JP2011090269A - 眼鏡のばねヒンジ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ばねヒンジ機構の機能と遮光板の要求とを同時に満たし、かつ、両者の欠点をきわめて簡単な構成で同時に解決できるばねヒンジ機構を提供する。
【解決手段】 智3とテンプル5とをヒンジ4で連結し、ヒンジ4に弾性を付与したばねヒンジ機構において、レンズ2の両側に配置され、智部分からヒンジ部分を越えてテンプルまで伸びるプレート11と、このプレート11のテンプル5側に形成されたテンプル挿通孔12及び智側に形成された智挿通孔13とを有し、プレート11を湾曲状に弾性変形させつつ、前記テンプル5及び智3をテンプル挿通孔12及び智挿通孔13に挿通させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、眼鏡のばねヒンジにかかり、特に、レンズの両側に配置されたサイドレンズとしての機能を有するばねヒンジ機構に関する。
テンプルを一定角以上に開いたときに利用者の顔を挟みつける方向にテンプルに付勢力が作用し、発汗や激しい動きによる眼鏡のずり落ちを防止するばねヒンジ機構を備えた眼鏡が知られている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
この種のばねヒンジを備えた眼鏡は、利用者の顔にフィットしてずれにくいことから、特にスポーツ競技者に多く愛用されている。
その多くは、例えば特許文献1,2,3に記載されているように、ヒンジの内部にばねを備えるもので、メーカーでの組み立ての際に組み付けられている。従って、後発的にばねヒンジ機能を眼鏡に備えさせようとすることは困難で、フレームを買い換えるか、メーカーに持ち込んで加工してもらうしかないのが現状である。
また、この種の眼鏡は、上述したようにスポーツ競技者に愛用されているが、特に、釣りや射撃、ゴルフ等の競技者においては、上記のばねヒンジ機構のほかに、レンズの横から入射する外部光の影響を可能な限り遮断したいという要望がある。このような要望に応えるため、特許文献4,5に記載されているような、レンズの両側に配置してテンプルに取り付ける遮光板が提案、市販されている。
これら遮光板は、テンプルに装着しやすくするために様々な工夫がなされているが、そのために構成や形状が複雑になって価格が高くなったり、重量が増加して、ばねヒンジ機構が付いていても眼鏡がずり落ちやすくなるという欠点がある。
特開2001−142032号公報 特開平7−301773号公報 特開2000−147438号公報 実開平6−50032号公報 特開2005−292750号公報
本発明は、上記の要求及び問題に鑑みてなされたもので、上記したばねヒンジ機構の機能と遮光板の要求とを同時に満たし、かつ、上記したような両者の欠点を、きわめて簡単な構成で同時に解決することのできるばねヒンジ機構の提供を目的とする。
本発明の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、智とテンプルとをヒンジで連結し、前記ヒンジに弾性を付与したばねヒンジ機構において、レンズの両側に配置され、智部分からヒンジ部分を越えてテンプルまで伸びるプレートと、このプレートのテンプル側に形成されたテンプル挿通孔及び智側に形成された智挿通孔とを有し、前記プレートを湾曲状に弾性変形させつつ、前記前記テンプル及び智を前記テンプル挿通孔及び前記智挿通孔に挿通させた構成としてある。
前記プレートは、智及びテンプルの外側に装着するようにしてもよいし、利用者が眼鏡を掛ける際に邪魔にならなければ、内側に装着するようにしてもよい。請求項2に記載するように、前記プレートを予め曲面状又は球面状に形成し、前記プレートを前記智及び前記テンプルよりも外側に装着する場合は、前記テンプル挿通孔と前記智挿通孔を接近させる方向に弾性変形させつつ前記前記テンプル及び智を前記テンプル挿通孔及び前記智挿通孔に挿通させるようにし、前記プレートを前記智及び前記テンプルよりも内側に装着する場合は、前記テンプル挿通孔と前記智挿通孔を離間させる方向に弾性変形させつつ前記前記テンプル及び智を前記テンプル挿通孔及び前記智挿通孔に挿通させるようにするとよい。
前記プレートは、透明又は半透明であってもよいし不透明であってもよい。また、請求項3に記載するように、前記プレートを偏光レンズ等の防眩レンズとして形成してもよい。
また、請求項4に記載するように、前記プレートの前端縁から前記智挿通孔に連通する切り込み又は前記プレートの後端縁から前記テンプル挿通孔に連通する切り込みを形成してもよいし、請求項5に記載するように、前記智挿通孔の内周縁の一部に、前記ヒンジ部分を乗り越えやすくするための折り曲げ部を形成してもよい。
本発明によれば、プレートを取り付けるだけで、通常の眼鏡に簡単にばねヒンジ機構を付加できるとともに、前記プレートがレンズの左右から入射する外部光を遮断又は緩和して、サイドカバー又はサイドレンズとしての機能も果たすことができる。プレートは樹脂等で形成すれば軽量にすることができ、弾性を調整することで、ばねヒンジとしての付勢力も調整することができる。
このように、本発明によれば、ばねヒンジ機構の機能と遮光板の要求とを同時に満たし、かつ、上記した両者の欠点をきわめて簡単な構成で同時に解決することができる。
また、プレートは左右のレンズの横から入射する外部光を遮断したり緩和したりすることができれば十分であるため、微少傷や若干の成形不良等のためにこれまでは廃棄処分されていたいわゆる不良品を有効に活用することができる。
以下、本発明の眼鏡のばねヒンジ機構の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のばねヒンジ機構を備えた眼鏡の一実施形態にかかり、その全体構成を説明する斜視図、図2は、本発明のばねヒンジ機構に用いられるプレートの斜視図である。
図2に示すように、プレート11は、薄板状に形成され、外部光を遮断する遮光性又は外部光を緩和する性質を有する部材で形成されている。プレート11の材質は、紙や木材であってもよいが、弾性に優れる樹脂や金属で形成するのが好ましい。特に、軽量で加工性に優れ、かつ、遮光機能だけでなく、選択的に偏光機能や防眩機能を備えさせることのできる樹脂材であるのがより好ましい。
プレート11の一方(前方)には智挿通孔13が形成され、他方にはテンプル挿通孔12が形成されている。また、前記一方には、智3が挿入される凹部14が形成されている。
上記構成のサイドカバー10は、左右二つ用意し、左右のテンプル5及び智3のそれぞれに装着する。
そして、前方の智挿通孔13及び後方のテンプル挿通孔12の順でテンプル5の先端に挿入し、ヒンジ4を乗り越えさせて智挿通孔13を智3に位置させる。
プレート11を予め曲面状又は球面状に形成しておくことで、智挿通孔13及びテンプル挿通孔12を智3及びテンプル5に通しやすくなる。
図3は、サイドカバー10を装着したときの状態を示す智3,テンプル5,ヒンジ4及びサイドカバー10の概略平面図である。
サイドカバー10をテンプル5及び智3に装着する際には、智挿通孔13及びテンプル挿通孔12を互いに接近させる方向に付勢してプレート11を湾曲させる。この状態で、智挿通孔13及びテンプル挿通孔12にテンプル5を通し、プレート11を智3側にスライドさせる。智挿通孔13をヒンジ4が通過し、凹部14の底部に智3が突き当たったところが、この眼鏡におけるサイドカバー10の装着位置である。この位置では、プレート11を元に戻そうとする方向(図3中矢印で示す方向)に弾性力が作用し、従って、テンプル5には外側に拡開させようとする力が働く。これはばねヒンジと同じ作用に他ならない。すなわち、上記構成のサイドカバー10は、ばねヒンジと同様の機能を有するわけである。
また、前記装着位置では、図1に示すように、智3が凹部14の底部に突き当たった状態となっていて、プレート11の前端がレンズ2よりも前方に位置する。そのため、レンズ2とプレート11との間の隙間が無くなり、外部光の入射をより確実に遮断等することができる。
図4は、本発明のばねヒンジ機構の他の実施形態にかかり、サイドカバー10′を装着したときの状態を示す智3,テンプル5,ヒンジ4及びサイドカバー10′の概略平面図である。
先の実施形態では、智3及びテンプル5の外側に張り出すようにサイドカバー10を装着しているが、この実施形態では、智3及びテンプル5の内側に張り出すようにサイドカバー10′が装着されている。
この実施形態のサイドカバー10′の基本構成は、先の実施形態のサイドカバー10とほぼ同じであるが、プレート11′を先の実施形態のプレート11よりも大きな曲率半径で予め湾曲させておく。この実施形態においてサイドカバー10′を智3及びテンプル5に装着する際には、智挿通孔13及びテンプル挿通孔12を互いに離間させる方向に付勢してプレート11を湾曲させる。この状態で、先の実施形態と同様の手順でサイドカバー10′を眼鏡に装着すると、プレート11′を元に戻そうとする方向(図4中矢印で示す方向)に弾性力が作用し、テンプル5を外側に拡開させようとする力が働く。
図5は、本発明のばねヒンジ機構のさらに他の実施形態にかかり、プレート11″を装着したときのヒンジ4部分の部分拡大断面図である。
この実施形態では、智挿通孔13の内周縁のうち、智3側の内周縁を内側に折り曲げて折り曲げ部13aを形成している。このようにすることで、プレート11″を智3及びテンプル5から取り外すべく、プレート11″をテンプル5側にスライドさせたときに、折り曲げ部13aがヒンジ4に乗り上げ、スムースにヒンジ4が智挿通孔13から脱出する。
図6は、本発明のばねヒンジ機構のさらに他の実施形態にかかり、サイドカバー10′の斜視図である。
この実施形態では、プレート11の前端縁から智挿通孔13に連通する切り込み12aとプレート11の後端縁からテンプル挿通孔12に連通する切り込み13aとを形成している。先の実施形態では、智挿通孔13及びテンプル挿通孔12に、テンプル5の先端を挿入してプレート11,11′を智3側にスライドさせるようにしているが、この実施形態では、テンプル5の途中部位や智3に対して、切り込み12a,13aを押し広げつつ差し込むことで、テンプル5及び智3の所望の位置に、直接プレート11を取り付けることができる。
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の説明では、プレート11,11′,11″に智3を挿入するための凹部14を形成しているが、凹部14を形成しなくてもプレート11,11′,11″で十分に遮光等を行うことができるときは、必ずしも凹部14は形成する必要はない。
また、プレート11,11′,11″としては、専用に作成された板状又はレンズ状部材を用いてもよいが、レンズ(特に樹脂レンズ)を用いてもよい。このようにすることで、微少傷や若干の成形不良等でこれまで廃棄されていたいわゆる不良品の有効活用を図ることができる。
本発明は、図示するようなハーフリム眼鏡に限らず、リムレス眼鏡やフルリム眼鏡に広く適用が可能で、普通眼鏡に限らず、サングラスや安全眼鏡等の他の眼鏡にも広く適用が可能である。
本発明のばねヒンジ機構を備えた眼鏡の一実施形態にかかり、その全体構成を説明する斜視図である。 本発明のばねヒンジ機構に用いられるプレートの斜視図である。 サイドカバーを装着したときの状態を示す智,テンプル,ヒンジ及びサイドカバーの概略平面図である。 本発明のばねヒンジ機構の他の実施形態にかかり、サイドカバーを装着したときの状態を示す智,テンプル,ヒンジ及びサイドカバーの概略平面図である。 本発明のばねヒンジ機構のさらに他の実施形態にかかり、プレートを装着したときのヒンジ部分の部分拡大断面図である。 本発明のばねヒンジ機構のさらに他の実施形態にかかり、サイドカバーの斜視図である。
1:フレーム
2:レンズ
3:智
4:ヒンジ
5:テンプル
10:サイドカバー
11,11′,11″:プレート

Claims (5)

  1. 智とテンプルとをヒンジで連結し、前記ヒンジに弾性を付与したばねヒンジ機構において、
    レンズの両側に配置され、智部分からヒンジ部分を越えてテンプルまで伸びるプレートと、
    このプレートのテンプル側に形成されたテンプル挿通孔及び智側に形成された智挿通孔とを有し、
    前記プレートを湾曲状に弾性変形させつつ、前記前記テンプル及び智を前記テンプル挿通孔及び前記智挿通孔に挿通させたこと、
    を特徴とする眼鏡のばねヒンジ機構。
  2. 前記プレートを予め曲面状又は球面状に形成し、
    前記プレートを前記智及び前記テンプルよりも外側に装着する場合は、前記テンプル挿通孔と前記智挿通孔を接近させる方向に弾性変形させつつ前記前記テンプル及び智を前記テンプル挿通孔及び前記智挿通孔に挿通させるようにし、
    前記プレートを前記智及び前記テンプルよりも内側に装着する場合は、前記テンプル挿通孔と前記智挿通孔を離間させる方向に弾性変形させつつ前記前記テンプル及び智を前記テンプル挿通孔及び前記智挿通孔に挿通させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の眼鏡のばねヒンジ機構。
  3. 前記プレートが偏光レンズ等の防眩レンズとして形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡のばねヒンジ機構。
  4. 前記プレートの前端縁から前記智挿通孔に連通する切り込み又は前記プレートの後端縁から前記テンプル挿通孔に連通する切り込みを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の眼鏡のばねヒンジ機構。
  5. 前記智挿通孔の内周縁の一部に、前記ヒンジ部分を乗り越えやすくするための折り曲げ部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の眼鏡のばねヒンジ機構。
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