JP2011098176A - 装着対象の爪形状を問わない取外しと美麗化が可能な付け爪の裏面構造と形成方法 - Google Patents
装着対象の爪形状を問わない取外しと美麗化が可能な付け爪の裏面構造と形成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】従来の付け爪装用技術で除外されていた爪の形状では付け爪が装着不可能であった爪への装着を、美装形状にし、かつ取外し可能な方法で実現する。除外された爪形状とは、極端に小さい爪、極端に短い爪などを指す。
【解決手段】市販ネイルチップを利用して、爪および爪周囲の指表面に密着する面をネイルチップの裏に構築し、利用者の爪および周辺部位の指の皮膚を接着面とすることで、装用を可能とする装着方法を提示する。またこの部位に密着する構造をネイルチップの裏面に構築する方法を提示し、これらを用いて課題を解決する。
従来のネイルチップ以上の美的品質を備える個別対応のネイルチップである。すでに取外し可能なネイルチップが市販されているが、密着面形成剤で裏面を構成し密着させかつ接着補強し、かつ剥離できる接着方法をとり、同様な利便さも取り入れた発明である。
【選択図】図2
【解決手段】市販ネイルチップを利用して、爪および爪周囲の指表面に密着する面をネイルチップの裏に構築し、利用者の爪および周辺部位の指の皮膚を接着面とすることで、装用を可能とする装着方法を提示する。またこの部位に密着する構造をネイルチップの裏面に構築する方法を提示し、これらを用いて課題を解決する。
従来のネイルチップ以上の美的品質を備える個別対応のネイルチップである。すでに取外し可能なネイルチップが市販されているが、密着面形成剤で裏面を構成し密着させかつ接着補強し、かつ剥離できる接着方法をとり、同様な利便さも取り入れた発明である。
【選択図】図2
Description
装着対象の爪の形状が、変形している爪、極端に小さい爪、あるい極端に短い爪に、付け爪を装着する付け爪の裏面構造、形成方法に関する。
従来技術のよる付け爪の装着方法は、爪の表面を付け爪の装着基盤としているため、一般的には標準的な爪の形状を対象としている。
指の先端部を構成する爪が、変形した爪、極端な凹凸がある爪、また深爪などで極端に短い爪、生まれつき爪面積が小さいなどの爪は、特殊な施術者以外では付け爪施術の対象としていない。このような爪は、付け爪の装用を希望しても対象から除外されることが一般的であり、爪医療の対象に近い症例とされている。
従来技術にスカルプチャ法という技術があり、爪の表面に合成樹脂を手作業で積み重ねる方法で人工爪を形成する。この手法では美麗な高品質のネイルが形成可能であり、特殊技術を持つネイリストは、変形した爪などへのネイル構築も行なえる技術でもあるが、医療に限りなく近い技術である。一般的な技術では、変形爪、小さい爪への構築は困難である。
このスカルプチャ法では、人工爪が固定的に装着されるため、長期に装用する場合には爪伸張にともなう補正処理、および爪を剥離する場合は特殊溶剤を用いる、あるいは専門ネイリストの処置が必要である。剥離処理では、構築したネイルを破壊して取り除く、つまり使い捨てる、という処理になっている。
このスカルプチャ法では、人工爪が固定的に装着されるため、長期に装用する場合には爪伸張にともなう補正処理、および爪を剥離する場合は特殊溶剤を用いる、あるいは専門ネイリストの処置が必要である。剥離処理では、構築したネイルを破壊して取り除く、つまり使い捨てる、という処理になっている。
市販されているネイルチップという合成樹脂剤で製造した爪形状品は、瞬間接着剤、または両面接着剤などを用いて装着する技術である。この装用法では、ネイルチップを直接爪に接着する手軽な方法であるが、爪形状がネイルチップと一致しない場合には、外れやすい、または装着状態の美麗さがスカルプチャーより劣る、という見解がある。
同様なネイルチップ技術で、ネイルチップの裏面に予め特殊接着剤を備え、手軽に装着でき、取外しも簡便、更に再装着ができる製品がある。繰り返して使用することもできる、という意味で画期的な製品である。
両者とも、爪表面に装着する点で装着可能な爪形状に制限がある。また簡便さと裏腹に装着時の「美麗さ」において、上質な品質を求める付け爪利用者には、敬遠される傾向がある。
同様なネイルチップ技術で、ネイルチップの裏面に予め特殊接着剤を備え、手軽に装着でき、取外しも簡便、更に再装着ができる製品がある。繰り返して使用することもできる、という意味で画期的な製品である。
両者とも、爪表面に装着する点で装着可能な爪形状に制限がある。また簡便さと裏腹に装着時の「美麗さ」において、上質な品質を求める付け爪利用者には、敬遠される傾向がある。
本願発明に関連する公知技術として、次の特許文1及び献特許文献2を挙げることができる。
爪形状が従来の付け爪装用法における一定の条件を満たさない爪形状であっても装着可能なネイル装用法は存在しない、この制約を除去する課題。
スカルプチャー法による装用では、一度装着すると長期間装用することが普通であり、爪が伸張するために美装維持の処理、施術時間が必要となる。また剥離するまで長期間にわたり爪表面が外界から遮断されるため、爪自体にストレスが加わる。このストレスを除外する課題。
ネイルチップの長所を生かしながら、短所としての審美的な面を向上させること、および装着対象とする爪形状が限定されるという問題を、同時に回避する課題。
スカルプチャー法は、爪形状に合わせた爪造形という特性であるが剥離処理に難点がある。取外し可能ネイルチップは、この点で優る。両者の長所をもった方法が必要である、これを解決するという課題。
課題を解決するための手段
課題を解決するための手段
爪形状不問:爪形状に依存しないで指先端に密着する人工爪を装着するために、付け爪を装着する部位を爪に限定しないで、爪と爪を囲む指先端部位とする付け爪とする。
ネイルチップ利用:爪自体へのストレス、また装用から生ずる日常生活での不便さなどのストレスを回避するため、取外しが可能なネイルチップとする。また付け爪制作時間を短縮するため、市販ネイルチップを利用して付け爪表面とする。
取付面の構造:ネイルチップの裏面に付け爪が装着される爪と爪を囲む周辺部位を含む範囲の接着面と同じ形状面をもたせる。この接着面は、互いに補完するオスメス構造として働き、ネイルチップと爪および指とを密に接着する。この形の表面を裏面に有するネイルチップ(「密着面付きネイルチップ」という)を作成し、これをオスメス構造である接着面(以下、密着面という)同士を対応させて接着補強して装着する。
面形成:密着面付きネイルチップの密着面は、ネイルチップの裏面に装填する密着面形成剤を用いて爪および周辺指表面の形状を、ネイルチップの裏面に写し取って形成される。
密着面形成剤の一方の面はネイルチップ裏面に融着し、他の面は形状を写し取った後、凝固して密着面を記憶する。この処理で、爪および爪周辺部の指表面に密着するネイルチップ裏面が形成される。
凝固した段階で指および爪と密着する形状を裏面に持つネイルチップ(以下、「密着面付きネイルチップ」という)が完成し、十分凝固した後指および爪から剥離する。
密着面形成剤の一方の面はネイルチップ裏面に融着し、他の面は形状を写し取った後、凝固して密着面を記憶する。この処理で、爪および爪周辺部の指表面に密着するネイルチップ裏面が形成される。
凝固した段階で指および爪と密着する形状を裏面に持つネイルチップ(以下、「密着面付きネイルチップ」という)が完成し、十分凝固した後指および爪から剥離する。
密着面素剤:市販ネイルチップと融着一体化し爪および指の皮膚とは、接着しない性質で、かつ人体へ影響がなく、また利用者の爪形状の若干の変化を吸収する弾力性を有する素材を使う。
繰り返し脱着装用するためには、外気湿度などの影響で爪の表面形状が微妙に変形するため、これを吸収する特性の素材であることが必要である。
繰り返し脱着装用するためには、外気湿度などの影響で爪の表面形状が微妙に変形するため、これを吸収する特性の素材であることが必要である。
仕上と美装:上述の密着面複製過程で密着面形成剤が凝固する過程でネイルチップの周辺にあふれた余剰分はきれいに取り除く。ネイルチップの周辺部と爪あるいは指の間の部分が一致しない場合には、密着面形成剤の露出部(密着ネイルチップの周辺部と利用者の爪の境界部)を、周辺カバー剤で埋め(輔弼処理という)、ネイルチップの強度確保を兼ねて露出部をカバーし、ネイルチップの審美的な形状を仕上げる。
ネイルチップ先端部の裏面には密着面形成剤が露出している部位があり、ここも周辺カバー剤で輔弼処理を施す。
ネイルチップ先端部の裏面には密着面形成剤が露出している部位があり、ここも周辺カバー剤で輔弼処理を施す。
周辺仕上剤:周辺カバー剤は、ネイルチップに融着し、かつ固化したときに一定の強度を持つ材料を用いる。本願発明では、固化する樹脂として義歯形成に使用するレジン等を用いる。
美麗化:周辺カバー剤で仕上げたネイルチップは、取外し可能で、ネイルチップを何度も繰る返し使用可能である。
・利用者の好みによりスカルプチャー仕上げをする場合は、ネイルチップ先端部を除去し、この部分をスカルプチャ法で先端部を構築加工する。密着面付きネイルチップの基礎部分を活用する応用である。
・近時流行の紫外線ジェル仕上げも応用として美麗化策として利用できる手法である。
・利用者の好みによりスカルプチャー仕上げをする場合は、ネイルチップ先端部を除去し、この部分をスカルプチャ法で先端部を構築加工する。密着面付きネイルチップの基礎部分を活用する応用である。
・近時流行の紫外線ジェル仕上げも応用として美麗化策として利用できる手法である。
密着補強剤:密着面付きネイルチップを装着する接着剤で爪、指との密着を補強する材料を用いる。爪、皮膚に無害な接着剤であり、かつ水溶性のものとする。水溶性を用いることで、装用を終え取外す場合、加湿によって容易にネイルチップを剥離できる特徴が得られる。取外した場合、接着部の汚れが微弱であることも必要である。
密着面付きネイルチップは、多くの爪形状を対象として容易に脱着可能な付け爪装用を実現する。
爪指の形状をそのまま写し取った接着面を裏面にもつネイルチップであるため脱落が起き難い。爪の形状、大きさに制限されずに、付け爪を必要な時に装着でき、また不要時は取外せるため、つぎのような効果が実現できる:
▲1▼付け爪装着を従来不可とされた人にも適用可能
▲2▼再使用可能な付け爪として利用可能
スカルプチャー法で表面仕上げした本願発明のネイルチップであれば、装用後破壊せず再利用することが可能になる。またネイルをライブラリ化する等が可能となる。
▲3▼固定装着ネイルにおける不便さからの開放
コンタクトレンズの装着脱着、事務作業時、家事等付け爪が邪魔なシーンでは外す
▲4▼従来のネイル利用で、ネイル補修、剥奪処理時の時間、費用節約
▲5▼応用として、美麗なネイル装用技術(スカルプチャー法、UVジェル法など)を適用可能、かつ本人不在加工も可能
以上のごとく、利用者の爪形状制限が除かれ、利用者の拡大、取り外し再着用可能で便利さ向上、また爪自体へのストレスが軽減され、利用者が装用したままで遭遇するストレスも回避できるなど、付け爪の利用を促進することができる。
爪指の形状をそのまま写し取った接着面を裏面にもつネイルチップであるため脱落が起き難い。爪の形状、大きさに制限されずに、付け爪を必要な時に装着でき、また不要時は取外せるため、つぎのような効果が実現できる:
▲1▼付け爪装着を従来不可とされた人にも適用可能
▲2▼再使用可能な付け爪として利用可能
スカルプチャー法で表面仕上げした本願発明のネイルチップであれば、装用後破壊せず再利用することが可能になる。またネイルをライブラリ化する等が可能となる。
▲3▼固定装着ネイルにおける不便さからの開放
コンタクトレンズの装着脱着、事務作業時、家事等付け爪が邪魔なシーンでは外す
▲4▼従来のネイル利用で、ネイル補修、剥奪処理時の時間、費用節約
▲5▼応用として、美麗なネイル装用技術(スカルプチャー法、UVジェル法など)を適用可能、かつ本人不在加工も可能
以上のごとく、利用者の爪形状制限が除かれ、利用者の拡大、取り外し再着用可能で便利さ向上、また爪自体へのストレスが軽減され、利用者が装用したままで遭遇するストレスも回避できるなど、付け爪の利用を促進することができる。
本願発明の実施形態を図面を参照して説明する。
ネイルチップに密着面形成剤を適量のせて、これを爪および周辺部の指表面に押し付けて表面および爪周辺の形状を写しとる。
図1のIとIIは、ネイルチップに密着面形成剤を乗せた斜図と断面であり、IIIはこれを爪の上に置き矢印(P)方向に加圧し爪表面に密着面形成剤を押し付け表面印象を取る模式図で、IVとVは、これを取外した状態であり密着面形成剤が広がり密着面が形成された状態の斜図と形成された密着面を備えたネイルチップの断面を示している。
爪の形状は個体差があり、形状毎に密着面形成剤の使用量は、接着面の広さに応じて加減、し、密着面を適切に形成する。
図2は、代表的と考えられる数種類の爪形状について、ネイルチップに密着面形成剤を置いた様子、および爪の表面に密着させた状態の指、爪、ネイルチップ、密着面形成剤が構成した密着面の位置関係とその断面を示している。
使用するネイルチップの形状は、爪の形状と必ずしも一致するものが得られないため、ネイルチップの周辺左右および爪の底部に隙間が生じることがある。図3は、周辺部を補正する部位を示す。装飾ネイル用品として美装する必要から、この部位は固化特性をもつ周辺カバー剤で輔弼し、きれいな形状に仕上げ、かつネイルチップを補強する。
この処理で際(キワ)の美装が確保される。同様な処置を爪の根元部位に必要に応じておこなう。
図4は、爪先端部位、密着面付きネイルチップの裏面部の補弼部分を示す。裏側も美装に重要である
図5は、密着型ネイルチップを装着する様子、取り外す様子を示す。
a)は、装着の説明図であり、17の部分には、密着面形成剤補強剤を塗布する。
次に16を3,4の上に乗せ、圧を軽く加えると接着する。
b)は取外す状態の図である。加湿後ネイルチップを動かし上下に力を加えて剥離する。
ネイルチップに密着面形成剤を適量のせて、これを爪および周辺部の指表面に押し付けて表面および爪周辺の形状を写しとる。
図1のIとIIは、ネイルチップに密着面形成剤を乗せた斜図と断面であり、IIIはこれを爪の上に置き矢印(P)方向に加圧し爪表面に密着面形成剤を押し付け表面印象を取る模式図で、IVとVは、これを取外した状態であり密着面形成剤が広がり密着面が形成された状態の斜図と形成された密着面を備えたネイルチップの断面を示している。
爪の形状は個体差があり、形状毎に密着面形成剤の使用量は、接着面の広さに応じて加減、し、密着面を適切に形成する。
図2は、代表的と考えられる数種類の爪形状について、ネイルチップに密着面形成剤を置いた様子、および爪の表面に密着させた状態の指、爪、ネイルチップ、密着面形成剤が構成した密着面の位置関係とその断面を示している。
使用するネイルチップの形状は、爪の形状と必ずしも一致するものが得られないため、ネイルチップの周辺左右および爪の底部に隙間が生じることがある。図3は、周辺部を補正する部位を示す。装飾ネイル用品として美装する必要から、この部位は固化特性をもつ周辺カバー剤で輔弼し、きれいな形状に仕上げ、かつネイルチップを補強する。
この処理で際(キワ)の美装が確保される。同様な処置を爪の根元部位に必要に応じておこなう。
図4は、爪先端部位、密着面付きネイルチップの裏面部の補弼部分を示す。裏側も美装に重要である
図5は、密着型ネイルチップを装着する様子、取り外す様子を示す。
a)は、装着の説明図であり、17の部分には、密着面形成剤補強剤を塗布する。
次に16を3,4の上に乗せ、圧を軽く加えると接着する。
b)は取外す状態の図である。加湿後ネイルチップを動かし上下に力を加えて剥離する。
密着面形成剤は、密着面形成時は柔らかく、ネイルチップに融着し、一定時間で凝固して利用者の爪表面の形状を記憶する特性で、かつ爪の若干の変形を吸収するために完全に固化しない特性の素材を用いる。
周辺カバー剤は、輔弼処理時は水飴状で、基盤とするネイルチップと融着し、短時間で完全固化し、一定の強度になる特性を備えた素材を用いる。
これらは人体の皮膚および爪には接着しない素材で、人体に影響のない素材であることを条件とする。
周辺カバー剤は、輔弼処理時は水飴状で、基盤とするネイルチップと融着し、短時間で完全固化し、一定の強度になる特性を備えた素材を用いる。
これらは人体の皮膚および爪には接着しない素材で、人体に影響のない素材であることを条件とする。
密着面付きネイルチップは、装着時には糊をつけて装着する。この糊は、密着面には馴染み、かつ水分等で剥がれやすくなる特性のものが望まれる。
図1に示したように爪に適合するネイルチップを選び、その裏に溶剤で水飴状に溶かした密着面形成剤を乗せる。この際に爪の形状によって、密着面形成剤の量を加減する。爪形状との関係は、図2のa)、b)、c)を参照のこと。このネイルチップを爪に乗せ位置を調整し、適当な位置で固定し凝固させ密着面の形状を写しとる。このときにネイルチップからはみ出た余分な密着面形成剤は取り除く。所要の時間で凝固するが、以上でネイルチップの裏面に密着面が構成される。
推奨素材として株式会社クエスト社製の歯科材料である、「ティッシュコンディションII」を採用し、この材料で良好な結果を得ている。
推奨素材として株式会社クエスト社製の歯科材料である、「ティッシュコンディションII」を採用し、この材料で良好な結果を得ている。
ネイルチップの美装のために、ネイルチップと爪あるいは皮膚面の間に間隙があるときには、周辺カバー剤(ベーシックレジン)を溶剤を含ませた筆に適量をとって、補填部に筆にて輔弼処理をおこなう。この際仕上げ目的は美装であるため、十分に形状をきれいに整える。
推奨素材として株式会社クエスト社製の「ベーシングレジン」を使用して良好な結果を得ている。
全ての指への処理を完了した時点で、密着面付きネイルチップを指から取り外す。軽く力をはがすように上向きに引くことで取り外し、密着面付きネイルチップが完成する。
推奨素材として株式会社クエスト社製の「ベーシングレジン」を使用して良好な結果を得ている。
全ての指への処理を完了した時点で、密着面付きネイルチップを指から取り外す。軽く力をはがすように上向きに引くことで取り外し、密着面付きネイルチップが完成する。
密着面付きネイルチップを装着する場合は、図5に示すように、爪、皮膚などの接着面に、密着補強剤として不易工業社製、SPEEDを数滴塗布して、これにネイルチップ密着面形成剤面をのせ軽く水平移動させ軽く抑える、圧力を加えると固化する特性をもったアクリル製基材の安全な糊である。5分程度で実用強度になるのですばやく装着を完了することができる。
(SPEEDは、医薬品あるいは化粧品ではないため、実験的な使用であるが、接着強度は実験で十分な結果が得られている。)
(SPEEDは、医薬品あるいは化粧品ではないため、実験的な使用であるが、接着強度は実験で十分な結果が得られている。)
取り外しは、指全体を水、ぬるま湯につけて加湿する。実験的に使用したSPEEDは、水溶性であるため、加湿することによりネイルチップの接着が緩み、簡単に取り外しができる。
ネイルサロンで行っている従来の「付け爪の施術」方法の他に、本願発明の方法を加えることで、ネイル装用範囲をさらに広め、かつ再利用可能、人体への装着時、装用中のメンテナンス時、また剥離時などの物理的および化学的な負荷をかけない方法を取り入れ、かつ日常生活上付け爪が不便な状況を回避するなどの効用を持ったネイルサービスを提供することが可能となる。これによって多くの潜在するネイル装用希望者の潜在要求を満たすサービスとすることができる。
1 ネイルチップ
2 密着面形成剤
3 爪
4 指
5 融着面(ネイルチップ−密着面形成剤)
6 爪指形状を記憶した密着面
7 爪指の形状を記憶し凝固した密着面形成剤
8 爪指装着前の密着面形成剤の断面
9 爪指装着後の密着面を記憶した密着面形成剤の断面
10 左右輔弼部位
11 根元輔弼部位
12 周辺カバー剤で輔弼処理した部位
13 指先端部位の密着面形成剤
14 周辺カバー剤で輔弼処理した部位
15 ネイルチップ先端部裏面
16 密着面付きネイルチップ裏面
17 密着補強剤を接着面に塗布する部位
18 ネイルチップ取外しの状態
2 密着面形成剤
3 爪
4 指
5 融着面(ネイルチップ−密着面形成剤)
6 爪指形状を記憶した密着面
7 爪指の形状を記憶し凝固した密着面形成剤
8 爪指装着前の密着面形成剤の断面
9 爪指装着後の密着面を記憶した密着面形成剤の断面
10 左右輔弼部位
11 根元輔弼部位
12 周辺カバー剤で輔弼処理した部位
13 指先端部位の密着面形成剤
14 周辺カバー剤で輔弼処理した部位
15 ネイルチップ先端部裏面
16 密着面付きネイルチップ裏面
17 密着補強剤を接着面に塗布する部位
18 ネイルチップ取外しの状態
Claims (2)
- 市販のネイルチップを用いて装着対象爪の形状に拘らずに装着することができる脱着可能な密着する付け爪を形成し、かつ審美的に満足の得られる周辺仕上げ補正を施した付け爪の裏面構造
- 請求項1の特性を持つ裏面構造形成方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009268062A JP2011098176A (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | 装着対象の爪形状を問わない取外しと美麗化が可能な付け爪の裏面構造と形成方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009268062A JP2011098176A (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | 装着対象の爪形状を問わない取外しと美麗化が可能な付け爪の裏面構造と形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|---|
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KR102369394B1 (ko) * | 2021-10-13 | 2022-03-04 | 홍우식 | 절단 라인을 형성한 연장 젤네일 스티커 전용 이형지와 이를 이용한 연장 가능한 젤네일 스티커 제조방법과 이를 통해 제조되는 젤네일 스티커 및 이를 이용한 시술방법 |
JP7164238B1 (ja) * | 2021-11-26 | 2022-11-01 | 株式会社オイコス | ジェルネイルステッカー及びその製造方法、ジェルネイルステッカーを用いた施術方法 |
KR20230055301A (ko) * | 2021-10-18 | 2023-04-25 | 홍우식 | 금형을 이용한 젤네일 스티커 제조방법과 이를 통해 제조되는 젤네일 스티커 및 이를 이용한 시술방법 |
-
2009
- 2009-11-04 JP JP2009268062A patent/JP2011098176A/ja active Pending
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