JP2011088073A - 溶解装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶解液に含まれる未溶解成分を効率よく溶解することができるとともに、溶解処理時間を長くすることによる溶解液の粘度の変化が生じにくい溶解装置を提供すること。
【解決手段】回転翼23Aを回転させることによって、吸入部21から吸入した溶媒及び該溶媒よりも密度の高い溶質を、攪拌、溶解して、吐出部22から溶解液を吐出させるとともに、吐出部22から吐出された溶解液の一部を前記吸入部21に循環させる循環流路46及び排出流路45を有する溶解ポンプ2を備え、排出流路45に排出された溶解液を比重によって溶解成分と未溶解成分とに分離する分離器1を配設し、該分離器1によって分離された未溶解成分を再度攪拌、溶解する溶解手段Dを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶解装置に関するもので、特に、溶解液に含まれる未溶解成分を効率よく溶解することができるようにした溶解装置に関するものである。
従来、溶質(例えば、粉体)を溶媒(例えば、液体)に溶解(拡散を含む。以下、同じ。)する溶解装置として、回転翼の回転によって、溶質及び溶媒を吸引するとともに、攪拌、溶解を行うようにした溶解ポンプと、溶解ポンプに溶質を供給する溶質タンクとを備えた溶解装置が提案され、実用化されている(例えば、特許文献1〜2参照)。
特開2006−281017号公報 特開2007−216172号公報
ところで、上記従来の溶解装置では、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)等の難溶性の溶質の場合、溶解ポンプから未溶解の状態で排出され、この未溶解成分が凝集、凝固することにより、溶解液の品質が低下するとともに、溶解液の利用に支障を来すという問題があった。
この問題に対処するために、例えば、溶解ポンプにおける溶解液の循環回数を増やすこと等によって、溶解処理時間を長くすることも考えられるが、この場合、処理効率が低下し、処理時間とエネルギ消費量が増大するという問題があった。
また、溶解処理時間を長くすることによって、溶解成分も併せて長時間攪拌されることになるが、これによって、溶解液の粘度が変化し、所期の溶解液を得ることができなくなるという問題があった。
本発明は、上記従来の溶解装置が有する問題点に鑑み、溶解液に含まれる未溶解成分を効率よく溶解することができるとともに、溶解処理時間を長くすることによる溶解液の粘度の変化が生じにくい溶解装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の溶解装置は、回転翼を回転させることによって、吸入部から吸入した溶媒及び該溶媒よりも密度の高い溶質を、攪拌、溶解して、吐出部から溶解液を吐出させるとともに、吐出部から吐出された溶解液の一部を前記吸入部に循環させる循環流路及び排出流路を有する溶解ポンプを備えた溶解装置において、排出流路に排出された溶解液を比重によって溶解成分と未溶解成分とに分離する分離器を配設し、該分離器によって分離された未溶解成分を再度攪拌、溶解する溶解手段を備えたこと特徴とする。
この溶解装置は、分離器によって分離された未溶解成分を溶解手段により再度攪拌、溶解するとともに、溶解成分が長時間攪拌されることを抑制することができる。
この場合において、前記分離器によって分離された未溶解成分を、前記溶解ポンプの吸入部に環流させる返還流路を配設することによって、溶解ポンプが前記溶解手段を兼ねることができる。
この溶解装置は、分離器によって分離された未溶解成分を、返還流路を介して、溶解ポンプの吸入部に環流させることによって、溶解ポンプにより当該未溶解成分を再度攪拌、溶解することができる。
また、前記溶媒を貯留し、貯留した溶媒を下部から溶媒供給流路を介して溶解ポンプに供給するようにした溶媒タンクを備え、該溶媒タンクに前記分離器によって分離された溶解成分を導入するようにするとともに、溶媒タンク内の沈降成分を溶媒供給流路を介して前記溶解ポンプの吸入部に環流させるようにすることができる。
この溶解装置は、溶媒タンクに導入された分離器によって分離された溶解成分に含まれる未溶解成分である沈降成分を、溶媒と共に、溶媒供給流路を介して、溶解ポンプの吸入部に環流させることによって、溶解ポンプにより再度攪拌、溶解することができる。
また、前記分離器によって分離された未溶解成分と、溶媒タンクからの溶媒及び沈降成分との環流量を調節する調節手段を備えることができる。
これにより、溶質の性状や溶解工程の進捗状況等に応じて、未溶解成分と溶媒及び沈降成分との溶解ポンプへの還流量を調節手段によって調節することができる。
また、前記溶解手段を、回転翼を回転させることによって、分離器によって分離された未溶解成分を、吸入部から吸入し、攪拌、溶解して、吐出部から溶解液を吐出させるとともに、吐出部から吐出された溶解液の一部を前記吸入部に循環させる循環流路及び排出流路を有する第2の溶解ポンプで構成することができる。
この溶解装置は、分離器によって分離された未溶解成分を、第2の溶解ポンプにより再度攪拌、溶解することができる。
また、溶解ポンプの排出流路にバッファタンクを接続し、該バッファタンクから溶解液を分離器に導入するようにすることができる。
この溶解装置は、バッファタンクにより、溶解ポンプによる溶解処理工程と、第2の溶解ポンプによる溶解処理工程とを、切り離すことによって、2つの溶解処理工程を相互に独立して実施することができる。
本発明の溶解装置によれば、分離器によって分離された未溶解成分を溶解手段により再度攪拌、溶解することによって、溶解液に含まれる未溶解成分を効率よく溶解することができるとともに、溶解成分が長時間攪拌されることを抑制して溶解液の粘度の変化を生じにくくすることができ、これにより、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、効率よく得ることができる。
また、分離器によって分離された未溶解成分を、前記溶解ポンプの吸入部に環流させる返還流路を配設することによって、溶解ポンプが前記溶解手段を兼ねるようにすることにより、1台の溶解ポンプを用いて、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、効率よく得ることができる。
また、前記溶媒を貯留し、貯留した溶媒を下部から溶媒供給流路を介して溶解ポンプに供給するようにした溶媒タンクを備え、該溶媒タンクに前記分離器によって分離された溶解成分を導入するようにするとともに、溶媒タンク内の沈降成分を溶媒供給流路を介して前記溶解ポンプの吸入部に環流させるようにすることにより、溶媒タンクに導入された分離器によって分離された溶解成分に含まれる未溶解成分である沈降成分を、溶解ポンプにより再度攪拌、溶解することができ、より高品位の溶解液を、効率よく得ることができる。
また、前記分離器によって分離された未溶解成分と、溶媒タンクからの溶媒及び沈降成分との環流量を調節する調節手段を備えることにより、未溶解成分と溶媒及び沈降成分との溶解ポンプへの還流量を、溶質の性状や溶解工程の進捗状況等に応じて調節することができる。
また、溶解手段を、回転翼を回転させることによって、分離器によって分離された未溶解成分を、吸入部から吸入し、攪拌、溶解して、吐出部から溶解液を吐出させるとともに、吐出部から吐出された溶解液の一部を前記吸入部に循環させる循環流路及び排出流路を有する第2の溶解ポンプで構成することにより、2台(2台以上の場合を排除しない。)の溶解ポンプを用いて、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、一層効率よく得ることができる。
また、溶解ポンプの排出流路にバッファタンクを接続し、該バッファタンクから溶解液を分離器に導入することにより、バッファタンクにより、溶解ポンプによる溶解処理工程と、第2の溶解ポンプによる溶解処理工程とを、切り離すことによって、2つの溶解処理工程を相互に独立して悪影響を及ぼすことなく実施することができ、また、必要に応じて、バッファタンクにおいて一時貯留した溶解液の脱気を行うことができ、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、一層効率よく得ることができる。
本発明の溶解装置の第1実施例を示す概略図である。 同溶解装置に使用する分離器の説明図である。 同溶解装置に使用する溶解ポンプを示し、(a)は断面図、(b)はステータの説明図である。 (a)は同溶解装置に使用する分配手段の断面図、(b)は同溶解装置に使用する溶質定量供給機構の断面図である。 本発明の溶解装置の第2実施例を示す概略図である。
以下、本発明の溶解装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本発明の溶解装置の第1実施例を示す。
この溶解装置Aは、回転翼23Aを回転させることによって、吸入部21から吸入した溶媒及び該溶媒よりも密度の高い溶質を、攪拌、溶解して、吐出部22から溶解液を吐出させるとともに、吐出部22から吐出された溶解液の一部を前記吸入部21に循環させる循環流路46及び排出流路45を有する溶解ポンプ2を備え、排出流路45に排出された溶解液を比重によって溶解成分と未溶解成分とに分離する分離器1を配設し、該分離器1によって分離された未溶解成分を再度攪拌、溶解する溶解手段Dを備えるようにしている。
溶解ポンプ2は、回転翼23Aの回転によって、溶質及び溶媒を吸引するとともに、攪拌、溶解を行うことができるものである限りにおいて、その構成は特に限定されるものではないが、本実施例においては、円筒状のケーシング20の内部に駆動機構Mの駆動軸に取り付けたロータ23の外周部に複数の回転翼23Aを突設し、ロータ23を回転させることによって、吸入部21から溶質及び溶媒を導入室25に吸入して攪拌し、吐出部22から溶解液を吐出させるように構成している。
この場合において、ケーシング20は、円筒状のケーシング本体20Aと、ケーシング本体20Aの前側(図3(a)において左側)及び後側(図3(a)において右側)に配設された前面ケーシング20B及び後面ケーシング20Cとを備え、ケーシング本体20Aには攪拌して溶解した溶解液を吐出する吐出部22が設けられている。
前面ケーシング20Bには、回転翼23Aと導入室25との間に位置するように円筒状のステータ24Aを配設し、絞り流路Sを、このステータ24Aに形成した透孔Sa、Sbによって構成するようにしている。
なお、絞り流路Sは、透孔のほか、スリットやノズルによって構成することもできる。
また、必要に応じて、回転翼23Aの外周側に、絞り流路Sとして透孔(本実施例においては、スリット状の長孔)を形成したステータ24Bを配設することができる。
これにより、溶解液に対して、透孔を通過する際に、回転翼によって剪断力を作用させることができ、溶解を促進させることができる。
また、回転翼23Aの内側のさらにステータ24Aの内側には、濾斗状の仕切板26が複数のボス26aを介してロータ23に固定されている。
この仕切板26は、吸入部21の一方の吸入部21Aから、ミキシングノズル6において初期混合を行った溶質及び溶媒が導入される導入室25Aと、吐出部22から吐出された溶解液の一部が、他方の吸入部21Bを介して循環し、導入される導入室25Bとを区画するもので、この仕切板26とケーシング20との摺動部は、階段状のラビリンス構造となっており、導入室25Aへの溶質及び溶媒の吸入を円滑に行うことができるようにしている。
ここで、導入室25を、導入室25Aと導入室25Bとに区画して形成するようにしたため、本実施例においては、図3(b)に示すように、ステータ24Aに形成する透孔Sa、Sbの形状を、導入室25Aに対向する透孔Saを溶質が詰まりにくい円形に、導入室25Bに対向する透孔Sbを溶解液に対して回転翼による剪断力が作用しやすい長円形に設定するようにしている。
なお、透孔Sa、Sbの形状は、溶質及び溶媒並びに循環する溶解液の性状等に応じて任意に設定することができる。
溶解ポンプ2の吐出部22には、溶解液を循環流路46と排出流路45とに分配して供給する分配手段4を設けるようにしている。
この分配手段4は、本実施例においては、図4(a)に示すように、溶解ポンプ2の吐出部22に連なる導入パイプ41を円筒状容器40の底面から内部に突出して配設し、円筒状容器40の上部に排出流路45と連なる排出口42を備えるとともに、下部に循環流路46と連なる循環口43を備え、導入パイプ41の吐出端に、導入パイプ41から吐出される溶解液の流れを旋回させる捻り板44を配設して構成している。
なお、捻り板44に代えて、又は捻り板44と共に、導入パイプ41の吐出端の上部に、導入パイプ41から吐出される溶解液を攪拌する攪拌羽根を配設することもできる。
この分配手段4を設けることによって、吸入部21Aから吸入した溶質及び溶媒の量に相当する量の溶解液が排出流路45に排出されるとともに、溶解が不十分で溶質の密度が比較的大きい溶解液成分が循環流路46に分配して供給されるので、完全に溶解していない溶解液成分が排出流路45から排出されることをある程度まで防止することができる。
このようにして、排出流路45には、吸入部21Aに溶質及び溶媒を安定して吸入するのに必要な量に相当する量の溶解液が必ず排出されることになるので、相対的に比重の小さい溶解液成分が排出されるとはいえ、この溶解液成分には、溶質の性状や溶解工程の状況等によって、依然として、未溶解成分が含まれる場合がある。
排出流路45に排出された溶解液を分離する分離器1は、この未溶解成分が含まれている溶解液を比重によって溶解成分と未溶解成分とに分離するためのもので、この目的を達成できるものである限りにおいて、その構成は特に限定されるものではないが、本実施例においては、図2に示すように、円筒部10Aと、この円筒部10Aの下側に円筒部10Aと同軸状に位置し、かつ、円錐状に形成された円錐部10Bとを有する容器10を主要部とし、容器10の内部に円筒部10Aと同軸状に配設された上昇管14を配設するとともに、円筒部10Aの上部に容器10の内周面の接線方向に向くように流入口11、円錐部10Bの下端に下部排出口12及び上昇管14の端部に形成した上部排出口13をそれぞれ備えた液体サイクロンを使用するようにしている。
そして、排出流路45に排出された溶解液は、流入口11から分離器1内に導入され、容器10内を旋回し、旋回による遠心力によって比重の大きい未溶解成分は、外側に移動し、円錐部10Bの内壁に沿って下降し、下部排出口12から排出される。
一方、比重の小さい溶解成分は、円筒部10Aの中心で巻き上げられ、上昇管14を介して、上部排出口13から排出される。
そして、本実施例においては、分離器1によって分離された未溶解成分を、溶解ポンプ2の吸入部21に環流させる返還流路17を配設することによって、溶解ポンプ2が溶解手段Dを兼ねるようにしている。
これにより、1台の溶解ポンプ2を用いて、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、効率よく得ることができる。
また、本実施例においては、溶媒を貯留し、貯留した溶媒を下部から溶媒供給流路18を介して溶解ポンプ2に供給するようにした溶媒タンク5を備え、この溶媒タンク5に、分離器1によって分離され、上部排出口13から排出された溶解成分を導入するようにするとともに、溶媒タンク5内の沈降成分を溶媒供給流路18を介して溶解ポンプ2の吸入部21に環流させるようにしている。
これにより、溶媒タンク5に導入された分離器1によって分離された溶解成分に含まれる未溶解成分である沈降成分を、溶媒と共に、溶媒供給流路18を介して、溶解ポンプ2の吸入部21に環流させることによって、溶解ポンプ2により再度攪拌、溶解することができる。
なお、分離器1によって分離された未溶解成分を、溶解ポンプ2の吸入部21に環流させる返還流路17は、本実施例においては、溶媒供給流路18と接続し、溶解ポンプ2の吸入部21に環流させるようにしているが、直接溶解ポンプ2の吸入部21に接続するようにすることもできる。
そして、分離器1によって分離された未溶解成分と、溶媒タンク5からの溶媒及び沈降成分との環流量を調節する調節手段Vを備えるようにしている。
この調節手段Vは、分離器1の下部排出口12と返還流路17との間に配設した流量調節弁V1と、溶媒タンク5の排出口5Aと溶媒供給流路18との間に配設した流量調節弁V2とによって構成し、流量調節弁V1及び流量調節弁V2の開度を調節することで、分離器1によって分離された未溶解成分と、溶媒タンク5からの溶媒及び沈降成分との環流量を調節することができるようにしている。
上記還流量の調節は、溶質の性状や溶解工程の進捗状況等に応じて任意に行うことができ、具体的には、人手によって行うほか、シーケンサ等の制御手段によって、運転時間や、溶媒タンク5内の溶媒(溶解液)の比重等に基づいて行うことができる。
また、溶解ポンプ2に供給する溶質を貯留する溶質タンク9は、溶質投入後、溶質投入口9Aを蓋部材91で覆い、溶質タンク9内の圧力を負圧に維持するとともに、該負圧状態の溶質タンク9内から、溶解ポンプ2の回転翼23Aの回転により生じる吸引力によって、溶質を溶解ポンプ2に吸引するように構成している。
これによって、溶解ポンプ2に溶質と共に吸引される気体の絶対量を低減し、溶解ポンプ2の効率及び溶解液の品質を向上させることができる。
また、溶質タンク9の溶質排出口9Bには、溶質定量供給機構3を配設することができる。
この溶質定量供給機構3は、溶質としての粉体を、所定量ずつ溶解ポンプ2に吸入部21Bを介して供給するもので、本実施例においては、図4(b)に示すように、ケーシング30内に回転可能に配設した計量回転体34と、計量回転体34を回転駆動する駆動機構M’とから構成するようにしている。
そして、この溶質定量供給機構3は、溶質排出口32から作用する吸引力によって、溶質供給口31よりも低圧に維持される膨張室33が形成されるとともに、計量回転体34の回転に伴って、各溶質収容室34aの状態が正圧状態と負圧状態とに変化するように構成されている。
また、溶質収容室34aは、計量回転体34の外周面及び中心部において開口するように構成し、計量回転体34の外周面側の開口は、溶質供給口31と連通する溶質供給口開放状態及び膨張室33と連通する膨張室開放状態以外ではケーシング30によって実質的に閉鎖されるとともに、計量回転体34の中心部側の開口は、密閉状態(溶質供給口31及び膨張室33と連通しない状態)及び溶質供給口開放状態において閉鎖されるように計量回転体34の中心部に開口閉鎖部材35を偏在させてケーシング30に固定して配設するようにしている。
また、溶質収容室34aが計量回転体34の外周面及び中心部において開口するように、計量回転体34を、駆動機構M’の駆動軸に配設した円盤部材34cに、この円盤部材34cの中心部を除いて放射状に複数枚(本実施例においては、8枚。)の板状の隔壁34bを等間隔に取り付けることによって、周方向に等間隔に溶質収容室34aを区画、形成するようにしている。
なお、溶質としての粉体の供給量は、計量回転体34を回転駆動する駆動機構M’による計量回転体34の回転数を変化させることによって調節することができる。
そして、この溶質定量供給機構3は、溶質収容室34a等に溶質としての粉体が付着、堆積することがなく、粉体の流量を安定させて、粉体を所定量ずつ連続して供給することができる。
溶解ポンプ2への溶質及び溶媒の供給は、ミキシングノズル6を介して行うようにしている。
このミキシングノズル6は、ミキシングノズル6に溶媒タンク5から溶媒を旋回させながら供給することによって、溶質及び溶媒の初期混合を行った後、溶解ポンプ2の吸入部21から吸入するようにして、溶質及び溶媒の溶解ポンプ2への供給を円滑に行うことができるようにしている。
また、溶質定量供給機構3の溶質排出口32と溶解ポンプ2の吸入部21Bとの間には、閉止手段7を配設するようにしている。
この閉止手段7は、溶解ポンプ2の吸入部21への溶質の吸入を閉止することができるようにするもので、本実施例においては、流路の内径と略同径の通過孔を形成した仕切板をシリンダの先端に配設し、仕切板を流路に対して直交して移動させるシャッタバルブを用いるようにしている。
なお、閉止手段7は、溶解ポンプ2の吸入部21への溶質の吸入を閉止することができるようにする限りにおいて任意の箇所に配設することができるが、本実施例においては、溶質定量供給機構3とミキシングノズル6との間にシャッタバルブを配設するようにしている。
次に、この溶解装置Aの運転方法について説明する。
まず、溶媒タンク5内に、1バッチ分の溶媒を用意し、流量調節弁V1及び流量調節弁V2を開放し、溶解ポンプ2の運転を開始する。
そして、1バッチ分の溶媒の量に対応した量の溶質の供給が完了したとき、閉止手段7によって溶質の吸入を停止する。
これによって、外部からの気体の流入を阻止することができる。
溶解装置Aの運転中、溶解ポンプ2から排出流路45に排出された溶解液は、分離器1によって分離された未溶解成分は、返還流路17を介して溶解ポンプ2に還流され、再度攪拌、溶解される。
また、分離器1によって分離された溶解成分は、溶媒タンク5に導入されるとともに、溶解成分に含まれる未溶解成分である沈降成分は、溶媒と共に、溶媒供給流路18を介して、溶解ポンプ2の吸入部21に環流され、溶解ポンプ2により再度攪拌、溶解される。
このとき、調節手段Vによって、分離器1によって分離された未溶解成分と、溶媒タンク5からの溶媒及び沈降成分との環流量を調節する。
溶媒及び沈降成分との環流量を調節は、例えば、流量調節弁V1及び流量調節弁V2のうち、溶媒タンク5の排出口5Aに配設した流量調節弁V2の開度を、運転開始時から徐々に、又は、段階的に絞るようにすることによって、溶媒タンク5に導入された溶解成分が必要以上に溶解ポンプに還流されることを抑制することができる。
そして、溶媒タンク5内の溶媒が、導入された溶解成分(溶解液)によって置換されると、溶解ポンプ2を停止し、溶媒タンク5内の溶解液を次工程に送出するようにする。
このように、分離器1によって分離された未溶解成分を溶解手段Dとしての溶解ポンプ2により再度攪拌、溶解することによって、溶解液に含まれる未溶解成分を効率よく溶解することができるとともに、溶解成分が長時間攪拌されることを抑制して溶解液の粘度の変化を生じにくくすることができ、これにより、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、効率よく得ることができる。
図5に、本発明の溶解装置の第2実施例を示す。
この溶解装置Bは、回転翼23Aを回転させることによって、吸入部21から吸入した溶媒及び該溶媒よりも密度の高い溶質を、攪拌、溶解して、吐出部22から溶解液を吐出させるとともに、吐出部22から吐出された溶解液の一部を前記吸入部21に循環させる循環流路46及び排出流路45を有する溶解ポンプ2Aを備え、排出流路45に排出された溶解液を比重によって溶解成分と未溶解成分とに分離する分離器1を配設し、該分離器1によって分離された未溶解成分を再度攪拌、溶解する溶解手段Dを備え、該溶解手段Dを、回転翼23Aを回転させることによって、分離器1によって分離された未溶解成分を、吸入部21から吸入し、攪拌、溶解して、吐出部から溶解液を吐出させるとともに、吐出部22から吐出された溶解液の一部を前記吸入部21に循環させる循環流路46及び排出流路45を有する第2の溶解ポンプ2Bで構成するようにしている。
そして、溶解ポンプ2Aの排出流路45にバッファタンク8を接続し、該バッファタンク8から溶解液を分離器1に導入し、分離器1から分離された未溶解成分を第2の溶解ポンプ2Aの吸入部21から吸入するようにしている。
バッファタンク8を設けることによって、溶解ポンプ2Aによる溶解処理工程と、第2の溶解ポンプ2Bによる溶解処理工程とを、切り離すことができ、これによって、2つの溶解処理工程を相互に独立して悪影響を及ぼすことなく実施することができ、また、必要に応じて、バッファタンク8を大気開放型とすることにより、バッファタンク8において一時貯留した溶解液の脱気を行うことができ、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、一層効率よく得ることができる。
また、分離器1によって分離され、上部排出口13から排出された溶解成分は、貯留タンクTに導入される。
この場合において、第2の溶解ポンプ2Bに供給される分離器1から分離された未溶解成分は、溶媒の性状等によっては、高濃度となり過ぎ、溶解ポンプ2Bにおいて、溶解不良や詰まり等の問題が生じるおそれがある。
これに対処するため、貯留タンクTに貯留した溶解成分の一部を、未溶解成分に添加した上で第2の溶解ポンプ2Bに供給するように構成することもできる。
第2の溶解ポンプ2Bから排出される溶解液は、貯留タンクTに導入され、分離器1によって分離され、貯留タンクTに導入されていた、上部排出口13から排出された溶解成分と混合して、次工程に送出される。
これにより、2台(なお、第2の溶解ポンプ2Bを直列に接続した2台以上の溶解ポンプで構成することもでき、これを排除しない。)の溶解ポンプを用いて、連続運転で、未溶解成分を含まない高品位の溶解液を、一層効率よく得ることができる。
なお、本実施例のその他の構成及び作用は、上記第1実施例と同様である。
以上、本発明の溶解装置について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の溶解装置は、溶解液に含まれる未溶解成分を効率よく溶解することができるとともに、溶解成分が長時間攪拌されることを抑制して溶解液の粘度の変化を生じにくくすることができるという特性を有していることから、難溶性の溶質のほか、各種溶質の溶解の用途に好適に用いることができ、また、適用技術分野も、食品や薬品の技術分野に加え、化学、建設等の技術分野で用いられる溶解装置に広く適用することができる。
1 分離器
2 溶解ポンプ
2A 溶解ポンプ
2B 第2の溶解ポンプ(溶解手段)
20 ケーシング
21 吸入部
22 吐出部
23A 回転翼
3 溶質定量供給機構
4 分配手段
45 排出流路
46 循環流路
5 溶媒タンク
8 バッファタンク
9 溶質タンク
17 返還流路
18 溶媒供給流路
A 溶解装置
B 溶解装置
D 溶解手段(溶解ポンプ)
V 調節手段

Claims (6)

  1. 回転翼を回転させることによって、吸入部から吸入した溶媒及び該溶媒よりも密度の高い溶質を、攪拌、溶解して、吐出部から溶解液を吐出させるとともに、吐出部から吐出された溶解液の一部を前記吸入部に循環させる循環流路及び排出流路を有する溶解ポンプを備えた溶解装置において、排出流路に排出された溶解液を比重によって溶解成分と未溶解成分とに分離する分離器を配設し、該分離器によって分離された未溶解成分を再度攪拌、溶解する溶解手段を備えたことを特徴とする溶解装置。
  2. 前記分離器によって分離された未溶解成分を、前記溶解ポンプの吸入部に環流させる返還流路を配設することによって、溶解ポンプが前記溶解手段を兼ねることを特徴とする請求項1記載の溶解装置。
  3. 前記溶媒を貯留し、貯留した溶媒を下部から溶媒供給流路を介して溶解ポンプに供給するようにした溶媒タンクを備え、該溶媒タンクに前記分離器によって分離された溶解成分を導入するようにするとともに、溶媒タンク内の沈降成分を溶媒供給流路を介して前記溶解ポンプの吸入部に環流させるようにしたことを特徴とする請求項2記載の溶解装置。
  4. 前記分離器によって分離された未溶解成分と、溶媒タンクからの溶媒及び沈降成分との環流量を調節する調節手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の溶解装置。
  5. 前記溶解手段を、回転翼を回転させることによって、分離器によって分離された未溶解成分を、吸入部から吸入し、攪拌、溶解して、吐出部から溶解液を吐出させるとともに、吐出部から吐出された溶解液の一部を前記吸入部に循環させる循環流路及び排出流路を有する第2の溶解ポンプで構成したことを特徴とする請求項1記載の溶解装置。
  6. 溶解ポンプの排出流路にバッファタンクを接続し、該バッファタンクから溶解液を分離器に導入するようにしたことを特徴とする請求項5記載の溶解装置。
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