JP2011092332A - ウォーキングが可能な健康下駄 - Google Patents

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Shigenori Kuroda
重憲 黒田
Megumi Kuroda
恵 黒田
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【課題】下駄本来の形状や優雅さを損なうことなく、履くことを重ねるごとに下駄の表層部に履く人固有の形状が生成され、より履き心地が向上るため、ウォーキングにも対応可能であり、健康志向に対応できる新たな機能を有する下駄を提案する。
【解決手段】木製の台座1を用いて、略台座の中央部下部を削り取り凹状に形成し踵部3より踏みつけ部先端2に至るに従い肉薄形状とした該台座に鼻緒4を取り付けた下駄において、足裏と当接する台座表面部位には表層部材5が固着され、該台座表面部位と該表層部材の間に非可逆性の柔軟性形状保持素材7を全面にわたり挟持させ、踵部と踏みつけ部の接地面に耐摩耗性の弾性衝撃吸収材6を固着し、踵部の厚さに対する踏みつけ部略中央部の厚さの比が45〜55%である構造。
【選択図】図2

Description

本件は、伝統的な下駄に新規な構造を付加して、ウォーキングにも活用することが可能な健康下駄に関する。
下駄は木製を主体として、日本では古来から、履き物として重宝されてきた。
明治以降は洋風化の傾向に沿って靴が主流となり、簡易な履き物としてはサンダルであり、健康のための歩行や運動用としてはスニーカーであったりすることは周知の通りである。
しかしながら、下駄や草履の最大の特徴は、足の親指と第2指で鼻緒を挟んで歩行することにより、足指全体それぞれに歩行するための筋肉の使われ方が生まれ、結果、足先全体の血行促進と筋肉の増強が図られる効能がある。
古来からの下駄は、木製の略長方形の台座を有し、踏みつけ部と踵部に地面と接する歯が設けられ鼻緒が装丁されているのが代表的であるが、一方、その改良版として台座の中央部下部を削り取り凹状に形成し踵部より踏みつけ部に至るに従い肉薄形状とした台座構造の下駄もある。
下駄の履き心地を向上させるため、既に大正7年には足裏との当接面に台座と表層の間にスポンジを挿入した下駄が提案されている。(特許文献1)
また、歩行時の身体に対する衝撃を緩和すべき構造として、下駄の踏みつけ部の中途位置から足裏が当接する部位に至る箇所にフェルトを施し、かつ踵部の接地面にもフェルトを保護片として取り付けた提案がある(特許文献2)
また、ストレッチ向けの履き物として、下駄の底面に段差のある厚めのゴムを設けて、ふくらはぎやアキレス腱を伸ばすための下駄が提案されている。(特許文献3)
登録実用新案第48239号 公開公報 実用新案出願公告第11500号 公開公報 特開2006−51313号 公開公報
しかしながら、下駄の機能性を向上させるための履き心地が主体であったり、特殊な目的のための形状であるなどであり、健康志向の時代の要請に応えるための下駄本来の優雅な形状や履き心地を保持しながら、歩行性を向上させるための技術的構造は見当たらない。
以上の現状に鑑み、本件発明では、下駄本来の形状や優雅さを損なうことなく、履くことを重ねるに従い、下駄の表層部に履く人固有の足裏及び足指形状が生成され、より履き心地が向上するためウォーキングにも対応可能であり、健康志向に対応できる新たな機能を有する下駄を提案するものである。
本件発明は、下駄本来の木製の台座において、中央部下部を削り取り凹状に形成し、踵部より踏みつけ部先端に至るに従い肉薄形状とした該台座に鼻緒を取り付けた下駄において、足裏と当接する台座表面部位には表層部材が固着され、該台座表面部位と該表層部材の間に非可逆性の柔軟形状保持素材を全面にわたり貼り合わせ、踏みつけ部と踵部の接地面に耐摩耗性弾性衝撃吸収材を固着し、更に台座の踵部の厚さに対して踏み付け部の中央部の厚さの比が45〜55%であることを特徴とするウォーキング下駄とする。
本件発明の下駄を履くことにおいて従来の散歩程度の履き物を脱却し、やや早足であったり相当の距離を歩行するウォーキング向けに利用することができることから、足指をより活発に活用した歩行を行うことで下半身はもとより身体全体の血流を促進し、健康維持向上にも役立つ履き物として位置づけできる。
既存の技術を用いた踵部と踏みつけ部の接地面に耐摩耗性弾性衝撃吸収剤を固着したことにより、ウォーキングを行っても下駄特有の音も、下駄特有の履いた時の硬さも気にならずより快適な履き物としても活用できる。
本件発明のウォーキング下駄の斜視図 本件発明のウォーキング下駄の側面図 本件発明のウォーキング下駄の正面図 本件発明のウォーキング下駄の背面図 本件発明のウォーキング下駄の平面図 本件発明のウォーキング下駄の図2におけるA−A断面図
本件発明について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は本件発明のウォーキング下駄Aの斜視図であり、木製の台座1を用いて該台座1の略中央部の底部が削り取られ凹状に形成され、踵部3より踏みつけ部先端2に至るに従い肉薄形状とした該台座1に鼻緒4を取り付けたウォーキング下駄Aにおいて、足裏との接触面に表層部材5が固着され、踵部3及び踏みつけ部2の地面接触部位には耐摩耗性の弾性衝撃吸収材6が固着されている外観上は通常の下駄の構造・形状である。
図2は本件発明のウォーキング下駄Aの側面図であり、図3は該ウォーキング下駄Aの正面図であり、図4は該ウォーキング下駄Aの背面図である。
本件発明のウォーキング下駄Aの台座1に固着された表層部材5と該台座1の間に非可逆性の柔軟性形状保持素材7を該台座1の表面全面にわたり貼り合わせて本件発明のウォーキング下駄Aが構成される。
図5は図2におけるA−A断面図であり、本件発明のウォーキング下駄Aの踏みつけ部3の略中央部における断面形状を表している。
該踏みつけ部2の上部に非可逆性の柔軟性形状保持素材7が表層部材5との間に挟持され、地面との接触部位には耐摩耗性の弾性衝撃吸収材6が固着される。
本件発明で用いられる非可逆性の柔軟性形状保持素材7は、加工時点においては略平板状の形状の素材であり、履く人の体重による荷重や足指の圧力を受けることにより、その部分が該荷重や該圧力に基づき体積が小さくなり密度が高くなるなどの形状変化する素材であり、しかもその該荷重や該圧力がゼロに至った場合でも、体積や密度が大きく復元することなく形状変化後の形状を保持する素材が選ばれることが特徴である。
なお、本件発明のウォーキング下駄Aに用いる非可逆性の柔軟性形状保持素材7は、一般的に寝具等に用いられる低反発性の樹脂素材が主たる素材であるが、体重による荷重や足指の圧力に対して十分な耐力を有しかつ大幅な形状変化を伴わない素材が最も好ましい素材である。
本件発明においては非可逆性の柔軟性形状保持素材7は、本件発明において特定する素材に限定せず、本件発明の目的に合致する素材であればその全てを包摂するものとする。
図6は本件発明のウォーキング下駄Aの平面図であり、点線で示された部位が、履く人の体重による荷重や、足指の圧力を受けたことにより、凹状に形状変化した状態図を示している。
図6は単なる平面図であることから、全般的に平坦な表現に留まっているが、足指の部位による圧力の程度により、その凹部の形状変化はあたかも足裏及び足指跡8の形状に沿った形状変化が実現するのである。
このことにより、履く人の足裏及び足指の裏側全体が本件発明のウォーキング下駄Aの表層部一面に略均等に接触するために、歩行による足裏及び脚部の疲労を最小限にとどめることは勿論、足指をより活発に活用した歩行を行うことで下半身はもとより身体全体の血流を促進し、健康維持向上にも役立つ履き物として位置づけできるのである。
下駄を履いてウォーキングするには、踵部3と踏み付け部2の高さが下駄特有の略同程度では最適とは言えず、所謂歩行時に少し前傾姿勢となる傾斜角度が重要である。
本件発明のウォーキング下駄Aにおいては、その比を踵部3の厚さ1に対して踏み付け部2の厚さの比を45〜55%範囲とすることがより好ましい構造である。
A 本件発明のウォーキング下駄
1 台座
2 踏みつけ部
3 踵部
4 鼻緒
5 表層部材
6 耐摩耗性の弾性衝撃吸収材
7 非可逆性の柔軟性形状保持素材
8 足裏及び足指跡

Claims (1)

  1. 木製の台座を用いて、略台座の中央部下部を削り取り凹状に形成し踵部より踏みつけ部先端に至るに従い肉薄形状とした該台座に鼻緒を取り付けた下駄において、足裏と当接する台座表面部位には表層部材が固着され、該台座表面部位と該表層部材の間に非可逆性の柔軟性形状保持素材を全面にわたり貼り合わせ、踏みつけ部と踵部の接地面に耐摩耗性の弾性衝撃吸収材を固着し、該台座の踵部の厚さに対して踏み付け部の略中央部の厚さの比が45〜55%であることを特徴とするウォーキング下駄。
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JP2009136369A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Ando Co Ltd 下駄

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