JP2011089367A - 粉体散布車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者がホッパ内の粉体の残量を容易に把握することが可能な粉体散布車両を提供する。
【解決手段】車台110と、車台110に搭載された、凍結防止剤を収納するホッパ120とを備え、ホッパ120は、その上側より粉体をその内部へ投入するための、開閉可能な蓋部121と、その底面に設けられた粉体を搬送する搬送路420を持つベルトコンベア400と、その外部へベルトコンベア400が搬送する凍結防止剤を排出するシュート143と、その内部を撮像する撮像部200とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば凍結防止剤のような粉体を散布する粉体散布車両に関する。
路面凍結を防止するための凍結防止剤の散布車は、車台に搭載したホッパに収蔵された、塩化ナトリウム等の凍結防止剤を、車両の走行する向きの後方に排出し、車台後端に設けられた散布装置によって路面に広く散布するようにしている。
このとき、ホッパに収蔵された凍結防止剤の残量が分からないと、散布車はホッパ内部が空であるにもかかわらず無駄な走行をしてしまう、等の不具合が生ずる。そこで従来より、ホッパ内部の凍結防止剤の残量を知るための技術が提案されている。
そのような技術の一例として、特許文献1には、凍結防止剤の散布装置への送り出し量を計量センサにより検出することによりホッパからの凍結防止剤の総排出量を積算し、予め設定したホッパ内部の凍結防止剤の初期収蔵量と当該総排出量との差分を、ホッパ内部の凍結防止剤の残量として算出するようにした技術が記載されている。
特開2002−227162号公報(段落0006〜0008、図4)
しかしながら、上記従来の凍結防止剤の散布車には、以下の問題があった。すなわち、上述した特許文献1の技術においては、ホッパ内の凍結防止剤の残量は数値、グラフ等の形式で表示器に表示され、操作者はこの表示器を監視することによって残量を把握する。
しかし残量は演算結果として与えられた数値データであって、たとえグラフ等の視覚化された形式で表示されたとしても、どのような操作者にとっても直ちにその内容を把握できるとは限らない。例えば、装置に習熟していない者、専業者でない者が操作者として散布車を操作した場合、表示器の表示の意味するところを了解するのに手間がかかってしまい、結果としてホッパ内部の凍結防止剤の適切な補充タイミングを逸してしまう恐れがある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、操作者がホッパ内の粉体の残量を容易に把握することが可能な粉体散布車両を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、車台と、
前記車台に搭載された、粉体を収納するホッパと、
モニタとを備え、
前記ホッパは、
その上側より前記粉体をその内部へ投入するための、開閉可能な蓋部と、
その底面に設けられた前記粉体を搬送する搬送路を持つ粉体搬送部と、
その外部へ前記粉体搬送部が搬送する前記粉体を排出する排出部と、
その内部を撮像する撮像部とを有する、
粉体散布車両である。
又、第2の本発明は、前記ホッパは、
その内部の空間に配置され、前記上側から投入される粉体を分散させる縦長形状の整流板を有し、
前記撮像部は、前記整流板の長手縁部側に位置している、
第1の本発明の粉体散布車両である。
又、第3の本発明は、前記ホッパの上側から見て、
前記整流板は長方形の形状を有し、
前記ホッパの内部空間は長方形の形状を有し、
前記整流板の前記長方形と前記ホッパの内部空間の前記長方形とは長辺同士及び短辺同士がそれぞれ対向しており、
前記撮像部は、前記内部空間の前記長方形の長辺の中央又はその近傍に対応する位置に位置している、
第2の本発明の粉体散布車両である。
又、第4の本発明は、
前記撮像部は、前記蓋部の開放により生ずる開口の縁に位置している、
第1から第3のいずれかの本発明の粉体散布車両である。
又、第5の本発明は、
前記撮像部は、
静止画又は動画を撮像する撮像本体部と、
前記撮像本体部をその板部に設けられた貫通孔を利用して固定する固定板と、
少なくとも、前記撮像本体部用の貫通孔部分を覆うカバー部とを有し、
前記カバー部と前記固定板とは、前記固定板の凹凸部分と前記カバー部の凸凹部分とが嵌合することにより結合されている、
第1から第4のいずれかの本発明の粉体散布車両である。
又、第6の本発明は、
前記撮像部は、
前記撮像本体部に隣接して設けられた、拡散光により前記ホッパの前記内部を照明する照明部を更に有し、
前記照明部は前記固定板の板部に設けられた貫通孔を利用して前記固定板に固定されており、
前記カバー部は前記照明部用の貫通孔部分も覆っている、
第5の本発明の粉体散布車両である。
又、第7の本発明は、
前記撮像部で撮像された画像データを画像処理し、その画像処理結果に基づいて前記ホッパ内部の前記粉体の容量を算出する粉体容量算出部を備えた、
第1から第6のいずれかの本発明の粉体散布車両である。
又、第8の本発明は、
車両の後方を撮像する後方カメラを有するドライブレコーダを備え、
前記モニタには、前記撮像部で撮像された画像データと前記後方カメラで撮像された画像データとが切り替えて表示され、
前記ドライブレコーダは、前記撮像部で撮像された画像データを記録する、
第1から第7のいずれかの本発明の粉体散布車両である。
以上のような本発明によれば、操作者がホッパ内の粉体の残量を容易に把握することが可能な粉体散布車両を提供することができる。
本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車の要部構成を示す模式的断面図 本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車のホッパの内部の要部構成を示す模式的平面図 本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車のホッパの内部の要部構成を示す模式的正面図 (a)本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車の整流板の他の構成例を示す斜視図、(b)本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車の整流板の他の構成例を示す斜視図、(c)本発明の実施の形態1の凍結防止剤散布車の整流板の他の構成例を示す斜視図 本発明の実施の形態1の、CCDカメラにより撮像された映像のTVモニタにおける表示例を示した図 本発明の実施の形態1の、ドライブレコーダ用のモニタを利用する構成の、凍結防止剤散布車の要部構成を示す模式的断面図 本発明の実施の形態2の撮像部の構成を示す分解斜視図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明を行う。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る凍結防止剤散布車の構成を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態1の凍結防止剤散布車100は、車台110に搭載されたホッパ120、液体タンク130及び散布装置140とを備える。
ホッパ120は、塩化ナトリウム、塩化カルシウム等の凍結防止剤を収蔵する手段である。ホッパ120の天井は、その全体が開閉可能な蓋部121となっており、図1に示すように、蓋部121を開いた状態において、ホッパ120の上側から凍結防止剤を投入するための開口122が形成される。なお、蓋部121を閉じた状態を図2に示す。
再び図1に戻って、ホッパ120の開口122の縁部には、金属製の網又は格子製の床面を有する作業路123が設けられている。凍結防止剤散布車100の操作者は、車台110及びホッパ120に固定された梯子124を用いて地上から作業路123に上って、ホッパ120への凍結防止剤の補充やホッパ120内部の点検等の作業を行うことができる。なお、開口122において、作業路123で囲まれた中央部分は、説明の便宜のため開放状態となっているが、実際には操作者の転落防止のための目の粗い(例えば10〜30cm角)金属製の格子が嵌め込まれた構成となっている。
又、ホッパ120の内部には、撮像部200及び整流部300が設けられている。撮像部200は、CCDカメラ210及びライト220をその下面にぶら下げ固定した固定板230及び固定板230の上側に設けられたカバー部240を有する。整流部300は、ホッパ120の内部に設けられたビーム320及び330と、ビーム320及び330により固定された整流板310とを有する。整流部300のより詳細な構成については後述する。
液体タンク130はホッパ120の両側面に設けられたタンクであって、散布装置140へ水等の液体を供給するための手段である。
散布装置140は車台110の後端に設けられ、ホッパ120内の凍結防止剤を路面に散布するための手段であり、路面と対向する位置に配置された、回転する円盤状の部材である散布円盤141を有している。
又、車台110の前方には運転台150が設けられている。
次に、図3は、凍結防止剤散布車100の要部構成を示す模式的断面図である。
図3に示すように、ホッパ120はその下方にベルトコンベア400を備えており、駆動装置410からの駆動力により、図中矢印A方向に移動する。ベルトコンベア400の、ホッパ120の蓋部121と対向する主面は搬送路420を形成し、ホッパ120内の凍結防止剤を散布装置140に向けて搬送する役目を果たす。
ベルトコンベア400の下流には、散布装置140を構成するシュート143が設けられており、搬送路420により搬送された凍結防止剤は、図中矢印Bに示すようにシュート143内を落下して散布円盤141に導かれる。散布円盤141は、その上方に配置されたモータ142によってシャフト144を介して伝達された回転力により回転し、その半径方向(図中矢印C)に凍結防止剤を跳ねとばす。なお、シュート143内には液体タンク130からの液体も搬入され、凍結防止剤は液体と混合して湿潤した状態で散布円盤141によって跳ねとばされることとなるが、液体タンク130及び液体をシュート143へ導くパイプ等の構成は、本発明の要部とは関連しないため、図示並びに説明を省略する。又、運転台150には、自動車の機能の他、ホッパ120、液体タンク130及び散布装置140の各部の動作の制御を行う制御部151が備えられている。
概略上記の構成を有する本実施の形態1の凍結防止剤散布車100は、ホッパ120に、その内部を撮像する撮像部200を備えたことを特徴とする。
以下、図3、図4及び図5を参照して、ホッパ120内部の構成を説明し、次いで本実施の形態1の動作を説明する。ただし、図4はホッパ120の内部構成を説明するための模式的平面図であり、図5は、図4に示す構成を車台110の前方から後方に向かう方向から見た模式的正面図である。
図3及び図4に示すように、ホッパ120の内部は、搬送路420の搬送方向を軸として左右対称となる側に設けられた一対の傾斜側面125a及び125bと、搬送路420の始端側に設けられた傾斜前面125cと、搬送路420の終端側に設けられた後面125dと、底面をなす搬送路420とによって囲まれた空間(以下、内部空間と称す)を形成している。なお、各面の傾斜の方向は、搬送路420から開口122へ向かって広がる向きとなっている。又、図3に示すように、傾斜前面125cは搬送路420近傍においては後面125dと対向する垂直な壁面となっているが、途中から開口122へ向かって傾斜した壁面となっている。
以上のような内部空間に整流部300が設けられている。整流部300は、図5に示すように、断面逆V字型を有する縦長形状の鋼板製の整流板310、及び整流板310を内部空間に保持するためのビーム320及びビーム330を有する。
ビーム320はその一端が傾斜前面125cに、他端が後面125dに固定された金属棒であり、ビーム330はその一端が傾斜側面125aに、他端が傾斜側面125bに固定された金属棒であり、互いに直交している。整流板310は、逆Vの字形状の股の部分がビーム320に跨るように固定されている。又、ビーム330は整流板310に設けられたスリット311を通過している。
以上の構成を備えた整流部300は、開口122から投入された凍結防止剤を、整流板310の逆Vの字の頂点部分から傾斜した両主面に振り分けるように分散させる働きを有する。これによりホッパ120内に投入される凍結防止剤は平均的な厚みで堆積される。
図4の平面図に示すように、開口122の側からみたホッパ120の内部のレイアウトは、整流板310が長方形の形状を有し、内部空間は長方形の形状を有するものであって、整流板310の長辺は、内部空間の長辺側である傾斜側面125a及び125bの長辺と対向しており、整流板310の短辺は、内部空間の短辺側である傾斜前面125c及び後面125dの長辺と対向した関係となっている。
以上のようなホッパ120の内部空間において、図1、図3及び図5に示すように、撮像部200は、開口122の縁となる、傾斜側面125aの上方であって作業路123の直下となる位置に、一定の俯角を持たせて配置されている。
又、図4に示すように、撮像部200は、内部空間の長方形のレイアウトにおいて、長辺の中央の近傍(搬送路420の搬送長に対しては中央)に位置している。
このような配置とすることによって、撮像部200のCCDカメラ210は、平面図においては、図4に示す視野角αのように、傾斜前面125c及び後面125dをそれぞれ両端として含めた搬送路420の全長をカバーする視野角を有している。又、側面図においては、図5に示す視野角βのように、上端は開口122及び作業路123を含み、下端は搬送路420の全幅及び傾斜側面125aの下部を含む、広い視野角を有している。
以上のように、本実施の形態1の凍結防止剤散布車100においては、ホッパ120内部に設けた撮像部200によって、ホッパ120の内部状況を直接監視することが可能となっている。凍結防止剤散布車100が凍結防止剤を路面に散布する作業を行っている場合は、図2に示したように蓋部121は閉じられるため、内部空間は外光から遮断されるが、CCDカメラ210に隣接して設けたライト220を点灯させ、ホッパ120内を照明することによって、撮像に支障は生じない。
なお、ライト220としては、拡散光を発生するものが望ましい。スポットライト等を用いた方向性の強い光は、白色又は半透明色の粉末である凍結防止剤の表面に照り返してハレーションの原因となるからである。蛍光灯が好適であるが、光の投射面をつや消し処理して発散光を発生できるものであれば、光源として白色電球、LED等を用いてもよい。
CCDカメラ210により撮像された映像は、図3に示すように、運転台150内に設けられた制御部151に含まれるTVモニタ152によって表示される。ホッパ120の内部状況を画像として直接把握することができるため、装置に習熟していない者、専業者でない者が操作者であったとしても、ホッパ120内の凍結防止剤の残量を容易に把握することができる。したがって、作業中における凍結防止剤の減少といった事態に速やかかつ確実に対処することが可能となる。
なお、上記の説明において、凍結防止剤散布車100は本発明の粉体散布車両に相当し、車台110は本発明の車台に相当し、ホッパ120は本発明のホッパに相当する。又、蓋部121は本発明の蓋部に相当し、ベルトコンベア400及び駆動装置410は本発明の粉体搬送部に相当し、搬送路420は本発明の搬送路に相当する。又、シュート143は本発明の排出部に相当し、撮像部200は本発明の撮像部に相当する。又、TVモニタ152は本発明のモニタに相当する。
又、整流板310は本発明の整流板に相当し、開口122は本発明の開口に相当し、凍結防止剤は本発明の粉体に相当する。
しかしながら、本発明は上記の実施の形態1の構成に限定されるものではない。凍結防止剤散布車100は車台110に運転台150を備えた自走式車両として説明したが、本発明の粉体散布車両は、自走式の運転台(トラクタ)によって牽引される被牽引車両(トレーラ)として実現してもよい。又、道路上を走行する車両ではなく、線路等の軌道上を走行する車両として実現してもよい。
又、上記の説明においては、整流板310は、断面逆V字型の形状を有する縦長形状の部材として説明を行ったが、本発明の整流板は、断面形状によって限定されるものではない。例えば、図6(a)に示すように、断面逆U字型の形状であってもよい。又、図6(b)に示すように、断面菱形の形状であってもよい。又、図6(c)に示すように、断面三角形の形状であってもよい。要するに、ホッパに投入される粉体を分散させる働きを有する形状であれば、整流板の断面形状は任意であってよい。又、ビーム320、330の固定位置も上記の説明に限定されるものではなく、ホッパ120の内部空間に整流板を配置できるのであれば、任意の位置としてもよい。又、ビームの個数も任意であってよい。
さらに、粉体の整流の必要がない場合は、整流部300を省略した構成としてもよい。又、散布装置140を省いた構成としてもよい。又、粉体搬送部は、ベルトコンベア400及び駆動装置410により実現されるとしたが、スクリューコンベアを用いた構成として実現してもよい。
又、上記の説明においては、本発明の粉体散布車は、凍結防止剤を散布する凍結防止剤散布車100として説明を行ったが、凍結防止剤の散布以外の用途において実施してもよい。例えば、道路舗装用の砂利等を散布する車両、整地された床面、競技用のトラックを作成するためのウレタン、化学薬品等を散布する車両として実現してもよい。
又、上記の説明においては、撮像部200の配置位置を、ホッパ120の内部空間の、図4に示す平面図における長方形の長辺の中央の近傍であるとしたが、これは、撮像部200を、CDDカメラ210の視野角が、撮像対象となる内部空間の領域を、最小限内部環境の把握に必要な部分を含むような配置とすることを意味するものである。したがって、本発明においては、必要な視野角が確保できるのであれば、傾斜側面125a又は125bの長辺上の任意の箇所に撮像部200の位置をシフトさせてもよい。
又、幾何学的な定義として、図4に示す傾斜側面125a又は125bの長辺について、図中中点O′により分割してなる二等分線の更に中点O′を基点として中央O寄りの範囲Rを「中央の近傍」と定義し、この範囲R内において撮像部200の位置をシフトさせてもよい。
なお、やむを得ない場合は、撮像部200の配置位置は、傾斜側面125a又は125bと直交する傾斜前面125c又は後面125d側としてもよいが、上記の通りとしたほうが望ましい。傾斜前面125c又は後面125d側に撮像部200を配置した場合は、内部空間の底面となる搬送路420に必ず整流板310が重なって撮像されることとなり、搬送路420に死角が生ずるからである。傾斜側面125a又は125b側に撮像部200を配置した場合は、図5に示すように、整流板310の下方に搬送路420の全幅を含む視野角γが確保できるため、ホッパ120内の凍結防止剤の残量の把握という観点からは、より好適な構成と言える。又、撮像部200の上下方向の位置も、その視野角の確保の点から調節されるものである。
ここで注意すべきことは、撮像部200の配置位置は、ホッパ120の外形の平面図におけるレイアウトに応じて定まるのではなく、整流板310のレイアウトに応じて定まるということである。本発明においては、撮像部200のCCDカメラ210の撮像範囲に対して、整流板310の存在に起因する死角に含まれる領域が、特にホッパ120の底面部分において最小となることが望ましい。
したがって、ホッパ120の形状の、平面図におけるレイアウトが長方形以外の形状を有する場合であっても、整流板が整流板310のように縦長形状である場合は、撮像部200は、当該形状の短手縁部側ではなく、長手縁部側に配置されるようにすることがより好適である。
又、TVモニタ152には、CCDカメラ210により撮像された映像だけではなく、制御部151が、CCDカメラ210により撮像された画像データを画像処理してホッパ120内の凍結防止剤の残容量を算出し、その算出した容量をホッパ120内部の映像とともに表示させるようにしてもよい。
図7は、CCDカメラ210により撮像された映像の、TVモニタ152における表示例を示している。凍結防止剤の輪郭位置340、341、342は、それぞれ、凍結防止剤の容量が100%のとき、75%となったとき、50%となったときの、CCDカメラ210で撮像された画像データの凍結防止剤の輪郭の位置を示している。このように、凍結防止剤の輪郭は、容量が減少するとともに形状が変化していく。この輪郭形状の変化は、一様な変化ではないため、例えば各容量(例えば、10%のとき、20%のとき、・・・と10%おきの容量)における輪郭形状を予め制御部151に記憶させておき、CCDカメラ210により撮像された画像データを、これらの記憶させておいた各輪郭形状と比較させることによって、そのときのホッパ120内の凍結防止剤の残容量を求めることができる。
なお、このときの、画像処理によってホッパ120内の凍結防止剤の残容量を求める制御部160が、本発明の粉体容量算出部の一例にあたる。
又、その残容量から凍結防止剤の重量を求めることができるので、残容量とともに、又は残容量に代えてホッパ120内の凍結防止剤の重量をTVモニタ152に表示させるようにしてもよい。
又、CCDカメラ210により撮像された映像を専用のTVモニタ152に表示させるのではなく、ドライブレコーダやカーナビゲーションなどで用いられるモニタを利用して表示させるようにしてもよい。
図8に、ドライブレコーダ用のモニタを利用する構成の、本実施の形態1の凍結防止剤散布車の模式的断面図を示す。なお、図3の模式的断面図と同じ構成部分には、同じ符号を用いている。
図8に示した凍結防止剤散布車は、図3の構成に加えて、運転台150にドライブレコーダ161を備えている。
ドライブレコーダ161は、前方カメラ163で撮像された車両前方の映像と、後方カメラ164で撮像された車両後方の映像を記録する。又、それらの撮像中の映像を表示したり、記録済みの映像を再生表示するモニタ162を備えている。
又、ドライブレコーダ161は、前方カメラ163及び後方カメラ164以外の、外部から入力された画像データも記録する機能を備えている。そして、前方カメラ163、後方カメラ164、及び外部から入力された画像データのうち、いずれの画像データをモニタ162に表示させるかを切り替えるモニタ切り替えスイッチ165を備えている。
図8に示すように、CCDカメラ210により撮像された画像データが、ドライブレコーダ161の外部入力に入力されるように接続することにより、ドライブレコーダ161用のモニタ162に、CCDカメラ210により撮像された映像を表示させることができる。
例えば、通常は、モニタ162には後方カメラ164で撮像されている映像を表示させておき、操作者がホッパ120内部の凍結防止剤の残容量を確認したいときのみ、モニタ切り替えスイッチ165を切り替えることにより、モニタ162にホッパ120内部の映像を表示させることができる。
又、ドライブレコーダ161は、外部入力された画像データも記録できるので、CCDカメラ210により撮像された画像データを記録させることにより、時間経過に伴うホッパ120内部の凍結防止剤の減り具合を確認することもできる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係る凍結防止剤散布車100によれば、ホッパ120内部に撮像部200を備えたことにより、ホッパ120内の凍結防止剤の残量を容易に把握することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、実施の形態1に係る凍結防止剤散布車100の撮像部200について説明するものである。
図9は、本発明の実施の形態2に係る、撮像部200の構成を示す分解斜視図である。
図9に示すように、撮像部200は、固定板230に、CCDカメラ210及びライト220がぶら下げ固定されており、固定板230は、さらにカバー部240と結合している。固定板230は、隣接するCCDカメラ210及びライト220を上部から見て覆い尽くすだけの大きさを有する板状部材であり、カバー部240は固定板230に対応した形状、大きさを有する板状部材である。
CCDカメラ210及びライト220は、それぞれの上面に固定用の孔211及び221がそれぞれ設けられている。又、固定板230には、孔211の位置に対応する位置に、貫通孔231が設けられており、貫通孔231を介してネジ232を挿入することにより、CCDカメラ210が固定板230の下面側にネジ止め固定される。同様に、固定板230には、孔221の位置に対応する位置に、貫通孔234が設けられており、貫通孔234を介してネジ232を挿入することにより、ライト220が固定板230の下面側にネジ止め固定される。
なお、貫通孔231が、本発明の撮像本体部用の貫通孔の一例にあたり、貫通孔234が、本発明の照明部用の貫通孔の一例にあたる。
更に、固定板230は上面に一対の凸列233が形成されている。カバー部240の下面には、この凸列233に対応した位置及び形状の凹溝241が形成されており、この凸列233と凹溝241とを嵌合させることによって、固定板230とカバー部240とを結合し、撮像部200を完成している。
以上の構成において、凸列233と凹溝241とは、貫通孔231をその間に挟むように設けられている。したがってネジ232の頭が含まれる貫通孔231が形成された貫通孔部分は、カバー部240によって完全に覆われることとなる。
これは以下のような効果を有する。すなわち、実施の形態1にて説明したように、撮像部200は凍結防止剤が投入されるホッパ120内に配置されるが、このとき上部から降り注ぐ凍結防止剤は塩化ナトリウム、又は塩化カルシウム等、腐食の原因に成りやすいものであって、金属製の部品を多数用いるCCDカメラ210及びライト220、又はネジ232にとっては好ましいものではない。
本実施の形態2においては、固定板230及びカバー部240を、隣接するCCDカメラ210及びライト220を上部から見て覆い尽くすだけの大きさとすることにより、上側より滴下する凍結防止剤が直接CCDカメラ210及びライト220に当たる可能性を低減するようにしている。
更に、本実施の形態2においては、固定板230とCCDカメラ210及びライト220との固定に必要な構成である、ネジ232の頭を含む貫通孔231をカバー部240により覆うことで、凍結防止剤による影響が撮像部200の固定部分に及ぶことを防いでいる。
なお、固定板230とカバー部240とは凸列233と凹溝241との嵌合によって固定されるため、互いに硬度、弾性等が異なる材料によって作成されていることが望ましい。一例としては、固定板230を木製とし、カバー部240を樹脂製とすることが望ましい。又、影響が軽微と考えられれば、固定板230又はカバー部240のいずれか一方をステンレス、もしくは表面を塗装又は被覆した金属により作成してもよい。
又、撮像部200のホッパ120内部への装着については、カバー部240を、傾斜側面125a等に直接ネジ止め、ボルト止め、接着剤等により装着するのが望ましいが、貫通孔231から離れた箇所にて固定するであれば、固定板230を傾斜側面125a等に装着する構成としてもよい。又、固定板230及びカバー部240を双方とも傾斜側面125a等に装着する構成としてもよい。
なお、上記の説明において、CCDカメラ210は本発明の撮像本体部に相当し、ライト220は本発明の照明部に相当し、固定板230は本発明の固定板に相当し、カバー部240は本発明のカバー部に相当する。又、貫通孔231は本発明の貫通孔に相当し、固定板230の表面のネジ232の頭を含む貫通孔231を含む領域は本発明の貫通孔部分に相当する。又、固定板230の主面の凸列233を含む部分は本発明の凹凸部分に相当し、カバー部の主面の凹溝241を含む部分は本発明の凸凹部分に相当する。
しかしながら、本発明は上記の実施の形態2の構成に限定されるものではない。上記の説明においては、貫通孔231を用いて、固定板230とCCDカメラ210及びライト220とをネジ232により固定するとしたが、ボルト、ピン等を用いて固定してもよい。要するに、貫通孔を利用して固定するのであれば、その固定手段の具体的な構成要素によって限定されるものではない。又、凹凸部分及び凸凹部分はそれぞれ凸列、凹溝として説明を行ったが、嵌合可能な形状であれば、丸形、角形等、任意の形状の凹凸であってよい。又、撮像本体部はCCDカメラ210により実現するとしたが、CMOSセンサ等、他の影像素子を用いたカメラとして実現してもよい。
又、ライト220は省いた構成としてもよい。この場合、蓋部121の全体又は一部をガラス、アクリル等の透明な部材によって作成し、外光をホッパ120の内部に導入する構成とすることが必要となる。
以上のように、本発明の実施の形態2に係る凍結防止剤散布車100の撮像部200によれば、カバー部240を備えたことにより、撮像本体部としてのCCDカメラ210が粉体の影響を受けることを防ぐことができる。
本発明にかかる粉体散布車両は、操作者がホッパ内の粉体の残量を容易に把握することが可能になるという効果を有し、凍結防止剤のような粉体を散布する粉体散布車両等として有用である。
100 凍結防止剤散布車
110 車台
120 ホッパ
121 蓋部
122 開口
123 作業路
124 梯子
125a 傾斜側面
125b 傾斜側面
125c 傾斜前面
125d 後面
130 液体タンク
140 散布装置
200 撮像部
210 CCDカメラ
220 ライト
230 固定板
240 カバー部

Claims (8)

  1. 車台と、
    前記車台に搭載された、粉体を収納するホッパと、
    モニタとを備え、
    前記ホッパは、
    その上側より前記粉体をその内部へ投入するための、開閉可能な蓋部と、
    その底面に設けられた前記粉体を搬送する搬送路を持つ粉体搬送部と、
    その外部へ前記粉体搬送部が搬送する前記粉体を排出する排出部と、
    その内部を撮像する撮像部とを有する、
    粉体散布車両。
  2. 前記ホッパは、
    その内部の空間に配置され、前記上側から投入される粉体を分散させる縦長形状の整流板を有し、
    前記撮像部は、前記整流板の長手縁部側に位置している、
    請求項1に記載の粉体散布車両。
  3. 前記ホッパの上側から見て、
    前記整流板は長方形の形状を有し、
    前記ホッパの内部空間は長方形の形状を有し、
    前記整流板の前記長方形と前記ホッパの内部空間の前記長方形とは長辺同士及び短辺同士がそれぞれ対向しており、
    前記撮像部は、前記内部空間の前記長方形の長辺の中央又はその近傍に対応する位置に位置している、
    請求項2に記載の粉体散布車両。
  4. 前記撮像部は、前記蓋部の開放により生ずる開口の縁に位置している、
    請求項1から3のいずれかに記載の粉体散布車両。
  5. 前記撮像部は、
    静止画又は動画を撮像する撮像本体部と、
    前記撮像本体部をその板部に設けられた貫通孔を利用して固定する固定板と、
    少なくとも、前記撮像本体部用の貫通孔部分を覆うカバー部とを有し、
    前記カバー部と前記固定板とは、前記固定板の凹凸部分と前記カバー部の凸凹部分とが嵌合することにより結合されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の粉体散布車両。
  6. 前記撮像部は、
    前記撮像本体部に隣接して設けられた、拡散光により前記ホッパの前記内部を照明する照明部を更に有し、
    前記照明部は前記固定板の板部に設けられた貫通孔を利用して前記固定板に固定されており、
    前記カバー部は前記照明部用の貫通孔部分も覆っている、
    請求項5に記載の粉体散布車両。
  7. 前記撮像部で撮像された画像データを画像処理し、その画像処理結果に基づいて前記ホッパ内部の前記粉体の容量を算出する粉体容量算出部を備えた、
    請求項1から6のいずれかに記載の粉体散布車両。
  8. 車両の後方を撮像する後方カメラを有するドライブレコーダを備え、
    前記モニタには、前記撮像部で撮像された画像データと前記後方カメラで撮像された画像データとが切り替えて表示され、
    前記ドライブレコーダは、前記撮像部で撮像された画像データを記録する、
    請求項1から7のいずれかに記載の粉体散布車両。
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