JP2011102064A - Rear structure of saddle-riding type vehicle - Google Patents
Rear structure of saddle-riding type vehicle Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011102064A JP2011102064A JP2009257134A JP2009257134A JP2011102064A JP 2011102064 A JP2011102064 A JP 2011102064A JP 2009257134 A JP2009257134 A JP 2009257134A JP 2009257134 A JP2009257134 A JP 2009257134A JP 2011102064 A JP2011102064 A JP 2011102064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grab rail
- vehicle
- cowls
- grab
- cowl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
本発明は、鞍乗り型車両の後部構造に関する。 The present invention relates to a rear structure of a saddle-ride type vehicle.
特許文献1にはリヤカウルと乗員が把持するグラブレールとを重ね合わせ、これらを左右一対のシートレールに共締めして取り付ける自動二輪車が開示されている。 Patent Document 1 discloses a motorcycle in which a rear cowl and a grab rail held by an occupant are overlapped and attached to a pair of left and right seat rails.
特許文献1に係る自動二輪車においてグラブレールは、略U字形のグラブ本体部とグラブレール本体部の左右端部間を連結するクロスメンバ部とが一体に成形されたアルミニウム合金鋳造品とされ、クロスメンバ部は一対のシートレール間を補強するクロスメンバの役割を兼ねる。このためグラブレールは高い剛性を要求され、アルミ鋳造品として構成されている。 In the motorcycle according to Patent Document 1, the grab rail is an aluminum alloy cast product in which a substantially U-shaped grab main body part and a cross member part connecting the left and right end parts of the grab rail main body part are integrally formed. The member portion also serves as a cross member that reinforces the space between the pair of seat rails. For this reason, the grab rail is required to have high rigidity and is configured as an aluminum casting.
ところで上記特許文献1に係る構造では、グラブレールがリヤカウルから車幅方向に向けて張り出して取り付けられる。このためグラブレールが取り付けられていない場合に比べて走行風に対する空気抵抗が大きくならざるを得ない。また近年、各種車両では連続的かつ一体的な外観性が好まれる実情がある。 By the way, in the structure which concerns on the said patent document 1, a grab rail is projected and attached toward a vehicle width direction from a rear cowl. For this reason, compared with the case where the grab rail is not attached, the air resistance to the traveling wind must be increased. In recent years, there is a situation in which a continuous and integrated appearance is preferred in various vehicles.
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、走行風に対する空気抵抗を低減できるとともに、優れた外観品質を表出可能な鞍乗り型車両の後部構造の提供を目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a rear structure of a saddle-ride type vehicle that can reduce air resistance against traveling wind and can exhibit excellent appearance quality.
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、後輪(例えば実施の形態における後輪46)の上方にリヤカウル(例えば実施形態におけるリヤカウル60L,60R)を被着し車両後部にグラブレール(例えば実施形態におけるグラブレール62)を備える鞍乗り型車両の後部構造において、前記リヤカウルに凹部(例えば実施形態における凹部70L,70R)を設けるとともに、前記グラブレールに乗員が把持するグラブ本体部(例えば実施形態におけるグラブ本体部75)と、車両側に取り付けられる端部(例えば実施形態における車両側取付部76L,76R)とを設け、前記リヤカウルの凹部に前記グラブレールの端部を収容し、前記リヤカウルと前記グラブレールの端部とで連続する面を形成したことを特徴とする。
As a means for solving the above problems, the invention described in claim 1 is characterized in that a rear cowl (for example, the
請求項2に記載の発明は、前記グラブレールの端部に上方に向かって延びる第一のリブ(例えば実施形態における中間リブ83L,83R)を設けるとともに、前記リヤカウルの車両内側部分に上方に向かって延びる第二のリブ(例えば実施形態における前部リブ72L,72R)を設け、前記第一のリブと前記第二のリブとを連続させたことを特徴とする。
According to a second aspect of the present invention, a first rib (for example, the
請求項3に記載の発明は、前記リヤカウル及び前記グラブレールの上方に乗員が着座するシート(例えば実施形態におけるシート16)を設け、前記第一のリブ及び前記第二のリブを囲うように前記シートを設けたことを特徴とする。
According to a third aspect of the present invention, a seat (for example, the
請求項4に記載の発明は、前記グラブレールの端部は、前記リヤカウルに連結されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記グラブレールは、樹脂製であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記グラブレールは略U字状であり、左右で対向する一対の端部を連結する連結部(例えば実施形態における連結部80A)を備えることを特徴とする。
The invention according to claim 4 is characterized in that an end of the grab rail is connected to the rear cowl.
The invention according to claim 5 is characterized in that the grab rail is made of resin.
The invention described in claim 6 is characterized in that the grab rail is substantially U-shaped and includes a connecting portion (for example, connecting
請求項1に記載の発明によれば、グラブレールがリヤカウルから連続する面を形成することで、走行風による空気抵抗を低減することができる。また、グラブレールをリヤカウルの一部することができ、連続的かつ一体的な優れた外観品質を表出させることが可能となるとともに、リヤカウルの体積を減少させて製造コストを低減することも可能となる。 According to the first aspect of the present invention, the air resistance caused by the traveling wind can be reduced by forming the surface on which the grab rail continues from the rear cowl. In addition, the grab rail can be part of the rear cowl, and it is possible to express continuous and integrated excellent appearance quality, and also reduce the manufacturing cost by reducing the volume of the rear cowl. It becomes.
請求項2に記載の発明によれば、グラブレールをリヤカウルの一部とすることができ、各リブを他部品の位置決め部等にして用いれば、別途位置決め部品を設けないですむ。 According to the second aspect of the present invention, the grab rail can be a part of the rear cowl, and if each rib is used as a positioning part for other parts, it is not necessary to provide a separate positioning part.
請求項3に記載の発明によれば、シートを取り付ける際の位置決め部を別途設けないですみ、製造コストの低減を図れる。 According to the third aspect of the present invention, it is not necessary to separately provide a positioning portion for attaching the sheet, and the manufacturing cost can be reduced.
請求項4に記載の発明によれば、グラブレールをリヤカウルに連結するため、リヤカウルとグラブレールの位置決めが容易になる。
請求項5に記載の発明によれば、グラブレールを樹脂製とすることで製造コストを低減でき、かつ、成形が容易なため生産性を向上できる。
請求項6に記載の発明によれば、グラブレールが閉じ構造とされるため、成形後の歪みを防止できる。
According to the fourth aspect of the present invention, since the grab rail is connected to the rear cowl, positioning of the rear cowl and the grab rail is facilitated.
According to the fifth aspect of the present invention, the manufacturing cost can be reduced by making the grab rail made of resin, and the productivity can be improved because the molding is easy.
According to the invention described in claim 6, since the grab rail has a closed structure, distortion after molding can be prevented.
以下、本発明の実施形態について図面を基に説明する。
図1は本発明が適用された鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1の側面図である。図1を含み以下の説明で用いる図面適所には、車両前方を示す矢印FR、車両上方を示す矢印UP、車両左方を示す矢印LHを示している。以下の説明ではこれらの方向を適宜用いるものとする。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view of a motorcycle 1 as an example of a saddle-ride type vehicle to which the present invention is applied. Appropriate drawings used in the following description including FIG. 1 show an arrow FR indicating the front of the vehicle, an arrow UP indicating the upper side of the vehicle, and an arrow LH indicating the left side of the vehicle. In the following description, these directions are used as appropriate.
自動二輪車1は、車体フレーム2を、前端を構成するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後方斜め下方に延ばしたメインフレーム4と、メインフレーム4の後端部から後方へ延ばした左右一対のシートレール5L,5Rと、メインフレーム4の前端部からほぼ下方そして後方へ延ばした左右一対のダウンフレーム6L,6Rと、メインフレーム4の後部から後方斜め下方そして下方に延ばすことでダウンフレーム6L,6Rの後端部にそれぞれ連結した左右一対のセンタフレーム7L,7Rと、シートレール5L,5R及びセンタフレーム7L,7Rのそれぞれに渡した左右一対のサブフレーム8L,8Rとで構成している。図1では、紙面手前側のシートレール5R、ダウンフレーム6R、センタフレーム7R、サブフレーム8Rのみが示されている。
The motorcycle 1 includes a
ヘッドパイプ3にはフロントフォーク9が回動自在に取り付けられ、メインフレーム4には燃料タンク10が取り付けられている。センタフレーム7L,7Rには左右一対のピボットプレート11L,11R(紙面手前側の11Rのみ示す)が取り付けられ、ピボットプレート11L,11Rには、エンジン12及び変速機13からなるパワーユニット14が支持されるとともにスイングアーム15が上下スイング自在に支持されている。また、シートレール5L,5Rの上方には乗員が着座するシート16が配置され、シートレール5Lの後部左側方には後部側方ガード部材17が支持されている。
A
フロントフォーク9は、左右一対のフォーク単体18L,18R(紙面手前側の18Rのみ示す)をトップブリッジ19及びこのトップブリッジ19の下方に配置したボトムブリッジ20で連結したものであり、トップブリッジ19にはバーハンドル21が取り付けられている。トップブリッジ19及びボトムブリッジ20にはカウル支持ステー(図示せず)が取り付けられ、カウル支持ステーにはフロントカウル24が支持されている。フロントカウル24には、符合25で示すフロント用のナンバープレート支持ブラケットやメータ、インナカウル、ウインカー支持ステー等が支持される。符合26は前輪27の上方を覆うフロントフェンダを示している。
The
燃料タンク10の下方には収納ボックス33が配置され、収納ボックス33はメインフレーム4とエンジン12のシリンダ部34との間に位置し、メインフレーム4の下部にブラケット35を介して取り付けられている。燃料タンク10の後方一部は、シート16の前部に覆われており、シート16はシートレール5L,5Rに沿って前後方向に延在し、シートレール5L,5Rの前端適所等に形成された固定部(図示せず)に固定されている。
A
シート16の下方にはステップ36が設けられ、ステップ36はサブフレーム8L,8Rから後方斜め下方に延ばしたバー部材37の下端に取り付けられている。符合38は、ピボットプレート11L,11Rから後方に延ばして設けられたバー部材37補強のための補強バーを示している。
A
スイングアーム15は、ピボットプレート11L,11Rに図示しないピボット軸を介して取付けた部材であり、後端部に後輪46及び左右一対のリヤクッションユニット47L,47R(紙面手前側の47Rのみ示す)のそれぞれの下端を取付けたものである。リヤクッションユニット47L,47Rの上端は、シートレール5L,5Rにそれぞれ取付けたレール下部ブラケット48L,48R(紙面手前側の48Rのみ示す)に取り付けられている。また、スイングアーム15の周囲はチェーンカバー49に囲われており、チェーンカバー49はエンジン12からの駆動力を後輪46に伝達するチェーン及びこのチェーンに掛け回されるドリブンスプロケット(図示せず)を覆っている。また、シートレール5L,5R及びレール下部ブラケット48L,48Rには後輪46の上方を覆うリヤフェンダ51が取り付けられている。
The
エンジン12は、シリンダ部34に設けたシリンダヘッド52を前方に向けるように配置され、ピボットプレート11L,11Rに形成されたパワーユニット支持ブラケット53〜55により車体に支持されている。エンジン12のシリンダヘッド52の下部には排気管57が接続され、この排気管57の後端にはマフラ58が接続されている。マフラ58の上部はバー部材37及び補強バー38の端部で支持されている。
The
車両後部には側方からシートレール5L,5Rの後部を覆う左右一対のリヤカウル60L,60R(紙面手前側の60Rのみ示す)が被着され、車両略中央には側方からシートレール5L,5Rの前部、センタフレーム7L,7R及びサブフレーム8L,8Rを覆う左右一対のサイドカウル61L,61R(紙面手前側の61Rのみ示す)が被着されている。リヤカウル60L,60R及びサイドカウル61L,61Rは前後で連なり一体的な外観意匠を構成しており、リヤカウル60L,60Rには乗員が把持するグラブレール62が設けられている。リヤカウル60L,60R、サイドカウル61L,61R、及びグラブレール62はそれぞれABS(Acrylonitrile Butadiene styrene)等の樹脂材料から成形されている。
A pair of left and right
以下、上記リヤカウル60L,60R、サイドカウル61L,61R、グラブレール62等が設けられる自動二輪車1の後部について詳述する。
Hereinafter, the rear portion of the motorcycle 1 provided with the
図2に示すようにリヤカウル60L,60Rはそれぞれ、シートレール5L,5Rに沿って前後に延びる長尺状とされ、後上方に向けてやや傾いた状態で取り付けられている。図3に示すようにリヤカウル60L,60Rは、後方に向かうに従い車両内側に緩やかに湾曲する上面視で弧状の外壁面63L,63Rと、この外壁面63L,63Rの上部から折曲して車幅方向内側に向けて延びる上壁面64L,64Rとを一体に有して形成されている。外壁面63L,63Rは縦断面視でも弧状に形成されており、上方に向けて車幅方向内側にやや湾曲する形状ともされている。外壁面63L,63Rは外部に露出される意匠面とされる部位であり、上壁面64L,64Rはシート16が取り付けられた際にはシート16周縁によって覆われる部位である(図1参照)。
As shown in FIG. 2, the
図4,図5にはそれぞれ車両後部においてサイドカウル61L,61R及びグラブレール62が取り外された状態が示されている。同図に示すようにリヤカウル60L,60Rの前端には車幅方向内側に向けて弧状に延びる前部固定片65L,65Rが形成され、またリヤカウル60L,60Rの後部内側には車幅方向内側へ突出する後部固定片66L,66Rが形成されている(図5参照)。リヤカウル60L,60Rは、前部固定片65L,65Rをシートレール5L,5Rに形成されたリヤカウルブラケット67L,67R(図4において紙面手前側67Rのみ示す)にボルト締めされるとともに、後部固定片66L,66Rをシートレール5L,5R後端に形成されたリヤカウル締結孔68L,68R(図5参照)にボルト締めされることで、車体側に固定されている。
4 and 5 show a state in which the
リヤカウル60L,60Rが車体側に取り付けられた状態では、前部固定片65L,65Rはリヤクッションユニット47L,47Rの上端を覆った状態となっており、また、リヤカウル60L,60Rの後端部の間にはリヤセンタカウル69が設けられている(図5参照)。リヤセンタカウル69はリヤカウル60L,60Rの後端部間を連結しており、リヤカウル60L,60Rに形成された図示しない締結孔に固定されている。リヤセンタカウル69の後端は、リヤカウル60L,60Rの弧状の外壁面63L,63Rと滑らかに連なる弧状とされている。
When the
図4,図5を続けて参照し、リヤカウル60L,60Rにはグラブレール62の取り付けのための凹部70L,70Rが形成されている。凹部70L,70Rは、リヤカウル60L,60Rの前後方向略中央領域において外壁面63L,63R及び上壁面64L,64Rを切り欠くように形成されるものである。リヤカウル60L,60Rの外壁面63L,63Rの意匠面、及び、上壁面64L,64Rの連続面は、図5に最も良く示すように凹部70L,70Rによって分断されている。凹部70L,70Rの前方側の底部には、グラブレール62の取り付けのためのグラブレール取付孔74L,74Rが形成されている。
4 and 5, the
また、凹部70L,70Rの前方及び後方においてリヤカウル60L,60Rの上壁面64L,64Rには上方に向かって延びる板状の前部リブ72L,72R及び後部リブ73L,73Rが形成されている。前部リブ72L,72Rはリヤカウル60L,60Rの前端から凹部70L,70Rの直前まで延び、後部リブ73L,73Rは凹部70L,70Rの直後からリヤカウル60L,60Rの後端まで延びている。
Further, plate-like
グラブレール62は乗員が把持するための部材であって、グラブレール取付孔74L,74Rにボルト・ナット締結されることでリヤカウル60L,60Rに取り付けられる。図3に示すようにグラブレール62は略U字状に形成され、該グラブレール62には、乗員が把持する略U字状のグラブ本体部75と、このグラブ本体部75の略U字状の両端部に一体に形成された車両側取付部76L,76Rとが形成されている。すなわち、グラブレール62は略U字状のグラブ本体部75の両端部が車両側取付部76L,76Rとして構成されている。
The
図6に参照されるように車両側取付部76L,76Rは一部屈曲した板状に形成され、図2,図3も併せて参照し、車両側取付部76L,76Rは、グラブ本体部75の外側面と連続する外壁部77L,77Rと、外壁部77L,77Rの上部から車幅方向内側に向けて延びる上壁部78L,78Rとで構成されている。
As shown in FIG. 6, the vehicle
外壁部77L,77Rの長さ寸法及び高さ寸法は、リヤカウル60L,60Rの凹部70L,70Rの側部の前後方向長さ及び高さ、換言すれば、凹部70L,70Rによって切り欠かれた外壁面63L,63Rの間隙部分の前後方向長さ及び高さと略同一に設定されている。上壁部78L,78Rの長さ寸法及び高さ寸法は、リヤカウル60L,60Rの凹部70L,70Rの上部の前後方向長さ及び幅方向長さ、換言すれば、凹部70L,70Rによって切り欠かれた上壁面64L,64Rの間隙部分の前後方向長さ及び幅方向長さと略同一に設定されている。
The length and height of the
そして、外壁部77L,77R及び上壁部78L,78Rは、凹部70L,70R直前のリヤカウル60L,60Rから後方に向けて滑らかに連なる上面視弧状の形状を呈し、外壁部77L,77Rについては縦断面視でも弧状に形成されている。すなわち、車両側取付部76L,76Rは、リヤカウル60L,60Rに形成された凹部70L,70Rに略隙間なく埋めるように収まりつつ、かつ、リヤカウル60L,60Rの外壁面63L,63R及び上壁面64L,64Rに滑らかに連続する面を形成する形態とされている。
The
上壁部78L,78Rの前部には、図3に示すようにボルト挿通孔79L,79Rが形成され、上壁部78L,78Rの後部内側には車幅方向へ向けて突出する板状の固定片80L,80Rが形成されている。固定片80L,80Rにはボルト挿通孔81L,81Rが一対ずつ形成されている。図5も併せて参照し、グラブレール62は、車両側取付部76L,76Rを凹部70L,70Rに収容されつつ、ボルト挿通孔79L,79Rを凹部70L,70Rに形成されたグラブレール取付孔74L,74Rにボルト締めされるとともに、固定片80L,80Rに形成されたボルト挿通孔81L,81Rをシートレール5L,5Rの後端部間を連結したクロスメンバ82のボルト締結孔82A・・・にボルト締めされることで、車体側に固定されている。
As shown in FIG. 3,
そして、ここでグラブレール62がリヤカウル60L,60Rに固定された際、車両側取付部76L,76Rはリヤカウル60L,60Rに形成された凹部70L,70Rを略隙間なく埋めるように収まりリヤカウル60L,60Rの一部となりつつ、かつ、リヤカウル60L,60Rの外壁面63L,63R及び上壁面64L,64Rに滑らかに連続する面を形成して意匠面を構成するようになっている。
When the
また、車両側取付部76L,76Rの上壁部78L,78Rには、上方に向かって延びる板状の中間リブ83L,83Rが形成され、中間リブ83L,83Rは上壁部78L,78Rの前後端部間に渡って延びている。中間リブ83L,83Rの前端はリヤカウル60L,60Rの前部リブ72L,72Rの後端に隣接し、中間リブ83L,83Rの後端はリヤカウル60L,60Rの後部リブ73L,73Rの前端に隣接している。中間リブ83L,83Rは、凹部70L,70Rによって分断された前部リブ72L,72Rと後部リブ73L,73Rとの間を埋めて前方から後方に向けて延びる一連の壁体を構成している。また、車両側取付部76L,76Rにおける左右の固定片80L,80Rは一体に形成された連結部80Aによって連結されている。
Further, plate-like
また、図3を参照し車両側取付部76L,76Rに結合したグラブ本体部75は、その外側面がリヤカウル60L,60Rの外壁面63L,63Rの後部弧状面と略沿う弧状に形成されている。グラブレール62がリヤカウル60L,60Rに固定された際、グラブ本体部75は、リヤカウル60L,60Rの側部から車幅方向外側へ張り出すことがない形態とされている。
Further, referring to FIG. 3, the grab
そしてサイドカウル61L,61Rは、リヤカウル60L,60Rの前端を側方から覆うように取り付けられている。図4を参照し、シートレール5L,5Rのリヤカウルブラケット67L,67Rにはサイドカウル取付孔84L,84R(紙面手前側の84Rのみ示す)が形成され、シート16下方のシートレール5L,5Rには前部サイドカウルブラケット85L,85R(紙面手前側の85Rのみ示す)が形成され、センタフレーム7L,7Rの上下方向略中央領域には下部サイドカウルブラケット86L,86R(紙面手前側の86Rのみ示す)が形成されている。サイドカウル61L,61Rは、これらサイドカウル取付孔84L,84R、前部サイドカウルブラケット85L,85R、及び下部サイドカウルブラケット86L,86Rにボルト締めされることで、図2に示すように車体側に取り付けられている。
The
図2,図3を参照し、サイドカウル61L,61Rは、後方に向かうに従い車両内側に緩やかに湾曲する上面視で弧状の外壁面87L,87Rと、この外壁面87L,87Rの上部から折曲して車幅方向内側に向けて延びる上壁面88L,88Rとを一体に有して形成されている。サイドカウル61L,61Rは、図3に最も良く示すようにリヤカウル60L,60Rと協働して上面視で流線型の外観意匠を構成している。
2 and 3, the
また、サイドカウル61L,61Rの上壁面88L,88Rにも上方に向かって延びる板状のリブ89L,89Rが形成されている。このリブ89L,89Rの後端はリヤカウル60L,60Rの上壁面64L,64Rに形成された前部リブ72L,72Rの前端に隣接している。リブ89L,89Rは前部リブ72L,72Rの前端から前方に連続するように延び、リヤカウル60L.60Rの前部リブ72L,72R、後部リブ73L,73R及びこれらの間を埋めるグラブレール62の中間リブ83L,83Rと相まって、前方から後方に向けて延びる一連の壁体90を構成する。かかる壁体90はシート16が取り付けられる際に、シート16の下部に囲まれることで位置決め手段としての機能を有する。
Further, plate-
図7は、車両1の後部の縦断面図(図1のA−A線に沿う断面)を示している。同図に示すように、シート16の底板16Aの周縁内側は下面から凹むように形成されている。シート16は、かかる底板16Aの凹部16Bで上記前部リブ72L,72R等からなる壁体90を囲うようにして、リヤカウル60L,60R及びグラブレール62の上方に設けられる。これにより、壁体90はシート16を所定位置に保持させ、位置決め手段として機能する。なお、リヤカウル60L.60Rの前部リブ72L,72R、後部リブ73L,73R及びこれらの間を埋めるグラブレール62の中間リブ83L,83Rのみでシート16の位置決め手段を構成しても良い。
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of the rear portion of the vehicle 1 (cross section taken along line AA in FIG. 1). As shown in the figure, the inner periphery of the
以上に記載したように本実施形態では、図2,図3に最も良く示すように自動二輪車1の車両後部において、リヤカウル60L,60Rに凹部70L,70Rを設けるとともに、グラブレール62に乗員が把持するグラブ本体部75と、車両側に取り付けられる車両側取付部76L,76Rとを設け、前記凹部70L,70Rに車両側取付部76L,76Rを収容し、リヤカウル60L,60Rと車両側取付部76L,76Rとで連続する面を形成している。かかる構成によれば、グラブレール62がリヤカウル60L,60Rから連続する面を形成することで、走行風による空気抵抗を低減することができる。また、グラブレール62をリヤカウル60L,60Rの一部とすることができるため、連続的かつ一体的な優れた外観品質を表出させることが可能となるとともに、リヤカウル60L,60Rの体積を減少させることが可能なため、製造コストを低減することも可能となる。
As described above, in this embodiment, as best shown in FIGS. 2 and 3, the rear cowls 60 </ b> L and 60 </ b> R are provided with the recesses 70 </ b> L and 70 </ b> R and the occupant holds the
なお、本実施形態では、凹部70L,70Rによって切り欠かれたリヤカウル60L,60Rの空白領域全体をグラブレール62の車両側取付部76L,76Rが埋めるように設けられる例を説明したが、凹部70L,70Rによって切り欠かれたリヤカウル60L,60Rの外壁面63L,63Rを、すなわち、より一般的に言えば意匠面側となる部位を車両側取付部76L,76Rで少なくとも埋めれば、車体側取付部76L,76Rをリヤカウル60L,60Rの一部とすることができ、リヤカウル60L,60Rと車両側取付部76L,76Rとで連続する面を形成できる。このため、凹部70L,70R及び車両側取付部76L,76Rの形態は上記実施形態に限らず種々の態様が考えられ、本発明がこの実施形態の態様に限定されるものでないことは言うまでもない。
In this embodiment, the example in which the vehicle
また、グラブレール62の車両側取付部76L,76Rに上方に向かって延びる中間リブ83L,83Rを設けるとともに、リヤカウル60L,60Rの車両内側部分、すなわち上壁面64L,64Rに上方に向かって延びる前部リブ72L,72R及び後部リブ73L,73Rを設け、中間リブ83L,83Rと前部リブ72L,72R及び後部リブ73L,73Rとを連続させている。そして、シート16をリヤカウル60L,60R及びグラブレール62の上方にシート16を設け、中間リブ83L,83Rと前部リブ72L,72R及び後部リブ73L,73Rを囲うようにシート16を設けている。かかる構成によれば、グラブレール62をリヤカウル60L,60Rの一部とすることができ、シート16を取り付ける際の位置決め部を別途設けないですみ、製造コストの低減を図れる。
Further,
また、本実施形態ではグラブレール62の車両側取付部76L,76Rがリヤカウル60L,60Rにグラブレール取付孔74L,74Rにより連結されているが、この場合、グラブレール62をリヤカウル60L,60Rに連結するため、リヤカウル60L,60Rとグラブレール62の位置決めが容易になる。
In this embodiment, the vehicle
また、グラブレール62は樹脂製としているが、これによれば、製造コストを低減でき、かつ、成形が容易なため生産性を向上できる。また、グラブレール62は、略U字状とされ、左右で対向する車両側取付部76L,76Rの固定片80L,80Rの一部を連結する連結部80Aを備えるが、これによれば、グラブレール62が閉じ構造とされるため、成形後の歪みを防止できる。
Moreover, although the
なお、本実施形態ではグラブレール62を略U字状と説明したが、この略U字状は厳密に上面視でU字である場合に限らずコ字状やV字状も含む概念である。また、上記実施形態における構成はこの発明の一例であり、部品構成や構造、形状、大きさ、数及び配置等を含め、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。例えば、本実施形態では本発明を自動二輪車に適用したが、三輪車両や四輪のバギー車等でも本発明は好適に適用できる。
In the present embodiment, the
16 シート
46 後輪
60L,60R リヤカウル
62 グラブレール
70 凹部
72L,72R 前部リブ(第二のリブ)
75 グラブ本体部
76L,76R 車両側取付部(端部)
80A 連結部
83L,83R 中間リブ(第一のリブ)
16
75
Claims (6)
前記リヤカウルに凹部を設けるとともに、前記グラブレールに乗員が把持するグラブ本体部と、車両側に取り付けられる端部とを設け、
前記リヤカウルの凹部に前記グラブレールの端部を収容し、前記リヤカウルと前記グラブレールの端部とで連続する面を形成したことを特徴とする鞍乗り型車両の後部構造。 In the rear structure of a saddle-ride type vehicle, in which a rear cowl is attached above the rear wheel and a grab rail is provided at the rear of the vehicle,
A recess is provided in the rear cowl, a grab main body that is held by an occupant on the grab rail, and an end attached to the vehicle side,
A rear structure of a saddle-ride type vehicle, wherein an end of the grab rail is accommodated in a recess of the rear cowl, and a continuous surface is formed by the rear cowl and the end of the grab rail.
前記第一のリブと前記第二のリブとを連続させたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の後部構造。 A first rib extending upward at the end of the grab rail is provided, and a second rib extending upward is provided at the vehicle inner side portion of the rear cowl,
The rear structure of the saddle-ride type vehicle according to claim 1, wherein the first rib and the second rib are continuous.
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009257134A JP5315214B2 (en) | 2009-11-10 | 2009-11-10 | Rear structure of saddle-ride type vehicle |
ARP100104097 AR078915A1 (en) | 2009-11-10 | 2010-11-04 | REAR STRUCTURE FOR A MOTORCYCLE TYPE VEHICLE |
BRPI1004696-8A BRPI1004696B1 (en) | 2009-11-10 | 2010-11-05 | REAR STRUCTURE FOR VEHICLE OF ASSEMBLY TYPE |
CN 201010543585 CN102050176B (en) | 2009-11-10 | 2010-11-08 | Rear portion structure of straddle type vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009257134A JP5315214B2 (en) | 2009-11-10 | 2009-11-10 | Rear structure of saddle-ride type vehicle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011102064A true JP2011102064A (en) | 2011-05-26 |
JP5315214B2 JP5315214B2 (en) | 2013-10-16 |
Family
ID=43955083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009257134A Active JP5315214B2 (en) | 2009-11-10 | 2009-11-10 | Rear structure of saddle-ride type vehicle |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5315214B2 (en) |
CN (1) | CN102050176B (en) |
AR (1) | AR078915A1 (en) |
BR (1) | BRPI1004696B1 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144711A (en) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Honda Motor Co Ltd | Rail structure of saddle-riding type vehicle |
WO2019224959A1 (en) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 本田技研工業株式会社 | Saddled vehicle |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088330A (en) * | 2014-11-06 | 2016-05-23 | ヤマハ発動機株式会社 | Saddle-riding type vehicle |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6425982U (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-14 | ||
JPH0187978U (en) * | 1987-12-03 | 1989-06-09 | ||
JP2003306180A (en) * | 2002-04-11 | 2003-10-28 | Honda Motor Co Ltd | Mounting structure of seat lock device and grab rail of motorcycle |
JP2004182108A (en) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Honda Motor Co Ltd | Bodywork of motorcycle |
JP3547067B2 (en) * | 1997-02-27 | 2004-07-28 | 本田技研工業株式会社 | Rear fender and rear cowl mounting structure for motorcycles |
JP2009227024A (en) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Honda Motor Co Ltd | Grab rail structure in motorcycle |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005145203A (en) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Honda Motor Co Ltd | Front part structure of scooter type vehicle |
JP2007210486A (en) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Yamaha Motor Co Ltd | Motorcycle |
-
2009
- 2009-11-10 JP JP2009257134A patent/JP5315214B2/en active Active
-
2010
- 2010-11-04 AR ARP100104097 patent/AR078915A1/en active IP Right Grant
- 2010-11-05 BR BRPI1004696-8A patent/BRPI1004696B1/en active IP Right Grant
- 2010-11-08 CN CN 201010543585 patent/CN102050176B/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6425982U (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-14 | ||
JPH0187978U (en) * | 1987-12-03 | 1989-06-09 | ||
JP3547067B2 (en) * | 1997-02-27 | 2004-07-28 | 本田技研工業株式会社 | Rear fender and rear cowl mounting structure for motorcycles |
JP2003306180A (en) * | 2002-04-11 | 2003-10-28 | Honda Motor Co Ltd | Mounting structure of seat lock device and grab rail of motorcycle |
JP2004182108A (en) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Honda Motor Co Ltd | Bodywork of motorcycle |
JP2009227024A (en) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Honda Motor Co Ltd | Grab rail structure in motorcycle |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144711A (en) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Honda Motor Co Ltd | Rail structure of saddle-riding type vehicle |
WO2019224959A1 (en) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 本田技研工業株式会社 | Saddled vehicle |
JPWO2019224959A1 (en) * | 2018-05-23 | 2021-05-27 | 本田技研工業株式会社 | Saddle-type vehicle |
JP7066839B2 (en) | 2018-05-23 | 2022-05-13 | 本田技研工業株式会社 | Saddle-type vehicle |
US11757175B2 (en) | 2018-05-23 | 2023-09-12 | Honda Motor Co., Ltd | Straddle type vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BRPI1004696B1 (en) | 2019-06-04 |
CN102050176B (en) | 2013-07-03 |
JP5315214B2 (en) | 2013-10-16 |
CN102050176A (en) | 2011-05-11 |
BRPI1004696A2 (en) | 2013-02-26 |
AR078915A1 (en) | 2011-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5782424B2 (en) | Rear structure of saddle-ride type vehicle | |
JP6708687B2 (en) | Motorcycle seat frame | |
JP6140664B2 (en) | Body frame structure for saddle-ride type vehicles | |
WO2012008394A1 (en) | Saddled vehicle | |
JP2007326505A (en) | Motorcycle | |
JP5460526B2 (en) | Front structure of motorcycle | |
JP5396210B2 (en) | Motorcycle side bag support stay | |
JP5560059B2 (en) | Saddle riding | |
JP5315214B2 (en) | Rear structure of saddle-ride type vehicle | |
JP5460511B2 (en) | Rear fender for vehicles | |
JP5461162B2 (en) | Rear structure of saddle-ride type vehicle | |
US9284006B2 (en) | Straddle type vehicle | |
JP5852502B2 (en) | Saddle riding | |
JP5460885B2 (en) | Front structure of motorcycle | |
CN107709146A (en) | Rear mud-guard structure in motorcycle | |
JPWO2019064965A1 (en) | Saddle-type vehicle cover structure | |
JP2015223902A (en) | Saddle riding type vehicle | |
JP3751072B2 (en) | Rear cover mounting structure for scooter type vehicles | |
JP6962661B2 (en) | Seat frame for saddle-mounted vehicles | |
JP5324407B2 (en) | Rear structure of saddle-ride type vehicle | |
JP7192002B2 (en) | Cowl stay structure for saddle type vehicle | |
JP5706964B2 (en) | Saddle riding motorcycle | |
JP6351172B2 (en) | Car body rear structure | |
JP2015033901A (en) | Battery arrangement structure of saddle riding type vehicle | |
JP6404254B2 (en) | Straddle-type electric vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5315214 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |