JP2011095080A - データ収集装置 - Google Patents

データ収集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011095080A
JP2011095080A JP2009248757A JP2009248757A JP2011095080A JP 2011095080 A JP2011095080 A JP 2011095080A JP 2009248757 A JP2009248757 A JP 2009248757A JP 2009248757 A JP2009248757 A JP 2009248757A JP 2011095080 A JP2011095080 A JP 2011095080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement data
position register
data collection
measurement
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009248757A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Nakamura
中村  元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2009248757A priority Critical patent/JP2011095080A/ja
Publication of JP2011095080A publication Critical patent/JP2011095080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)

Abstract

【課題】リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、オーバーランが生じた場合でも、測定データ収集を継続できるとともに、書き込み済の測定データの消失を防ぐ。
【解決手段】リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、測定データの書き込み位置を示す書き込み位置レジスタと、測定データの読み出し位置を示す読み出し位置レジスタと、書き込み位置レジスタの値と、読み出し位置レジスタの値とを比較し、両者が異なる場合は、測定データを収集してデータ格納メモリの書き込み位置レジスタが示す位置に書き込み、両者が等しい場合は、両者が異なるまで、測定データの収集および書き込みを停止する測定データ収集処理部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、波形等の測定データを収集するデータ収集装置に係り、特に、リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置に関する。
波形等の測定データを収集するデータ収集装置では、データ格納用のメモリを備えている。波形データを測定して収集する場合、複数のトリガ波形データを格納できるように、データ格納用のメモリを複数のセグメントに分割し、リングバッファとして利用することが行なわれている。ここで、トリガ波形データは、所定のトリガによって定められるプリトリガデータとポストトリガデータとから構成される測定データであり、1回の測定データ収集処理で1個のトリガ波形データが収集されるものとする。
リングバッファ方式を採用した場合、分割されたセグメント数が、同時に格納できる測定データの個数となる。このため、この個数を超えた回数のデータ測定を行なう場合には、古い測定データから順に新しい測定データで上書きしていくことになる。
図6は、リングバッファの概念図である。本図において、リングバッファ30は、N個のセグメントに分割されており、1からNの番号が付されているものとする。また、測定データを書き込むセグメントを指し示す書き込み位置レジスタ40と、測定データを読み出すセグメントを指し示す読み出し位置レジスタ50とが設けられている。
書き込み位置レジスタ40は、初期値が1であり、収集した測定データを書き込む毎に1ずつ増加し、Nに達した後は1に戻る。読み出し位置レジスタ50も、初期値が1であり、測定データを読み出す毎に1ずつ増加し、Nに達した後は1に戻る。
通常は、書き込み位置レジスタ40と読み出し位置レジスタ50とは、ある程度の間隔をおいて更新されていくが、書き込み位置レジスタ40の更新が読み出し位置レジスタ50の更新よりも速いと、書き込み位置レジスタ40の更新が読み出し位置レジスタ50の更新に追いついてしまう。この状態を「オーバーラン」と呼ぶ。
従来、オーバーランが生じた場合の処置としては、測定を強制終了する方式と、読み出す前に測定データを上書きしていく方式の2つが行なわれている。
図7は、測定を強制終了する方式の処理手順を説明するフローチャートである。本図に示すように、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達していない場合(S401:No)には、測定データを収集して、書き込み位置レジスタ40が示しているセグメントに測定データを書き込む(S402)。そして、書き込み位置レジスタ40を更新する(S403)。以上の処理を、ユーザにより指定された測定回数分あるいは時間分繰り返し(S404:No)、測定回数分あるいは時間分の測定が終了すると(S404:Yes)、ユーザに対して測定終了通知を行なう(S405)。
一方、測定中に書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達した場合(S401:Yes)には、書き込み済の測定データを保護するために測定を強制終了し、ユーザに対して測定強制終了通知を行なう(S406)。
図8は、測定データを上書きしていく方式の処理手順を説明するフローチャートである。本図に示すように、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達していない場合(S501:No)には、測定データを収集して、書き込み位置レジスタ40が示しているセグメントに測定データを書き込む(S502)。そして、書き込み位置レジスタ40を更新する(S503)。以上の処理を、ユーザにより指定された測定回数分あるいは時間分繰り返し(S504:No)、測定回数分あるいは時間分の測定が終了すると(S504:Yes)、ユーザに対して測定終了通知を行なう(S406)。
一方、測定中に書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達した場合(S501:Yes)には、ユーザに対してオーバーランが発生したことを報告するために、オーバーラン発生通知を行なう(S505)。その後は、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達していない場合(S501:No)と同様の処理を行ない、測定データの収集をユーザにより指定された測定回数分あるいは時間分を終えるまで繰り返す。このとき、読み出されていない測定データも上書きされ、書き込んだ測定データが失われることになる。
特開2009−150735号公報
オーバーランが生じた場合の処置として、測定を強制終了する方式を採用した場合は、読み出し中あるいは読み出し前の測定データを失うことは防げるが、測定が強制終了されてしまうため、ユーザが指定した回数あるいは時間の測定ができなくなる。
一方、オーバーランが生じた場合の処置として、測定データを上書きしていく方式を採用した場合は、ユーザが指定した回数あるいは時間の測定は可能となるが、書き込み済の測定データの一部が失われることとなる。
そこで、本発明は、リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、オーバーランが生じた場合でも、測定データ収集を継続できるとともに、書き込み済の測定データの消失を防ぐことを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様のデータ収集装置は、リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、測定データの書き込み位置を示す書き込み位置レジスタと、測定データの読み出し位置を示す読み出し位置レジスタと、前記書き込み位置レジスタの値と、前記読み出し位置レジスタの値とを比較し、両者が異なる場合は、測定データを収集して前記データ格納メモリの前記書き込み位置レジスタが示す位置に書き込み、前記両者が等しい場合は、前記両者が異なるまで、測定データの収集および書き込みを停止する測定データ収集処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1の態様では、オーバーランが発生した場合に、測定を強制終了せずに、測定データの収集および書き込みを一時停止し、オーバーランが解消されると測定データの収集および書き込みを再開することにより、測定データ収集を継続するとともに、書き込み済の測定データの消失を防ぐことができる。
ここで、前記測定データ収集処理部は、収集した測定データを前記データ格納メモリに書き込むと、前記書き込み位置レジスタを更新することができる。また、前記読み出し位置レジスタが示す位置から測定データを読み出し、前記読み出し位置レジスタを更新する測定データ記録処理部をさらに備えるようにしてもよい。
さらに、前記測定データ収集処理部は、前記測定データの収集および書き込みを停止する際、および、前記停止を解除する際に、その旨を示す通知情報を出力することができる。これにより、オーバーランが発生して測定データの収集を一時停止したことと、測定データの収集を再開したことをユーザが知ることができるようになる。また、それぞれのタイミングについても知ることができるようになる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様のデータ収集装置は、リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、測定データの書き込み位置を示す書き込み位置レジスタと、測定データの読み出し位置を示す読み出し位置レジスタと、測定データを収集して前記データ格納メモリの前記書き込み位置レジスタが示す位置に書き込み、前記書き込み位置レジスタの値の次の値と、前記読み出し位置レジスタの値とを比較し、両者が異なる場合は、前記書き込み位置レジスタを更新し、両者が等しい場合は、前記書き込み位置レジスタの更新を行なわない測定データ収集処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の態様では、測定データ収集を継続することができるようになるとともに、データ格納メモリの同じ位置に測定データを書き続けることにより書き込み済の測定データの消失を最小限にすることができるようになる。特に、先に書き込まれた測定データの消失を防ぐことができる。
ここで、前記測定データ収集処理部は、前記両者が等しい場合で、前記書き込み位置レジスタの更新を行なわなかった回数を計測することができる。これにより、ユーザが取りこぼした測定データの個数を知ることができるようになる。
本発明によれば、リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、オーバーランが生じた場合でも、測定データ収集を継続できるとともに、書き込み済の測定データの消失を防ぐことができる。
本実施形態のデータ収集装置の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態のデータ収集装置の処理手順を説明するフローチャートである。 測定データ収集処理の詳細な処理手順を説明するフローチャートである。 データ収集装置の処理手順の第1変形例を説明するフローチャートである。 データ収集装置の処理手順の第2変形例を説明するフローチャートである。 リングバッファの概念図である。 測定を強制終了する方式の処理手順を説明するフローチャートである。 測定データを上書きしていく方式の処理手順を説明するフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るデータ収集装置100の機能構成を示すブロック図である。本図に示すように、データ収集装置100は、測定データ収集処理部10、測定データ記録処理部20、リングバッファ30、書き込み位置レジスタ40、読み出し位置レジスタ50、記録装置60、表示装置70を備えている。
リングバッファ30、書き込み位置レジスタ40、読み出し位置レジスタ50は、図6に示した従来の構成と同様とすることができる。すなわち、データ格納メモリとして機能するリングバッファ30は、N個のセグメントに分割されており、1からNの番号が付されている。また、書き込み位置レジスタ40は、測定データを書き込むセグメントを指し示し、読み出し位置レジスタ50は、測定データを読み出すセグメントを指し示す。
測定データ収集処理部10は、測定対象のアナログ波形を入力し、測定データを収集してリングバッファ30に書き込む処理を行なう。本図に示すように、測定データ収集処理部10は、アナログ波形をデジタル信号に変換するADC(A/Dコンバータ)11と、データ収集制御部12と、データ収集処理部13とを備えている。
データ収集制御部12は、外部から測定開始の指示を受け付けるとデータ測定処理を開始し、書き込み位置レジスタ40と読み出し位置レジスタ50を参照して、書き込み位置が読み出し位置に達していなければ、データ収集処理部13に対してデータ収集処理を行なわせる。書き込み位置が読み出し位置に達した場合には、読み出し位置が進むのを待って、データ収集処理部13に対してデータ収集処理を行なわせる。
データ収集処理部13は、ADC11の出力信号に基づいてトリガ波形データを収集し、収集したトリガ波形データを測定データとして、リングバッファ30の書き込み位置レジスタ40が示しているセグメントに書き込む。書き込んだ後には、書き込み位置レジスタ40の値を1増分する。
測定データ記録処理部20は、リングバッファ30の読み出し位置レジスタ50が示しているセグメントから測定データを読み出して、記録装置60、表示装置70に出力する。読み出した後には、読み出し位置レジスタ50の値を1増分する。
記録装置60は、測定データを格納する装置であり、表示装置70は、測定データを表示する装置である。なお、記録装置60、表示装置70は、データ収集装置100の外部に設けるようにしてもよい。
次に、本実施形態におけるデータ収集装置100の処理手順について図2のフローチャートを参照して説明する。
測定データ収集処理部10のデータ収集制御部12は、外部から測定開始指示を受け付けると、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達しているかどうかを判断する(S101)。なお、測定開始時において書き込み位置レジスタ40の値と読み出し位置レジスタ50の値とが初期値で一致している状況は除くものとする。
その結果、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達していない場合(S101:No)には、データ収集処理部13に対して測定データ収集処理(S102)を行なわせる。
ここで、データ収集処理部13が行なう測定データ収集処理(S102)の詳細な手順について図3のフローチャートを参照して説明する。ここでは、ユーザによりプリトリガデータの収集点数と、ポストトリガデータの収集点数が指定されているものとする。ただし、一方のデータのみの収集であったり、トリガディレイデータ等の収集であってもよいし、収集点数ではなく収集時間等が指定されていてもよい。また、所定のトリガが指定されているものとする。
測定データの収集開始において、ADC11の出力信号のリングバッファ30の書き込み位置レジスタ40が示しているセグメントへの書き込みを開始する(S1021)。そして、指定された収集点数のプリトリガデータの収集を行ない(S1022)、トリガの発生を待つ(S1023)。トリガが発生するまで(S1023:No)は、プリトリガデータを更新し続ける。このため、セグメント自体をリングバッファ構造としてもよい。
所定のトリガが発生すると(S1023:Yes)、指定された収集点数のポストトリガデータの収集を行なう(S1024)。そして、リングバッファ30への書き込みを終了する(S1025)。
図2のフローチャートの説明に戻って、測定データ収集処理(S102)を終えると、データ収集処理部13は、書き込み位置レジスタ40の更新を行なう(S103)。以上の処理を、ユーザにより指定された測定回数分あるいは時間分繰り返し(S104:No)、測定回数分あるいは時間分の測定が終了すると(S104:Yes)、ユーザに対して測定終了通知を行なう(S105)。測定終了通知は、例えば、表示装置70に測定が終了した旨の通知を表示することで行なうことができる。
一方、測定中に書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達した場合(S101:Yes)には、測定データの収集処理(S102)、書き込み位置レジスタ更新処理(S103)を行なわずに、再度、書き込み位置レジスタ40の値と読み出し位置レジスタ50の値とを比較することで(S101)、読み出し位置が進むのを待つ。
そして、読み出し位置が進んで、書き込み位置レジスタ40の値と読み出し位置レジスタ50の値とが異なると(S101:No)、測定データの収集処理(S102)、書き込み位置レジスタ更新処理(S103)を行なうようにする。
このように、本実施形態では、オーバーランが発生した場合に、測定を強制終了せずに、測定データの収集を一時停止し、オーバーランが解消されると測定データの収集を再開することにより、測定データ収集を継続するとともに、書き込み済の測定データの消失を防ぐようにしている。
このため、本発明は、例えば、落雷のような発生周期が不規則な自然現象をトリガとした測定で、統計的解析が主目的であり、漏れなく測定データを補足することよりも測定の継続性を優先する必要のある測定や、内燃機関のシリンダー内の異常爆発のように、発生周期が不規則な工学的現象をトリガとした測定で、統計的解析が主目的であり、漏れなく測定データを補足することよりも測定の継続性を優先する必要のある測定に、特に効果的に適用することができる。
次に、データ収集装置100の処理手順の第1変形例について図4のフローチャートを参照して説明する。第1変形例では、オーバーランが発生して測定データの収集を一時停止した旨および測定データの収集を再開した旨をユーザに通知するようにする。第1変形例も、図1に示した構成と同様とすることができる。ただし、データ収集制御部12に、測定を一時停止している状態を示す測定停止中フラグを設けるようにする。
測定データ収集処理部10のデータ収集制御部12は、外部から測定開始指示を受け付けると、測定停止中フラグを初期化して0にセットする(S201)。そして、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達しているかどうかを判断する(S202)。
その結果、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達していない場合(S202:No)には、測定停止中フラグが1であるかどうかを判断する(S203)。その結果、測定停止中フラグが1でない場合(S203:No)は、データ収集処理部13に対して測定データ収集処理(S206)を行なわせる。測定データ収集処理(S206)は、図3に示した手順と同様に行なうことができる。
一方、測定停止中フラグが1であった場合(S203:Yes)は、オーバーランが発生して測定データの収集を一時停止している状態からオーバーランが解消されたことを示しているため、測定停止中フラグを0に更新し(S204)、ユーザに対して測定を再開する旨を通知する(S205)。そして、データ収集処理部13に対してデータ収集処理(S206)を行なわせる。
データ収集処理(S206)を終えると、データ収集処理部13は、書き込み位置レジスタ40の更新を行なう(S207)。以上の処理を、ユーザにより指定された測定回数分あるいは時間分繰り返し(S208:No)、測定回数分あるいは時間分の測定が終了すると(S208:Yes)、ユーザに対して測定終了通知を行なう(S212)。
測定中に、書き込み位置レジスタ40の値が読み出し位置レジスタ50の値に達した場合(S202:Yes)は、計測停止中フラグが0であるかどうかを判断する(S209)。その結果、測定停止中フラグが0でない場合(S209:No)は、オーバーランが発生して測定データの収集を一時停止している状態が続き、オーバーランがまだ解消していないことを示しているため、再度、書き込み位置レジスタ40の値と読み出し位置レジスタ50の値とを比較することで(S202)、読み出し位置が進むのを待つ。
一方、測定停止中フラグが0であった場合(S209:Yes)は、オーバーランが発生したことを示しているため、測定停止中フラグを1に更新し(S210)、ユーザに対して測定を一時停止する旨を通知する(S211)。そして、測定データの収集処理(S206)、書き込み位置レジスタ更新処理(S207)を行なわずに、再度、書き込み位置レジスタ40の値と読み出し位置レジスタ50の値とを比較することで(S202)、読み出し位置が進むのを待つ。
以上の手順により、第1変形例では、オーバーランが発生して測定データの収集を一時停止したことと、測定データの収集を再開したことをユーザが知ることができるようになる。また、それぞれのタイミングについても知ることができるようになる。
次に、データ収集装置100の処理手順の第2変形例について図5のフローチャートを参照して説明する。第2変形例では、オーバーランの発生が予測できる場合に、書き込み位置レジスタ40の更新を行なわずに測定データ収集を継続し、同じセグメントに収集データを書き込むようにする。また、その間に実行されたデータ収集処理の回数を取りこぼし回数として記録するようにする。
第2変形例も、図1に示した構成と同様とすることができる。ただし、データ収集制御部12に、取りこぼしの回数を計測する取りこぼしカウンタを設けるようにする。
測定データ収集処理部10のデータ収集制御部12は、外部から測定開始指示を受け付けると、取りこぼしカウンタを初期化して0にセットする(S301)。
そして、書き込み位置レジスタ40の値と読み出し位置レジスタ50の値に関わらず測定データ収集を行なう(S302)。測定データ収集処理(S302)は、図3に示した手順と同様に行なうことができる。
測定データ収集処理(S302)を終えると、書き込み位置レジスタ40の値+1が、読み出し位置レジスタ50の値と等しいかどうかを判断する(S302)。
書き込み位置レジスタ40の値+1が、読み出し位置レジスタ50の値と等しくない場合(S303:No)は、次の測定データ収集処理(S302)ではオーバーランが発生しないと予測できるため、書き込み位置レジスタ40を更新する(S304)。
一方、書き込み位置レジスタ40の値+1が、読み出し位置レジスタ50の値と等しい場合(S303:Yes)は、次の測定データ収集処理(S302)でオーバーランが発生すると予測できるため、書き込み位置レジスタ40を更新せずに、同じセグメントに次の測定データを書き込むようにする。これにより、直前の測定データが上書きされるため、取りこぼしカウンタを1加算する(S306)。
以上の処理を、ユーザにより指定された測定回数分あるいは時間分繰り返し(S305:No)、測定回数分あるいは時間分の測定が終了すると(S305:Yes)、ユーザに対して測定終了通知を行なう(S307)。この際に、取りこぼしカウンタの計測値もユーザに通知するようにする。
このように、第2変形例では、測定データ収集を継続することができるようになるとともに、同じセグメントに測定データを書き続けることにより書き込み済の測定データの消失を最小限にすることができるようになる。特に、先に書き込まれた測定データの消失を防ぐことができる。さらに、ユーザが取りこぼした測定データの個数を知ることができるようになる。
10…測定データ収集処理部
11…ADC
12…データ収集制御部
13…データ収集処理部
20…測定データ記録処理部
30…リングバッファ
40…書き込み位置レジスタ
50…読み出し位置レジスタ
60…記録装置
70…表示装置
100…データ収集装置

Claims (6)

  1. リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、
    測定データの書き込み位置を示す書き込み位置レジスタと、
    測定データの読み出し位置を示す読み出し位置レジスタと、
    前記書き込み位置レジスタの値と、前記読み出し位置レジスタの値とを比較し、両者が異なる場合は、測定データを収集して前記データ格納メモリの前記書き込み位置レジスタが示す位置に書き込み、
    前記両者が等しい場合は、前記両者が異なるまで、測定データの収集および書き込みを停止する測定データ収集処理部と、
    を備えたことを特徴とするデータ収集装置。
  2. 前記測定データ収集処理部は、収集した測定データを前記データ格納メモリに書き込むと、前記書き込み位置レジスタを更新することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. 前記読み出し位置レジスタが示す位置から測定データを読み出し、前記読み出し位置レジスタを更新する測定データ記録処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ収集装置。
  4. 前記測定データ収集処理部は、前記測定データの収集および書き込みを停止する際、および、前記停止を解除する際に、その旨を示す通知情報を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ収集装置。
  5. リングバッファ方式でデータ格納メモリに測定データを書き込んで読み出すデータ収集装置において、
    測定データの書き込み位置を示す書き込み位置レジスタと、
    測定データの読み出し位置を示す読み出し位置レジスタと、
    測定データを収集して前記データ格納メモリの前記書き込み位置レジスタが示す位置に書き込み、前記書き込み位置レジスタの値の次の値と、前記読み出し位置レジスタの値とを比較し、両者が異なる場合は、前記書き込み位置レジスタを更新し、両者が等しい場合は、前記書き込み位置レジスタの更新を行なわない測定データ収集処理部と、
    を備えたことを特徴とするデータ収集装置。
  6. 前記測定データ収集処理部は、前記両者が等しい場合で、前記書き込み位置レジスタの更新を行なわなかった回数を計測することを特徴とする請求項5に記載のデータ収集装置。
JP2009248757A 2009-10-29 2009-10-29 データ収集装置 Pending JP2011095080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248757A JP2011095080A (ja) 2009-10-29 2009-10-29 データ収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248757A JP2011095080A (ja) 2009-10-29 2009-10-29 データ収集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011095080A true JP2011095080A (ja) 2011-05-12

Family

ID=44112160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009248757A Pending JP2011095080A (ja) 2009-10-29 2009-10-29 データ収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011095080A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018028471A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 アンリツ株式会社 測定装置及び測定方法
JP2019113436A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 横河電機株式会社 光パワーメータ
CN112379844A (zh) * 2020-11-25 2021-02-19 深圳市华宝电子科技有限公司 一种数据保护方法、装置、电子终端及存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115601A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Yokogawa Electric Corp 測定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115601A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Yokogawa Electric Corp 測定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018028471A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 アンリツ株式会社 測定装置及び測定方法
JP2019113436A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 横河電機株式会社 光パワーメータ
CN112379844A (zh) * 2020-11-25 2021-02-19 深圳市华宝电子科技有限公司 一种数据保护方法、装置、电子终端及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4890308B2 (ja) メモリ用データ管理方法
US20170285072A1 (en) Method and device for accessing data acquired by digital oscilloscope, and digital oscilloscope
EP2098874A2 (en) Pre-trigger and post-trigger acquisition for no dead time acquisition system
TW200903329A (en) Method and apparatus for tracing data addresses, method and apparatus for tracing data
JP2011095080A (ja) データ収集装置
US9134347B2 (en) Rare anomaly triggering in a test and measurement instrument
EP0420398A2 (en) Method for acquiring data in a logic analyzer
US20160299834A1 (en) State storage and restoration device, state storage and restoration method, and storage medium
JP7157543B2 (ja) 試験測定装置及び信号アクイジション方法
US9170286B2 (en) Real-time spectrum analyzer including frequency mask gate and method of operating the same
US9280291B2 (en) Method for data accessing and memory writing for logic analyzer
JP4886887B2 (ja) コマンド管理装置及び同コマンド管理装置を備えた記憶装置
JP5096423B2 (ja) アプリケーション管理システム及びその管理方法
JP2014222384A (ja) 関数実行時間計測装置、関数実行時間計測方法、関数実行時間計測プログラム
JP3900470B2 (ja) ディジタル信号測定装置及びトラフィック観測方法
JP6370667B2 (ja) 波形表示装置
CN110968405A (zh) 一种计划任务的检测方法及装置
JP6174898B2 (ja) 半導体試験装置
CN103971750B (zh) 一种ram的9相邻单元敏感故障检测方法
JP2010262496A (ja) メモリ制御方法、メモリ制御装置
JP2010224643A (ja) 磁気記憶装置、磁気記憶装置の処理条件設定方法および磁気記憶装置の処理条件設定プログラム
JP2021110721A5 (ja)
JP4307665B2 (ja) データの転送方法
CA2454467A1 (en) Data formatter employing data shifter based on the destination address
JP2012229991A (ja) 波形解析システム、波形解析装置およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140224