JP2011095949A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回路を開閉する1つの動作で複数の状態それぞれに対する信号を入力すること。
【解決手段】 入力装置11は、接続されたデジタルスチルカメラの制御部61の状態を検出するためのエンコーダ23と、検出された状態に対して予め定められたパルス信号を発生するスキャンパルス生成部25と、パルス信号を検出することに応じて、該検出されたパルス信号に対して予め定められた割り込みを出力するキー入力検出部41と、スキャンパルス生成部25とキー入力検出部41とを接続する回路を開閉するスイッチSW11〜SW44と、を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、入力装置に関し、特に操作キーの数が少ない電子機器に適した入力装置に関する。
従来の電子機器は、1つのキーに対して複数の処理を割り当てるために、電子機器が備えるマイクロコンピュータが、複数の状態のいずれかに切り換え、マイクロコンピュータが切り換えている状態と押下されたキーとの組み合わせにより、実行する処理を決定する。このため、マイクロコンピュータは、キーが押下されるときに切り換えられている状態を判別しなければ、実行するべき処理を決定することができない。
特開平9−230983号公報には、キーマトリックス部にIDコード発生用の回路を設け、コード変換部がキーマトリックス部に対してキースキャンを行うためのストローブ信号出力用のXバス,キーアドレス入力用のYバスのうちのYバスからIDコード識別処理部を介しIDコードを取込むキー入力装置が記載されている。このキー入力装置によるIDコードの設定方法は、イニシャル時またはキースキャンの開始時にXバスから出す特定信号を利用してYバスの特定ラインを一時所定の論理値レベルにクランプする。
従来のキー入力装置は、イニシャル時またはキースキャンの開始時にIDコードをYバスに出力するので、IDコードの設定とキースキャンとを同時にすることができない。このため、電子機器が備えるマイクロコンピュータが状態を変化させるごとに、IDコードを設定しなければならず、キースキャンを開始するまでに所定の時間が必要となるといった問題がある。
特開平9−230983号公報
この発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、回路を開閉する1つの動作で複数の状態それぞれに対する信号を入力することが可能な入力装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、入力装置は、接続された外部装置の状態を検出するための状態検出手段と、検出された状態に対して予め定められたパルス信号を発生する信号発生手段と、パルス信号を検出することに応じて、該検出されたパルス信号に対して予め定められた状態信号を出力する検出手段と、信号発生手段と検出手段とを接続する回路を開閉する開閉手段と、を備える。
この局面に従えば、接続された外部装置の状態が検出され、検出された状態に対して予め定められたパルス信号を発生し、回路が閉じるとパルス信号を検出する。さらに、検出されたパルス信号に対して予め定められた状態信号を出力する。このため、回路が閉じたことの検出に加えて、外部装置の状態が出力されるので、回路の開閉に複数の状態を対応付けることができる。その結果、ユーザが回路を開閉する1つの動作で複数の状態それぞれに対する信号を入力することが可能な入力装置を提供することができる。
好ましくは、状態検出手段は、外部装置が出力する状態信号を受け付ける状態信号受付手段を含む。
この局面に従えば、ユーザは、回路を開閉する1つの動作で外部装置の状態に対応する信号を入力することができる。
好ましくは、状態検出手段は、1以上の外部装置が接続されたことを検出する接続検出手段と、1以上の外部装置が接続される組み合わせに対して予め定められた状態を検出する。
この局面に従えば、ユーザは、回路を開閉する1つの動作で1以上の外部装置が接続される組み合わせに対応する信号を入力することができる。
好ましくは、信号発生手段は、信号検出手段と複数の回路で接続され、複数の回路のいずれか1つにパルス信号を出力するために、複数の回路に異なる期間にパルス信号を出力し、開閉手段は、複数の回路それぞれに設けられて複数あり、信号検出手段は、複数の開閉手段のうちパルス信号を検出したときに信号発生手段がパルス信号を出力した回路に設けられたものを識別するための識別情報を、状態信号に加えて出力する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態における入力装置は、電子機器のユーザインターフェースとして適用される。ここでは、入力装置が、電子機器の一例としてデジタルスチルカメラに適用される場合を例に説明する。デジタルスチルカメラは周知なのでここでは説明を繰り返さないが、ユーザの操作により画像を撮像する撮像状態と、撮像した画像を表示する再生状態とのいずれかに状態を変化させ、それぞれの状態において、予め定められた複数の処理を実行する。撮像状態における処理は、例えば、露出を制御する処理、自動で焦点を合せる処理、撮像された画像を補正する画像処理等であり、再生状態における処理は、記憶された画像の削除または編集する処理、画像を連続再生する処理等である。
図1は、本実施の形態における入力装置11の構成をデジタルスチルカメラが備える制御部とともに示すブロック図である。図1を参照して、入力装置11は、スキャンパルス出力部21と、キースイッチ回路31と、キー入力検出部41と、レジスタ回路51と、を含む。制御部61は、入力装置11に対する外部装置である。
スキャンパルス出力部21は、エンコーダ23と、スキャンパルス生成部25とを含む。エンコーダ23は、後述する制御部61が有する状態通知部73からデジタルスチルカメラが設定されている状態、換言すれば、制御部61が動作する状態を示す状態信号が入力される。この状態信号は、デジタルスチルカメラが状態を変化されるごとに1回入力される。エンコーダ23は、状態通知部73から入力される状態に対して予め定められた符号データをスキャンパルス生成部25に出力する。換言すれば、エンコーダ23は、複数の状態それぞれに対して符号データを対応付けたテーブルを記憶しており、入力される状態に対応した符号データをスキャンパルス生成部25に出力する。
符号データのビット数は特に限定されるものではないが、デジタルスチルカメラが切り換えることのできる状態の数に応じて定められる。ここでは、デジタルスチルカメラが撮影状態と再生状態との2つの状態になりうるので、撮影状態に対応する符号データを「0」、再生状態に対応する符号データを「1」とするデータ長が1ビットの符号データであれば十分である。
スキャンパルス生成部25は、エンコーダ23から入力される符号データを含むスキャンパルス(パルス信号)を生成し、4つの出力線LC1、LC2,LC3,LC4にそれぞれ接続される4つの出力端子O1、O2,O3,O4に、期間を異ならせて所定時間間隔で生成されたスキャンパルスを出力する。スキャンパルス生成部25は、4つの出力端子O1、O2,O3,O4の1つに期間T1だけスキャンパルスを期間T2の間隔で出力し、4つの出力端子O1、O2,O3,O4のうちスキャンパルスを出力しない他の3つをHighの状態に維持する。ただし、T1>T2である。例えば、T1=10×T2とすれば、期間T1の間、出力端子O1に10個のスキャンパルスを出力するとともに他の出力端子O2,O3,O4にHighを出力する。次の期間T1の間は、出力端子O2に10個のスキャンパルスを出力するとともに他の出力端子O1,O3,O4にHighを出力する。さらに、次の期間T1の間、出力端子O3に10個のスキャンパルスを出力するとともに他の出力端子O1,O2,O4にHighを出力する。さらに、次の期間T1の間、出力端子O4に10個のスキャンパルスを出力するとともに他の出力端子O1,O2,O3にHighを出力する。
スキャンパルス生成部25は、4つの出力端子O1、O2,O3,O4それぞれに期間T1の間スキャンパルスを順に出力する処理を、次にエンコーダ23から符号データが入力されるまで、繰り返す。スキャンパルスは、予め定められた期間内でHighの状態とLowの状態とを組み合わせたパルス信号である。
図2は、スキャンパルスの一例を示す図である。図2を参照して、スキャンパルスは、1ビットのスタートビット(Low)と、Nビット(Nは正の整数)の符号データと、1ビットのストップビット(Low)とを含む。
図1に戻って、キー入力検出部41は、4つの入力端子I1、I2,I3、I4を含む。4つの入力端子I1、I2,I3、I4は、それぞれ入力線LR1、LR2、LR3,LR4と接続される。入力線LR1、LR2、LR3,LR4は、プルアップ抵抗によって、電位がHighにされている。キースイッチ回路31は、4つの出力線LC1,LC2、LC3、LC4と、4つの入力線LR1、LR2、LR3,LR4と、にそれぞれ接続された16個のスイッチSW11〜S14、S21〜S24、S31〜S34、S41〜S44を含む。
例えば、スイッチSW11は、一端が出力線LC1に接続され、他端が入力線LR1に接続される。このため、スイッチSW11がユーザにより押下されると、スイッチSW11は、出力線LC1と入力線LR1を電気的に接続する。スイッチSW21は、一端が出力線LC1に接続され、他端が入力線LR2に接続される。このため、スイッチSW21がユーザにより押下されると、スイッチSW21は、出力線LC1と入力線LR2を電気的に接続する。スイッチSW31は、一端が出力線LC1に接続され、他端が入力線LR3に接続される。このため、スイッチSW31がユーザにより押下されると、スイッチSW31は、出力線LC1と入力線LR3を電気的に接続する。スイッチSW41は、一端が出力線LC1に接続され、他端が入力線LR4に接続される。このため、スイッチSW41がユーザにより押下されると、スイッチSW41は、出力線LC1と入力線LR4を電気的に接続する。
キー入力検出部41は、スキャンパルス出力部21と同期しており、スキャンパルス出力部21から出力端子O1、O2,O3,O4のいずれにスキャンパルスを出力しているかが入力される。このため、キー入力検出部41は、スキャンパルス出力部21から出力端子O1にスキャンパルスを出力していることが入力される間は、スイッチSW11,S21,S31,S41のいずれかがユーザにより押下されたことを検出し、スキャンパルス出力部21から出力端子O2にスキャンパルスを出力していることが入力される間は、スイッチSW12,S22,S32,S42のいずれかがユーザにより押下されたことを検出し、スキャンパルス出力部21から出力端子O3にスキャンパルスを出力していることが入力される間は、スイッチSW13,S23,S33,S43のいずれかがユーザにより押下されたことを検出し、スキャンパルス出力部21から出力端子O4にスキャンパルスを出力していることが入力される間は、スイッチSW14,S24,S34,S44のいずれかがユーザにより押下されたことを検出する。
ここで、キー入力検出部41の動作について、スキャンパルス生成部25によって、出力端子O1にスキャンパルスが出力されている期間T1を例に説明する。スイッチSW11、S21,S31,S41がユーザにより押下されていない状態においては、キー入力検出部41の4つの入力端子I1、I2,I3、I4は、Highとなる。スイッチSW11がユーザにより押下されると、出力線LC1と入力線LR1とが電気的に接続されるので、キー入力検出部41の入力端子I1にスキャンパルスが入力される。キー入力検出部41は、入力端子I1にスキャンパルスを検出すると、スキャンパルスに含まれる符号データを抽出するとともに、スイッチSW11がユーザにより押下されたことを検出する。
スイッチSW21がユーザにより押下されると、出力線LC1と入力線LR2とが電気的に接続されるので、キー入力検出部41の入力端子I2にスキャンパルスが入力される。キー入力検出部41は、入力端子I2にスキャンパルスを検出すると、スキャンパルスに含まれる符号データを抽出するとともに、スイッチSW21がユーザにより押下されたことを検出する。
スイッチSW31がユーザにより押下されると、出力線LC1と入力線LR3とが電気的に接続されるので、キー入力検出部41の入力端子I3にスキャンパルスが入力される。キー入力検出部41は、入力端子I3にスキャンパルスを検出すると、スキャンパルスに含まれる符号データを抽出するとともに、スイッチSW31がユーザにより押下されたことを検出する。
スイッチSW41がユーザにより押下されると、出力線LC1と入力線LR4とが電気的に接続されるので、キー入力検出部41の入力端子I4にスキャンパルスが入力される。キー入力検出部41は、入力端子I4にスキャンパルスを検出すると、スキャンパルスに含まれる符号データを抽出するとともに、スイッチSW41がユーザにより押下されたことを検出する。
キー入力検出部41は、ユーザにより押下されたスイッチを検出すると、レジスタ回路51が記憶するスイッチテーブルを書き換える。スイッチテーブルは、16個のスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44それぞれが押下されたか否かを示す。具体的には、スイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44それぞれに対応した記憶領域を有し、記憶領域が「0」の場合に押下されていないことを示し、「1」の場合に押下されたことを示す。記憶領域の位置によりスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のいずれかが特定され、記憶領域に記憶されている値により押下された状態か押下されていない状態かが特定される。
キー入力検出部41は、さらに、割り込み信号を出力する2つの割り込み信号出力端子IO1,IO2を含む。キー入力検出部41は、16個のスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のいずれかが押下されたことを検出すると、割り込み信号出力端子IO1,IO2のうち、検出される符号データに対応して予め定められたものに割り込み信号を出力する。ここでは、撮影状態に対応する符号化データ「0」に対応して割り込み信号出力端子IO1を定めており、再生状態に対応する符号化データ「1」に対応して割り込み信号出力端子I02を定めている。キー入力検出部41は、符号化データ「0」が検出される場合は割り込み信号出力端子IO1に割り込み信号を出力し、符号化データ「1」が検出される場合は割り込み信号出力端子I02に割り込み信号を出力する。
なお、16個のスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のいずれかが押下されたことをレジスタ回路51に記憶するようにしたが、16個のスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のうち押下されたものに対応して予め定められたキーコードを制御部61に出力するようにしてもよい。この場合には、レジスタ回路51は不要である。
制御部61は、入力装置11が装着されるデジタルスチルカメラの全体を制御する中央演算装置(CPU)である。制御部61は、デジタルスチルカメラが有する機能を実行するための処理実行部71と、デジタルスチルカメラの状態を入力装置11に通知する状態通知部73と、を含む。
処理実行部71は、入力装置11と接続され、割り込み信号が入力される第1ポートII1および第2ポートII2を含む。処理実行部71は、2つの第1ポートII1および第2ポートII2のいずれかに割り込み信号が入力されると、レジスタ回路51に記憶されたテーブルを読み取ることにより、16個のスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のいずれかが押下されたかを判断する。そして、2つの第1ポートII1および第2ポートII2のうち割り込み信号が入力されたものと、16個のスイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のうち押下されたものとに対して定められた処理を実行する。
処理実行部71は、デジタルスチルカメラの状態ごとに、スイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44それぞれに対応して実行する処理を定めている。例えば、制御部61が実行するプログラムが、デジタルスチルカメラの状態とスイッチ(ユーザによる操作)との組み合わせに対してサブルーチン形式でプログラムを含み、制御部61は、デジタルスチルカメラの状態とユーザにより押下されたスイッチとに基づいて処理を分岐させることにより、実行するサブルーチンプログラムを決定する。
図3は、デジタルスチルカメラが実行する処理とデジタルスチルカメラの状態と割り込み端子との関係の一例を示す図である。図3を参照して、状態信号の項目と、割り込み端子の項目と、割当処理の項目とを含む。処理実行部71は、第1ポートII1に割り込み信号が入力され、レジスタ回路51にボタンAに対応するスイッチが押下されたことが記憶されている場合、ファイル削除の処理が記述されたサブルーチンプログラムを実行する。処理実行部71は、第2ポートII2に割り込み信号が入力され、レジスタ回路51にボタンAに対応するスイッチが押下されたことが記憶されている場合、ストロボ有無を設定する処理が記述されたサブルーチンプログラムを実行する。
処理実行部71は、第1ポートII1および第2ポートII2のいずれかに割り込み信号が入力された場合、レジスタ回路51を参照して、いずれのスイッチが押下されたかを判断するだけで、実行するサブルーチンプログラムを決定し、処理を実行する。このため、デジタルスチルカメラが撮像状態および再生状態のいずれにあるかを判断する必要がないので、判断するためのチェック処理を実行する必要がなく、処理速度を早くすることができる。サブルーチンプログラムは、デジタルスチルカメラの状態を切り換える処理を記述したプログラムを含む。処理実行部71は、デジタルスチルカメラの状態を切り換える処理を実行する場合、切換後の状態を示す信号を状態通知部73に出力する。
状態通知部73は、処理実行部71から切換後の状態を示す信号が入力されると、入力装置11に切換後の状態に対して予め定められた状態信号を出力する。
図4は、スキャンパルス出力部が実行するパルス生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4を参照して、スキャンパルス出力部21は、状態信号が制御部61から入力されたか否かを判断する(ステップS01)。状態信号が入力されたならば処理をステップS02に進めるが、そうでなければ処理をステップS03に進める。なお、電源がONになった直後は、状態信号が最初に入力されるまで待機状態となる。
ステップS02においては、状態信号に対応して予め定められた符号データを決定し、処理をステップS03に進める。ステップS03においては、変数iに1を設定する。変数iは、出力端子O1、O2,O3,O4のうちスキャンパルスを出力する出力端子を特定するための変数である。ここでは、配列O(i)を利用して、出力端子O1を配列O(1)、出力端子O2を配列O(2)、出力端子O3を配列O(3)、出力端子O4を配列O(4)に対応付けている。
ステップS04においては、スキャンパルスを出力する処理の対象を出力端子C(i)に設定する。iに「1」が設定されている場合は、出力端子O1が処理対象に設定され、iに「2」が設定されている場合は、出力端子O2が処理対象に設定され、iに「3」が設定されている場合は、出力端子O3が処理対象に設定され、iに「4」が設定されている場合は、出力端子O4が処理対象に設定される。
そして、出力端子O1〜O4のうち処理対象に設定されたものに、スキャンパルスを出力する(ステップS05)。スキャンパルスは、Lowのスタートビット、符号データのビットおよびLowのストップビットを含む。そして、スキャンパルスを出力してから所定時間T2が経過したか否かを判断する(ステップS06)。所定時間は、スキャンパルスの送信間隔として予め定められた値である。スキャンパルスの転送レートおよびスキャンパルスのビット長に応じて定めればよい。所定時間T2が経過するまで待機状態となり、所定時間T2が経過すると、処理をステップS07に進める。
ステップS07においては、最初のスキャンパルスを出力してから所定時間T1が経過したか否かを判断する。所定時間T1が経過したならば処理をステップS08に進めるが、そうでなければ処理をステップS05に戻す。所定時間T1は、出力端子O1〜O4のうち処理対象に設定されたものに、スキャンパルスを連続して出力する期間として予め定められた期間である。なお、出力端子O1〜O4のうち処理対象に設定されたものに、スキャンパルスを出力した回数をカウントするようにし、カウント値が所定回数となるまでスキャンパルスを出力するようにしてもよい。
ステップS08においては、変数iが「4」と等しいか否かを判断する。変数iが「4」と等しいならば処理をステップS03に戻すが、そうでなければ処理をステップS09に進める。ステップS09においては、変数iを、それに1を加算した値に設定し、処理をステップS04に戻す。出力端子O1〜O4のうち処理対象を変更するためである。
図5は、キー入力検出部が実行するキー検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5を参照して、キー入力検出部41は、変数iに「0」を設定する(ステップS11)。変数iは、スキャンパルスのスタートビットを検出した回数をカウントするためのカウンタである。
ステップS12においては、入力端子I1、I2,I3、I4のいずれかでスタートビットを検出したか否かを判断する。ここでは、1ビットのLow信号を検出したか否かを検出する。入力端子I1、I2,I3、I4のいずれかでスタートビットが検出されるまで待機状態となり、入力端子I1、I2,I3、I4のいずれかでスタートビットを検出したならば、処理をステップS13に進める。
ステップS13においては、変数iがしきい値Tと等しいか否かを判断する。変数iがしきい値Tと等しいなければ処理をステップS15に進めるが、そうでなければ処理をステップS14に進める。ステップS14においては、変数iを、それに「1」を加算した値に設定し、処理をステップS12に戻す。スキャンパルスと、チャタリングとを区別するために、T回のスタートビットの検出で、スキャンパルスと判断するようにしている。ここでは、T=4としている。
ステップS15においては、符号データを取り込む。スタートビットに続いて入力されるスキャンパルスを解析して、符号データを取り込む。さらに、符号データに続いてストップビットを検出したか否かを判断する(ステップS16)。ここでは、符号データに続いて1ビットのLow信号を検出したか否かを検出する。ストップビットを検出したならば処理をステップS17に進めるが、そうでなければ処理をステップS11に戻す。ストップビットを検出しない場合に、それまでに検出されたスタートビットおよび取り込まれた符号データを、チャタリングによるものと取り扱い、誤検出を防止するためである。なお、ストップビットを用いないようにし、スキャンパルスをスタートビットと符号データとで構成するようにしてもよい。
ステップS17においては、入力端子I1、I2,I3、I4のうちステップS12においてスタートビットが検出されたものを特定する。そして、特定された入力端子に基づいて、スイッチを特定する(ステップS18)。具体的には、出力端子O1,O2,O3,O4のうち上述したパルス生成処理において、ステップS12においてスタートビットを検出した時点でスキャンパルスが出力されている出力端子と、ステップS17において特定された入力端子とに基づいて、スイッチを特定する。
ステップS19においては、レジスタ回路に特定されたスイッチが押下されたことをセットする。次のステップS20においては、ステップS15において取り込まれた符号データに対して予め定められた状態を決定する。ここでは、符号化データ「0」に対応して撮影状態を定め、符号化データ「1」に対応して再生状態を定めている。
そして、割り込み信号出力端子IO1,IO2のうちから決定された状態に対して予め定められたものを決定する。ここでは、撮影状態に対応する割り込み信号出力端子IO1を定めており、再生状態に対応して割り込み信号出力端子I02を定めている。ステップS22においては、割り込み信号出力端子IO1、IO2のうちステップS21において決定されたものに割り込み信号を出力し、処理を終了する。
<変形例>
図6は、変形例における入力装置の一例を示す図である。図6を参照して、変形例における入力装置11Aは、図1に示した入力装置11と異なる点は、エンコーダ23およびレジスタ回路51を変更してエンコーダ23Aおよびレジスタ回路51Aとした点である。図1に示した入力装置11が制御部61から状態信号を受信するのに対して、変形例における入力装置11Aは、エンコーダ23Aが、デジタルスチルカメラに装着されるレンズ81、ストロボ83、メモリカード85および充電器87の接続状態を検出し、接続されたレンズ81、ストロボ83、メモリカード85および充電器87の組み合わせに応じて状態を検出する。デジタルスチルカメラに装着されるレンズ81、ストロボ83、メモリカード85および充電器87は、入力装置11Aに対する外部装置である。
エンコーダ23Aは、レンズ81、ストロボ83、メモリカード85および充電器87のいずれがデジタルスチルカメラに接続されているか否かを検出し、接続されている機器の組み合わせ(接続状態)を特定する。エンコーダ23Aは、特定された組み合わせに対して予め定められた符号データをスキャンパルス生成部25に出力する。換言すれば、エンコーダ23は、複数の組み合わせそれぞれに対して符号データを対応付けたテーブルを記憶しており、特定された組み合わせに対応した符号データをスキャンパルス生成部25に変換する。ここでは、レンズ81、ストロボ83、メモリカード85および充電器87が接続される組み合わせは6通りなので、データ長が4ビットの符号データであれば十分である。
レジスタ回路51Aは、レンズ81、ストロボ83、メモリカード85および充電器87の接続状態それぞれに対応するスイッチテーブルを記憶する。具体的には、6つの接続状態それぞれに対応する6つのスイッチテーブルを記憶する。キー入力検出部41は、6つのスイッチテーブルのうちから符号データに対応するスイッチテーブルを特定し、特定したスイッチテーブルの該当する記憶領域を書き換える。該当する記憶領域は、スイッチSW11〜SW14、SW21〜SW24、SW31〜SW34、SW41〜SW44のうち押下されたスイッチに割り当てられた記憶領域である。
なお、変形例におけるレジスタ回路51Aを、上述した入力装置11に適用してもよい。さらに、上述した入力装置11が有するレジスタ回路51を、変形例における入力装置11Aに適用してもよい。この場合、割り込み信号出力端子は、6つの接続状態に対応して6つ必要となる。
また、本実施の形態においては、スキャンパルス生成部25が、4つの出力端子O1、O2,O3,O4に、期間を異ならせて所定時間間隔で生成されたスキャンパルスを出力する例を説明したが、4つの出力端子O1、O2,O3,O4に順にスキャンパルスを出力するようにしてもよい。具体的には、出力端子O1にスキャンパルスを1回出力した後に、出力端子O2にスキャンパルスを1回出力し、さらに、出力端子O3にスキャンパルスを1回出力し、さらに、出力端子O4にスキャンパルスを1回出力する。この場合、キー入力検出部41が、4つの入力端子I1、I2,I3、I4それぞれにおいて、連続してT回のスタートビットを検出することを条件に、スキャンパルスと判断する点は、上述したのと同じである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態における入力装置の構成をデジタルスチルカメラが備える制御部とともに示すブロック図である。 スキャンパルスの一例を示す図である。 デジタルスチルカメラが実行する処理とデジタルスチルカメラの状態と割り込み端子との関係の一例を示す図である。 スキャンパルス出力部が実行するパルス生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 キー入力検出部が実行するキー検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 変形例における入力装置の一例を示す図である。
11,11A 入力装置、21 スキャンパルス出力部、23,23A エンコーダ、25 スキャンパルス生成部、31 キースイッチ回路、41 キー入力検出部、51,51A レジスタ回路、61 制御部、71 処理実行部、73 状態通知部、81 レンズ、83 ストロボ、85 メモリカード、87 充電器、I1、I2,I3,I4 入力端子、II1 第1ポート、II2 第2ポート、IO1,IO2 割り込み信号出力端子、LC1、LC2,LC3,LC4 出力線、LR1、LR2.LR3,LR4 入力線、O1,O2,O3,O4 出力端子、SW11〜S44 スイッチ。

Claims (4)

  1. 接続された外部装置の状態を検出するための状態検出手段と、
    前記検出された状態に対して予め定められたパルス信号を発生する信号発生手段と、
    パルス信号を検出することに応じて、該検出されたパルス信号に対して予め定められた状態信号を出力する検出手段と、
    前記信号発生手段と前記検出手段とを接続する回路を開閉する開閉手段と、を備えた入力装置。
  2. 前記状態検出手段は、前記外部装置が出力する前記状態信号を受け付ける状態信号受付手段を含む、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記状態検出手段は、1以上の外部装置が接続されたことを検出する接続検出手段と、
    前記1以上の外部装置が接続される組み合わせに対して予め定められた状態を検出する、請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記信号発生手段は、前記信号検出手段と複数の回路で接続され、前記複数の回路のいずれか1つにパルス信号を出力するために、前記複数の回路に異なる期間にパルス信号を出力し、
    前記開閉手段は、前記複数の回路それぞれに設けられて複数あり、
    前記信号検出手段は、前記複数の開閉手段のうちパルス信号を検出したときに前記信号発生手段がパルス信号を出力した回路に設けられたものを識別するための識別情報を、前記状態信号に加えて出力する、請求項1〜3のいずれかに記載の入力装置。
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