JP2011096161A - サービス提供システム、分散処理管理装置、ファイル更新方法およびプログラム - Google Patents

サービス提供システム、分散処理管理装置、ファイル更新方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のサーバを有するサーバクラスタによって分散処理を行う場合に、分散処理を停止することなくサーバのファイル更新を行うことを課題とする。
【解決手段】本発明のプラットフォーム管理装置400は、複数の第1のサーバの稼動中に、新ファイルを複数の第2のサーバに送信してから、その複数の第2のサーバを起動し、ロードバランサ200に対して新規セッションのデータを複数の第2のサーバのいずれかに振り分けるという内容の振り分けルールを用いるように指示し、複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロになった場合にその複数の第1のサーバを停止することで、サーバクラスタ100による分散処理を停止することなくファイル更新を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のサーバからなるサーバクラスタによって分散処理を行う場合に、分散処理を停止することなくサーバのファイル更新を行う技術に関する。
近年、IP(Internet Protocol)電話のサービスを提供するSIP(Session Initiation Protocol)サーバや、Webサービスを提供するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバとして、システムの可用性や処理性能を向上させるために複数のサーバで1サービスを分散処理するサーバクラスタによって構成されるものが存在する。
サーバクラスタは、対向装置(IPネットワークを介してサーバクラスタと通信する装置またはシステム)からは1台のサーバに見えるが、実際には複数のサーバが動作している。そして、一部のサーバが故障しても、その故障は外部に対して隠蔽される。つまり、例えば、サーバクラスタ内のサーバが1台故障しても、対向装置はそのサーバの故障を意識することなく継続してサービスを享受できる。
前記動作を実現させるために、サーバクラスタでは、複数のサーバにメッセージ(対向装置からの要求)を振り分けるロードバランサが各サーバの前段(IPネットワークに近い側)に配備される。ロードバランサは、通常時は複数のサーバに対向装置から到着したメッセージを振り分け、サーバ障害検出時は障害発生サーバを避けてメッセージを他のサーバに振り分ける。なお、SIPサーバやHTTPサーバでは、サーバ側でセッションデータを管理するものがある。セッションデータは、複数のメッセージによって更新される状態データであり、例えばIP電話における通話状態などが相当する。
高信頼なシステムにおいては、複数のサーバでサーバクラスタを構築し、セッションデータを冗長管理(複数のサーバで同じデータを保持)する。そして、あるサーバが故障した場合、他のサーバがセッションデータを引き継ぐことで、無停止での処理継続を可能としている。また、サーバクラスタを構成するサーバで使用するファイルの更新(パッチやアップデートなど)を行う場合でも、セッションデータが冗長化されているので、サーバ1台ずつファイル更新を行うことにより、サーバクラスタ全体としては無停止でファイル更新を行うことができる(ローリングアップデート方式)。
ただし、サーバ1台ずつファイル更新を行う方式の場合、一時的にバージョンの違うファイルが並行に動作することになる。このとき、旧バージョンで生成したメモリ上のセッションデータと、新バージョンで生成するメモリ上のセッションデータとの形式に違いがあると、処理に矛盾が生じる場合がある。そこで、非特許文献1では、サーバのメモリ上に、セッションデータが存在している場合でも、全てのセッション処理を引き継ぎつつ、無停止でのファイル更新を実現する方法が示されている。
下間良樹、野口昌彦、「高信頼通信ノードのファイル更新における引継データ救済方式の検討」、2005年電子情報通信学会総合大会、電子情報通信学会、2005年、p.49
しかしながら、非特許文献1の方式は1対1のACT(ACTive)−SBY(StandBY)構成のサーバクラスタを対象とした方式であり、ACT−SBY構成以外の構成(以下、「N台構成」という。)のサーバクラスタにおいてはファイル更新のための別の手段が必要になってくる。つまり、従来の新旧バージョンが混在できないN台構成のサーバクラスタにおいて、各サーバのファイル更新を行う場合、一度全てのサーバを停止(「処理の停止」を意味し、以下同様)してから再開(起動)させる必要があり、一時的に対向装置からの要求を処理できない状態が発生する。
したがって、N台構成のサーバクラスタにおいて、分散処理を停止することなくサーバのファイル更新が行われることが望まれていた。また、セッションデータが存在するサーバクラスタにおいても、新旧バージョンのセッションデータの混在時に呼損を発生させずにサーバのファイル更新を行う方式が望まれていた。
そこで、本発明は、複数のサーバを有するサーバクラスタによって分散処理を行う場合に、分散処理を停止することなくサーバのファイル更新を行うことを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、ネットワークを介して、対向装置に対し、分散処理によって、セッションを構成するデータを送受信して所定のファイルに基づいてサービスを提供する複数の第1のサーバと、前記所定のファイルを更新したファイルである新ファイルを取得した場合、前記複数の第1のサーバに代わって、前記新ファイルに基づいて前記サービスを提供する複数の第2のサーバと、前記対向装置からの要求に関して、前記複数の第1のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第1の振り分けルール、または、前記複数の第1のサーバのいずれかで確立しているセッションのデータについては同じ前記第1のサーバに振り分け、新規セッションのデータについては前記複数の第2のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第2の振り分けルールのいずれかに基づいて動作するロードバランサと、を備えるサーバクラスタ、および、前記ロードバランサの前記要求の振り分け機能と、前記複数の第1のサーバおよび前記複数の第2のサーバの前記サービスを提供する機能であるクラスタ機能と、を連携制御する分散処理管理装置、を有するサービス提供システムであって、前記分散処理管理装置は、前記複数の第2のサーバに前記新ファイルを送信する新ファイル送信部と、前記新ファイルの送信後に、前記複数の第2のサーバを起動するサーバクラスタ起動部と、前記複数の第2のサーバの起動後に、前記ロードバランサに対して、前記第2の振り分けルールで動作するように指示する振り分けルール更新部と、前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数を監視するセッション数監視部と、前記セッション数監視部が前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定した場合に、前記複数の第1のサーバを停止するサーバクラスタ停止部と、を有することを特徴とする。
かかる発明によれば、分散処理管理装置が、新ファイルを複数の第2のサーバに送信してから、その複数の第2のサーバを起動し、ロードバランサに対して第2の振り分けルールで動作するよう指示し、複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロになった場合にその複数の第1のサーバを停止することで、サーバクラスタによる分散処理を停止することなくサーバのファイル更新を行うことができる。
前記課題を解決するために、本発明は、前記分散処理管理装置が、前記ロードバランサが前記第2の振り分けルールで動作を開始してから、前記セッション数監視部によって前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定するまでの間に、前記複数の第2のサーバにエラーが発生したか否かを判定するエラー監視部を、さらに備え、前記振り分けルール更新部は、前記エラー監視部が前記複数の第2のサーバにエラーが発生したと判定した場合、前記第1の振り分けルールで動作するように前記ロードバランサに指示することを特徴とする。
かかる発明によれば、複数の第1のサーバから複数の第2のサーバへの引き継ぎ中に、複数の第2のサーバにエラーが発生した場合に、振り分けルールを第1の振り分けルールに戻すことで、ファイル更新が失敗したことによる影響を小さく抑えることができる。
前記課題を解決するために、本発明は、サービス提供システムにおける制御プロトコルとして、SIPが用いられていることを特徴とする。かかる発明によれば、広く使用されている制御プロトコルであるSIPを用いた技術に本発明を適用することができる。
また、本発明は、前記した分散処理管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。かかる発明によれば、このプログラムをインストールされたコンピュータに、このプログラムに基づいた各機能を実現させることができる。
本発明によれば、複数のサーバを有するサーバクラスタによって分散処理を行う場合に、分散処理を停止することなくサーバのファイル更新を行うことができる。
本実施形態におけるサービス提供システムを含む全体図である。 サーバクラスタを構成するサーバのファイル更新のイメージ図である。 サーバクラスタを構成するサーバのファイル更新の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について説明する。図1に示すように、本実施形態のサービス提供システムSは、サーバクラスタ100と、プラットフォーム管理装置400(分散処理管理装置)とを備えて構成される。
サーバクラスタ100は、ネットワークの制御プロトコルとして、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したインターネット電話などで用いられる通話制御プロトコルの1つであるSIP(Session Initiation Protocol)を使用するものとする。サーバクラスタ100は、IPネットワーク500を介して接続されたサーバ610や端末620(以下、「対向装置600」という。)に対してサービスを提供する。
なお、ロードバランサ200とプラットフォーム管理装置400は、本実施形態では別筐体としているが、同一筐体としてもよい。プラットフォーム管理装置400は保守ネットワーク700に接続されており、保守者はプラットフォーム管理装置400を利用してサーバクラスタ100の管理を行う。
サーバクラスタ100は、ロードバランサ200と複数のサーバ300とを備えて構成される。なお、本実施形態において、従来技術と比較して特徴的なのはプラットフォーム管理装置400である。したがって、ロードバランサ200とサーバ300とについては、図示や説明を簡略化する。各サーバ300は、対向装置600に対してサービスを提供するためのアプリケーション320を有する。
ロードバランサ200は、振り分け機能210を有する。振り分け機能210は、振り分け先制御機能211と状態管理機能212とを具備する。振り分け先制御機能211とは、対向装置600から届いたIPパケットを各サーバ300に振り分ける機能である。振り分け先の選択方法としては、ラウンドロビンや重み付けラウンドロビンや、サーバ300の負荷に応じた選択などの方法がある。また、1セッションに対して複数メッセージを処理するようなアプリケーション320の場合、2回目以降の信号(データ)は、同一のサーバ300に振り分ける。
1セッションに対して複数メッセージを処理するようなアプリケーション320とは、例えば、SIPのINVITE(通話の開始要求を行い、セッションを開始するリクエスト)〜ACK(送信先コンピュータから送信元コンピュータへ送られる、データ送信が正常に終了したことを示す信号)〜BYE(通話の終了要求を行い、セッションを終了するリクエスト)や、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)のクッキーを用いたセッション管理のようなアプリケーションである。状態管理機能212は、信号を跨いで振り分け先データを保持する機能である。つまり、状態管理機能212は、SIPのCALL−ID(IDentification)のようなセッションを示す識別子に対して、どのサーバ300に振り分けたかをデータとして保持する機能である。ロードバランサ200は、2回目以降の信号については、この状態管理機能212を参照することで、適切な振り分け先のサーバ300を特定することができる。
対向装置600は、ロードバランサ200の振り分け機能210が公開するUDP(User Datagram Protocol)やTCP(Transmission Control Protocol)のポートを、サーバクラスタ100への宛先ポートとして認識する。対向装置600から送信されるSIPのINVITEやBYEのようなリクエスト信号や、成功応答やエラー応答などのメッセージは、ロードバランサ200の振り分け機能210で受信され、後段(IPネットワークから遠い側)の複数のサーバ300に振り分けられる。
サーバ300は、クラスタ機能310によって、対向装置600に対するサーバクラスタ100の機能を実現する。クラスタ機能310は、アプリケーション320に対して、対向装置600に信号を返すための手段やセッションデータへのアクセス手段を提供する。ここでの手段とは、例えば、HTTP ServletやSIP ServletのようなAPI(Application Program Interface)のことである。
対向装置600とサーバクラスタ100とが信号を送受信する場合、実際にアプリケーション320の処理を実行しているのは分散されたサーバ300である。しかし、対向装置600からすると、ロードバランサ200上の振り分け機能210と信号をやりとりしているように見える。つまり、サーバクラスタ100において、内部サーバ構成が隠蔽される。
したがって、各サーバ300上のアプリケーション320が信号を送信する場合も、対向装置600に対して直接、IPパケットを送らず、クラスタ機能310が提供するトランスポート層転送機能311を利用して信号を送信する。実際のセッションデータは、分散されたサーバ300またはデータベースのような外部の装置で管理される。しかし、クラスタ機能310は、データの位置(IPアドレス、メモリアドレス等)やアクセス手段(SQL(Structured Query Language)送信等)をアプリケーション320に意識させることなく、データのID情報(セッションID)のみでアクセスさせる機能であるセッション管理機能312を提供する。
これらのクラスタ機能310を実現するAPIにより、アプリケーション320は分散処理されていることを意識せずにアプリケーション処理を実行できる。また、複数のサーバ300においてクラスタ機能310がクラスタメンバシップを構成し、ロードバランサ200の振り分け機能210がそれらのサーバ300に処理を振り分けることにより、サーバ300を追加すれば、サーバクラスタ100の処理能力を向上させることができる。
ここで仮に、従来技術の手法を用いると、クラスタ機能310を実現するソフトウェアを更新する場合や、他のクラスタ機能310に置き換える場合、クラスタ機能310を一時的に全サーバ300で停止し、再起動しなければならない。このとき、サーバクラスタ100が再起動し終わるまでの間、対向装置600に対するサービスは停止状態となる。
本実施形態では、ロードバランサ200の振り分け機能210と、クラスタ機能310とを連携制御するプラットフォーム管理装置400により、サーバクラスタ100全体としては無停止でファイル更新を行う。なお、本実施形態の前提として、ロードバランサ200における振り分け機能210上の振り分け論理(振り分けのアルゴリズム)は、外部から更新可能であるものとする。また、振り分け先データを保存するクラスタ機能310は、管理しているセッションデータの総数やサーバ300ごとの数を外部へ公開する機能を有するものとする。これらの2つの前提は、従来技術により実現できる。
プラットフォーム管理装置400は、コンピュータ装置であり、制御手段410、記憶手段420、通信手段430、入力手段440および出力手段450を備えて構成される。制御手段410は、例えばCPU(Central Processing Unit)とメモリによって構成され、新ファイル送信部411、サーバクラスタ起動部412、振り分けルール更新部413、セッション数監視部414、エラー監視部415およびサーバクラスタ停止部416を備えている(詳細は後記)。
記憶手段420は、HDD(Hard Disk Drive)などから構成され、ロードバランサ200の振り分け機能210とクラスタ機能310を連携制御するために必要な各種情報を記憶する。
通信手段430は、ロードバランサ200やクラスタ機能310と通信するための通信インタフェースや通信ポートから構成される。
入力手段440は、プラットフォーム管理装置400を操作する保守者が情報を入力する手段であり、例えばキーボードやマウスなどから構成される。
出力手段450は、情報を出力する手段であり、例えば、液晶表示機やスピーカなどから構成される。
次に、サーバクラスタ100を構成するサーバ300のファイル更新のイメージについて説明する。図2に示すように、まず、サーバ(1)、(2)(複数のサーバ300の一部。特許請求の範囲における「第1のサーバ」)が、クラスタ機能310でサーバクラスタ100(旧)を構成し、対向装置600からの要求を受け付けているものとする。その後、保守者がプラットフォーム管理装置400を操作して、サーバ(3)、(4)(複数のサーバ300の一部。特許請求の範囲における「第2のサーバ」)に新たなサーバクラスタ100(新)を構成して、サーバ(3)、(4)で処理を引き継ぐことを想定する。この場合、対向装置600からの要求を継続して受けて処理しつつ、サーバ(1)、(2)からサーバ(3)、(4)に処理を引き継ぐことが、本実施形態の特徴である。
続いて、サーバクラスタ100を構成するサーバ300のファイル更新の処理について説明する。ここでは、図2に示すように、サーバ(1)、(2)からサーバ(3)、(4)に処理を引き継ぐことを前提とする。また、サーバ(1)、(2)が稼動しており、サーバ(3)、(4)が稼動していない状態から以下の処理が始まるものとする。なお、サーバ(1)、(2)は旧ファイル(更新前のファイル)に基づいて動作し、サーバ(3)、(4)は新ファイル(更新後のファイル)に基づいて動作する。
図3に示すように(適宜図1、図2参照)、まず、保守者がプラットフォーム管理装置400の入力手段440を用いて前記ファイル更新のための操作をすると、新ファイル送信部411は、新たなサーバクラスタ100を構成するための新ファイルをサーバ(3)、(4)に送信する(ステップS1)。
新ファイル送信が終了した後(ステップS1の後)、サーバクラスタ起動部412は、サーバ(3)、(4)に送信した新ファイルを用いて、新たなサーバクラスタ100としてサーバ(3)、(4)を起動する(ステップS2)。
次に、振り分けルール更新部413は、ロードバランサ200に対して振り分けルールの更新を要求する(ステップS3)。ここで、更新前の振り分けルール(第1の振り分けルール)は、ロードバランサ200が、対向装置600からの信号をサーバ(1)、(2)に振り分けるという内容である。更新後の振り分けルール(第2の振り分けルール)は、ロードバランサ200が、対向装置600からの信号について、既存セッションに関する信号は状態管理機能212を用いて同一セッション内で同一のサーバ300に振り分け、新規セッションに関する信号はサーバ(3)、(4)に振り分けるという内容である。
このような振り分けにより、新規セッションの生成と切断が繰り返されるうちに、次第にサーバ(1)、(2)で処理する信号数が減っていく。セッション数監視部414は、クラスタ機能310に対してサーバ(1)、(2)で処理しているセッション数を監視する(ステップS4)。
また、エラー監視部415は、サーバ(3)、(4)のハードウェアや送信した新ファイルに不具合があった場合に備えるため、サーバ(3)、(4)に対してエラー監視を実施する(ステップS5)。図3での図示を省略しているが、エラー監視部415がサーバ(3)、(4)のエラー発生を検知した場合、振り分けルール更新部413はロードバランサ200が用いる振り分けルールを、更新前の振り分けルールに戻す。これにより、ファイル更新が失敗したときの影響を小さく抑えることが可能となる。
ステップS5の後、セッション数監視部414は、サーバ(1)、(2)で処理されているセッション数がゼロか否かを判定し(ステップS6)、ゼロでなければ(No)ステップS4に戻り、ゼロであれば(Yes)ステップS7に進む。
ステップS7において、サーバクラスタ停止部416は、サーバ(1)、(2)を停止する。なお、このステップS7の処理は、サーバ(3)、(4)でエラーが発生していないことが条件である。
このようにして、本実施形態のサービス提供システムSによれば、前記手順により、SIPやHTTP等のセッションデータを持ったプロトコル処理を実現するサーバクラスタ100を構成するサーバ300のファイル更新を、処理中のセッション処理を破棄することなく、無停止で実現することが可能となり、システムの可用性を向上させることが可能となる。つまり、ネットワークを介して、対向装置に対し、分散処理によって、セッションを構成するデータを送受信してサービスを提供する複数のサーバを有するサーバクラスタによって分散処理を行う場合に、分散処理を停止することなくサーバのファイル更新を行うことができる。
また、サーバ(1)、(2)からサーバ(3)、(4)への引き継ぎ中に、サーバ(3)、(4)にエラーが発生したときは、すぐに、ロードバランサ200が用いる振り分けルールを、更新後の振り分けルールから更新前の振り分けルールに戻すことで、元のサーバ(サーバ(1)、(2))に処理を戻すことができるため、動作の信頼性が向上する。また、広く使用されている制御プロトコルであるSIPを用いた技術に本発明を適用することができる。
また、プラットフォーム管理装置400を構成するコンピュータに実行させるためのプログラムを作成し、コンピュータにインストールすることにより、コンピュータは、そのプログラムに基づいた各機能を実現することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。例えば、1台のサーバ300で複数のクラスタ機能310を起動可能である場合、サーバ(1)と同じハードウェア上でサーバ(3)を動作させ、また、サーバ(2)と同じハードウェア上にサーバ(4)を動作させることにより、ハードウェア2台でのファイル更新も可能である。また、前記手順(図3のステップS1〜S7)のうち一部を保守者による手動操作によって実施してもよい。
また、ロードバランサ200が故障した場合に備えて、ホットスタンバイ状態の別のロードバランサを用意しておき、ロードバランサ200の障害時には瞬時にその別のロードバランサに切り替えれば、ロードバランサ200の障害による影響を最小限に抑えることができる。
また、本実施形態では、保守者がプラットフォーム管理装置400を操作してサーバクラスタ100の管理を行うものとしたが、それ以外に、保守者が保守ネットワーク700を通じて遠隔でつながっている保守端末(一般的なPC(Personal Computer)など)を操作して遠隔からプラットフォーム管理装置400を制御することでサーバクラスタ100の管理を行うものとしてもよい。
また、サーバ300の数は、複数であれば何台であってもよい。その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
100 サーバクラスタ
200 ロードバランサ
210 振り分け機能
211 振り分け先制御機能
212 状態管理機能
300 サーバ
310 クラスタ機能
311 トランスポート層転送機能
312 セッション管理機能
320 アプリケーション
400 プラットフォーム管理装置(分散処理管理装置)
410 制御手段
411 新ファイル送信部
412 サーバクラスタ起動部
413 振り分けルール更新部
414 セッション数監視部
415 エラー監視部
416 サーバクラスタ停止部
420 記憶手段
430 通信手段
440 入力手段
450 出力手段
500 IPネットワーク
600 対向装置
610 サーバ
620 端末
700 保守ネットワーク
S サービス提供システム

Claims (10)

  1. ネットワークを介して、対向装置に対し、分散処理によって、セッションを構成するデータを送受信して所定のファイルに基づいてサービスを提供する複数の第1のサーバと、
    前記所定のファイルを更新したファイルである新ファイルを取得した場合、前記複数の第1のサーバに代わって、前記新ファイルに基づいて前記サービスを提供する複数の第2のサーバと、
    前記対向装置からの要求に関して、
    前記複数の第1のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第1の振り分けルール、または、
    前記複数の第1のサーバのいずれかで確立しているセッションのデータについては同じ前記第1のサーバに振り分け、新規セッションのデータについては前記複数の第2のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第2の振り分けルールのいずれかに基づいて動作するロードバランサと、を備えるサーバクラスタ、
    および、
    前記ロードバランサの前記要求の振り分け機能と、前記複数の第1のサーバおよび前記複数の第2のサーバの前記サービスを提供する機能であるクラスタ機能と、を連携制御する分散処理管理装置、
    を有するサービス提供システムであって、
    前記分散処理管理装置は、
    前記複数の第2のサーバに前記新ファイルを送信する新ファイル送信部と、
    前記新ファイルの送信後に、前記複数の第2のサーバを起動するサーバクラスタ起動部と、
    前記複数の第2のサーバの起動後に、前記ロードバランサに対して、前記第2の振り分けルールで動作するように指示する振り分けルール更新部と、
    前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数を監視するセッション数監視部と、
    前記セッション数監視部が前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定した場合に、前記複数の第1のサーバを停止するサーバクラスタ停止部と、
    を有することを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記分散処理管理装置は、
    前記ロードバランサが前記第2の振り分けルールで動作を開始してから、前記セッション数監視部によって前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定するまでの間に、前記複数の第2のサーバにエラーが発生したか否かを判定するエラー監視部を、さらに備え、
    前記振り分けルール更新部は、前記エラー監視部が前記複数の第2のサーバにエラーが発生したと判定した場合、前記第1の振り分けルールで動作するように前記ロードバランサに指示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記サービス提供システムにおける制御プロトコルとして、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサービス提供システム。
  4. ネットワークを介して、対向装置に対し、分散処理によって、セッションを構成するデータを送受信して所定のファイルに基づいてサービスを提供する複数の第1のサーバと、
    前記所定のファイルを更新したファイルである新ファイルを取得した場合、前記複数の第1のサーバに代わって、前記新ファイルに基づいて前記サービスを提供する複数の第2のサーバと、
    前記対向装置からの要求に関して、
    前記複数の第1のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第1の振り分けルール、または、
    前記複数の第1のサーバのいずれかで確立しているセッションのデータについては同じ前記第1のサーバに振り分け、新規セッションのデータについては前記複数の第2のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第2の振り分けルールのいずれかに基づいて動作するロードバランサと、を備えるサーバクラスタ、
    および、
    前記ロードバランサの前記要求の振り分け機能と、前記複数の第1のサーバおよび前記複数の第2のサーバの前記サービスを提供する機能であるクラスタ機能と、を連携制御する分散処理管理装置、
    を有するサービス提供システムにおける分散処理管理装置であって、
    前記複数の第2のサーバに前記新ファイルを送信する新ファイル送信部と、
    前記新ファイルの送信後に、前記複数の第2のサーバを起動するサーバクラスタ起動部と、
    前記複数の第2のサーバの起動後に、前記ロードバランサに対して、前記第2の振り分けルールで動作するように指示する振り分けルール更新部と、
    前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数を監視するセッション数監視部と、
    前記セッション数監視部が前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定した場合に、前記複数の第1のサーバを停止するサーバクラスタ停止部と、
    を有することを特徴とする分散処理管理装置。
  5. 前記ロードバランサが前記第2の振り分けルールで動作を開始してから、前記セッション数監視部によって前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定するまでの間に、前記複数の第2のサーバにエラーが発生したか否かを判定するエラー監視部を、さらに備え、
    前記振り分けルール更新部は、前記エラー監視部が前記複数の第2のサーバにエラーが発生したと判定した場合、前記第1の振り分けルールで動作するように前記ロードバランサに指示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の分散処理管理装置。
  6. 前記サービス提供システムにおける制御プロトコルとして、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられている
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の分散処理管理装置。
  7. ネットワークを介して、対向装置に対し、分散処理によって、セッションを構成するデータを送受信して所定のファイルに基づいてサービスを提供する複数の第1のサーバと、
    前記所定のファイルを更新したファイルである新ファイルを取得した場合、前記複数の第1のサーバに代わって、前記新ファイルに基づいて前記サービスを提供する複数の第2のサーバと、
    前記対向装置からの要求に関して、
    前記複数の第1のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第1の振り分けルール、または、
    前記複数の第1のサーバのいずれかで確立しているセッションのデータについては同じ前記第1のサーバに振り分け、新規セッションのデータについては前記複数の第2のサーバのいずれかに振り分けるという内容の第2の振り分けルールのいずれかに基づいて動作するロードバランサと、を備えるサーバクラスタ、
    および、
    前記ロードバランサの前記要求の振り分け機能と、前記複数の第1のサーバおよび前記複数の第2のサーバの前記サービスを提供する機能であるクラスタ機能と、を連携制御する分散処理管理装置、
    を有するサービス提供システムにおける分散処理管理装置による前記サーバクラスタのファイル更新方法であって、
    前記分散処理管理装置は、新ファイル送信部と、サーバクラスタ起動部と、振り分けルール更新部と、セッション数監視部と、サーバクラスタ停止部と、を備えており、
    前記新ファイル送信部は、前記複数の第2のサーバに前記新ファイルを送信し、
    前記サーバクラスタ起動部は、前記新ファイルの送信後に、前記複数の第2のサーバを起動し、
    前記振り分けルール更新部は、前記複数の第2のサーバの起動後に、前記ロードバランサに対して、前記第2の振り分けルールで動作するように指示し、
    前記セッション数監視部は、前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数を監視し、
    前記サーバクラスタ停止部は、前記セッション数監視部が前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定した場合に、前記複数の第1のサーバを停止する
    ことを特徴とするファイル更新方法。
  8. 前記分散処理管理装置は、さらに、エラー監視部を備えており、
    前記エラー監視部は、前記ロードバランサが前記第2の振り分けルールで動作を開始してから、前記セッション数監視部によって前記複数の第1のサーバで確立されているセッションの数がゼロであると判定するまでの間に、前記複数の第2のサーバにエラーが発生したか否かを判定し、
    前記振り分けルール更新部は、前記エラー監視部が前記複数の第2のサーバにエラーが発生したと判定した場合、前記第1の振り分けルールで動作するように前記ロードバランサに指示する
    ことを特徴とする請求項7に記載のファイル更新方法。
  9. 前記サービス提供システムにおける制御プロトコルとして、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられている
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載のファイル更新方法。
  10. 請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の分散処理管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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