JP2011087556A - 巻き付き防止チップソー - Google Patents

Abstract

【目的】 草刈払い機チップソーのチップとチップの間のにげ部を切れ刃形状にすることで草の巻き付きを軽減し 作業の効率の向上と 作業者の肉体的疲労 精神的疲労を軽減し 楽に草刈り作業ができるチップソーを提供する。
【構成】 草刈り払いチップソーは金属製円盤状の形状をしており、草刈り部は超硬チップがロー付けされている。
チップ間のにげ部に切れ刃を設けたチップソーとなっており 切れ刃は上側切れ刃 あるいは 下側切れ刃のチップソー。 下側切れ刃は 小石 土などに接触しやすく 切れ刃を損傷させやすい。上側切れ刃は これを回避しやすい形状となる構造の草刈りチップソー。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

産業上の利用分野

本発明は、ごく一般的に使用されている 刈払機用チップソーのチップを固定している円盤部のチップとチップの間の 逃げ部に切れ刃をつける。

通常使われている刈払機用チップソーはのこぎり状の円盤の刃部先端に超硬チップをロー付けされていて、チップとチップの間は逃げが設けられており、草刈り時回転するソーのチップがつぎつぎと草の茎に当たり刈っていく。逃げ部は金属板を打ち抜いた状態のもので、チップとチップの間の逃げ部に草の茎が侵入しても面あたりとなり、特に何も施されていない為巻き付きやすい。
本発明品に類する市販品は見あたらない。

発明が解決しようとする課題

刈払い機のチップとチップの間の逃げ部に切れ刃状の角度を付けた形にすることで 草がチップとチップの間の逃げ部に侵入しても面あたりでなく切れ刃で切断していく 原因の巻き付きが解消でき 作業が容易となり 草刈り効率がアップする。

課題を解決するための手段

チップソーのチップとチップの間の逃げ部に 切れ刃をつける。この部分でも侵入した草を刈払いできることで、チップソーへの草木のからみつきを減少させ草刈り払いが楽に出来るチップソー。

本発明は、チップソーのチップとチップの間の逃げ部に切れ刃をつけ草木の巻き付きを無くすことで 作業者の疲労を軽減することができ、草刈り作業を効率アップすることが出来る。
切れ刃は上側切れ刃 あるいは 下側切れ刃のチップソー。
下側切れ刃は 小石 土などに接触しやすく 切れ刃を損傷させやすいが切れ味効果は高い。
上側切れ刃は これを回避しやすい形状となる構造の草刈りチップソー。

以下、図について本発明の実施例を述べる。
（イ）本発明のチップソーのチップとチップの間の逃げ部のすべてに切れ刃状の角度をつけることで、この逃げ部に草木が侵入しても 刈払える切れ刃にした。
（ロ）逃げ部の切れ刃はチップ付近とえぐり込み部の深いところでは 切れ刃角度を変え、チップのチップのロー付け強さに影響を与えない形状にする。
チップ近くは緩やかな角度にし えぐり部はよく切れるよう角度をよりつける。

発明の効果

本発明は、チップ間の逃げ部に切れ刃を付けることで、草刈払いで巻き付きを減らし草刈り作業の効率と 巻き付かないことで作業安全が計られ、作業者の疲労の軽減につながり、効果的な農作業ができる。

本発明のチップ部図、下面から見た図

１はチップ、２は逃げ部、３はチップソー本体、４は逃げ部の切れ刃、

Claims (2)

1. 草の刈り払いチップソーは超硬のチップがロー付けされ、チップとチップの間は丸く あるいは直線の連続で 逃げが設けられている。この逃げ部に鋭利な切り刃形状の角度を付け、逃げ部に草が入っても切ることが出来る。この部分に入り込んだ草の刈込みを可能としたことで、草の巻き付きを防止できる。
   名称：巻き付き防止チップソー。
2. 草刈払いチップソーのチップとチップ間の逃げ部に切れ刃をソーの上面又は 下面に施したチップソー。