JP2011097345A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1度のレリーズ動作に応じてストロボ非発光撮影画像及びストロボ発光撮影画像を得る特殊連続撮影において、両画像間の差異を低減させることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 特殊連続撮影モードにおいて、SW1がONされると(S204)ストロボ非発光・発光撮影の各々に適正な露出条件が決定される(S206、S207)。SW2がONされると(S209)ストロボ非発光・発光撮影の各々の露光時間が、決定された適正露光時間をより短くなるように再設定される。続いて、調光処理により適正なストロボ発光時間より短くなるようにストロボ発光量が決定される(S213)。再設定された撮影条件で、ストロボ非発光・発光撮影が交互に連続して行われる(S214)。取得された所定枚数の単位画像は位置合わせ処理後、画像合成され、各1枚のストロボ非発光・発光撮影画像が生成される(S215)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、1度の撮影操作でストロボ非発光撮影とストロボ発光撮影とを行う撮像装置に関するものである。
近年のデジタルカメラには、標準的にストロボが備えられており、被写体の輝度が不十分な状況では、ストロボ発光によって被写体を適正な露出で撮影することができる。しかし、逆光や夕暮れなど、撮影状況によってはストロボ発光撮影及びストロボ非発光撮影のいずれが適切であるか迷う場面がある。このような問題に対し、従来のデジタルカメラの中には、1度のレリーズ操作(撮影操作)でストロボ非発光撮影とストロボ発光撮影とを連続して行い、ストロボ発光撮影画像とストロボ非発光撮影画像とを1枚ずつ取得するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、1度のレリーズ操作でストロボ非発光撮影とストロボ発光撮影とを連続して撮影を行った後、取得した2枚の画像を比較できるようレビュー表示し、ユーザが好ましい画像を選択できるようにするものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−54231号公報 特開2007−256907号公報
しかしながら、前述の特許文献1及び特許文献2は、ストロボ非発光撮影とストロボ発光撮影との両方、またはいずれか一方の撮影に適正な露光時間で順に連続して撮影を行う。そのため、被写体の輝度が低い場面では、各撮影の露光時間が長くなり、最初の撮影開始から次の撮影開始までの時間経過が長くなるため、取得される両画像間に被写体環境の変化による画像の差異が生じ易いという課題がある。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、1度の撮影操作で発光手段を発光させた発光撮影と非発光撮影を行う場合に、発光撮影画像と非発光撮影画像との被写体環境の変化による画像の差異を低減できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、1度の撮影操作で発光手段を発光させた発光撮影と非発光撮影とをそれぞれ複数回行う撮像装置であって、被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体を測光する測光手段と、前記測光手段による測光結果に基づいて、前記発光撮影および前記非発光撮影の1回あたりの前記撮像手段の露光時間を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された露光時間で前記撮像手段により得られた複数の画像を合成して適正露光の合成画像を生成する画像合成手段と、1度の撮影操作において前記発光撮影がすべて終了する前に少なくとも1回の前記非発光撮影を行うように制御する制御手段と、を有し、前記画像合成手段は、1度の撮影操作で、前記発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像と、前記非発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像とを生成することを特徴とする。
本発明によれば、1度の撮影操作で発光手段を発光させた発光撮影と非発光撮影を行う場合に、発光撮影画像と非発光撮影画像との被写体環境の変化による画像の差異を低減できるようにすることを目的とする。
本発明の実施例に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 実施例1及び実施例2に係る特殊連続撮影モードにおける撮影動作のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例に係る特殊連続撮影モードにおける露光条件決定のフローチャートを示す図である。 実施例1及び実施例2に係る特殊連続撮影モードにおける連続撮影のフローチャートを示す図である。 実施例1に係る特殊連続撮影モードにおける画像合成のフローチャートである。 本発明の実施例に係るデジタルカメラのプログラム線図である。 ガイドナンバと発光撮影の撮影回数に対する発光時間のテーブルを示す図である。 ストロボ発光制御信号によるLEDストロボの発光特性についての概念図である。 ストロボ発光制御信号によるキセノン管ストロボの発光特性についての概念図である。 各撮影の露光時間、ストロボ発光時間及び連続撮影に要する撮影期間の関係を示した概念図である。 実施例1における連続撮影して取得した単位画像から合成画像を生成する様子を示した概念図である。 実施例2及び実施例3における連続撮影して取得した単位画像から合成画像を生成する様子を示した概念図である。 画像合成方法の例を説明する図である。 実施例2及び実施例3に係る特殊連続撮影モードにおける画像位置合わせ処理及び画像合成のフローチャートを示す図である。 動きベクトルを検出する方法の例を説明する図である。 実施例3に係る特殊連続撮影モードにおける撮影動作のフローチャートを示す図である。 実施例3に係る特殊連続撮影モードにおける連続撮影のフローチャートを示す図である。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1に係る撮像装置としてのデジタルカメラについて説明する。図1(a)に本実施例に係るデジタルカメラ100の構成を示すブロック図を示す。図1(a)において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は撮像した被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。16は、撮像部14から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
20は、撮像部14、A/D変換器16、D/A変換器28にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生部であり、メモリ制御部24及びシステム制御部50により制御される。
22は、A/D変換器16からの画像データ、又は、メモリ制御部24からの画像データに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う画像処理部である。画像処理部22では、また、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が測距制御を行うことで、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理が行われる。画像処理部22では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
28はD/A変換器、30はLCD等からなる表示部である。32は、撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリである。A/D変換器16から出力された画像データは、画像処理部22及びメモリ制御部24を介して、或いは、直接メモリ制御部24を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連続撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ32に対して行うことが可能となる。また、メモリ32はシステム制御部50の作業領域としても使用することが可能である。メモリ32は、記録媒体200の書き込みバッファとしても使われる。さらに、メモリ32は画像表示用のメモリを兼ねており、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器28を介して表示部30により表示される。表示部30を用いて、撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能(スルー表示)を実現することが可能である。
34は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸張する圧縮・伸張部であり、メモリ32に格納された撮影画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えた画像データをメモリ32に書き込む。また、記録媒体200などからメモリ32に読み込まれた圧縮画像を読み込んで伸張処理を行い、処理を終えた画像データをメモリ32に書き込む。圧縮・伸張部34によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部においてファイル化され、インターフェース90を介して記録媒体200に記録される。
40は露出制御部であり、45は発光手段としてのストロボである。本実施例において、ストロボ45はLED(Light Emitting Diode)を用いたLEDストロボとする。ストロボ45は、システム制御部50の制御信号に従い発光する。露出制御部40は、システム制御部50の制御に従い、TTL方式によるAE(自動露出)処理、ストロボ調光処理を行う。
42は、連続撮影によって取得された複数枚の単位画像を画像合成して合成画像を生成する画像合成部である。50は、デジタルカメラ100全体を制御するシステム制御部である。58は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。システム制御部50の動作用の定数、プログラム等を記憶する。52は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ58から読み出したプログラム等を展開するシステムメモリである。ここでいう、プログラムとは、後述の各実施形態における各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
60は、デジタルカメラ100の動作モードを静止画撮影モード、連続撮影(連写)モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替えることができるモード切替スイッチである。連続撮影モードは、通常連続撮影モードと特殊連続撮影モードとを備えており、いずれか一方を選択することができる。なお、通常連続撮影モードとは、1度の撮影操作でストロボ45を発光させて静止画撮影を行う発光撮影及びストロボ45を発光させずに静止画撮影を行う非発光撮影のいずれか一方を複数回連続して行うモードである。一方、特殊連続撮影モードとは、1度の撮影操作で発光撮影と非発光撮影とを交互にそれぞれ複数回行うモードである。
62は第1シャッタースイッチSW1、64は第2シャッタースイッチSW2である。第1シャッタースイッチSW1(62)は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理等の動作開始を指示する。
第2シャッタースイッチSW2(64)は、まずAWB(オートホワイトバランス)処理、調光(プリ発光)処理等の動作開始を指示する。続いて、撮像部14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御部24を介してメモリ32に画像データを書き込む露光処理の動作開始を指示する。同時に、画像処理部22やメモリ制御部24での演算を用いた現像処理、メモリ32から画像データを読み出し、圧縮・伸張部34で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。また、動画撮影の場合は動画撮影の開始・停止を指示する。なお、第2シャッタースイッチSW2(64)の状態をOFFの状態からONの状態に切り替えるためのユーザの操作を撮影操作とする。
70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部70の各操作部材は、表示部30に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えばメニューボタンが押されると各種設定が可能なメニュー画面が表示部30に表示される。利用者は、表示部30に表示されたメニュー画面と、4方向キーやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
72は、電源オン、電源オフを切り替える電源制御スイッチである。74は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う電源制御部である。また、検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源部である。82及び84は、電源部86と電源制御部74とを接続するコネクタである。
90は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースであり、92は、該記録媒体200とインターフェース90との接続のためのコネクタである。
200は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、デジタルカメラ100とのインターフェース204、及び、記録媒体200とデジタルカメラ100とを接続するためのコネクタ206を備えている。
図2は、本実施例の特殊連続撮影モードにおける撮影動作のフローチャートを示しており、以下、図2を参照しながらデジタルカメラ100の特殊連続撮影モードにおける撮影動作を説明する。
デジタルカメラ100の電源制御スイッチ72によって電源をONし(S201)、モード切替スイッチ60によって特殊連続撮影モードを設定すると(S202でYes)、撮像部14からの画像データを表示部30へ逐次表示するスルー表示を行う(S204)。ステップS202において、その他のモード、例えば、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードなどに設定された場合(S202でNo)は、設定された各モードの処理を行う(S203)。
ステップS204の後、レリーズスイッチのSW1(62)がONされると(S205でYes)、システム制御部50は測距処理を行い、測距結果に基づいて撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせる(S206)。
続いて、システム制御部50は測光処理を行う。測光処理について以下に説明する。まず、システム制御部50は、測光を行い、測光結果から被写体輝度値Bvを取得する。撮影感度Sv、露光時間Tv、絞り値Avの露出条件は、取得された被写体輝度値Bvから適正な露出値Evが得られるよう、以下の式(式1)に従い決定する。
Ev=Bv+Sv=Tv+Av(式1)
ここで、被写体輝度値Bv、撮影感度Sv、露光時間Tv及び絞り値AvはAPEX表記された値である。
本実施例では、メモリ32は、図6(a)に示すような非発光撮影用のプログラム線図を記憶している。システム制御部50は、取得した被写体輝度値Bvから、非発光撮影用のプログラム線図に従い、非発光撮影において適正露出が得られる撮影感度Sv_1、露光時間Tv_1、絞り値Av_1の露出条件を決定する(S207)。なお、図6(a)では、露出値EvがEv10である場合、図中の位置Aから、露光時間Tv_1をTv6、絞り値Av_1をAv4と決定する。
続いて、システム制御部50は、メモリ32に記憶している図6(b)に示す発光撮影用のプログラム線図に従い、発光撮影において適正露出が得られる撮影感度Sv_2、露光時間Tv_2、絞り値Av_2の露出条件を決定し、メモリ32に記録する(S208)。なお、図6(b)では、露出値EvがEv10である場合、図中の位置Bから、露光時間Tv_2をTv6.47、絞り値Av_2をAV3.53と決定する。
以上のようにして、非発光撮影及び発光撮影の適正露出の得られる露出条件を決定すると、システム制御部50は、露出制御部40を制御し、デジタルカメラ100を非発光撮影の露出条件に設定する(S209)。
非発光撮影の露出条件を設定した後、シャッタースイッチSW2がONされずに(S210でNo)、さらにシャッタースイッチSW1もOFFされたならば(S211でNo)、ステップS205に戻る。
シャッタースイッチSW2(64)がONされたならば(S210でYes)、システム制御部50は、連続撮影における1回の非発光撮影及び1回の発光撮影の各露出条件を決定する(S212)。このフローについて、図3を用いて以下に説明する。
まず、システム制御部50は、メモリ32に記録している所定の連続撮影回数nを読み込む(S301)。連続撮影回数nは、固定値であっても良いし、図1(a)の操作部70によりユーザが選択可能であっても良い。本実施例では、n=10とする。続いて、非発光撮影及び発光撮影それぞれの撮影回数を決定する(S302)。本特殊連続撮影モードは、非発光撮影及び発光撮影を交互に同じ回数だけ行うため、それぞれの撮影回数は各2/n回となる。本実施例では、n=10であるため、非発光撮影及び発光撮影のそれぞれの撮影回数は各5回である。次に、システム制御部50は、非発光撮影の露光時間Tv_1及び発光撮影の露光時間Tv_2から下記の数式(式2)(式3)により時間(秒)単位の露光時間T1[s]及びT2[s]を算出する。
T1=(1/2)Tv_1 [s](式2)
T2=(1/2)Tv_2 [s](式3)
ここで、非発光撮影の露光時間Tv_1及び発光撮影の露光時間Tv_2はAPEX表記された値である。
上記の数式(式2)、(式3)から算出された各撮影の露光時間T1[s]及びT2[s]を、各撮影の撮影回数n/2で分割することで、1回の非発光撮影の露光時間T1’[s]及び1回の発光撮影の露光時間T2’[s]を再設定する(S303/S304)。1回の非発光撮影の露光時間T1’[s]及び1回の発光撮影の露光時間T2’[s]を決定する数式(式4)、(式5)を以下に示す。
T1’=T1/(n/2) [s](式4)
T2’=T2/(n/2) [s](式5)
本実施例の場合、1回の非発光撮影の露光時間T1’[s]は、T1’=T1/5[s]、1回の発光撮影の露光時間T2’[s]は、T2’=T2/5[s]となる。本実施例では、1回の非発光撮影及び1回の発光撮影の絞りと撮影感度は、それぞれステップS207、ステップS208で決定された値を用いるものとする。
次に、ストロボ45は、予め設定されたプリ発光量でプリ発光する(S213)。システム制御部50は、測光処理を行い、プリ発光における被写体輝度を測光し、測光値ΔEvを得る。この測光値ΔEvは適正レベルからの差で表され、この値を下記の数式(式6)に代入し、適正露出を得るためのガイドナンバを算出する。
Figure 2011097345
ここで、GNo.はガイドナンバ、ΔEvは測光値、a,bは所定値である。
次に、数式(式6)により算出したガイドナンバを用いて、ストロボ発光時間を算出する。システム制御部50は、図7に示すようなガイドナンバと発光撮影の撮影回数に対する発光時間のテーブルを記憶している。本実施例のデジタルカメラ100では、例えば、数式(式6)から算出されたガイドナンバが7.46であり、発光撮影の撮影回数n/2が5回の場合、図7に示すテーブルから1回の発光撮影におけるストロボ発光時間Tsは60μsと決定する。
ここで、図7に示す各撮影回数における1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]は、撮影回数n/2回のストロボ発光を行ったときの総発光量が、常に一定となるように決定されている。本実施例における1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]について以下に説明する。本実施例において、ストロボ45はLEDストロボである。図8は、システム制御部50がストロボ45の発光を制御するストロボ発光制御信号と、ストロボ発光制御信号によるLEDストロボの発光特性についての概念図を示している。LEDストロボは、発光制御信号802により、発光特性801のように発光する。ここで、発光時間Tso[s]を発光撮影の撮影回数が1回のときの発光時間とする。また、発光特性の時間積分は発光量を示す。LEDストロボは、発光制御信号に対する発光強度の立ち上がりと立ち下りが急峻であるため、発光時間に対する発光量に線形性があるとしてもよい。そこで、本実施例における1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]は、以下の数式(式7)により決定する。
Ts=Tso/(n/2) [s](式7)
数式(式7)により発光時間Ts[s]を決定したときの、発光時間Ts[s]を満たすように決定した発光制御信号を804に示し、発光制御信号804によるLEDストロボの発光特性を803に示す。ここでは、発光撮影回数n/2=5とする。805は、発光特性803を撮影回数分並べたものである。撮影回数5回の発光特性803の発光量の総和を表す805の面積と、発光制御信号802による発光特性801の発光量を表す801の面積を比較すると、ほぼ等しい。つまり、ストロボ発光時間Ts[s]による発光をn/2回行ったときの総発光量と、発光撮影の撮影回数が1回のときのストロボ発光時間Tso[s]による発光量がほぼ等しい。よって、本実施形態においては、数式(式7)を用いて、1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]を決定する。すなわち、数式(式7)を用いて決定される図7に示すストロボ発光時間のテーブルは、LEDストロボのように、発光時間に対する発光量に線形性のある発光特性を持つストロボに合わせたものとなっている。
ここで、ストロボ45が、発光部にキセノン管を用いるキセノン管ストロボの場合を考える。図9は、ストロボ発光制御信号によるキセノン管ストロボの発光特性についての概念図を示している。キセノン管ストロボは、発光制御信号902により、発光特性901のように発光する。LEDストロボの場合と同様に、数式(式7)により発光時間Tsを決定したときの、発光時間Ts[s]を満たすように決定した発光制御信号を904に示し、発光制御信号904によるキセノン管ストロボの発光特性を903に示す。このときの発光撮影回数n/2=5とする。905は、発光特性903を撮影回数分並べたものである。キセノン管ストロボは、LEDストロボと比べ、発光制御信号に対する発光特性の変化が緩やかであるため、発光時間に対する発光量の関係は非線形である。そのため、撮影回数5回の発光特性903の発光量の総和を表す905の面積と、発光制御信号902による発光特性901の発光量を表す901の面積を比較すると大きく異なる。よって、ストロボ45がキセノン管ストロボの場合、発光撮影の撮影回数が複数回のときの1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]を、数式(式7)を用いて決定することはできない。
キセノン管ストロボにおいて、ストロボ発光時間Tso[s]による発光量と、n/2回の発光撮影を行ったときの総発光量が等しくなるよう、ストロボ発光時間Ts[s]を決定した場合の、ストロボ発光時間Ts[s]による発光特性を906に示す。このときの発光撮影回数n/2=5とし、発光特性906を撮影回数分並べている。ここで、ストロボ発光時間Tsによる発光量の総和を表す発光特性906の撮影回数5回分の面積と、ストロボ発光時間Tso[s]による発光量を表す発光特性901の面積は等しい。このとき、撮影回数が1回のときのストロボ発光時間Tso[s]と、撮影回数が複数回のときの1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]の関係は、数式(式8)となる。
Ts’>Ts/(n/2) [s](式8)
ストロボ発光時間Ts[s]は、数式(式8)で示すように、撮影回数n/2で分割した時間よりも長くなる。しかし、1回の発光撮影の露光時間T2’[s]は、発光撮影の露光時間T2[s]から撮影回数n/2で分割して求められる。そのため、ストロボ発光時間Ts[s]が発光撮影の露光時間T2’[s]よりも長くなる場合が考えられる。例えば、1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]による発光特性が906であるときの、発光撮影の露光期間を907に示す。露光期間907の露光時間T2[s]を撮影回数n/2で分割して求めた1回の発光撮影の露光期間を908に示す。このとき、1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]は、1回の発光撮影の露光時間T2’[s]よりも短い。しかし、発光撮影の露光期間が909の場合、露光期間909の露光時間T2[s]を撮影回数n/2で分割して求めた1回の発光撮影の露光期間は910となる。このとき、1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]は、1回の発光撮影の露光時間T2’[s]よりも長くなる。この場合、ストロボ発光時間Ts[s]による発光量がすべて露光されないことになる。
以上より、1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts[s]が、露光時間T2’[s]との間に以下の数式(式9)を満たす場合には、キセノン管ストロボであっても本発明を適用することができる。
Ts’≦T2’(式9)
ストロボ45がキセノン管ストロボである場合、システム制御部50は、キセノン管ストロボの発光特性に合わせた、ガイドナンバと発光撮影の撮影回数に対する発光時間のテーブルを記憶しておき、テーブルを用いてストロボ発光量Ts[s]を決定する。このテーブルは図7に示すものと同様の内容であるが、各ガイドナンバと各撮影回数に対しての発光時間がキセノン管ストロボの発光特性に合わせた時間となっている。なお、露光条件と撮影回数の条件により数式(式9)を満たさない場合には、表示部30に警告を表示し、連続撮影は行わないようにする。
次に、ステップS212で再設定した条件と、ステップS213で決定したストロボ発光時間に従って、非発光撮影と発光撮影とを交互に連続で行う(S214)。このフローについて、図4を用いて以下に説明する。
まず、システム制御部50は、図3のステップS303にて再設定した非発光撮影の露出条件に露出を設定し(S401)、非発光撮影を行う(S402)。続いて、システム制御部50は、図3のステップS303にて再設定した発光撮影の露出条件に露出を設定し(S403)、図3のステップS304で決定したストロボ発光量で発光撮影を行う(S404)。上述した非発光撮影及び発光撮影の合計撮影回数が、所定の連続撮影回数nまで行ったかどうかを判定する(S405)。所定の連続撮影回数nまで至っていない場合(S405でNo)は、ステップS401まで戻り、ステップS401〜S405までの処理を繰り返す。
図10は、図4の示す撮影フローにおける各撮影の露光時間、ストロボ発光時間及び連続撮影に要する撮影期間の関係を示した概念図である。図4の示す撮影フローにおいて、図10に示すタイミングで非発光撮影1001と発光撮影1002及びストロボ発光1003を行う。
ステップS214の連続撮影後、画像合成部42は、非発光撮影及び発光撮影により得られた複数枚(本実施例では各5枚)の画像データをそれぞれ画像合成する。そして、発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像と非発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像とを各1枚生成する(S215)。このフローについて、図5を用いて以下に説明する。
まず、連続撮影において何回目の撮影によって取得した単位画像であるかを示すカウンタkの値を「1」に設定する(S501)。次に、カウンタkの値が奇数であるか偶数であるかを判定する(S502)。カウンタkの値が奇数である場合(S502でYes)、k(奇数)番目の撮影によって取得した単位画像を、非発光撮影画像合成用のメモリに記録する(S503)。一方、カウンタkの値が偶数である場合(S502でNo)、k(偶数)番目の撮影によって取得した単位画像を、発光撮影画像合成用のメモリに記録する(S504)。
次に、カウンタkの値が連続撮影枚数nと等しいかどうかを判定することで、n回の連続撮影によって取得した全単位画像を各メモリに記録したかどうかを判定する(S505)。カウンタkの値が、連続撮影枚数nに満たない場合(S505でNo)、ステップS506に移行し、カウンタkの値をインクリメントしてステップS502に戻り、単位画像の各メモリへの振り分けを繰り返す。n枚すべての単位画像を各メモリに記録すると(S505でYes)、非発光撮影画像合成用のメモリに記録した全単位画像を加算合成する(S507)。続いて、発光撮影画像合成用のメモリに記録した全単位画像を加算合成する(S508)。
図11は、連続撮影して取得した単位画像から合成画像を生成する様子を示した概念図である。連続撮影によって、複数枚(本実施例は10枚)の単位画像1101を取得する。単位画像1101を、非発光撮影によって取得した複数枚(本実施形態では5枚)の単位画像1102と、発光撮影によって取得した複数枚(本実施形態では5枚)の単位画像1103とに分ける。そして、それぞれ画像合成することにより、1枚の非発光撮影画像1104と1枚の発光撮影画像1105を生成する。
単位画像1102は、非発光撮影によって適正露出が得られる露光時間T1を撮影回数n/2で分割した露光時間T1’で撮影される。そのため、単位画像1102を撮影回数n/2の撮影により得られた枚数分加算合成して生成した非発光撮影画像1104は適正露出となる。同様に、単位画像1103は、発光撮影によって適正露出が得られる露光時間T2を撮影回数n/2で分割した露光時間T2’で撮影される。また、1回の発光撮影のストロボ発光時間Ts’は、ストロボ調光により決定したストロボ発光時間Tsoを撮影回数n/2回で分割して設定される。そのため、単位画像1103を撮影回数n/2の撮影により得られた枚数分加算合成して生成した発光撮影画像1105は適正露出となる。
図13(a)は、画像合成方法の例を説明する図である。1301、1303及び1304は連続撮影により撮影した単位画像であり、この単位画像は、横x画素、縦y画素の画像である。1回目の撮影により取得した単位画像はA、k回目の撮影により取得した単位画像はAと表す。ここでは、n枚の単位画像から画像合成を行う。
1302は各画素のデータ値を示す。例えば、k回目の撮影により取得した単位画像の(1,2)座標の画素データ値はa(1,2)で表す。本実施例における画像合成では、撮影した単位画像から、同一の座標の画素データ値ごとに加算合成を行い、非発光撮影画像B(1305)と発光撮影画像C(1306)を生成する。このときの、非発光撮影画像B(1305)及び発光撮影画像C(1306)の各座標のデータ値は、下記の数式(式10)、(式11)のようにそれぞれ表記する。
Figure 2011097345
Figure 2011097345
ステップS215の画像合成後、生成した各1枚の適正露出の非発光撮影画像及び適正露出の発光撮影画像を、メモリ32に記録する。そして、システム制御部50は、表示部30に対し、生成された非発光撮影画像及び発光撮影画像のクイックレビュー表示を行う(S216)。クイックレビュー表示では、生成された非発光撮影画像と発光撮影画像とを順にそれぞれ表示するようにしてもよいし、生成された非発光撮影画像と発光撮影画像とを同じ画面上に表示するようにしてもよい。
クイックレビュー表示後、システム制御部50は、取得した画像データを画像ファイルとして記録媒体200に対し書き込みを行う記録処理を実行する(S217)。
以上のように、本実施例では、適正露出が得られる露光時間を連続撮影回数分に分割した短い露光時間で、非発光撮影と発光撮影とを交互に連続して行う。そのため、適正露出が得られる露光時間で非発光撮影と発光撮影を順に1回ずつ連続撮影する撮影方法に比べ、非発光撮影及び発光撮影の1回あたりの露光時間が短くなり、非発光撮影と発光撮影との時間的なずれが小さくなる。したがって、連続して撮影された非発光撮影画像と発光撮影画像との被写体環境の変化による画像の差異を低減することができる。そして、被写体環境の変化による画像の差異が小さい単位画像を複数枚取得して画像合成により適正露出の非発光撮影画像と発光撮影画像とを生成するため、適正露出の非発光撮影画像と発光撮影画像との被写体環境の変化による画像の差異を低減することができる。
また、各撮影の露光時間は、適正な露光が得られる露光時間より短い時間に設定されるため、各撮影によって取得される単位画像における手ぶれや被写体ぶれによる画質の低下を低減することができる。
(実施例2)
実施例1では、非発光撮影及び発光撮影を交互に複数回行って取得した複数枚の画像から、画像合成により各1枚の非発光撮影画像と発光撮影画像を取得する際の画像合成において、合成対象となる撮影画像間で同一の画素位置ごとに加算合成を行う構成を説明した。これに対し、実施例2では、合成対象となる撮影画像間で画像中の主被写体の位置合わせ処理を行った後、画像合成する構成を説明する。
以下、本発明の実施例2に係る撮像装置としてのデジタルカメラについて説明する。図1(b)に本実施例に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図を示す。図1(b)において、画像位置合わせ処理部44は、合成対象の画像間で画像中の主被写体の位置を合わせる位置合わせ処理を行う。その他の構成は、実施例1に係るデジタルカメラ100と同様であるため、説明を省略する。また、本実施例の特殊連続撮影モードにおける撮影動作は、図2におけるステップS215以外は、実施例1と同様であるため、ステップS215以外の説明は省略する。以下、実施例1と異なる部分について詳細に説明する。
本実施例における画像の位置合わせ処理及び画像合成処理は、実施例1における画像合成処理(S215)と処理内容が異なる。そのため、図14に本実施例の画像の位置合わせ処理及び画像合成処理のフローチャートを示し、以下詳細説明を行う。
まず、連続撮影において何回目の撮影により取得した単位画像であるかを示すカウンタkの値を「1」に設定する(S1401)。次に、カウンタkの値が奇数であるか偶数であるかを判定する(S1402)。判定方法は、実施例1のステップS502と同様である。もし、カウンタkの値が奇数である場合(S1402でYes)、k(奇数)回目の撮影により取得した単位画像を、非発光撮影画像合成用のメモリに記録する(S1403)。次に、非発光撮影画像合成用のメモリに記録した単位画像が1枚目かどうかを判定する(S1404)。非発光撮影画像合成用のメモリに記録した単位画像が1枚目である場合(S1404でYes)、画像の位置合わせ処理と画像合成処理は行わず、ステップS1408へ移行する。非発光撮影画像合成用のメモリに記録した単位画像が2枚目以降である場合(S1404でNo)、ステップS1405へ移行する。ステップS1405において、画像位置合わせ処理部44は、合成対象となる非発光撮影画像合成用のメモリに記録した画像間の動きベクトルを演算する。
動きベクトルの検知方法としてはさまざまな手法が公知であり、そのうちどのような手法を用いることも可能であるが、一例として図15で説明する方法を用いる。
図15(a)は撮影画像を小ブロックに分割する様子を示した図である。1501は撮影画像であり、ここでは横3072画素、縦2048画素の画像が撮影されるものとする。動きベクトルを求めるために、ここでは画面全体を横256画素、縦256画素の小ブロック1502に分割する。これにより、図15(a)に示すように、横12ブロックと、縦8ブロックとに分割される。次に、各小ブロック1502毎に、動きベクトル1503を求めるためのもう1枚の画像との二次元相関値を求めていく。相関値としては、小ブロック1502を画素単位でずらしながら、対応する各画素間の差の絶対値の和を次々に求めていき、その和が最小となるずらし量をその小ブロック1502の動きベクトル1503とする。図15(b)に示す動きベクトル1503は(2,1)と表示され、X方向(画像長辺方向)に2画素、Y方向(画像短辺)に1画素ずらすことを意味する。動きベクトル1503は、図15(b)に示されるように全ての小ブロック1502において求められる。更に、上記のようにして求めた動きベクトル1503の頻度を調べる。頻度を最頻値から順にプロットしたヒストグラムが図15(c)である。このようにして求めたヒストグラムから二画像間の動きベクトルを求める。例えば、図15(c)の場合は、動きベクトル(2、1)が最頻値で有り、この二画像間の動きベクトルとなる。
次に、画像合成を行うために、画像位置合わせ処理部44は、ステップS1405で求められた動きベクトル値を用いて、合成対象の非発光撮影画像同士が重なるように座標変換を行う(S1406)。
次に、画像合成部42は、座標変換された画像を画像合成し、合成した画像を非発光撮影画像合成用のメモリに記録する(S1407)。図13(b)は、本実施例の画像合成の方法を説明する概念図を示している。1311及び1312は本連続撮影により撮影した単位画像である。単位画像Aの画像サイズは、横x画素、縦y画素である。単位画像A’(1312)は、動きベクトル(s,t)だけ座標変換されており、画像サイズは横x+s画素、縦y+t画素である。図13(b)は、s>0かつt>0のときの例である。1313は各画素のデータ値を示す。単位画像AとA’の加算合成によって、合成画像D(1314)が生成される。本実施例における画像合成では、合成画像D(1314)の画素データ値は、下記の数式(式12)により求められる。
d(i,j)=a(i,j)+a’ (i+s,j+t) (1≦i≦x,1≦j≦y) (式12)
次に、カウンタkの値が連続撮影枚数nと等しいかどうかを判定することで、n回の連続撮影によって取得した全単位画像に対し、位置合わせ処理と画像合成処理を行ったかを判定する(S1408)。カウンタkの値が、連続撮影枚数nに満たない場合(S1408でNo)、ステップS1409に移行し、カウンタkの値をインクリメントしてステップS1402に戻る。
ステップS1402において、もし、カウンタkの値が偶数である場合(S1402でNo)、k(偶数)回目の撮影により取得した単位画像を、発光撮影画像合成用のメモリに記録する(S1410)。次に、カウンタkの値が「2」かどうかを判定することで、発光撮影画像合成用のメモリに記録した単位画像が1枚目かどうかを判定する(S1411)。発光撮影画像合成用のメモリに記録した単位画像が1枚目である場合(S1411でYes)、画像の位置合わせ処理と画像合成処理は行わず、ステップS1408へ移行する。発光撮影画像合成用のメモリに記録した単位画像が2枚目以降である場合(S1411でNo)、ステップS1412へ移行する。ステップS1412において、画像位置合わせ処理部44は、合成対象となる発光撮影画像合成用のメモリに記録した画像間の動きベクトルを演算する。演算方法は、ステップS1405と同様である。
次に、画像合成を行うために、画像位置合わせ処理部44は、ステップS1412で求めた動きベクトル値を用いて、合成対象の発光撮影画像同士が重なるように座標変換を行う(S1413)。座標変換の方法は、ステップS1406と同様である。次に、画像合成部42は、座標変換された画像を画像合成し、合成した画像をストロボ発光撮影画像合成用のメモリに記録する(S1414)。画像合成の方法は、ステップS1407と同様である。
単位画像の各メモリへの振り分け処理と、各メモリにおいて位置合わせ処理と画像合成処理を繰り返し、n枚すべての単位画像を合成処理すると、各メモリにはそれぞれ(n/2)枚の単位画像が記録される。そして、各メモリにおいて、それぞれ(n/2)枚の単位画像から、各1枚の非発光撮影画像と発光撮影画像が生成される。
n枚すべての単位画像に対し位置合わせ処理と画像合成処理を行うと(S1408でYes)、各メモリに記録した、各1枚の非発光撮影画像と発光撮影画像を、所定の演算によりリサイズする(S1415)。この演算は、例えば、各合成画像において、(n/2)枚分の画素データが加算されている領域から、画像サイズが最大となるよう切り出しを行うようにする。ここで、非発光撮影画像と発光撮影画像の画像サイズは同じになるようにする。
図12(a)は、単位画像から合成画像を生成する様子を示した概念図である。連続撮影により、n枚(本実施形態では10枚)の単位画像1201を取得する。次に、単位画像1201を、非発光撮影により取得したn/2枚(本実施形態では5枚)の単位画像1202と、発光撮影により取得したn/2枚(本実施形態では5枚)の単位画像1203とに分ける。各n/2枚(本実施形態では5枚)の非発光撮影単位画像1202と発光撮影単位画像1203を、それぞれ動きベクトル検知し、座標変換する。次に、座標変換した各n/2枚(本実施形態では5枚)の非発光撮影単位画像1204と座標変換した発光撮影単位画像1205を、それぞれ画像合成する。画像合成し、生成した各1枚の非発光撮影合成画像1206と発光撮影合成画像1207を、それぞれリサイズし、各1枚の非発光撮影画像1208と発光撮影画像1209を生成する。
以上、実施例2では、合成対象となる撮影画像データ間で位置合わせ処理を行った後、画像合成する構成を説明した。
実施例1で説明した構成では、合成対象となる撮影画像間で同一の画素位置ごとに加算合成を行うため、単位画像間の手ぶれや被写体ぶれは低減することができなかった。これに対し、実施例2で説明した構成は、合成対象となる撮影画像データ間で位置合わせ処理を行った後、画像合成する構成である。これにより、いわゆる電子式手ぶれ補正の効果が得られ、単位画像間の手ぶれや被写体ぶれの影響を低減することができる。そのため、取得した単位画像から画像合成により生成した各1枚の非発光撮影画像と発光撮影画像の手ぶれや被写体ぶれによる画質の低下を低減することができる。
(実施例3)
実施例1及び実施例2では、非発光撮影及び発光撮影を交互に連続して所定の連続撮影回数(n回)行い、取得したn枚の単位画像をそれぞれ画像合成し、各1枚の適正露出の非発光撮影画像と適正露出の発光撮影画像を取得する構成を説明した。これに対し、実施例3で説明する構成は、各1枚の適正露出の非発光撮影画像と適正露出の発光撮影画像とを取得するために必要な撮影回数nよりも、多くの撮影回数m(m>n)の撮影を行う。そして、取得したm枚の単位画像から任意のn枚の単位画像を選択する。選択したn枚の単位画像をそれぞれ画像合成して、各1枚の適正露出の非発光撮影画像と適正露出の発光撮影画像を取得する。すなわち、1度の撮影操作で得られた複数の画像のうちの一部の画像を合成して各1枚の適正露出の非発光撮影画像と適正露出の発光撮影画像を取得する。
本実施例に係るデジタルカメラの構成は実施例2に係るデジタルカメラと同様の構成であるため説明は省略する。図16は、本実施例の特殊連続撮影モードにおける撮影動作のフローチャートを示しており、実施例1及び実施例2と同じ動作を行う処理ステップには、同じ符号を付与して説明は省略する。以下、実施例1及び実施例2と異なる部分について詳細に説明する。
ステップS213の後、ステップS212で再設定した条件に従って、非発光撮影と発光撮影を交互に連続で行う(S1601)。なお、本実施例では、実施例1及び実施例2と異なり、実際に撮影する撮影回数はmで表し、画像合成により適正露出の撮影画像を生成するために必要である撮影回数をnで表している。そのため、連続撮影における1回の非発光撮影及び発光撮影の露光時間と、1回の発光撮影におけるストロボ発光時間は、実際の撮影回数であるmではなく画像合成に必要な撮影回数であるnに基づいて設定される。なお、実際の撮影回数であるmは、画像合成に必要な撮影回数であるnよりも大きい値である。そのため、ステップS212で設定される非発光撮影及び発光撮影の1回あたりの露光時間は、それぞれの適正露光時間をn/2で割った時間であるため、実際の撮影回数であるm/2で適正露光時間を割った時間よりも長い時間となる。更に言えば、各撮影の露光時間は画像合成に必要な撮影回数であるn/2に基づいて設定されるため、m/2回の撮影の露光時間を合計した露光時間は適正露光時間よりも長くなる。また、ステップS213で決定される発光撮影1回あたりのストロボ発光時間も同様である。
図17は、ステップS1601における連続撮影のフローチャートを示している。なお、実施例1及び実施例2と同じ動作を行う処理ステップには、同じ符号を付与して説明は省略する。ステップS401〜ステップS404までの非発光撮影及び発光撮影の後、撮影回数が所定の撮影回数mまで至ったかどうかを判定する(S1701)。所定の連続撮影回数mまで至っていない場合は(S1701でNo)、ステップS401まで戻り、ステップS401〜S1701までの処理を繰り返す。ここで、撮影回数mは、図3のステップS301で読み込まれる撮影回数nよりも多く設定する。この撮影回数mは、デジタルカメラ100の撮影条件や撮影モードなどの設定によって決定されても、図1(b)の操作部70によりユーザによって任意に決定されても良い。本実施例では、撮影回数mはm=20とする。
ステップS1601の連続撮影後、非発光撮影及び発光撮影により取得したm枚(本実施例ではm=20)の単位画像から、任意のn枚の撮影画像を画像合成用に選択する(S1602)。ここで、選択されるn枚の画像は、デジタルカメラ100の撮影条件や撮影モードなどの設定によって決定されても、図1(b)の操作部70によりユーザによって任意に決定されても良い。
次に、画像合成部42は、選択したn枚の単位画像をそれぞれ画像合成し、各1枚の非発光撮影画像と発光撮影画像を生成する(S215)。
図12(b)は、m枚の単位画像からn枚の単位画像を選択して合成画像を生成する様子を示した概念図である。連続撮影によりm枚(本実施例では20枚)の単位画像1211を取得して、その中からn枚(本実施例では10枚)の単位画像を任意に選択する。ここでは、最初から4回目までの撮影により取得した単位画像を選択せず、5回目からn回の撮影により取得した単位画像を選択する。
設定したn枚の単位画像のうち、各n/2枚の非発光撮影により取得した単位画像1212と発光撮影により取得した単位画像1213を、それぞれ動きベクトル検知し、座標変換する。座標変換処理後、座標変換した各n/2枚の非発光撮影単位画像1214と発光撮影単位画像1215を、それぞれ画像合成する。画像合成し、生成した各1枚の非発光撮影合成画像1216と発光撮影合成画像1217を、それぞれリサイズし、各1枚の非発光撮影画像1218と発光撮影画像1219を生成する。
以上のように、実施例3では、適正露出の非発光撮影画像及び発光撮影画像を得るために必要な撮影回数nよりも、多くの撮影回数m(m>n)の連続撮影を行う。そして取得されたm枚の単位画像から、任意のn枚の単位画像を選択し、それぞれ画像合成することにより、各1枚の非発光撮影画像及び発光撮影画像を生成する。これにより、取得した単位画像間に大きな手ぶれの影響がある場合や、撮影期間中にユーザの意図していない被写体が写りこんだ場合などに、問題の単位画像を選択せず、問題のない単位画像のみで画像合成することができる。そうすることで、単位画像間の位置合わせ処理により、電子式手ぶれ補正の効果を十分に得ることができ、画像合成により生成した各1枚の非発光撮影画像と発光撮影画像の両画像の画質を向上することができる。
また、図12(b)のように、連続撮影開始後、最初から任意回数の撮影により取得した単位画像を選択せず、その後のn回の撮影により取得した単位画像を選択することにより、撮影操作を行う際の手ぶれによる影響を低減することができる。
なお、図12(b)のように画像の選択を行うのではなく、ステップS215における各画像の動きベクトルを参照して、画像の選択を行ってもよい。例えば、撮影されたm枚の撮影画像すべてに対してそれぞれ位置合わせ処理を行い、各画像の動きベクトルの絶対値を記録しておく。記録した動きベクトルの絶対値から、絶対値の小さい単位画像をn枚選択する。この方法によれば、撮影期間中に手ぶれが起こった場合に、手ぶれの影響の影響の少ない単位画像を選択することができ、画像合成することで、生成される合成画像の画質の低下を防ぐことができる。
また、上述した3つの実施例では、モード切替スイッチ60が特殊連続撮影モードに設定されたときに、非発光撮影と発光撮影を交互に連続して行う構成を説明したが、ユーザの設定により実行の有無を切り替える構成でなくてもよい。例えば、非発光撮影と発光撮影とでどちらが良好な撮影画像が得られるか迷う場面において、時間変化により被写体変化が起こりえる場面であるか否かを判定し、被写体変化が起こりえる場面と判定したら上述した連続撮影に自動的に切り替える構成でもよい。
また、1度の撮影操作で行う発光撮影と非発光撮影とを同じ回数にして、発光撮影と非発光撮影とを交互に行う構成を説明したが、1度の撮影操作において発光撮影がすべて終了する前に少なくとも1回の非発光撮影を行うような構成であればよい。例えば、連続撮影中にストロボの充電電圧が低下して発光できなくなった場合などに非発光撮影を連続して行い、その間にストロボ充電を行って再度発光撮影を行うといった、非発光撮影と発光撮影とを交互に行わない部分があってもよい。
また、連続撮影において非発光撮影を先に行う構成を説明したが、発光撮影を先に行う構成であってもよい。
また、非発光撮影の回数と発光撮影の回数は同じ回数でなくても構わない。例えば、非発光撮影と発光撮影の1回あたりの露光時間の差が小さくなるように、非発光撮影の回数を発光撮影の回数よりも多くし、非発光撮影画像の合成枚数を発行撮影画像の合成枚数よりも多くてもよい。
また、発光手段としてのストロボは、カメラ本体に内蔵された内蔵ストロボであってもカメラ本体に着脱可能な外部ストロボであってもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
14 撮像部
22 画像処理部
30 表示部
40 露出制御部
42 画像合成部
44 画像位置合わせ処理部
45 ストロボ
50 システム制御部
60 モード切替スイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
70 操作部
100 デジタルカメラ

Claims (8)

  1. 1度の撮影操作で発光手段を発光させた発光撮影と非発光撮影とをそれぞれ複数回行う撮像装置であって、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記被写体を測光する測光手段と、
    前記測光手段による測光結果に基づいて、前記発光撮影および前記非発光撮影の1回あたりの前記撮像手段の露光時間を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された露光時間で前記撮像手段により得られた複数の画像を合成して適正露出の合成画像を生成する画像合成手段と、
    1度の撮影操作において前記発光撮影がすべて終了する前に少なくとも1回の前記非発光撮影を行うように制御する制御手段と、を有し、
    前記画像合成手段は、1度の撮影操作で、前記発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像と、前記非発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像とを生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、1度の撮影操作で行う前記発光撮影と前記非発光撮影とを同じ回数にして、前記発光撮影と前記非発光撮影とを交互に行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記決定手段は、前記測光手段による測光結果に基づいて前記発光撮影および前記非発光撮影のそれぞれの適正露光時間を算出し、算出された適正露光時間とそれぞれの撮影回数とに基づいて、前記発光撮影および前記非発光撮影の1回あたりの前記露光時間を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記決定手段は、前記発光撮影および前記非発光撮影の1回あたりの前記露光時間を、前記算出された適正露光時間をそれぞれの撮影回数で割った時間よりも長い時間に決定し、
    前記画像合成手段は、1度の撮影操作で前記発光撮影により得られた複数の画像のうちの一部の画像を合成した合成画像と、前記非発光撮影により得られた複数の画像のうちの一部の画像を合成した合成画像とを生成することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記画像合成手段は、1度の撮影操作で前記発光撮影により得られた複数の画像のうち適正露出が得られる枚数の画像を合成した合成画像と、前記非発光撮影により得られた複数の画像のうち適正露出が得られる枚数の画像を合成した合成画像とを生成することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記発光手段の発光制御を行う発光制御手段を有し、
    前記発光制御手段は、1度の撮影操作で行う複数回の前記発光撮影の発光量が等しくなるように、前記発光手段の発光制御を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記画像合成手段は、画像中の主被写体の位置合わせをして合成画像を生成することを特徴とする請求項1ないし6に記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体を測光する測光手段とを有し、1度の撮影操作で発光手段を発光させた発光撮影と非発光撮影とをそれぞれ複数回行う撮像装置の制御方法であって、
    前記測光手段による測光結果に基づいて、前記発光撮影および前記非発光撮影の1回あたりの前記撮像手段の露光時間を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された露光時間で前記撮像手段により得られた複数の画像を合成して適正露出の合成画像を生成する画像合成ステップと、
    1度の撮影操作において前記発光撮影がすべて終了する前に少なくとも1回の前記非発光撮影を行うように制御する制御する制御ステップと、を有し、
    前記画像合成ステップは、1度の撮影操作で、前記発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像と、前記非発光撮影により得られた複数の画像を合成した合成画像とを生成することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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