂は、単量体として、例えば(メタ)アクリル酸;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレートペンジル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレート;エトキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等のエーテル基含有(メタ)アクリレート;及びシクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート等の脂環式(メタ)アクリレート等を使用した重合体が挙げられる。
る。さらに、これら単量体と共重合可能なスチレン、シクロヘキシルマレイミド、及びフ
ェニルマレイミド等の化合物の共重合体でもよい。
し、得られた共重合体と、グリシジルメタクリレート等のエポキシ基及び不飽和二重結合
を含有する化合物とを反応させることや、グリシジルメタクリレート等のエポキシ基含有
(メタ)アクリレートの重合体、又はそれとその他の(メタ)アクリレートとの共重合体
に、(メタ)アクリル酸等のカルボン酸含有化合物を付加させることによって、感光性を
有する樹脂を得ることができる。
光重合性モノマーの例として、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)ア
クリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等の各種アクリル酸エステルおよびメタクリ
ル酸エステル、(メタ)アクリル酸、スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、
N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、アクリロニトリル等が挙げられる。
れる(メタ)アクリロイル基を有する多官能ウレタンアクリレートを用いることが好まし
い。なお、水酸基を有する(メタ)アクリレートと多官能イソシアネートとの組み合わせ
は任意であり、特に限定されるものではない。また、1種の多官能ウレタンアクリレート
を単独で用いても良いし、2種以上を組み合わせて用いることもできる。
光重合開始剤としては、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジ
クロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)
−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−
ブタン−1−オン等のアセトフェノン系化合物、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル
、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール等のベンゾイン系化合物、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香
酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾ
フェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン系
化合物、チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、イソ
プロピルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン等のチオキサンソン系
化合物、2,4,6−トリクロロ−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリ
クロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリ
クロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジン、2−ピペニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリア
ジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−スチリルs−トリアジン、2−(ナフト
−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキ
シ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4
−トリクロロメチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル(4
’−メトキシスチリル)−6−トリアジン等のトリアジン系化合物、1,2−オクタンジ
オン,1−〔4−(フェニルチオ)−,2−(O−ベンゾイルオキシム)〕、O−(アセ
チル)-N−(1−フェニル−2−オキソ−2−(4’−メトキシ-ナフチル)エチリデン
)ヒドロキシルアミン等のオキシムエステル系化合物、ビス(2,4,6−トリメチルベ
ンゾイル)フェニルホスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニ
ルホスフィンオキサイド等のホスフィン系化合物、9,10−フェナンスレンキノン、カ
ンファーキノン、エチルアントラキノン等のキノン系化合物、ボレート系化合物、カルバ
ゾール系化合物、イミダゾール系化合物、チタノセン系化合物等が挙げられる。
重合開始剤と光増感剤とを併用することが好ましい。増感剤として、α−アシロキシエステル、アシルフォスフィンオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン、エチルアンスラキノン、4,4’−ジエチルイソフタロフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン等の化合物を併用することもできる。
上記の光重合開始剤は、エチレン性不飽和化合物と共に用いることが好ましい。 エチレン性不飽和化合物としては、エチレン性不飽和結合を分子内に1個以上有する化合物を意味する。中でも、重合性、架橋性、及びそれに伴う露光部と非露光部との現像液溶解性の差異を拡大できる等の点から、エチレン性不飽和結合を分子内に2個以上有する化合物であることが好ましい。また、その不飽和結合は(メタ)アクリロイルオキシ基に由来する(メタ)アクリレート化合物が更に好ましい。
エチレン性不飽和結合を分子内に1個以上有する化合物としては、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸等の不飽和カルボン酸、及びそのアルキルエステル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、スチレン等が挙げられる。 エチレン性不飽和結合を分子内に2個以上有する化合物としては、代表的には、例えば、不飽和カルボン酸とポリヒドロキシ化合物とのエステル類、(メタ)アクリロイルオキシ基含有ホスフェート類、ヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物とポリイソシアネート化合物とのウレタン(メタ)アクリレート類、及び、(メタ)アクリル酸又はヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物とポリエポキシ化合物とのエポキシ(メタ)アクリレート類等が挙げられる。
感光性着色組成物には、連鎖移動剤としての働きをする多官能チオールを含有させることができる。多官能チオールは、チオール基を2個以上有する化合物であればよく、例えば、ヘキサンジチオール、デカンジチオール、1,4−ブタンジオールビスチオプロピオ
ネート、1,4−ブタンジオールビスチオグリコレート、エチレングリコールビスチオグ
リコレート、エチレングリコールビスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリ
スチオグリコレート、トリメチロールプロパントリスチオプロピオネート、トリメチロー
ルプロパントリス(3−メルカプトブチレート)、ペンタエリスリトールテトラキスチオ
グリコレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオネート、トリメルカプトプ
ロピオン酸トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、1,4−ジメチルメルカ
プトベンゼン、2、4、6−トリメルカプト−s−トリアジン、2−(N,N−ジブチル
アミノ)−4,6−ジメルカプト−s−トリアジン等が挙げられる。
チオールは、感光性着色組成物中の顔料100質量部に対して、0.2質量部以上150質量部以下、好ましくは0.2質量部以上100質量部以下の量で用いることができる。
感光性着色組成物には、組成物の経時粘度を安定化させるために貯蔵安定剤を含有させ
ることができる。貯蔵安定剤としては、例えばベンジルトリメチルクロライド、ジエチル
ヒドロキシアミンなどの4級アンモニウムクロライド、乳酸、シュウ酸などの有機酸およ
びそのメチルエーテル、t−ブチルピロカテコール、トリエチルホスフィン、トリフェニ
ルフォスフィンなどの有機ホスフィン、亜リン酸塩等が挙げられる。貯蔵安定剤は、感光性着色組成物中の顔料100質量部に対して、0.1質量部から10質量部の量で含有させることができる。
また、前記感光性着色組成物には、基板との密着性を高めるためにシランカップリング
剤等の密着向上剤を含有させることもできる。シランカップリング剤としては、ビニルト
リス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン等のビニルシラン類、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)ア
クリルシラン類、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)メチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン類、N−β(アミノエチル
)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジエトキシシシ
ラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン等のアミノシラン類、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のチオシラン類等が挙げられる。シ
ランカップリング剤は、感光性着色組成物中の顔料100質量部に対して、0.01質量部から100質量部で含有させることができる。
前記感光性着色組成物には、基板上への均一な塗布を可能とするために、水や有機溶剤
等の溶剤が配合される。また、上述した着色組成物がカラーフィルタの着色層を形成する場合、溶剤は、顔料を均一に分散させる機能も有する。溶剤としては、例えばシクロヘキサノン、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチルベンゼン、エチレングリコールジエチルエーテル、キシレン、エチルセロソルブ、メチル−nアミルケトン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルケトン、石油系溶剤等が挙げられ、これらを単独でもしくは混合して用いることが出来る。
本発明に関わる技術は、前記したようにIPS(水平配向、横電界方式)やFFS(Fringe Field Switching)といった液晶駆動方式に好適であるが、カラーフィルタ上に透明電極を形成することでVA(垂直配向、縦電界方式)の液晶表示装置にも適用できる。カラーフィルタ上の透明電極と、対向する基板である液晶駆動素子(TFT)の形成されたアレイ基板の画素電極との間で 液晶の駆動電圧を印可する方式では、通常、液晶厚み(セルギャップ)は 薄い方が液晶の応答速度を高めることができる。上記した主要な液晶駆動方式では、液晶厚みは、およそ2μm以上4μm以下、特に3μm以上4μm以下の範囲である。また、液晶厚みを薄くした方が、斜め方向から見たときの着色(色変化)が小さくなるため、応答性や着色の改善の観点から、また、液晶材料の使用量の観点から液晶厚みは薄い方が良い。なお、着色画素の膜厚は、着色画素中央の表面から、当該着色画素の接している透明基板表面までの厚みを言う。
本発明に係るスペーサ用台座は、少なくとも、後述するスペーサが形成される部分とTFTなどアクティブ素子の遮光に必要な部分にのみ形成すればよい。また、本発明に係るスペーサ用台座は、額縁部である遮光層と同一材料で同時に形成することが望ましい。具体的には、グレートーン(階調マスク)の類の透過率の異なる複数種のパターンを形成したフォトマスク、あるいは、台座のパターンサイズより小さな開口部(開口部の大きさ調整で露光量を調節する)や開口形状を工夫した開口部を形成したフォトマスクを用いた露光及び露光後の現像以降のフォトリソグラフィの手法により、遮光層と台座を同時に形成することができる。フォトマスクとして、遮光パターンを金属クロムの薄膜、半透過部をITOなどの金属酸化物膜、さらにこれらの膜形成のない透過部をもつフォトマスクを用いても良い。金属酸化物膜は、成膜条件や膜厚で透過率を調整できるメリットを持つ。
本発明者らは、台座の膜厚の好適な範囲について検討した。即ち、台座の膜厚を変化させて、台座上の着色層の膜厚を測定したところ、図4に示す結果を獲た。図4に示すように、台座の膜厚は1.0μm以下であれば その上に積層される着色層の膜厚を安定して得やすいことがわかる。これに対し、台座膜厚が1.0μmを超えてくると、その上に積層される着色層の膜厚は急な変化を生じて薄くなり、不安定となる。台座膜厚が0.4μm未満では、フォトリソグラフィの工程で安定した膜厚を得にくい。そのため、台座の膜厚は、0.4μm以上1.0μm以下が好ましい範囲となる。なお、後述するブラックマトリクスの膜厚は、0.4μm以下の薄い膜厚で形成しても良く、あるいはブラックマトリクスの形成を省いても良い。
例えば画素の長手方向の中央(画素中央あるいは画素長辺の中央部一ヶ所)に形成し、これらスペーサを液晶配向制御機能を兼ねる構造物とすることもできる。
図6は、本発明の他の実施形態に係るカラーフィルタ基板における、遮光層2、台座4、ブラックマトリクス8、赤色画素3R、緑色画素3G、青色画素3B及び台座4上に積層された3色の着色層の積層によるスペーサ5、2色の着色層の積層によるサブスペーサ6の平面視配置を示す図である。即ち、図6には、赤色画素3R、緑色画素3G、及び青色画素3Bからなる3色の着色画素を区分するブラックマトリクス8が設けられている。
TFT用露光装置として、アライメント精度が3σで1.5μmの高精度の装置が市販されている。カラーフィルタ基板の場合、TFTの金属配線と異なり、有機物(例えばブラックマトリクスなどの感光性着色組成物)に付されたアライメントマークを用いる。また、積層していく着色層も同様に有機物であり、膜厚も1μmから4μmとTFT配線と比較して厚く、パターンエッヂにテーパが形成されるため、そのアライメント精度は、3σで4.5μmは少なくとも必要となる。
(顔料分散体RD1)
着色剤としてC.I.ピグメントレッド254/C.I.ピグメントレッド177=80/20(重量比)混合物20部、分散剤としてBYK−2001を5部(固形分換算)、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート75部を、ビーズミルにより分散処理して、顔料分散体(RD1)を調製した。
着色剤としてC.I.ピグメントイエロー150を20部、分散剤としてソルスパース24000を5部(固形分換算)、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート75部を、ビーズミルにより分散処理して、顔料分散体(YD1)を調製した。
着色剤としてC.I.ピグメントブルー15:6を20部、分散剤としてアジスパーPB−821を5部(固形分換算)、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート75部を、ビーズミルにより処理して、顔料分散体(BD1)を調製した。
着色剤としてC.I.ピグメントバイオレット23を20部、分散剤としてアジスパーPB−821を5部(固形分換算)、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート75部を、ビーズミルにより処理して、顔料分散体(VD1)を調製した。
反応容器にシクロヘキサノン800部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら加熱して、下記モノマーおよび熱重合開始剤の混合物を滴下して重合反応を行った。
メタクリル酸 60部
メチルメタクリレート 65部
ブチルメタクリレート 65部
熱重合開始剤 10部
連鎖移動剤 3部
滴下後十分に加熱した後、熱重合開始剤2.0部をシクロヘキサノン50部で溶解させた溶液を添加し、さらに反応を続けて、アクリル樹脂の溶液を得た。
下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、5μmのフィルタで濾過して黒色組成物を得た。この黒色組成物は、後述する実施例において、遮光層及び台座の形成に用いる。
上記顔料分散液(BD1) 17部
上記顔料分散液(YD1) 4部
樹脂溶液(P−1) 9部
トリメチロールプロパントリアクリレート 4.8部
光重合開始剤(チバガイギー社製「イルガキュア−369」) 2.8部
光増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 0.2部
シクロヘキサノン 36.2部
この黒色組成物を用いて、塗布し、硬化させた膜厚1μmのもので、およそ1.8の光学濃度(OD値)の遮光層を得ることができる。塗布条件により、膜厚の調整が可能である。また、樹脂溶液の成分(固形分)比の調整により、濃度を制御することも可能である。なお、この黒色組成物には、緑色有機顔料は遮光性が悪いため、添加をしていない。
光学濃度(OD値)は、物質が光を吸収する程度を表わす特性値であり、光路長が一定のとき、OD値が大きいほど物質の濃度が高いことを示す。本発明に係るカラーフィルタ基板における光学濃度(OD値)は、下記数式(1)により表される。上記した黒色組成物を用いて得た測定試料を、オリンパス社製分光器OSP−200を用いて、C光源での三刺激値Yを測定し、下記式により光学濃度(OD)を算出した。
(但し、YはC光源での三刺激値Yである)
測定試料は、次のようにして得た。まず、有機溶剤で希釈して濃度調整した黒色組成物Blkをガラス基板上に1μmの厚さに塗工し、自然乾燥させた。次いで、ホットプレートにて90℃で1分間加熱して、余剰の溶剤を除去乾燥させた。その後、230℃にて1時間オーブンで焼成を行って、遮光層の光学濃度測定試料とした。
[顔料製造例R2]
ジケトピロロピロール系赤色顔料PR254(チバスペシャリティケミカルズ社製「イルガフォアレッドB-CF」;R−1)100部、色素誘導体(D−1)18部、粉砕した食塩1000部、およびジエチレングリコール120部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、60℃で10時間混練した。
アントラキノン系赤色顔料PR177(チバスペシャリティケミカルズ社製「クロモフタルレッドA2B」)100部、色素誘導体(D−2)8部、粉砕した食塩700部、およびジエチレングリコール180部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、70℃で4時間混練した。この混合物を温水4000部に投入し、約80℃に加熱しながらハイスピードミキサーで約1時間攪拌してスラリー状とし、濾過、水洗をくりかえして食塩および溶剤を除いた後、80℃で24時間乾燥し、102部のソルトミリング処理顔料(R3)を得た。
スルホン化フラスコにtert−アミルアルコール170部を窒素雰囲気下において装填した。これにナトリウム11.04部を添加し、この混合物を92〜102℃に加熱した。溶融したナトリウムを激しく撹拌しながら100〜107℃で一晩保持した。
塩化アルミニウム356部および塩化ナトリウム6部の200℃の溶融塩に、亜鉛フタ
ロシアニン46部を溶解し、130℃まで冷却して1時間攪拌した。反応温度を180℃に昇温し、臭素を1時間あたり10部で10時間滴下した。その後、塩素を1時間あたり0.8部で5時間導入した。
およびジエチレングリコール270部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)
に仕込み、70℃で12時間混練した。
で約1時間攪拌してスラリー状とし、濾過、水洗をくりかえして食塩および溶剤を除いた
後、80℃で24時間乾燥し、117部のソルトミリング処理顔料(G2)を得た。
セパラブルフラスコに水150部を仕込み、さらに攪拌しながら35%塩酸63部を仕
込み、塩酸溶液を調製した。発泡に注意しながらベンゼンスルホニルヒドラジド38.7
部を仕込み、液温が0℃以下になるまで氷を追加した。冷却後、30分かけて亜硝酸ナト
リウム19部を仕込み、0〜15℃で30分撹拌した後、ヨウ化カリウムでんぷん紙で着色が認められなくなるまでスルファミン酸を仕込んだ。
かけて滴下した。滴下終了後、90℃で1.5時間錯体化を行った。その後、pHを5.5に調整し、さらにキシレン4部、オレイン酸ナトリウム0.4部、水16部をあらかじめ攪拌してエマルジョン状態とした溶液20.4部を添加し、4時間加温撹拌した。70℃まで冷却した後、速やかに濾過し、無機塩が洗浄できるまで70℃で温水洗を繰り返した。 その後、乾燥、粉砕の工程を経て、14部のアゾ系黄色顔料(Y2)を得た。
銅フタロシアニン系青色顔料PB15:6(東洋インキ製造社製「リオノールブルーE
S」)100部、粉砕した食塩800部、およびジエチレングリコール100部をステン
レス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、70℃で12時間混練した。
LIONOGEN VIOLET RL(東洋インキ製造製)300部を96%硫酸3000部に投入し、1時間撹拌した後、5℃の水に注入した。1時間撹拌した後、濾過し、温水で洗浄液が中性になるまで洗浄し、70℃で乾燥した。
反応容器にシクロヘキサノン800部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら100℃
に加熱して、同温度で下記のモノマーおよび熱重合開始剤の混合物を1時間かけて滴下し
て重合反応を行った。
メタクリル酸 10.0部
メタクリル酸メチル 65.0部
メタクリル酸ブチル 65.0部
アゾビスイソブチロニトリル 10.0部
滴下後、さらに100℃で3時間反応させた後、アゾビスイソブチロニトリル2.0部をシクロヘキサノン50部で溶解させたものを添加し、さらに100℃で1時間反応を続けて、樹脂溶液を合成した。
下記表3に示す組成(重量部)の混合物を均一に撹拌混合した後、直径1mmのジルコニアビーズを用いて、サンドミルで5時間分散し、5μmのフィルタで濾過して、赤色、緑色、青色の顔料分散体を得た。
(カラーフィルタの作製)
図1に示すように、透明基板1上に、遮光層2、赤色画素3R、緑色画素3G、青色画素3B、0.6μm厚みの台座4、また、赤色積層部5R、緑色積層部5G、青色積層部5Bの積層によるスペーサ5を形成した。なお、遮光層2と台座4は、前記した黒色組成物を塗布し、乾燥した後、グレートーンフォトマスク(遮光層パターンと台座パターンにそれぞれ透過率差をつけたフォトマスク)を用いて、一回の露光・現像及び熱処理による硬膜処理にて、透明基板1上に形成した。
(液晶表示装置の作製)
図9に示す構成の液晶表示装置を作製した。
2・・・遮光層
3R・・・赤色画素
3G・・・緑色画素
3B・・・青色画素
4,4’・・・台座
5・・・スペーサ
5R・・・赤色積層部
5G・・・緑色積層部
5B・・・青色積層部
6・・・サブスペーサ
7・・・突起
8・・・ブラックマトリクス
12,13・・・着色画素
21・・・カラーフィルタ基板
22・・・TFT基板
23・・・液晶層
24・・・TFT素子
25・・・画素電極。
Claims (8)
- 透明基板上に、有機顔料を主たる色材とする遮光層を有効表示領域の外周に配置するとともに、3色以上の着色層からなる着色画素を有効表示領域に形成したカラーフィルタ基板において、
前記有効表示領域内に形成された、前記遮光層と同一材料からなり、前記遮光層より薄い、0.4μm以上1.0μm以下の膜厚を有するスペーサの台座、及びこの台座上に形成された複数色の着色層の積層からなるスペーサとを具備し、
前記遮光層と着色層の膜厚が略等しく、液晶表示装置を構成したときの液晶層の厚みと、前記台座上に形成されたスペーサの前記着色画素上に突出する部分の高さとが略等しいことを特徴とするカラーフィルタ基板。 - 前記着色層の一つが、ハロゲン化亜鉛フタロシアニンを主たる色材とする緑色着色層であることを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ基板。
- 前記有効表示領域内に、前記遮光層と同一材料からなる、前記遮光層より薄い膜厚を有するブラックマトリクスを配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載のカラーフィルタ基板。
- 前記着色画素の隣接部が、それぞれの着色画素の端部の傾斜部分で重畳されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカラーフィルタ基板。
- 前記透明基板面に対する前記着色画素の端部の傾斜角度が、15°以上40°以下であることを特徴とする請求項4に記載のカラーフィルタ基板。
- 前記有効表示領域内において、前記着色画素同士の重畳部に形成される突起の高さが、0.25μm以下であることを特徴とする請求項4に記載のカラーフィルタ基板。
- 前記有効表示領域内において、前記着色画素の長手方向中央に液晶配向制御用構造物を兼ねるスペーサを配設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカラーフィルタ基板。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のカラーフィルタ基板を具備することを特徴とする液晶表示装置。
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