JP2011106486A - 車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法 - Google Patents

車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法 Download PDF

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和典 播磨
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Abstract

【課題】伝動ベルトの耐久性を高めることができる車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法を提供する。
【解決手段】押付治具34を用いて第1リング14の組付部位14aを第2リング16の組付部位16aよりも基部18c側へ局所的に押し付けることによって、組付部位14aの側縁14aaを組付部位16bの内周側に移動させて第1リング14および第2リング16の全体幅寸法Bを小さくするエレメント組付工程P2を含むことから、例えば、組付部位14aの外周面20に当接させたエレメント18の係合凸部18cを介してその組付部位14aを基部18c側へ局所的に押し付ける必要がないために、係合凸部18cの内周側の角と第1リング14の外周面20との干渉が抑制されるので、第1リング14の外周面20に傷が付いて伝動ベルト10の耐久性が低下することを抑制することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用ベルト式無段変速機用の伝動ベルトの組立方法に関し、特に、上記伝動ベルトの耐久性を高めるための技術に関するものである。
可撓性を有する無端環状の帯状部材が複数積層されて成り、相互に並列に配設された第1リングおよび第2リングと、それら第1および第2リングに沿って厚さ方向に環状に複数連ねられた板状の金属から成り、それら第1および第2リングの内周側に位置する基部、その基部の幅方向の両端部から前記第1および第2リングの外周側にそれぞれ突設され且つそれら第1および第2リングを挟んで相対向する一対の突起部、およびそれら一対の突起部の先端部から相互に接近する側にそれぞれ突設させられて前記第1および第2リングから外れないようにそれら第1および第2リングの外周面と係合するための一対の係合凸部を有する複数のエレメントとを、備えた車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトが知られている。例えば、特許文献1に記載されたものがそれである。この特許文献1には、伝動ベルトの組付け性を向上させるための技術が開示されている。
特開2008−51324号公報
ところで、上記従来の車両用ベルト式無段変速機用の伝動ベルトの組立方法において、第1および第2リングにエレメントを組み付けるエレメント組付工程においては、先ず、第1および第2リングの全体的な幅寸法がそれら第1および第2リングを相互に並列に配設させるときに比較して小さくなるように、第1リングの第2リングとは反対側の端部の外周面に当接させたエレメントの一方の係合凸部を介して第1リングをエレメントの基部側へ押し付けつつエレメントを回動させることによって、第1リングのうちエレメントを組み付けようとする組付部位の第2リング側の側縁が第2リングの組付部位の内周側に位置させられる。次いで、第1リングの組付部位の外周面に一方の係合凸部が係合させられたエレメントをその一方の係合凸部と第1リングの外周面との当接位置を支点にしてさらに回動させることによって、そのエレメントの他方の係合凸部が第2リングの外周面に係合させられる。
このようにしてエレメントが第1および第2リングに組み付けられるようになっているが、この組付けの際には、エレメントの一方の係合凸部の内周側の角が第1リングの外周面に押し付けられることによって、その外周面すなわち積層された複数の帯状部材のうち最も外周側の帯状部材に傷が付く可能性があった。そして、伝動ベルトの使用に伴って上記傷が進行し、その伝動ベルトの耐久性が低下する可能性があった。特に、エレメント組付工程において第1および第2リングにエレメントを組み付ける最終段階、例えばエレメントの組み付け予定個数のうち最後の1個あるいは数個を組み付ける段階になると、第1および第2リングがそれに既に組み付けられた複数のエレメントにより動きが規制されて、変形し難くなる。これにより、第1リングの組付部位を第2リングの組付部位の内周側に位置させ難くなる。そのような場合には、第1リングの第2リングとは反対側の端部の外周面に当接させたエレメントの一方の係合凸部を介して第1リングをエレメントの基部側へより強く押し付ける必要があるので、第1リングの外周面にさらに傷が付く可能性があった。
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、伝動ベルトの耐久性を高めることができる車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法を提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1にかかる発明の要旨とするところは、(1)可撓性を有する無端環状の帯状部材が複数積層されて成り、相互に並列に配設された第1リングおよび第2リングと、それら第1および第2リングに沿って厚さ方向に環状に複数連ねられた板状の金属から成り、それら第1および第2リングの内周側に位置する基部、その基部の幅方向の両端部から前記第1および第2リングの外周側にそれぞれ突設され且つそれら第1および第2リングを挟んで相対向する一対の突起部、およびそれら一対の突起部の先端部から相互に接近する側にそれぞれ突設させられて前記第1および第2リングから外れないようにそれら第1および第2リングの外周面と係合するための一対の係合凸部を有する複数のエレメントとを、備えた車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法であって、(2)前記第1および第2リングのうち前記エレメントを組み付けようとする組付部位の全体的な幅寸法がそれら第1および第2リングを相互に並列に配設させるときに比較して小さくなるように、前記第1リングの組付部位の前記第2リング側の側縁をその第2リングの組付部位の内周側に位置させつつ、前記エレメントをそれら第1および第2リングに組み付けるエレメント組付工程を含み、(3)そのエレメント組付工程においては、前記第1リングの組付部位の外周面に当接可能な押付治具を用いてその第1リングの組付部位を前記第2リングの組付部位よりも前記基部側へ局所的に押し付けることによって、その第1リングの組付部位を前記第2リングの組付部位の内周側に移動させることにある。
また、請求項2にかかる発明の要旨とするところは、請求項1にかかる発明において、前記押付治具は、前記第1リングの外周面と当接するための当接部を備え、その当接部の前記第1リングの幅方向の幅寸法が、その第1リングの幅寸法から前記エレメントの係合凸部の突き出し長さを引いた値よりも小さいことにある。
また、請求項3にかかる発明の要旨とするところは、請求項1または2にかかる発明において、前記押付治具は、前記第1リングの外周面と当接するための凸曲面を有していることにある。
また、請求項4にかかる発明の要旨とするところは、請求項1乃至3のいずれか1にかかる発明において、前記エレメント組付工程においては、前記第1および第2リングの組付部位の全体的な幅寸法が、前記一対の突起部の互いの対向面のうち一方の突起部の対向面と前記基部の外周面との角から他方の突起部に突設された前記係合凸部の内周側の角までの距離よりも、小さくさせられることにある。
請求項1にかかる発明の車両用ベルト式無段変速機用の伝動ベルトの組立方法によれば、エレメント組付工程においては、前記第1リングの組付部位の外周面に当接可能な押付治具を用いてその第1リングの組付部位を前記第2リングの組付部位よりも前記基部側へ局所的に押し付けつつ前記エレメントを回動させることによって、その第1リングの組付部位を前記第2リングの組付部位の内周側に移動させることから、第1および第2リングにエレメントを組み付けるときにエレメントの一方の係合凸部を介して第1リングの外周面を基部側に押し付ける必要がないために、係合凸部の内周側の角と第1リングの外周面との干渉が抑制されるので、第1リングの外周面すなわち積層された複数の帯状部材のうち最も外周側の帯状部材に傷が付くことを抑制することができる。そのため、伝動ベルトの使用に伴って上記傷が進行してその伝動ベルトの耐久性が低下することを抑制することができる。
また、請求項2にかかる発明の車両用ベルト式無段変速機用の伝動ベルトの組立方法によれば、前記押付治具は、前記第1リングの外周面と当接するための当接部を備え、その当接部の前記第1リングの幅方向の幅寸法が、その第1リングの幅寸法から前記エレメントの係合凸部の突き出し長さを引いた値よりも小さいことから、第1リングだけを治具の当接部で押し付けつつエレメントを回動させることによってその第1リングの第2リング側の側縁を第2リングの内周側に位置させて第1リングと第2リングとを重ねることができるので、それにより第1および第2リングの全体的な幅寸法を小さくすることができ、エレメントの第1および第2リングへの組み付け性を高めることができる。
また、請求項3にかかる発明の車両用ベルト式無段変速機用の伝動ベルトの組立方法によれば、前記押付治具は、前記第1リングの外周面と当接するための凸曲面を有していることから、第1リングの組付部位の外周面には凸曲面で押し付けられることによる傷が形成され難いので、治具を用いることで伝動ベルトの耐久性が低下することを抑制することができる。
また、請求項4にかかる発明の車両用ベルト式無段変速機用の伝動ベルトの組立方法によれば、前記エレメント組付工程においては、前記第1および第2リングの組付部位の全体的な幅寸法が、前記一対の突起部の互いの対向面のうち一方の突起部の対向面と前記基部の外周面との角から他方の突起部に突設された前記係合凸部の内周側の角までの距離よりも、小さくさせられることから、第1リングの第2リングとは反対側の端部をエレメントの係合突起の一方と基部との間に形成される空間内に挿入しつつ他方の係合凸部を第2リングの第1リングとは反対側の端部の外周側に位置させるためにエレメントを回動させることによって、一方の係合凸部の内周側の角と第1リングの外周面との干渉を抑制し且つ他方の係合凸部と第2リングとの干渉を抑制しつつ、エレメントを第1および第2リングに組み付けることができる。そのため、エレメントと第1および第2リングとの干渉を抑制しつつエレメントを第1および第2リングに組み付けることができる。
ここで、好適には、前記エレメント組付工程においては、前記エレメントの組付予定個数のうち最後の1個あるいは数個を前記第1および第2リングに組み付ける段階で、前記押付治具が用いられて前記第1リングの組付部位が前記基部側に押し付けられる。このようにすれば、エレメントの組付予定個数のうち最後の1個あるいは数個を組み付ける段階になって第1リングがそれに既に組み付けられた複数のエレメントにより動きが規制されて変形し難くなり、第1リングの組付部位を第2リングの組付部位の内周側に移動させ難くなる場合であっても、エレメントの係合凸部の内周側の角と第1リングの外周面との干渉を抑制しつつエレメントを第1および第2リングに組み付けることができる。
本発明に係る車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの周方向の一部を示す斜視図である。 図1に示す第1リングおよび第2リングの周方向に直交する方向の断面、およびそれら第1リングおよび第2リングに組み付けられたエレメントを示す図である。 図2のIII矢視部を示す一部断面図であって、伝動ベルトの周方向の一部を示す図である。 図1に示す伝動ベルトの組立方法を説明するための組立工程図である。 図1に示す伝動ベルトの組立工程におけるエレメント組付工程の第1組付工程の途中の状態を示す図であり、押付治具が第1ベルトの組付部位の外周面に当接させられた状態であってその組付部位を内周側へ押し付ける直前の状態を示す図である。 図1に示す伝動ベルトの組立工程におけるエレメント組付工程の第1組付工程の途中の状態を示す図であり、第1リングの組付部位の第2リング側の側縁が第2リングの組付部位の内周側に位置させられることにより、第1および第2リングの組付部位の全体幅寸法が所定の全体幅寸法とさせられた状態の伝動ベルトを示す断面図である。 図5に示す押付治具を示す正面図である。 図7のVIII矢視部を示す押付治具の側面図である。 図7のIX矢視部を示す押付治具の下面図である。 図1に示す伝動ベルトの組立工程におけるエレメント組付工程の第2組付工程の途中の状態を示す図であり、エレメントの係合突起の一方と基部との間に形成される空間内に第1リングの組付部位の第2リングとは反対側の端部を挿入しつつ、他方の係合凸部を第2リングの組付部位の第1リングとは反対側の端部の外周側に位置させるためにエレメントを回動させている状態を示す図である。 図10のXI矢視部を拡大して示す拡大図である。 従来の伝動ベルトの組立工程におけるエレメント組付工程の途中の状態を示す図である。 図10のXIII矢視部を拡大して示す拡大図である。 押付治具の当接部の第1リングの幅方向の長さが、第1リングの幅寸法から係合凸部の突き出し長さを引いた値よりも小さく形成された場合において、その当接部により第1リングの外周面が押し付けられている状態を示す図である。 本発明の他の実施例の組立方法によってエレメントを第1および第2リングに組み付けるときに、第1リングを押し付けるための押付治具を示す斜視図であって、実施例1の図5に対応する図である。 図15の押付治具の正面図である。 図16のXVII矢視部を示す押付治具の下面図である。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。先ず、本発明に係る車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの一例の構成を説明し、次いで、本発明の伝動ベルトの組立方法を説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明に係る車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルト10の周方向の一部を示す斜視図である。上記ベルト式無段変速機は、良く知られているように、溝幅が可変である図示しない駆動側プーリーおよび従動側プーリーと、それら駆動側プーリーおよび従動側プーリーのV溝に巻き掛けられて駆動側プーリーと従動側プーリーとの間で動力伝達を行う伝動ベルト10とを備え、それら駆動側プーリーおよび従動側プーリーの溝幅を変化させて伝動ベルト10の巻付け径を変化させることで、上記駆動側プーリーと従動側プーリーとの相対的な回転速度比を連続的に変化させるものである。
図1において、上記伝動ベルト10は、可撓性を有する無端環状の金属製の帯状部材12が複数積層されて成り、相互に並列に配設された第1リング14および第2リング16と、それら第1リング14および第2リング16に沿って厚さ方向に環状に複数連ねられた板状の金属から成る複数のエレメント18とを備えている。なお、図1においては、便宜上、紙面の左下の第1リング14および第2リング16が切断して示されており、また、伝動ベルト10が備える複数のエレメント18のうち紙面の左下の第1リング14および第2リング16に組み付けられた一部が図示されていない。
図2は、図1に示す第1リング14および第2リング16の周方向に直交する方向の断面、およびそれら第1リング14および第2リング16に組み付けられたエレメント18を示す図である。図3は、図2のIII矢視部を示す一部断面図であって、伝動ベルト10の周方向の一部を示す図である。なお、図3においては、便宜上、第1リング14および第2リング16の周方向の一部に組み付けられた複数のエレメント18のうち3個だけが示されている。
図2乃至図3において、第1リング14および第2リング16は、例えばフープやバンドなどとも称され、例えば、厚さ0.2mm程度の高張力鋼板が輪状にされて図2および図3に矢印aで示す外周側へ層状に重ねられることにより作られる。また、第1リング14および第2リング16は、図2に示す幅寸法Wおよび厚み寸法t、および図示しない周方向長さが相互に等しくなるように形成されている。これら第1リング14および第2リング16は、伝動ベルト10が前記駆動側プーリーおよび従動側プーリーに巻き掛けられた状態で図1および図3に矢印bで示す周回転方向に回転させられることに従って、各プーリーの間に掛け渡されている部分は直線状に、また、各プーリーに巻き掛けられている部分は各プーリーのV溝の幅に応じた巻付け径の曲線状に弾性変形可能である。また、第1リング14および第2リング16は、その周方向の一部が局所的に内周側へ押し付けられることによって、その一部が内周側に位置させられるように弾性変形可能となっている。
エレメント18は、例えばブロックなどとも称され、第1リング14および第2リング16の内周側に位置する基部18aと、その基部18aの図2に矢印cで示す幅方向の両端部から第1リング14および第2リング18の外周側にそれぞれ突設され且つ第1リング14および第2リング18を挟んで相対向する一対の突起部18bと、それら一対の突起部18bの先端部の相対向する側部から相互に接近する側にそれぞれ突き出し長さL1だけ突き出し、且つ相対向面の幅方向の間隔すなわちエレメント18の外周側に形成される凹部の開口幅寸法Aが相互に並列に位置させられ且つ相対向面が当接させられた第1リング14および第2リング16の幅寸法2Wよりも小さくなるように設けられ、エレメント18が第1リング14および第2リング16から外れないようにそれらの外周面20と係合するための一対の係合凸部18cとを、有している。エレメント18は、図3に示すように、周方向において前後に位置するエレメント18同士は、矢印dで示す周回転方向後方側の後方面22と矢印bで示す周回転方向前方側の前方面24とが相対向して設けられている。
図3に示すように、基部18aの周回転方向前方側であって前方面24の矢印eで示す内周側には、内周側に向かうほど基部18aの厚みを減少させる傾斜面26が形成されている。この傾斜面26と前方面24との角は、良く知られた所謂ロッキングエッジ28である。このロッキングエッジ28は、周方向において前後に位置させられたエレメント18同士の相対的な位置関係が、図3の右側に示すように伝動ベルト10が直線状であるときに後方面22と前方面24とが当接する状態から、図3の左側に示すように伝動ベルト10が曲線状であるときに後方面22と傾斜面26とが当接する状態まで変化させられる際に、周回転方向前方のエレメント18が周回転方向後方のエレメント18に対して相対的に揺動するときの支点として機能するものである。
図2および図3に示すように、傾斜面26の幅方向の中間部には、回転方向前方側に位置するエレメント18に向けて突き出された円錐台形状の凸部30が形成されている。そして、図3に示すように、後方面22には、周回転方向後方のエレメント18の傾斜面26から突設された凸部30が嵌め入れられる凹部32が形成されている。周方向において前後に位置するエレメント18同士は、凹部32および凸部30によって、それらエレメント18同士の接触面内において例えば幅方向や高さ方向の移動が規制されつつ、上記凸部30の軸心まわりに回動可能に係合させられている。
このようなエレメント18は、例えば、1.8mm程度の鋼板から打ち抜かれて、その打ち抜かれた部材に傾斜面26、凸部30、および凹部32を形成するために例えばプレス加工等が施されることによって作られる。
以上のように構成される伝動ベルト10は、エレメント18の一対の係合凸部18cと第1リング14および第2リング16との係合、および周方向において前後するエレメント18の凸部30と凹部32との係合により、複数のエレメント18が環状に連なった状態が維持される。
図4は、伝動ベルト10の組立方法を説明するための組立工程図である。以下、この図4に示す組立工程図を参照して伝動ベルト10の組立方法を説明する。
図4において、先ず、リング設置工程P1においては、例えば相互に並列に位置させられた第1リング14および第2リング16を支持するための組立台が用いられて、第1リング14および第2リング16が相互に並列に位置させられた状態で上記組立台に設置される。
次いで、エレメント組付工程P2においては、上記組立台に設置された第1リング14および第2リング16に複数のエレメント18が組み付けられる。具体的な組付方法を説明すると、先ず第1組付工程において、図5および図6に示すように、第1リング14および第2リング16のうちエレメント18を組み付けようとする組付部位14aおよび組付部位16aの矢印c方向の全体的な幅寸法としての全体幅寸法Bが、図5に示すようにそれら第1リング14および第2リング16を相互に並列に配設させるときの組付部位14aおよび組付部位16aの全体幅寸法B1に比較して小さくなるように、組付部位14aの外周面20に当接可能な押付治具34を用いて組付部位14aを既に各リングに組み付けられたエレメント18の基部18a側へ局所的に押し付けつつエレメント18を図6の矢印fに示す左まわりの方向に回動させることによって、第2リング16が押し上げられ、第1リング14の組付部位14aの第2リング16側の側縁14aaが第2リング16の組付部位16aの側縁の内周側に位置させられる。
なお、図5は、エレメント18の組付予定個数のうち最後の数個を組み付ける最終組付段階の斜視図を示している。また、図5は、押付治具34が組付部位14aの外周面20に当接させられた状態であって組付部位14aを内周側へ押し付ける直前の状態を示している。そして、図6は、第1リング14の組付部位14aの第2リング16側の側縁14aaが第2リング16の組付部位16aの側縁の内周側に位置させられることにより、組付部位14aおよび組付部位16aの全体幅寸法Bが所定の全体幅寸法B2に減少させられた状態の伝動ベルト10を示す、組付部位14aおよび組付部位16aの周方向に直交する方向の断面図である。
図6に示す状態では、第1リング14の組付部位14aが第2リング16の組付部位16aの内周側に位置させられることに応じて、それらリングに既に組み付けられた複数のエレメント18のうち組付部位14aに近接する一部が組付部位14aに近い側ほど矢印fで示すように凸部30の軸心Cまわりに回動させられるすなわちローリングさせられる。そして、全体幅寸法B2は、一対の突起部18bの互いの対向面36のうち第1リング14側の対向面36と基部18aの外周面38との角gから、第2リング16側の係合凸部18cの内周側の角hまでの距離Dよりも、小さくさせられる。
図7は、図5に示す押付治具34を示す正面図である。また、図8は、図7のVIII矢視部を示す押付治具34の側面図である。また、図9は、図7のIX矢視部を示す押付治具34の下面図である。図7乃至図9に示すように、押付治具34は、図5に示すように押付力Fが直接的に加えられる直方体状の本体部34aと、その本体部34aの一面からその本体部34aから離間する側へ突設された第1リング14の外周面20と当接するための当接部34bとを備えている。本実施例の押付治具34の当接部34bは、図5に示すように組付部位14aの外周面20に当接させられた状態における周方向の長さL2が、エレメント18の数個分の厚み寸法よりも少し大きく形成されている。また、押付治具34の当接部34bは、図6に示すように組付部位14aの外周面20に当接させられた状態における第1リング14の幅方向の長さL3が、第1リング14の幅寸法Wから係合凸部18cの突き出し長さL1および側縁14aaの幅寸法を引いた値よりも小さく形成されている。また、押付治具34の当接部34bの本体部34aからの突き出し長さL4は、第2リング16の厚み寸法t(図2参照)よりも大きく形成されている。また、押付治具34の当接部34bは、第1リング14の組付部位14aの外周面20と当接するための比較的大きな曲率半径の凸曲面40を有している。
上記第1組付工程に続いて、第2組付工程において、図10に示すように、二点差線で示すように新たなエレメント18の係合突起18cの一方と基部18aとの間に形成される空間内に第1リング14の組付部位14aの第2リング16とは反対側の端部を挿入しつつ、他方の係合凸部18cを第2リング16の組付部位16aの第1リング14とは反対側の端部の外周側に位置させるためにエレメント18を矢印iで示すように回動させることによって、エレメント18が第1リング14および第2リング16に容易に組み付けられる。なお、図10には、上記回動させられている途中の状態のエレメント18が実線で示されている。
図11は、図10のXI矢視部を拡大して示す拡大図である。図11に矢印jで示すように、上記第2組付工程中は、係合凸部18cの内周側の角と第1リング14の組付部位14aの外周面20とを当接させずにエレメント18が第1リング14および第2リング16に組み付けられる。
因みに、従来の伝動ベルト10の組立工程におけるエレメント組付工程では、図12に示すように、先ず、第1リング14および第2リング16の全体的な幅寸法Bが前記所定の全体幅寸法B1(図2参照)に比較して小さくなるように、第1リング14の第2リング16とは反対側の端部の外周面20に当接させたエレメント18の一方の係合凸部18cを介して第1リング14をエレメント18の基部18a側へ押し付けつつエレメント18を回動させることによって、第1リング14の組付部位14aの第2リング16側の側縁14aaが第2リング16の組付部位16aの側縁の内周側に位置させられる。次いで、図12中に二点差線で示すように第1リング14の組付部位14aの外周面20に一方の係合凸部18cが係合させられたエレメント18を矢印iで示すようにその一方の係合凸部18cと第1リング14の外周面20との当接位置を支点にしてさらに回動させることによって、そのエレメント18の他方の係合凸部18cが第2リング16の外周面20に係合させられる。なお、図12には、矢印iで示すように上記回動させられている途中の状態のエレメント18が実線で示されている。
図13は、図12のXIII矢視部を拡大して示す拡大図である。上記従来のエレメント組付工程では、エレメント18の一方の係合凸部18cが第1リング14の組付部位14aの第2リング16とは反対側の端部の外周面20に押し付けられるために、図13に矢印kで示すようにその外周面20に傷(凹み)42が形成されてしまう。
上述のように、本実施例の車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルト10の組立方法によれば、エレメント組付工程P2においては、押付治具34を用いて第1リング14の組付部位14aを第2リング16の組付部位16aよりもエレメント18の基部18c側へ局所的に押し付けつつエレメント18を回動させることによって、その組付部位14aの側縁を第2リング16の組付部位16bの側縁の内周側に移動させて、組付部位14aおよび組付部位16aの全体幅寸法Bを所定の全体幅寸法B2に減少させることから、例えば、第1リング14の組付部位14aの外周面20に当接させられたエレメント18の係合凸部18cを介してその組付部位14aを基部18c側へ局所的に押し付ける必要がないために、係合凸部18cの内周側の角と第1リング14の外周面20との干渉が抑制されるので、第1リング14の外周面20すなわち積層された複数の帯状部材12のうち最も外周側の帯状部材12に傷が付いて伝動ベルト10の耐久性が低下することを抑制することができる。
また、本実施例の伝動ベルト10の組立方法によれば、押付治具34は、第1リング14の外周面20と当接するための当接部34bを備え、その当接部34bは、組付部位14aの外周面20に当接させられた状態における第1リング14の幅方向の長さL3が、第1リング14の幅寸法Wから係合凸部18cの突き出し長さL1および側縁14aaの幅寸法を引いた値よりも小さく形成されていることから、第1リング14だけを押付治具34の当接部34bで押し付けつつエレメント18を回動させることによってその第1リング14の第2リング16側の側縁14aaを第2リング16の内周側に位置させて第1リング14と第2リング16とを重ねることができるので、それにより第1リング14および第2リング16の全体幅寸法Bを所定の全体幅寸法B2に減少させることができ、エレメント18を第1リング14および第2リング16へ容易に組み付けることができる。
因みに、図14は、例えば、押付治具34の当接部34bの長さL3が幅寸法Wから突き出し長さL1を引いた値よりも大きく形成された場合において、その当接部34bにより第1リング14の外周面20が押し付けられている状態を示す図であり、本実施例の図10に対応する図である。この図14に示すような場合には、第2リング16が第1リング14と共に当接部34bにより基部18a側に押し付けられてしまうため、第1リング14と第2リング16とを重ねることができない。そのため、第1リング14および第2リング16の全体幅寸法Bを小さくすることができず、エレメント18を組み付けることができない。
また、本実施例の伝動ベルト10の組立方法によれば、押付治具34の当接部34bは、第1リング14の外周面20と当接するための凸曲面40を有していることから、第1リング14の組付部位14aの外周面20には凸曲面40で押し付けられることによる傷が形成され難いので、押付治具34を用いることで外周面20に傷が形成されて伝動ベルト10の耐久性が低下することを抑制することができる。
また、本実施例の伝動ベルト10の組立方法によれば、エレメント組付工程P2においては、第1リング14および第2リング16の全体幅寸法Bが、一対の係合凸部18cの互いの対向面36のうち第1リング14側の対向面36と基部18aの外周面38との角gから、第2リング16側の係合凸部18cの内周側の角hまでの距離Dよりも、小さくさせられて、所定の全体幅寸法B2に減少させられることから、エレメント18の係合突起18cの一方と基部18aとの間に形成される空間内に第1リング14の組付部位14aの第2リング16とは反対側の端部を挿入しつつ、他方の係合凸部18cを第2リング16の組付部位16aの第1リング14とは反対側の端部の外周側に位置させるためにエレメント18を回動させることによって、上記一方の係合凸部18cの内周側の角と第1リング14の外周面20との干渉を抑制し且つ他方の係合凸部18cと第2リング16との干渉を抑制しつつ、エレメント18を第1リング14および第2リング16に組み付けることができる。そのため、エレメント18を第1リング14および第2リング16に組み付けるときにそれら第1リング14および第2リング16に傷が形成されることを抑制することができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。なお、以下の実施例の説明において、実施例相互に重複する部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15は、本発明の他の実施例の組立方法によってエレメント18を第1リング14および第2リング16に組み付けるときに、第1リング14を押し付けるための押付治具50を示す斜視図であって、前述の実施例の図5に対応する図である。また、図16は、図15の押付治具50の正面図であり、図17は、図16のXVII矢視部を示す押付治具54の下面図である。図15乃至図17において、本実施例の組立方法で用いられる押付治具50は、押付力Fが直接的に加えられる円筒状の本体部50aと、その本体部50aの一面からその本体部50aから離間する側へ突設された第1リング14の外周面20と当接するための円筒状の当接部50bとを備えている。上記押付治具50の当接部50bは、直径L5の円筒状であり、組付部位14aの外周面20に当接させられた状態における周方向の長さすなわち直径L5が、エレメント18の1個分の厚み寸法よりも少し大きく形成されている。また、押付治具50の当接部50bは、組付部位14aの外周面20に当接させられた状態における第1リング14の幅方向の長さすなわち直径L5が、第1リング14の幅寸法Wから係合凸部18cの突き出し長さL1および側縁14aaの幅寸法を引いた値よりも小さく形成されている。また、押付治具50の当接部50bの本体部50aからの突き出し長さL6は、第2リング16の厚み寸法t(図2参照)よりも大きく形成されている。また、当接部50bは、第1リング14の組付部位14aの外周面20と当接するための比較的大きな曲率半径の凸曲面52を有している。
上記押付治具50の形状以外は前述の実施例1と同じであり、本実施例のエレメント組付工程P2においては、実施例1と同様に、押付治具50を用いて第1リング14の組付部位14aを第2リング16の組付部位16aよりもエレメント18の基部18c側へ局所的に押し付けつつエレメント18を回動させることによって、その組付部位14aの側縁14aaが第2リング16の組付部位16bの側縁の内周側に移動させられて、第1リング14および第2リング16の全体幅寸法Bが所定の全体幅寸法B2に減少させられる。そのため、実施例1と同様に、例えば、第1リング14の組付部位14aの外周面20に当接させたエレメント18の係合凸部18cを介してその組付部位14aをエレメント18の基部18c側へ局所的に押し付ける必要がないために、係合凸部18cの内周側の角と第1リング14の外周面20との干渉が抑制されるので、第1リング14の外周面20すなわち積層された複数の帯状部材12のうち最も外周側の帯状部材12に傷が付いて伝動ベルト10の耐久性が低下することを抑制することができる。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、別の態様でも実施され得る。
たとえば、前述の実施例において、エレメント組付工程P2では、エレメント18を組み付けるときには、常時、押付治具34(50)を用いて第1リング14の組付部位14aの外周面20をエレメント18の基部14a側に押し付けられていたが、必ずしも常時押し付ける必要はない。例えば、エレメント18の組付予定個数のうち最後の1個、数個、或いはそれに近い個数を組み付ける段階で、押付治具34(50)を用いて第1リング14の組付部位14aをエレメント18の基部18a側に押し付けるようにしてもよい。また、例えば、第1リング14および第2リング16がそれらに既に組み付けられた複数のエレメント18により動きが規制されて変形し難くなり、第1リング14の組付部位14aを第2リング16の組付部位16aの内周側に移動させ難くなったときに、組付治具34(50)を用いて組付部位14aを基部18a側に押し付けるようにしてもよい。このようにすれば、上述のように第1リング14の組付部位14aを第2リング16の組付部位16aの内周側に移動させ難くなった場合であっても、エレメント18の係合凸部18cの内周側の角と第1リング14の外周面20との干渉を抑制しつつエレメント18を第1リング14および第2リング16に組み付けることができる。
また、前述の実施例において、第1リング14および第2リング16は、厚さ0.2mm程度の高張力鋼板が輪状にされた帯状部材12が層状に重ねられたものであったが、その帯状部材12の厚みは上記に限らず、また材質は例えばその他の鋼板等の金属あるいは樹脂などであってもよい。
また、前述の実施例において、押付治具34(50)の形状および構造は、その一例が開示されたものであり、その他の形状および構造でも実現される。例えば、本体部34a(50a)および当接部34b(50b)の横断面の断面形状は、矩形以外の多角形や楕円形などであってもよい。また、本体部34a(50a)を備えずに当接部34b(50b)だけを備え、その当接部34b(50b)に直接的に押付力Fが作用するように構成されてもよい。要するに、第1リング14の組付部位14aの外周面20を基部18a側に押し付けられればそれでよい。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:伝動ベルト
12:帯状部材
14:第1リング
14a,16a:組付部位
14aa:側縁
16:第2リング
18:エレメント
18a:基部
18b:突起部
18c:係合凸部
20:外周面
34,50:押付治具
34b,50b:当接部
40,52:凸曲面
B,B1,B2:全体幅寸法(全体的な幅寸法)
D:距離
L1;係合凸部の突き出し長さ
L3,L6:当接部の第1リングの幅方向の幅寸法
P1:エレメント組付工程
W:第1リングの幅寸法
g:突起部の対向面と基部の外周面との角
h:係合凸部の内周側の角

Claims (4)

  1. 可撓性を有する無端環状の帯状部材が複数積層されて成り、相互に並列に配設された第1リングおよび第2リングと、
    該第1および第2リングに沿って厚さ方向に環状に複数連ねられた板状の金属から成り、該第1および第2リングの内周側に位置する基部と、該基部の幅方向の両端部から該第1および第2リングの外周側にそれぞれ突設され且つ該第1および第2リングを挟んで相対向する一対の突起部と、該一対の突起部の先端部から相互に接近する側にそれぞれ突設させられて該第1および第2リングから外れないように該第1および第2リングの外周面と係合するための一対の係合凸部とを有する複数のエレメントと
    を、備えた車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法であって、
    前記第1および第2リングのうち前記エレメントを組み付けようとする組付部位の全体的な幅寸法が該第1および第2リングを相互に並列に配設させるときに比較して小さくなるように、該第1リングの組付部位の該第2リング側の側縁を該第2リングの組付部位の内周側に位置させつつ、前記エレメントを該第1および第2リングに組み付けるエレメント組付工程を含み、
    該エレメント組付工程においては、前記第1リングの組付部位の外周面に当接可能な押付治具を用いて該第1リングの組付部位を前記第2リングの組付部位よりも前記基部側へ局所的に押し付けることによって、該第1リングの組付部位を該第2リングの組付部位の内周側に移動させることを特徴とする車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法。
  2. 前記押付治具は、前記第1リングの外周面と当接するための当接部を備え、該当接部の該第1リングの幅方向の幅寸法が、該第1リングの幅寸法から前記エレメントの係合凸部の突き出し長さを引いた値よりも小さいことを特徴とする請求項1の車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法。
  3. 前記押付治具は、前記第1リングの外周面と当接するための凸曲面を有していることを特徴とする請求項1または2の車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法。
  4. 前記エレメント組付工程においては、前記第1および第2リングの組付部位の全体的な幅寸法が、前記一対の突起部の互いの対向面のうち一方の突起部の対向面と前記基部の外周面との角から他方の突起部に突設された前記係合凸部の内周側の角までの距離よりも、小さくさせられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1の車両用ベルト式無段変速機の伝動ベルトの組立方法。
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