JP2011095327A - 照明装置とそれを用いた看板用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上のLEDをレンズで覆って面発光する照明装置において、複数の光源からの光を広範囲に一様に明るく照射できる面光源を得る。
【解決手段】照明装置1は、基板2と、基板2に配置される複数の発光素子3と、各発光素子3を覆う光学レンズ4とを備える。光学レンズ4は、各発光素子3のそれぞれの重心を結んでなる多角形の重心を通る基板2の法線Lを回転軸とした回転体形状であり、各発光素子3からの光が入射される入射面42と、この入射光の一部をそれぞれの発光素子3の光軸に沿った方向に出射する第1出射面43と、入射光の一部が反射される反射面44と、この反射光が回転体外周へ出射され基板2上の拡散反射面21を照明する第2出射面45とを有する。これにより、複数の発光素子3からの光は第1出射面43からの直接光と、拡散反射面21からの間接光となって面発光するので、広範囲に一様に明るく照射できる面光源が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)等の光源を光学部材で覆って面発光させる照明装置とそれを用いた看板用照明装置に関する。
従来から、看板照明等には面発光が可能な照明装置が用いられている。このような照明装置として、LED等の光源からの光をレンズ等の光学部材により反射及び屈折させ拡散放射することにより、広範囲に光を照射する面光源を形成した照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このような照明装置を図9に示す。照明装置100は、基板101上に1つのLED102とこれを覆う回転体形状のレンズ103とが互いの光軸を一致させるように取り付けられ、レンズ103には、基板101と反対側の面に前記光軸を中心軸とする逆円錐形の反射面131が形成されている。この照明装置100においては、LED102からの光は、レンズ103の逆円錐形の頂点付近を透過して出射する直接光と、反射面131で反射されレンズ103側面を通り基板101の拡散反射面111で拡散反射される間接光となって照射される。これにより、照明装置100は広範囲の面光源が形成される。
ところで、このような照明装置において、輝度アップや光色調整のため、複数のLEDを使用する場合には、例えば、図10(a)に示すように、各LED102はレンズ103の光軸上でなく、その光軸の周りに略均等間隔で配置される。したがって、各LED102からの光は、反射面131でほぼ全反射され、レンズ側面を透過して拡散反射面111で拡散反射されるため、レンズ103の前面からは殆ど出射されない。このため、図10(b)に示すように、レンズ103周辺の拡散反射面111とレンズ前面との輝度の差が大きく、レンズ前面部分が黒いドット状に見え、レンズ103と拡散反射面111を含めた広範囲の一様な面発光ができない。
また、他の例として、基板上に光源と回転体形状のレンズとが互いの光軸を一致して配置され、レンズに入射した光を朝顔形状の反射面で全反射してレンズ側壁面から出射する照明装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この照明装置は、上記特許文献1と同様に、複数の光源をレンズ内に配置したときは、レンズ前方への照射が少ない。
このように、上記特許文献1、2に示されるような照明装置では、光学レンズは1つの光源を覆うことを前提に設計されているため、複数のLEDからの光を照射する場合には、レンズ前方への透過光が極端に少なくなる。したがって、レンズ前面からの光が暗く、遠方からの視認性が低下し、広範囲に輝度むらの少ない一様に明るい面光源を得ることが困難となり、特に、看板照明用には不適であった。
特開2008−53660号公報 特開2007−48883号公報
本発明は、上記の問題を解決するものであり、基板上の光源をレンズで覆って面発光させる照明装置において、光源を複数にして、広範囲に輝度むらの少ない一様に明るい面光源が得られる照明装置及びそれを用いた看板用照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光反射面を持つ取付基板と、前記取付基板に分散して配置された複数の光源部と、これらの光源部を覆って配置される光学レンズと、を備えた照明装置であって、前記光学レンズは、前記複数の光源部のそれぞれの重心を結んでなる仮想の多角形の重心を通る前記取付基板の法線を回転軸とした回転体形状であり、前記各光源部からの光が入射される入射面と、この入射面から入射された光の一部をそれぞれの光源の光軸に沿った方向に出射する第1出射面と、前記入射面から入射された光の一部が反射される反射面と、この反射面で反射された光が前記回転体外周へ出射され前記取付基板を照明する第2出射面と、を有しているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の照明装置において、前記第1出射面は平面であるものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の照明装置において、前記第1出射面は粗面加工されているものである。
請求項4の発明は、前記請求項1に記載の照明装置の複数個が互いに分散して共通の取付基板上に配置され、この取付基板が看板となっている看板用照明装置である。
請求項1の発明によれば、複数の光源部からの光は、各光源部の光軸に沿った方向に第1出射面から出射される直接光となり、かつ、反射面で反射され第2出射面から出射され取付基板の光反射面で反射される間接光とになって照射されるので、看者に対して光学レンズと取付基板の光反射面との全体が発光して見えることにより、広範囲に明るい一様な面光源を得ることができる。
請求項2の発明によれば、第1出射面を平面加工で形成できるので、例えば、光学レンズに第1出射面を追加加工する場合や、光学レンズに第1出射面の形成されていない既存の規格レンズを用いて発光素子数に応じ第1出射面を加工する場合に、製作が容易となる。
請求項3の発明によれば、第1出射面からの出射光が拡散され、輝度分布が一様化されるので、輝度むらが低減され、看板照明等の用途により好適となる。
請求項4の発明によれば、看板用として、輝度むらが少なく、明るくて見易いものとなる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の断面図。 同照明装置の平面図。 (a)は上記実施形態の変形例における基板の平面図、(b)は同基板の断面図、(c)は同変形例における発光モジュールの断面図、(d)は同変形例における基板に発光モジュールを組み込んだ状態の断面図。 本発明の第2の実施形態に係る看板用照明装置の部分斜視図。 同看板用照明装置の部分側面図。 (a)は同看板用照明装置の1つの照明装置の照明範囲を示す図と、複数の照明装置で文字「O」を照明表示した場合の看板用照明装置の正面図、(b)は従来の1つの照明装置の照明範囲を示す図と、照明装置で文字「O」を照明表示した場合の看板用照明装置の正面図。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置の断面図。 同照明装置の平面図。 従来の照明装置の断面図。 (a)は従来の他の照明装置の断面図、(b)は同照明装置からの照射光の見え方を示す平面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る照明装置について図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の照明装置1は、基板(取付基板)2と、基板2に適宜の間隔をおいて分散して配置される複数(ここでは、4個)の発光素子(光源部)3と、これらの発光素子3を覆って配置される光学レンズ4とを備える。光学レンズ4は、複数の発光素子3のそれぞれの重心を結んでなる仮想の多角形の重心を通る基板2の法線Lを回転軸とした回転体形状を成す。この光学レンズ4は、その底面に形成された各発光素子3を覆う円筒形状の空洞40と、天面側に形成された逆円錐形状の傾斜面を持つ凹部41とを有する。これら空洞40及び凹部41の各中心軸は、法線L上にある。
光学レンズ4は、空洞40の天面よりなり基板2と平行な入射面42と、凹部41の傾斜面に形成された複数の円筒状凹部46(後述)の底面より成り入射面42からの光の一部を出射する第1出射面43と、凹部41の傾斜面より成り入射面42からの光の一部を反射する反射面44と、光学レンズ4の外周面より成り反射面44からの反射光を基板2に出射する第2出射面45と、を備える。円筒状凹部46は、発光素子3の光軸を中心軸として凹部41の傾斜面に形成されている。
基板2は、汎用のプリント基板であり、寸法安定性に優れ、反りやねじれ等のバラツキの少ない基板が用いられる。基板2は、第2出射面45から出射した光が照射される光学レンズ4の周辺上に拡散反射面(光反射面)21を持つ。この基板2の裏には、発光素子3から発せられる熱を効率よく放熱するため、銅等の放熱性の高い材料が用いられた適宜のヒートシンク等(図示せず)が装着される。基板2の材料としては、例えば、ガラスクロス(布)を重ねたものにエポキシ樹脂を含浸させたガラスエポキシ基板等が用いられる。なお、基板2の材料は金属基材でもよい。また、光学レンズ4と発光素子3とが装着される基板と、拡散反射面21が形成される基板とは、互いに平行であれば分離されていてもよい。
拡散反射面21は、基板2上にアクリルやウレタン系の白色塗料を吹き付けたものが好ましいが、全反射率が略80%以上であり、拡散特性を有するものが望ましいが、特にそれに限定されない。また、基板2をステンレスのような金属基材としたときは、これに塗装したり、カラーシートを貼り付けてもよい。なお、基板2の表面全体が拡散反射面21となっていてもよく、また、光学レンズ4により反射された光が照射される面の部分のみが拡散反射面21となっていてもよい。また、拡散反射面21は、基板2上ではなく、例えば、照明装置1が取付けられる、看板の本体基板等の別基板や壁面などに形成されてもよい。また、拡散反射面21の形状は特に限定はない。
発光素子3は、例えば、青色LEDと、380nm〜480nmの波長帯域の光を480nm〜780nmの光へ変換するYAG(Yttrium Aluminium Garnet)系蛍光体やBOS(Barium ortho−Silicate)系蛍光体等を含むシートと、を組み合わせた白色LEDが用いられる。ここでは、発光素子3は、基板2上で光学レンズ4の回転軸(法線Lに相当)の回りの円周上に略均等間隔で複数個配置される。なお、発光素子3は、R、G、Bの各色LEDを用いてもよく、また、上記のLEDに限らず、可視光を発生させるものであれば、例えば、小型白熱灯、小型のハロゲン電球等も使用可能である。また、発光素子3の発光面の形状についても特に制限はなく、光学レンズ4に埋め込まれたものであってもよい。
光学レンズ4において、空洞40は複数の発光素子を収納する開口径を持ち、その空洞40で各発光素子3を覆った状態で基板2の取付面に固定される。なお、凹部41の傾斜面は、光学レンズ4の回転軸(法線L)から外周に向うに連れて基板2との距離が直線的に増加する円錐形状となっているが、この増加は上に凸の曲線的でもよい。この光学レンズ4の材料には、ポリカーボネード、アクリル、シリコン、エポキシ等のプラスチック又はガラス等が用いられる。また、光学レンズ4は、接着剤等で基板2に固定してもよいが、発光素子3と光学レンズ4との位置関係を一定に保ち、所望の配光を得るためのレンズホルダ(図示せず)を更に備え、このレンズホルダを基板に固定してもよい。
円筒状凹部46は、光学レンズ4が反射面44上から掘り込まれ、その底面に対向する反射面44の部分が開口された一部側面開放の円筒形状となっている。各第1出射面43は、各発光素子3の光軸を中心軸とする半径rの円形を成し、その外周は反射面44と略接する位置(円筒状凹部46の最大深さd)とされ、各発光素子3の発光面にそれぞれ対向している。ここで、各第1出射面43は、凹部41の逆円錐形の頂点から一定の同じ高さで、互いに法線Lに対して回転対称に位置される。なお、各出射面43はその外周が反射面44と互いに交差するように配置されてもよい。
各第1出射面43は、その面積の大きさにより、レンズ前方への光量を変化させることができ、レンズ前方と後方とを照射する互いの光量を調整することが可能である。例えば、レンズ前方を明るくするときは、第1出射面43は発光素子3の発光面を覆うようにその面積を広くする。すなわち、発光素子3からの入射光が第1出射面43から出射する光と、拡散反射面21で拡散反射される光との輝度のバランスを好適にするように、第1出射面43を適宜必要なサイズに設計することができる。
反射面44は、凹部41の逆円錐形状の傾斜面のうち、複数の円筒状凹部46による開放面を除いた部分に相当し、光学レンズ4の光軸との傾斜角度によって反射光の方向を変えて、拡散反射面21を広く照射するようにできると共に、反射光の第2出射面45での全反射を抑制するようにできる。また、反射面44は、発光素子3からの入射光を全反射するような傾斜面とされるが、全反射が不十分な場合など、その表面を必要に応じて銀やアルミ等を蒸着又はスパッタ等で処理することにより、略80〜100%の反射率を確保するように構成することができる。
第2出射面45は、基板2に対して垂直な円筒形状とされているが、これに限らず、光学レンズ4が基板2の拡散反射面21のどの程度の範囲に光を照射させるかによって、円筒形状以外にも適宜に必要な構成とすることができる。
上記のように構成された本実施形態の照明装置1においては、複数の発光素子3からの光は、入射面42からの入射光のうち、各発光素子3の光軸に沿った光は、基板2と平行である各第1出射面43を透過してそのまま照射する直接光となる。また、各発光素子3の光軸に沿っていない光は、殆ど反射面44で、また一部は出射面43で反射され、第2出射面45から屈折、透過して出射され基板2上の光学レンズ4の周辺を照射し、拡散反射面21で拡散反射されて基板2より照射する間接光となる。このとき、第1出射面43からの出射光によりレンズ前面からの直接光を増やすことができるので、直接光を明るくして間接光とのバランスを調整でき、レンズ前面がその周辺に比較して暗くならずに照明できる。これにより、看者は光学レンズ4と拡散反射面21との全体が一様に面発光しているように見えるので、広範囲に明るい一様な面光源を得ることができ、看板照明用などに適する。
また、第1出射面43を平面加工で形成できるので、例えば、光学レンズ4に第1出射面43を追加加工する場合や、光学レンズ4に第1出射面43の形成されていない既存の規格レンズを用いて発光素子数に応じ第1出射面43を加工する場合に、製作が容易となる。また、発光素子3の光軸の位置が第1出射面43の平面内でずれても、発光素子3からの光軸に沿う光はそのまま出射されるので、発光素子3の配置精度に余裕を持たすことができる。
また、第1出射面43の平面を粗面加工したシボ面とすることにより、第1出射面43からの出射光を拡散することができるので、レンズ前面の輝度を一様化することができ、照明装置1を見た場合に面発光の輝度分布を一様にでき、看板等の用途により適するようになる。なお、光学レンズ4は、射出成形(インジェクション成形)することにより、第1出射面43の平面及びその平面の粗面化のためのシボ転写が可能であり、金型の形状が変わるだけで、レンズの成形方法は何ら変わるところは無いので、材料費や成形コストが高くなることはない。
また、1つのレンズで複数の発光素子3を収納して照射するので、コンパクトで明るい面光源を得ることができる。また、看板照明用以外に、複数の照明装置1を用いた平面照明として、天井照明や壁面照明などの各種照明装置に使用できる。
図3(a)〜(d)を参照して、本実施形態の照明装置1の変形例について説明する。本変形例は、光学レンズ4と発光素子3とがモールド樹脂51によりモールド成形された発光モジュール5とされ、基板2に固定されるものである。図3(a)(b)に示すように、基板2は、光学レンズ4が挿通するためのレンズ挿入孔22と、発光モジュール5をばね部材52で基板2に固定するためのばね固定孔23とを有する。
図3(c)に示すように、発光モジュール5は、発光素子3が装着された素子基板(例えば、LED基板など)31と、光学レンズ4の下端周辺に設けられた鍔部47と、この鍔部47を包囲するモールド樹脂51と、モールド樹脂51の底面に装着されたばね部材52とを有する。ばね部材52は、基板2のばね固定孔23に係止させるための引掛部53を有する。
図3(d)に示すように、発光モジュール5は、光学レンズ4の上部を基板2のレンズ挿入孔22に挿入させ、ばね部材52の引掛部53を基板2のばね固定孔23に挿通させることにより係止される。このような構成によれば、光学レンズ4と発光素子3との配置の位置精度が良くなると共に、基板2への取り付け、取り外しが容易となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る看板用照明装置について図4乃至図6を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態の看板用照明装置10は、前記実施形態の照明装置1の複数個が互いに分散して共通の基板2上に配置されたものであり、この基板2が看板20となっている。図5に示すように、看板20上においては、照明装置1は光学レンズ4の前面からの直接光と拡散反射面21からの間接光とが照射する面発光源となっている。これにより、各照明装置1が取り付けられる看板面全体が広範囲に一様な輝度で明るく照明される。
図6(a)は、本実施形態の看板用照明装置10により複数の照明装置1を用いて文字「O」を照明表示した場合を示し、図6(b)は、比較のために、従来の照明装置100を用いて同様に文字「O」を照明表示した場合を示す。なお、これらの図のそれぞれ上側には、本実施形態と従来とにおける1つの照明装置の照射範囲を示している。図6(a)に示すように、本実施形態による看板用照明装置10では、各第1出射面43からの直接光の集合体として文字(ここでは、英文字の「O」)11やロゴマーク等が照明表示されレンズ前面が暗くならず、基板2からの間接光は看板20を照らし、これら文字、ロゴマーク等のバック部分の視認性を高める。すなわち、個々の照明装置1が一様な明るさの面光源となっているので、文字やロゴマークなどは、遠くから見たときの輝度むらが少なく、明るく分かり易く見える。一方、図6(b)に示す従来の照明装置100を用いた場合は、看板20上で個々の照明装置100のレンズ前面部分が黒いドット状に見え、英文字「O」12は、輝度むらが多く、視認性が低下すると共に、看板20の外観性を損なうことになる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る照明装置について図7及び図8を参照して説明する。本実施形態の照明装置1は、前記実施形態の光学レンズ4における複数の第1出射面43(図1)を連続する1つのリング状の平面から成る環状出射面48としたものである。
環状出射面48は、凹部41の反射面44の円周上に沿って階段状に形成された段差dの段部49における基板2に平行な面より成る。環状出射面48は、凹部41の逆円錐形状の頂点からの所定の高さに位置し、そのリングの外周が基板2の法線Lを中心軸とする半径Rの円平面上にあり、その内周が凹部41の反射面44の円周上に位置する。各発光素子3の光軸は、環状出射面48のリングの幅(外周と内周との差)の略中間を通る円周上に位置する。
本実施形態によれば、環状出射面48は複数の発光素子3に対し共通の出射面となるので、各発光素子3の光軸を環状出射面48のリング範囲内を通るように配置するだけでレンズ前面から光を出射することができ、各発光素子3の配置の自由度が増し、また、発光素子3の光軸のずれによる光出力の影響も少ない。また、リング上に亘って出射面積を広くできるので、その分、発光素子3の数量を多く配置でき、そのために、第1出射面43を追加変更する必要もない。また、環状出射面48は複数の局部的な面ではなく、一つの面なので、面加工作業が容易である。
なお、本発明は上記各種実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、上記第1及び第2の実施形態において、光学レンズ4の第1出射面43及び環状出射面48をそれぞれ傾斜面内に掘り込む形で形成したが、傾斜面から突出する平面形状としてもよく、また、平面に限らず、凹面や凸面などとしてもよい。また、光学レンズ4の第2出射面45をレンズ光軸から外周に離れるに連れて、基板との距離が増加する凹形にしてもよい。また、上記第2の実施形態における環状出射面48を、複数のリング状としてもよい。
1 照明装置
2 基板(取付基板)
3 発光素子(光源部)
4 光学レンズ
42 入射面
43 第1出射面
44 反射面
45 第2出射面
48 環状出射面(第1出射面)
10 看板用照明装置
20 看板(取付基板)
21 拡散反射面(光反射面)
L 法線

Claims (4)

  1. 光反射面を持つ取付基板と、前記取付基板に分散して配置された複数の光源部と、これらの光源部を覆って配置される光学レンズと、を備えた照明装置であって、
    前記光学レンズは、前記複数の光源部のそれぞれの重心を結んでなる仮想の多角形の重心を通る前記取付基板の法線を回転軸とした回転体形状であり、前記各光源部からの光が入射される入射面と、この入射面から入射された光の一部をそれぞれの光源の光軸に沿った方向に出射する第1出射面と、前記入射面から入射された光の一部が反射される反射面と、この反射面で反射された光が前記回転体外周へ出射され前記取付基板を照明する第2出射面と、を有していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1出射面は平面であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1出射面は粗面加工されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記請求項1に記載の照明装置の複数個が互いに分散して共通の取付基板上に配置され、この取付基板が看板となっていることを特徴とする看板用照明装置。
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