JP2011087463A - 刈払機用の草取具 - Google Patents

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Abstract

【課題】固い地面であっても確実に地中に進入させることができ、なおかつ水田の畦で草刈りをしても畦板を破損させないようにすることができる草取具を提供する。
【解決手段】刈払機20に装着可能となるように中心に装着穴31が形成された平板状の部材であり、回転することにより草を取る草取具30であって、装着穴31を中心とした円形の周縁35の一部が切欠かれて削断部32が形成され、削断部32が形成されている以外の部位の周縁35は、装着穴31を中心とした円形の円弧として形成され、削断部32から円形の周縁35にかけては逃げ角が形成されていないことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、刈払機に着脱可能に設けられる草取具に関する。
刈払機は雑草などを刈り取る装置であり、エンジンや電動モータによって、尖鋭なエッジが形成されたりチップが設けられた刈刃を回転させるものである。
一般的な刈刃は、チップを蝋付け等で固定したものである。このような刈刃は、石などに接触すると、石をはじき飛ばしたり、チップ自体が欠けて飛んでしまうこともある。
そこで、石をはじき飛ばしたり、チップの欠けを防止すべく、種々の刈刃の形状が提案されている。
例えば、特許文献1に示すような除草用回転刃は、通常の刈刃よりも小径であって、地面に対して垂直方向に延びる立ち上げ部位を設け、立ち上げ部位の先端を地面と平行な方向に折り曲げた形状である。
また、特許文献2に示すような除草用回転刃は、基本的構成は円盤状であって、外周から内周に向けて折り返して形成された折返し片が形成され、折返し片以外の縁には飛散防止板が形成されている。
特許文献3に示すような草取り用替え刃は、上方が開口する有底茶碗型の本体から下方に向けて突出する鋼鉄線を複数設けたものである。
特許文献4には、下方に向けて開口する茶碗状の本体に対して、本体の一部を切欠いた構成が開示されている。
実用新案登録公報第3143885号公報 実用新案登録公報第3143570号公報 特開2009−11308号公報 特開2002−233224号公報
上述した特許文献1〜特許文献4の構成では、いずれも下方に突出する部位が存在し、土を掘り起こして植物を根ごと除去するのに役立っている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に示したような刈刃においても、例えば水田の畦の草を刈る場合には、水田の外縁に配置される畦板を傷つけてしまう恐れがある。なお、畦板とは、水田と畦との間に配置させる樹脂製等の板材であり、水田内の水の管理を行うべく設けられるものである。
また、特許文献3に開示されている替え刃では、地面に突き刺さる鋼鉄線が設けられているだけであり、地面を掘り起こして草を除去するようにしているが、鋼鉄線が刺さらないような地面が固い部分では使用することができないという課題がある。
特許文献4に開示されている回転盤においても、地面を掘り起こして草を除去するようにしているが、地面が固い部分では使用することができないという課題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、土砂を飛散させることなく、固い地面であっても確実に地中に進入させることができ、なおかつ水田の畦で草刈りをしても畦板を破損させないようにすることができる刈払機用の草取具を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、本発明にかかる刈払機用の草取具によれば、刈払機に装着可能となるように中心に装着穴が形成された平板状の部材であり、回転することにより草を取る草取具であって、装着穴を中心とした円形の周縁の一部が切欠かれて削断部が形成され、削断部が形成されている以外の部位の周縁は、装着穴を中心とした円形の円弧として形成され、該削断部から円形の周縁にかけては逃げ角が形成されていないことを特徴としている。
この構成を採用することによる作用は、以下の通りである。
従来より一般に販売されている刈刃については、逃げ角が形成されている(図14参照)。逃げ角とは、刃の先端から切削方向に対して形成されている角度であって、切削対象物と刃との間に空間を形成するように設けられている。この逃げ角が形成されていないと、切削対象物を切削することができない。しかし、本願発明では、削断部には逃げ角が形成されておらず、削断部から周縁にかけては単なる円弧が形成されているのみである。このため、石やチップを飛ばしたりせずに安全に草取りができる。特に水田の畦においては、畦板を破損させないようにしつつ草の除去を確実に行える。また、刈払機を傾けることにより容易に地中に進入することができ、地中へ高速回転で進入しても土砂や小石の飛散を防止できる。
なお、本明細書および特許請求の範囲中では、削断とは、刃物等で切断するのではなく、回転力によって削り取ることをいう。
また、削断部を含む周縁には刃が形成されておらず、平板状の表面および裏面に対して側面がほぼ直角に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、刃が形成されていないことにより安全に草取りができる。
また、前記削断部は、装置本体の回転方向に対して直交する方向に端面が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、回転方向に直交する向きに形成された端面が草や根に当接することで、刃が形成されていなくても、草を確実に除去することができる。
前記削断部は、装置本体の回転方向に対して前記端面が露出するように形成されていることを特徴としてもよい。
このようにすることで、端面に草や根が確実に当接することができ、草を確実に除去することができる。
本発明にかかる刈払機用の取付部材によれば、刈払機に装着可能となるように、中心に装着穴が形成された平板状の草取具を複数枚重ね合わせて使用可能とする刈払機用の取付部材であって、前記草取具の装着穴に進入可能な径を有する円柱状の本体部と、本体部の上端において、刈払機の回転駆動力が伝達される受金具に取り付け可能となるように形成されたねじ部と、本体部の下端部において、草取具下面の装着穴の周囲を保持するように装着穴よりも大径に形成されたフランジ部とを有する軸部と、該軸部の本体部の周囲に装着可能な円筒状の部材であって、且つ前記草取具の装着穴の径よりも大径に形成された、前記フランジ部と前記受金具との間で草取具を挟み込む1または複数のカラーとを具備することを特徴としている。
この構成によれば、従来と同様の刈払機に、草取具を所定間隔をあけて複数積層して装着させることができる。そして、固い地面であっても確実に地中に進入させることができ、また深い根も確実に除去することができる。
本発明によれば、水田の畦板を破損させずに草の除去ができる。
草取具を装着した刈払機の先端部分を示す説明図である。 草取具の平面図である。 図2に示した草取具の斜視図である。 草取具の第2の実施形態の平面図である。 草取具の第3の実施形態の平面図である。 草取具の第4の実施形態の平面図である。 草取具の第5の実施形態の平面図である。 草取具の第6の実施形態の平面図である。 草取具の第7の実施形態の平面図である。 草取具の第8の実施形態の平面図である。 草取具を複数枚重ねて装着する場合の取付部材の組立分解図である。 草取具を複数枚重ねて装着する場合の取付部材の側面図である。 取付部材の軸部の他の実施形態を示す側面図である。 逃げ角の説明図である。
(草取具)
以下、本発明に係る草取具の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、刈払機20に草取具30を装着したところを示す。なお、草取具30を装着する刈払機20としては、一般的なものを用いることができる。
刈払機20は、草取具30(本発明の草取具30でなければ、一般的には刈刃)を回転駆動させるエンジン(図示せず)と、エンジンの駆動力を内部に収納されたシャフトで草取具30へ伝達し且つ作業者が手で掴んで操作を行うための操作杆21と、操作杆21の先端部でシャフトの駆動力を下方へ向けて伝達するギアケース22とを有している。
ギアケース22の下部には、草取具30(一般的には刈刃)の上面に当接し保持する受金具23が設けられている。草取具30の下面から保持する押さえ金具24と、受金具23とで草取具30は、ギアケース22の下部に保持される。
受金具23の中心の一部が下方に向けて突出して形成された段部を構成しており、この段部が草取具30に形成された装着穴31(後述する)にはまり込む。
なお、刈払機20としては、エンジン部分を作業者が背負う方式の背負い式であってもよいし、操作杆21の後端部にエンジンが取り付けられている肩掛け式のいずれであってもよい。
以上の刈払機20の構成は、一般的なものであって、本発明の構成には含まれない。
図2は、草取具30を平面視したところを示している。また、図3は、草取具の一部分を斜め上方から見たところを示している。
本実施形態の草取具30は、刈払機20に装着可能な装着穴31が円の中心に形成されていて、平面視するとほぼ円形の金属板で形成されている。
草取具30を構成する金属の種類としてはステンレス等を挙げることができるが、材質としては金属に限られることはなく、硬質プラスチックやセラミック等であってもよい。
草取具30の板厚としては1.0mm〜1.5mm程度が好ましいと考えられる。
草取具30には、円の周縁の一部が切欠かれた削断部32が複数箇所に形成されている。本実施形態では、削断部32は、円の中心を対称として4箇所に形成されている。
草取具30の削断部32には、逃げ角が形成されておらず、削断面34の頂点34aから回転方向とは逆方向に向けて円弧が形成されている。逃げ角が形成されていないことにより、草取具30が回転したとしても削断面34の頂点34aで切削が行われることがなく、土砂や小石の飛散を最小限に抑えることができる。
また、水田の畦の草を刈る場合において、水田に水の管理のために配置される畦板が存在していても畦板を破損させないようにして草取りができる。
さらに、図3に示すように、草取具30の周縁部には刃が形成されておらず、周縁35は表面(上面)30a、裏面(下面)30bに対して直角な面を構成している。ここで、草取具30の周縁とは、削断部32の周縁も含めた部分であり、草取具30の外周全体のことを指している。
また、刃を設けないことにより、草取具30を地中に進入させても草取具30自身の破損のおそれがない。草取具30を地中に進入させることによって、草を根から除去することができる。
なお、従来のように逃げ角が形成されていて対象物を切削することを目的としている場合には、長期間使用すると削断部の頂点が摩耗して丸くなり逃げ角が無くなってしまう。このような場合には、逃げ角を出すために研磨の必要があったが、本願発明の草取具30では、削断面34の頂点34aが丸くなっても研磨の必要が無く、ランニングコストも低減できる。
本実施形態の削断部32は、回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる削断面34が形成されている。この削断面34が草(あるいは根:以下同じ)に対して当接することによって確実に草を刈る(除去する)ことができる。
また、削断面34は、回転方向に対して露出するように形成されている。すなわち、削断面34に対して直交する方向(円の周方向)に導入面36が形成されるように削断部32が形成されている。
上記の導入面36は、回転方向に直交する削断面34を、回転方向に露出させるために切欠かれているものではあるが、さらに削断面34へ草をガイドする機能も有している。
また、導入面36が形成されていることによって、回転方向に対して露出する削断面34の長さ34bは約10mm程度が好ましいことが実験的に判明している。
なお、本実施形態では導入面36の形成位置は、削断面34を形成する切り込みの長さのほぼ半分程度の位置である。このため、削断部32には、削断面34の円の中心方向に向けて延長する位置に、導入面36よりも円の中心方向に向けて逃がし部38が形成される。
逃がし部38の径方向中心側端部は、平面視円弧状に形成された端部39が形成されている。削断面34に当接しただけでは切断できなかった草は、最終的に削断面34の延長線上にある逃がし部38に沿って径方向の中心側に移動して端部39で刈り取られるものと考えられる。
なお、草取具30が地中に進入して土を掘り起こしていれば、上述してきたような機能に基づいて根を切断しなくてもよい。
なお、削断部32の形状は、上述したような形状に限定されるものではない。
例えば、図4に示す形状の削断部32は、回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる削断面34が形成され、この削断面34の径方向中心側端部から直線的に導入面36が形成されている。
この構成であっても、削断面34の頂点34aには逃げ角が形成されておらず、頂点34aから回転方向と逆方向に円弧が形成されている。
さらに、図5に示す削断部32では、回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる削断面34が形成され、この削断面34の径方向中心側端部から削断面34に対して直交する方向に延びる、導入面36が形成されている。この構成では、削断面34全体が回転方向に対して露出されている。また、この構成も、削断面34の頂点34aには逃げ角が形成されておらず、頂点34aから回転方向と逆方向に円弧が形成されている。
上述してきた図2〜図5に示すような草取具30においては、削断部32の数として、4箇所に削断部32が形成されたものだけを開示したが、削断部32の数としては、このような数に限定されるものではない。
次に、削断部の他の形状の例について説明する。なお、以下に説明する草取具においても、削断部32における削断面34の頂点34aには逃げ角が形成されておらず、頂点34aから回転方向と逆方向に円弧が形成されている。そして、周縁35には刃が形成されておらず、周縁35は表面(上面)30a、裏面(下面)30bに対して直角な面を構成している。
図6の草取具30は、削断部32において、回転方向に向けて凸となるような曲線状の削断面34が形成されている。削断面34は、周縁35を形成する円の曲率半径と近い曲率半径を有する曲線状であるので円弧状の周縁となめらかに接続されており、削断面34には尖鋭の頂点が存在しない。このため、逃げ角も存在しない。
なお、本実施形態における、削断面34を回転方向に露出する導入面36は、削断面34の円の中心側端部39から円の半径方向に延びる直線で構成されている。
図7に示す草取具30は、削断部32において、回転方向に向けて凸となるような曲線状の削断面34が形成されている。本実施形態では、削断面34の頂点34aが存在し、周縁35と接続されている。この頂点34aにも逃げ角が形成されておらず、頂点34aから回転方向と逆向きに円弧状の周縁35が形成されている。
また、削断面34の回転方向前方には、削断面34と対向するように所定の間隔をあけ、回転方向に対しては逆向きに凸となる導入面36が形成されている。削断面34の円の中心側端部39と、導入面36の円の中心側端部41とは、円弧面42で連結されている。
図8に示す草取具30は、削断部32において、回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる削断面34と、この削断面34と所定間隔をあけて回転方向の前方に形成された回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる導入面36とを有している。削断面34と導入面36とは非平行である。本実施形態では、削断面34の頂点34aが存在し、周縁35と接続されている。この頂点34aにも逃げ角が形成されておらず、頂点34aから回転方向と逆向きに円弧状の周縁35が形成されている。
また、削断面34の円の中心側端部39と、導入面36の円の中心側端部41とは、円弧面42で連結されている。
本実施形態では、このように回転方向(周方向)を直線の端面で囲まれた削断部32が、装着穴31の周囲に8つ形成されている。このため、草取具30を平面視すると歯車のような形状となっている。
図9に示す草取具30は、削断部32において、回転方向に向けて凸となるような曲線状の削断面34が形成されている。削断面34は、周縁35を形成する円の曲率半径と近い曲率半径を有する曲線状であるので円弧状の周縁となめらかに接続されており、削断面34には尖鋭の頂点が存在しない。このため、逃げ角も存在しない。
また、削断面34の回転方向前方には、削断面34と対向するように所定の間隔をあけ、回転方向に対しては逆向きに凸となる導入面36が形成されている。削断面34の円の中心側端部39と、導入面36の円の中心側端部41とは、円弧面42で連結されている。
本実施形態では、削断部32は4箇所形成されている。このため、草取具30を平面視すると、花びらが4枚ついている花をモチーフとした図形のように見える。
図10に示す草取具30は、回転方向に直交する方向(径方向)に伸びる所定幅の溝状の削断部32が複数個所に形成されてなる。この削断部32は、回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる削断面34と、この削断面34と所定間隔をあけて回転方向の前方に形成された回転方向に対して直交する方向(円の径方向)に延びる導入面36とを有している。削断面34と導入面36とは平行である。
削断部32の円の中心側端部は、平面視円弧状に形成された端部39が形成されている。
本実施形態では、削断面34の頂点34aが存在し、周縁35と接続されている。この頂点34aにも逃げ角が形成されておらず、頂点34aから回転方向と逆向きに円弧状の周縁35が形成されている。
なお、本実施形態では、削断部32は円の中心を挟んだ対向位置に2箇所形成されているが、削断部32の数は2箇所に限定されることはない。
(草取具を複数枚重ねて使用する実施形態)
次に、上述してきた草取具を複数枚、所定間隔をあけて重ねて使用する実施形態について説明する。
図11〜図12に、複数枚の草取具30を複数枚重ねて装着したところを示す。
草取具30を複数枚重ねるために、取付部材70を用いる。取付部材70は、草取具30の中心に形成されている装着穴31に下方から挿入する軸部60と、軸部60の外周に装着される1または複数のカラー62とを備える。
軸部60は、草取具30の装着穴31を貫通するように装着穴31よりも小径に形成された円柱状の本体部64と、本体部64の下端部に形成され、草取具30下面の装着穴31の周囲に当接して草取具30を押さえるフランジ部66とが形成されている。また、軸部60の上端部は、刈払機20の受金具23に形成されたねじ穴(図示せず)に螺合可能なねじ部67が形成されている。本実施形態では、受金具23には雌ねじが形成されているので、軸部60のねじ部67は雄ねじとなっている。
また、本実施形態の取付部材70は、2つのカラー62,62を備えている。カラー62は、軸部60の本体部64に装着可能に形成された円筒状の部材である。カラー62の内径は本体部64の径よりもやや大径であり、且つカラー62の外形は装着穴31の径よりも大径である。このため、カラー62の上下両端部において草取具30の装着穴31の周囲を保持することができる。
また、カラー62の軸線方向長さ(上下方向長さ)が、草取具30どうしの間隔を決定する。このため、草取具30どうしの間隔を短くしたい場合には、カラー62の軸線方向長さを短くし、草取具30どうしの間隔を広げたい場合には、カラー62の軸線方向長さを長くする。
なお、カラー62の軸線方向長さに合わせて軸部60の本体部64の長さを調整する必要がある。カラー62の上端面または草取具30が、受金具23との間で確実に固定させるためである。
本実施形態では、2枚の草取具30を2つのカラー62を用いて重ねて取り付けている。
下方に位置する草取具30は、フランジ部66の上面と下方に位置するカラー62の下面によって挟み込まれる。
上方に位置する草取具30は、下方に位置するカラー62の上面と上方に位置するカラー62の下面によって挟み込まれる。
そして、上方に位置するカラー62の上面が受金具23の下面に当接して固定される。
この実施形態では、上方に位置する草取具30の位置がカラー62の軸線方向長さ分だけ下方に位置するように設けられるが、上方のカラーを設けずにカラー62は1つだけとし、上方に位置する草取具30の上面が受金具23の下面に直接当接するようにしてもよい。この場合、カラー62が1つ不要となる分、軸部60の本体部64の長さもカラー62の軸線方向長さ分だけ短くする必要がある。
カラー62の数を調整することにより、装着する草取具30の数は2枚だけではなく、3枚以上とすることができる。
図13に、軸部の他の実施形態を示す。
この軸部60は、ねじ部67が雄ねじではなく雌ねじとなっている。この場合には、刈払機20の受金具23は雄ねじとなっていることが必要である。
以上、本発明につき好適な実施形態を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
20 刈払機
21 操作杆
22 ギアケース
23 受金具
24 押さえ金具
30 草取具
31 装着穴
32 削断部
34 削断面
34a 頂点
35 周縁
36 導入面
38 逃げ部
39 端部
39 中心側端部
41 中心側端部
42 円弧面
60 軸部
62 カラー
64 本体部
66 フランジ部
67 ねじ部
70 取付部材

Claims (5)

  1. 刈払機に装着可能となるように中心に装着穴が形成された平板状の部材であり、回転することにより草を取る草取具であって、
    装着穴を中心とした円形の周縁の一部が切欠かれて削断部が形成され、
    削断部が形成されている以外の部位の周縁は、装着穴を中心とした円形の円弧として形成され、
    該削断部から円形の周縁にかけては逃げ角が形成されていないことを特徴とする刈払機用の草取具。
  2. 前記削断部を含む周縁には刃が形成されておらず、平板状の表面および裏面に対して側面がほぼ直角に形成されていることを特徴とする請求項1記載の刈払機用の草取具。
  3. 前記削断部は、装置本体の回転方向に対して直交する方向に端面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の刈払機用の草取具。
  4. 前記削断部は、装置本体の回転方向に対して前記端面が露出するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の刈払機用の草取具。
  5. 請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項記載の草取具を複数枚重ね合わせて使用可能とする刈払機用の取付部材であって、
    前記草取具の装着穴に進入可能な径を有する円柱状の本体部と、本体部の上端において、刈払機の回転駆動力が伝達される受金具に取り付け可能となるように形成されたねじ部と、本体部の下端部において、草取具下面の装着穴の周囲を保持するように装着穴よりも大径に形成されたフランジ部とを有する軸部と、
    該軸部の本体部の周囲に装着可能な円筒状の部材であって、且つ前記草取具の装着穴の径よりも大径に形成された、前記フランジ部と前記受金具との間で草取具を挟み込む1または複数のカラーとを具備することを特徴とする刈り払機用の取付部材。
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