JP2011097156A - 故障検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エリア変更に伴うトラヒック情報の変動と故障によるトラヒック情報の変動とを判別し、トラヒック情報からネットワーク装置の故障を精度よく検出することができる故障検出装置を提供すること。
【解決手段】無線端末装置2から被検出装置を経由して通信を行う際に発生するトラヒック情報を取得するトラヒック情報取得部11と、無線端末装置2の属するエリア内の通信環境を示すエリア情報を取得するエリア情報取得部13と、トラヒック情報とエリア情報との関係性からエリア内のトラヒック情報の状態を求める処理を行う情報処理部15と、エリア内におけるトラヒック情報の状態に基づいて、トラヒック情報の変動をエリア内の通信環境の変化に伴う変動と被検出装置の故障に伴う変動とに判別して、被検出装置の故障を検出する故障検出部16とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システムにおけるネットワーク装置の故障を検出する故障検出装置に関する。
無線通信システムに属するネットワーク装置においては、自装置内部やネットワーク内の他のネットワーク装置の故障をアラームとして上げる監視機能を有するものが知られている。このネットワーク装置は、ポーリング等の監視機能によって自装置や他のネットワーク装置の故障を早期に検出し、サービス品質の低下を早期に回復している。
ところで、ネットワーク装置の故障には、ハードウェアの不具合以外にもソフトウェアやファームウェア上のバグにより一部の処理に不具合を及ぼすものも含まれる。この場合、上記したような監視機能では、ハードウェアの故障を検出できるものの、ソフトウェア等による故障の検出が困難な場合があった。例えば、検出対象のネットワーク装置において、ソフトウェア上のバグによりトラヒック処理だけに不具合が生じる場合には、ポーリング等の監視機能に対して正常に反応するために、故障を検出することが困難となっていた。
従来、このような故障を含め、様々な方法で故障を検出する故障検出装置が検討されている。例えば、発着呼数、呼接続処理の成功呼数や成功率等のトラヒック情報に対して閾値を定めて故障を検出するもの(特許文献1および特許文献2)、フレーム誤り率を利用して故障を検出するもの(特許文献3)、一定期間だけトラヒックの受付量がない装置を故障とするもの(特許文献4)等が検討されている。また、無線通信システムにおいては、端末装置が受信する電界強度を利用して故障を検出する故障検出装置が検討されている。例えば、送信電力制御に利用する情報を元に故障を検出するもの(特許文献5)、エリア内の電界強度の状況変化に基づいて故障を検出するもの(特許文献6)、複数エリアからの電界強度をデータベース化して故障を検出するもの(特許文献7)等が検討されている。さらに、ネットワーク装置内に端末装置を配備して定期的に検出処理を行う方法も検討されている(特許文献8)。
特開2008−227618号公報 特開2000−253148号公報 特開平08−274709号公報 特開平07−046658号公報 特開2008−048160号公報 特開平11−163784号公報 特開平11−146443号公報 特開平05−103368号公報
ところで、無線通信システムにおいては、無線環境に応じてトラヒック量や呼接続処理の成功呼数は大きく変化し易い。この場合、検出対象のネットワーク装置に対するトラヒック量は、そのネットワーク装置が属するエリア内の通信環境や時間帯に応じて変化する。加えて、正常に処理可能なトラヒック量は、検出対象のネットワーク装置の内部構成や冗長度に応じて変化する。このため、トラヒック量のみを利用して簡易に故障を検出する故障検出装置では、ネットワーク装置の故障を正確に検出することが困難となっていた。例えば、特許文献1に記載の故障検出装置では、閾値が固定されているため、無線通信システムにおける無線基地局構成の変更や増設等によるエリア内の通信環境の変更を起因としてトラヒックが変動した場合においても、故障が発生しているとして誤検出するおそれがあった。
また、電界強度を利用して故障を検出する故障検出装置においては、電界強度に影響しないがトラヒックの処理が正常に行えない故障の検出が困難である。さらに、ネットワーク装置内に故障検出用の端末装置を配置するものにおいては、配置スペース等の配置条件等によりネットワーク装置内に端末装置の配置が困難であることが多い。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、エリア変更に伴うトラヒック情報の変動と故障によるトラヒック情報の変動とを判別し、トラヒック情報からネットワーク装置の故障を精度よく検出することができる故障検出装置を提供することを目的とする。
本発明の故障検出装置は、無線端末装置からネットワーク装置を経由して通信を行う際に発生するトラヒック情報を取得するトラヒック情報取得部と、前記無線端末装置の属するエリア内の通信環境を示すエリア情報を取得するエリア情報取得部と、前記トラヒック情報と前記エリア情報との関係性から前記エリア内の前記トラヒック情報の状態を求める処理を行う情報処理部と、前記エリア内における前記トラヒック情報の状態に基づいて、前記トラヒック情報の変動を前記エリア内の通信環境の変化に伴う変動と前記ネットワーク装置の故障に伴う変動とに判別して、前記ネットワーク装置の故障を検出する故障検出部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、トラヒック情報の変動がエリア内の通信環境の変化に伴う変動とネットワーク装置の故障に伴う変動とに判別されるため、エリア内の通信環境の変化に伴うトラヒック情報の変動時に、ネットワーク装置の故障が誤検出されることがない。したがって、エリア変更に起因するネットワーク装置の故障の誤検出を防止することにより、トラヒック情報の変動からネットワーク装置の故障を精度よく検出することができる。また、電界強度や配置条件等によって、ネットワーク装置の故障検出が制限されることがない。
本発明によれば、エリア変更に伴うトラヒック情報の変動と故障によるトラヒック情報の変動とを判別し、トラヒック情報からネットワーク装置の故障を精度よく検出することができる。
本発明に係る故障検出装置の実施の形態を示す図であり、故障検出装置が属する無線通信システムの概要の説明図である。 本発明に係る故障検出装置の実施の形態を示す図であり、故障検出装置の機能ブロック図である。 本発明に係る故障検出装置の実施の形態を示す図であり、トラヒック情報とエリア情報との関係性の説明図である。 本発明に係る故障検出装置の実施の形態を示す図であり、故障検出装置による動作概要の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る故障検出装置の実施の形態を示す図であり、故障検出装置による故障検出処理の説明図である。 本発明に係る故障検出装置の実施の形態を示す図であり、エリア情報を複数の区分に分割して行う故障検出装置による検出動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、本発明に係る故障検出装置を携帯電話システムに配置した例について説明するが、この構成に限定されるものではない。故障検出装置を配置可能な無線通信システムであればよく、例えば、無線LANシステムに故障検出装置を配置する構成としてもよい。
最初に、故障検出装置の詳細を説明する前に、故障検出装置が属する無線通信システムの概要の一例について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る故障検出装置が属する無線通信システムの概要の説明図である。
図1に示すように、無線通信システム1においては、無線基地局装置3に無線接続された携帯電話等の無線端末装置2により、スイッチ装置7a、7bやルータ装置8a、8b等の中継装置4を介して通信が行われている。ルータ装置8bには、無線通信システム1内の装置故障を検出する故障検出装置6や、無線端末装置2に対して各種サービスを提供する外部サーバ装置5a、5bが接続されている。
故障検出装置6は、無線基地局装置3、中継装置4、外部サーバ装置5を監視しており、無線基地局装置3、中継装置4、外部サーバ装置5を利用する際に発生するトラヒック情報および無線端末装置2のエリア情報を定期的に取得している。そして、故障検出装置6は、トラヒック情報からトラヒック変動状況を把握すると共に、エリア情報から無線基地局装置の追加・構成変更等のエリア変更状況を把握する。故障検出装置6は、トラヒック情報とエリア情報との関係性を利用して、トラヒック情報の変動をエリア変更に伴う変動と故障に伴う変動とに判別し、各装置3、4、5の故障を検出する。
本実施の形態におけるトラヒック情報とは、無線端末装置2の通信の際に、各装置3、4、5において発生するトラヒックの受付呼数、および、受け付けたトラヒックのうち正常に処理できた呼数(成功呼数)等を含むものである。また、トラヒック情報として、トラヒックの受付呼数および成功呼数だけでなく、受付呼数に対する成功呼数を成功率として利用してもよい。受付呼数および成功呼数は、単位時間あたりの呼数としてもよい。単位時間は、特に限定されるものではなく、例えば、1秒単位、1分単位、1時間単位としてもよい。また、トラヒック情報は、上記した内容以外にも、各装置3、4、5に対する通信処理量を示す情報であれば、どのようなものでもよい。
本実施の形態におけるエリア情報とは、無線端末装置2の受信電界強度や受信CINR(Carrier to Interference and Noise power Ratio)値等を含むものである。また、受信電界強度および受信CINR値は、単位時間あたりの平均値としてもよい。単位時間は、特に限定されるものではなく、例えば、1秒単位、1分単位、1時間単位としてもよい。また、エリア情報は、上記した内容以外にも、無線端末装置2の属するエリア内の通信環境を示す情報であれば、どのようなものでもよい。
なお、本実施の形態に係る故障検出装置6は、検出対象の各装置3、4、5に対して外部装置として接続される構成としたが、検出対象の各装置3、4、5の一部として内部に設けられていてもよい。また、故障検出装置6は、検出対象のネットワーク装置として、無線基地局装置3、中継装置4、外部サーバ装置5の全ての故障を検出する構成としてもよいし、いずれかを検出する構成としてもよい。さらに、故障検出装置6は、中継装置4の上位に位置付けられる図示しない無線ネットワーク制御装置(RNC: Radio Network Controller)の一部に設けられる構成としてもよい。コアネットワークの一部に設けられる構成としてもよい。このように、故障検出装置6は、無線通信システム1を構成するネットワーク装置のいずれを検出対象とすることも可能である。
図2を参照して、故障検出装置の機能構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る故障検出装置の機能ブロック図である。なお、以下の説明では、検出対象となる無線基地局装置、中継装置、外部サーバ装置を、被検出装置として称して説明する。
故障検出装置6は、トラヒック情報取得部11と、トラヒック情報記憶部12と、エリア情報取得部13と、エリア情報記憶部14と、情報処理部15と、故障検出部16と、検出条件記憶部17と、報知部18とを備えている。また、情報処理部15は、学習情報算出部21と、学習情報記憶部22とを有している。
トラヒック情報取得部11は、被検出装置の固有の情報に基づいて、被検出装置またはそれに属する無線装置からトラヒック情報を取得する。ここで、被検出装置の固有の情報として、アドレス情報を利用してもよい。この場合、故障検出装置6が、被検出装置から直にトラヒック情報を取得する構成としてもよいし、無線通信システム1にトラヒック情報の収集用のサーバ装置を設けて、このサーバ装置からトラヒック情報を取得するようにしてもよい。ここで、被検出装置に属する無線装置とは、被検出装置がRNC装置など上位ネットワーク装置であった場合に、そのRNC装置に属する無線基地局装置などを示す。また、故障検出装置6が被検出装置に対して定期的にトラヒック情報を要求する構成としてもよいし、被検出装置から定期的に故障検出装置6にトラヒック情報が送信される構成としてもよい。
また、トラヒック情報取得部11は、被検出装置の装置単位のトラヒック情報を取得してもよいし、被検出装置を構成する構成部分単位でトラヒック情報を取得してもよい。被検出装置を構成する構成部分単位とは、ポート等のインターフェース単位、モジュール単位やインタフェースカード単位のような被検出装置を構成する部分単位である。
トラヒック情報記憶部12は、トラヒック情報取得部11によって取得された被検出装置のトラヒック情報を記憶する。この場合、トラヒック情報記憶部12は、被検出装置を識別するための識別情報とトラヒック情報を関連付けて記憶する。被検出装置の識別情報とは、装置ID、アドレス情報等である。
エリア情報取得部13は、被検出装置の固有の情報に基づいて、被検出装置またはそれに属する無線装置からエリア情報を取得する。ここで、被検出装置の固有の情報として、アドレス情報を利用してもよい。この場合、故障検出装置6が、被検出装置から直にエリア情報を取得する構成としてもよいし、無線通信システム1にエリア情報の収集用のサーバ装置を設けて、このサーバ装置からエリア情報を取得するようにしてもよい。また、故障検出装置6が被検出装置に対して定期的にエリア情報を要求する構成としてもよいし、被検出装置から定期的に故障検出装置6にエリア情報が送信される構成としてもよい。
また、被検出装置が上位無線ネットワーク装置であった場合には、被検出装置に属する無線基地局装置3などの下位無線ネットワーク装置からエリア情報が送信される構成としてもよい。また、中継装置4や外部サーバ装置5にエリア情報が記憶される場合には、エリア情報取得部13が中継装置4や外部サーバ装置5からエリア情報を取得する構成としてもよい。エリア情報記憶部14は、エリア情報取得部13によって取得されたエリア情報を記憶する。
トラヒック情報記憶部12およびエリア情報記憶部14は、それぞれ、以下のように情報を対応付けて記憶を行っても良い。通信を行っている無線端末装置2とその無線端末装置2が通信する際に発生したトラヒック情報(受付呼数など)とを対応させてトラヒック情報記憶部12にて記憶する。また、通信を行っている無線端末装置2とその無線端末装置2のエリア情報(受信CINR値など)とを対応させてエリア情報記憶部14にて記憶する。
学習情報算出部21は、トラヒック情報とエリア情報との関連性からエリア内のトラヒック情報の状態を学習情報として算出する。エリア内のトラヒック情報の状態とは、例えば、エリア内のトラヒック情報の分布や、エリアの一部におけるトラヒック情報の平均値、分散値等である。この場合、学習情報算出部21は、例えば、トラヒック情報記憶部12にて無線端末装置2に関連付けて記憶したトラヒック情報と、エリア情報記憶部14にて無線端末装置2に関連付けて記憶したエリア情報とを利用して、通信を行っている無線端末装置2の情報を介してトラヒック情報とエリア情報とを関連付けて学習を行う。
学習情報記憶部22は、学習情報算出部21によって算出された学習情報を記憶する。この場合、学習情報記憶部22は、被検出装置の装置IDやアドレス情報等の識別情報により被検出装置毎に学習情報を記憶する。学習情報記憶部22に記憶された学習情報は、学習情報算出部21によって一定期間毎に更新される。
故障検出部16は、学習情報記憶部22に記憶された学習情報に基づいて、被検出装置の故障を検出する。具体的には、故障検出部16は、検出条件記憶部17に記憶された検出条件を学習情報記憶部22に記憶された学習情報が満たすか否かを判定することにより、被検出装置の故障を検出する。この検出条件には、被検出装置の通常時と比較した場合のトラヒック情報の低下を判定するための条件が含まれている。また、故障検出部16は、故障を検出した場合には学習情報記憶部22に記憶された学習情報をリセット(消去)し、故障を検出しない場合には学習情報記憶部22に記憶された学習情報の更新が継続される。なお、故障検出部16による故障検出処理の詳細については、後述する。
報知部18は、故障検出部16によって故障が検出された場合に、その旨をシステム管理者に報知する。この場合、報知部18は、装置の故障をシステム管理者に対して報知可能な構成であればよく、アラーム等の音声によって報知してもよいし、画像表示によって報知してもよい。また、システム管理者に対して電子メール等で報知するようにしてもよい。なお、無線通信システム1は、報知部18からの報知に基づいて冗長構成への切替を行うようにしてもよい。
なお、上記した故障検出装置6の各部は、装置内に組み込まれたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)内の各種プログラムに従ってRAM(Random Access Memory)内のデータを演算し、さらに無線通信システム1を構成する無線基地局装置3、中継装置4、外部サーバ装置5等の各部と協働して処理が実行される。
ここで、図3を参照して、トラヒック情報とエリア情報との関係性について簡単に説明する。図3は、トラヒック情報とエリア情報との関係性の説明図である。図3においては、(a)が被検出装置の正常時、(b)がエリア変更時、(c)が被検出装置の故障時をそれぞれ示している。なお、図3において、横軸が無線基地局装置から無線端末装置までの距離、縦軸がトラヒック情報およびエリア情報の大きさをそれぞれ示している。また、図3において、実線W1がエリア情報の特性、破線W2がトラヒック情報の特性をそれぞれ示している。
以下の例では、トラヒック情報を呼処理の成功率、エリア情報を無線端末装置2の受信CINR値として説明する。したがって、トラヒック情報の低下とは、この例においては受付呼数に対してトラヒックを正常に処理できた成功率が低下したことを示している。また、エリア情報の低下とは、この例においては無線端末装置2の受信CINR値が低下したことを示している。
図3(a)に示す被検出装置の正常時には、無線基地局装置3から離間するのに従って伝搬損失が大きくなり受信CINR値が悪化する。また、被検出装置の正常時には、無線端末装置2の受信環境に影響を受けて通信の可否が定まるため、受信CINR値の悪化に伴いトラヒックの成功率が低下する。このように、被検出装置の正常時には、エリア情報とトラヒック情報とが一定の関係性を維持した状態で変化する。
図3(b)に示すエリア変更時には、無線基地局装置3の近傍に新たに別の無線基地局装置が設立されたり、チルト角が変更されたりすることで、エリア内の通信環境が変更される。図3(b)の例では、所定地域に新たに無線基地局装置が設立され、チルト角の変更や送信電力の制限を行った場合である。このエリア変更により無線基地局装置の通信エリアが縮小され、被検出装置の正常時と比較して受信CINR値やトラヒックの成功率の変化が急峻となり、一部のエリアにおいてはトラヒックの成功率が大幅に低下する。しかしながら、無線基地局装置3付近においては、受信環境が良く、エリア変更の影響を受けづらいため、トラヒックの成功率は良好な状態を維持している。このように、エリア変更時には、エリア情報およびトラヒック情報の変化が急峻となるものの、無線基地局装置3付近においてはエリア情報とトラヒック情報との一定の関係性が維持される。
図3(c)に示す被検出装置の故障時には、エリア変更がないため、被検出装置の正常時と比較して受信CINR値の変化がない。一方、被検出装置の故障によりトラヒックが処理されないため、エリア全体としてトラヒックの成功率が低くなる。このように、被検出装置の故障時には、エリア情報に変化はなく、トラヒック情報のみがエリア情報の変化に依らずに変化する。
そして、故障検出装置6では、上記したエリア情報とトラヒック情報との関係性を利用して、トラヒック情報の変動をエリア変更に伴う変動と被検出装置の故障に伴う変動とに判別することにより、被検出装置の故障を検出する。すなわち、故障検出装置6は、一部のエリアでトラヒック情報の変動が生じた場合にエリア変更を検出し、エリア全体でトラヒック情報の変動が生じた場合に被検出装置の故障を検出する。
図4を参照して、故障検出装置による動作概要の一例について簡単に説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る故障検出装置による動作概要の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、最初に、トラヒック情報およびエリア情報の学習情報を初期化し、学習情報記憶部22に学習情報の初期値を記憶する(ステップS01)。この場合、学習情報に最適な初期値は装置毎に異なりトラヒックの時間的変動等に関連するため、事前に把握することが困難である。そこで予め定められた定数としてもよい。また、周辺のネットワーク装置に対する学習情報を初期値としてもよい。周辺のネットワーク装置とは、被検出装置の上位のネットワーク装置を介して接続されるネットワーク装置や、同一の無線基地局装置3の隣接セクタに属する無線端末装置2のトラヒックを処理するネットワーク装置のことである。
次に、トラヒック情報取得部11によって取得されたトラヒック情報がトラヒック情報記憶部12に記憶されると共に、エリア情報取得部13によって取得されたエリア情報がエリア情報記憶部14に記憶される(ステップS02)。次に、学習情報算出部21によって、トラヒック情報記憶部12に記憶されたトラヒック情報とエリア情報記憶部14に記憶されたエリア情報とを関連付けて学習情報が更新(学習)される(ステップS03)。
次に、故障検出部16によって、検出条件記憶部17に記憶された検出条件に基づいて、学習情報に含まれたトラヒック情報の低下がみられるか否かが判定される(ステップS04)。故障検出部16によって、トラヒック情報の低下がみられないと判定された場合には(ステップS04:No)、ステップS02からステップS03が繰り返される。一方、故障検出部16によって、トラヒック情報の低下がみられると判定された場合には(ステップS04:Yes)、検出条件記憶部17に記憶された検出条件に基づいて、エリア全体でのトラヒック情報の低下か否かが判定される(ステップS05)。
次に、故障検出部16によって、エリア全体でのトラヒック情報の低下ではないと判定された場合には(ステップS05:No)、ステップS02からステップS04が繰り返される。一方、故障検出部16によって、エリア全体でのトラヒック情報の低下と判定された場合には(ステップS05:Yes)、被検出装置の故障が検出される。次に、故障検出部16によって被検出装置の故障が検出されると、報知部18によって被検出装置の故障が報知され(ステップS06)、学習情報記憶部22に記憶された学習情報がリセット(消去)される(ステップS07)。
次に、図5を参照して、故障検出装置6による故障検出処理について具体的に説明する。図5は、故障検出装置による故障検出処理の説明図である。図5においては、(a)が被検出装置の正常時、(b)がエリア変更時、(c)が被検出装置の故障時をそれぞれ示している。なお、図5において、横軸がエリア情報の大きさ、縦軸がトラヒック情報の大きさをそれぞれ示している。また、図5においては、実線W3が今回のトラヒック情報、破線W4が前回の正常時のトラヒック情報をそれぞれ示している。以下の例では、エリア情報として受信CINR値、トラヒック情報として成功呼数を例示して説明するが、この例に限定されるものではない。
図5(a)に示す被検出装置の正常時には、受信CINR値が高い無線環境にある無線端末装置2ほど、無線環境が良好なため無線端末装置2からのトラヒックが正常に処理される。すなわち、被検出装置の正常時は、エリア情報が大きさに比例してトラヒック情報が大きくなるという関係性を有している。故障検出装置6は、この被検出装置の正常時におけるトラヒック情報の状態を、通常状態としてエリア情報とトラヒック情報とを関連付けて学習する。この場合、故障検出装置6は、エリア内のトラヒック情報の分布を学習してもよいし、エリア情報を複数の区分に分割し、複数の区分毎にトラヒック情報を学習してもよい。また、エリア情報の区分毎にトラヒック情報を学習する場合には、複数の区分毎にトラヒック情報の平均値や分散値を算出して学習情報としてもよい。
また、破線W4に示すように、故障検出装置6は、前日等の以前の検出タイミングで通常状態として学習された学習情報から検出条件を決定して検出条件記憶部17に記憶する。例えば、以前の検出タイミングのトラヒック情報の平均値を学習情報とした場合には、平均値の50%をトラヒック情報の低下を判定するための閾値Tとして記憶する。そして、故障検出装置6は、エリア全体で実線W3に示すトラヒック情報が閾値Tよりも低下しているか否かにより、被検出装置の故障を検出する。図5(a)では、3つに区分された第1、第2、第3のエリア区分の全てにおいて、トラヒック情報の平均値A1、A2、A3がそれぞれ閾値T1、T2、T3以上となっている。このように、故障検出装置6は、エリア全体でトラヒック情報の平均値Aが閾値T以上のときに被検出装置が正常と判定する。
図5(b)に示すエリア変更時には、エリア環境の変化を受け易いエリアの端において受信CINR値(エリア情報)が小さくなるため、エリアの端において無線端末装置2からのトラヒックが正常に処理されない場合がある。また、他周波数を利用した無線基地局装置が新たに設置された場合、受信CINR値が低い無線環境においては無線端末装置2が新たな無線基地局装置を利用して通信する。すなわち、エリア変更時は、エリア情報の小さいエリアの一部において、トラヒック情報が低下する。
故障検出装置6は、エリア変更時のトラヒック情報の低下がエリアの一部において低下した状態であることを利用して、エリア変更を検出する。例えば、トラヒック情報の低下がエリア内の50%以下の地域で検出された場合に、エリア変更を検出してもよい。図5(b)では、第1のエリア区分において、トラヒック情報の平均値A1が閾値T1よりも小さく、第2、第3のエリア区分において、トラヒック情報の平均値A2、A3がそれぞれ閾値T2、T3以上となっている。このように、故障検出装置6は、エリアの一部でトラヒック情報の平均値Aが閾値Tよりも小さいときにエリア変更を検出する。
図5(c)に示す被検出装置の故障時には、エリア全体で無線端末装置2からのトラヒックが正常に処理されない。すなわち、被検出装置の故障時は、エリア全体でトラヒック情報が低下する。故障検出装置6は、被検出装置の故障時のトラヒック情報の低下が、エリア全体において低下した状態であることを利用して、被検出装置の故障を検出する。図5(c)では、3つに区分された第1、第2、第3のエリア区分の全てにおいて、トラヒック情報の平均値A1、A2、A3がそれぞれ閾値T1、T2、T3よりも小さくなっている。このように、故障検出装置6は、エリア全体でトラヒック情報の平均値Aが閾値Tよりも小さいときに被検出装置の故障を検出する。
なお、上記した故障検出処理においては、各エリア区分のトラヒック情報の平均値を用いて処理する構成について説明したが、この構成に限定されるものではない。上記したように、エリア情報とトラヒック情報との関係性が、被検出装置の正常時、エリア変更時、被検出装置の故障時において異なるため、この関係性を利用した故障検出処理であれば、どのような処理であってもよい。この場合、検出方法に合わせて学習情報および検出条件が適宜変更される。
次に、図6を参照して、エリア情報を複数の区分に分割して行う故障検出装置による検出動作について説明する。図6は、エリア情報を複数の区分に分割して行う故障検出装置による検出動作のフローチャートである。
図6に示すように、最初に、トラヒック情報およびエリア情報の学習情報を初期化し、学習情報記憶部22に学習情報の初期値を記憶する(ステップS11)。次に、トラヒック情報取得部11によって取得されたトラヒック情報がトラヒック情報記憶部12に記憶されると共に、エリア情報取得部13によって取得されたエリア情報がエリア情報記憶部14に記憶される(ステップS12)。
次に、学習情報算出部21によって、トラヒック情報記憶部12に記憶されたトラヒック情報とエリア情報記憶部14に記憶されたエリア情報とを関連付けて、学習情報が更新(学習)される(ステップS13)。このとき、学習情報としてエリア情報のエリア区分毎にトラヒック情報の平均値Aが算出される。次に、故障検出装置6内に設けられたカウンタに、トラヒック情報の低下したエリア区分数Cntの初期値として0が設定される(ステップS14)。
次に、故障検出部16によって第1のエリア区分のトラヒック情報の平均値A1が、検出条件記憶部17に記憶された閾値T1より小さいか否かが判定される(ステップS15)。故障検出部16によって第1のエリア区分のトラヒック情報の平均値A1が閾値T1より小さいと判定された場合には(ステップS15:Yes)、カウンタのエリア区分数Cntがインクリメントされる(ステップS16)。一方、故障検出部16によって第1のエリア区分のトラヒック情報の平均値A1が閾値T1以上と判定された場合には(ステップS15:No)、ステップS16を省略してステップS17に進む。
次に、全てのエリア区分においてステップS15の処理がなされたか否かが判定される(ステップS17)。一部のエリア区分においてステップS15の処理がなされていないと判定された場合には(ステップS17:No)、残りのエリア区分においてステップS15からステップS16が繰り返される。一方、全てのエリア区分においてステップS15の処理がなされたと判定された場合には(ステップS17:Yes)、エリア区分数Cntが検出条件記憶部17に記憶された所定の区分数より大きいか否かが判定される(ステップS18)。この所定の区分数は、エリア全体を示す区分数に限られず、エリア内において全体的にトラヒック情報の低下がみられる区分数であればよい。
次に、エリア区分数Cntが検出条件記憶部17に記憶された所定の区分数より小さいと判定された場合には(ステップS18:No)、エリア変更に伴うトラヒック情報の低下と判別されてステップS12からステップS17が繰り返される。一方、エリア区分数Cntが検出条件記憶部17に記憶された所定の区分数以上と判定された場合には(ステップS18:Yes)、被検出装置の故障に伴うトラヒック情報の低下と判別されて被検出装置の故障が検出される。次に、故障検出部16によって被検出装置の故障が検出されると、報知部18によって被検出装置の故障が報知され(ステップS19)、学習情報記憶部22に記憶された学習情報がリセット(消去)される(ステップS20)。
以上のように、本実施の形態に係る故障検出装置6によれば、トラヒック情報の変動がエリア内の通信環境の変化に伴う変動と被検出装置の故障に伴う変動とに判別されるため、エリア内の通信環境の変化に伴うトラヒック情報の変動時に、被検出装置の故障が誤検出されることがない。したがって、エリア変更に起因する被検出装置の故障の誤検出を防止することにより、トラヒック情報の変動から被検出装置の故障を精度よく検出することができる。また、電界強度や配置条件等によって、被検出装置の故障検出が制限されることがない。
なお、上記した実施の形態においては、トラヒック情報の低下が現れた区分が所定区分以上の場合に、被検出装置の故障を検出する構成としたが、この構成に限定されるものではない。エリア情報とトラヒック情報との関係性から被検出装置を検出する構成であれば、どのような構成であってもよい。例えば、エリア区分毎にエリア変更の有無およびトラヒック情報の低下を判定して、いずれかのエリアにおいてエリア変更が無く、かつトラヒック情報の低下が現れた場合に、被検出装置の故障を検出する構成としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、エリア情報を複数のエリア区分に分割して被検出装置の故障を検出する構成としたが、エリア情報を分割せずに被検出装置の故障を検出する構成としてもよい。例えば、正常時におけるエリア内のトラヒック情報の分布と、エリア変更時および故障時におけるエリア内のトラヒック情報の分布とを比較することで、被検出装置の故障を検出する。
また、上記した実施の形態においては、故障検出装置が特定の通信システムに適用される構成に限定されず、如何なる通信システムに適用されてもよい。例えば、ISDN、ADSLの固定通信システムの他、NGN等の通信システムに適用されてもよい。また、W−CDMA方式、HSDPA/HSUPA方式、LTE方式、LTE−Advanced方式、IMT−Advanced方式、WiMAX方式、Wi−Fi方式等の移動体通信システムに適用されてもよい。
以上、本発明は特定の実施形態を参照しながら説明されたが、単なる例示に過ぎず、当業者が考えうる程度の変形例、修正例、代替例、置換例等で実現されてもよい。また、本実施の形態においては、発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りがない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず、同様な作用を奏する如何なる数値が使用されてもよい。また、実施例または項目の区分けは、本発明に本質的ではなく、2以上の実施例または項目に記載された事項が必要に応じて組み合わされて使用されてもよい。説明の便宜上、本実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、装置はハードウェア、ソフトウェアまたはこれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の技術的思想から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は、エリア変更に伴うトラヒック情報の変動と故障によるトラヒック情報の変動とを判別し、トラヒック情報からネットワーク装置の故障を精度よく検出することができるという効果を有し、特に無線通信システムにおけるネットワーク装置の故障を検出する故障検出装置に有用である。
1 無線通信システム
2 無線端末装置
3 無線基地局装置(ネットワーク装置)
4 中継装置(ネットワーク装置)
5 外部サーバ装置(ネットワーク装置)
6 故障検出装置
7a、7b スイッチ装置(ネットワーク装置)
8a、8b ルータ装置(ネットワーク装置)
11 トラヒック情報取得部
12 トラヒック情報記憶部
13 エリア情報取得部
14 エリア情報記憶部
15 情報処理部
16 故障検出部
17 検出条件記憶部
18 報知部
21 学習情報算出部
22 学習情報記憶部

Claims (2)

  1. 無線端末装置からネットワーク装置を経由して通信を行う際に発生するトラヒック情報を取得するトラヒック情報取得部と、
    前記無線端末装置の属するエリア内の通信環境を示すエリア情報を取得するエリア情報取得部と、
    前記トラヒック情報と前記エリア情報との関係性から前記エリア内の前記トラヒック情報の状態を求める処理を行う情報処理部と、
    前記エリア内における前記トラヒック情報の状態に基づいて、前記トラヒック情報の変動を前記エリア内の通信環境の変化に伴う変動と前記ネットワーク装置の故障に伴う変動とに判別して、前記ネットワーク装置の故障を検出する故障検出部とを備えたことを特徴とする故障検出装置。
  2. 前記情報処理部は、前記エリア情報を複数の区分に分け、前記トラヒック情報と前記エリア情報との関係性から前記エリア情報の区分毎に前記エリア内の前記トラヒック情報の状態を求める処理を行い、
    前記故障検出部は、前記エリア内の前記トラヒック情報の状態に基づいて、前記エリア情報の区分毎に前記トラヒック情報の適正を判定し、不適正な前記トラヒック情報の区分が所定区分以上の場合に、前記トラヒック情報の変動を前記ネットワーク装置の故障に伴う変動と判別し、前記ネットワーク装置の故障を検出することを特徴とする請求項1に記載の故障検出装置。
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