JP2011102770A - Rotation angle detector and throttle controller - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転角検出装置及びスロットル制御装置に関する。 The present invention relates to a rotation angle detection device and a throttle control device.
回転側部材の回転にともなう磁気の変化を検出する磁気検出部材が樹脂でモールドされている回転角検出装置に関する従来例を述べる。図17は回転角検出装置を示す断面図である。
図17に示すように、回転角検出装置140は、2個の磁気検出部材142と、両磁気検出部材142をモールドすなわち埋設した樹脂モールド部152とを備えている。磁気検出部材142は、磁気の変化を検出するセンシング部145と、センシング部145の出力信号に基づいた演算を行って磁気の変化に応じた信号を出力する演算部146とを備えている。センシング部145と演算部146とはL字形状をなしている。両磁気検出部材142がセンシング部145を互いに重ねた状態で向かい合わせに配置されている(例えば、特許文献1参照)。
A conventional example relating to a rotation angle detection device in which a magnetic detection member for detecting a change in magnetism accompanying rotation of the rotation side member is molded with resin will be described. FIG. 17 is a cross-sectional view showing the rotation angle detection device.
As shown in FIG. 17, the rotation
前記従来例の回転角検出装置140によると、磁気検出部材142のセンシング部145に樹脂モールド部152の硬化収縮、温度変化等による応力(単に、「樹脂の応力」という)が加わることにより、磁気検出特性の低下を招くおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、磁気検出部材のセンシング部に加わる樹脂の応力を軽減することのできる回転角検出装置及びスロットル制御装置を提供することにある。
According to the rotation
The problem to be solved by the present invention is to provide a rotation angle detection device and a throttle control device capable of reducing the stress of resin applied to the sensing part of the magnetic detection member.
前記課題は、特許請求の範囲に記載された構成を要旨とする回転角検出装置及びスロットル制御装置により解決することができる。
すなわち、請求項1に記載された回転角検出装置によると、磁気検出部材のセンシング部に外側から重なる保護部、及び、保護部を支持する支持部を備える保護部材が設けられている。したがって、保護部材の支持部により支持された保護部によって、磁気検出部材のセンシング部を樹脂の応力から保護することができる。このため、磁気検出部材のセンシング部に加わる樹脂の応力を軽減することができる。ひいては、磁気検出特性の低下を防止することができる。
The above-mentioned problem can be solved by a rotation angle detection device and a throttle control device having the structure described in the claims.
That is, according to the rotation angle detection device described in claim 1, the protection member including the protection part that overlaps the sensing part of the magnetic detection member from the outside and the support part that supports the protection part is provided. Therefore, the sensing part of the magnetic detection member can be protected from the stress of the resin by the protection part supported by the support part of the protection member. For this reason, the stress of the resin added to the sensing part of a magnetic detection member can be reduced. As a result, it is possible to prevent a decrease in magnetic detection characteristics.
また、請求項2に記載された回転角検出装置によると、両磁気検出部材のセンシング部に外側から重なる保護部、及び、保護部を支持する支持部を備える保護部材が設けられている。したがって、保護部材の支持部により支持された保護部によって、両磁気検出部材のセンシング部を樹脂の応力から保護することができる。このため、両磁気検出部材のセンシング部に加わる樹脂の応力を軽減することができる。ひいては、磁気検出特性の低下を防止することができる。 According to the rotation angle detection device described in claim 2, the protection member including the protection part that overlaps the sensing part of both magnetic detection members from the outside and the support part that supports the protection part is provided. Therefore, the sensing part of both magnetic detection members can be protected from the stress of the resin by the protection part supported by the support part of the protection member. For this reason, the stress of the resin added to the sensing part of both magnetic detection members can be reduced. As a result, it is possible to prevent a decrease in magnetic detection characteristics.
また、請求項3に記載された回転角検出装置によると、磁気検出部材をモールドする樹脂が発泡樹脂である。したがって、磁気検出部材のセンシング部に加わる発泡樹脂の応力を発泡セルにより緩和することができる。 Moreover, according to the rotation angle detection apparatus of Claim 3, resin which molds a magnetic detection member is foamed resin. Therefore, the stress of the foam resin applied to the sensing part of the magnetic detection member can be relaxed by the foam cell.
また、請求項4に記載されたスロットル制御装置によると、スロットルバルブ側に回転側部材が設けられ、スロットルボデー側に請求項1〜3のいずれか1つに記載の回転角検出装置が設けられ、回転角検出装置の磁気検出部材の出力に基づいてスロットルバルブの開度を検出する構成としたものである。したがって、磁気検出部材のセンシング部に加わる樹脂の応力が軽減された回転角検出装置を備えたスロットル制御装置を提供することができる。 According to the throttle control device described in claim 4, the rotation side member is provided on the throttle valve side, and the rotation angle detection device according to any one of claims 1 to 3 is provided on the throttle body side. The opening of the throttle valve is detected based on the output of the magnetic detection member of the rotation angle detection device. Therefore, it is possible to provide a throttle control device including a rotation angle detection device in which the stress of resin applied to the sensing portion of the magnetic detection member is reduced.
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。本実施例は、自動車等の車両に搭載される電子制御式のスロットル制御装置におけるスロットルバルブの回転角すなわち開度を検出するスロットルポジションセンサとして用いられる回転角検出装置について例示する。説明の都合上、スロットル制御装置から説明する。図1はスロットル制御装置を示す断面図である。なお、スロットル制御装置については、図1における上下左右を基準として説明を行う。
[Example 1]
A first embodiment of the present invention will be described. This embodiment exemplifies a rotation angle detection device used as a throttle position sensor for detecting a rotation angle, that is, an opening degree of a throttle valve in an electronically controlled throttle control device mounted on a vehicle such as an automobile. For convenience of explanation, the throttle control device will be described first. FIG. 1 is a sectional view showing a throttle control device. The throttle control device will be described with reference to the vertical and horizontal directions in FIG.
図1に示すように、スロットル制御装置10は、スロットルボデー12を備えている。スロットルボデー12は、例えば樹脂製で、ボア壁部14とモータハウジング部17とを一体に有している。ボア壁部14は、図1において紙面表裏方向に延びる中空円筒状に形成されている。ボア壁部14内に、吸気通路としてのボア13が形成されている。ボア壁部14の上流側がエアクリーナ(図示省略)と接続され、その下流側がインテークマニホールド(図示省略)と接続される。また、ボア壁部14には、ボア13を径方向すなわち左右方向に横切る金属製のスロットルシャフト16が設けられている。スロットルシャフト16は、ボア壁部14の左右両側部に設けられた軸受部15に対してそれぞれ軸受(符号省略)を介して回転可能に支持されている。また、スロットルシャフト16には、円板状をなすバタフライバルブ式のスロットルバルブ18がスクリュ18sにより締着されている。スロットルバルブ18は、スロットルシャフト16と一体で回転することにより、ボア13を開閉する。
As shown in FIG. 1, the
前記スロットルシャフト16の右端部は、右側の軸受部15を貫通している。そして、スロットルシャフト16の右端部には、スロットルギヤ22が同軸上に回り止め状態で取付けられている。スロットルギヤ22は、例えば樹脂製で、二重円筒状をなす内筒部22eと外筒部22fとを有している。外筒部22fの外周部には、扇形のギヤ部22wが形成されている。また、スロットルギヤ22と、スロットルギヤ22に対面する前記スロットルボデー12の右側面との間には、コイルスプリングからなるバックスプリング26が設けられている。バックスプリング26は、スロットルギヤ22を常に閉じる方向へ付勢している。なお、バックスプリング26は、スロットルギヤ22の外筒部22f及び右側の軸受部15に嵌合されている。
The right end portion of the
前記スロットルボデー12のモータハウジング部17は、右方に開口しかつ前記スロットルシャフト16に平行する有底円筒状に形成されている。モータハウジング部17内には、例えばDCモータ等からなる駆動モータ28が設置されている。駆動モータ28は、自動車等のアクセルペダルの踏み込み量等に基づいて、エンジンコントロールユニットECU(図示省略)から出力される信号により出力回転軸(図示省略)が回転駆動される。また、駆動モータ28の出力回転軸は図1において右方に突出されており、その出力回転軸にピニオンギヤ29が設けられている。また、スロットルボデー12の右側面には、スロットルシャフト16と平行するカウンタシャフト23が設けられている。カウンタシャフト23には、カウンタギヤ24が回転可能に支持されている。カウンタギヤ24はギヤ径の異なる二つのギヤ部24a,24bを有している。大径側のギヤ部24aは、前記ピニオンギヤ29と噛合されている。また、小径側のギヤ部24bは、前記スロットルギヤ22(詳しくはギヤ部22w)と噛合されている。このため、駆動モータ28の回転駆動力は、ピニオンギヤ29、カウンタギヤ24、スロットルギヤ22を介してスロットルシャフト16に伝達される。これにより、スロットルバルブ18がボア13内で回転すなわち開閉されることで、ボア13を流れる吸入空気量が調節される。なお、ピニオンギヤ29、カウンタギヤ24、スロットルギヤ22により減速ギヤ機構が構成されている。
The
前記スロットルギヤ22の内筒部22eの内周部には、円筒状をなすヨーク43、及び、ヨーク43の内側に配置された一対の永久磁石41が一体的に設けられている(図2参照)。また、一対の永久磁石41は、例えばフェライト磁石からなり、相互間に略平行な磁界が発生するように平行着磁されている。また、ヨーク43は、磁性材料からなり、内筒部22eに埋設されている。なお、図2はスロットルギヤの周辺部を示す断面図である。
A
図1に示すように、前記スロットルボデー12の右側面には、前記減速ギヤ機構(ピニオンギヤ29、カウンタギヤ24及びスロットルギヤ22)等を覆うカバー30が取付けられている。カバー(以下、「センサカバー」という)30は、例えば樹脂製で、スロットルギヤ22の回転角すなわちスロットルバルブ18の開度を検出するための回転角検出装置40がインサート成形により一体化されている(図3参照)。なお、図3はセンサカバーを示す斜視図である。
As shown in FIG. 1, a
前記回転角検出装置40は、円柱状をなしており、その基部が前記センサカバー30の樹脂部であるカバー本体31にモールドすなわち埋設され、その先端部がカバー本体31の内側面に露出されている(図2及び図3参照)。回転角検出装置40の先端部は、前記スロットルギヤ22の内筒部22e内に対して、同軸状にかつ遊嵌状に挿入されている(図2参照)。したがって、回転角検出装置40は、スロットルギヤ22の永久磁石41及びヨーク43に対して非接触の関係をなしている。なお、スロットルギヤ22は本明細書でいう「回転側部材」に相当する。また、センサカバー30は本明細書でいう「固定側部材」に相当する。
The rotation
次に、回転角検出装置40の基本的構成を説明する。図4は回転角検出装置を示す正面図、図5は同じく平面図、図6は同じく平断面図である。なお、説明の都合上、回転角検出装置40については、先端部側(図5及び図6において下側)を前側とし、基部側(図5及び図6において上側)を後側として説明を行う。
図6に示すように、回転角検出装置40は、2個の磁気検出部材44と、両磁気検出部材44をモールドすなわち埋設した円柱状の樹脂モールド部52とを備えている。また、回転角検出装置40は、前記スロットルギヤ22(図2参照)の回転にともなう磁気の変化を検出するもので、フェイルセーフを考慮して磁気検出部材44を2個使用し、仮にどちらかの磁気検出部材44が故障したとしても残りの磁気検出部材44で検出機能を確保できるように構成されている。
Next, a basic configuration of the rotation
As shown in FIG. 6, the rotation
図6に示すように、磁気検出部材44は、例えばMR素子と呼ばれる磁気抵抗素子を備えたセンサICであって、センシング部45に複数の連結端子46を介して演算部47が接続されている。センシング部45は、樹脂製の直方体状のピース45aに磁気抵抗素子からなるチップ45bを内蔵している。また、演算部47は、樹脂製の直方体状のピース47aに図示しない半導体集積回路(IC)を内蔵している。センシング部45と演算部47とは、センシング部45の短手方向の一端面と演算部47の長手方向の一端面との間に架設された複数の連結端子46によって電気的に接続されている。また、複数の連結端子46はL字状に折り曲げられている。これによって、センシング部45と演算部47とがL字形状をなしている。また、演算部47の長手方向の他端部(後端面)には、複数(例えば、3本)のリード端子48の一端部(基端部)が接続されている。なお、説明の都合上、磁気検出部材44において、センシング部45と演算部47とのなす内角側を内側といい、その外角側を外側という。また、演算部47の長手方向と同方向を磁気検出部材44の長手方向といい、演算部47の短手方向(図6において紙面表裏方向)と同方向を磁気検出部材44の幅方向という。また、両ピース45a,47は同一の樹脂材で形成されている。
As shown in FIG. 6, the
前記センシング部45のチップ45bは、金属製の長細板状の支持板45c上の中央部に設置されている。支持板45cは、その長手方向をセンシング部45の幅方向(図6において紙面表裏方向)に向けた状態で前記ピース45aに埋設されている。支持板45cの長手方向の両端部は、ピース45aの幅方向の両側面から突片状に突出されている(図4及び図5参照)。また、センシング部45は、その板厚方向(図6において上下方向)の両側面が前記スロットルギヤ22の軸線に対して直角をなすように配置されるとともに、チップ45bが前記樹脂モールド部52の軸線上に配置されている。また、前記スロットルボデー12にセンサカバー30が取付けられた状態(図1参照)では、センシング部45のチップ45bが前記スロットルギヤ22の一対の永久磁石41の間においてスロットルシャフト16の軸線上に位置されるようになっている。これにより、センシング部45(詳しくはチップ45b)は、一対の永久磁石41の間に発生する磁気の変化すなわち磁界の方向を検出可能となっている。
The
前記演算部47(詳しくは半導体集積回路(IC))には、前記センシング部45によって検出された検出結果(出力信号)が連結端子46を介して出力される。演算部47は、センシング部45の出力信号に基づいた演算を行って磁界の方向に応じた信号を出力する。演算部47の出力した信号に基づいて、前記エンジンコントロールユニットECU(図示省略)が前記スロットルギヤ22の回転角すなわち前記スロットルバルブ18の開度を検出する。また、演算部47は、スロットルギヤ22の回転角に対応するリニアな電圧信号を出力できるようにプログラムされている。
A detection result (output signal) detected by the
図6に示すように、前記2個の磁気検出部材44は、左右方向に向かい合わせでかつ前記センシング部45を互いに前後(図6において上下)に重ねた状態に配置されている。両センシング部45のチップ45bは、前記樹脂モールド部52の軸線上において、対向する位置関係をもって配置されている。また、両センシング部45の支持板45cは、前後方向(図6において上下方向)に整列されている。また、両磁気検出部材44の演算部47は、左右方向に所定間隔を隔てて平行状に配置されている。
As shown in FIG. 6, the two
前記演算部47の各リード端子48は、基部と先端部とが段違い状をなすように折り曲げられている。これにより、リード端子48の先端部(図6において上端部)が内側に片寄せられている。各リード端子48の先端部の内側には、L型の取付ターミナル49の一方の片部(「基端部」という)がそれぞれ溶接等により接続されている。これとともに、両取付ターミナル49の他方の片部(「先端部」という)が樹脂モールド部52の後端部から相反方向すなわち外側方に向けて突出されている。
Each
前記樹脂モールド部52は、化学発泡樹脂により円柱状に形成されている。樹脂モールド部52には、前記両磁気検出部材44(センシング部45、各連結端子46、演算部47及び各リード端子48)とともに両磁気検出部材44の各リード端子48と各取付ターミナル49との接続部すなわち連結部がモールドすなわち埋設されている。また、両磁気検出部材44で囲まれる樹脂モールド部52には空洞部53が形成されている。空洞部53は、樹脂モールド部52の後端面(図6において上端面)に開口する凹所内に形成されている。これにより、両磁気検出部材44で囲まれる樹脂モールド部52(特に演算部47の内側の樹脂モールド部)が演算部47の長手方向(図6において上下方向)に均肉化されている。すなわち、両磁気検出部材44の演算部47の内側の樹脂モールド部52における左右方向の肉厚t1が前後方向に均等化されている。また、両磁気検出部材44の演算部47の外側の樹脂モールド部52における左右方向の肉厚t2が、演算部47の長手方向(前後方向)に均等化されている。また、樹脂モールド部52の肉厚t1と肉厚t2とは同等化されている。また、空洞部53には、その内壁面に両磁気検出部材44の取付ターミナル49の基端部の内側面が露出されている。
The
前記回転角検出装置40を前記センサカバー30にインサート成形により一体化する際(図3参照)には、各取付ターミナル49の先端部にそれぞれ配線ターミナル54の一端部(基端部)が溶接等により接続される(図7参照)。なお、図7において、配線ターミナル54(符号、(a)を付す)は電源用、配線ターミナル54(符号、(b)を付す)は接地用、配線ターミナル54(符号、(c)を付す)及び配線ターミナル54(符号、(d)を付す)はそれぞれ信号出力用となっている。なお、図7は配線ターミナル付き回転角検出装置を示す正面図、図8は配線ターミナルと回転角検出装置を分解して示す斜視図である。
When the rotation
前記配線ターミナル54が接続された回転角検出装置(「配線ターミナル付き回転角検出装置」という)40(図7参照)は、前記センサカバー30にインサート成形により一体化される(図3参照)。回転角検出装置40の基部はセンサカバー30の樹脂部であるカバー本体31にモールドすなわち埋設され、その先端部はカバー本体31の内側面に露出される。これとともに、カバー本体31には、回転角検出装置40の各取付ターミナル49と各配線ターミナル54との連結部、及び、各配線ターミナル54の先端部(端子部)54aを除いた大半の部分が埋設される。各配線ターミナル54の端子部54a(図7参照)は、カバー本体31に形成されたコネクタ部55(図3参照)内に露出される。コネクタ部55には、前記エンジンコントロールユニットECU側の外部コネクタ(図示省略)が接続されるようになっている。これにより、両磁気検出部材44の演算部47(図2参照)から出力された信号がエンジンコントロールユニットECUに入力される。なお、カバー本体31の内側面に露出された回転角検出装置40の樹脂モールド部52の先端部の外表面は、防湿材でコーティングするとよい。
A rotation angle detection device (referred to as “rotation angle detection device with a wiring terminal”) 40 (see FIG. 7) to which the
前記カバー本体31は、前記回転角検出装置40の樹脂モールド部(発泡樹脂)52とは別の樹脂で形成されている。すなわち、樹脂モールド部(発泡樹脂)52を形成する発泡樹脂は、カバー本体31を形成する樹脂の材料に発泡剤を加えた材料からなる。また、カバー本体31の材料としては、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂が使用される。その場合、樹脂モールド部(発泡樹脂)52の材料としては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂に発泡剤を加えたものが使用される。
The
次に、前記回転角検出装置40の製造方法すなわち樹脂モールド部52の成形方法について説明する。なお、図9は回転角検出装置の製造に係る金型を示す断面図、図10は金型と磁気検出部材とを分解して示す断面図、図11は図10のXI−XI線矢視断面図である。
まず、磁気検出部材44を発泡樹脂でインサート成形する成形型いわゆる金型を説明する。図10に示すように、金型60は、下型62と上型64とから構成されている。下型62は、前記樹脂モールド部52(図4〜図6参照)の前端面及び外周面を成形する型で、有底円筒状の成形凹部63を備えている。また、上型64は、樹脂モールド部52の後端面及び空洞部53(図6参照)を成形する型で、下端面すなわち型合わせ面には凸部65が突出されている。
Next, a manufacturing method of the rotation
First, a so-called mold for insert-molding the
前記下型62の成形凹部63の両側壁(磁気検出部材44の幅方向(図10において紙面表裏方向)に対応する両側壁)には、L字状の位置決め部66が成形凹部63の軸線を中心として点対称状に設けられている(図11参照)。図10に示すように、位置決め部66は、両磁気検出部材44のセンシング部45の支持板45cの両端部と係合可能に形成されている。各位置決め部66は、前側のセンシング部45の支持板45cの端部の前側面(図10において下側面)に当接する水平状の×1段面66aと、両センシング部45の支持板45cの端部の一方(支持板45cの短手方向の一方)の側端面(図6において左端面)に当接する垂直状の×2段面66bと、磁気検出部材44の支持板45cの長手方向の端面に当接する垂直状の×3段面66cとを有している(図11参照)。また、下型62の上端面すなわち型合わせ面には、両取付ターミナル49の先端部を嵌合する凹部67が形成されている(図10参照)。
On both side walls of the
前記下型62の成形凹部63の一側壁(磁気検出部材44の幅方向に対応する一方の側壁)には、左右一対のゲート68が設けられている。ゲート68は、両磁気検出部材44のリード端子48の先端部の外側近くにおける幅方向の側方位置に設定されている(図9参照)。
A pair of left and
続いて、前記金型60を使用して磁気検出部材44を発泡樹脂でインサート成形する手順を説明する。
金型60の型開き状態(図10参照)において、前記下型62の成形凹部63内に右側の磁気検出部材44が配置される。右側の磁気検出部材44のセンシング部45の支持板45cの両端部が両位置決め部66の各×1段面66a、×2段面66b及び×3段面66c(図10及び図11参照)にそれぞれ当接される。これによって、右側の磁気検出部材44のセンシング部45が位置決め状態で支持される(図9参照)。また、右側の磁気検出部材44の各取付ターミナル49の先端部が右側の各凹部67にそれぞれ嵌合されることによって、右側の磁気検出部材44が位置決め状態に支持される。
Next, a procedure for insert-molding the
In the mold open state of the mold 60 (see FIG. 10), the right
そして、下型62の成形凹部63内に左側の磁気検出部材44が右側の磁気検出部材44と向かい合わせをなすように配置される。左側の磁気検出部材44のセンシング部45が右側の磁気検出部材44のセンシング部45の内側に積層状に重ねられる。これとともに、左側の磁気検出部材44のセンシング部45の支持板45cの両端部が両位置決め部66の×2段面66b及び×3段面66c(図10及び図11参照)にそれぞれ当接される。これによって、左側の磁気検出部材44のセンシング部45が位置決め状態で支持される(図9参照)。また、左側の磁気検出部材44の各取付ターミナル49の先端部が左側の各凹部67にそれぞれ嵌合されることによって、左側の磁気検出部材44が位置決め状態に支持される。
The left
上記したように、両磁気検出部材44が下型62にセットされた後、金型60が型締めすなわち下型62と上型64が型閉じされる(図9参照)。これにより、下型62の成形凹部63の開口端面が上型64で閉鎖されることにより密閉状のキャビティ70が形成される。これととともに、両磁気検出部材44の取付ターミナル49の先端部が下型62(詳しくは各凹部67の底面)と上型64と間に挟まれた状態で支持される。また、両磁気検出部材44の取付ターミナル49の基端部の内側面が上型64の凸部65の両側面にそれぞれ当接される。このように、両磁気検出部材44の各取付ターミナル49の先端部を金型60で保持することにより、インサート成形時の発泡樹脂(溶融樹脂)の流動による両磁気検出部材44の位置ずれを防止することができる。
As described above, after both the
その後、下型62の両ゲート68からキャビティ70内に発泡樹脂(溶融樹脂)が射出されることにより、樹脂モールド部52が成形される。このとき、発泡樹脂(溶融樹脂)が両磁気検出部材44の演算部47の内外両側面に沿ってほぼ均等に流動されることで、その流動によって磁気検出部材44に加わる応力が均等化される。また、上型64の凸部65によって樹脂モールド部52に空洞部53が形成される(図6参照)。また、樹脂モールド部52の成形後の冷却により発泡樹脂(溶融樹脂)が固化した後、金型60が型開きされて、下型62から製品すなわち回転角検出装置40が取出される。
Thereafter, foamed resin (molten resin) is injected into the
次に、本実施例の回転角検出装置40の要部構成について説明する。なお、図12は回転角検出装置を示す平断面図である。
図12に示すように、回転角検出装置40において、2個の磁気検出部材44のうちの外側(図12において下側)に配置されるセンシング部45(符号、(P)を付す)を備える右側の磁気検出部材44(符号、(P)を付す)は、L字状をなす「保護部材」として設定されている。これにともない、センシング部45(P)は本明細書でいう「保護部」に設定されている。また、保護部材44(P)の演算部47(符号、(P)を付す)は本明細書でいう「支持部」に設定されている。なお、本実施例における支持部47(P)には、リード端子48、及び、取付ターミナル49が含まれる。また、保護部材44(P)の検出機能は省略することが可能であるので、チップ45bを省略してもよい。
Next, the configuration of the main part of the rotation
As shown in FIG. 12, the rotation
前記した回転角検出装置40(図12参照)によると、左側の磁気検出部材44のセンシング部45に外側から重なる保護部45(P)、及び、保護部45(P)を支持する支持部47(P)を備える保護部材44(P)が設けられている。したがって、保護部材44(P)の支持部47(P)により支持された保護部45(P)によって、磁気検出部材44のセンシング部45を樹脂の応力から保護することができる。このため、磁気検出部材44のセンシング部45に加わる樹脂の応力を軽減することができる。ひいては、磁気検出特性の低下を防止することができる。
According to the rotation angle detection device 40 (see FIG. 12) described above, the protection unit 45 (P) that overlaps the
また、磁気検出部材44をモールドする樹脂(樹脂モールド部52)が発泡樹脂である。したがって、磁気検出部材44のセンシング部45に加わる発泡樹脂(樹脂モールド部52)の応力を発泡セルにより緩和することができる。
Further, the resin (resin mold portion 52) for molding the
また、発泡樹脂(樹脂モールド部52)が化学発泡樹脂である。したがって、一般的な射出成形機を用いて、磁気検出部材44をモールドする発泡樹脂(樹脂モールド部52)を射出成形することができる。
The foamed resin (resin mold part 52) is a chemical foamed resin. Therefore, the foamed resin (resin mold part 52) for molding the
また、発泡樹脂(樹脂モールド部52)が別の樹脂(カバー本体31)でモールドされ、発泡樹脂(樹脂モールド部52)は別の樹脂(カバー本体31)の材料に発泡剤を加えた材料からなる。したがって、発泡樹脂(樹脂モールド部52)と別の樹脂(カバー本体31)との基本的特性を同一化することができる。 Also, the foamed resin (resin mold part 52) is molded with another resin (cover body 31), and the foamed resin (resin mold part 52) is made of a material obtained by adding a foaming agent to the material of another resin (cover body 31). Become. Therefore, the basic characteristics of the foamed resin (resin mold portion 52) and another resin (cover body 31) can be made identical.
また、前記したスロットル制御装置10(図1参照)によると、スロットルバルブ18側にスロットルギヤ22が設けられ、スロットルボデー12側のセンサカバー30に回転角検出装置40が設けられ、回転角検出装置40の磁気検出部材44の出力に基づいてスロットルバルブ18の開度を検出する構成としたものである。したがって、磁気検出部材44のセンシング部45に加わる樹脂の応力が軽減された回転角検出装置40(図12参照)を備えたスロットル制御装置10を提供することができる。
Further, according to the throttle control device 10 (see FIG. 1), the
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。また、以降の実施例についても、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図13は回転角検出装置を示す平断面図である。
図13に示すように、本実施例は、前記実施例1(図12参照)における保護部材44(P)に代えて、L字状をなす樹脂製の保護部材72を用いたものである。保護部材72の左右方向に延びる横片部は、磁気検出部材44のセンシング部45に外側(図13において下側)から重なる保護部73に設定されている。また、保護部材72の前後方向(図13において上下方向)に延びる縦片部は、保護部73を支持する支持部74に設定されている。また、保護部材72は、磁気検出部材44のセンシング部45のピース45a及び演算部47のピース47aの樹脂材と同一の樹脂材、又は、磁気検出部材44の線膨張係数と近い線膨張係数を有する樹脂材で形成されている。また、保護部73には、磁気検出部材44の支持板45cに対応する支持板73cが設けられている。
[Example 2]
A second embodiment of the present invention will be described. Since the present embodiment is a modification of the first embodiment, the changed portion will be described and redundant description will be omitted. Also, in the following embodiments, the changed parts will be described, and redundant description will be omitted. FIG. 13 is a plan sectional view showing the rotation angle detecting device.
As shown in FIG. 13, in this embodiment, instead of the protective member 44 (P) in the first embodiment (see FIG. 12), an L-shaped resin
本実施例の回転角検出装置によっても前記実施例1と同様の作用・効果を得ることができる。なお、保護部材72は本明細書でいう「L字状部材」に相当する。
また、保護部材72が、磁気検出部材44のセンシング部45のピース45a及び演算部47のピース47aの樹脂材と同一の樹脂材、又は、磁気検出部材44の線膨張係数と近い線膨張係数を有する樹脂材で形成されている。したがって、磁気検出部材44のピース45a,ピース47aの樹脂と保護部材72の樹脂との基本的特性を同一化することができる。
The same operation and effect as in the first embodiment can be obtained also by the rotation angle detection device of the present embodiment. The
Further, the
[実施例2の変更例]
図14は実施例2の変更例に係る回転角検出装置を示す平断面図である。
図14に示すように、本変更例は、前記実施例2(図13参照)における保護部材72を、門型状をなす保護部材76に変更したものである。保護部材72の左右方向に延びる横片部は、磁気検出部材44のセンシング部45に外側(図14において下側)から重なる保護部77に設定されている。また、保護部材72の前後方向(図13において上下方向)に延びる左右の両縦片部は、保護部77を支持する支持部78に設定されている。また、左側の支持部78は、左側の磁気検出部材44の演算部47の外側に面接触状に当接されている。また、保護部77には、磁気検出部材44の支持板45cに対応する支持板77cが設けられている。
[Modification of Example 2]
FIG. 14 is a plan sectional view showing a rotation angle detection device according to a modification of the second embodiment.
As shown in FIG. 14, in this modified example, the
[実施例3]
本発明の実施例3を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものである。なお、図15は回転角検出装置を示す平断面図である。
図15に示すように、本実施例は、前記実施例1(図12参照)における磁気検出部材44(P)を保護部材に設定せず、磁気検出部材44として用いることで、前記基本的構成(図4〜図6参照)と同様、フェイルセーフを考慮し、仮にどちらかの磁気検出部材44が故障したとしても残りの磁気検出部材44で検出機能を確保できるように構成されている。
[Example 3]
A third embodiment of the present invention will be described. This embodiment is a modification of the first embodiment. FIG. 15 is a plan sectional view showing the rotation angle detecting device.
As shown in FIG. 15, in this embodiment, the magnetic detection member 44 (P) in the first embodiment (see FIG. 12) is not set as a protection member, but is used as the
そして、前記樹脂モールド部52には、L字状をなす樹脂製の保護部材80が埋設されている。保護部材80の左右方向に延びる横片部は、両磁気検出部材44のセンシング部45に外側(図15において下側)から重なる保護部81に設定されている。また、保護部材80の前後方向(図15において上下方向)に延びる縦片部は、保護部81を支持する支持部82に設定されている。また、保護部材80は、右側の磁気検出部材44のセンシング部45に保護部81を外側から重ねた状態で向かい合わせに配置されている。また、支持部82は、左側の磁気検出部材44の演算部47の外側に面接触状に当接されている。また、保護部81には、磁気検出部材44の支持板45cに対応する支持板81cが設けられている。
In the
本実施例の回転角検出装置によると、両磁気検出部材44のセンシング部45に外側から重なる保護部81、及び、保護部81を支持する支持部82を備える保護部材80が設けられている。したがって、保護部材80の支持部82により支持された保護部81によって、両磁気検出部材44のセンシング部45を樹脂の応力から保護することができる。このため、両磁気検出部材44のセンシング部45に加わる樹脂の応力を軽減することができる。ひいては、磁気検出特性の低下を防止することができる。なお、保護部材80は本明細書でいう「L字状部材」に相当する。
According to the rotation angle detection device of the present embodiment, the
[実施例3の変更例]
図16は実施例3の変更例に係る回転角検出装置を示す平断面図である。
図16に示すように、本変更例は、前記実施例3(図15参照)における保護部材80を、門型状をなす保護部材84に変更したものである。保護部材84の左右方向に延びる横片部は、両磁気検出部材44のセンシング部45に外側(図15において下側)から重なる保護部85に設定されている。また、保護部材80の前後方向(図13において上下方向)に延びる左右の両縦片部は、保護部85を支持する支持部86に設定されている。また、右側の支持部86は、右側の磁気検出部材44の演算部47の外側に面接触状に当接されている。また、保護部85には、磁気検出部材44の支持板45cに対応する支持板85cが設けられている。
[Modification of Example 3]
FIG. 16 is a plan sectional view showing a rotation angle detection device according to a modification of the third embodiment.
As shown in FIG. 16, in this modified example, the protective member 80 in the third embodiment (see FIG. 15) is changed to a
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、スロットル制御装置10のスロットルバルブ18の開度を検出する回転角検出装置40を例示したが、スロットル制御装置10以外の種々の回転側部材の回転角を検出する回転角検出装置としても本発明を適用することができる。また、前記実施例では、電子制御式のスロットル制御装置10を例示したが、アクセルペダルの操作によりリンク、ケーブル等を介してスロットルバルブ18を機械的に開閉する機械式のスロットル制御装置にも本発明を適用することができる。また、前記実施例の磁気検出部材44は、一対の永久磁石41の間の磁界の方向に基づいてスロットルギヤ22の回転角を検出するものであるが、一対の永久磁石41の間の磁界の強さに基づいてスロットルギヤ22の回転角を検出するものでもよい。また、磁気検出部材44をモールドする樹脂(樹脂モールド部52)は、発泡樹脂に限定されない。
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and modifications can be made without departing from the gist of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the rotation
10…スロットル制御装置
12…スロットルボデー
13…ボア(吸気通路)
18…スロットルバルブ
22…スロットルギヤ(回転側部材)
30…センサカバー
31…カバー本体
40…回転角検出装置
44…磁気検出部材
44(P)…保護部材
45…センシング部
45(P)…保護部
47…演算部
47(P)…支持部
48…リード端子
49…取付ターミナル
52…樹脂モールド部(発泡樹脂)
53…空洞部
60…金型
65…凸部
72…保護部材
73…保護部
74…支持部
76…保護部材
77…保護部
78…支持部
80…保護部材
81…保護部
82…支持部
84…保護部材
85…保護部
86…支持部
10 ...
18 ...
DESCRIPTION OF
53 ...
Claims (4)
前記磁気検出部材のセンシング部に外側から重なる保護部、及び、前記保護部を支持する支持部を備える保護部材が設けられていることを特徴とする回転角検出装置。 A magnetic detection member that detects a change in magnetism associated with the rotation of the rotation side member is molded with resin, and the magnetic detection member performs a calculation based on a sensing unit that detects a change in magnetism and an output signal of the sensing unit. A rotation angle detecting device including a calculation unit that outputs a signal corresponding to a change in magnetism, wherein the sensing unit and the calculation unit are L-shaped,
A rotation angle detection device comprising: a protection unit that overlaps a sensing unit of the magnetic detection member from outside; and a protection member that includes a support unit that supports the protection unit.
前記両磁気検出部材のセンシング部に外側から重なる保護部、及び、前記保護部を支持する支持部を備える保護部材が設けられていることを特徴とする回転角検出装置。 Two magnetic detection members that detect a change in magnetism associated with the rotation of the rotation-side member are molded with resin. The magnetic detection member is based on a sensing unit that detects a change in magnetism and an output signal of the sensing unit. A calculation unit that performs a calculation and outputs a signal corresponding to a change in magnetism, the sensing unit and the calculation unit are L-shaped, and the two magnetic detection members are stacked with the sensing unit overlapped with each other. A rotation angle detection device arranged face to face,
A rotation angle detection device comprising: a protection part that overlaps a sensing part of the both magnetic detection members from the outside; and a protection member that includes a support part that supports the protection part.
前記磁気検出部材をモールドする樹脂が発泡樹脂であることを特徴とする回転角検出装置。 The rotation angle detection device according to claim 1 or 2,
A rotation angle detecting device, wherein the resin for molding the magnetic detection member is a foamed resin.
前記スロットルバルブ側に前記回転側部材が設けられ、
前記スロットルボデー側に請求項1〜3のいずれか1つに記載の回転角検出装置が設けられ、
前記回転角検出装置の磁気検出部材の出力に基づいて前記スロットルバルブの開度を検出する構成とした
ことを特徴とするスロットル制御装置。
A throttle control device that adjusts the amount of intake air flowing through the intake passage of the throttle body by rotating a throttle valve,
The rotation side member is provided on the throttle valve side,
The rotation angle detection device according to any one of claims 1 to 3 is provided on the throttle body side,
A throttle control device, wherein the opening degree of the throttle valve is detected based on an output of a magnetic detection member of the rotation angle detection device.
Priority Applications (1)
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JP2009258203A JP2011102770A (en) | 2009-11-11 | 2009-11-11 | Rotation angle detector and throttle controller |
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Cited By (2)
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WO2019193968A1 (en) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | 株式会社デンソー | Position detection device |
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2009
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